『高校生のための評論文キーワード100』|大人も理解しておきたい用語100!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

こんにちは。ブログを書き始めてから、自分の文章力の低さを痛感し、慌てて文章を書くための本などを読み始めました。本書『高校生のための評論文キーワード100』も、高校生向けの新書ということで、初心者の あさよるも読んでおいて損はないだろうと、手に取りました。

評論文を読み解くために理解しておきたい用語100が紹介されており、高校の授業や大学受験のみならず、社会人ならこれくらいのボキャブラリーは欲しいなぁと思える内容で、汎用性も高いと感じました。ブログを書くにも役立ちそうです(^^♪

評論文の読解のために

本書『高校生のための評論文キーワード100』は、高校生が評論文を読み解くために必要な100の用語が収録されています。授業で必要だったり、大学入試に必要な評論文読解のためのものです。本書は、用語の説明が主で、まずは知っておかねば理解しにくい用語を押さえておこうという趣旨。

哲学用語が多いので、西洋哲学や西洋思想を押さえながらの説明が繰り返され「急がば回れ」的網羅の仕方だと紹介されています。

一つの用語につき見開き1ページで説明がなされ、【ポイント】【切り口】【展開】と三つの項目に分けて解説がなされます。【ポイント】はざっくりとした用語の説明、【切り口】では用語がどのような文脈で使われるのかを知ります。【展開】は、その用語が、ほかにどんな分野で使われているのか、どんな発展性があるのか見ます。

巻末には知っておきたい哲学者のプロフィールも簡単にまとめられています。

授業のため、受験のためはもちろんのこと、社会人になっても「これくらい知っておきたい」用語や用法ばかりで、汎用性の高い内容です。

辞書のように索引から引けるのもポイント。

丸暗記してもいいかも……

賢明なる高校生諸君なら、本書の内容は丸暗記してしまっても良いでしょう。それくらい、普段の会話や雑談の中で使われる言葉から、読書をするのに押さえておきたい用語ばかりです。意外と、「耳で聞いたことある」「知った気になっている」けれども、実は意味を知らない単語というのがザクザクあるもので、間違った意味で言葉を使っているばっかりに人とコミュニケーションが上手く取れないこともあります。はい、あさよるのことですw

「高校生諸君は~」なんて書きましたが、はい、本当は大人だってこれくらい丸っと頭に入っていてイイ加減なのかもしれません>< あさよるも、しばらくは本書を手もとに置いておきたいなぁと思いました。

辞書のように使えると紹介しましたが、辞書よりもずっと詳しく説明がなされています。読書として読み解いていっても楽しい内容です。高校生向けとあって、親近感わく文体で楽しい。

ブログ書くにも最適w

あさよるは(ほぼ)毎日ブログを書いている人ですので、「これはブログ書くのに必要な語彙力だな~」と感じ入りました。実際には平易な言葉を使うようにしていますが、それでも「読み解く」「思案する」って過程ではボキャブラリーがモノを言うんじゃなかろうかと。

どんな用語が紹介されているかについては、この記事の後半の目次情報をご参照くださいv

あと、言葉って用法容量を守って使用すれば、とても有益なものですが、下手をすると痛い目を見るものでもありますw たまにはちゃんと勉強しなきゃと思いました(;’∀’)

高校生のための評論文キーワード100

目次情報

はじめに
凡例

001 アイデンティティ
002 アイロニー
003 アウラ
004 アナロジー(類推)
005 アプリオリ/アポステリオリ
006 アレゴリー
007 異端
008 一元論と二元論
009 イデオロギー
010 イメージ
011 隠喩(メタファー)
012 エートス
013 エクリチュール
014 エゴイズム
015 エコロジー
016 エロス/タナトス
017 演繹/帰納
018 エントロピー
019 外延/内包
020 概念
021 仮象
022 カタルシス
023 カテゴリー
024 貨幣
025 カルチュラル・スタディーズ
026 環境
027 還元
028 観念
029 記憶
030 記号
031 規範
032 逆説(パラドックス)
033 共生
034 共同体(コミュニティ)
035 虚構(フィクション)
036 近代(モダン)
037 空間
038 グローバリゼーション
039 群衆
040 形而上/形而下
041 啓蒙
042 現実(リアリティ)
043 現象
044 言説(ディスクール)
045 現存在(ダーザイン)
046 公共性
047 構造(ストラクチャ)
048 合理性・合理主義
049 コスモス/カオス
050 コンテクスト
051 差異
052 自己
053 市場
054 システム
055 実存
056 主体/客体
057 象徴(シンボル)
058 情報
059 自立
060 身体
061 正常と異常
062 制度
063 責任(レスポンシビリティ)
064 贈与
065 疎外
066 多義性
067 他者
068 抽象
069 超越
070 テクスト
071 デジタル/アナログ
072 トポス
073 認識論
074 パトス
075 パラダイム
076 批判(クリティーク)
077 表象
078 フェティシズム(物神崇拝)
080 普遍
081 文化と文明
082 分析と総合
083 分節
084 弁証法(ディアレクティーク)
085 暴力
086 ポストコロニアリズム
087 ポストモダン
088 本質(エッセンス)
089 民族と民俗
090 無意識
091 命題
092 メディア
093 模倣(ミメーシス)
094 唯物論(マテリアリズム)
095 有機的/無機的
096 ユートピア
097 欲望
098 理性
099 倫理
100 レトリック

コラム 本書に頻出する8人の哲学者

プラトン
アリストテレス
デカルト
カント
ヘーゲル
マルクス
ニーチェ
ハイデガー

索引

中山 元(なかやま・げん)

1946年生まれ。東京大学教養学部教養学科中退。哲学者、翻訳家。主な著書に『思考の用語辞典』『〈ぼく〉と世界をつなぐ哲学』『フーコー入門』(いずれも筑摩書房)、『はじめて読むフーコー』(洋泉社)のほか、フロイト『自我論集』、デリダ『パピエ・マシン』(いずれも筑摩書房)、ファーン『考える道具』(角川書店)など多数の翻訳書がある。

SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク


コメントを残す

*