『「運がいい人」は何をやっているのか』|上手に割り切ってこう

こんにちは。あさよるです。さて、スピリチュアル本です。わたしね、最近スピリチュアル方面に興味があって……なんて、このブログ始めた頃(2015年)はまさか、自分がこんなことを言い出すだなんて予想だにしなかったのだけど……(苦笑)。興味があるのは、「一体何を言わんとしているのか」「なぜそれが必要とされているのか」ってあたりだろうか。

なるほどと思ったのは、自分とそりが合わない人は「波長が合わない」としている。わたしも数年前、部屋の断捨離と並行して、人間関係の断捨離というものを決行した。いやぁ、こうして文字にするとかなりキツイ文言だけれども、一緒にいても自分にプラスのない相手(つまりマイナスしかない相手)はもう会わなくてもいいだろうと割り切って、さくさくアドレス帳から消去しまくったんですよ。その時に「この人はあんなところが気に入らない」とか「あの人はわたしにあんなひどいことを言ったから嫌いだ」とか、負の感情がなかったとは言わない。あった。いっぱいあったよ。でね、連絡先を消去したところで、そのモヤモヤは数年経っても胸の中に残っていて、それはそれでしんどいのよね。だから、人を悪く思って、わだかまりを心の中に残すよりは「波長が合わないから距離を置くんだ」と考えたほうが、長期的に見ていいんだろうと思う。

あるいは、縁を断ち切りたい相手がいるなら、護符をもって、塩を体にもみ込んで、さらに塩を入れた風呂に何日も入るそうだ。そうして、悪いものを追い払うんだって。これも、これくらいキョーレツなことを自分自身にしないと、縁なんて切れないということじゃないか。人間って悩ましいもので、憎しみや嫌悪なんかの悪い感情は強い感情だから、逆にその相手にこだわってしまって、ズルズルと泥沼にハマってしまうことが多々ある。自分の意志で相手との関係を断ち切れるならいいけれども、そうでないならキョーレツなおまじないを自分自身にかけ続けることで、自分の気持ちを納めていくしかないんじゃないのかなぁ。

あとね、人とのトラブルなんかでも、自分は悪くない!悪いのは相手だ! なんてときに「とりあえずこちらから謝る」というのは、潔癖な人ほどできないんじゃないだろうか。だけど、スピリチュアルな切り口だと、運気とかなんかそういうようなものを高めるための手段として、割り切ってできちゃえるのかもしれない。

オカルトな分野って、太古の昔から今に至るまでずっと人間社会の中に根付いていて、オカルトのない社会なんて成立しない。それなりに役割があるはずだから、毛嫌いするよりも、興味を持って観測してみたいと思っている次第。

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『心配学』|正しく心配するために

「〈安全〉よりも〈安心〉が欲しい」みたいな言い回しがあるように、不安な気持ちが続くのはつらい。大丈夫と安心していたいものだ。本書『心配学』は、災害やテロ、事件、事故など心配事を、正しく心配するためのガイドラインになる良書だ。

〈適切に心配する〉ために、本書をおすすめします(^^♪

本書『心配学』では、本当に心配すべきことと、そこまで心配しなくてもいい事柄が紹介される。例えば、航空機事故やテロに巻き込まれて命を落とす確率よりも、交通事故に遭う確率のほうが高い。BSE騒動や、原発事故、喫煙のリスク、ギャンブルなど、心配なことが幅広く扱われている。

さらに、単に著者の考えを読むだけではなく、本書『心配学』では、リスクを自分で計算する方法も紹介されている。そのために必要なデータも、今では手軽にネットで集めることができう。わたしたちは既に、必要な情報へのアクセスが可能な環境にあるのだ。だから、自分で情報を集めてサクッとリスクを計算してしまって、〈適切に心配する〉ことが大事だ。

テレビでは、視聴者の気を引いて飽きさせない話題として、ショックな話題が扱われがちだし、過激な意見も大きく紹介されがちだ。もちろん、マイノリティな意見も大切なもの。自分はどう考え、どう判断するのかを、なんとなくテレビの論調やその場の雰囲気で決めるのではなく、きちんと自分の頭で考えるための準備として本書『心配学』は役立つと思う。

新書で軽く読めるし、読みやすいよう親しみやすい文体で書かれているのも良い。おすすめ(`・ω・´)b

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『スケッチは3分』|メモ感覚で絵を描こう

山田雅夫さんのスケッチ論は「工学」からの切り口だ。アートやデザインから絵を描いている人にとっては刺激的だ。

山田雅夫さんといえば「15分スケッチ」のシリーズの著者だ。わたしも何冊か読んだ。本書はもっと短い、3分間でスケッチを完成させる。日記のように身近な記録を残すのにも最適な時間の長さだろう。メモ帳にちょちょっとメモを取るように、目に映った景色や人物、物も記録に残そう。

