医学、薬学

『すごい筋肉貯金』|今から体力つけないとヤバみがすごい

こんにちは。あさよるです。今週、久々に大阪の文楽劇場に文楽を見に行きました。感想はまたどこかに書きたいなぁと思うのですが、文楽ってね、とにかく長い。午前からの部と午後からの部にわかれてるんだけど、どちらも約4時間あるんですよ。間にお弁当休憩まで挟む。んで、その間ずーっと席にじっと座ってるのが大変なんですよね。客さんはパッと見た感じシニア層が大半なのですが、体力すごいなと感心ばかり。

あさよるは途中ムズムズとしてしまって、中座したい衝動と戦わねばならない…。

何をするにも体力ですよ。余暇を楽しむのも体力勝負ですから、体力はいくらあっても余ることはないのではないかと。そして、あさよるも30代半ばになりまして、少し……いや、結構、体力の心配をするようになっております。なのに、今回読んだ『すごい筋肉貯金』を読むと、女性が体力的にガクっとくるのが閉経後だそうで、今既にガクっと来てるのに、今後どうなるのかと戦々恐々としてしまいました(;^ω^)

100歳まで生きる体を用意する

『すごい筋肉貯金』は、長寿の時代、100歳まで自分の足で歩ける体を作るよう呼び掛けるシニア向けの本です。「人生100年時代」なんて言われていますから、大事に身体を使わないといけません。

運動も無暗にやれば良いってもんでもなく、関節は使うほど減ってゆく消耗品です。効率よく筋力をつけ、筋肉で関節の負担も減らします。また、筋力が上がると骨も強くなるそうなので、足腰が弱る前に筋トレしておきたいですね。

シニア向けということで、誰でも家で簡単にできる筋トレ法と、自分でできる体力測定の方法が紹介されています。また、食事も大事な要素です。ダイエットもやればいいものじゃなくて、健康的で確実なやり方を知る必要があります。

本書はあくまで、A5サイズの軽めの読みものなので、深く突っ込んだ内容ではなく、入門書的な感じです。これまで元気にやってこられた方が、年齢を気にし始めた頃に読むといいと思います。

長寿はいつまで…

「人生100年時代」と言われるように、長寿が当たり前の社会ですから、肉体も大事に100年もつように使わないといけません。スポーツジムもシニア層にも人気だそうで、街中でも仕事を続けられたり、生涯学習に勤しんでおられたり、お元気な人が多いですね。

……って、「老い」の話題をまだ他人事のように考えている世代も、真面目に体力づくり考えないとヤバイと思うんですよ。あさよるの30代は、子ども時代から体力低下が叫ばれていた世代です。実際に、自分の体力もだし、同年代の話を聞いていても「あれ、頭の中の30代よりも体力がないぞ」と感じます。友人が年下の、20代の男性と結婚したそうですが、「ええ、20代でその体力ってヤバくないか?」と心配になるようなエピソード多数。

やっぱ、ファミコン世代はダメなのかなぁ~。今の子どもたちも、外に遊ぶ場所もないそうで、みんなが集まるとゲームして遊ぶそうです。あさよるも、小学生の甥がうちにくると、うるさいし相手するのも面倒なので、ゲーム化YouTubeを見せて大人しくさせるんですが、すると何時間でもじっと黙って液晶画面をのぞいてるんですよね。その姿を見てるとなんか虐待しているような気分になってきて、用もないのに「買い物に行こうか」とか結局連れて出ることに……。

小学生が「肩がこる」「目が疲れる」と言って、寝る前に「あずきのチカラ」を目に乗せている姿を始めてみたとき、とてもとてもショッキングでした。

桐灰 あずきのチカラ 目もと用

だけど、あさよるも小学生の頃にはどっぷりファミコン漬けでしたから、似たり寄ったりです。ゲームボーイのあの画面を見続ける方が肩がこりそうだし……。

わたしたちって長生きできるのかな(;^ω^)

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『若返りホルモンダイエット』|若見え筋を鍛える(`・ω・´)b

こんにちは。鏡を見て毎日一喜一憂している あさよるです。ある時は「年の割に若く見えない!?」と一人で喜んでいることもあれば、「ああ、老けたなぁ」と落ち込んでいることもありますw 特にほうれい線の入り具合が、日によって違うので、毎日気になってるんですよね~。

超高齢社会の中で、多くの人が気になっているのは「アンチエイジング」でしょう。男性女性問わず、みなさん外見にまで気遣っていらっしゃいます。

そして、今日読んだ本はズバリ『若返りホルモンダイエット』。パワーワードの詰め合わせですw 筋力をつけて成長ホルモンの分泌を期待しましょうという、ぐう聖なアンチエイジング本でした。

筋力をつけて成長ホルモンの分泌を

『若返りホルモンダイエット』では「若返り」という人類の永遠の夢について語られています。簡単に言っちゃえば、成長ホルモンが分泌されれば、成長=not老化が起こるわけです。

成長ホルモンを注射なんかで外部から注入することも可能かもしれませんが、副作用が懸念されますし、保険適用外ですから高額な美容法になるのは間違いありません。

だけど、誰でもお金をかけずに若返りを実現できるんです。それが「筋力を増やす!」w 「筋トレしとけば間違いない」系の本ですね。とくに異論はありませんよっ(`・ω・´)

本書は『スロトレ』の著者の石井直方先生の本なのですが、『スロトレ』よりも、よりたくさんの筋トレ法が紹介されています。また、『スロトレ』の出版から本書の執筆までの間に医学も進歩していますから、その間に、医学的に照明された事柄も増えたそう。

上手に歩けると若く見える?

加齢とともに落ちやすい筋肉の一つが、腰椎から大腿骨に伸びる「大腰筋」だそうです。体の奥にある筋肉、インナーマッスル筋の一つで、脚を前に振り出し、腿をお腹側に引っ張り上げる働きをします。

歳を取ると歩幅が小さくなってしまうのは、歩く時に必要な筋肉が落ちてしまうからなんですね。

で、この歩くフォームって、パッと見て年齢が出やすいところです。よく「見返り美人」なんて言葉がありますが、後ろ姿が美しい人って、立ち姿、歩く姿が美しく颯爽としてるんじゃないでしょうか。

あさよるは、男性の背中に「ステキ(*´ω`*)」と思うことがあるんですけども、背中が筋肉で立体的になっていて、腕を振ると肩甲骨のかたちが着衣の上からわかると良き良き。スポーツとかトレーニングしてる人はTシャツやポロシャツでも筋肉の立体感がわかるけれども、そうでない人もワイシャツの後ろ姿がよろしいのです。これ、フェチの話ですけども。

立ち姿、後ろ姿、歩く姿って、パッと見て「素敵」に繋がるところだろうと思います。

女性の場合は20歳前後、男性の場合は20代が筋肉量のピークらしく、それ以降は筋肉が落ちてゆく……つまりは、なにもせずにいると姿勢が悪くなって、歩くフォームも崩れていくんだと思います。だからこそ、自分だけ颯爽とあるけるなら、それだけで同年代の人の中で「若見え」ポイントになるのではないかと思っています。

シニア向けの筋トレ本が増えている

本書『若返りホルモンダイエット』も、関連本として紹介した『体力の正体は筋肉』も、いずれもシニア層を対象とした筋トレ本です。最近、シニア向けの本が増えている……というか、新しく出版される本は基本シニア層向けなんじゃないかとすら思うんですが(高齢社会っすねぇ)、健康や美容面にまで意識が高い人が多いんですね。

街中で見かける方や、実際にお話する機会のある高齢世代の方も、みなさん身だしなみも、外見も気を遣ってらっしゃる方ばかりで、「自分も歳を取ったとき小ぎれいにいられるんだろうか…」と不安になるくらいです(苦笑)。あさよるの祖母なんかな、定年の頃(当時は55歳)で、もう絵に描いたような「ザ・おばあちゃん」になってたのに、今の55歳の人ってめっちゃ若いよね!

それなりにみなさん健康にも美容にも気を遣ってらっしゃる証拠ですね。アンチエイジングは男女関係ない感心ごとです。

ちなみに最近、あさよるが知って劇的に変わったのが「腰痛にならない歩き方」。

動画で紹介されてる通りにやって見ると、どんだけ歩いても腰痛や足が痛くなくなりました。姿勢大事。

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石井直方さんの本

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『スタンフォード式 疲れない体』|効率よく活動し、疲労を持ち越さない体に

『スタンフォード式 疲れない体』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。すっかり気候も良いですから、土日に行楽に出かける方も多いでしょう。そして、週明けすっきりとリフレッシュして仕事を始めるために本書『疲れない体』はぴったりです。心地よく疲れ、気持ちよく寝て、パチッと目が覚めるような、快適な週明けを過ごしましょう~(^^♪

「疲れない呼吸」を身につける

本書『疲れない体』は、スポーツで世界的に成果を残しているスタンフォード大学からの提案。疲労を客観的に捉える方法と、疲れにくい習慣を手に入れましょう。

まず、疲れを客観的にとらえる方法4つが紹介されていました。

  • 「脈」がいつもと違う
  • 「いろいろな時間」に寝ている
  • 「腰」が痛い
  • 「呼吸する場所」を間違えている

〈「腰」が痛い〉とは、脳が体のバランスを取ろうと、筋肉をギュッと緊張させた状態が続くと陥る状態だそうです。ハイヒールなど、好きな服装によって腰痛になりやすい人もいます。

〈「呼吸する場所」を間違えている〉は、簡単に言っちゃえば、呼吸が浅くて酸欠気味になりがち人です。呼吸が浅くなってしまう理由の一つが、姿勢の悪さだと言います。そして、この「呼吸」が、本書『疲れない体』で多く語られる、疲れにくい秘訣です。

ちなみに あさよるの場合、お酒を飲むと、翌日この4つの状態になっている気がします(;’∀’)>

「疲れない体」のために欠かせない「IAP呼吸法」というものが紹介されています。右の肋骨の一番下、胸骨の一番下、左の肋骨の一番下の3点を結んだとき、点・胸骨の一番下が90度以下になるのが良い姿勢。90度を超えると姿勢が悪いそうです。

『スタンフォード式 疲れない体』挿絵イラスト

呼吸するとき、お腹の中の腹圧で肺に空気が入るので、お腹に空気が入りやすい人=疲れにくい人ってところでしょうか。

効率よく燃やす

あさよるは体験したことありませんが、酸素カプセルに入ると体の疲れが取れやすいと聞いたことがあります。酸素をより多く取り込みやすい姿勢と呼吸法でも、同じように疲労回復しやすいんだろうと思います。

また、腹式呼吸についても触れられています。みなさん、腹式呼吸というと、息を吸うときお腹を膨らまして、息を吐くときお腹をへこますように教えられた記憶があるのではないでしょうか。しかし、本書では息を吐く時もお腹を膨らましたまま、息だけ吐くよう書かれていました。

実はあさよるも、お腹を膨らましたまま息を吐くというコツに気付いた本がありました。それがボイストレーニングの『歌上手になる奇跡のボイストレーニングBOOK』でした。

この本にはCDが添付されていて、CDに合わせて一緒に声を出して、ボイストレーニングができる本です。で、あさよるは一時期マジメに取り組んでおりまして、あるとき「お腹の中を風船のように膨らまして、その風船に響かせるように声を出せばいいのか」と少しコツをつかんだ気がします。そもそも あさよるは、歌の練習というよりは、よく風邪をひくと声をからすので、喉に負担をかけずに喋れるようになればいいなぁとはじめました。そのせいかがあるのかないのかはわかりませんが、なんとなく風邪をひいても喉には来ない気がしています(気のせいかもしれないケド……)

これも、身体に負担を減らして、声を出すメソッドだと考えると、『疲れない体』と共通する部分もあるのかもあんて思いました。

疲れにくい習慣を

『疲れない体』では呼吸法を中心に、睡眠の方法や、眼精疲労の解消の仕方、ストレッチなど、疲れにくい体の習慣が紹介されています。あと栄養もね。

先日ブログでも紹介した『超ストレス解消法』とも関連しているなぁと感じます。結局のところ、「疲れない体」とは、そもそも疲れにくい習慣と、疲れを解消させる習慣によって、その日の疲れを持ち越さないことなのでしょう。それは肉体的にも精神的にも。

