『五つ星のお付き合い』|「いい人」になるたった一言

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こんにちは。『五つ星のお付き合い』って、レストランでのマナー本なのかと思って手に取った あさよるです。読んでみると、コミュニケーション本でした。えーっと思いつつ、読み進めると、なんかコレ、いい本じゃないか~と楽しくなってしまう読書でした。

人と人とのコミュニケーションを円滑にするのは、たった一言の配慮や思いやりなんだなぁ!

一歩、近づくための一つの言葉

本書『五つ星のお付き合い』では、シチュエーション別の「人間関係が円滑になる方法」が紹介されています。たった一言や、たった一つの発言が、人との関係を変えてゆきます。相手を言い負かすでもなく、「ドヤァ」とええこと言うたる訳でもなく、相手を慮り、人間関係を円滑にするための言葉遣いです。

ついつい言葉がキツクなっちゃう人や、意地になって相手を言い負かしちゃったりとか、関係がこじれちゃう人、必読ですよ。はい、それ、あさよるなんですけどね(;´∀`)>

しなやかにサラリと、何気なく口にできれば素敵だろうなぁと思える言葉や気遣いばかりです。

使いかた間違うとヤバイ?

本書、読んでて異議なし!なんですが、ネガティブな点をひねり出して、強いて言えば……使うシチュエーションを誤ると、ややこしくなるのかな?ということ。

例えば、直接指摘したり訂正すると角が立っちゃう場合、他の人に代弁してもらいます。本書では〈ボイスチェンジ〉と紹介されていました。自分が話すと、相手の人が「攻撃された」「否定された」と感じてしまう場合、別の人に変わってもらうんです。が、代弁してもらう相手を間違えれば逆効果にもなるだろうし、そもそも自分の口から伝えてもいい相手かもしれない。見極めが大切ですね。

……って、この程度の「ややこしくなる要素」でして、全体として「ごもっとも」な内容です。

そう、ほんのちょっとの「気遣い」なんです

人間関係を円滑にするもの。それは心にもないおべんちゃらや、お世辞やプレゼント作戦ではない!まぁ、そういうやり方もあるんだろうけど。たった一言、ちょっとした気遣い。その素振りで、人との関係は変わってゆくのです。

例えば、プレゼンや人前で説明等をしたあと「ぼくのスピーチ、どうでしたか?」。この一言!どうしても自分のスピーチの出来は、客観視しにくいもの。他人に「どうでした?」と尋ねることで、なんらかかのリアクションを相手は返してくれます。褒めてくれても有り難いですし、欠点を指摘してくれても有難い。どう転んでも感謝しかない会話です。

話始めは、「エー」とゆっくり言ってもいいというのも、肩の荷が下りるよう。しっかりとお腹の底から声をゆっくりと出す。そして、ゆっくり落ち着いて話し始めます。焦って早口で話すと聞き取りにくいですから、「ゆったり」のための「エー」。心がけます。

初対面の人との対応も、役立ちます。とにかく「共通点」を見つけ出す!学生時代の部活とか、私生活とか、なんでもいいんです。一つでも共通点があれば、お互いに親しみを感じますよね。これは、自分が上手に話すんではなくって、相手の話を「聞くのが上手」である必要があります。相手の話題を聞き出しましょう。

「なにそれ教えて」も、聞き上手フレーズですね。知らないことを隠さずに、むしろ好奇心を持つ。こんなこと言われちゃったら、無口な人でも話してくれます。知ってるふりをやめるだけで、会話も弾むのです。

軽く読めるが、長いお付き合い

『五つ星のお付き合い』は22のお付き合いのコツが紹介されています。

本書を語るとき、まず装丁のこだわりに触れる必要があるでしょう。表紙の紙も高級感があり、タイトルの文字も箔押し!中のデザインも「五つ星」な雰囲気に統一されています。装丁が美しい本って良いですよね~。

そして、軽く読み進められる上に、長く読める内容であるところがgood。扱われている人との関係は普遍的なテーマですから、時間が経っても読むことができるものです。「人間関係を円滑にする」なんて壮大なテーマ、分厚い難しい本になっちゃうようなテーマです。それを最小にコンパクトに収めてあるのも良い所。

普段はあまり読書の習慣がない人も、本をたくさん読む人も、満足できる気遣いがなされていると感じました。

五つ星のお付き合い

五つ星のお付き合い (Sanctuary books)

五つ星のお付き合い (Sanctuary books)

  • 作者:山崎 拓巳
  • 出版社:サンクチュアリ出版
  • 発売日: 2006-11-10

目次情報

1 ほめるコツ こそホメ
2 人脈を広げるコツ 友だち呼んでいい?
3 感想をつたえるコツ ここがすごく好き
4 スピーチのコツ お腹から「えー」
5 発表した後のコツ お聞かせください
6 才能を開花させるコツ あなたは絶対すごい人になる!
7 もっと親しくなるコツ みんなで行きます
8 初対面の人とうちとけるコツ 共通点を発見
9 生きるクオリティをあげるコツ なにそれ教えて
10 お店の人と仲良くなるコツ ○○さん、ありがとう、
11 自分を知ってもらうコツ また来ます!
12 場の空気を読むコツ リーダーに注目
13 年上の人とうちとけるコツ ためになります
14 会話のピンチを乗り切るコツ それもまた実力
15 場をなごませるコツ 天使といっしょ
15 仲間とアップデートするコツ ハッピードロー
17 仕事をスムーズにするコツ 同時にびっくり
18 お断りのコツ 行けなくて心苦しい
19 アドバイスのコツ1 ボイスチェンジ
20 アドバイスのコツ2 未来の笑顔
21 まなぶコツ もっと教えて
22 幸運がつくコツ おかげ運

山﨑 拓巳(やまざき・たくみ)

1965年、三重県生まれ。広島大学教育学部中退。FCA。エッセイスト、画家、イラストレーターなど幅広い分野で活躍。1999年、NY・SOHOに初めての絵画古典“parallel world”を開催。人の生きる営みをストレートにとらえた作風が、国内外を問わず高い評価を得ている。

【山﨑拓巳・公式ブログ-Taku’Blog-】
http://www.taku-blog.jp/

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