ホリエモンの自伝『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』堀江貴文

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失敗してもマイナスにはならない。

だからチャレンジし続けていいんだ!

ホリエモンによるエッセイ&「働くこと」のメッセージ

“ホリエモン”の著書は過去に数冊読みました。

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』は、堀江貴文さんが出所後に出版された最初の書籍です。

“ホリエモン”の著書は過去に数冊読んでたので、『ゼロ』はこれまでと印象が違うなぁと思いました。

そこには、人間・ホリエモンの生い立ちや、コンプレックスなど、“人間味”の部分が吐き出されていました。

堀江さんも、あさよると同じ人間なのだなぁと、当たり前のことを思ったのでした。

堀江貴文さんが「ホリエモン」とテレビに表れるまでのストーリー

堀江さんは、普通の家庭で育った地方の田舎出身者だとご自身で書かれています。

確かにサラリーマン家庭という意味では“普通”なのかもしれませんが、個性的なご両親なんだろうなぁと思いました。

と言うか、本書内ではお母様を「強烈な」と評しておられます。

社会通念や常識を教えるのが家庭の役目なのかもしれませんが、優秀さや才能を育むには、「強烈な」環境も必要なのでしょうね。

コンプレックスを原動力に東大入学

あさよるもいろいろとコンプレックスを背負っている人間なのですが、それに押しつぶされてばかりです。

一方、堀江さんの場合は「田舎を出たい」「家から出たい」の一心で東大を受験し、見事合格。

地方から東大を目指す理由はよくわかります。堀江さんは九州の方です。九州にも名前の通った大学があります。進学したいならば地元の大学へ通えばいいのです。

それを押して「東京へ行く」には特別な理由が必要です。それでなくても上京するにはお金がかかりますから「私学へ行く」という選択肢は消えます。

例えば一橋大学も国立大ですが、両親が「一橋」を知ってるかというと……「東大」のネームバリューにはかなわないんですよね。

あさよるも、大学進学はなかなか上手く行かず骨を折ったので、「東大に行けばよかったのか!」と一瞬思い、その次の瞬間「いやいやいや」と打ちひしがれました(苦笑)。

小中高と、きちんと勉学を修めておくことは、自分の選択肢を広めることなのだなぁと思います。反対に、サボって勉強しないことは、自分の将来の道を自分で塞いでゆくことなのだなぁと気付きました。

10代の頃に戻ってやり直すことはできませんが、これから、自分のやるべき事を修めていこうと思いました。

成功体験?失敗経験?ヒッチハイクで0円の旅

堀江さんはたくさんのコンプレックスを背負い、特に女性の前では上手く話せない男性だったと告白されております。

その克服法?になったのが、友人から誘われたヒッチハイクの旅。高速道路のサービスエリアで、ヒッチハイクをしてお金がなくてもアチコチ旅をして回ったそうです。

だけど、そうそう車に乗せてもらえるものではありません。何台もの車にオファーをかけて、やっと20台に1台くらい乗せてくれる車を見つけたと言います。堀江さんはそこで、「成功体験」を積んだことで自信がついたと書いています。

しかし、あさよるは思うのです。

20台の内、1台がOKということは、残り19台はNGだったということです。ヒッチハイクを通して無数の「失敗経験」をした。それが後の糧になるのではないでしょうか。

失敗すればするほど、「次は」「次は」とどんどん改善を加えてゆくことになります。一発でなにもかも成功してしまっては、経験値は「成功した」ことしか上がらない。だけど、失敗を繰り返すと、失敗体験も増えるので、経験値は上がります。

元気が出る本!

失敗と成功を繰り返しながらも、「失敗してもマイナスにはならない」と言い切る堀江さんの言葉にとても励まされました。

失敗しても決してマイナスになることはない。ただ「ゼロ」に戻るだけ。ゼロに戻っても、またコツコツと「+1」を繰り返してゆけば良いのです。

大きな成功と、大きな失敗を繰り返しても、それでも夢を持って「働く」しかない。

元気が出ました。

ホリエモンが働き続ける理由

最後の章で、がむしゃらに働かなければならない「理由」が明かされています。

この理由、あさよるも同じ理由で暇な時間を作るのが「怖い」のです。人に告白するのも恥ずかしく、誰にも言えませんでしたが、堀江さんがそれを著書で語っていて「素直な言葉なのだあなぁ」と感じました。

何度も何度も読み返すような本ではないのかもしれませんが、「ホリエモン」という存在を知るために、読んでおいても良い本だと思います。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

  • 作者:堀江 貴文
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013-11-01

目次情報

第0章 それでも僕は働きたい

すべてを失って残ったもの
嗚咽号泣した孤独な夜
いまこそ「働くこと」を考えたい
カッコ悪さもすべて語ろう

第1章 働きなさい、と母は言った
    ――仕事との出会い

父と母のいない風景
胸元に包丁を突き付けられた日
たった一度の家族旅行
情報は自らつかみ取るもの
「あなたの居場所はここじゃない」
刺激と仲間を求めて
コンピューターとの運命的な出会い
働くことの意味を実感した日
気づいたときには落ちこぼれ
ここから抜け出すには東大しかない
勉強とは大人を説得するツールだ

第2章 仕事を選び、自分を選ぶ
    ――迷い、そして選択

大学生活のすべてを決めた風景
どうして東大に幻滅したのか
僕はまったくモテなかった
あなたが仕事や人生に怖気づく理由
「小さな成功体験」を積み重ねよう
挑戦を支える「ノリのよさ」
「このままではこのまま」の自分に気づくこと
インターネットとの出会いから起業へ
激動の10年間をくぐり抜けて

第3章 カネのために働くのか?
    ――「もらう」から「稼ぐ」へ

あなたは何のために働くのか
お金から自由にな働き方
どんな仕事にも「やりがい」はある
仕事を好きになるたったひとつの方法
「やりたいことがない」は真っ赤な嘘だ
あなたも必ず起業できる
会社は潰れても人は潰れない
通帳ではなく自分に貯金する
お金よりも大切なものとは?
ゼロの自分をイチを足す
積み重ねた「イチ」の先に見えてくるもの
やりたいことは全部やれ!

第4章 自立の先にあるつながり
    ――孤独と向き合う強さ

苦しいからこそシンプルに考える
あなたはほんとうに「自立」できているか
父から届いた一枚の手紙
孤独と向き合う強さを持とう
仲間の意味を教えてくれた社員たち
ゼロを貫く「諸行無常」の原則
成長のサイクルに突入しよう
僕は世の中の「空気」を変えていきたい

第5章 僕が働くほんとうの理由
    ――未来に希望しかない

塀の中にいても、僕は自由だった
働くことは自由へのパスポート
消えることのなかった死への恐怖
有限の時間をどう生きるのか
人生には「いま」しか存在しない
飽きっぽさは最大の長所になる
テクノロジーが世界を変える
僕が宇宙を目指すわけ
ゼロからイチへの試金石はどこにある?
絶望しているヒマなどない

おわりに

堀江 貴文(ほりえ・たかふみ)

1792年福岡県八女市生まれ。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーグース上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。既得権益者と徹底的に戦う姿が若者から支持を集め、『稼ぐが勝ち』(光文社)がベストセラーに。しかし2006年1月、33歳のときに、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6ヶ月の実刑判決を下される。2011年6月に収監され、長野刑務所にて服役。介護衛生係として仕事に励みつつ、メールマガジンなどで情報発信も続け、獄中で40歳の誕生日を迎える。2013年3月27日に仮釈放。本書が刊行される直後の11月10日0時に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって、「ゼロ」からの新たなスタートを切る。

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