『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』|時間がない、お金がない、のホンネ

『本音で生きる』は、堀江貴文さんが日頃相談されるコトについて書かれています。

それは「やりたいことがあるのにできない」というもの。

その理由は「時間がないから」「お金がないから」「家族がいるから」「上司に理解がないから」「職場で浮いてしまうから」等々、多種多様です。

本音では「やりたい」と思っているのに、理由があってできない。堀江さんのように、自分の思うがままに振る舞いたいと、相談が寄せられるんですね。

堀江さんの答えは明快。

「やる」。

これだけ。

“やらない言い訳”を封じられてしまう…(^_^;)

堀江さんの言葉は真っすぐです。正論で返されるとも言う…。

例えば「お金がないからできない」という相談には、「ないのはお金ではなく信用である」と返します。信用がないからお金を集められないんです。……ごもっとも。

「時間がないからできない」にももちろん、正論で返されてしまう。というか、そもそも何も出来ないくらい時間がないってコト……ありませんよね(^_^;)

また非効率な時間の使い方も「できない」を生み出します。

やりたいことはチャッチャとやる。やりたいことなら回り道も苦じゃないし、もっともっと取り組みたいんだから、自ずと効率化されていくんだろうと想像します。

「効率化されない」こと自体が、取り組み方の現れなのかも……orz

「やらない言い訳」にも、真面目に答えてくれる

堀江さんの主張って、至って真っ当で当然のことなんです。

だけど、だからこそ「できない」って言えなくなってゆくΣ(・∀・;)

ああ、これは「やらない言い訳」だったんだ……とガーンときましたorz

「本音を言うと…」という建前、やめる

堀江さんは「本音で生きたい」と相談する人たちの気持ちが、正直分からないと告白されています。堀江さんご自身は、本音で生きている人だからですね^^

あさよるは、「本音で生きたい」と言うとき、実は「本音は違うという“建前”」を持っているのかもしれないなぁと思いました。

「本当は◯◯したい」「心では△△しようと思っている」「このままじゃダメだと思っている」などなどの言葉って、本音は別にあるのかもしれない……。

それは「私は悪くない」とか「頑張れないのはアイツのせい」とか、なんかそういう、責任を別に持っていきたい「ホンネ」があるのかも……と思い至ってしまいました。

「本音で生きる」とは、責任逃れしている自分を認めることから始まるのかもしれない。そして、堀江さんはその先にある、自分に責任を持つ生き方の指針を示しているんだと気づきました。

「このままがいい」もホンネである

「本音で生きたい」と、行動するのも、なにもしないのも、どっちを選ぶのかは、自分で決めることです。

本書『本音で生きる』では、行動するための考え方や、環境の準備の仕方など、今すぐ行動開始できるシンプルなアドバイス集です。

今まさに、動き出そうとしている人にとっては、励ましの言葉になるでしょう。

一方で、「このままでいい」「今で満足」という本音だって、そのまま受け入れていいんだと気づきました。だって、それが本音だもん。

別に「意識高い系」の本音ばかりじゃないでしょう(堀江さんの元にあつまる相談は、夢の実現や、ビジネスの話が多そうですね)。

自分が本当はなにがしたいのか、せめて自分では把握しておきたいものだなぁと思います。

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本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方

  • 堀江貴文
  • SBクリエイティブ
  • 2015/12/5

目次情報

はじめに

序章 なぜ、本音で生きられないのか

なぜ、本音を言えないのか

子どもの頃から本音を言いまくってきた

本音を言って何がまずい?

堀江さん! 職場で本音を言っちゃダメですか?
『ワンピース』的な馴れ合いより、自立した同士の関係
他人のことは「ほうっておけ」
議論は平行線のままでいい

1章 言い訳をやめる

言い訳をやめる

「お金がない」という言い訳は無意味である
やる気があれば、お金は関係がない
いくらあれば、はじめられるのか?
「時間がないから、できない」は、現状維持を選んでいるだけ
「自分には才能がない」「凡人だからできない」と言った時点で「今のままでいい」と言っているのと同じ
「やり方」なんてそもそもない
「自分には何もできない」と思ってはいけない

「リスクを考える、できない」の本当のところ

本当にやりたいなら「リスク」は考えない

「できない理由」は考えない

やってみないと、「自信」はつかない
「言い訳」で自分を守る人たち

2章 バランスをとるな!

バランスなんかとらなくていい
没頭するために必要なこと
安定した仕事や人間関係など存在しない
「孤独が不安」なら、結婚にすがるべきではない

ゼロイチ思考の枠を外せ

3章 本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である

みんなプライドが高すぎる

「プライド」はないほうが、みんなに愛される
「恐い相手」は、自分のプライドがつくっている

「小利口」になるな

プライドのないバカが一番強い
猫ひろしは、なぜ、カンボジアで走ったのか
ノリのよさでチャンスを掴む
常識にとらわれていては、バーディはとれない
実現可能性など考えるな

4章 すべてを最適化せよ

自分の時間は自分のもの

すべての時間を「最適化」せよ

「最適化」を繰り返すことで、できることが増えていく
無駄がないかを常に問いかける
30秒で終わるメールはすぐ返す。5分で終わる仕事は、片っ端から片づける
リアルでのコミュニケーションは必要か?
コミュニケーションを効率化する――Uberが流行る理由
睡眠時間を削っても使える時間は増えない

隙間時間を「最適化」する

「隙間時間」を徹底的に使う
スマホが隙間時間を“価値ある時間”に変える
隙間時間は5~10分の仕事をする時間
マラソンは「ルームランナー」がいい理由

自分の得意(コアバリュー)にこそ、時間を使え

得意な人に外注する
「コアバリュー」に絞めれば、やるべきことだけやればいい環境ができる
やりたいことどんどんやっていけば「自分のコアバリュー」は見つかる

最短距離で学ぶ

勉強に無駄な時間をかけるな
体系的に学ぼとするな
何を学ぶべきかは、その時にならないとわからない
情報は覚えるのではなく、浴びる
「アイデア」ではなく、「実行力」にこそ価値がある
情報の量が質を作る
情報を浴びせかけることで、情報の目利きになれる
情報は覚えるな!
大量にアウトプットし、「自分で考える」ことを繰り返す
人間関係の新陳代謝を図る

「今すぐやる」ことこそ、最大の最適化

極限まで忙しくしろ
長期ビジョンなど意味がない

5章 本音で生きるために必要なこと

チャレンジするためのハードルが低くなった
人のやっていることを徹底的に真似し、改善する
大事なのは“Give, Give, Give”
価値の指標はアクティブユーザー数
やる気さえあれば、政治家にだってなれる
AIはむしろ歓迎すべき
新しい働き方、学び方を実現する

おわりに
参考文献

堀江 貴文(ほりえ・たかふみ)

1972年福岡県八女市生まれ。実業家。SNS株式会社ファウンダー。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。東京大学在学中の1996年、23歳の時に、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を企業。2000年東証マザーズ上場。時代の寵児となる。2006年証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、実刑判決を下され服役。現在は、自身が手がけるロケットエンジン開発を中心に、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースなど幅広く活躍。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者。2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文サロン」をスタートした。近著に『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『我が闘争』(幻冬舎)、『逆転の仕事論』(双葉社)など。

コメント

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