あと、睡眠については、同じく「スタンフォード」シリーズ(?)の、『スタンフォード式 最高の睡眠』あたりを。

睡眠について知るなら、『4時間半熟睡法』も併せて読んでおいてもいいんじゃないかと思います。

『4時間半熟睡法』はタイトルの通り、いわゆる「ショートスリーパー」のような睡眠生活を手に入れるためのメソッドが紹介されています。といっても、かなり厳密に睡眠時間を計算しないといけないし、実行し続けるのは難しいやり方だと思うので、あまり軽々とオススメもできません。なのになぜ『4時間半熟睡法』をすすめるかというと、「睡眠習慣」について考えるとき、「普通は4時間半では睡眠は足りないんだ」というのもよくわかるからです。

そしてそれを踏まえたうえで、『疲れない体』では「東京の平日の平均睡眠時間は5.59時間」という、驚きの睡眠時間が紹介されていました。この平均値をどう解釈してよいのか悩みますが、とりあえず『4時間半熟睡法』を読んだあとにこの数字を見ると、「大丈夫か?」と心配になります。それくらい、睡眠時間を削るって命を削ってしまうことだから、しっかり計算して完璧に計画を立てなきゃヤバイぞ!? と焦る。

みんな、普通にしていると、疲れをため込んでしまう生活になってるんだなぁと、他人事じゃなく思います。「疲れない体」って、多くの人にとって切実な問題なんじゃないでしょうか。

きちんと章立てされている本でもあるので、中身が気になる方は、記事の最後の目次だけでも読んでみれば、雰囲気はわかると思います(`・ω・´)b

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『痩筋力』|確実に痩せたい人にしかオススメしません

こんにちは。食欲の秋を満喫している あさよるです。夏の間節制できてたのに、これじゃだめだ! 今からちょっと気を引き締めて、ついでにお腹も引き締めたいなぁと、石井直方先生の著書『痩筋力』を読み始めました。石井直方先生の本は過去に数冊読んでいて、筋肉のしくみについて全然何も知らなかったあさよるにとっては、石井先生の本に出会えたことで人生観が変わりました。それまで、ザ・昭和な非科学的な行為を「トレーニング」だと思っていたのでした……(-_-;)(-_-;)

ちなみに、あさよるを変えた石井先生の本は『姿勢の科学』でした。

石井先生の本は正論。マジぐう聖。だから、本当に自分の体を変えたい人以外にはおすすめしません。

筋トレだけで痩せる!

本書『痩筋力』は、筋肉をつけて痩せやすい身体をつくる利点と、その理由、そしてその方法が紹介されている親書です。タイトルの「痩筋力」とは「筋肉をつけて痩せる力」のこと。なんとも頼もしい言い方です^^ もちろん、痩筋力はダイエットのためだけではなく、健康習慣や、歳を取ったとき寝たきりになるリスクを軽減したり、肩こりなど身体の不良も緩和します。

速筋と遅筋

筋肉には「速筋」と「遅筋」という二つの筋肉があります。「速筋」は瞬発力を発揮する筋肉で、遅筋はマラソンなど持久力が必要な活動で使われます。

「痩筋力」では、瞬発力を生む「速筋」を鍛えます。速筋はエネルギーを燃やし、体を温める役割も担っています。だから、速筋がたくさんある人はそれだけエネルギー消費の多い人……つまり「燃費の悪い人」ということ。これは食糧難のときには大きなデメリットとなりますが、「ダイエット」という観点からは、エネルギーが燃えやすい=痩せやすいことなので、多くの現代人にとっては嬉しい力です。

「遅筋」も大事な働きをします。脂肪を燃焼するのは遅筋だからです。

今、糖質制限ダイエットが流行していますね。巷で言われている通り、糖質を「制限する」のは大事なことです。糖質はおいしいですから、食べすぎてしまうんですよね~。だけど「糖質抜き」にはリスクがあります。まず、身体は栄養不足になると「省エネモード」に切り替わります。「痩筋力」である、エネルギー消費増大モードとは真逆です。そして身体は、糖質が足りなくなると筋肉を分解して糖質を確保し始めます。筋肉はエネルギーを浪費する機関ですから、動物としての生き残り策としては、省エネに移行するのは理にかなっています(それが飽食の時代にはデメリットになってるんだけど)。また、食べ物がなくてストレスを感じると、ストレス時に分泌されるホルモンの影響で脂肪が作られやすくなるそうです。

つまり、糖質が足りないと、それはそれで「痩せにくい身体」どころか「太りやすい身体」へとモード変更されちゃうみたいです。気をつけねば……。

筋トレすればいい!

じゃあどうすればいいのか、ややこしいことはできない……と落ち込まなくても良いのです。なぜなら、筋トレすれば大丈夫だから!w

筋トレといっても、下手にやると身体を壊してしまいます。トレーニングマシンを使ったトレーニングが安全だとされていたこともあったそうですが、今ではマシンを使ったトレーニングも知識がなければ弊害があることが知られているそうです。

だから、安全安心で、手軽で、お金がかからないトレーニング……著者の石井直方先生は「スロトレ」を推奨しておられます。ズバリ『スロトレ』というDVDつきの本も出版されています。

「スロトレ」は「スロートレーニング」の略なのですが、決して楽なトレーニングという意味ではありません。むしろ、ある一定時間筋肉にジワっとゆっくり負荷をかけ続けるトレーニング、キツいトレーニングです。だから、石井直方先生は、トレーニングしたい筋肉を狙い撃ちできるトレーニングメニューを提案なさっています。スロトレ自体はキツいトレーニングだけれども、ピンポイントで負荷をかけることで、ゼェゼェと息が上がってしまうような疲労は感じません。……ただ、あさよるもスロトレやってますが、ジワっとびっしょり汗をかいて、心拍数と呼吸が上がってるのは感じます。気持ちよい汗ですね。

食事制限はキツイ! 筋トレのほうが楽かも……

あさよるも数十年生きていますとね、いろいろ学習しております。食事制限だけで体重を減らすのはムズイ。趙ムズイ。確かに、食事の量を減らせば最初はある程度減るんですよ。ただ、ある程度減るだけで、それ以上は減らないし、いつまでも食事をガマンするのはキツくて、我慢しきれずに食べちゃうと元の木阿弥……どころか、ダイエット前よりも体重が増えて、体脂肪率も増える……つまり不健康な感じで太ってしまうのがお約束。この「不健康な感じ」ってのが厄介ですよね~。見た目を気にしてダイエットしたいのに、不健康そうって一番目的から遠い( ノД`) 本書『痩筋力』でも、食事制限のリスクが紹介されていました。

一方で、「スロトレはデメリットがない」という指摘が目からウロコでした。筋トレはやり方を間違えると身体を壊すリスクもあるのですが、正しくやれば必ず成果が上がります。そして、例え途中で挫折してトレーニングをやめちゃっても、不健康になるわけじゃありません。単に、トレーニングをやめただけなんですよね。で、時間とともにまた体重が増えてきたり、筋力が落ちてきたかな~と思うなら、その時にまた再開すれば良いのです。筋トレにハマってとことんストイックに極めちゃう人もいますが、別にゆるーくやってもOKなのが筋トレのいいところ。

ただし、スロトレも、最初の3ヵ月は続けてやるよう指示されています。

筋トレは休み休みやる

筋トレって、毎日何百回も腕立て伏せをしたりするようなやり方はもう古いみたいです。本書『痩筋力』でも、トレーニングは2~3日おきくらいにやるのがいいと紹介されていました。また、100回も連続でやれちゃう負荷で腕立て伏せをしても、本当に効いているのは最後の10回くらいだそうです。そうじゃなくて、10回もやればもう限界なくらいの負荷でトレーニングをやって、1~3分ほど休んで、また10回もできないくらいのトレーニングをやって……と、10回くらいを1セットに、間に1分ほどの休憩を入れながらやるのが最も効果的だそう。

トレーニング後、筋肉を休めて回復させることで、筋肉は太くなってゆきます。

スロトレでは、2つのトレーニングをそれぞれ1セットずつ交互にやることで、片方のトレーニング中、もう片方の筋肉を休めるよう組まれています。これはさっき挙げた『スロトレ』のDVDと一緒にあわせてやってみてくだされ。

筋トレは適度な休息が必要で、毎日するより週に2、3回くらいがいいって、あさよるは石井先生の本に出合うまで知りませんでした。なんでも勉強しなきゃいけませんね。

ちなみに、腹筋と背筋だけは別で、毎日やってもOKだそうです。科学的な理由はまだわかっていないそうですが、特別な筋肉みたいですね。

今すぐ感じる効果もあるよ

本書『痩筋力』では、スロトレは最初3カ月感は週2、3日くらいのペースで続けてゆく必要があると書かれていました。しかし、ウエスト周りだけは最初の2週くらいで効果を実感する人もいるそうです。お腹の中は空洞ですから、筋肉を少しつけるだけでお腹が引き締まって、ウエストが細くなるんだそう。

これは、それまでトレーニングをしていなかった人ほど顕著に表れやすい効果だそうで、そう聞くとやってみたいと思いませんか?

そんなことを言っているあさよるも、スロトレを始めてすぐに身体が変わっていると実感しました。体を起こしているのが楽になるというか……なんか、違うんですよ、動作も、身体の感覚も。その最初の変化を再体験したくて、スロトレをやろうと原動力になっています(`・ω・´)b

本書に書かれていることって、すごく「普通」です。「○○するだけ」みたいな奇をてらったダイエット本ではありません。だから、本当に痩せたい、本当に健康や美容のために身体を鍛えたい人にしかおすすめしません。

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『超ストレス解消法』|イライラを持ち越さないテク100

こんにちは。心も体もダウン気味なあさよるです。なんてったって花粉症……( >д<)、;’.・ ィクシッ

今の時期はなに? 稲? 今度、耳鼻科で久々にアレルギー検査してもらおうかと思っています。目がかゆくて喉も気持ち悪くて、身体が重だる~いと、精神的にも落ち込んでくるから不思議です。考えても仕方のないこととか、普段は忘れてるような昔の嫌なこととかポツポツと脳裏を過ったりするんですよね~。花粉の力すごい。

ということで、こんなヨワヨワな時期のために『超ストレス解消法』という本を読んでおきました。これでこの季節を乗り切ろうという作戦です。ストレス解消法って、みなさんどんなところで身に着けるんでしょうか。あさよるはストレスを知らずにため込んでしまうタイプなので、本書はすごく勉強になりました。

嫌なこと、ネガティブな感情を受け入れずに回避する行動は、余計にストレス度を上げてしまうそうで、その都度ストレスを自覚して解消していかないといけないんだと知りました。

ストレス貯め込みがちなら

本書『超ストレス解消法』は、ストレスを解消する100の方法が紹介される内容です。表紙はポップな感じですが、中身は新書みたいな感じ。分厚さの割には短時間で読み切れるし、王道のストレス解消法が扱われています。王道のストレス解消法とは、つまり「健康的な」ってことですね。奇をてらったものじゃなく、みなさんも知らずにやってらっしゃったり、ハードワークな方は既に知ってるやり方かもしれません。

だから本書『超ストレス解消法』は、ストレスを抱え込みがちな、ストレスに弱い人に最適だと思います。

そんなことを言っている あさよる自身も、ストレス解消が苦手な……いや、「超苦手」なタイプだったりします。たぶん、ストレスを感じやすいのではなく、ストレスに鈍感で、鈍感ゆえにストレスを解消しないまま時間が経ち、気が付くころには巨大なストレスになっているのが、いつもの定番(;’∀’) 本書『超ストレス解消法』を読むに「誰に教わらずとも、上手にストレス解消をやってる人もいるんだなぁ。自分はダメだなぁ……」と謎のヘコみを経験しました(苦笑)。

