心理学

『はじめての嘘の心理学』|嘘を見抜けば誰もが〈正直者〉

『はじめての嘘の心理学』挿絵イラスト

こんにちは。嘘をつくのが下手な あさよるです。より正確にいうと、嘘をついても途中で嘘の設定を守り続けるのが面倒くさくなって、投げ出しちゃうというのが正しいw 嘘はバレるというよりも、「嘘をバラしてしまう」という感じでしょうか。なので、なるべく嘘は言わないように気を付けています。まあ、正直にズケズケモノを言いすぎるのは、嘘つきよりも嫌われる気がしますが(苦笑)。

今回手に取ったのはゆうきゆうさんの『はじめての嘘の心理学』です。ゆうきゆうさんって、ネットでマンガを読んだことがありましたが、本で読むのは初めて。本書ではマンガは すぎやまえみこさんが担当なさっています。

3つの嘘ツキがいる

本書『はじめての嘘の心理学』では、人の「嘘」をテーマに心理学的なアプローチで、人の本音を探る内容です。言葉のみならず、ジェスチャーや姿勢などの非言語の情報も使って、心理学的に「嘘」を見抜いてやろうという試みなのです。嘘をついているとき、外見や仕草に焦りや後ろめたさが表れるそうです。手足の動きや視線、表情、姿勢、話し方をチェックしましょう。

ます「嘘」とは「だますことによって、ある目的を果たそうとする意識的な虚偽(真実ではないこと)の発言」と定義されています。嘘には3つの特徴があります。

1 虚偽の意識がある

虚偽とは「偽り(本当ではないこと)と意識的に真実(本当)のように見せかけること」をいいます。つまり、嘘つきは自分の話していることや書いていることが真実ではないと知っているのです。

2 だまそうとしている

本当ではないこと、事実とは違うこと、間違っていることを相手にしんじこませようとします。つまり、嘘つきは意図的・計画的に相手をだまそうとしている人のことです。

3 嘘の目的が明確である

自分が利益を得たり、悪口や避難から逃れたり、あるいは自分を守るためだったりなど、嘘をつく目的がはっきりしています。ただし、必ずしも自分の利益のためだけではなく、他人やグループ、集団のために嘘をつく場合もあります。

p.3

よって、勘違いや記憶違いなど、本人が真実だと思って言う嘘は、ここでは「嘘」には含まれません。本書では、意図的に「嘘」をつき、自分や自分の属する集団が利益を得るための嘘を見破るためのテクニックが紹介されています。

マンガと解説を、他人事のように笑って読もう

本書は一つの嘘のシチュエーションごと、見開き2ページで構成されています。見開きの3/2の面積はマンガと図解です。このマンガもコミカルで楽しいのが本書の良いところ。「ほうほう、こんな人いるな~」「ああ、この発言聞いたことあるー」と、自分のことを棚に上げて読むと楽しいものです。

反対に、自分の言動に当てはめた途端、冷や汗が……あさよるは、嘘をつき通すのが面倒なので、嘘はつかないように気を付けているのですが、自分でもなんだかよくわらない見栄を張ったり、意味のない嘘を言ってしまうことがあります。何かを「隠したい」という本音が無意識に働いているのでしょうか……。

また同時に、顔色一つ変えずに嘘をつく人や、完全に自分の都合の良いように記憶を改ざんしているとしか思えない人がたまにいますが、本書を読むと想像以上に「ヤバイ人」なのかも……と不安になってきました。嘘をつくと、なんらかの「後ろめたさ」が隠せないのが普通なのに、平然と嘘を吐き通せるって……。

嘘で本音がわかる

本書の面白いところは、「嘘」を扱っているのですが、その嘘が見破ることができれば、人は饒舌に「真実を語っている」ということになります。嘘は「騙されるから嘘」なのであり、騙されさえしなければ、相手は饒舌に真実を語る者のように見えるかも?

