『脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める』|脳トレせよ!

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三十路を過ぎて記憶力がガタンと落ちてしまった あさよるです。……じゃあ、以前は記憶力が良かったのかというt……(ry

(;´Д`)

忘れっぽくなったというよりは、そもそも覚えられないというのが、なかなか慣れずに不便であります。もうね、人の名前が致命的に覚えられないのは以前からで、コインロッカーの番号とかね、お買い物も商品名や品番を覚えられないという……。

常にメモが手放せないのですが、忘れないように作ったメモを忘れるタイプです。

(;´Д`)

こんなことありませんか?

年齢とともに記憶力が落ちてゆくなんて聞いたことがありますが、それは仕方がないことなの?!

テキパキと要領よく仕事をしていても、フッと物忘れをして滞ってしまう。

グッと集中して一気に仕上げたい内容も、うっかり途中で集中が切れてしまう……。

人と話していてブチブチと会話がブツ切れになって続かない。相手の理解力の低さについ苛立つ。

「トラブル」とは言わないまでも、小さな食い違いやケアレスミスが積もり積もって……大きな損失になっているのでしょう。どれくらいの損失なのかというと……客観的にまとめるといいんだけども、そんな時間がないし……。

そう、記憶力に自信がなくなると、いつもソワソワと時間に追われている気がします。目先のことに気が取られてしまって、いつも慌てているような……。

記憶・集中・思考力に関するこんな困ったこと、ありますよね……?

脳の衰え……どう向き合う?

『脳が冴える15の習慣』は、年齢とともに感じる脳の衰えとどう向きあい、どのような取り組みが必要なのか解説する本です。脳神経外科医の著者が詳しく分かりやすくリストアップしてゆきます。

読者のメインターゲットは、定年を迎える世代でしょう。現役を退くことで、生活そのものが変わり、記憶や思考力の変化を感じる人が多いそう。

記憶や思考が衰える……いわゆる「ボケ」と言われる状態は、年齢だけが原因ではないそうなんです。

例えば、とても忙しく働いていた人が突然仕事を辞め、やることもなくボンヤリ時間を過ごすと、脳を使わなくなってしまう。すると、考えたり記憶する力が弱ってしまいます。

年齢のせいではなく、習慣や環境がそうさせるのです。

「壁」だけを眺め続けると……

さらに、こんなたとえ話がありました。椅子に縛り付けられて白い壁だけを眺めされられたら……人は一週間もしない間に記憶力や思考、集中力が低下し、「ボケ」の状態になってしまうでしょう。

そして、現在の我々……「テレビという名の壁」をボーっと長時間眺めている人がたくさんいます。「ボケ」はすでに忍び寄っています。テレビだけではありません。スマホやパソコンという名の壁にも警鐘を鳴らします。

「平面」だけ眺め続けると「ボケ」る!

脳は体の一部。まずは「体力」

脳は体の一部です。ですから、肉体のコンディションによって、脳のパフォーマンスも変化します。まずは、肉体の状態をベストに持ってゆくことが、記憶・集中・思考力を高めるために必要です。

先ほどの、定年・退職をきっかけに「ボケ」が始まってしまう理由の一つに、肉体的な変化も作用します。現役時代は日々、心身ともに負荷のかかった状態で勤務なさっていたでしょうから、それだけ「体力」も必要だったでしょう。

しかし、現役を退くと、「体力」が落ちる。すると、体の一部である「脳」の力も落ちてしまう。これを防止するために、体の健康状態と、「体力」の向上を目指します。それが脳が冴える秘訣です。

時間がない!は不効率

さらに、「片づけ」や「タイムリミット」も記憶・集中・思考力を高めるためのポイントになります。

まず、要領がよくテキパキしている人ほど、片付けが疎かになってしまいがちなんだそう。多少散らかって、どこに何があるかわからない状態でも、記憶力でカバーできちゃえるからこそ、片付けが後回しになるんだとか。しかし、物が整頓されている方が、もっと脳は有効に使えます。

そして、片づける時間がない!という自称多忙な人には、「タイムリミット」の設定がオススメです。ダラダラと延々と作業をするより、時間を決めてサッサと仕事を片付けます。延長はしません。時間厳守!

時間を守ることで、休憩や余暇の時間が生まれ、リフレッシュ。ベストな状態で仕事に取り組み、よりパフォーマンスが向上します。

生活の変化をチャンスにできる本

てな感じで、『脳が冴える15の習慣』とタイトルにある通り、15もの記憶・集中・思考力に関する話題が収められています。それぞれの章では、その章で取り上げたポイントが箇条書きでまとめられています。あとから確認するにも便利そう。

脳が冴える15の習慣のうち、「脳」と直接関係のなさそうな話題もあります。先に取り上げた体調管理やタイムリミットの設定、片付けもそうですし、写真を取ることや、人に出会うことなど挙げられていました。

さらに、日記やブログを書くことも勧められてたり……あさよるもこうしてブログを書くようになって、いい効果があったように思います。本を読むときも、頭のなかでまとめながら読むようになった気がします。そして、インプットとアウトプットがセットになって、よりインプットがしやすくなりました。……おお、知らぬ間にブログも役立っている!(嬉)

定年世代向けだけど……変化は誰にでも起こる

『脳が冴える15の習慣』は、定年を迎える年代の方がメインの読者として想定されています。サラリーマン生活から、退職後の生活へシフトする際に気をつけるべきことだからです。