3分という短時間でのスケッチだから、細部まで精密に書き込むことが目的ではない。「そのものらしさ」の印象と、質感や雰囲気、気配なんかをササッと描いてゆく。このとき、写真には写りにくいデティールも、目視にて確認し、描いてゆく。記録として写真を撮るのは便利だけど(今はみんな高性能なスマホカメラを常に持ち歩いているし)、微妙や質感の違いや、細かな細工などは写真に収めにくい。カメラでは撮れない情報も、絵なら盛り込めるのだ。

本書『スケッチは3分』は、新書でさらっと描いてある本だけれど、前提となっている知識は膨大だ。本書を本当に読み解いてゆくには、結構勉強しないといけないんじゃないだろうか。ということで、絵を描き始めた初心者さんから、ベテランさんまで、それぞれのレベルに合わせて読み込める良い本だと思う。

あと、「写真に撮れば、絵なんて描く必要ないじゃん」と考えている人にも読んで欲しい。意外にも写真というのは、目で見えている像とは全く違うものが写っているものだ。そして、絵で描いた方が「そのものらしさ」を描きとれることもある。どっちが優れているわけでもなく、どちらも使いこなせるのが理想的だろう。

新書で軽く読める、だけど深く考えさせられる。そしてそれ以上に、すごく絵を描きたくなる! 良書でした(`・ω・´)b

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『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』|ブログで一攫千金

プロブロガーの立花岳志さんが、ブログを使ったマネタイズ方法を紹介する。ブログから飛び出しセミナーや書籍の出版、マスコミへの出演など、幅広い活動を狙う。これから起業したい人はもちろんだけど、会社員だって、今の状況を飛び出した人なら、誰もがマネできて参考になる考え方が紹介される。

ポイントは本書の冒頭で紹介される。今やSNSのアカウントに日常的に何かを投稿する人はたくさんいて普通だ。だけど、ただ身内向けにInstagramやFacebookに近況報告し「交流」しているだけの人が圧倒的多数だ。大事なのは、情報を「発信」することである。

おいしそうな食事の写真を投稿して「いいね!」集めをしても、それは「交流」。そうじゃなくて、どのお店のなんていうメニューがどんなふうに美味しかったのかと「発信」する。よく似ているけれども、やっていることは全然違う。ローカルな話題だって(むしろローカルだからこそ)、世界中の誰かにとっては有益な情報だったりする。つまり、情報発信というのは、きちんとすれば誰かの役に立つことだったりするかもしれない。自分の承認欲求を満たす「いいね!」集めから、どこかの誰かに役立つ情報を発信するのは、かなり違う話なのだ。

で、情報を発信するには、ブログが向いている。そして、そのブログをより多くの人に見てもらえるようにSNSを利用しましょうというのが、本書の入り口なのでありました。

ででで、わたしもブログをやっているけれども、お金とは縁がないんすよね~。本を出したいとも思わないし、テレビなんか絶対出たくないと思っているから、先の展開が起こらないのだろうか……。

ただ、お金の使い方を変えるのが大事だというのは、よくわかる。「安物買いの銭失い」という言葉もありましてね……。わたしもここ数年でかなり意識的にお金の使い方を変えてみた。といっも、入ってくる収入の量は変わってない。つまり、出ていくお金の額も変化してないのに、安物買いをしないだけで、QOLは爆上がりしている。ここでマジで収入が増えたら、どんなことが起こるんだろうなぁ~。

なんて、遠い目をして考えてみる。

著者によると、ブログはプロフィールページが重要らしいので(共感ポイントらしい)、近々自己紹介をバージョンアップさせてみようと思います(^^)>

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『交雑する人類』|ルーツは「混ざり合い」

2018年、遺伝学者のデイヴィッド・ライクさんが、地球上の人類の交雑の歴史を太古の昔から紐解いてゆく。現在、グローバリゼーションの時代が到来し、人々はワールドワイドに行き交うようになったけれども、人々の大移動はなにも最近始まったものじゃないらしい。人は文明が興るはるか昔から、二本の脚で移動し、ときに舟を操り、大規模に移動しまくっていたのだ。人はどうやら、移動したがる生き物みたい。

これまでの人類の文化的な視点だけではなく、「遺伝学」という科学の側面から人類の歴史を見てゆくことで、これまでの通説を裏付けたり、あるいはまったく違った歴史が見えてくる。

「交雑する」というのはとても重要で、人は、移動し、拡散し、そして先々の土地に対応し、そしてそれらの人々が交雑し続け、文明をつくり、今日に至っている。面白いのは、ネアンデルタール人やデニソワ人と呼ばれる、ホモサピエンスとは違う仲間たちの痕跡だ。かつて、他の仲間たちとも交雑しながら、寒さ耐性を手に入れたり、わたしたちは環境に適応する力を手に入れてきた。