また、騙されやすい人も紹介されています。

  • すぐにその気になりやすい(話を真に受けやすい)
  • はっきり断れない
  • 「お得」に弱い
  • おだてられると嬉しい
  • 自分は騙されないと思ってる
  • 権威に弱い、ブランド物に弱い
  • 深く考えるのが苦手
  • お人好し、人を信じてる方が楽だと思ってる
  • 自信がない
  • 不安感が高い

自分が騙されやすい人に当てはまっているなら、自分に言い寄ってくる人は「騙そう」としているのかも? という警戒の仕方もアリでしょうか。

嘘はバレている

『はじめての嘘の心理学』挿絵イラスト

本書『はじめての嘘の心理学』を読んでわかったのは、「嘘はバレる」ということw ご自身に「絶対バレない」という自身がおありなら別ですが、そうでないなら、嘘は必ずバレていると考えておく方が無難そうです。なぜなら、嘘の事例がたくさん挙げられているんですが、どれも「見たことある」し「多分同じ状況なら気づくだろう」と思うものばかりだから。

また、相手を騙して自分の利益を得るための「嘘」には、「見栄」やコンプレックスを隠す嘘も含まれます。思わず見栄を張ったり、虚勢を張っても、やっぱり不自然だし、いつかそのうち相手に伝わっちゃうんじゃないかと思いました。なので、見栄やコンプレックスも、「相手にバレている」と考えておいた方が無難かも。

それを踏まえた上でも、嘘をついたり見栄や虚勢を張っちゃうのが「人情」ってもんですから、相手の嘘も多めに見るようにしようと思います。なぜなら、自分もまた誰かに多めに見てもらってるだろうから。

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『パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史』|アヤシイ雰囲気にワクワクしちゃう

こんにちは。ナゾなもの、フシギなものに気が取られちゃう あさよるです。本書『パブロフの犬』もタイトルだけ見て「読んでみたい」と思いました。なぜかというと、あさよるは完全に〈シュレーディンガーの猫〉と勘違いしていたからでしたw 読み始めてしばらくするまで気づいていなかったw

パブロフの犬とは、ベルを鳴らしてからエサを犬に与えていると、ベルの音を聞くだけで犬はヨダレをたらすようになるアレ。梅干を見たら唾なアレ。心理学のお話です。人間の心理学だけでなく、動物に知能があるのか? 動物に心があるのか? 誰もがソボクに気になっちゃうことも、ちゃんと過去に実験がなされているんです。

……ちなみに、本書のシリーズで〈シュレーディンガーの猫〉もあるそうですw こっちもまた読みたいデス。

心理学の50の実験:心ってなんだ?

本書『パブロフの犬』は心理学の重要な50の実験を歴史順に並べたもので、心理学入門編であり、心理学の歴史がわかるという仕掛けになっています。

一番最初に紹介されるのはダーウィンの研究で、ミミズに知能があることが実験により発見されました。ミミズは自分で掘った穴に木の葉を引っぱり込んで蓋をします。しかも、穴に刺さっているのは先がとがった葉っぱが多いのです。ミミズは葉っぱの形が分かっているの?と、ダーウィンは子どもたちと一緒に観察を始めました。反対に言うと、この時代までミミズに知能があるとは思われてなかったってこと?

ネズミは道を覚えられるのか?や、タイトルにもなっているパブロフの犬の実験(犬にベルを鳴らしてからエサを与え続けると、ベルの音を聞いただけでヨダレを出す)。被験者を囚人と監視員に振り分けると、監視員たちが囚人を虐待し始めた実験。吊り橋効果やなど、有名な心理実験のあらましも紹介されています。

我々は〈自由な心〉を持っているように思えますが、それも環境や学習により書き換えられ、行動に変化をもたらします。それは無意識にも。つい「他の〈みんなの意見〉が正しい」と思い込み、目の前の一目瞭然の事実すら見えなくなってしまいます。どうやら、周りの人の考えに流されてしまうのは、勇気や根性の話ではなく、心理的に「自分がおかしい」「自分が間違っている」と思ってしまうからみたいなのです。

自分の心ってなんだろう。自分の意志ってなんだろう。みんながこう言ってる。みんなそうしている。これって、いったい何だろう?

