『何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから』|痩せ習慣は手に入る?

こんにちは。毎日 体組成計で身体を測っている あさよるです。昨年11月に買ったので、もう半年以上記録を取ったことになります。さてさて、この半年あさよるのは体はどう変わっ……なにも変わってない! というw体重が増えていないだけ褒めポイントではありますが、結構食べる量や運動量に気をつけていたつもりなのに、何も変わらないって……orz

これは、あさよるの体が根っからの「太りやすい体質」であり、そもそも「痩せられないのでは?」なんて思っちゃいます。はぁあ。軽く絶望しつつ、『何をやっても瘦せないのは脳の使い方をまちがえていたから』という、渡りに船なタイトルな本を見つけました。

痩せるやすい人、太りやすい人の特徴・考え方

本書『何をやっても瘦せないのは脳の使い方をまちがえていたから』では、ダイエットしても痩せない人、いつもスリムな人の違いを、考え方や行動から洗い出します。

そもそも、スリムな人は「お腹が空いたら食べる」「お腹が空かないと食べない」という、至極シンプルでごもっともな習慣を持っています。一方で太る人は、お腹の具合ではなく、「時間だから食べる」「誘われたから食べる」「イライラするから食べる」など、空腹とは違った理由で食事をします。まずは、スリムな人が持っているシンプルなセンサーを働かせましょう。このセンサーは誰だって持っています。子どもはみんな、「お腹が空いたら食べる」「お腹が空かないと食べない」誰だって、私だってあなただって空腹センサーを持っていたのです。

空腹感を意識することが大切なのですが、「偽の空腹感」に注意!急に血糖値が上がり、その後急降下すると、空腹を感じます。もう一つが、目で見て「おいしそう」「滅多に食べられない」と頭で考えてしまうこと。本当の空腹じゃなくても、食べてしまう→体重が増える。ああ!

ダイエット指南本ではない

注意として本書『何をやっても瘦せないのは脳の使い方をまちがえていたから』はいわゆるダイエット本ではありません。体重の減らし方、具体的に何をすればよいのか書いた本ではないのです。本書のメインはスリムな人と痩せられない人は「習慣が違っている」ということ。そして、太っている人がどんな習慣を持っているかの考察。それを踏まえて、食べものを選ぶコツが紹介されています。

また、誰でも分かるように書かれていて、専門的な言葉は使われていません。真面目な内容ですが、ライトに書かれいます。ということは、この手の話題をよくご存じの方には、よく見知った内容でしかないでしょう。フツーのコトしか書いてないからね。

しかし……目次をザッと眺めていても胸が痛い……「早食い」「ダラダラ食べ」とは、あさよるのことだ。あさよるは炭酸飲料やあまーいカフェオレも水とカウントし、カロリー摂取とはみなさぬ!……(;´д`)トホホ

自分を太らせる問題を解決する

太りやすい食生活を持っている人の多くは、そうなってしまう「理由」を抱えています。その理由を見つけ、改善することが、太りやすい生活から訣別する道です。

例えば、だらだらと長時間食事をする人、短時間でドカ食いする人は、そうなる理由がある。多忙さからくるものかもしれないし、テレビを見ながら、パソコン画面をみながらと「ながら食べ」が原因かもしれません。

ストレス解消の手段として食べてしまう人は、食べること以外のストレス解消法を用いること。本書では食べるより睡眠にシフトすることが提案されています。また、生活の中に問題があるなら、少しずつでも改善に取り組むことですね。これは時間も根気も必要なことですが、大事なことでもあると思います。

あさよるは、夜更かしからの寝不足は、食べすぎを招くと確信しています。だって、身をもって体感しているからっ!夜遅くまで起きている→夜に食べてしまう、昼間眠い→眠気覚ましに食べてしまう……ウウッorz ストレスといのは、精神的なものはもちろんですが、肉体的なストレスも減らしたいものだなぁと。

スリムな人の習慣を知りたい

本書を手に取る方は、これからスリムな体を手に入れる方だろうと思います。まず、自分の習慣を知り、対処することが大事だと知りました。それは、スリムな人の習慣を身につける大事さでもあります。本書で紹介されている、「食べ方のコツ」は、スリムな人が自然とやっているような事柄なのかもしれません。……あさよるは想像するしかできませんが。