↑この、謎のヘコみもストレスの元だそうで、自体を客観視せず「自分はダメだ」との思考にはまり込んでしまうのは良くないそうです。大事なのは、客観的に物事を捉えることなんだって。

ストレス解消って、つまりは健康的な生活を維持する活動ですからね。子どもの頃からの習慣で、上手くできる人もいるんですね。

ストレスが減らない原因

本書『超ストレス解消法』では、ストレスが減らない理由を3つにまとめて挙げられていました。

  • 思考のアンバランス
  • 栄養のアンバランス
  • 受容のアンバランス。

思考のアンバランスとは、ものの見方や考え方に偏りがある状態です。なにか上手くいかないことがあったとき、根拠もなく自分を責めたり「自分には運がない」「自分は何をやってもダメだ!」と、思ってしまう人。これらの思考には客観性がありません。「なにか失敗した」というのは事実だとしても「自分はダメだ「○○なら負けだ」と客観性なく考えが先走ってしまうのは、思考のクセです。特効薬はなく、根気よくクセを修正してゆくしかないそうです(;’∀’) だけど、思考のクセを矯正できれば、得られるものも大きいとも紹介されています。

本書では思考のアンバランスに効く方法が多数紹介されています。

栄養のアンバランスとは、そのまま食事、栄養面が身体に与える影響です。本書では

不摂生な食事で栄養バランスが悪くなり、そのせいでメンタルが打たれ弱くなってしまう現象(p.82)

と紹介されています。あさよる自身も、不摂生から精神的にも不安定になって、イライラが治まらなかったり、昔の嫌な記憶を思い出して悲しくなったりと、肉体的にも精神的にもしんどい経験をしたことがあります。だから食べ物って超重要なんだと、実体験をしてみてはじめてわかったし、本書の主張にも大いに納得です。本書『超ストレス解消法』では、栄養バランスを良好にするため、多数のサプリメントが紹介されています。あさよるはサプリメントはあまり好きじゃないし、他人にもオススメしないタイプだったのですが、最近マルチビタミンとミネラルをサプリで補うことで、調子がいいので、やっぱ適度に使用するのはいいのかもと考えを改め中です(超乾燥肌なので、肌荒れ対策で飲み始めました)。

3つめ、受容のアンバランスとは、

コントロールできない人生の問題を受け入れられない状態(p.124)

と紹介されています。例としては

あのときもっと早く仕事に手をつければミスなんて起きなかったのに……

と悩んでいるとき。すでにミスをしてしまった後、ミスは確定しているのにその事実を受け入れずに、悩んでいるパターンです。事実を受け入れないばかりに、ネガティブな感情を回避しようとすると、それが余計にストレスとなるそうです。その状態を「体験の回避」を呼ぶそうで、

メンタルを病む最大の原因のひとつ(p.126)

とされているらしい。だけどこれ、やっちゃいがちなことですよね。「ああ、あのときああしておけばこんなことにならなかったのに!」って、もう確定してしまったことに「なぜあの時あんなことをしたんだろう」と悩むのは、今この現実を受け入れていない状態なんですね。これは勉強になった。

呼吸法やスキャニングや

体をスキャンするという方法は以前、知人から教わったことがあります。MRIで輪切り写真を撮られているような感じで、足先から頭まで意識を動かしながら体調を見てゆくのです。極小な潜水艦が血管の中を動いてゆくイメージとも聞いたなぁ。

「意志を向ける」というのは、意味のあることなんだと最近理解するようになりました。あさよるの体は小さな細胞のたちの集合体で、それぞれの細胞はそれぞれに活動しています。バラバラに細胞が活動しているよりも、意志をもって一丸となったほうがより大きな活動ができるんじゃないかと考えます。だから、いつも全細胞たちに告ぐのです。「今からおでんを食べるぞ~!」とか「ほら、肩が凝って息が苦しい」とか「どうだ、今からお風呂に入るんだぞ!心して温まれよ!」とか、通達を出すようにしてしますw

呼吸法は以前、知人が突然「あなたに読んでほしい本がある」と書店に連れて行かれ、斎藤孝さんの『呼吸入門』をプレゼントされたことがあります。そのときは意味が分からずポカーンとしてましたが、今になると「そんなに苦しそうだったのかしら……」となんだか恥ずかしい///

イライラには理由がある

あさよるは長年、イライラするのは、イライラの原因が自分以外の外部にあるもんだと思っていました。しかし、長生きするにつれ「そうとも限らない」と考えるようになったのでした。

それは、自分の健康状態によっても、いつもなら何も感じないことにイラついたり、お腹が空いていたり、ジャンクフードが続いたりするなど食生活でも、意味もなくイラつくのです。また体調が悪いとそれに引きずられて気分が落ち込み、この世で起こるすべての事象に悲しくなってしまったりもします。わたしたちは想像以上に、自分の体調で主観が変わり、同じ事柄でも感じ方が変わってしまうようです。

「ストレスに弱い」というのは、自分の体調不良に気づいていない状態だったり、あるいは現実を受け入れられないばかりに精神的に参ってしまう状態なのかもしれません。

「あきらめる」という言葉は「明らかにする」という言葉から来ているそうで、自分のできないこと、苦手なことを「明らかにする」のはストレス軽減につながるんじゃないかとも思いました。「明らかにする」というのも、主観から客観へチェンジすることですよね。

ああ、そうか、「ネガティブな感情を受け入れられない」って「あきらめられない」状態なのか。そりゃ苦しいなぁ。すでに済んでしまったことは受け入れて、「今何をするか」に意識を集中する方がいいですね。

「今に集中する」というと、アドラー心理学を扱った『嫌われる勇気』でも語られていました。「今に集中する」とは、過去にどんな悲しいこと、辛い経験があったとしても、今は幸せに生きることを選べる、と力強く励まされるものでした。

もちろん、外部からの刺激が強すぎてストレスになるときは、その刺激から距離を取らないといけません。そのためにも客観的にストレス度合いをチェックできないと、逃げ遅れてしまいます。きちんと状況判断して逃げるためにも、主観的になりすぎず、客観できる力が必要なんだと思います。

そして本書『超ストレス解消法』では、システマチックにストレスを計り、対処することで客観性を担保する内容で、有益だと思いました。なにより平易で読みやすい文体で、たくさんの方法が紹介されていますから、一つや二つくらい、今すぐできること、継続してできることがあるはずです。

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『体力の正体は筋肉』|筋トレは裏切らない

『体力の正体は筋肉』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。夏の間は代謝が落ちていますから、体重が増加気味の方も多いと思います(夏バテで減量している方も多いでしょうが)。あさよるもこの夏は大人しくしていたので1.5~2kgくらいの増量でした。これから涼しくなるにつれ代謝が上がってゆきますから、筋肉をつけるには良い季節です。

軽い筋トレは自分でやってたんですが、あまりにも肩こりがひどすぎて、ストレッチすらやる気力がない……という事態に陥ってしまい、久々に銭湯でじっくり体を温めて少し回復。その後、YouTubeで整体の先生の、肩こり解消法の動画を見て暇さえあれば筋を伸ばしています。

これすごい!ホントに伸びる!↓

あと骨盤をのばす動画も良かった。

肩こりが少し解消されて(といってもまだヒドイけど……)、首周りのむくみが少し取れたら、顔が二回りくらい小さくなった! どんだけムクんでたんや~と呆気。頭の皮もまだ浮腫んでる気がするから、これも解消したいなぁ。

と、年齢を重ねるとこんな情報もシェアするようになるんですね(;’∀’)(;’∀’) 体力でなんとかできることも減ってしまいました……。

『体力の正体は筋肉』は、高齢世代向けの筋トレ本です。しかし、身体の仕組みに年齢は関係ないので、現役世代にも役立つ知識です。なぜトレーニングが必要なのか、どのようなトレーニングが効果的なのか、トレーニングの際気を付けることが紹介されています。食べ物についても少し触れられています。

なんとなく筋トレしている方は、やり方によっては逆効果な場合があるので、こういう本で自分のやり方が合っているのか時々確認するのが良いですね。

体力のピークは10代。あとは……

本書『体力の正体は筋肉』はシニア向けのトレーニング本ですね。ジム通いしているシニア層が増えていますが、間違ったトレーニングで逆に身体を壊してしまうことも多いそうで、本書では正しい知識を身に着けてから、効果的なトレーニングをするよう呼び掛けています。

このトレーニングの正しい知識は年齢関係なくあてはまることですから、体調が気になる人や、ダイエットしている人にも良いかと思います。新書なので、軽く読める程度の情報量です。

恐ろしいことに、筋力がいちばん増えるのは10代の頃で、14歳くらいで男性と女性の筋肉量が顕著に違ってくるそうです。そして、筋力のピークは男性は20代、女性の場合は20歳前後だそう。人生の前半で体力的なピークが来ちゃって、あとはただただ体力が落ちてゆくばかりなんですね(;’∀’)(;’∀’)

特に女性は男性より筋肉量が少ない上に、ピーク時期も早いので、体力低下を意識し始める時期も早いのでしょう。女性の方が美容と健康に気遣う人が多いのは、体力的な衰えを感じるのが男性より最大で10年近く早いからなのかもしれませんね。男性も、年齢を重ねると体力や外見を気にかけ始める方が多いし。

今、シニア世代もパッと見は若々しく、年齢を感じさせない服装の方もたくさんいます。どなたも健康面とともに美容にも気遣っておられるんでしょう。アンチエイジングとヘルス&ビューティーは老若男女問わず感心ごとですね。

正しい知識でトレーニングしよう

本書『体力の正体は筋肉』では、正しい知識のもとトレーニングを行うよう啓蒙がなされています。

またそれと同時に「体力がなくなった」「集中力がなくなった」と感じるなら、その原因は「筋肉量の低下である」ことが紹介されています。もっと詳しく言うと、真っすぐ立った時に体を支える胴体の奥にある筋肉(インナーマッスル)と、歩くときに使う脚の筋肉です。この筋肉が衰えやすいんですね。

んで、筋肉というのはピーク時は男性は全体の40%、女性は30%以上をも占めてるんだけど、使うのをやめちゃうと一気に痩せてしまう困った機関でもあります。筋肉はチョー怠け者なんですね。隙あらばなくなってしまいます。ベッドで寝込んでしまうのがいけないそうで、なるべく自分で立って歩きまわる習慣が大切だそうです。今は骨折しても早い段階からリハビリが始まると聞いたことがあります。

本書で紹介されているのはジムでマシンを使ったトレーニングだけでなく、家の中でできるチューブを使ったトレーニングや、スロージョギングや水泳なんかが紹介されています。トレーニングメニューを見ると、お手軽ダイエットって感じというよりは、やはりシニア世代がちょっとお金かけてトレーニングしてる感じですね。

食べ物についても一部触れられていますが、詳しくはほかの本を当たった方がよさそう。

トレーニングは裏切らない

本書では「トレーニングは裏切らない」という章があり、これは筋トレやってみるとわかる。すごくわかる。こんなに分かりやすいリターンのある遊びってなかなかないんじゃないでしょうか。小学校中学校の勉強も、やった分だけ成果が出る系だと思ってましたが、トレーニングはそれ以上ですね。筋トレにハマる人がいるのがわかりました。

というか、あさよるも毎日、体組成計で筋肉量と基礎代謝量を毎朝測定するのを楽しみに生きております。もう2年近く計測しているので、体組成計に乗る前からだいたい今日の数値が想像できるようになって、数値を見て「やっぱりな」と納得しております。

トレーニングは裏切らない上に、数値で測れるってのが、ハマり要素ですよね。課金要素もあるしハマります。

本書はシニア向けですが、体の仕組みはみんな共通しているので、トレーニングの合間にパラっと読んでみましょう。「わかる」の連続です(`・ω・´)b

『体力の正体は筋肉』挿絵イラスト

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『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』|今夜からの寝る前のルーチン

『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』挿絵イラスト

こんにちは。もっと寝ていたい あさよるです。すっかり涼しい日が続くようになって(むしろ寒い)、ちょっと安心して「もっと寝てたい」と思う日が続いています。夏バテ気味だしね~。この夏はもう過酷すぎて、なにも考えられなかったけれども、これからどんどん日照時間も短くなってゆく季節ですから、体調管理も万全にしておきたいですね。

今日読んだのは『極上の体に変わる』という、女性向けの健康管理法を紹介する本です。オシャレな写真もたくさん使われていて、読みやすい内容です。

入浴、食事、起床、睡眠の準備、生理前後の習慣と、女性の体にありがちなトラブルを改善する為の、少しの習慣が紹介されています。今日から取り入れられそうなものも多いので、ちょっと読むのにおすすめです。

よく眠れるための習慣

本書『極上の体に変わる』では、体調を良好に保つための小さなコツが紹介されています。本書でのテーマは「睡眠」。睡眠の質を向上させることは日中のパフォーマンスを上げるのはもちろん、美容にもつながりますね。また、女性が抱える婦人科系の不調の対策としても「睡眠」の見直しは有効らしい!