オールカラーでイラストも賑やかに

本書は心理学の入門的一冊ですので、多くのトピックスは見開き2ページで収まる程度の長さがほとんどです。しかも、ポップなイラストが散りばめていて、なにやら禍々しい雰囲気がたまりません。

見開きページ例をご覧ください。

『パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史』見開きイメージ

パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史 (創元ビジュアル科学シリーズ1) | アダム・ハート=デイヴィス, 山崎 正浩 |本 | 通販 | Amazon

古い書物をひも解き、魔法の本を読んでいるかのような演出。見ているだけでワクワクしちゃいます。あさよるも、ヴィジュアルイメージがカッコよくて本書を手に取りました。

あさよる的には〈読みやすさ〉という点では白い紙に挿絵ナシの方が読みやすいと思います。しかしこの〈特別感〉は魅力的。知らない世界を誘ってくれるに相応しい雰囲気です。

中高生にオススメ!

本書『パブロフの犬』は好奇心と探究心にあふれる中高生に贈りたい一冊です。もちろん大人も読んでも面白いけれども、なんかこのアヤシイ空気感は、絶対年頃の人に合うと思うんですよ! というか、あさよるもその頃に本書を読みたかった!!

アヤシイ雰囲気も、考えるとコワイ実験やもっとコワイ結果の数々や、禍々しいイラストも、世界観がワクワクしちゃいます。

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『「自分の言葉」で人を動かす』|本音は伝わる、嘘はバレる

こんにちは。いつも人に真意が伝わらない あさよるです。モヤッとしたまま過ごすこと多し……。

人に思いを伝える。ごく当たり前のコミュニケーションです。「人に思いを伝えたい」という願いもまた、ごく当たり前の願望です。だけど……自分言葉が他人に伝わらない!そんなコミュニケーションへの不満や悩みを抱えている人は、たぶん多いはず。一方で、スルッと人の心に入り込む言葉もあります。なんであの言葉は伝わるのに、私の言葉は伝わらないんだろう?

「話したい」から「教えたい」へ

本書『「自分の言葉」で人を動かす』では、自分の言葉を引き出し、相手の動かし方を知り、自分の言葉の強め方が紹介されています。

自分の言葉の引き出し方、強め方。めっちゃ簡単に言っちゃえば「誰かに教えたいっ!」ってことを優先すること。「言いたいこと」「聞いてほしいこと」じゃなく、「教えたい!」なんです。自分にとっては何の得にもならない、儲からない話でも思わず人に教えたくなっちゃう情報。それは、話を聞いている方にとっても真実味を感じてくれます。だって、何の得もないのに教えてくれるってことは、真実だろうと思うんですね。

例として、定食屋さんに入ったとき「オススメありますか?」と聞いたら「いいネギが入ったからすき焼がいいよ」と教えてくれた。で、そのネギを作っている農家の人がいかにネギを愛しているかという情報を教えてくれました。そりゃもう、すき焼き頼むしかないですよね(笑)。別にそのお店は、他のお店と比べてすごく綺麗でもないし、すごく良いわけでもない。でも、なんとなくそのお店に通いたくなっちゃう。これが、人に伝える力。言葉の力。「教えたい」を伝えることなんです。

「言いたい」「認められたい」はどうでもいい

 言いたいことを話すと「マジ、どうでもいい」と思われる。
認められたくて話すと「噓っぽい」「つまらない」と思われる。

p.55

苦笑いしつつ「ごもっとも」と納得せざるを得ません(;’∀’)