あさよるはメインターゲットから外れてはいますが、それでも脳の機能や働きは同じですから、十分あさよるの生活習慣にも導入したい……いや、すべきな習慣ばかりでした。(生活習慣の悪さに反省もしました(-_-;))

また、転職や結婚出産、引越しなど、生活がガラリと変わる時期って、年齢関係なく訪れます。その時期を、記憶・集中・思考力を向上させるチャンスにしてしまえると思いました。

結構ね、「これ実行したら、あさよるはどうなっちゃうんだろう!?」とワクワクしました。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める

目次情報

はじめに――良い習慣が脳を生まれ変わらせる

習慣1 生活の原点を作る
脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう

「朝、ちゃんと起きてますか?」/生活のリズムを失うことは「ボケの入り口」/怠け者である脳をどう動かすか/脳にもウォーミングアップが必要/脳は思考系だけではない/血液を脳に巡らせる/私の朝の過ごし方/「挨拶+一言」で脳が目覚める/音読はなぜ脳に良いのか/手で物をつくる活動を朝の習慣に

習慣2 集中力を高める
生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう

脳の基本回転数を上げるには/時間と仕事の量の関係を意識する/仕事が速い人の脳の使い方/「試験を受けている状態」を一日に何回つくるか/真面目な人が陥りがちな悪習慣/できる人は仕事以外も大事にする/周りの人の回転数も大切/時間の制約は判断を効率化させる

習慣3 睡眠の意義
夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう

睡眠中も脳は動いている/朝、アイデアが浮かびやすいのはなぜか/夜の勉強は中途半端にやれ/最低限でも六時間は寝よう/寝つきを良くする習慣/自分の生活と照らし合わせてみよう/寝ないから良い結論が出ない/理想的な生活リズムを意識する

習慣4 脳の持続力を高める
家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう

前頭葉は脳の司令塔/やればできるのにやらない人/現代人は脳のタフさが欠けている/若い頃の雑用は買ってでもしろ/「面倒くささ」に耐える力/キーワードは選択・判断・系列化/家事は理想的な脳トレ/家庭のワークシェアリング/小さな工夫が脳トレ効果を大きくする

習慣5 問題解決能力を高める
自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう

書類整理などのルールをつくる/一日の行動予定表を書く/問題解決に至るプロセスを書く/七つ以上の要素を同時には処理できない/前頭葉のテクニックの高め方/「ナビゲーション社会」を生きる

習慣6 思考の整理
忙しいときほど「机の片づけ」を優先させよう

頭の回転が速いのに物忘れをする人/思考の整理は物の整理に表れる/要領のよい人ほど整理を怠る/机の整理は優秀な上司を持つことと同じ

習慣7 注意力を高める
意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう

小さな平面を見ている時間が長すぎる/人をボケさせる方法/目を動かすと脳が動く/目を動かさない人が陥りやすい症状/家族の記念日を忘れる人/目のフォーカス機能を使おう/ラジオを使った脳トレ

習慣8 記憶力を高める
「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう

脳の入力→情報処理→出力を確認する/人に伝えることを前提として情報を取る/情報を脳の中で保持する/情報を解釈する、イメージで捉える/なぜ報告書を書かせるのか/メモを取りながらテレビ番組を見る/ブログを工夫して書こう

習慣9 話す力を高める
メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう

質問によって話を長くさせる/話し上手な人の周りには相づちの上手い人がいる/結婚式のスピーチは脳トレになる/風景を思い浮かべながら話す能力/写真を利用して話術を鍛える

習慣10 表現を豊かにする
「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう

話を膨らませることができるか/実際に話を組み立ててみよう/「伝わらないのは相手が悪い」は禁句/相手の立場に立って考えてみる/専門用語はなるべく使わない/たとえ話をよくする人はボケにくい

習慣11 脳を健康に保つ食事
脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう

生活習慣病と脳/高血圧は脳の働きを低下させる/まず体を動かすことが大切/太らない食べ方のコツ

習慣12 脳の健康診断
定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう

MRで脳の断面図を診る/脳の機能は形に表れる/脳内の血管に問題がないか/PET検査との併用で精度が高まる

習慣13 脳の自己管理
「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう

失敗は脳からの警告/小さな失敗から分析してく/失敗は同じ時間帯にする/人から受けた注意を書く

習慣14 想像力を高める
ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう

クリエイティブな才能は脳の総合力/そのアイデアは誰のため?/常にどかにヒントを求める/案ずるより書くが易し/交友範囲を広げる、活動を豊かにする/考えを練るには寝ることも大事

習慣15 意欲を高める
人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう

意欲はアクセルにもブレーキにもなる/小さな成長を認めて誉める/家族や部下の意欲を高めていますか?/社会性の乏しい人/愚痴を言う人が陥りがちな悪循環/誉め上手な人は観察力が高い/好意的な評価のキャッチボール/いちばんできない生徒になる/写真教室に通うことの効果/出会いが脳を動かす

番外 高次脳的機能ドックの検査
最低限の脳機能を衰えさせてないか確認しよう

一見普通の人が高次脳機能障害である場合/実際にやってみて下さい/使える語彙がどれだけあるか/行動を抑制する力をチェックする/常識的にやってはいけないことをやらない力

あとがきに代えて――立ち止まる脳、動き出す脳

築山 節(つきやま・たかし)

一九五〇年、愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長、財団法人河野臨床医学研究所附属第三北品川病院長を経て、同財団理事長。医学博士。脳神経外科専門医として数多くの診断治療に携わる。著書に『フリーズする脳』(NHK出版)ほか。

 

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