自分の身体の声をよく効き、対処し、空腹センサーに従って食事を摂る。この時、周りの人と上手に折り合いをつける能力ってのもあるかも。自分の体調に合わせて人とつき合うっていうのかな?そして、精神的にも肉体的にもストレスにうまく対処する力……って、こんな風に描き出してみると、スリム体型を手に入れるのは凄いことのように思えてきた……。それをキープしてる人ってすごいんだなぁ。尊敬。ちょっとずつ真似してみたい。

何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから

目次情報

はじめに

第1章 空腹感を脳で認識する

痩せる脳の使い方1 「空腹感」が唯一の食事ゴーサイン

まずは「空腹感」を思い出す
なぜ子供は誰もがスリムなのか?
肥満に繋がる危険な食べ物
いつもスリムな人の当たり前の習慣
偽の空腹感には要注意

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 次の食事はしっかり空腹になるまで食べない
ルール2 「小腹がすいた」程度では感触はしてはいけない
ルール3 甘い飲み物は「お菓子」の一種と考える
ルール4 フルコースの前後は特に空腹に

痩せる脳の使い方2 本当の美味しさを知る

「この世で一番うまい料理」とは?
空腹が教えてくれる“本当の美味しさ”
脳が食べすぎストッパーを働かせる

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 全身で本当の美味しさを味わう
ルール2 美味しさを心底感じられなくなったら箸を置く
ルール3 すすめられても笑顔で断る

痩せる脳の使い方3 空腹感を我慢しすぎない

空腹の我慢しすぎは逆効果
過激なダイエットは肥満体質の元凶
腹八分目を知れば自然に痩せる
「食べちゃいけない!」と思うほど食べたくなる
朝食抜きはデブ体質への最短経路
夕食の時間を変えるだけで体型は見違える

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 空腹を長時間我慢しない
ルール2 1日に3回、腹八分目食べ
ルール3 食事の総量を3分割する

第2章 何を食べるべきかを脳で知る

痩せるための脳の使い方4 色で食べるものを選ぶ

栄養と「ガソリン」の区別
忘れてはいけない3つの色
空腹感がないときこそひと工夫
空腹感がないときに食べるもの
痩せるために絶対必要な栄養素

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 口にする食べ物は色で必ずグループ分け
ルール2 黄色グループは空腹時以外禁止

痩せる脳の使い方5 バランスのいい食事は太らない

太らなくなる「黄金の栄養バランス」
食べた順だけで驚異的なダイエット効果

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 赤・黄・緑の黄金バランス
ルール2 緑→赤→黄色の食べ順を実践

痩せる脳の使い方6 酒か炭水化物かを二者択一

絶対に食べてはいけないおつまみ
コース料理の正しい味わい方
フルコースを食べるときの心得
炭水化物+炭水化物は愚の骨頂

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 黄色グループと黄色グループの重ね食べは厳禁
ルール2 酒を飲むときは炭水化物ナシ
ルール3 フルコースは黄色グループをひとつに集中

第3章 脳も喜ぶ正しい食べ方

痩せる脳の使い方7 低糖質ダイエットは午後からが正解

朝食を低糖質にしてはいけない
炭水化物のコントロールが体系を左右
夕食に炭水化物はいらない
リバウンド知らずの減量の方法

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 朝食にはほどよい炭水化物
ルール2 昼食は午後の活動量に合わせる
ルール3 夕食は思い切って炭水化物をカット

痩せる脳の使い方8 食事は20分以上30分以内

食事に時間をかけすぎてはいけない
スリムで健康な人の食事時間は短い
「早ドカ食い」&「ダラダラ遅食べ」は太る

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 20分以上はかけて血糖値上昇による満腹感を得る
ルール2 30分以内で食べきり、胃に空きスペースを作らない
ルール3 食べるものはすべて目の前に並べる
ルール4 満腹感が得られたら食事を潔く終わらす
ルール5 食事が終了したら、食べ物を視界から除く