「交雑する」という科学的事実の前では、人種や民族といったカテゴリーも、生物学的なものではなさそうだ。例えばインドの例では、「インド人」という民族があるというよりは、小さな集団が集まった一つの国という方が、実態に近いらしい。遺伝学的な視点は、人種や民族への差別をなくし、また病気の対策にもなると著者は考えている。しかし、西洋科学への不信感から研究に協力的ではない人々や、差別を助長すると判断され、研究が進まない例も紹介される。アメリカでは、ネイティブアメリカンの遺伝学的な研究は一筋縄ではいかないようだ。

わたしはアジア人だから、アジアでの研究が気になるところ。だけれども、アジアでは人が爆発的に増え、交雑がたくさん起こったところでもあるから、今後の研究の結果に期待! ということらしい。つまり、まだ研究は始まったばかりなのだ。遺伝学的な研究が進んでいるのはヨーロッパらしい。アフリカ大陸からユーラシア大陸へ移動してきた人類が、ヨーロッパ組とアジア組の二手に別れた。ヨーロッパ組はすぐに行き止まりに突き当たり、そこで交雑が起こったから、研究も進んでいる。まだまだあたらしい分野であろうことがわかる。

分厚い本だけれども、好奇心掻き立てられる本だ。10代の人にも、ちょっと背伸びして読んでもらいたいと思う。

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『だし噺』|北海道の昆布と、九州の鰹があわさって…

料理に欠かせない「だし」だけを語る一冊。昆布やだしを扱うお店を関西を中心に全国に展開する「神宗」の社長、 小山鐘平さんが鰹と昆布の合わせだしを語る。オタクと言えばオタクでマニアックな内容。だけど、日本料理といわず、日本人の家庭料理には絶対欠かせない「だし」の話だから多くの人に関係のあるお話。

昆布でだしをとるのは、こだわり出すと奥深すぎて家庭料理の枠をはみ出してしまう。だからわざわざドリッパーでだしが引ける製品まで開発しちゃった熱の入れよう。しかし、本書では完璧な100点満点のだしの取り方にこだわった内容だから、どうしても鰹と昆布のだしの難しさと、だからこそ著者の会社が開発した製品を使うことに終始してしまっている印象。正直言うと、70点、80点を目指しても上場じゃないかと思わなくもなかった。

わたしが知らなかったのは、「だし」と言えば昆布だと思っていたけれど、これは関西の食文化らしく、地域によって「だし」の主役は違うらしい。関東では鰹だしが「だし」だそうだ。最近流行っている「あごだし」は九州のだしで、北海道ではとろろ昆布をだしに使うらしい。 関東では昆布のなじみが薄い家庭も多いらしく、 「昆布の佃煮」をどうやって食べるのかと質問もよくあるそうだ。わたしは昆布の佃煮、好きよ。

なんで関西は鰹と昆布のだしかというと、北海道で取れた昆布と、九州で取れて加工された鰹節が、天下の台所・大阪に集結して作られるのが「合わせだし」だからだ。大阪の海鮮問屋は長年このルートを持っているし、食文化として大衆にも根付いている。わたしも「だし」と言えば、昆布と鰹しか知らないや。

この本、図書館でたまたま眼について何も考えずに読み始めた本だったけど、結構面白かった。とりあえず、顆粒のだしでなく、昆布からだしを取りたくなる。

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『体幹リセットダイエット』|モデル体形を手に入れる

まず結論。『体幹リセットダイエット』。これいい! 女性だけじゃなく、男性にもおすすめ。

もう何度も何度もブログで報告してるけど、ずっと石井直方先生の『スロトレ』を読んで実践してたんだけど、最近サボりがち&マンネリ期が続いていた。

いろいろ本は読んだけど、コレってのも出会えなかった。で、今回読んだ『体幹リセットダイエット』は書店でもよく見たし、図書館でも予約件数がえらいことになっていて、気になっていた。で、一度読んだんだけど、そのときは引っかかるものがなくスルーしちゃったんだけど、この度読み返してみて、「ほう、真面目なこと書いてるなぁ」と思い、そして実際に「モデル体幹筋」を鍛えるトレーニングをやってみて、「こりゃ効く!」と大喜びしているところ。

「モデル体幹筋」とは本書で名づけられていた言葉で、プロのモデルが活動するときに使っている筋肉を鍛えると、気になる部分がシェイプアップして、さらに垢抜けられるというもの。notモデルなわたしたちは、脚が太くなる筋肉ばかりを使っていて、締まりのない体形を作る努力ばかり日々しているそうだ。こりゃいかん。アイドルの女の子なんかが、どんどん垢抜けて特別な人になってゆくのは、こういう体の身のこなしが変化してゆくのもあるのかもね。

ちなみにわたくしは、太ももの前の筋肉が張っているのと、お尻が真っ平なのがずっと気になっていて……「モデル体幹筋」を鍛えるトレーニングをやってみて気に入ったのは、お尻の上の部分の筋肉を意識できるようになったから。まだ全然フォルムが変わるとかそんなレベルじゃないけど、意識を向けられるようになっただけで大進歩だ。

