『READING HACKS!』|いつでもアウトプットできる読書

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こんにちは。読書法に関する本に興味津々の あさよるです。

みなさんそれぞれ、独自の読書法って持ってらっしゃいますよね。読書家さん同士の、読書に関するコツや話題を聞くのが好きです。

今日読んだのは『READING HACKS!』、英語でいうのもカッコいいですねw

「読書ハック」ってなんだ?

「○○ハック」と名の付くものはいろいろありますが、本書で扱われる「読書ハック」の意味の定義づけが冒頭でなされています。

本書でいう「ハック」というのは、何かの対象にのめりこむ「きっかけのマネジメント」と「仕事を効率的にさばく技術」が共存しながら、閉塞したビジネス環境にスマートさとポップさを注入する方法と言えるかもしれません。

『READING HACKS!』p.2

さらに、

現在のビジネスマンは、①大量のドキュメントを読むことが大前提となっていて、そのなかから②自分に必要な情報を素早く収集して、③効率よく形にしなければならない、という重荷を背負わされているのです。
(中略)
本書がテーマにおきたいのは「読む」という現代ビジネスマンの重要課題です。そして、そこから派生した「収集」。さらに「書く一歩手前までの準備」まで、これからのビジネス・リテラシーに必要な技術をハックというわかりやすい形で提示していきます。

『READING HACKS!』p.4

読書ハックは、インプット・アウトプットの効率を高め、それはビジネスで必要なハックでもあるということです。ふむふむ。

読書ハック初心者~中級者へ

本書『READING HACKS!』は、元々読書家さん。特に読書習慣が仕事と結びついている人にとっては、読みごたえはないかも。

みなさん、それぞれの読書ハックがあるだろうし、すでに実践されているであろうと想像します。

ですから、本書は読書ハック初心者さん~中級者さんくらいが対象なのかと思います。

本書内で、参考になる書籍やブログ等も紹介されています。一部、あさよるも読んでいるものも登場します。ぜひチェックしておきたい情報ばかりです。

アウトプットのための読書

『READING HACKS!』は、読書術の本なのですが、あくまでもアウトプットを前提とした読書なのです。「いつでもアウトプットできる状態」で居続ける。

ですから、本を読んで終わり、味わって終わり、というものではありません。

また、情報を集める方法は、読書だけとも限りません。ですから「読書術」ではなく、「READING HACKS」なのでしょう。

まずは、選書のための情報の収集方法から、ささっと読みこなしてしまう方法。

また、一方通行の読書ではなく、読書をきっかけに考え、疑い、実験し、行動を伴うアウトプットのための読書。

さらに読書経験をデータベース化し、記録、保存、運用するなど、「ただ本を読んでいる」からグッと踏み込んだものです。

一方通行の読書から、きっかけの読書へ

あさよるは、読書って「受け手」になってしまいがちです。他人の考えを読んでいるだけなのに、まるで自分の成果のように錯覚してしまって、達成感まで感じてしまうことも……(;’∀’)トホホ

一方通行の読書ではなく、読書をきっかけにアウトプットにつながる読書でありたいなぁと思いました。

一応、当ブログも読書メモ的な感じでやっていますが、それはインプットの作業に近いですよね。さらにもっと踏み込んで、読んだ本の内容を自分で消化し、新しいものにつなげたい。

『READING HACKS!』は一冊の本で、広い範囲のことがらを扱っています。著者・原尻淳一さんは他にも「HACKS!」シリーズの本を書いてらっしゃるので、そっちも読みたいなぁと思います。

ちょっと私的メモのようなもの…φ(..)

巻末に「『読書論』ナビゲーション・リスト」なるものがあり、本の書影とタイトル、そして内容の紹介がコンパクトにまとめられています。

今後の読書の参考に、メモしときますφ(..)

『読書論』ナビゲーション・リスト

読書入門 これを読めば、読書嫌いが読書好きになること間違いなし!

古典読書論 読書好きはみんな読んでいる古典読書論

ビジネスマン読書論 ビジネスマンにとっておきの読書論はコレだ!

超アウトプット生産のための読書論 アウトプットを生み出すヒントをくれる読書論

READING HACKS!

目次情報

はじめに

CHAPTER 1 読書のめりこみハック!――本に恋する、きっかけのマネジメント

01 ウィキペディアで著者のエピソードをたくさん読む
02 本にのめりこむには、まず著者の声を聴く
03 iPodでビジネス・スクールを耳学する――ポッドキャスティングの活用
04 インタビューを読んで、先に結論を知っておく
05 ブログを読み、背景を知り、行間を読む
06 本を片手に旅に出よう
07 歯磨き読書でシャカシャカ集中する――身体にいいことをしながら、読書をする
08 集中ゾーンに入る、きっかけのマネジメント
09 ハーブミストで場を一瞬にして変化させる
10 INとOUTの実験的教訓
11 書斎を充実させる
12 自宅に図書コーナーを作る
13 図書館の近くに引っ越す
14 まとめ:2つの「きっかけマネジメント」

