生き方を考える本

30 社会科学

『月3万円ビジネス』|小さくたくさん儲けたら…幸せ・安心

『月3万円ビジネス』は以前からおすすめされていた。大きく儲かるビジネスに挑戦するとなると成功するような気がしないが、小さく月3万円くらいだったら自分もできそうな気がする。そして、月3万円儲かるような仕事を複数できるようになれば、それだけで食...
30 社会科学

ちきりん『マーケット感覚を身につけよう』|売れるところで売ろう

ちきりんさんはTwitterでもちょこちょこチェックしていて、新刊が出る度気になっている(今回読んだ『マーケット感覚を身につけよう』は2015年の本だけど)。とっつきやすくて誰にでもわかるように話が展開されていく、読みやすい本だ。だけど、書...
10 哲学

下重暁子『極上の孤独』|「幸せ」も多様化している

ベストセラーになっている『極上の孤独』を読んでみた。 本書は著者の下重暁子さんによる「孤独」をテーマにしたエッセイ。 元アナウンサーで現作家。華やかな経歴をされている方だけれども、独身。 現在、孤独=悪のような風潮が当たり前になりつつある世...
10 哲学

『心配学』|原発、喫煙、ギャンブル、災害……本当に心配すべきこととは?

「〈安全〉よりも〈安心〉が欲しい」みたいな言い回しがあるように、不安な気持ちが続くのはつらい。大丈夫と安心していたいものだ。本書『心配学』は、災害やテロ、事件、事故など心配事を、正しく心配するためのガイドラインになる良書だ。 〈適切に心配す...
20 歴史、世界史、文化史

『交雑する人類』|サピエンスの歴史…ルーツは「混ざり合い」

2018年、遺伝学者のデイヴィッド・ライクさんが、地球上の人類の交雑の歴史を太古の昔から紐解いてゆく。現在、グローバリゼーションの時代が到来し、人々はワールドワイドに行き交うようになったけれども、人々の大移動はなにも最近始まったものじゃない...