痩せる脳の使い方9 「リッチ美食」でストレスは解消

やけ食いではストレスは解消されない
「リッチ美食」の医学的効果
「量より質」で快感を獲得

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 食べ物のコンディション
ルール2 ストレスには「食事の質」で対抗

第4章 正しく脳を使えば必ず痩せる

痩せる脳の使い方10 ストレスを感じたら即眠る

食べるより寝る
睡眠が持つストレス解消効果
睡眠不足は肥満に直結

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 寝る前にスマホ、パソコンに触らない
ルール2 入浴は就寝1時間前までに
ルール3 17時以降は麦茶やハーブティー、牛乳、豆乳
ルール4 アルコールで眠らない
ルール5 就寝2時間前から食べ物を胃に入れない

痩せる脳の使い方11 痩せるために運動はしてはいけない

運動でスリムを維持するのは至難のワザ
運動嫌いな人が運動をするとかえって太る
健康スリムな人は「快楽思考」
「ながら運動」が効果的

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 運動は痩せることを目的にして始めない
ルール2 日常生活に組み込める「ながら運動」を増やす

瘦せる脳の使い方12 人生が楽しければ太らない

ストレスケアがあなたを痩せさせる
行動力と切り替えでストレス太りを防ぐ
他者依存タイプはストレスと脂肪がたまる

一生、スリムでいるための脳の使い方

ルール1 「楽しい、嬉しい、ワクワクする」で人生を好転
ルール2 「自分で自分を喜ばせること」を1日にひとつ
ルール3 諦めない、腐らない、自分を責めない

実践編 タイプ別ダイエットコーチング

☆田中正樹さん(仮名) 48歳 営業職
【黄色いグループ重ね食べ&夜遅食いタイプ】
●睡眠時間は最優先で確保
●朝食はバランス栄養食に
●黄色グループ重ね食べとドカ食いをストップ
●甘い缶コーヒーは飲まない
●長時間の空腹と夜のドカ食いを禁止
●帰宅後の食事は低糖質、低脂肪

☆小川孝さん(仮名) 32歳 雑誌編集者
【ダラダラ食べ&夜型タイプ】
●夜は1時間前後には就寝、朝は8時に起床
●朝食を食べて1日3食に変更
●昼食は空腹度に応じてメニューをチョイス
●ティーブレイクはお菓子か甘い飲み物かを選択
●夕食は幕ノ内弁当や和定食などのバランスメニューに
●だらだら食べ物を口に入れない
●徹夜は極力、回避する

☆今井まき子さん(仮名) 41歳 旅行代理店
【空腹感無視食べ&ストレス食いタイプ】
●余計な黄色グループをカット
●黄色グループを食べない、飲まない
●昼食でも黄色グループを最大限カット
●15時の休憩時に空腹感チェック
●帰宅する際には「ながら運動」
●19時の夕食はご飯を大幅カット
●夕食は30分以内
●ストレス食い対策は「リッチ美食」
●ストレスは食以外で発散

新書あとがきーー健康でスリムな一生を送れる人がもっと増えることを願って

奥田 弘美(おくだ・ひろみ)

精神科医(精神保健指定医)、日本医師会認定産業医、作家。1992年山口大学医学部卒。少女時代に肥満のため「ブー」というあだ名を付けられ傷ついた経験から、「どうしたら太らない食べ方ができるのか?」というテーマで若い頃からダイエット研究に熱中。医師として安全なダイエット法を吟味しながら、精神科医としての視点で「太らない人の食べ方」を考察した結果、「考え方」、「脳の使い方」に大きな違いがあることに気づき独自のダイエット法を体系づける。本書のダイエット法を自ら実践した結果、2児の出産を経て45歳を過ぎてもBMI20、洋服は常にS~Mサイズの健康スリム体型を維持している。現在は精神科医・産業医として都内20か所の企業にて、日々多数のビジネスパーソンの心身のトータルケアを行うほか、銀座スキンクリニックではカウンセリングルームを持ちメンタルケアコーチングやダイエットコーチングを実施。心のストレスケアとともに行う安全で実践しやすいダイエット法には定評があり、ビジネスパーソンのメタボ解消や女性の健康ダイエットを日々サポートしている。

コメント

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