しかし、「教えたい」という願望は、「言いたい」と「認められたい」とも違っています。言わば、「言いたい」と「教えたい」の間が「教えたい」とも言えます。

「教えたいことは?」という視点で物事を見たとき、まず相手の存在を意識せざるを得ません。教えるという行為自体、「誰に」が必ずセットになるからです。
そしてその相手を想像しながら、「この話だったら共感してくれるかも」「相手にメリットがあるかも」と自然に考えられるようになります。
となれば、単に「言いたい」だけの自分本位から抜けらせることができます。ここに、相手の立場、相手本位の視点でもありません。
 そもそも「教えたい」という感情は、本音がベースでないと決して湧き上がってこない感情です。
この本音を抑えてまで「認めてもらおう」と考えてしまうから、自分の思っていることをセーブしたり、相手の枠の中に収まろうとしたりして、自分が消えてしまうのです。

p.55-56

「言いたい」というのは、自分よがりな感情です。自分の思うことを言いたい!反対に、「認めてもらいたい」という欲求は、相手に決定権をすべて与えてしまっています。認めるか、認めないかを決めるのは他人であって、自分ではないのです。だから、自分の気持ちを押し殺したり、ときには偽りの自分に徹することもあるでしょう。

しかし、「教えたい」という欲求は、ちょうど「言いたい」と「認められたい」の間だというのです。自分よがりというほど自分中心でもなく、相手がいるから「教えたい」と思っている。しかし、何もかも主導権を相手に譲っているわけでもなく、自分の思い、自分の本音が核にあります。決して、自分を抑圧しているわけじゃありません。

だから、自分よがりでもなく、偽りの言葉でもない、「教えたい」という欲求から発せられる言葉に、他人は耳を傾けてくれるんですね。

会話の勘違い集

あさよる的に、勘違い例がズキッと胸に刺さったので、簡単に挙げておきます。

  • 勘違いその1 論理的に伝えれば、人は動く

人は論理よりも感情を優先します。正しいことが行動に結びつくとは限りません。

  • 勘違いその2 知名度が上がれば、人は動く

有名になれば売れるとか、テレビで話せば話を聞いてくれるというものではありません。やっぱり「教えたいこと」が含まれていて始めて、人に伝わり行動を促すのです。

  • 勘違いその3 テクニックを使えば、人は動く

テンプレを使えば人が思い通りに動くなんてこと、ない!テンプレを使って楽をすることで、自分の考えとは違ったことをプレゼンしてしまう自体になってしまう。人に教えたくなる「本音」の力が必要なのです。

感情を動かす

本書『「自分の言葉」で人を動かす』では、本音で語り、他人の感情に訴えかけるよう呼びかけます。もちろんそれは、普段のプライベートなコミュニケーションもでしょうが、仕事でのプレゼンでも同じです。取り繕った、相手に気に入って欲しいがために心にもないことを言うのではなく、だからといって一方的に言いたいことを言うわけでもない。本心からの「教えたいこと」を話すのです。

すると相手も、本音で話すあなたの話に耳を傾け、行動へ結びつく。嘘の言葉では、相手に伝わらないんですね。

話を伝えるテクニックを紹介する本はたくさんありますが、勉強すればするほど、そもそも素朴な「本音が伝わる」「嘘はバレる」ってことが置き去りになっちゃってるような方。ハッと初心に戻る気がします。

そして、これから伝え方を知りたいなぁって方は、難しく考えすぎず、単純で簡単なことなんだって教えてくれる本書は、ゴリゴリに凝り固まらずに良いんじゃないかと思います。

あさよるは、学生の頃にこの本を読んでいたら「本音が伝わるなんてキレイごとだぁ!」と逆に信じれなかった気がしますw 今だからこそ「それな」と同意できる気がする(;’∀’)>

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メンタリストDaiGo『メンタリズム 恋愛の絶対法則』|メンタリズムで恋も攻略できる?

こんにちは。メンタリストGaiGoさんに、軽くファンになりそうな あさよるです。きっかけは、当あさよるネットでDaiGoさんの書籍を紹介したことから始まります。中でも『人を操る禁断の文章術』は、使っております(^^♪

なんでアイツばっかり人気者?|『人を操る禁断の文章術』

で、メンタリストDaiGoさんってどんな人なの?とYouTubeチャンネルを見始めまして、結構砕けた雰囲気とか、若干オタク入ってる喋り方とか、親しみを感じましたw

そして、他の本を読んでみようと。前から気になっていた『メンタリズム 恋愛の絶対法則』という、恋愛本を手に取ったのでありました!恋愛もメンタリズムで攻略!?

