『教養としての歴史学』を読んだよ

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STAR WARSに登場するBB-8とC3POとR2D2のイメージをコピックで描いたイラスト

STAR WARSに登場するBB-8とC3POとR2D2のイメージをコピックで描いたイラスト

2015年12月18日に公開された『STAR WARS フォースの覚醒』を、遅ればせながら見てきました。3DIMAXシアターの迫力の映像とサウンドで楽しめました。

「STAR WARSシリーズ」は大好きなので、とても楽しみに公開を待っていました。
旧三部作(エピソード4~6)は、私が生まれる前に公開された作品です。私も幼い頃から何度も見知っていました。
そして、新三部作(エピソード1~3)は劇場公開に合わせて順に見ていました。あの頃も次の公開が楽しみでした。
が、エピソード1~3の物語は、先に公開されたエピソード4~6の中で語られていたものですので、話の大筋はわかっていました。先に公開されたエピソード4~6の、過去の話ですから、未来を知っている物語を新作として公開されたのです。

ですから、今回の『STAR WARS フォースの覚醒』は、私にとって初めての先の展開のわからない物語です。ネタバレも一切見ていませんでしたから、本当に驚きや胸がいっぱいになる展開でした。

歴史人物たちも当時は「今」を生きて、未来はわからない

過去の歴史も同じように、未来を生きる私たちはその出来事や、その人物の一生を「知っている」状態で、歴史を紐解きます。「ああ、この時こんなことするから、こうなったんだなぁ」「この人はずっと、このことを言ってたんだなぁ」と分かるのです。

2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』は毎週録画をして見ているのですが、同じですね。私たちは織田信長が本能寺の変で討たれることを誰もが知っているからこそ、明智光秀に辛く当たっている姿を「死亡フラグ」だと認識します。
しかし、歴史の中の人物たちが、実際に生きていた頃は、もちろん未来なんてわかりません。織田信長だって殺されたいと思ってなかっただろうし、明智光秀も三日天下じゃ物足りないんじゃないのかなぁ。
あくまでみんな、その時々の判断で動いているに過ぎません。

教養が高すぎてサッパリわかりませんでしたm(_ _)m

『教養としての歴史学』では……と、いつもならここで、本の内容に触れながら先の話を展開したいところなのですが……この本、タイトルの通り、教養が高すぎてサッパリ書いてあることの意味がわかりませんでした。
m(_ _)m

勉強不足の致すところで、自分の苦手分野がよーく身にしみて分かりました。

ただ、言わんとしていることは、先に挙げたに、当時の人々は「未来を知らない」ということ。その時点での常識や価値観で物を見ていること。また、「歴史」というもの自体の、思想が違うこと。それらを踏まえたうえで、私たちは過去の人が書いた歴史書を読み解かねばなりません。
そういうことを書いているんじゃないのかなぁと思います……(^_^;)

しかしながら、本当に全く、単語単語の意味がわからず、最初から最後までお手上げ状態でした。

(;´д`)トホホ…

教養としての歴史学

  • 著者:堀越孝一
  • 発行所:株式会社講談社
  • 1997年12月20日

目次情報

  • はじめに
  • 1――調査者ヘロドトス
    ヘロドトスが歴史を書く/コリングウッドが歴史の四本柱をいう/ギリシア人のオピニオン/ヘロドトスの公正
  • 2――アリストテレスの史学
    わたしは余談が好きなのだ/歴史は個別を述べ、詩は普遍を述べる/ピロソポテオンだしスプーダイオス/アルキビアデス、ビューティフル・ボディ/阿騎山か、秋山か
  • 3――予表された歴史
    「詩学第二部」か「史学第二部」か/歴史は本に書かれている/中世人は歴史の予定調和を見ている/眼前の出来事はヒストリー・イットセルフを映している
  • 4――単純な歴史家と卓越した歴史家
    モンターンの領主が歴史について書く/コミーンの領主がサンスについていう/「国家」を大事とするものの考え方/リジューの司教が「正史」を書く
  • 5――博学の大家たち
    パルルマンの長官が現代史を書く/モンターンの領主がプルタルコスを読む/コリングウッドがデカルトを読む/デカルトの書き物から生活が匂ってこない/反歴史的なものの考え方感じ方
  • 6――ヴィーコの遠近法
    ようやく歴史家に大学の先生が出た/ロッカ家の書庫か、修道院の図書室か/人文の学が歴史性を帯電する
  • 7――ギホン、ヨーロッパ史の構想
    博学が諸学を啓く/懐疑主義・自由主義・啓蒙主義/「わたくし」を隠し証人を立てて歴史を書く/ローマ帝国はそれとしてひとつの歴史である/ヨーロッパもまたそれとしてひとつの歴史である
  • 8――ランケ、カエサルの副官
    ペンとペンナイフとハサミの歴史/いまコロンブスの文書史料漁り/ベルリン大学歴史学教授一八三四~七一/時代は神に独自に対した
  • 9――ブルクハルト、バーゼルの文化史家
    スイスのホイジンガ、オランダのブルクハルト/放浪学生、ベルリンに遊ぶ/政治する人間を立てる歴史は好きではない/バーゼルとバーゼル大学があぶない/芸術作品の歴史を書く/文化史家の表札を掲げる
  • おわりに
  • 参考文献

著者紹介

堀越 孝一(ほりこし・こういち)

一九三三年、東京生まれ。
一九五六年、東京大学西洋史学科卒業。同大学院で胡堀米庸三教授に師事。著書に『ブルゴーニュ家』―講談社、『画家たちの祝祭』『わがヴィヨン』―いずれも小沢書店、訳書にホイジンガ『中世の秋』―中央公論社―などがある。

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