『お金は寝かせて増やしなさい』|いくら用意すれば安心なの?

  • LINEで送る

こんにちは。あさよるです。お金の話はとても大事な話なのに、あまり誰とも大っぴらに話し合ったことがない。ただなんとなく、人のお金の使い方を傍目で見ていて、あんまりバシバシ買い物しまくってたりすると「お金持ちの人なんだなぁ」と思う程度だった。

ちなみにわたしは、自分で「ちょっとパフォーマンスでなんか買っておかないとケチだと思われるんじゃないか……」と思うくらい、買い物をしない。欲しいもの候補をたくさん用意して、あーだこーだと比較しながら選ぶのが好きだからだ。だから、一旦家に帰って、落ち着いてネットでリサーチをかけたい癖がある。

ローリスク・ローリターンな投資

で、お金の話。お金の話って大っぴらにしないし、うちの両親も子どもにはお金の話を全くしない人だった。だからわたしは誰ともお金の話をしたことがなかった。このブログを始めてから読書の幅が広がって、お金に関する本がこの世にたくさんあることを初めて知った。みんなこんな風にお金について知識を増やしていたのだろうか?

本書『お金は寝かせて増やしなさい』は、投資信託でローリスク・ローリターンでお金の運用をするための本だ。初心者でもわかるようにかなりかみ砕かれて書かれている。著者も、投資ブログをやっているブロガーさんで、ファイナンシャルプランナーや元銀行員のような肩書はなく、これまで自分で投資をしてきた経験がまとめられていた。

おすすめされていたのは、SBI証券と楽天証券で、iDeCo(個人型確定拠出年金)、つみたてNISA、NISAを買うこと。細かな株の上がり下がりで一喜一憂したくないなら、全世界株式を買えばいいと書いてあったので、わたしの場合は楽天証券を利用するのがいいかな(はりきって楽天証券にログインしようとして、暗証番号を連続で間違えてしまい、続きはまた後日になってしまった……)。

本書はローリスク・ローリターンな投資の話なので、ン十年スパンでプラスが出ればいいな~という、気長な話だ。パッとやってサッと目に見える利益が欲しい人には、かなりまどろっこしい話。銀行に普通預金した利息よりはいい話かもな~みたいな手堅いお話。

まずは生活第一

投資は、まずは生活費が黒字なっていて、かつ今の生活費×2年分の貯金があったうえで始めようと紹介されている。そもそも生活費が赤字なら投資どころの話じゃないし、仮に失業して2年間無職になっても今の生活が続けられる貯金があれば、安心できる。

そこで、「節約」が大切になる。今、生活費に20万円使っているなら、2年で480万円の貯金が必要だ。それを仮に18万円で生活できるようになれば、2年で432万円になる。こう考えると「なぜ節約したいのか」という理由が明確になって、取り組みやすくなると感じた。最低の貯蓄額も「2年無職でも大丈夫という安心感」と説明されると、納得できる。

お金の話というのは、なにもガメツイ話だけじゃなくて、家族が安心して生活でできる金額や、そのための取り組みを考えることでもあるんだな、なんて。

関連記事

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

  • 作者:水瀬ケンイチ
  • 出版社:フォレスト出版
  • 発売日: 2017-12-08

目次情報

コミック 第1話「未来、投資の神様と出会う」

プロローグ 私がたどりついた「寝かせてお金を増やす方法」

インデックス投資の長期実践者が少ないのはなぜ?
私がインデックス投資をおすすめする理由
おすすめする理由① 手間がかからないから
おすすめする理由② 実は世界標準のスタンダードな投資法だから
おすすめする理由③ お金の基礎知識として日常生活に役立つから
銀行や証券会社を信じてはいけない!

第1章 金融のど素人でもプロと互角以上に戦える「インデックス投資」

インデックスファンドは「投資信託の一種」
投資信託のメリット① 少額から購入できる
投資信託のメリット② たくさんの銘柄の株式や債券に分散投資できる
投資信託のメリット③ 運用する金融機関が破たんしても資金が守られる
「専門家が運用してくれる」のはメリットにならない?
投資信託のデメリット① 持っているだけで手数料がかかる
投資信託のデメリット② すぐに大儲けはできない
投資信託の99%は不要!
アクティブファンドのほとんどがインデックスに勝てない皮肉な現実
基本はひたすら「積み立て投資」
いざ始めてしまえば、やることはほとんどない!
なぜ、銀行や証券会社はインデックス投資をすすめないのか?