自己分析から攻略法を!

まず、〈メンタリズム恋愛チェック〉から始めます。

  • 「あなた」はどんな人ですか?
  • 「あなたが求める相手」はどんな人ですか?

それぞれ20個、箇条書きで挙げましょう。20個、多いですよ。あさよるもさっそく、コピー用紙に20の項目を書き出してみました。

若干ピンボケしてるんですが、大したこと書いてないのでお許しを…(;´∀`)>

これね、ほんとに20挙げるの難しいんですよね。まず〈「あなた」が求めるのはどんな人〉から埋めてゆきました。最初に「メガネ」とか分けわからんことを書いてますが(メガネ男子好き)、後は結構ガチな条件が挙げられたんじゃなかろうか。

〈「あなた」はどんな人ですか?〉も難しいですね。自分のことって客観視できないや。

自己チェックの仕方

この20の項目は、順番に意味があります。

まず〈「あなた」はどんな人ですか?〉の1~10に書いたことは、誰もがわかる自分のこと。つまり「こういう風に見られたいな」と振る舞っていること。「偽りの自分」とも言えるそう。

11~15までが、自分の意識化された要求。深層心理、自分を表現する言葉。

そして16~20は、最後に絞りだした「無意識の欲求」「抑圧された悩み」だそう。自分の意識下にある本質を表します(確かに、“猫派”は本質である)。

11~20にネガティブな項目が多いなら、意識して明るい印象をを相手に与えないと、暗い人に思われてしまいます。16~20の深層心理で、自分を褒めることばかり書いている人は、もっと人から褒められたい願望があるのかもしれません。

こうやって〈自分を客観視〉することが重要です。恋愛はなおのこと、個人と個人の関わりですから、自分の言を知っておく必要があるんですね。

理想の相手チェック

〈「あなたの求める人」はどんな人?〉は、過去の恋愛、現在の恋愛と照らし合わせながら見てゆきます。理想の恋とこれまでの恋を振り返り、矛盾や一致/不一致があるか見ます。恋愛がうまくいかなかった人は、理想と大きくかけ離れているのかも。あるいは過去の恋愛に囚われている?

さらに、どの感覚に由来する項目が多いか数えます。ヴィジュアルに関することが多い?音や声に関する聴覚情報が多い?それとも、感覚的なもの(例:サラサラな髪、もちもちの肌、~な感じ)が多い?これで、自分がどの感覚情報を重視しているかわかります。

これは、「NLP」と呼ばれる表象体型です。あさよるネットでも、NLPに関する本を紹介しました。

NLPってなに?『脳と言葉を上手に使う NLPの教科書』

異性とコミュニケーション取れる前提

本書『メンタリズム 恋愛の絶対法則』は、前提として、異性間のコミュニケーションが普通に取れることが前提です。だから「気になる男子と話せない!」とか「女性に話しかけられない!」という人向けではありません。

さらに、過去に異性とつき合った経験のある人が、より想定された読者像なのかな?と想像します。まるで全く初心者への恋愛指南書ではなく、大人の社会人が、これまである程度、異性とも関わりながらやってきて、素敵で魅力的な異性にアプローチをするための本かなぁと思います。

なので、結構ガチといいますか、なんかリアルに「いけそう」な雰囲気がありますw

ネタとして恋愛本で面白かったのは、やっぱ水野愛也こと、水野敬也さんの本ですね。これはノリと勢いで突っ走る感じだったので、水野さんと比べると、メンタリストDaiGoさんのノウハウな、なんか生々しいw