本書で紹介されているのは、「上手に寝るコツ」って感じかもしれませんね。すでに上手に眠れている人にとってはどうってことないのでしょうが、眠るのが下手な人は必読。また、昔はよく眠れていたのに、最近スッキリ起きられないとか日中だるいとか、体調の変化を感じている人にも良いでしょう。

お風呂は良い

『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』挿絵イラスト

やっぱり、お風呂にお湯を張って入浴するのは良いみたい。で、大事なのはお風呂に入るタイミングです。お風呂は寝る1時間前がベストだそう。

わたしたちは寝る前に一旦体温が上がり、そこからグーっと体温が下がるときに睡眠導入するので、お風呂も寝る前に体を温め、その後、冷えないうちにお布団に入って、布団の中で靴下を脱いで体温を下げます(足首には筋肉がないため、冷えやすい。靴下必着!)。

シャワーだけの日も、シャワーに背を向け、首から背中にシャワーを当てます。

お風呂の中では体をプカーンと湯船に浮かべたり、アーっと声を出してみたり、リラックスできると尚ヨシ。

フットバスが欲しい!

あさよる宅は湯船もあるし、追い炊きもできるんですが、一人だけ入浴するのにお湯を張るのももったいない気がして、シャワーで済ませることが多いんです。だけどやっぱ全身入浴するのが効果的なのか~と思いながら、せめて足だけでもお湯で温められたらいいなぁと思い、フットバスの購入を検討し始めました。

ただお湯をためるだけのものと、冷めないようにヒーターがついているものがあるらしく、どうせならヒーターつきが欲しい。

ただフットバスはまだそんなに普及してない商品なのか、あまり口コミがなくて、どれがいいのか情報が少ないですね(;’∀’)

上手に起きる

朝起きる習慣も上手にできるように。睡眠時間6時間というのはやはり短いそうで(他の本でも6時間では足りない人が多いとあった)、本書では6時間半は睡眠時間が欲しいとされています。そして午前中は日光に当たる。これはよく言われていることですね。

目覚ましも「スヌーズ機能」は使わないようにと。わかる。わかりすぎる(;’∀’) スヌーズ機能って、中途半端に二度寝をしちゃうんですよね。二度寝も悪くないそうですが、寝るなら寝る。起きるなら起きるで、ダラダラと目覚めが悪いのがよくないみたい。

食生活も味方につける

本書では食べ物についても言及されています。まずはよく噛んで食べる。よく噛んで食べないと消化に悪く、便秘のもとになるそうです。便秘を抱えている女性は多いでしょうから、気を付けておきたいですね。

夕飯は寝る3時間前にとっておくことが理想だそうですが、遅くなりそうなときは夜19時ごろにはチーズを食べておくことが推奨されていました。おやつにタンパク質を摂るといいというのは、以前間食について書かれた本でも触れられていました。

あとは、グレープフルーツは匂いを嗅ぐだけでダイエットになるとか、生理前はローズヒップティーが良いそうです。どちらも取り入れやすい習慣です。

リラックスした時間を

寝る前の時間や、朝起きてから出勤するまでの時間、リラックスして「寝る準備」「体を起こしてゆく準備」につかうと、上手に睡眠導入~起床~活動~睡眠と繰り返しのサイクルが整ってくるようです。

本書では入浴方法や、グレープフルーツやローズヒップティーがいいとか、すぐに取り入れられそうなものが多く、肩ひじ張ってないのが良いと思いました。

あさよる的には、以前にアロマテラピーの勉強をしていたことがあったので、また精油を使った効果を改めてとり入れなおしてもいいかもなんて思いました。

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『一流の頭脳』|大人も子どもも、ジョギングはすごい!

『一流の頭脳』挿絵イラスト

こんにちは。涼しくなったらお出かけしたくなる あさよるです。夏は……というか、今年の夏は一歩も外に出る気になれなかったデスネ(;’∀’)

今回読んだのは『一流の頭脳』。頭が冴えて、仕事できるマンになるすごい本です。だけど、その方法が想像と全然違って驚きました。もっとこう、難しいタスクをこなし、優秀な人だけがたどり着ける境地かと思いきや……徹頭徹尾意外!

頭も肉体の一部であり、肉体も頭脳も精神も、いいコンディションを保つために必要な「すごい」こと。

ジョギングはすごい!

本書『一流の頭脳』の内容を端折りに端折って乱暴にまとめれば「ジョギングはすごい」という一言ですw ジョギングが難しい人は、ウォーキングでも構いません。「有酸素運動はすごい」のです。

一流の集中力に必要なもの……それはジョギングです。鬱や統合失調症なんかの精神障害にも有酸素運動が有効だそうです。ADHDで気が散ってしまう人にも有酸素運動を。有酸素運動万能じゃないっすか!

あさよるは同じような内容の本を読んだことがあります。ズバリタイトルは『脳を鍛えるには運動しかない!』。

内容もほとんど同じ。ただ、日本語訳的には今回読んだ『一流の頭脳』の方が読みやすかったです。

太古の昔人間は、長距離歩いたり、走って獲物を追いかけてエサを取っていました。現代のような座り仕事や、電車や自動車で移動するのはつい最近になってからのお話です。だから肉体にとって(それはつまり脳にとって、精神にとって)運動が良いというのは納得。

仕事に集中しているとドーパミンが分泌されるそうで、このドーパミンを効果的に出すための運動なのです。あるいはADHDで集中できない子どもも、ドーパミン不足、つまり刺激が足りずに気が散ってしまうそうで、勉強する前に運動させると集中力が上がるそうです。

鬱で来院した患者が服薬治療に消極的な場合、週に3日程度、一回30分くらいのジョギングを薦めたところ、症状の改善がみられた例も紹介されていました。もちろん最初から30分のジョギングは難しいなら、息が上がる程度の負荷でウォーキングから始めます。これは逆に言えば、週3のウォーキングも難しいくらい症状が悪化しているなら、医師の処方のもと服薬治療した方がいいんだろうとも思いました。

脳内のニューロンのネットワークは、赤ちゃんの頃に最大で、成長するずつネットワークが減って厳選されてゆきます。しかし、大人になって肉体の老化が始まっても、脳細胞は刺激を与えれば新たに作られ、新たなネットワークが繋がることもしられています。

本を閉じて出かけたい

『一流の頭脳』挿絵イラスト

本書を読んでるともう、ウズウズ「外に出たい!走りたい!」と思うから自分って浅はかだなぁとw

歩くこと、走ることそのものが目的なんだけど、あさよるはつい、そのまま寄り道してしまい、お買い物してしまうから、ウエアを用意して、形から入る方がいいね。ということで、以前にナイキのランニングウエアを衝動買いしたけれども、今こそ役立つときが!

涼しくなってきましたし、スポーツの秋に有酸素運動で、頭もスッキリさせてみたいです。

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流行語『睡眠負債』|命を縮める「寝不足」が溜まってゆく……

『睡眠負債』挿絵イラスト

こんにちは。毎夜、暑さで寝苦しくって、寝不足気味な あさよるです。エアコンの温度設定が難しいですね(エアコンつけたまま寝るのが苦手)。生活リズムが崩れそうなので、意識的に運動の時間を固定しようと奮闘はじめました。こういうの、一回生活がズレはじめると元に戻すの大変よね。

特にこの夏、W杯観戦で睡眠不足な人も少なくないでしょう。まだ夏は始まったばかりなのに、すでに気が遠くなりそうに暑いんだけど……。みなさんも体調管理に気を配ってくださいね……ということで『睡眠負債』という本を手に取りました。どうやら「NHKスペシャル」で「睡眠負債」という特集があったらしく、2017年の流行語にも選ばれていたらしい……。ご存知でしたか?

眠りの借金が健康を損なう

タイトルの「睡眠負債」とは英語で「Sleep Dedt」と言い、睡眠研究者の間で注目されている問題だそうです。本書『睡眠負債』はその「Sleep Dedt」を扱ったNHK「Nスペ・睡眠負債」の放送内容からさらに取材を加え書籍化されたものです。2017年の第34回「新語・流行語大賞」でもトップテンに「睡眠負債」がノミネートされています(知らんかった!)。

(ちなみに2017年の新語・流行語大賞は、年間大賞「インスタ映え」「忖度」、トップテン「35億」「Jアラート」「睡眠負債」「ひふみん」「フェイクニュース」「プレミアムフライデー」「魔の2回生」「〇〇ファースト」、選考委員特別賞「9.98」「29連勝」です。「睡眠負債」以外は、知ってる言葉or説明を聞くとわかるけど「睡眠負債」は全く知らなかった)

まあつまり、「注目の言葉」ということみたいですね。

「睡眠負債」とは睡眠の借金。睡眠が足りないまま翌日に持ち越し、それが慢性化している人は少なくないと言います。現代人の病とも言えるようで、大人だけではなく成長期の子どもの睡眠時間も足りていないそう。子どもは大人と違って、8時間、9時間眠らなければならないのに、夜11時を過ぎてもまだ就寝していない子どもも増えてるんですって。

睡眠は生きるために必要な時間です。しかしわたしたちは睡眠を侮りすぎているのかもしれません。この睡眠負債は不可逆で、一度体に負債が定着してしまうと一生残ってしまうそうです。そんな話知らんかった! 知ると怖い話です。

ちなみに睡眠は「負債」を抱えることはあっても、貯金、つまり「寝溜め」はできません。これは他の睡眠の本でも共通して紹介されています。日頃寝不足だからといって、休日に寝溜め(寝坊)すると、逆に生活リズムが崩れてますます睡眠負債を抱えることもあるようです。

睡眠負債を抱えた状態は、注意力が低下し、酒酔い状態と変わりません。その状態で自動車を運転したり、出社しても業務がはかどらず、いいことがありません。それを受けて、企業も社員の睡眠の質の向上に注目し始めているそうです。不規則なシフト制の仕事や、夜勤のある業務では特に、睡眠の取り方に注意を払いたいですね。

現在は、睡眠不足と、認知症やがんの発症の関連性も認識され始めています。

夜更かしの〈おもちゃ〉はいっぱいある!