あと、このトレーニングをやると、腰や肩の張りが改善されて、いつもスッキリして気持ちいい。悩みである慢性の肩こりも楽になってる気もする。

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『 女子のための「手に職」図鑑』|産休・育休・仕事復帰しやすい仕事は

『女子のための「手に職」図鑑』はずばりタイトルのまま、これから自分の仕事について考え始める10代の人や学生に向けた職業図鑑だ。「女子のための」と但し書きがついているのは、多くの女性が直面する産休・育休の取りやすさや、仕事復帰のしやすさ、子育てとの両立のしやすさなども加味されている図鑑だ。

あくまでその職業と、必要な資格や女性の働きやすさがまとめられている「図鑑」なので、その業種に就くことが簡単か否かは省かれている。たとえば、小説家やマンガ家などの作家業には、誰もが望めば就けるとは限らないだろう。

個人的に気になったのが、その業種に就くためのステップも紹介されているんだけれど、その界隈の専門学校や大学を出て→その業界に就いて……と書かれているのは、ちょっと違和感もあった。もちろん、医師免許をはじめ、国家資格や免許が絶対必要な業種もあるけれども、先に挙げた作家なんかは、あまりそこに当てはまらないだろう。わたしも一応、美術系の学校の出身で、イラストレーターやデザイナー、マンガ家になりたいと相談されることもあるけれども、正直別にデザイン系の学校を出る必要はないと思っている。それよりも「売り込み方」や「ツテ」や「コネ」を最大限に利用するために、その方法を教えてくれる人と接触した方が手っ取り早い。

そう、この『女子のための「手に職」図鑑』は、「ツテ」とか「コネ」についてはあまり触れられていない。一応は「その業種に就いて修業期間を経て独立」みたいなスケジュールは書かれてあったりするんだけど、なんで修業期間が大事なのかは説明されてないのね。この本が「図鑑」だから、そういう構成になっているんだろうけども、若い人に伝えたいことってそういうことじゃないのかなぁと思ったので、一応ここで触れておくw

わたしも今、入院中でヒマだから、なんか資格でも取ろうかなぁなんて思っていて、とても参考になる本だった。簿記くらいは取っておいてもいいだろう。インテリアコーディネーターの勉強してもいいかなぁとおもいつつ、行政書士でも目指そうかとか、いろいろ考えてなかなか面白い読書だった。

コラムが充実している

ちょこっとだけコラムが間に挟まれているんだけど、これがコンパクトだけど、要点を押さえた良いコラムだったと思う。

自分の進路がわかならいなら、ショッピングセンターを歩いていてみて、どのお店で立ち止まり、なにに興味を持ったのかを振り返ってみるとか、わたしも人へのアドバイスで使えそうな例だった。

また、不採用通知を受け取ったときは、とか、就職したものの「自分に合ってない」と思った時の対処法とか、リアルに直面するであろう問題の対処法が短くまとめられている。これも、わたしも読んでよかった。

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『涼宮ハルヒの憂鬱』

わたしがラノベってオモロイやんと驚いたのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』がきっかけだった。ベタだけど。確か、角川文庫の夏の100かに選ばれていて、前知識なしで手に取ったのだ。

たぶん、アニメのほうが有名だろうけれども、わたしはアニメは飛び飛びにしか見ていなかったりする。エンドレスエイトは全回見たんだけどね。本作は主人公のキョンの独白に次ぐ独白で話が展開していくが、アニメでもそのキョンの独白が完全再現されていて感動した。声優スゲーってところだろうか。

普通で退屈な毎日に猛烈に不満を抱いている涼宮ハルヒは、普通じゃない日々を探している。宇宙人、未来人、超能力者みたいな、ただの人ではない人を探しているのだ。といっても、ハルヒのかわいらしところは、彼女が一番、日々は平凡で、世界は普通であるべきだと同時に願っていて、相反する気持ちを同時に抱えている(と思う。たぶん)。

それに、彼女にとって「とっておき」なのは、実は宇宙人、未来人、超能力者みたいな普通じゃない存在ではなくて、ごくごく平凡な、むしろ平凡以外の要素を持っていない主人公・ キョンのことが気になってしゃーないという、ハルヒもまた、平凡な女の子なのだ。そんで、女の子の恋心と、そしてどうにもならない衝動を、なにかよくわからないけど、巨大で破壊的ななにかとして描かれているのが、共感しかない。わたしも、そういう気分のことあるよ。女性なら、意外にもハルヒに共感しちゃうかも。

『ALL YOU NEED IS KILL』

2014年、トム・クルーズ主演で米国で公開された同タイトル作品の原作小説。『デスノート』『ヒカルの碁』の小畑健さんによるコミック版もある。わたしは映画→マンガ→小説の順で読んだ。映画版は原作のコンセプトを踏襲しながら、小説とは違う物語になっている。どちらも楽しいので、どっちもおすすめだ。