CHAPTER 2 楽しいビジネス読書ハック!――リーディング・ハック

15 読書における「選択の打率」をあげる
16 ビジネス書はウェブショップで買わない
17 書店でチェック・ルートを確立する
18 読書のほしい物リストは常にケータイに忍ばせておく
19 Googleブック検索で立ち読みする
20 できる先輩の本棚を覗きに行く
21 ウェブ書評「千夜千冊」で選抜された本を読む
22 書評は「書評・ブックレビュー検索エンジン」で徹底的に調べる
23 amaztypeで、みんなで楽しく検索する
24 ブログで著者を友達にメールする
25 読書感想を友達にメールする
26 書店の近くに行きつけの隠れ家を開発する
27 Google検索の次:連想検索(Webcat Plus)という技術
28 最強のブックナビゲーション:想―IMAGINE Book Search
29 読書投資基準=70:20:10モデル
30 年間読書キャンペーンを張る
31 生涯読書ランキングをディスプレイする
32 しおりよりも的確な「ブックダーツ」をフル活用する
33 「ブクログ」に自分の本棚を作る
34 まとめ:持続可能な読書の極意

CHAPTER 3 超高速ハック!――スピード・リーディング・ハック

35 ビジネス書を読む意味は、「教訓の獲得」にある
36 速読術のコツは「高速で何度も目を通すこと」
37 目次読書法で、内容を予測し、素早く検証する
38 ポストイットで本に杭を打つ
39 どんな人でもビジネス書が1時間で読める「太字ゴシック読書」
40 スピード・リーディングの基本技術と段階論
41 インデックス・リーディングで、ピンポイント読書を
42 ネガティブ条件を設定して、文章を切り捨てる
43 はじめは薄い本から読み始める
44 面白くない本は読むのをやめる
45 読書キットでちょっとした隙間を逃がさない
46 まとめ:「キーワードの発掘」と「高速繰り返し読書」

CHAPTER 4 読書体質になるリーディング・ハック!

47 「座右の書」に出会う
48 著者が書いているすべての本を読んでみる
49 著者の人脈をたどって、知の平面を広げていく
50 アウトプット型読書を基本とする
51 憧れの文体、理想の論理展開を見つける
52 ノウハウ本は鵜呑みにしないで「実験」するもの
53 パッションを維持する読書
54 行動を軸とし、読書で準備をする
55 読書のためのプチ家出する――本は家では読まない
56 文庫か新書は必ず1冊ポケットに入れておく
57 まとめ:読書体質になる!

CHAPTER 5 キャリアを作るリーディング・ハック!――ビジネス・マルチ・リーダーを目指して

58 垂直型読書と水平型読書
59 「思考のホーム・グラウンド」を作る
60 手っ取り早く、自分の所属部署の「スペシャリスト」を目指そう
61 読書の7割を垂直型読書に投資する
62 自分だけの「教訓ノート」を作る
63 ホーム・グラウンドの知のあらゆる場面に打ち込む
64 アウェーからの学びが専門をより強くする
65 わからなかったら、自分の人生に照らし合わせてみる
66 垂直型読書×水平型読書で、テーマを立体的に見ることがゴール
67 まとめ:読書と知の成長段階

CHAPTER 6 ドキュメントのリーディング・ハック!

68 アウトプットを生むために読む
69 ビジネス資料は、解剖しながら読む
70 ビジネス資料では、チャート(構造図)に注目する
71 脳は処理に使い、記憶は外部に携帯する
72 残す資料は「最終規格書」と仕事を総括する「教訓ノート」
73 ハブとなるブログを定点観測する
74 RSSリーダーで、自分のキーワードは必ず把握する
75 本当にじっくり読むべきウェブ情報は印刷し、精読する
76 先輩や部下に説明することを前提に資料を読む
77 まとめ:黒澤明監督の編集習慣

CHAPTER 7 超アウトプット生産のためのデータベース・ハック!

78 多読の罠に気をつけろ!――ショウペンハウエルの警鐘
79 超アウトプットのためのハニカム・データベース・システム
80 雑誌は定期的に破って、アイデアファイルに貯めておく
81 ブレーン・ストーミング読書で壁を突破する
82 直感を信じて、「好きな」文章も集めよう
83 ブログを「個人データベース」として活用する
84 現代版読書カードはブログに集約できる
85 読書カードは図書館で一気に作成する
86 読書カード作成の協力ツール:ブックストッパー
87 朝はアウトプットの時間とする
88 今、考えているアイデアはたぶん日本で最低100人は考えている
89 まとめ:超アウトプットのためのデータベース準備を!

appendix 最強の『読書論』ナビゲーション・リスト

▼読書入門 これを読めば、読書嫌いが読書好きになること間違いなし!
▼古典読書論 読書好きはみんな読んでいる古典読書論
▼ビジネスマン読書論 ビジネスマンにとっておきの読書論はコレだ!
▼超アウトプット生産のための読書論 アウトプットを生み出すヒントをくれる読書論

原尻 淳一(はらじり・じゅんいち)

1972年,埼玉県生まれ.龍谷大学大学院経済学研究科修士課程修了.大手広告代理店にて,入社から一貫して飲料や食品のブランド戦略立案を行う.現在,エイベックス・エンタテイメント株式会社マーケティングルーム課長.アーティストや映画,新規事業に関するマーケティングリサーチやプランニングを行っている.ISIS編集学校師範代.龍谷大学社会科学研究所共同研究員.主な著書として『IDEA HACKS!』『PLANNING HACKS!』(東洋経済新報社)がる。
公式ブログ:http://d.hatena.ne.jp/Juichi_Harajiri/

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