『本を読む人だけが手にするもの』|本を読む理由は……

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こんにちは。読書はなんとなく続けているあさよるです。

幼いころから読書の習慣はなんとなくありました。といっても、なぞなぞクイズとか、ゲームブックとか、そんな本がほとんどでしたけどね(;´∀`)

先日、齋藤孝さんの『読書力』を読みまして、その中で「本を読まなければならない」「読書習慣のある人が他人に“読書なんてしなくていい”と言うのは無責任だ」と書かれており、ショッキングでした。

あさよるは、「本なんか読んでも賢くならないよ」「読まなくてもいいよ」と思ってたし、そう話していたからです(苦笑)。

しかし確かに言われてみれば、身内である兄弟や甥に対しては「本を読まなければならない」と思っているし、書物に興味を持たすように仕向けているかもしれません(-_-;)

言うてることとやってることがメチャクチャやぁ~(-_-;)(-_-;)(-_-;)

反省を込めて、読書の効能や意義について書かれている書籍を読んでみようと、まずは藤原和博さんの『本を読む人だけが手にするもの』を手に取りました。

“特別な人”の「集中力」と「バランス感覚」

藤原和博さんは元リクルート社の方で、東京都の中学校で校長を務められた方です。

本書『本を読む人だけが手にするもの』も、若い人や、小さな子を持つ親御さんにも向けられています。もちろん、自分自身のスキルアップのヒントも隠されていますが、教育や子育てにも通ずる話です。

さて、本を読むことで手に入るもの代表は、「集中力」と「バランス感覚」です。

集中力

集中力というのは、日々鍛えていないと維持できません。読書も、週間のある人には他愛のないことですが、週間のない人に取っては、かなりの体力が必要です。

……あさよるも過去に、本をたくさん読んでいた時期と、ほぼ読んでいなかった時期が極端にあるので、読書の集中力があっという間になくなることも、取り戻すには時間がかかることも身をもって知っています(;´Д`)

バランス感覚

「バランス感覚」とは、思い込みにはまり込まない力とでも言いましょうか。

若い人ほど、極端な価値観や政治的思想にハマってしまいがちなのも、知識の量が十分でないからかもしれません。

一冊の本や、誰かの言葉に大きく影響されることがあります。しかし、もっと突き詰めて様々な資料や文献に当ってゆくと、また違った価値観と出会ったり、別の考え方に行き着くこともあります。

知識を得て、視野が広がるということは、それまで信じていたものが裏切られることです。「◯◯ならば必ず△△だ」「◇◇人は※※に違いない」と信じて疑わなかったものが、「偏見」だったと気づくのです。

確かに、「バランス感覚」って偏見と裏切りを何度も繰り返してこそ、身につくものなのかも。

あさよるも、すぐに思い込みにハマって視点を変えられないこと、画一的になり多様性を認識できないことは、痛いほど感じます……。パッと眼から鱗が落ちると、「なんでそんなことにこだわってたんだろう……」「なんて見えてなかったんだろう……」と愕然とする経験は、未だに続きますorz

これから読書したい人へ

読書体験から得られるものって、読書習慣を持っている人にとっては、既に実感済みかもしれません。

『本を読む人だけが手にするもの』はぜひ、これからもっと見聞を広めたいと考えている人。あるいは、これから読書体験を得るであろう若い人へ、投げかける言葉のヒントが詰まっているでしょう。

もちろん、恩着せがましく、説教臭く伝えてはいけませんよ!w あくまで、好奇心を掻き立てる方向で!

あさよるは、読書しない人よりは本を読む方ですが、「へぇ、本読むことってそんな意味があるのか~」と改めて発見がありました。おもしろいですね。

大人も子どもも!読書はいいぞ

『本を読む人だけが手にするもの』自体は大人向けの書籍です。

もっと言うと、既にある程度、読書習慣がある方が読者として想定されているのではないでしょうか。

「年に数冊読書する人」が想定されている気がします。そんな人へ「もっと読んじゃいなよ!」と呼びかける内容じゃないかしら?

あるいは、ご自身は読書習慣を持っていて、後輩や部下、あるいは子どもたちにもその習慣を伝えたい時、どんな話の持っていき方があるのか、参考にしてみても。

あさよるは、自分がなんとなくやってたことに、理由を考えてくれている人がいて、なんか良かったなぁと感じましたw

本を読む理由なんて……

本を読む理由なんて、十人いたら十人違っているはずです。

娯楽として楽しむ人もいれば、勉強をする人。暇つぶしにやっている人もいれば、仕事だから渋々本を読む人もいるでしょう。

いやいや、そもそも「本を読む」と一口に言っちゃってますが、ありとあらゆるジャンルの知識は「本」という体裁にまとめられています。ですから、「本を読む」と言っても、何の本を、どんな目的で読んでいるかなんて、バリエーションがありすぎる。

あさよるは幼いころから、必要な情報を集めるための読書と、遊びとしての読書しかしていませんでした。未だに、あさよるにとっての読書は「必要」と「遊び」な気がします。

読書のスゴイところって、同じことをしているように見えて、千差万別。あらゆる可能性を持っていることでしょう。

本を読む人だけが手にするもの

本を読む人だけが手にするもの

本を読む人だけが手にするもの

  • 作者:藤原 和博
  • 出版社:日本実業出版社
  • 発売日: 2015-09-30

目次情報

はじめに

序章 成熟社会では本を読まない人は生き残れない

成熟社会では、自らの「幸福論」を自分で見つけていくしかない
「趣味としての読書」から「人生を切り開くための読書」へ
どうやって「それぞれ一人一人」の幸福論を築くか
「本を読む習慣がある人」と「そうでない人」に二分される階層社会

第1章 本を読むと、何が得か?