お話はいわゆるループもの。個人的には北村薫の『ターン』を連想した。主人公は記憶を保持したまま同じ時間を何度もループして繰り返す。世代によっては『時をかける少女』だったりするだろう。

物語は宇宙から飛来した「ギタイ」と呼ばれる怪物が人々を襲い、人類は壊滅的な打撃を受けている世界だ。ギタイと闘うため、数々の兵器が開発され、機動スーツを着た兵士たちが攻防に明け暮れている。主人公はキリヤ・ケイジ。ハイスクールで失恋した勢いで入隊した。

初めて投入された戦線で、あるギタイと相打ちをしたことがきっかけで、ループの能力を手に入れる。同じ二日間を何度も何度も繰り返しながら、ギタイを倒すための能力を身につけて行く。

あんまり書くとネタバレになっちゃうから、あとはテキトーに話を濁しつつ。

わたし自身ラノベをあまり読まないので、楽しく読めた。読まず嫌いはいかんねぇ。独白に次ぐ独白で、テンポよく物語が進んで行くのも楽しい。

わたしは映画を先に見たけど、映画はキャラクター設定から別のものになっている。映画は映画で面白かった。そのあたりの感想も、またサブブログで書きたい(サブブログ「あさよるラボ」は映画の感想を書く場になっている……)。

マンガ版も全2巻でコンパクトにまとまっていて読みやすく充実していた。ただ、小畑健先生は女の子キャラをもっと可愛く描くはず!とちょっと欲求不満にw その辺は、すでに原作、キャラクターデザインが先にあって、制約のある中だから難しいやね。もっとふわふわの女の子が見たかったっす(^。^)/

桜坂洋 2004年 集英社スーパーダッシュ文庫

目次情報

第1章 キリヤ初年兵

第2章 フェレウ軍曹

第3章 戦場の牝犬

第4章 キラー・ケージ

『ゆる美容事典』|頑張り!より、ゆるっと習慣

こんにちは。あさよるです。お正月気分はさすがに抜けましたが、増えた体重と、サボっていたスキンケア、ヘアケアの影響がじわじわ出てきています。この季節、乾燥してイヤね。カサカサ感は絶対イヤなんだけど、どんどんカサカサになってゆく……( ノД`)

頑張ってなにかすべきかと思うけど、気合を入れれば入れるほど面倒くさくなるもの。ゆる~っとできることないかなぁと思っていたら、まさに今の気持ちにぴったりな『ゆる美容』という本を見つけて飛びついてみた。

ゆるく続ける美容

極端なことをやってもロクなことはないみたいだ。たとえば運動習慣のない人が突然「毎日10kmジョギングする」と目標を立てても、まぁ、その通りになることはとても稀なことだろう(;^ω^) 達成できない目標は目標とは言わないし、むしろ最初からなにか言い訳をするための「目標」を立てちゃってることもある。「やろうと持ったんだけど、時間がなくて……」と言うための……。

きっと、大層でできそうもない目標を立てるよりも、地味で今からできそうなゆるーい目標……もしかしたら目標とも呼べないような習慣に注目した方が、「効き目」は大きい。こと美容に関してもそうだろう。高い美容液を買ったり、頑張ってエステの回数券を買うのも大事かもしれないけれども、小まめに日焼け止めクリームを塗り直すのも大事だ。地味だけと効果が大きい。

自分に合ったものを

『ゆる美容』では、世間で流行っている美容アイテムや美容法のほんとのところを解説する。といっても、辛口意見や、意識の高いこと言ってるわけでもなく、「モノによる」とか「人による」が連発される。例えば、大豆イソフラボンが女性ホルモンに似ていて美容に良いというけれど、効果は「人による」とされている。美容のために水を毎日2L飲むという話はよく語られるが、それによって体を冷やしてしまっては逆効果。これも「2L」という数字にこだわるよりも、自分の体調と体質に合わせて調整した方がいい。どうやら、雑誌やネット、美容研究家の人なんかが「○○がいい」と情報発信していても、それが自分の「体調・体質に適性があるのか」「自分は継続できるのか」との兼ね合いで、上手に取り入れるのがいい。つまり「ゆるくやる」のが一番いいのかも。

ちょうどいい感じを

「同じ化粧品を使っていると肌が慣れてしまう」と、別の化粧品へ変え他方がいいように思っていたけど、それは「肌が慣れた」というより「肌が良い状態が当たり前になる」というのが正確なところみたい。つまり、自分に合った化粧品を使うと、使い始めはトラブルが改善するから満足感を得る。だけど、時間が経つと、トラブルがないのが当たり前になってしまって、自分自身が刺激を感じなくなってしまう。「慣れる」とは、「いい状態に慣れてしまう」ということだ。だけど、いい状態がキープできてるんだから、そのままでOKなんだそう。