あさよるは恥ずかしながら、20代の頃慢性的に寝不足でした。「人間は寝ないと死ぬ」ということを知らなかったんですね~。マジで死ぬかと思った。言い訳としては、あさよるの周りの人たちがツワモノばかりで、夜も寝ずに働いて遊んでそれでもパワーが有り余っているような広告マンやデザイナーばかりの中にいたもんで、ついうっかり「自分もみんなと同じように生活しても大丈夫」と思い上がってしまいました。残念ながらあさよるは才能がなかったようで、毎日きっちり夜寝ないと体が持ちません。

で、自分に必要な睡眠時間を測ってみたところ、「7時間睡眠だと少ないかも」と思い至り「睡眠時間8時間を確保する」というプロジェクトを始めてみました。理想は、朝6時には活動が始められるような状態になってたいなぁと。午前中の日光の下がいちばん光が見やすいから、視力を使う作業は午前中に終わらせたいのだ(`・ω・´)> すると、逆算すると夜9時には就寝準備しておきたいのですが、なかなか9時までに業務を終わらせられない日が多くて四苦八苦中です……orz

睡眠負債を抱えてしまう人も、もちろん多忙であったり、勤務時間によって負債を抱えてしまわざるを得ない人も多いのでしょう。夜勤やシフト制で働く人がいないと、今の社会はなりたたないのです。一方で、もう一つの要因として「夜更かしのための誘惑」が多すぎるとも感じました。

夜中、お布団の中でYouTubeを見たり、ソシャゲをして時間が経ってしまうこともあります。SNSをチェックしている間に数時間すぎてしまったり、LINEなんかで友だちとトークして夜更かししてしまうこともあります。むしろ今の環境で「夜更かししない方がおかしい」ような気さえします。あさよるも、睡眠時間を確保したいときは、誰からの連絡も受け付けないようにして、寝ることに集中するようにしています。

SNSやネットニュースなんかも、単に「人とつながる」だけじゃなくて、心がかき乱されて「落ち着かない」「不安になる」「イライラする」なんてことも起こります。自分の心の安定をどうやって確保するのか、情報の取捨選択のみならず、オン/オフや、平穏を乱さないスキルも必要かもしれませんね。

よく寝るためにはお金がかかる

睡眠の質は、起きている間の過ごし方が影響します。また、子どもの睡眠負債は成長にも大きな影響が出るでしょうから、大問題だろうと思います。「大人と同じ時間だけ寝ているから大丈夫」と勘違いしてしまっていることもあるそうです。先にも述べたように、子どもは中学生でも8時間の睡眠が推奨されているそうで、大人よりも長い睡眠が必要です。

あさよるの妹が市街地で子育てをしているのですが、子育て事情を聞いていると「都会で子育てはお金がないと詰むな……」と感じます。妹の息子(あさよる甥)は平日毎日のように習い事をしているそうです。何をしているかというとサッカーや体操やスイミング。つまり、子どもが走り回れる場所がないから、習い事をさせて「全速力で走る」という活動をさせているそうなのです。土日はパパと自動車で公園へ行き、そこでサッカーをするそうです。あさよるは田舎で育ったので、みんな野山や田んぼで転げまわって遊んでいてそれが当たり前だったので、「子どもが走り回れない」となると、とても大変なことが起こっているんじゃないかと感じます。あさよるの育った町も、今は宅地開発が進んで、もう子どもだけで遊ばせるのは難しいかも。山や田畑も減っているし、勝手に遊んでもいい場所がありません。

子どもの「遊ぶ場所」が顕著なので例を挙げましたが、大人もまた、体を思いっきり動かせる場所が制限されているのかもしれません。昔はバーベキューや川遊びや花火ができる場所はたくさんありましたが(それが良かったのか悪かったのかわかりませんが)、今はすっかりなくなってしまいましたね。大人も、体を動かしたり、レジャーや遊びにお金を払い、契約しないと難しくなっているのかも。

気持ちよ~く、バタンキューで寝てしまうような活動のためには、お金がかかるというのは、難しい時代かも。

ログを取るのにハマる

『睡眠負債』挿絵イラスト

本書では、シフト制で夜勤のある人などに向けては、睡眠の記録を取るよう勧めておられました。

あさよるも簡単にですが、起床時間、睡眠時間や食事の時間、運動の時間などのログを取っています。これ、大変な気がするかもしれませんが、慣れるとログ取りが楽しくなってきます。ログを取ったからといって、なにか変わるワケじゃないんですけどね(;’∀’) 改善するためには別の取り組みが必要っぽいです。だけど、「あさよるは睡眠時間8時間は欲しいかも」という気づきも、ログを取るようになって感じるようになりました。一定の効果はあるのかも。

「睡眠負債」は重いです。認知症やがんのリスクが増し、命を縮めます。もし、良い時間を少しでも長く過ごしたいなら、睡眠の取り方、時間の過ごし方に目を向けるべきかもしれません。また、残念ながら睡眠負債は不可逆なものらしく、体の中に負債が溜まってゆくそうです。だから、対策するなら今日からするしかありません。2017年の流行語、今知れてよかったです。

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『やってはいけない食べ方』|今やってる健康・美容法でいいの?

『体を悪くする やってはいけない食べ方』挿絵イラスト

こんにちは。毎晩、日記に「食べすぎ」と書き続けている あさよるです。「夏バテ」してるんだけど、体重は増えてるという(;’∀’)> 『やってはいけない食べ方』は管理栄養士の望月理恵子さんによる、健康や美容の指南書です。しかも、みなさんが「良かれと思って」やっている食生活が、実は逆効果なのよ~! と呼びかけるものです。なんでも「加減」が大事なんですね。

個人的に、栄養学の勉強をおっかなびっくり少しだけやってみたのですが、あまりにも難しすぎてスゴスゴと逃げ出してきた身。栄養士さんってマジすごいと、尊敬の気持ちが高くなりました(`・ω・´)b

健康に気遣っている方なら、ちょろっと目次だけでもご覧くださいm(__)m

ダイエット、健康習慣の失敗

『やってはいけない食べ方』では、健康や美容に気づかっている人が陥りがちな失敗例が数多く登場します。それでなくても、ダイエットや健康法にはブームがあって、その時々みんなが夢中になって消費されるけれども、しばらくすると忘れ去られている……なんてこともよくあります。納豆がいいとか、ココアがいいだとか、青魚がいいだとか。

昨今、流行っているのは「主食抜きダイエット」や「炭水化物抜きダイエット」でしょうか。しかも、中年の男性の間で流行っているとかで、あさよるもランチを外食したとき、中年男性がご飯だけ残しているのを見かけたことがあります。コールドプレスジュースをいただいたこともあります。スムージーは野菜や果物をミキサーで砕いて混ぜ合わせたものですが、コールドプレスジュースは野菜や果物を高い圧力で「絞ったもの」とでも言えばいいのでしょうか。

野菜を積極的に食べるのはいいことかもしれませんが、生野菜ばっかりバリバリ食べているのも考え物です。なぜなら、野菜には灰汁やシュウ酸など、人間の体にとって良いものではない成分も含まれているからです。植物だって、なにも人間に食べられるために生まれてきたわけじゃなく、毒や棘などを持って武装しているのです。

そんな、健康や美容のブームを栄養士の立場でバッサリと正論を主張するのが本書『やってはいけない食べ方』です。別に過激なことを言っているわけでもなく、「それってあんまり意味ないよ」とか「やりすぎはよくない」とか微妙な〈加減〉のお話。

例えば今、グルテンフリーの食品が流行っていますが、本書によると小麦アレルギーやグルテンによる体調不良を起こしやすい人は控えるといいけれども、特に健康面で異常のない人はグルテンフリーでもあんまり意味ないですよ~と紹介されていました。そもそも、第一章一節からしてちょっとショック。それは「朝食は和食より洋食がいい」というものです。理由は「和食はどうしても醤油や味噌を使うと塩分を取りすぎてしまう」から。寝起きの内臓がまだ十分機能していない時間帯に、塩分の多い食事は控え「食パンと卵焼きとレタス。デザートにヨーグルトでも」と紹介されており「なるほど!」と納得。あさよるも朝食に味噌汁を飲んでいましたが、確かに味が濃いかも。

あと個人的に「朝食に果物を食べるとシミができやすい」という話は聞いたことがありましたが、ずっと「ホンマかいな」と疑っていました。しかし、本書でも取り上げられていて、柑橘類を食べるとメラニン細胞を刺激し、メラニンの分泌量を増やす働きがあるそうで、日に当たるとシミや赤み、かゆみをひきおこすことがあるそうです。マジだったのか!

『体を悪くする やってはいけない食べ方』挿絵イラスト

やりすぎ、やらなさすぎはNGってこと?

本書の内容を一つずつ紹介するのはムリなので、目次情報をご覧ください~(この記事の最後に目次情報を掲載しています)。

ここで取り上げられていることの多くは、健康や美容目的に「良かれと思ってやってた」のに、それが裏目に出ちゃってるんじゃない? というお話がほとんどです。例えば、本書では別に糖質制限ダイエットを否定しているわけではありませんが、極端にやりすぎちゃうと別の健康被害や不具合がありますよ、というスタンスです。ダイエットや美容のために食物繊維をたくさん食べることを否定はしませんが、極端に食物繊維過多の食事に偏ると、肌荒れや便秘の原因になる、と紹介されています。

つまり「極端なことをするな」というのが、全編通じて述べられていることじゃないかなぁと感じます。あるいは「〇〇を食べなければいい」とか「△△さえ食べればいい」とか、短絡的に考え行動するんじゃなくて、よく考えて下調べして、食事のコントロールを自分でしましょう、という話なのかもしれません。ああ、マジ正論。「これさえ飲めば」みたいな万能薬みたいなものは幻想なのだなぁ~。

栄養学はむずかしい!

本書を読んでて「献立を考えるのって難しい!」とつくづく感じたのは、こちらを立てればあちらが立たず、みたいな話が多いことです。例えば、果物を食べるのは良い効果もありますが、先に紹介したように食べる時間帯によっては良からぬ効果もあります。また、果物や野菜が、花粉症に反応してアレルギー症状が出ることもあるそうです。ダイエットは、健康管理の面でも必要で、生活習慣病としても必要です。だけど、ダイエットに精を出しすぎると、そのせいで生活習慣病のリスクが増えることもあります。

糖分を控えてたんぱく質を多くとろうと、肉をたくさん食べるようになり、結果的に油分を取りすぎて糖尿病リスクが増すこともあるそう。だけど、油は必ずしも悪者なわけではなく、上手に取ればダイエットの味方になる、という。……ややこしい!

あさよるはもう、こういう栄養学とか生理学とかめっちゃ嫌い&苦手の二重苦なのですよ……(´;ω;`) 栄養士ってマジで賢いよなぁ~とポカーン。

「いい塩梅」ができれば……

本書を超簡単に要約すれば「いい塩梅でやりなさい」ってことなんでしょう。だけど、その「塩梅」がわからないから困ったもんだ。子どもへの「食育」の大切さが叫ばれて久しいですが、親から子、祖父母から孫へ「食育」をするのはとても難しいんじゃないかと思います。だって、あさよるの祖父母は戦前生まれで、人生50年の時代の人たちです。今「人生100年時代」なんて言われるようになりましたが、それは「肉体を二倍も長持ちさせないといけない」ということ。あさよるの両親も、やっぱり50代を過ぎると高血圧やなんやらと健康診断で引っかかって通院をしています。両親が子ども時代に受けた「食育」は、人生50年対応だったのでしょう。そして、その子世代のあさよるは……。

やはり、親から子へ「食育」をするというのはムリがある話じゃないでしょうか。昔、親から教えられたことは、今の食環境や人生観とは合致しません。やっぱ、最新版に自力でアップデートし続けないといけないのかもね……。あ~、難しいなぁ( ノД`)

こういうのこそ、東洋医学の「中庸」ってのが大事なんでしょうね。難しいけど。

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『ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本』|スマホ+ゲームはヤバイ

こんにちは。あさよるです。毎日ブログなんて書いてると、ある時に「あなたパソコンに依存してるじゃないのか」とあらぬ疑いをかけられたことから、本書『ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本』を手に取った。。結論を先に言えば、本書を読む限りあさよるは依存ではないみたい。業務とブログ更新にパソコンを開くけど、それ以外はといえばYouTubeを見るくらいだし。ゲームはそもそもしないし。テレビもほぼ見ないから、意外とブルースクリーンを眺めている時間は少ないのかもしれない(YouTubeをどれだけ見てるかが問題ですな)。

しかし、あさよるが頑なにゲームをしない理由が「やめられないから」であり、スマホも持ちたくないのは「絶対ハマる」と確信しているからだ。一旦、自分をゲームやネットにいつでもアクセスできる環境に置けば、依存sてしまうのは目に見えているし、自力で抜け出せないとも思っている。だから、本書の内容は他人事じゃない。

