『自律神経を整えるゆっくり健康法』を読んだよ

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「背筋を伸ばしなさい!」
「まっすぐ座りなさい!」
「口を閉じなさい!」
「好き嫌いしない!」

子どもの頃、誰もが一度は大人たちに注意されたのではないでしょうか。そして今は、自分がそれを子供たちに注意する立場になっている人もいらっしゃるでしょうね。

その点、大人は自由なものです。
背中を丸めているのも自由ですし、口が開いていても、偏食していても誰も怒りません。
「自由には責任が伴う」と言われるように、猫背になるのも自由ですが、それにより損を被ってもそれは自分の責任、ということです。注意してくれるのは、よっぽど親密な関係の伴侶や恋人、友人くらいでしょうか。それも無理強いは出来ないでしょうから、やっぱり最終最後は自分次第です。

日々の心がけが積もり積もって……

『自律神経を整えるゆっくり健康法』を読むと、子供の頃、大人たちになぜ注意されていたのかわかった気がします。ここでは「自律神経」を切り口に、健康で居続けるためのコツが紹介されています。
そもそも、私たちは健康なのでしょうか。「病気でない」けれども「不健康」な人もたくさんいますよね。かくいう、私自身がそうです。
健康的になろうとすると、睡眠、食事、運動、考え方、呼吸、生活習慣など、なにからなにまで改善が必要です。慢性的に不健康とは、そういうことなのでしょう。

不健康からの脱出

「自律神経」についてはよく耳にする言葉ですが、自律神経が乱れるとどんな弊害が起こるのかは、あまり深く理解していませんでした。そして、それは本当に“ちょっとしたこと”で乱れてしまいます。
反面、“ちょっとしたこと”の積み重ねで、自律神経を正常に保つよう心がけられそうです。

「水を飲む」これだけのことも、ただ無意識にゴクゴク飲むよりも、水が体に染み渡り、血液の循環をスムーズにするイメージを持つ。呼吸一つ、食事ひとつ、意識が大切なようです。
同じことでも、嬉しい、楽しい、幸せ!と噛みしめて生きるのと、面倒くさい、疲れる、嫌だと消極的に取り組むのとでは、成果も、体への影響も変わりそうです。

自律神経を整えるゆっくり健康法

  • 著者:小林弘幸
  • 発行所:大和書房
  • 2014年7月15日

目次情報

  • なぜ、「ゆっくり」が健康にいいのか
  • 第1章 自律神経を劇的に整える些細な習慣
    朝の時間こそ、くどいくらい「ゆっくり」と/三度の食事は、「リズム良く腸に刺激を与える」ため/腸に負担をかけない「逆算」する食事法/空を見上げるだけで、体は瞬時に変わる!/副交感神経を上げる「1対2」の呼吸法/「忙しいなかで、生産性を上げる」意外な方法/「睡眠が大切」といわれる本当の理由/休日を効果的に過ごすための「ゆるやかな計画性」
  • 第2章 今日から始めたい!健康を手に入れる新習慣
    「体のサイン」を知る四つのポイント/人はなぜ病院に行きたくないのか?/日常に必要なのは「コンディショニング運動」/医学的にも実証されている「笑顔の魔法」/ガムを噛む習慣が脳を活性化させる/「意識して飲む水」は効果がまるで違う!/仕事終わりに「一カ所だけ片づける」リセット法/究極の健康法とは「悪い連鎖を断ち、良い連鎖をつくること」
  • 第3章 「ゆっくり」は健康的な人間関係も築く
    すべての基本は「誰も信じないこと」/自律神経を整えると、相手の態勢が変わる/怒りそうになったときの最善の対処法/「検証のスイッチ」で自律神経の乱れを予防する/悩みを「形」にすることで、人は安心できる/「やり場のない怒り」の「やり場」のつくり方
  • 第4章 医学的根拠に基づいた時間管理術
    創造的・思考的な仕事は「勝負の時間」に/「不安要素を放置しない」ための夜の習慣/健康体をつくる一週間の時間の使い方/「さがし物」は時間を決めてから行う/ミスをする「五大要素」を意識する
  • おわりに 本当の健康を手に入れるために

著者略歴

小林 弘幸(こばやし・ひろゆき)

順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、順天堂大学大学院医学研究科(小児外科)博士課程を終了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任し、現職に至る。20年以上に及ぶ、外科・移植外科、免疫、臓器、神経、水、スポーツ飲料の研究のなかで、交感神経と副交感神経のバランスの重要性を痛感。現在は、自律神経研究の第一人者として、数多くのトップアスリートや芸能人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。数多くのメディアでも活躍中。著書に、『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版)、『自律神経を整える「あきらめる」健康法』(角川書店)、『自律神経を変える「たった1ミリ」の極意』(ポプラ社)などがある。

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