特に今のスキンケアや化粧品、体調管理で問題がないならば、今のまま継続すればいい。いい感じなのをわざわざ別の方法に手を伸ばさなくてもいいのだ。

……といっても、新しい製品が欲しいし、バージョンアップされたものも試したいのがガジェットだ。ガジェット好きはあれこれ使って試してみたいものだから、欲望のまま楽しめばいい。だけど、特にガジェットオタクじゃないならば、今のままゆるくやればいいんだろう。そのために必要なのは「正しい知識」というよりは、「いい塩梅」なのかも。

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池上彰『考える力がつく本』|絶対身につく力

こんにちは。あさよるです。わたしは社会人学生もやっているので、今は試験前で実は結構あたふたしています。

そうやって「自分は勉強している」と思っていたけれど、池上彰さんの『考える力がつく本』を読んで、他人の話をただ聞くだけ&読むだけでは、自分で考えたことにはならないと改めて指摘され滝汗。インプットするだけではなく、インプットした情報をもとに自分の結論(アウトプット)を導き出さないといけない。小中高と学校の勉強はインプットが上手い人がペーパーテストでは高得点が取れる。もちろんインプットあってこそ、アウトプットができるんだけど、ただただ知識を仕入れて終わりにしてはいけないと、ガツンとやられた気分。

メディアに触れ、考える

池上彰さんが「考える力」を身に着けるための習慣を紹介する。池上さんは新聞記者から「どうしてそんなにニュースに詳しいのか」と尋ねられ「新聞を読んでいるからだ」と答えて苦笑いされた経験に触れられている。池上彰さんも、なんでも天才的頭脳でひらめいているのではなく、実直に新聞を読み、本を読み、勉強し、ネットで情報収集し……と、地道な習慣があってこそなのだ。

「知っている」と思っていても、実はよくわかっていないことがある。例として、「ニコニコ動画を田舎のおばあちゃんに説明できるか?」と挙げられている。よくよく知っていてわかっているハズのことも、いざ人に説明しようとすると要領を得ていないと気づくことがある。池上彰さんの場合、それがNHKの「週刊こどもニュース」だったそうだ。子どもたちにニュースを紹介しないといけない。そのためには、新聞やテレビのニュースでは割愛されている情報や経緯までしっかり説明する必要がある。「自分は知らないことばかりだ」と自覚することが、謙虚に知識を身につける近道なのかもしれない。

本書では、考える力をつけるための方法が、巧みなたとえ話を交えながら説明される。さすが池上彰さん。図解、新聞、雑誌、ネット、テレビ、人の話の聞き方、本の読み方。どれもわたしたちが身近に触れている媒体だけど、同じ情報に触れていても、そこから得る情報量は人によって違うようだ。

わかった気分……にならないように

人に何かを説明するとき、たとえ話を用いることがある。池上彰さんもたとえ話の名人だ。だけど、「たとえ話を聞いて理解した気になってはいけない」と気づいた。たとえ話はあくまで知識の入り口を提供するものだ。たとえを聞いてわかった気になっていても、本当のところをわかっていなければ意味がない。自分がたとえ話を用いる時も、あくまでそれは手段であることを忘れてはいけないと思った。

また、本を読むことが、イコールで考える力を身に着けることではないと、本書では指摘されている。本に書かれているのは、あくまでも人が考えて、人が書いた文章だ。本を読むだけでは、自分で考える力がつかない。知識を得ることは大事だけど、そこで得た知識から、自分の頭の中で自分の考えを持つ必要を知った。

コツコツいこう

池上彰さんくらいすごい人は、「絶対普通じゃないやり方」ですごい人になっていて欲しいものだけど、本書では残念ながら誰もができる、普通な方法が紹介されている。池上さんも、わたしたちと同じようにテレビでニュースを見て、ネットで情報に触れて、新聞を読んでいるのだ。

新聞の切り抜きをしなさいと、学校で先生に言われたことは何度かあったけど、長続きしたことはなかった。池上さんは今でも新聞のスクラップをしてるそうだ。切り抜いた記事をA4用紙に張り付けて、クリアファイルに入れて分類されているらしい。

「地道にやるしかないんだなぁ」とやや遠い目。あと、よくわかってない話を、わかったような気分になっている傲慢な自分に気づいて、チクチクする(;^ω^)

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池上彰さんの本

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『人は見た目が9割』|言葉は7%しか伝わらない

こんにちは。あさよるです。長年ヘアカラーをしていたんですが、数年前にカラーをやめて黒い髪にしたところ、しばらくやたらと人に絡まれる機会が増えて困っていた。明るい色に染めていた頃はそんなことなかったのに、「髪色が変わると世界が変わるのか」となかなかショックだった。