第2章 寝かせて増やすインデックス投資の実践法

インデックス投資を始める前に最低限しなくてはいけないこと
なにが起きても自分と家族を守るお金「生活防衛資金」
100年に一度の金融危機のなかでもぐっすり眠ることができた理由
インデックス投資でいちばん大切なのは自分のリスク許容度を知ること
自分のリスク許容度を知る方法
分散投資のスゴイところ
お金の世界で使われる「リスク」という言葉の意味
「将来の不確実性」のリスクは数字で確実に表現できる
期待リターンも数字でズバッと表現できる
インデックス投資は究極の分散投資
資産配分(アセットアロケーション)がすべての勝敗を決める
資産配分を決定する「ひとつの大前提」
資産配分を決定する「2通りの方法」とは?
数字を入力するだけでリスクと期待リターンがわかる便利ツール
資産配分の「キモ」は意外にも国内債券だった
最悪の事態が起こったときの損失額を計算する方法
それでも心配な場合はどうすればいか?
投資すべきインデックスファンドはズバリこの3本!
国内債券のインデックスファンドはどれがいいの?
あとはひらすら積み立てて寝かせて増やすだけ!
楽ちんだけど、年に1回だけやった方がいいこと「リバランス」
投資銀行の大物も「インデックス投資の勝利」を認めざるを得なかった
コミック 第2話 「超堅実派の未来がいよいよインデックス投資を始める!」

第3章 おすすめの金融機関&口座開設の手順と気になるNISAとiDeCo

インデックス投資に最適なあ金融機関はズバリここ!
ネットで完結!口座開設の7ステップ
「NISA」と「つみたてNISA」はどちらを選択すべきか?
少額投資非課税制度NISあのデメリットとは?
iDeCo(個人型確定拠出年金)はあくまでも「年金」であることを忘れずに!
「NISA」「iDeCo」は損得にふり回されずにうまく活用しよう

第4章 始めるのはカンタンだけど続けるのは意外と難しい

損益で一喜一憂する凡人から抜け出でよう!
投資は孤独な道のり――なにを信じればいいの?
グルグル回って自己増殖する「資本」
あとでドッカーンと効いてくる「複利」の力
「前年同期比でプラス」は資本主義経済の強靭なエンジンとなる
「資本主義経済の拡大再生産」のパワーの取り出し方
プロは絶対教えてくれない「インデックス投資を続けるコツ」
「今さら始めるのは……遅い?」と迷っているあなたへ
相場が大暴落したらどうすんのよ!?
相場が好調なときにこそ「リスク許容度の確認」をすべし!
どうしても売りたくなったときにふれるべき言葉①
どうしても売りたくなったときにふれるべき言葉②
どうしても売りたくなったときにふれるべき言葉③
売るに売れない「仕組み」をつくっておく裏ワザ
売らずに我慢するテクニック① Yahoo Finance でダウ平均株価チャートのmax期間を見る
売らずに我慢するテクニック② 構成銘柄企業群に思いを馳せよ
売らずに我慢するテクニック③ 下手の考え休むに似たり
売らずに我慢するテクニック④ フレーミング(思考の枠組み)を変える
新しいインデックスファンドが登場したら乗り換えるべき?
コミック 第3話 「100年に一度のリーマン・ショックの危機到来!」

第5章 涙と苦労のインデックス投資家15年実践記

2004年 ロクなインデックスファンドがなかった時代
2005年 小泉郵政相場で絶好調!
2006年 ライブドア・ショックもなんのその
2007年 サムプライム・ショック? 平気平気
2008年 ガー(;゚Д゚)ーン!! まさかの大暴落!
2009年 まさかのV字回復! キタ―(゚∀゚)―!!
2010年 そしてまたまたギリシャ・ショック
2011年 東日本大震災が列島を襲う
2012年 アベノミクスで元本回復!
2013年 黒田バズーカが火を吹いた
2014年から2016年の安定期
インデックス投資を15年実践してわかったこと

第6章 貴重情報!インデックス投資の終わらせ方

インデックス投資の出口戦略に関する情報量が少ない理由
「出口戦略」という魔法の言葉の罠
インデックス投資の出口戦略① 「リアロケーション」
インデックス投資の出口戦略② 「定額ではなく定率の取り崩し」
インデックス投資の出口戦略③ 「必要になったら必要な分だけ取り崩す」
「リタイア直後に大暴落が来たらすべてが水の泡じゃん!」という誤解

コミック 最終話 「人が幸せを望む限り……」

エピローグ 寝かせて増やすことはつまり人の未来を信じるということ

水瀬 ケンイチ(みなせ・けんいち)

1973年、東京都生まれ。都内IT企業会社員にして下町の個人投資家。2005年より投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を執筆、現在ではインデックス投資家のバイブル的ブログに。日本経済新聞やマネー誌などに数多く取り上げられる。著書『全面改訂 ほったらかし投資術』(朝日新書・山崎元との共著)。

SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク


コメントを残す

*