読書をするだけで、ほぼ「10人に1人」の人材になれる
本を読むか読まないかで、報酬の優劣は決まってくる
人生の50年間で触れ合うべき4つの分野
読書によって、「想像する力」が磨かれる
読者によって身につく、人生で大切な2つの力
読書によって身につく、「よのなかを生きる力」
読書をすると、人生のステージが上がる
意識が高まると、「引き寄せる力」も強くなる

第2章 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること

一人一人が納得解をつくり出す「レゴ型思考」
1冊の本にはどれほどの価値があるのか
他人の脳のかけらをつなげることで、脳は拡張する
脳の受容体を活性化させる「本の読み方」
本を読むことは、「みかた」を増やすこと
読書で、著者の脳をつなげて未来を予想する

コラム ツールとしての読書① 読み聞かせは、親と子の絆を深める

第3章 読書は私の人生にこんなふうに役立った

名作が読書嫌いを生む!?
大学時代、格好いい先輩の本棚で出合った、人生を変える1冊
「純文学、読んでる?」
病院がくれた、本と向き合う時間
「自分の意見をつくり上げる」ための読書
話についていくには、とにかく本を読むしかなかった
読書が生活の一部になって現れた「人生の鳥瞰図」
量は質に転化する――300冊のブレイクスルー

コラム ツールとしての読書② 相手との距離を縮める「本の使い方」

第4章 正解のない時代を切り拓く読書

これからの時代に欠かせないのは「情報編集力」
私が「情報収集力」が重要だと考えるようになったきかっけ
大事なのは「情報処理力」と「情報編集力」の切り替え
「コミュニケーションする力」を磨く読書
「ロジックする力」を磨く読書
「シミュレーションする力」を磨く読書
「ロールプレイングする力」を磨く読書
「プレゼンテーションする力」を磨く読書
「複眼思考(クリティカル・シンキング)を磨く読書」
まずは、「道徳としての読書」から抜け出そう
情報編集力は、子ども時代の「遊び」が鍵になる
大人が情報編集力を磨くには

コラム ツールとしての読書③ 本は、孤独に耐えながら読むモバイル端末

第5章 本嫌いでも読書習慣が身につく方法

藤原流・本の読み方と選び方
ベストセラー本にはそれなりの理由がある
確実によい本に出合うための方法はあるか!?
本は顔が見えてこそ、手に取りたくなるもの
習慣化されるまでは、ある種の「強制」も必要
本は読むだけで終わらせない

あとがきにかえて

付録 藤原和博の「これだけは読んでほしい」と思う本・50冊

ビジネスパーソンに読んでほしい14冊

『天才!』『ピーターの法則』『MAKERS』『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』『ジョナサン・アイブ』『第五の権力』『ゼロ トゥ ワン』『貧困のない世界を創る』『それをお金で買えますか』『えんぴつの約束』『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』『心が喜ぶ働き方を見つけよう』『35歳の教科書』『坂の上の坂』

学校では教わらない現代史を学ぶ10冊

『昭和史』『日本の戦争力』『あの戦争は何だったのか』『敗戦真相記』『戦後史の正体』『東京プリズン』『戦艦大和講義』『海賊とよばれた男』『卑怯者の島』『オールド・テロリスト』

小中学生から高校生の子を持つ親に読んでほしい15冊

『いつか、すべての子どもたちに』『頭のよい子が育つ家』『ペコロスの母の玉手箱』『ペテン師と天才』『13歳のハローワーク』『奇跡のリンゴ』『手紙屋』『脳と創造性』『14歳からの哲学』『死体とご遺体』『いのちのバトン』『自殺予防』『友だちいないと不安だ症候群に聞く授業。』『「学力」の経済学』『新・観光立国論』

子どもと一緒に読みたい11冊

『ろけっとこざる』『バーバパパのいえさがし』『ずーっと ずっと だいすきだよ』『ぐりとぐら』『いちねんせい』『おしいれのぼうけん』『じごくのそうべえ』『おふろだいすき』『おふろだいすき』『あめふり』『だるまちゃんとかみなりちゃん』『地球』

藤原 和博(ふじわら かずひろ)

教育改革実践家。元杉並区立和田中学校長。元リクルート社フェロー。
1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業総括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリー(現・KADOKAWAグループ)の創業も手がける。93年よりヨーロッパ駐在、96年同社フェローとなる。2003年より5年間、東京都では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。08年~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。14年~佐賀県武雄市特別顧問、15年~奈良市教育政策アドバイザーに。
『人生の教科書[よのなかのルール]』『人生の教科書[人間関係]』など人生の教科書シリーズ、『中くらいの幸せはお金で買える』(いずれも筑摩書店)、『35歳の教科書』(幻冬舎)、『坂の上の坂』(ポプラ社)、『つなげる力』(文藝春秋)、『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社)、『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(朝日新聞出版)など、著書は累計124万部を超える。『日経ビジネス』で8年間にわたって書評を執筆。講演会は1000回、動員数20万人を超える人気講師としても活躍中。

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