スマホゲーム・ネット依存症

『ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本』は、ネットやゲーム依存について簡単に誰でも読める内容にまとめられた本だ。この講談社の「健康ライブラリー」シリーズはあさよるもよく読む。精神疾患や、発達障害、不登校やひきこもりなど、治療や支援や知識が必要な人に向けられていて、「誰でも読める」が徹底されている。かといって内容が薄いわけでもないので勉強にもなる。

で、本書のテーマはネット依存、ゲーム依存。心当たりのある方も多いのではなかろうか。ということで、「Internet Gaming Disorder Test」というテストが紹介されている。これはWikipediaの「ゲーム依存症」の項でも「インターネットゲーム障害の基準案」として紹介されている。

他にも本書では「スマホ依存スケール」というのも紹介されている。

スマートフォン依存スケール(短縮版)

① スマホ使用のため、予定していた仕事や勉強ができない
② スマホ使用のため、(クラスで)課題に取りくんだり、仕事や勉強をしているときに、集中できない
③ スマホを使っていると、手首や首のうしろに痛みを感じる
④ スマホがないと我慢できなくなると思う
⑤ スマホを手にしていないと、イライラしたり、怒りっぽくなる
⑥ スマホを使っていないときでも、スマホのことを考えている
⑦ スマホが毎日の生活にひどく悪影響を及ぼしていても、スマホを使い続けると思う
⑧ TwitterやFacebookでほかの人とのやりとりを見逃さないために、スマホをたえずチェックする
⑨ (使う前に)意図していたよりもスマホを長時間使ってしまう
⑩ まわりの人が、自分に対してスマホを使いすぎていると言う

P.8

各項目5段階で評価する。「まったく違う」1点。「違う」2点。「どちらかというと、違う」3点。「どちらかというとその通り」4点。「その通り」5点。「まったくその通り」6点。全部で31点以上になった場合「スマホへの依存の疑いがある」と考える。

また、本書では「ネット依存・ゲーム依存の特徴」はアルコール依存症の特徴から転用されていて、アルコール依存症と同じ「依存症」であり、治療が必要なことがよくわかる。依存症は怖い。自力で何とかできるもんじゃないから、ちゃんと病院にかからないといけない。ちなみに、あさよるが依存症の恐怖を初めて知ったのは、吾妻ひでおの『失踪日記』だった。慢性的なうつとアルコール依存症から自殺をはかるも失敗し、そのまま失踪していた日々を綴ったもの。

あさよるは個人的に、10代のころ酒屋でバイトしてた経験もあり「アル中の人」は見知っていた。朝出勤すると、社員よりも先に店の前で待っているおっちゃんが数人いた。パッと見た感じは、ごく普通のおっちゃん(おじいちゃん)だ。誰もが条件が揃えば中毒になる。今はアルコールよりも刺激の強い娯楽はたくさんあるから、それ以外のものに依存してしまっている人はたくさんいるんだろう。

ある意味、スマホ依存、スマホゲーム依存はアルコール依存症より怖いかもしれない。その理由は、多くのアプリが「無料」で手に入るからだ(もちろんハマると課金をしはじめるかもしれないけれど)。無料だから、どんどんアプリをダウンロードして、ずっとゲームやSNSに没頭し続けてしまう。まだ、アルコールだったらお金を払わないと手に入らないし、なくなると買いに行く手間もある。人に依存してしまう人も、相手がいないと依存できない。だけどスマホでSNSやゲームに依存するのは、コストはかからないし、部屋の中で一人で完結してしまう。かなり怖いぞ!

ところでスマホって必要なの?

スマホのゲームに依存してしまった人の例では、まず「無料ゲームアプリで遊べるのはコスパがいい」と感じ、そしてどんどんハマってゆくと「時間を買っている」との感覚でゲームに課金をし始め、課金額が年数百万円に膨らみ、家族の大問題になった。この「コスパがいい」「時間を有効活用している」との感覚が、なんとも厄介な感だ。ハマってしまえば、自分は賢い選択をしてると錯覚してしまうそうだから。

ところで、多くの人にとって、スマホって絶対必要なのだろうか。職業柄、最新型のスマホをガシガシ使いこなす人もいるだろうが、多くの人にとってスマホって、あくまで「娯楽」の道具じゃないだろうか。もちろん、娯楽のために道具を買いそろえるのは悪いことではないが、あまりにもコストがかさみすぎたり、業務に支障が出るくらい趣味にハマりすぎるのは考えものだろう。

それにしても「スマホ」&「ゲーム」という組み合わせはヤバイ。

『ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本』挿絵イラスト

どこでもできる、いつでもできるはヤバい

本書では子どもがスマホやゲームに依存してしまう例が数多く紹介されている。あさよるも子どもの頃からテレビゲームをやってた世代だから、子どもがゲームにのめり込んじゃうのはよくわかる。だけど昔のファミコンは本体をテレビに繋がなきゃいけないという、物理的な制限がかかっていた。しかし、今の一人に一台ゲーム機やスマホが配られている状態で、ゲーム依存、スマホ依存するなという方が無理な話だろうと思う。

なんかもっと根本的に、道具の使い方をよく考えないとヤバいんじゃないかと危機感を持った。繰り返すけれども「依存」というのは恐ろしいもので、一度「依存症」になったら自力でどうにかできることじゃない。「コスパ」や「効率」を考えるなら、そもそも「依存症にならない」ような環境を意識的に整えなきゃヤバいんじゃないだろうか。

突然、強制的にやめさせるのは逆効果

本書『ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本』は、すでに依存症になっているor依存傾向にある人や、その家族に向けられたものだ。だから「依存症予防」ではなく「依存症になったらどうすべきか」が趣旨である。

依存症じゃないかと感じたら、まずは専門医にかかること。本書ではネット依存・ゲーム依存が相談できる全国の医療機関も紹介されている。本人はなかなか自分の依存症に気づかないことも多いから、家族が病院に相談することも少なくないらしい。

そして家族は、強制的にスマホやゲームを取り上げたり、遮断してしまうのは逆効果だそうだ。無理やりゲームやネット環境を取り上げると、余計に依存対象に対して執着が増してしまうらしい。にゲームやSNSでオンラインの友人と連絡が取れなくなったり、ポイントやランキングが下がってしまうと、自分のキャリアや人間関係を壊され、否定されたと感じるらしい。うん、わかる。だから、話をしながら段階的にゲームやネットの時間を減らしてゆくよう根気よく対応しなければならない。

ゲーム機でゲームする方が楽しい?

あさよるも、スマホゲームは「ポコパン」と「妖怪ウォッチツムツム」にドハマりして、人間やめる寸前だった。マジで「寝る間を惜しんで」状態で、なかなか人生かけてやり込んだんじゃないだろうか。で、ゲームにハマるのはいいんだけれども、ゲームをするのが苦しくて苦しくてたまらなくなってくるのよね。そりゃ寝てないし、食べる時間も惜しんでるんだから苦しいわ。で、「苦しいのにやめられない」という苦悩。これって立派な依存症じゃね? と今気づく(苦笑)。

で、命がけでプレイしてる割に、達成感がないんだわ、これがw ある時に「こんなに苦しみが続くのはもう嫌だ」と、アプリを削除して一命をとりとめたのであります。

そして「やっぱ無料のゲームより、お金出して買ったソフトのほうが面白いなあ」ということになった。あさよるは今、ゲーム機をDSライトしか持ってないから、DSのゲームをたまに思い出したころにプレイする程度。だけど、任天堂のゲームはやっぱ無料アプリのゲームよりずっとよくできてて面白いように感じる~。

って、そういえば昔、どうぶつの森にハマって、夜中の昆虫採集や釣りが忙しくて眠れない日々もあったなぁ。やっぱゲームは、依存しないようにやるのって難しいなぁ。

家族って大事なんだなぁ

10代の人がネット依存・ゲーム依存になるケースが多いらしいのだけど、30代でも依存症で受診する人が増えているそうで、本書も全年齢対象。

しかし、本書を通じて読んで感じ入ったのは「依存症の治療には家族の存在が大事なんだ」ということだ。本人が依存症に無自覚で、家族が異変を感じ受診をすすめる場合が多いそうだし、段階的に時間をかけて依存状態から脱却してゆくにも、家族の支えがあってこそなのだろう。これは、どんなに親密な人がいても、家族でなければなかなかここまで深く関わることは難しいのではないだろうか。

反対に言えば「孤立してしまう」というのは、誰からの支援も受けられないということでもある。その状態で、依存から抜け出すのはとてもできないのではないか。あさよるも独身だし、独り身でいるって、こんなところにリスクがあったのか……と呆然とした。誰にも何にも依存せず、自立して生きたいけれども、そうはいっても生きてれば上手くいかないこともあるだろうし、困ったなぁ。こうやって、前もって勉強しておく必要性を感じた。

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『皮膚は「心」を持っていた!』|好き嫌いも肌で感じてる?

『皮膚は「心」を持っていた!』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。『皮膚は「心」を持ってた!』とタイトルがなんだか非科学的な感じがしますが、読んでみると結構普通でした。理系とか医学系の本は難しいので読むのが大変ですが、誰でも読めるように噛み砕かれた内容です。また、多くの人が共感ができるような話題が扱われています。

本書では皮膚の感覚、触覚という、四六時中感じているけど、あんまり意識することのない器官が取り上げられています。皮膚感覚が無意識にもたらす効果を知ると、自分の感じ方、考え方も変わるかも?

皮膚は露出した「第二の脳」

本書『皮膚は「心」を持っていた』というタイトルはややミスリードを誘うような、煽りタイトルですが、中身はまともです(だと思う)。皮膚は「第二の脳」と呼ばれるくらい、生き物が生きるために重要な器官らしいのです。身体の中で一番大きな器官でもあります。

脳がとても小さい昆虫も、触覚の感覚を使って俊敏に行動します。あるいは脳を持っていない単細胞生物のミドリムシだって、体の表面に触れる外界を察知して動き回っています。皮膚は脳が生まれるよりもずっと前から、生き物が活動するために使われていたんです。

また、皮膚は音を聞いています。音は空気の振動ですが、聴覚では感知できない周波数の空気の振動も、皮膚で感じることができるのです。また、目を閉じていても「色」を感じることもできます。色は光の波長の中の可視光線を「色」と感じているので、皮膚は光の波長の違いを感じるんですね。赤外線は温かく感じるし、紫外線を受けると「日焼け」をするのも、皮膚が「感じている」証拠でしょう。

肌の感覚で快不快を感じている

わたしたちは快/不快を肌感覚で感じていると言います。心地よさなんてまさに「心」で感じているように思いますが、皮膚感覚が重要らしいのです。同じシチュエーションでも、温かなカップを持ってるときと、冷たいグラスを持っているときで、相手への好感度に変化があるそうです。もちろん、手が温かいときは相手への好感度が高く、手が冷たいと相手への好感度が下がります。

心理学では、サルの赤ちゃんを使った実験が有名です。サルの赤ちゃんを母親から引き離し、ワイヤーで作ったミルクをくれるママの人形と、ミルクはくれないけど布でできたママの人形を用意しするろ、子ザルは布の人形に愛着を示すそうです。つまり、「エサをくれる存在」よりも「肌触りがいい存在」の方に愛着を持つということ。人間の子育に当てはめるなら、赤ちゃんは「母乳をくれる母親」ではなく「肌触りがいいもの」や「優しく体に触れてくれる人」に愛着を示すということ。だから、父親や祖父母、保育士など、母親じゃない人だって、赤ちゃんに安心や愛着を感じさせることができるのです。

柔らかいものに触れると心が和らぐのは、大人だって実感があるでしょう。スヌーピーが登場するマンガ『ピーナッツ』に登場するライナスは、いつもお気に入りの毛布を引きずっています。その様子から、触っているだけで心が落ち着くようなアイテムを「ライナスの毛布」と呼ばれています。子ども時代に「ライナスの毛布」があった人は多いだろうし、大人になったって「ライナスの毛布」がある人も実は多いんじゃないかなあと思います。ちなみに あさよるは、洗濯してクタクタになったタオル地が好きです。