『「美女と野獣」の野獣になる方法』|LOVE理論の文庫版

↓『「美女と野獣」の野獣になる方法』の単行本版です。テレビドラマ化され、kindle版もあるのはコッチ

『スパルタ婚活塾』|軽く見られたくない、けど重い女にもならない方法

成功のイメトレしてるみたい

本書『メンタリズム 恋愛の絶対法則』では、出会いから相手を“落とす”までの感をシミュレートしながら、会話や行動の意味をチェックしてゆきます。これが、まるで自分が他愛もない会話から相手の心をつかむまでのプロセスを一緒にシミュレーションしているようで面白かったです。

しかも、メンタリストDaiGoさんが指導しつつのシミュレーションなわけですから、心強い上に、何と言っても〈成功〉のパターンが知れるんです!何事も成功体験って必要ですから、こんな風に成功のイメトレができるのは、なんかGaiGoさんっぽいなぁと思いました(^^♪

まぁ、書いてあることは「セルフタッチせよ」とか「パーソナルスペースを意識せよ」とか、多くの恋愛本やネットでも語られることですが、それらをメンタリズムの観点から整理して語られてるのも、GaiGoさんだなぁと。

恋愛テクニックも「勝つための戦略」ってノリが好きでした(^^v

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『他人を攻撃せずにはいられない人』|支配欲と全能感の共依存

『他人を攻撃せずにはいられない人』なんともインパクトのあるタイトルです。

“他人を攻撃せずにはいられない人”は、自分の失敗や落ち度さえも、他人に責任転嫁し、攻撃のネタにする。

なにを言っても理屈にもならない理屈で、相手を責め、相手の自尊心や自信をそいでゆきます。

“他人を攻撃せずにはいられない人”のターゲットにされると、以下のようなことが起こります。

1 急に気力がなくなることがある
2 しばしば、罪悪感にさいなまれたり、不信感が募ったりする
3 突然、もうダメだと自信をなくすことがある
4 ときどき、エネルギーがなくなったように感じる
5 反論や反撃をしても、ムダだと思う
6 あの人は、何かにつけて私をけなすので、落ち込む
7 あの人の感情を動かしたり、考えを変えさせたりすることはできないと思う
8 あの人のやっていることは、言っていることと随分違うように感じる
9 あの人の言うことには、曖昧さがあり、どう受け止めたらいいのか困惑する
10 あの人がいると、心身の不調を感じることが多い
(中略)
その場合、一人で悩んでいないで、他の誰かに相談して、助言や助けを求めたほうがいい。自分自身が渦中にいると見えにくいことでも、外から第三者として観察している人にははっきり見えることがあるからである。

『他人を攻撃せずにはいられない人』p.61-62

さらに、職場に“他人を攻撃せずにはいられない人”がいると、職場の雰囲気が悪くなります。

揉め事や不和が増え、病気や事故が増加します。沈滞ムードが蔓延し、全員が疲弊してしまいます。

こんな状況では、どんどん売り上げや成績も落ちてゆきます。すると、“他人を攻撃せずにはいられない人”はその責任を更に他人に擦り付けます。

「お前が悪い」「お前が無能だから」と、更に煽り立てるのです。

するとますます雰囲気が悪くなり……と、負の連鎖が始まります。

待ちかまえるのは、破滅

“他人を攻撃せずにはいられない人”は、あることないこと難癖をつけて、人を糾弾し、委縮させ、思いのままに他人を動かそうとします。

嫌がらせを繰り返し、脅し、人を意のままに動かす「全能感」を感じています。他者を「支配」したい。

それは破滅的な欲求です。そんなこと繰り返していれば、人望を失い、優秀な人から去ってゆきます。待ちかまえているのは「破滅」。

しかし、「破滅」へ突き進もうとも、“他人を攻撃せずにはいられない”。その心理ってなんだ?

