あさよる大賞・今年読んでよかった本編

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年内最後の更新です(たぶん)。今年は、ざっと集計すると約450冊くらいの本を読んで、ブログでは228冊を紹介しました。

今年読んだ本の中から、読んでよかった本を無理くり選んでみた。選考基準は、その本を読んで、ものの見方や考え方がかわった本。こんな本が読みたかった本。今後の自分に影響がありそうな感じがする本。と、あとは気分! 順不同です。

ではでは、今年も残りわずかですが、みなさま良いお年を~(^^)/

『脳科学者の母が、認知症になる』/恩蔵絢子

認知症で今まで出来ていたことが出来なくなったり、人の補助が必要になったとき、本人の戸惑いやショック、家族に弱いところを見せたくない気持ちが合わさって、「おかしな行動」に見えてしまうという指摘が目からウロコだった。

認知症に限らず、病気や怪我などで介助が必要になったとき、自分自身が一番に動揺しているだろうし、なかなか受け入れ難いだろう。だけど、健康な人にとっては、そんな気持ちに共感しにくいから、「人格が変わってしまった」と見えてしまうのかもしれない。

わたしは認知症に対して、思い込みや偏見を持っていたと思い知った。

『ごみ収集という仕事』/藤井誠一郎

とにかく「ごみは分別しよう」と思う。

行政の仕事はなんでもかんでも民営化や民間委託すればいいってわけではなく、しっかりと行政がやるべき仕事もある。ごみ収集は街の衛生状態や治安にかかわる重大な事柄だ。

そして、ハードな仕事なうえに、デリケートな情報を扱う仕事でもあり、職員の細やかで臨機応変な仕事ぶりは、なかなか一朝一夕で誰でもできるものではないと思った。

『「教養」とは何か』/阿部謹也

よく「日本人はホンネとタテマエがあって~」という話がなされるが、なぜわたしたちは本音と建前の二重構造を持っているのか。表向きは、明治に近代化したとき西洋から輸入した「社会」を掲げながら、伝統的な「世間」も捨てずに持ち続けた。今もそれは続いている。

そして「教養」とは、自分はいかに生きるのかを考えることである。だから、日本人にとっては、本音の建て前、つまり「世間」と「社会」の二重構造を理解し、その中でどう生きるのかを考えることだ。

わたしは二つの相反する思想を持つのが許せなかった。つまり、わたしには教養がなかった。これからの自分の考え方に影響が出てくる本だったと思う。

『オオカミと野生のイヌ』/近藤雄生,澤井聖一

ブログでは取り上げてません。オオカミと野生のイヌの写真集で、オオカミとイヌについてのことが書かれている。

イヌなんて超身近な生き物だけれども、知らないことばかりだった。飼い犬の犬種の中で、オオカミに一番近いのは柴犬なんだろうだ。柴犬を相棒に欲しくなった。

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』/新井紀子

日本人の文章の読解力が低下している&AIはすでにMARCH合格レベルに達している。つまり、日本人の多くは、すでにAIに追い抜かれている。

AIが、優秀な人材の知能を上回ることは難しそうだけれども、多くの人よりは優秀である事実に、警鐘を鳴らす。子どもの学習の話題の話ではく、大人も同じ。じっくり腰を落ち着けて読めば理解できるはずの文章を読解できない人が増えている。

わたしも一応、読書感想ブログなんてやっているから「ヤバいぞ」と感じる。

『人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される』/SCRAP

ゲームブックは子どもの頃好きだったけれども、大人になって初めて読んだかも。脱出ゲームと人狼が合わさったようなお話で、パズルを解けないと先へ進めない。

読んでよかった本に選んだ理由は、「こういう本でもブログ記事になるんだなぁ」ということw ただ、ネタバレ絶対ダメだから、書けることが少ないもんなぁ。

『生き物はどのように土にかえるのか』/大園享司

良書。「生き物は死ぬと土へ還る」と言うけれども、具体的にどのように還ってゆくのか。ゾウやクジラ、植物や菌類が、死んだあとどうなってゆくのか追いかける。

わたしたちは火葬されてしまうのは、なんだか悲しい気がします。

『太らない間食』/足立香代子

わたし、食品について勉強したくて、実は大学の授業を履修して単位まで取ったんですが、正直『太らない間食』に書いてあるようなことが知りたかっただけなんだ!

