『LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方』|動物は知っている、生き方を

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こんにちは。ペットを飼いたいあさよるです。ネコが飼いたいんですが、あさよる自身がネコアレルギーを持っておりまして、どうしたもんかなぁと悩んでいます。イヌでいいかな?とか、カメなら飼えるかな?と考えつつ……。

そういうわけもあるのかないのか、自然と生きものを扱った書籍にも手が伸びます。ちなみに本書は、動物ネタを扱った本なのに、ビジネス書なんですよね。イイネ!

動物の不思議な生態 マンガ+コラム

本書『LIFE』は、動物園・水族館で我々も見たことのある動物たちの不思議な生態を扱っています。1つの動物につきマンガ家の麻生羽呂さんが5ページのマンガ+生物オタクの篠原かをりさんのコラムが2ページ。マンガ+コラムを1セットに、サクサクと読み進められるのが楽しいのです。

特に、マンガがページ数少ないながらも、その動物を好きになる「キュン」っとしちゃう感じがイイ!

生物オタクと称されている篠原かをりさんは、あさよるは存じ上げなかったのですが著書も多く、テレビにも度々出演なさっている方だそう。またチェックしてみます……。

他者を見ながら、自分を見ている

本書は、動物たちのひたむきな生き方を通して、我々ヒトの生き方を考えるという趣き。

例えばペンギン。ある種のペンギンは氷の上から海へ飛び込むとき、先頭のペンギンが蹴り落される。海の中にシャチがいるかもしれないので、一羽落として確かめてみようというw 何事でも、群れの先頭に立つ者はリスクを伴う。しかし、トップバッターがいるからこそ、群れが守られているのも事実。我々ヒトも、恐れず先陣を切りチャレンジしよう!というもの。

……終始こんな感じでw

あさよるは話のオチとして、ヒトの生き方の話に着陸するのはアリかなと思いますが、さていかが?w他の動物の話って、好きな人は大好きだけど、興味ない人からすれば「で?」って話でw こういうアプローチもアリじゃん?とw

で、面白いのは、全く何もかもが異なる他の生物を観察していても、そこに自らを見いだしてしまうって、面白い話だなぁと思います。確かにあさよるも、「ハダカデバネズミ」の本を読んだ時は、ヒトの話に置き換えずにはおれませんでしたw

みんなよく知った動物たち

ここで取り上げられる動物は、みなさんもよくご存じのものがほとんどでしょう。ペンギン、ライオン、パンダ、ネコ、キリン、ミツバチ、ハダカデバネズミ、ラッコ、パピバラ、ゾウ、リス、イルカ、ウシ、タコ、ラーテル、ナマケモノ、ゴリラ、ダンゴムシ、イヌ、カンガルー。

知ってる!見たことある!だけど、どんな動物なのかあんまり知らない!

例えば、手話を覚えたゴリラに「ゴリラは死ぬとどこにいくの」と尋ねると「苦労のない穴にさようなら」と返したそう。ゾウは幼い頃「自分に鼻がある!」と気づいてしばらくは鼻が気持ち悪くしていて、だんだん大人に鼻遣いを教わってゆくとか、知能が高いのは人間ばかりじゃないんだなぁと思う。

小説『ジュラシック・パーク』の続編『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』では、恐竜たちは現代の地球に蘇ったものの、種として生きるための〈教育〉をする大人がおらず、群れの統率が取れていない様子が描かれていました。動物って、生まれたままだと生きれない親や群れが〈教育〉によってその動物らしく生きれるのですね。

話のネタにどぞ^^

図鑑には載ってない、動物園の案内板にもたぶん載ってない生態が、もっと各動物のことが知りたくなったら、個別の本を探してみて~!

本書は、きっとこういう動物本が好きな方は知っている話が多いんじゃないかと思います。それよりも、普段は動物、生物にあまり興味がないなぁという人が、ビジネス本と間違えて、手に取っちゃえばいいのになぁ!と他人事なので思いましたw

軽い気持ちで読んで、マンガ&コラム楽しんでください。

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

  • 作者:麻生 羽呂,篠原 かをり
  • 出版社:文響社
  • 発売日: 2016-11-24

目次情報

出る杭は打たれる(が、出る杭が世の中を変える)
ペンギンの教え
解説|愛の形

失敗は成功の母
ライオンの教え
解説|戦い続けることを選んだ男たち

こだわりは身を滅ぼす
パンダの教え
解説|パンダの生存戦略

我は我、人は人なり
ネコの教え
解説|ネコたちの「人間観」

人は見かけによらぬもの
キリンの教え
解説|野生は、コントロールできるのか

仕事を追うても仕事に追われるな
ミツバチの教え
解説|役割をまっとうするということ

おごれる者は久しからず
ハダカデバネズミの教え
解説|働かない者の存在意義

過ぎたるはなお及ばざるがごとし
ラッコの教え
解説|草食化するラッコたち

和をもって貴しとなす
カピバラの教え
解説|人気者の生き方

生まれながらの長寿なし
ゾウの教え
解説|鼻もすごいが、耳もすごい

使わぬ宝はないも同然
リスの教え
解説|「可愛い」は、いいことばかりではない

古きを捨て、新しきを得よ
イルカの教え
解説|「いじめ」は生物の本能は否か

持つべきものは友
ウシの教え
解説|人類の文明を500年早めた動物

疑心、暗鬼を生ず
タコの教え
解説|多才にして多彩な進化の形

龍の髭を蟻が狙う
ラーテルの教え
解説|協力して生きる「相利共生」

あきらめも心の養生
ナマケモノの教え
解説|ナマケモノの恩返し

汝の敵を愛せよ
ゴリラの教え
解説|よき夫・よき父親として

同じ轍は踏まない
ダンゴムシの教え
解説|ウイルスに乗っ取られたダンゴムシ

細き流れも大河となる
イヌの教え
解説|見つめ合うことで幸せになれる

前進あるのみ
カンガルーの教え
解説|自然を生き抜く

麻生 羽呂(あそう・はろ)

関西大学工学部生物工学科入学。大学5年次に中退、漫画家を志す。2008年『週刊少年サンデー』にて『呪法解禁!! ハイド&クローサー』を連載。2010年、同市にて『今際の国のアリス』を連載開始し、2016年に全18巻で完結した。高い画力と、取材を通して描かれるリアルな人間像に定評があり、『今際の国のアリス』は、エンターテイメントと哲学性を両立した稀有な作品として大きな評価を得た。無類の旅好きで、同業者からは「漫画家らしからぬ漫画家」と呼ばれる。好きな動物はオオヤマネコ(理由は、生涯を旅し、同じ道を二度と通らないと言われているから)。

篠原 かをり(しのはら・かをり)

横浜雙葉高等学校卒業後、慶應義塾大学環境情報学部に入学。生き物をこよなく愛し、大学の研究テーマは昆虫タンパク。家庭でも約300匹の昆虫、タランチュラ、イモリ、ヤモリ、ウーパールーパー、ハムスター、マウスなどを飼育。生物に関する膨大な知識と偏愛ぶりが話題を呼び、『アウト×デラックス』、『1億人の大質問!?笑ってこらえて!』などに出演。また、クイズ女王として『高校生クイズ』『Qさま!!』にも出演し、『Qさま!!』では学力王優勝を果たす。処女作は、『恋する昆虫図鑑~ヒトとムシの恋愛戦略~』(第10回出版甲子園グランプリ受賞企画)。本作では、ネタ出しと解説を担当した。好きな動物は、ラブラドールレトリバー(理由は、初めて飼ったペットで、すべてが愛らしかったから)。

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