やられる側の「全能感」

“他人を攻撃せずにはいられない人”は、攻撃対象が決まっています。

ターゲットになる人は、おとなしく、「他者の欲求」を満たそうとする人です。人を満足させたい、人から評価されたい、認められたいとの願望につけ込まれるのです。

「他者の欲望」を満たそうとする傾向が強いのは、一体どんな人か?(中略)
1 愛情欲求が強く、相手を喜ばせたい、気に入られたいという願望が強い
2 承認欲求が強く、常に周囲から認められたいと望んでいる
3 依存欲求が強く、自立への不安を抱えている
4 不和や葛藤への恐怖が強く、対決や直面をできるだけ避けようとする
5 自分に自信がなく、なかなか断れない
6 いつも他人に合わせてしまうので、自分の意見を言うのは苦手である
7 自分が決め手責任を負うようなことになるよりも、他の誰かに決めてほしい

『他人を攻撃せずにはいられない人』p.161-162

自己の欲求を満たそうと“他人を攻撃せずにはいられない人”と、他者の欲求を満たしたい被害者が出会ったとき、攻撃はエスカレートし、破滅に至るまでやみません。

自己の欲求を満たしたい人 × 他者の欲求を満たしたい人 の間で、ギブアンドテイクが成り立ってしまうという悲惨な結果……。

「他者の欲求」を満たしたい人は、自分の影響力を過信しています。

人はそんなに大きな力は持っていません。たとえ自分ひとりが我慢しようと、誠心誠意接しようと、“他人を攻撃せずにはいられない人”の人間性を変えることなどできないのです。

なのに、不可能な幻想を持っている人物が、“他人を攻撃せずにはいられない人”にとって“良い鴨”になっている。

もちろん、「他者の欲求」は誰でも持っていて、持っていて当然のものです。大切なのは程度の問題。ですから尚更、見極めるのがややこしい。

起こっているのは「共依存」と同じ?

人を攻撃することで自己の欲求を満たす人。他者の欲求を満たすことで承認欲求が満たされる人。

二人が出会ってしまうと、共依存のような関係に陥ってしまいます。お互いにとって、相手が欲求を満たすために必要な相手になってしまうのです。

本書内でも、たとえ話として家庭内のDVや虐待に触れられていました。

アルコール中毒から抜け出せない人は、多くの場合、酒代を提供する出資者がいるそうです。

親や配偶者が、言われるがままにお金を出してしまうことで、ますます依存症から抜け出せない、負の連鎖が起こってしまうのです。

“他人を攻撃せずにはいられない人”も、ターゲットがそれを許すことで加速してしまいます。負の連鎖を断ち切ることが必要です。

他人を攻撃せずにいられない人に出会ったら

“他人を攻撃せずにはいられない人”からターゲットにされてしまったら、とにかく逃げる!

これしかない!

「話せばわかる」「我慢すればいい」「いつか認めてくれる」なんて、幻想でしかありません。誰も、他人の人間性を変えてしまえるような影響力なんて持っていないのです。逃げましょう。

しかし、「逃げる」という行為に後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。それは“他人を攻撃せずにはいられない人”は、ターゲットの罪悪感を煽るのが上手いからです。

「あなたが逆らうから、夫婦仲が上手くいかないんだ」「お前の作った資料が悪いから失敗したんだ」

どんなことも他人のせいで、「お前が悪い」と責任転嫁をするのです。

そんなの難癖!きっぱりと毅然とした態度を取って構いません。

付け込ませない対策を!

“他人を攻撃せずにはいられない人”、いますよね。そういう人。自分がその攻撃対象にさてはたまりません。

その対処法を知るために、まずは“他人を攻撃せずにはいられない人”の特徴と、そして彼らのターゲットになる人の思考を観察する必要があります。

そして、どうやら、彼らのあいだにはなんとも歪なギブアンドテイクが成り立ってしまうという、悲劇が起こっているようです。

しかも、その“芽”は誰もが持っています。「承認欲求」はみんなが持っているものですし、あるべきものです。

人の弱みに巧みに付け込む。“他人を攻撃せずにはいられない人”について、知っておくだけでも今後の対処法の幅が広がるように思います。

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『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』|ド男、ド女と男と女

こんにちは。何歳になっても、人との関わりに悩んだり戸惑う あさよるです。

あさよるは人とツルムのが苦手なので、女性同士の仲良しグループに属し続けるのも息が詰まる気がします。

一人で気ままにおれると良いのになぁと夢見つつ、生きています(笑)。

ですから、他人との関わりについて書かれた書物は……気になって手に取っちゃう機会が多めです。今回は『察しない男 説明しない女』という本を手に取りました。

「ド男」「男」「女」「ド女」あなたはどれ?