血糖値を上手にコントロールできるように、間食も適切に取ろう。我慢すりゃいいってもんじゃないのだ。

『見た目が若いは、武器になる。』/八藤浩志

年齢よりも若く見える方法が紹介される本なんだけど、その中で「毎日自撮りする」ってテクニックがあって、わりとマジメに写真を撮ってます。真顔の自撮り写真が溜まってくるのが困るのですが……w

毎日写真を撮っていると、顔の左右差とか、髪や肌の質感とか、口角の上がり具合とか、今まで気にしてなかったことが目につく。それを日々、ちょっとずつ微調整していると、確かになんか、顔が変わった気がする。

『0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方』/鶴見済

「お金がなくても幸せに生きる」ためのスキルと知識が必要だ。お金はあるに越したことはないけれども、お金がない=不幸だと、多くの人が不幸になってしまう。

『0円で生きる』では、「もらう・あげる」「シェア・共有する」「ゴミを拾う」「元手0円から稼ぐ」「助け合う・ボランティア」「行政からもらう・公共サービス」「自然界からもらう」と、実際に著者らがやってみた記録だ。

わたしも隣家の庭の借景を楽んでいるし、みかんや白菜も人からもらう。お金持ちではなくても、豊かに生きることができればいいね。

『部屋を活かせば人生が変わる』/部屋を考える会

最近上手くいかないのは、部屋が悪いからだ! という天啓をもらえるw

部屋は身体を休め、英気を養い、モチベーションを高める大事な大事な空間だ。それを疎かにしていると、仕事のパフォーマンスも上がらない。だから、良い部屋づくりはかなり重要!

ときめきや断捨離ではなく、「掃除をしやすい部屋」を追求する。

『サブカルで食う』/大槻ケンヂ

「サブカル」って何なのかわかってなかったけど、なんとなくわかった気がする。本書では「アングラ」に「笑い」を足したものと紹介されている。

わたしもオーケンさんが言うところの「自分学校」で自習する10代だったけれども、わたしはサブカルにはならなかったなぁ。

『専業主婦は2億円損をする』/橘玲

タイトルがショッキングだけど、内容は手堅く真面目な話なのは、橘玲さんの本の定番だ。

結論は「フリーで働く」「外国へ移住する」。この二つのカードをきれる状態を用意しておくことが勧められている。その理由を説明するのが本書。

橘玲さんの他の本でも、同じロジックで同じ結論の本がいくつかあるけれども、この本が読みやすく分かりやすかったから、これを選んだ。

『単純な脳、複雑な「私」』/池谷裕二

「自我の芽生え」というが、本当に自我が芽生える瞬間があるらしい。それを脳科学的な視点を交えながら紹介する。

わたしたちは生まれてからずっと他者を観察している。お友達に、いじわるすると泣いたり怒ったり、親切にすると喜んだりする様子を観察しているうちに、人には「心」があることに気づく。そしてあるとき、他人と同じように、自分にも「心」があることを見出す。

「私」という自我は、脳の中にあるのではなく、他社のと関わりの中で発見されるもの。自分の体の外から自分を観察するような「複雑な私」なのだ。

この視点は面白く、今まで考えたこともなかった事柄だった。

『科学がつきとめた「運のいい人」』/中野信子

「運」とか「占い」とか、そんな非科学的なことは大嫌いだったが、今年はその考えがすっかりなくなってしまった一年だったかもしれない。「運」としか呼べないものは実際に存在するし、「占い」のない社会はないんだから、それ抜きで社会を考えられないだろう。

本書では「運がいい人」が持っている特徴が挙げられる。一言で言えば「心がけ」かな? 人から好かれ、前向きな人は、チャンスが回ってくる回数が増える。周りに人も集まってくる。

運のいい人になるのは、自分にとっても、周囲の人にとっても良いことだ。

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