それから時間が経ち、着る服や持ち物も一通り新しく入れ替わったら、また元のように知らない人に絡まれることはなくなった。明るい髪色から黒髪への切り替え途中、服装と髪形がちぐはぐだった頃に起こっていた現象ではないかと思っている。以前と変わったのは、小まめに美容室へ行くことと、襟のある服か、ハリのある服を着るようにしたことか。

「見た目で判断されるのね」と実感した経験だった。

人を見た目で判断するんがいいのか悪いのかわからないけど、パッと一目見た印象は確かにある。話しかけやすそうな人や、木難しそうな人。「第一印象を悪く持たれた」なぁと伝わってくることもある。いいのか悪いのかわからないけど、見た目が人間関係を左右しているのは、みんなが実感していることだろう。

言語7%、非言語93%

「人は見た目が9割と言いますし」と、よく引用されていたり、そういう言い回しが使われれているのを見聞きする。その元ネタ(?)になった新書『人は見た目が9割』は、読んでみると、想像していた内容と違っていた。

『人は見た目が9割』の著者は演劇の演出家で、演技でその役柄をそれらしく見せる「人の見た目」について精通している。本書でも、演劇で使われる「その人らしさ」のつくり方をもとに、「見た目」によって印象が変わり、台詞の意味が変わってくる様子が伝わる。

わたしたちは日々、人々とコミュニケーションを取り続けているが、「言葉」が伝える情報量はたった7パーセントしかない。残りの93パーセントは言葉以外の、非言語コミュニケーションによって情報が伝わっている。

本書では、顔の特徴(髭など)、アクション、仕草、目を見て話すこと、色やにおい、間・タイミング、距離感、マナー・行儀作法、顔色などなど、それらを「見た目」としてまとめられている。確かに、「見た目」が9割あると言われると納得できる。

役柄の説得力を増す「見た目」

『人は見た目が9割』って、もっとビジネス書や自己啓発本っぽくて、辛辣なことを書いてあるのかと思っていたのに、全然想像と中身が違った。芝居を長くやっているからこそ、人は人をどう見るか、どう見られているかについて研究がなされている。

お芝居はまさに「人の見た目」を最大限に利用しながら、現実には存在しない人物に肉付けし、立体的に作り上げる。そのためのノウハウとしての「非言語コミュニケーション」についての言及は、切り口が面白かった。

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人は見た目が9割

竹内一郎/新潮社/2005年

目次情報

はじめに

第1話 人は見た目で判断する

アクションは口よりも 言葉は七%しか伝えない 信頼できる行動 顔の形と性格の関係 髭はコンプレックスの表れ ソファーの隙間はなぜ気持ちいいか第2話 仕草の法則

自分の席から離れない上司 早口で声が高い人 なぜか百姓は東北弁 似たもの夫婦の心理学 頷き過ぎにご用心 オーバーアクションは薄っぺらい 足を大きく開く男 緊張のサイン サクラは三人以上必要

第3章 女の嘘が見破れない理由

「目を見て話す」のは何秒か 女の嘘はばれにくい 勘が鋭い女性とは 潤んだ瞳に注意 髪型の意図 可愛い女の子になる方法

第4章 マンガの伝達力

マンガの技法に学ぶ 構図のインパクト 内面を背景で表現する 読者に語りかける 絵で音を表現する コマのマジック タチキリ、見せゴマ

第5章 日本人は無口なおしゃべり

国境を越えるノンバーバル行動 二種類のノンバーバル・コミュニケーション 「語らぬ」文化 「わからせぬ」文化 「いたわる」文化 「ひかえる」文化 「修める」文化 「ささやかな」文化 「流れる」文化

第6章 色と匂いに出でにけり

色の力 マンガはなぜモノクロか 色のメッセージ 騒色公害 目立つ色、目立たない色 赤い公衆電話が消えた理由 荷物を軽くする色 色のイメージ 化粧が生む自信 日本のメイクは美を追求しない 匂いの力 匂いのない恋

第7章 良い間、悪い間、抜けてる間

タイミングは伝える 間の伝達力 相手に想像させる 観客は交流したい 「読み聞かせ」のコツ マンガにおける間 沈黙に耐える

第8章 トイレの距離、恋愛の距離

心理的距離は八種類 敵は真正面に座る 男子トイレの法則 リーダーの座席の 遠距離恋愛の法則

第9話 舞台は人生だ

外見は人格さえも変える 没個人になるということ 恐怖の表現する 相性のつくり方 暑いとき、人は興奮する

第10章 行儀作法もメッセージ

マナーというノンバーバル行動 応接室への案内 車の座席

第11章 顔色をうかがおう

表情の研究 笑いの伝えるもの 微笑みの持つ重層構造 男女の顔の違い 加齢の特徴 ポーズが伝える感情

あとがき 主要な参考文献

竹内 一郎(たけうち・いちろう)

