
今週紹介した書籍のまとめです。
生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント
西原さんが読者の悩みに順番に答えてゆく内容。
「正しくない」とタイトルにありますが、とても真っ当で、しかも優しさのある回答です。
記事リンク:『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』を読んだよ
Kindle版アリ
実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO
トンデモ本かと思いきや、結構まともな内容の本でした。
日本の領空内に未確認飛行物体は存在しているにもかかわらず、空自は対策をしていないのだそう。
私たちの身近にもUFOは姿を表しているかもしれないのに、そういえば空をじっと観察する習慣がありません。
もし飛行物体があっても、「思い込み」のせいで異変に気づいていないのかも。
ちょっと不思議な本でした。
記事リンク:『実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO』を読んだよ
太らない教室
「ダイエットは運動するしかない」という、とてもまともな正論が繰り返されています。
いやはや耳が痛い……。
しかし、なぜ運動すると良いのか、なぜ筋力をつけると痩せるのかという説明がきちんとなされ、納得&理解できるとこれまで以上にダイエットがしやすいのではないでしょうか。
早速、著者の他の本も取り寄せました。
記事リンク:『太らない教室』を読んだよ
考古学の挑戦――地中に問いかける歴史学
岩波ジュニア新書の書籍で、若い人向けの本には良書が多いように思います。
考古学研究にまつわる話題を幾人もの先生が執筆されており、入門編でありながらも、専門的な内容を少し覗けます。
道具の表面の摩耗の仕方で、使われ方を推定するなど、面白いなあと思いました。
記事リンク:『考古学の挑戦――地中に問いかける歴史学』を読んだよ
「無」の科学
「無」にまつわる話題を、様々なジャンルの専門家がコラムのように書いておられます。
一口に「無」と言っても、分野によって様々な状態や物事を想起されるんだなぁと関心しました。
数学の「0」や物理学の「無」だけでなく、医学や生物学の「無」が面白い。
寝ているとき脳はなにをしているのか、麻酔を使うと意識がなくなるのはなぜか、意味の無い臓器は何のためにあるのか、などなど。
小さな章立てがたくさんあるので、つらつらと少しずつ読み進めてゆくのにちょうど良いかも。
記事リンク:『「無」の科学』を読んだよ