はてさて、まず確認せねばならないのは、ここでいう「男」「女」というのは、生物学的な区分ではないことです。思考のクセというか、特徴を大きく2つに分けているんですね。

「オスとメス」とか「陰と陽」とか、対になっているものだと、なんでもいい気もしますが、「男と女」で分けるほうが何かと盛り上がりやすいのかもしれません。

本書『察しない男 説明しない女』の最初には、以下のようなチェックシートが用意されています。ぜひみなさんもチェックしてみてください。

「ド男」「男」「女」「ド女」と4つのタイプに振り分けられます。

『察しない男説明しない女』チェックシート

察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 | 五百田達成 |本 | 通販 | Amazon

ちなみに、あさよるはAが9つだったので「男」でした。

で、思考のタイプを4つに分けて、それぞれのクセを学んでゆくという内容です。

おバカっぽい風味を装っているが……

実際の性ではなく、架空の性(?)で4つに分けるというのは、血液型占いとか、そういう眉唾っぽい雰囲気をバシバシ感じますw

実際に、血液型をはじめ、人間を3つ4つくらいに分け、単純化する“話のネタ”。これ盛り上がる層に向けられた本だと思います。こういうの、大概悪口のネタに昇華されていることが多いので、あさよるは苦手ですがw「鉄板ネタ」であろうことは認識しておりマス。

ですからネタ本として読んでも構いませんが、一応、中身はそれなりに「他者理解」を促すもので、微妙に真面目だったりしますw

いっそ、動物占いみたいに、意味のない動物にでも分類してくれる方が読みやすい気がしましたw

他人の言動は意味不明

『察しない男 説明しない女』は、難しい話を抜きにして「他人の言動は意味不明である」という事実を再確認しました。

「男」「女」というから話がややこしくなるのであって、単純に、人というのは支離滅裂なのであります。それをいかに理解するか?

いいえ、本書『察しない男 説明しない女』は、ハナから理解しようとしていないんです。そう、それは土台無理な話ですから。

ですから「理解する」ことではなく、「折り合いをつける」ことや「許す」ために、どう解釈すればよいのか指南されています。

女の涙は、汗だったのか

あさよるは女性ですが、他の女性が“泣く”タイミングが意味不明に思えます。

クレームをつけられたり、人から注意を受けているときに涙を流す人を見ると「態度が悪い」ようにしか見えないし、「泣いたら許してもらえると思ってるのか!」と非常に腹が立ちます(苦笑)。

少なくとも、あさよる自身はそのタイミングで“泣く”という選択肢は取らないので、理解不能なんですね。

しかし、『察しない男 説明しない女』では、涙がでるのは、一時的に感情がコントロール不能状態に陥り、パニック状態で涙が出るというもの。あくまで生理現象として涙がでるのであって、なぜ泣いているのかは本人も理解していないということで。

生理現象ということは、「暑いと汗をかく」みたいに捉えておけばいいのかしら。

へぇ、そんなもんなのかなぁと勉強になりました。

コミュニケーションは日々勉強?

『察しない男 説明しない女』はあくまで、理解できない他者を受け入れるためのノウハウ集です。

自分が「男」の考え方を持っているなら、「女」を持っている人にどう働きかければいいのか。「女」の考え方をする人は、「男」にどう声をかければいのか。

スムーズなコミュニケーションのための、コツが紹介されているんです。

しかし、何度も言いますが、これを「男と女」に振り分けているのは、非常にややこしい気がします。

外見は男性に見えても「女」の言動をすることもあるし、「男」の女性もいるわけで、こんがらがりません?

まぁ、「男と女」と分けた方が、下世話な感じで盛り上がるのかなぁと思うのですが、どうなんでしょうか。

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