一九五六(昭和三十一)年福岡県・久留米市生まれ。横浜国大卒。博士(比較社会学文化、九大)。九州大谷短大助教授などを経て著述業。『戯曲 星に願いを』で、文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也 雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞(筆名/さい ふうめい)。

『「嫉妬する女はブスになる」問題』|NG!嫉妬する/される

こんにちは。あさよるです。インターネットは人の嫉妬心を拡大する装置じゃないかという話を耳にして、ちょっとモヤモヤしていた。ネットの到来によって、これまでなら触れることのなかった人の幸せな話や成功譚により、嫉妬が作られているというのだ。

だけどわたしは、嫉妬はネット以前からもちろんあるし、世間が狭かったからこそ、嫉妬もより複雑だったんじゃなだろうかなんて思うと、今と昔で人の嫉妬心は違っているのだろうか……なんて考えていた。

だけど、嫉妬が自分にとって良からぬものであり、人間関係においても面倒なものであることは同じだろう。もちろん、嫉妬をモチベーションとする有効活用法もあるんだろうけど、上手にコントロールできている人は希だろう。

『「嫉妬する女はブスになる」問題』は、嫉妬が生まれる仕掛けや、そのいなし方、そして、人に嫉妬されない方法が紹介される。軽く読める内容だけど、気づきも多く読んでよかった。

嫉妬は自分への苛立ち

「嫉妬」は誰にでもある感情だけれど、自分の嫉妬心に振り回される人を「嫉妬ブス」と本書では名付けられている。嫉妬は上手に使えば、モチベーションにもなる。だけど、嫉妬の炎にやかれ、人の幸福を見て落ち込み、人の足を引っ張ることに時間を費やすようになると、自分の幸福からどんどん離れていってしまう。そんな生活を「嫉妬ブス」としている。

友人や恋人へLINEの返信や電話の催促で睡眠時間を削って……となると本当に美容にもよくはない。「嫉妬」してしまうこと自体は誰でもすることだだけど、自分で「嫉妬している」と自覚しないと、自分で自分の足を引っ張ってしまうのだ。

本書でハッとしたのは、嫉妬している人は、本当は「変化することのできない自分」に対して苛立っているというものだった。似たような境遇にいたのに、自分より先に良い思いをする人や、幸福を手に入れた人は、環境にうまく適応した人だ。自分が気にいらないのは、「環境に適応できない自分」なのだ。変わらなければならないのは自分なのに、他人の言動や考えを変えようと攻撃や依存をしかけるから、嫉妬は厄介だ。

嫉妬ブスから抜け出すには、嫉妬心を抱いたら、まずは「今自分は嫉妬している」と自覚する、そして「自分が変化しよう」と、この二つの思考へと自分を導くといいみたい。

嫉妬されない方法

「嫉妬の対象にならない」ことも、人間関係では大事だ。負の感情に晒されるだけでエネルギー消耗しちゃうよね。

嫉妬をかわすには「抜け感」が大事だと紹介されている。例えば、FacebookやInstagramに投稿するときは、リア充アピールしたなら、そのあとの〈オチ〉をつける。つまり、失敗エピソードを添えておく。良いところばかり切り取って見せていると、「見せびらかしている」ように受け取る人もいるからだ。

「別に自慢したいわけじゃないし」「向こうが勝手に嫉妬してるんだろう」と思うかもしれないけれども、それはお互い様だ。自分も、他人の言動に勝手に嫉妬心を掻き立てられて、嫉妬ブスに陥っていることもあるだろう。「無暗に嫉妬を誘わない」のも、これもまたスマートなやり方だろう。

嫉妬に火をつけないように

本書はつい嫉妬してしまう嫉妬心を解説したものだけど、それを応用して「嫉妬されない方法」まで話が及んでいるのが良い。嫉妬しないように気を付けている人は多いだろうけど、「嫉妬されること」に無自覚な人は多いように思う。わたしは個人的に、人に嫉妬されることも、これはこれで良くないことだと思っている。

「嫉妬心」は誰もが持っている気持ちだ。そして嫉妬は自らを焼き尽くし、身を破滅させてしまう程の力を持っている。これはすべての人に備わっている危うさだから、心が弱いとか、性格が悪いとか、そういう話ではない。そして、人の嫉妬を掻き立てるのは、破滅という爆弾の導火線に火をつけて回っていることと同じじゃないかと思う。物騒な話だ。

自覚的に嫉妬を煽るのはもちろんだけど、無自覚に人の嫉妬心を刺激していないか、常に確認していたいと思う。

こう感じるのは、わたし自身も嫉妬深いからかもしれない(;^ω^) 「負けず嫌い」で、嫉妬心がプラスに働いてモチベーションを上げることもあるけれども、とめどもなく時間と労力を消費するだけで終わることも多い。

嫉妬心をコントロールすることも、自慢話でマウンティングしたい気持ちを抑えるのも、どちらも「試されている」瞬間なのかも。

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