また、悪いことをしたとき、悪口を言ったらな口を、悪口を手紙に書いたら手を、洗ったりゆすいで清潔にすると罪悪感が減るそうです。朝、熱いお湯を目覚めのシャワーであびると気分が切り替わって、気合が入ったりもします。

皮膚は「心」を持っているというのは、言い過ぎではなさそうです。

「触れる」を上手に使えたら

心許せる人に身体を触れられると「オキシトシン」というホルモンが分泌されるそうです。オキシトシンは「愛情ホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれ、幸せを感じたり、ストレスが軽減されます。疲れたとき、エステやマッサージに行きたくなるのも、「人に触れられる」という行為そのものが、ストレス軽減につながるからでしょう。また、エステやマッサージでは、施術している人も、施術されている人に同調してオキシトシンが分泌されるそうです。家族や恋人など、近しい人同士でも、身体が触れ合うような習慣があると良いですね。

オキシトシンは女性のほうが分泌されやすいそうですが、オキシトシンは人の縄張り意識を高め、攻撃的にする効果もあります。子どもを産んだ母親は、オキシトシンにより幸せを感じる一方で、子どもを守るために「強くなる」んですね。

なもんで「触れる」というのは、上手に行えばストレス軽減し幸せを感じますし、下手に触れると不快感が増しイライラが募ります。好きな人に触られるのは気持ちいけど、満員電車の中で見ず知らずの他人と体を密着させるのはとても不快です。不快感を紛らすために、目をつむったり、スマホや本に目を落としたり、なるべく気を紛らす工夫をみなさんしています。

日本人はハグをしませんし、握手も滅多にしません。「触れない文化」を持っていると言っていいでしょう。「触れる」というのは上手に使えばコミュニケーションもスムーズになるし、自分自身のストレスも軽減されるなら、積極的に「触れる」関係を作っていきたいなあと思いました。もちろん、「お互いに親密だと思いあっている」間柄限定ですよ。

触れられることで「自分」を確認する

本書では、「触れる」ことは自己を形成するためにも重要だと紹介されていました。子どもの頃、人から「抱きしめらられる」ことで、安心と同時に「自分がここにいる」ことを感じるそうです。自分の存在を感じることは、自分と他人が別の存在であることを知ることでもあります。

本書では、幼少期に抱きしめられた経験が少なかったために、自分と自分以外の境界線が曖昧な人の例が登場します。自分の心に土足で上がり込んでくるような人を許してしまったり、断れずに相手の要求を呑んでしまったり、苦しい思いをした経験が紹介されています。世界と自分との境界線があやふやだから、自分の持ち物が否定されると、自分が否定されたように感じてしまったり、傷つかなくてもいいことで傷ついたり、拒絶してもいい場面で拒絶できなかったり、大人になってからも影を落としています。

人から「抱きしめられる」って経験は、想像以上に重要なものみたいです。もちろん先に紹介したように、「抱きしめる」存在は母親だけでなく、父親や祖父母、保育士など、どんな間柄の人でも同じです。子育てをするなら、母親以外の人にも抱きしめられ、安心できる経験を増やすよう努めると良いみたいです。

触れ合いは〈絆〉も〈束縛〉もつくる

スキンシップは夫婦・恋人同士や親子、仲間内の〈絆〉を深めるものなのですが、〈絆〉はお互いに〈束縛〉しあうものであることも忘れてはなりません。子どもは抱きしめることで安心を感じるのですが、思春期になっても、親が子ども扱いして身体に触れるのは、ご法度です。親離れをしようとし始める時期ですから、子ども扱いはやめましょう。しかし一方で、思春期とはいえど「甘えたい」という気持ちも同時に持っています。子どものように甘えさすのではなく、激励するように肩に触れるなど、スキンシップの方法を変えてゆきましょう。

欧米でも年月とともに、夫婦間のスキンシップは減っていくようです。なるべく同じベッドで寝たり、ソファに並んでくつろいだりと、同じ空間で、お互いに距離を縮めるような工夫を持った方がいいと紹介されています。

人に触れない文化だけど

『皮膚は「心」を持っていた!』挿絵イラスト

日本人はハグや握手をしない、スキンシップの少ない文化を持っています。そういえば あさよるも、人と触れ合うような経験って、電車の中で他人と密着する程度かもなあと考えて、「こりゃヤバイ」と感じました(;’∀’)

また、照れ臭くってスキンシップってなかなか取れなかったりするけども、恥ずかしがらずに「触れる」って大事なんだな。

まだ、肌の感覚って、見過ごしてしまいそうだけれども、自分の精神状態をつくるにも大きな役割を果たし得ていることも知りました。清潔を保つことや、気持ちのいい衣類を身につけること、座りやすい椅子を選んだり、「手ざわり」「肌ざわり」にもっと意識的にこだわってもよさそうです。

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『QOLって何だろう』|命の質を自分で決める、そのために

こんにちは。あさよるです。あさよるはここ数年、断捨離・片づけに励んでいるのですが、「QOL」という言葉を知ってから、片づけがひとつ進むたびに「QOLが向上した!」と悦に浸るようになりました。あさよるにとっての「QOL」は、生活のクオリティー、気分よく、機嫌よく毎日を過ごすことでありました。

今回手に取った『QOLって何だろう』では、生活の質の話ではあるのですが、もっとシビアな「命」のお話です。生命倫理を一緒に考える内容です。

明快な答えが用意されているものではないので、読んだらモヤモヤとしてしまう読書になるかもしれません。だけどそのモヤモヤと向き合って生きることが、QOLを考えることにつながるんだと思います。

「幸せ」ってなんだろう

本書『QOLって何だろう』は、「幸せ」とはなんだろうかと考え込んでしまうものです。現代日本では、高度な医療に誰もがかかることができ、「人生100年時代」なんて言われるくらい長寿が叶っています。ヒトにとって、医療にかかれる、長生きができるとは、これ以上のない幸せが到来している時代だと言えるでしょう。

そこでわたしたしは「どう生きるのか」「幸せに生きるとは」と新たな課題に直面しています。本書『QOLって何だろう』は10代の若い方たち向けに、医療現場で直面する「命」や「幸せ」「意思」を問いかけるものです。若い世代ほど「老い」や「病」がまだ遠いものである方も多いでしょうから、なおさら大切な問いかけです。

「QOL」とは

「QOL」とは「Quality of Life」の略です。。

 Quality of Lifeは、その「よさ(質)」を問います。
「生命の質」と言えば、生きることの意味や価値が問われ、人間の生命の尊厳や、苦痛のない「いのちの状態」が問題となります。
「生活の質」と表現すれば、病気を抱えながらも、できるだけ普段通りの生活を送れることや、自立して生きられること(これは人間の幸福感の源です)を目指そうとし、「人生の質」と言えば、その人の「生きがい」、自分らしく生き切ること、自分の人生観に沿った生き方が実現できるかが注目されます。
つきつめれば、QOLは、そのいのちを生きる本人にとっての「幸福」や「満足」を意味しているのです。

p.9-10

「病気をしても、いつも通りに生活したい」「自分らしく生きたい」と願い、幸せに生きられる「質」の向上が求められています。「畳の上で死にたい」とか「最後は自宅で」と願う人は多いですし、延命治療をどこまで受け入れるのか、どこでやめるのかは、本人にも、また家族にとっても重大な決断になります。

同時に、医師や看護師、介護士らにとっても、クライアントのQOLは重大です。患者の願いを優先するのか、医療を施すべきなのか、悩みが生まれています。

医療の進歩が「QOL」をもたらした

かつて伝染病が蔓延し、たくさんの人々が死んでいった時代、個人のQOLよりも、患者の治療や隔離が重大でした。ことによってはパンデミックを引き起こし、国の存亡にまで関わることだからです。また、医療が十分に発達していなかった時代には、治療を受けることがリスクになることもありました。例えば麻酔がなかった時代や、抗生物質が発見される前の時代は、治療を受けない人もたくさんいました。

QOLは医療が十分に発達したことで、直ちに治療、隔離しなければ他の人の命にかかわるような環境から社会が脱したことによります。医療の進歩が、QOLの概念をもたらしたのです。

医療の進歩が「QOL」を難しくした

同時に、医療の進歩がQOLの判断を難しくしました。余命宣告をされ、手術により延命できるとき、それを受け入れるのか。認知症高齢者は、入院によって体力が落ち、寝たきりになることがあります。治療とにって食事が困難になるならば「おいしいものを食べたい」という欲求の、どちらを優先すべきなのか。

どれも答えのない問いです。本書ではたくさんの実例が紹介されています。

アメリカで起こった「リナーレス事件」では、生後7か月の子どもが風船を誤飲する事故を起こし、一命はとりとめますが、脳を損傷し自発呼吸ができず、意識も回復しないと告げれました。人工呼吸器につながれた息子を前に、父親は「息子の魂を自由にしてほしい」と人工呼吸器を外すよう頼みますが、医師は断ります。当時の考えでは、人工呼吸器を外すことは「殺人」に当たると考えられていたためです。8カ月ものあいだ父親は苦悩し、ある日ある決断をします。銃で医療者を脅し、誰も病室に近寄れないようにして、父親自らが人工呼吸器を外したのです。そして我が子を抱き、命が失われるのを確認してから、泣きながら自首をしました。

当時「延命治療がもたらした悲劇」として話題になったそうです。

本書ではこう考察されています。

 おそらく、彼は、息子のいのちが「生かされている」状況を見て、延命による生とQOLとのギャップを感じていたのではないでしょうか。それは、このような状態で生き続ける息子の「生命の質」は低いという、QOLの判断です。
その判断をもう少し抽象的にすれば、確かに生命は尊いけれど(息子の生命は自分にとってかけがえのないものだけれど)、その生命の状態によっては、生きるに値しない生命もあるということになります。

p.114-115

本来ならば、何が幸せで、何が活きるに値するかのQOLは、本人の意思によって決められるべきです。他の人が見て「あの人はQOLが低い」「あれは生きるに値しない」と決めることではありません。親であっても、我が子の命の判断をしても良いのでしょうか。

植物状態で意識もないと考えられていた人が、肉体が一切反応もなく動かないだけで、全くクリアに意識があった事例が話題になりました。その後、植物状態だと考えられていた人を検査しなおすと、同じような人がたくさん見つかったそうです。動かない肉体の中に、意識が閉じ込められた状態だったというわけ。タブレットを使って意思の疎通が取れるようになった人の話では、医師と家族とのやりとりなど、鮮明に覚えており、ずっと意識がハッキリとしていたといいます。

意識のない人や、QOLの判断ができない状態の人のQOLを、誰が決めるのかについて「生命倫理学」では統一見解がないそうです。

本人のQOL、家族のQOL

認知症で徘徊のある高齢者が骨折をしたとき、家族は「寝たきりのままでいい」と判断することも少なくないそうです。病気や怪我の本人のQOLのみならず、その人を介護する家族のQOLも絡んできます。

本書では羽田圭介さんの小説『スクラップ・アンド・ビルド』のエピソードが紹介されます。主人公は祖父が「自然死」を望んでいることから、祖父の身の回りの世話をなにもかも勝手出ます。祖父を「なにもしなくていい」状態に置き、体力を低下させ、判断力を失わせ、自然と死に導入させられると考えたからです。一方で、主人公の母は「皿は流しに持っていきなさい」「自分でなんでもやらなきゃ寝たきりになってしまうから」と、祖父に厳しく当たります。母には母の思いがあります。

祖父は自分のことを「早う死んだらよか」と言っていたのに、ある時お風呂場でバランスを崩し、主人公に助けられ「死ぬとこだった」と安堵します。その言葉を聞いて主人公はめまいを感じます。「早く死にたい」と望んでいた祖父が「死ぬとこだった」と言うからです。どちらが祖父の本音なのでしょうか? ……たぶんどちらも祖父の本音でしょう。

スクラップ・アンド・ビルド

また、家族も「自宅で自然死してほしい」と願っていても、同時に「少しでも長く生きてほしい」と願ってもいます。自宅で死を迎える準備をしていたのに、いざ親や配偶者が目の前で発作を起こすと救急車を呼んでしまう人も少なくないそうです。そして、「もう一回話がしたい」と、「もう一回」を望むのです。

若い世代には馴染みのない話題をやさしく

本書『QOLって何だろう』は、ちくまプリマ―新書で、10代の人でも読めるように構成されています。副題に「医療ケアの生命倫理」と謳われていますが、若い人ほどまだ「病気」や「老い」に縁遠い人も多いでしょうから、多くの事例や例を挙げて紹介されています。

2016年の相模原障害者施設殺傷事件では、事件が海外でも報道されました。

 私はこの事件について新聞の取材を受けた際に、記者の方といろいろとお話したのですが、そのとき、つくづく感じたのは、この事件に対する、海外の反響と日本のそれとの大きな違いでした。
欧米では、優生思想に対して、世論がとても敏感に反応します。今回の事件でも、米国ホワイトハウスやローマ教皇は、すぐに声明を出しました。
ローマ教皇・フランシスコは、同日、事件で人命が失われたことに「悲嘆」を表明し、「困難なときにおける癒し」を祈り、日本における和解と平和を祈願していました。ホワイトハウスでも、プライス報道官は「相模原で起きた憎むべき攻撃で愛する人を殺害されたご家族に、米国は最も深い哀悼の意を表する」という声明を発表しました。
しかし、日本では、障害者がターゲットにされた事件だということに対して、国民の当事者意識が低いように感じられます。精神的に問題のある一人の男性が起こした凶悪事件という認識にとどまり、彼に「障害者はいなくなればいい」と言わしめてしまった社会のあり方や、いのちの尊厳について、根本から問い直すという問題意識が、希薄なのではないかと思えてなりませんでした。

p.16-17

日本は高齢社会ですから、これからますます「どう生きるか」「どう死ぬか」「幸せとはなにか」に社会は直面するでしょう。にもかかわらず、一般にはまだQOLの考え方は広まりきっていないですし、「命は誰が決めるのか」と議論する土壌すらまだないのかもしれません。

本書は、若い世代へ向けた生命倫理について問いかけるもので、明確な「答え」は存在しません。本人の意思だけでなく、苦悩する家族や医療者にも共感してしまい、答えが見つけられない人も多いでしょう。

幸せは自分で決める

あさよるは昔、路上で気分が悪くなって救急搬送されたことがあります(;’∀’)> その時に始めて「救急車の乗り心地は悪いんだなあ」と知り、カーテンで仕切られた処置室の天井を眺めながら「ここで死ぬのは嫌だなあ」としみじみ思いました。「最期のときは自宅で」と望む人がたくさんいる理由を痛感したのでした(ちなみに、今はもう元気っす)。

誰も病気になりたくないし、怪我や事故に遭いたくはない。叶うならどうか、静かに自宅で家族と一緒に居たいと願うのはおかしなことではありません。だけど、病や事故は突然やってくるもので、願いが叶わない人もいます。

今回、記事中ではかなりギリギリな例を挙げましたが、誰もがいつか最期の瞬間を迎えます。その時自分は「どう生きるのか」「どう死ぬのか」「何が幸せなのか」と考えることは、悪いことではないでしょう。

しかし、自分で選択するとはつまり、責任は自分が持つということでもあります。これまでのように「医師にお任せ」ではなく、自分の意識を持つことが迫られているとも言えます。自分の命の行く末を家族に決めさせるのも、それはそれで酷な話だろうと思います。やっぱり、自分でよく考えて、自分でよく調べて、家族に話しておくべきことじゃないかと思いました。本書はその助けとなる、最初の一冊になるでしょう。

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『医者が教える最強の栄養学』|キッチンに一冊・健康・栄養のこと

こんにちは。あさよるです。花粉症と季節の変わり目の、つらい季節です……「春」というのは待ち遠しいのに、いざ側まで来ると山あり谷ありですね……。体調崩しがちな時期だから、手が伸びてしまうのが〈健康本〉w 読むだけで身体によいことをしたような気になりますが、読んでから、実践してナンボですよ。

『医者が教える最強の栄養学』は、その名の通り意志が、巷で語られる〈健康法〉のホントのところを斬りながら、日ごろの献立で使える食品栄養の項目がまとめられています。キッチンに常備しておいて、「あ、そういえば」と都度手に取って読み返すための本です。

溢れかえる〈健康情報〉の時代に

本書『医者が教える最強の栄養学』は、巷で氾濫する〈健康情報〉に釘を刺し、それらが偏った知見からくるものだと提示します。後半では、栄養素の働き方や取り方が紹介されています。

日本ではテレビで「○○は身体がいい」と放送されるとダーッとみなが詰めかけ、「△△健康法」と聞けばまた飛びつき「ジョギングがいい」とか「有酸素運動」とか「コレステロール値」「プリン体」とか、よくわらないけどなんかすごそうな単語が商品の横で踊っています。

さて、その言葉の意味をどれほど我々は理解しているのか。そして、その健康法は、ほんとに体にいいのか。答えは、イエス/ノーと簡単に言えないから昔く、それ故に多くの人は短絡的な解決法に飛びつくのかもしれません。

例えば「お酒は身体に悪いのか」。お酒を飲むことでリラックスし、潤滑油として上手に用いる人がいます。「コレステロールは身体に悪いのか」。コレステロールは身体を作る材料で、必要な栄養素です。すべてをカットしてはいけません。「ジョギングは身体に良いのか」。ジョギングのせいで足腰を痛めては元も子もありません。それに、スポーツはそもそも肉体を酸化させるものです。

健康のホントのところは、簡単にイエス/ノーで答えられることではありません。だから、消費者の恐怖をあおって商品を購買させるのも極端だけど、「○○は身体にいい」と言ってテレビで特集が組まれているのもいかがなものか、というお話です。正しい/間違いで語れないからこそ、知識が必要なんですね。

本書では巷で語られる〈健康法〉がバッサリ切って捨てられ、ショック療法的に、自分の知識が「思い込み」あるいは「テレビの見すぎ」だと知らされます。

栄養学は難しい

本書の後半は各栄養素の紹介なんですが、栄養学は難しい!>< 情報が多すぎて大変です。が、この情報が大事……テレビや情報誌ではキャッチ―でライトな内容しか触れません。しかも、恐怖や購買意欲を煽るようなものばかりです。正しい、冷静な情報に触れる手段を見つけておきましょう……。

正攻法で、教科書読むが手っ取り早いかも

本書『医者が教える最強の栄養学』は、新書でコンパクトに栄養学の知識が詰め込まれた書物なんですが、ほんとに栄養学についてある程度知識を身につけたいなら、面倒くさいけど、教科書的な本を探してきて、勉強するのが一番手っ取り早い気がします。放送大学の授業とかオススメです。正直、新書一冊で理解できる範囲じゃないだろうし、「理解した気になる」が一番厄介な気がします。

といっても、一冊でサクっと読める栄養学の本は面白いし、キッチンに常備しておいて、気になったとき気になった箇所だけ読めば良いでしょう。それがコンセプトみたいだし。ちょっと煽り気味のフレーズが並んでいますが、これくらいの刺激、日ごろ広告で見まくってるので気にならないという……。

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『こわいもの知らずの病理学講義』|恐ろしい話を面白おかしく

こんにちは。話題本に目がない あさよるです。さて『こわいもの知らずの病理学』はネットや書店でちらほらと目にしていて、気になっておりました。著者は大阪大学の仲野徹先生。仲野先生のことは、ラジオで何度かお話を聞いて、オモロイ語り口がファンになりました^^

以前、あさよるネットでも紹介した、仲野徹先生の著書『エピジェネティクス』は、あさよるにとって難しい本でしたが、新しい知見と価値観をもたらしました。内容は当該の記事を見ていただくとして、なんか「人生って生まれたときから決まっているワケではないんだ」という科学的な裏付けを知ったことで、人生観まで変わった気がします。読書ってオモロイなあと思ったし、科学、医学の知識は、常識や概念を塗り替えるんだなあと実感しました。

ということで、今回手に取った『こわいもの知らずの病理学』もオモロクないわけがない。

おもしろおかしい病理学

本書『こわいもの知らずの病理学』が「病理」という何やらオソロシイ、そしてムズカシイテーマを扱う本です。しかし、なにやらこの本、書店で平積みされているし、話題本らしい……。みんな、こんなムズイ本読んでるんすか!? と、ページを数枚めくると、その秘密がわかります。確かにムズカシイ「病理学」の話題を扱っているのですが、ざっくばらんに〈おもしろおかしく〉病理の話が展開されているのです。

それもそのはず、著者の仲野徹さんは大手書評サイト『HONZ』のレビューアーをなさっていて、楽しい語り口をご存知の方も多いかも。

あさよるは、仲野先生がラジオでお話されているのを聞いて、とてもお喋りが楽しくて著書を手に取った経緯があります。だから、本書『怖いもの知らずの病理学講義』が面白くないワケがないっ。ということで本書は、仲野先生が近所のおっちゃんおばちゃんから病気について質問される経験から、普通の人でもある程度正確な病気の知識を持てないものか、と制作された経緯があり、軽いノリで読めるけど、だけど多くの人が「わかる」お話。

病気になるは怖いですが、本書を読むのは怖がらず、どぞ。

病理学って?(ムズカシイ……><)

まず「病理学」とは。

広辞苑で「病理学」という言葉をひいてみると、「疾病を分類・記載し、その性状を究め、病因および成り立ち方を研究する学問。」とあります。さすがです。ちょっと小難しい雰囲気をかもしながら、短いセンテンスにあますことなく意味をほぼ完璧に押し込んであります。

p.22

仲野先生は「さすが」と仰ってますが、あさよるにままだムズカシイ……。ということで、現在の「病理医」と呼ばれる仕事について説明がなされていました。「病理医」の仕事の一つが、亡くなった人の病気について詳しく調べること。そして、生きている患者さんから採取した組織から、病気を判断したり、がん手術中に切除した組織を調べ、悪性細胞が取り除かれたかどうか確認します。患者と直接会うことは少ない仕事だそうで、あさよるがピンとこないのもこのせいか……。

病気の原因を探したり、原因を特定する仕事って感じでしょうか?(どうでしょう?)

怖い病気も、怖いもの見たさで

本書は、怖くて見たくないけど、知らないと困る「病気」のお話を扱っています。例えば、大きくページを割かれている「がん」については、誰もが他人事ではなく興味のある話でしょう。この、恐ろしくて耳をふさぎたくなるような話を、仲野先生が軽快にジョークを飛ばしながら解説してくださいます。

テレビやメディアで耳にする、実は意味が分からない言葉の説明もあります。例えば「アポトーシス」とか「マクロファージ」とかね。あと、そういや中学生のとき習ったな~と思いつつ、今さら他人に聞けない「DNA」や「遺伝子」のお話。

病気や健康に関する話なので、あさよるのない知識で語りようがありませんが、「確かに病気は怖い」だけど「病気を知らないのはもっと怖い」。

オモロイ!ムズイ!

いや、正直言うよ。この本、仲野先生は「普通のおっちゃんおばちゃんかでもわかるように」って言わはるけれども、めちゃムズイからなっ!w あさよるは生物学が嫌い&苦手の二重苦で苦しんだので、結構ツライです。これでも、この2年余り、頑張って化学と生物学を学びなおして、人体の生理学も履修したのになあ~(;’∀’)(;’∀’)

勉強してわかるのは、医者って賢いわ。薬剤師はスゴイわ。先生の言うこと聞こうと思ったもん。

たぶんきっと高校生くらいの生徒なら、より楽しく面白しく読めるかも。学校で習う知識のプラスアルファのはなしだから。

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中野徹さんの本

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