本田健『自分の才能の見つけ方』|え、それが才能!?こんなの誰でもできる!?

こんにちは。元気を出したいとき、元気がでる読書をしようとする あさよるです。

そんなこと言って、ちょっと前も元気が出る本を読んでいました。↓コレ

特に、「自分には才能があって、それを磨くだけなんだぜ」的なメッセージは、素直に「あ、そっか、がんばろ!」と思える系です。

で、今回読んだのも、同じようなヤツ。優しい切り口で励まされます。

才能は……すでにある

本書、『自分の才能の見つけ方』というタイトル。才能はないものを作り出すのではなく、「見つける」のだなぁと納得。

そう、ゼロから才能を生み出すんじゃない。すでに才能は“ある”。それを「見つける」。

才能を「発掘する」って言い方も同じですね。すでに才能は埋まっていて、それを掘り出すのです。

……言葉遊びみたいですよね。だけど、この言葉の微妙な差、気づいていないことって多い気がします。存在しないモノを探そうとしたり、ないものを発掘しようとしたり。

すでに才能は自分は持っていて、自分が見つけていないだけ。このメッセージって元気が出るし、「そっか、やろう」って素直に思えます。

本を読んでも才能は見つからない!?

本書『自分の才能の見つけ方』を読んでも、タイトルに反して?具体的な自分の才能は見つかりません。

なんというか、「こうすれば才能が炙り出せる」とか「チェックシートを埋めると才能が見える」とか、そんな便利アイテムではないのです。

ただ、確実に何かしらかの才能が自分にはあるんだ、という確信を持てるのが大事です。「自分には何もない」と思わなくていい。

ただ、人によって才能の方向性はさまざまです。よく目立ち、スポットライトがあたる華やかな才能も有れば、一見、人からは分かりにくいものもあります。

「自分には才能がある」。そして、それは「すでに自分は持っている」という気づきって、大きいですよね!?

才能のダークサイド?

本書『自分の才能の見つけ方』は、才能の“ダークサイド”が紹介されていることです。

ダークサイドとはご存知、映画『スターウォーズ』シリーズに登場する言葉で、優秀なジェダイの騎士が自らの力に驕り、暗黒面へ堕ちてしまう様子を言います。

まず、才能は行き詰ったり、イライラが募るときに溜まるそうです。鬱屈した状態から、それを打破する行為に、才能が潜んでいるんです。

他人から叱られる・注意される事柄にも、才能は潜んでいます。例えば、子どもの頃「じっとしなさい!」「静かにしなさい!」と怒られ続けていた人。この性質って、大人になれば必ずしもネガティブなものではありません。むしろ、みんなのムードメーカーになったり、フットワークの軽い人は信頼されることもあります。

一見するとネガティブな要素も、見方を変えれば掛け替えのないチャームポイントになる。

嫌いなものや恐いものから逃れようとするが故に、人とは違う特技や知識を身に付けることもあります。

「苦手」や「嫌い」の意識だって、それを切り抜けるための方法に着目すれば、悪いものではないなぁと安心しましたε-(´∀`*)ホッ

自分の才能を活かすには…!?

才能って聞くと、ステージの上に立ってパフォーマンスをしたり、誰も真似できない特殊技能を想像しがちです。歌がめっちゃ上手い、とか、芸術的才能みたいな。

ですが、『自分の才能の見つけ方』を読んでいると、もっと細やかな、だけど人生に大いに役立つ「才能」に気づきます。

例えば、「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」と、いつもどんな時も礼儀正しく振る舞える人がいれば、その人は多くの人から大切にされ、信頼されるでしょう。

その信頼のタネは、時間をかけてジワジワを育ち、働き方にも大きな影響をもたらすでしょう。

奢られ上手な人とか、美味しそうにご飯を食べる人とか、「えっ、才能ってそんなこと!?」とビックリしますw

しかし、考えてみれば、自分にはいたって簡単にできることも、別の人から見れば逆立ちしてもできないことかもしれません。

そういうこと、案外多いのではないでしょうか。

あさよるも、自分で気づいていない「才能」あるのかもしれないと思いました。これまで以上に、自分が無意識にやっていることに注目しています(-ω☆)キラリ

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自分の才能の見つけ方

  • 本田健
  • フォレスト出版
  • 2013/8/6

目次情報

はじめに

第1章 あなたの才能は、どこに消えた?

あなたはもっと、楽しく生きられる
あなたは「才能を持っていること」に近づいていないだけ
なぜ今まで才能を見つけられなったのか?
才能を使う人生、使わない人生
才能をつぶす3つの言葉
才能を使って生きている人は特別か?
才能を「使う人生」と「使わない人生」の最大の違い
才能に対する7つの誤解
何歳からでも、間に合う
「才能発見の適齢期」というものは、あるようでない
人生最大の問い「自分は誰なのか?」
才能を使い始めると起きる、6つの変化

第2章 才能とは何か?

才能は、頭で考えて探しても、絶対に見つからない
才能は、感情で気づくもの
才能は感情が大きく揺れたときに、湧き出る温泉のようなもの
心がワクワクすることは、あなたの才能
才能とは、ちょっと時間があったらやってしまうこと
才能とは、自然と上手にできること
才能とは、自分が誇らしく感じること
才能とは、インスピレーション
才能とは、その人の愛の表現
才能とは、人に喜ばれ、人の役に立つこと
才能とは、温泉のように人を癒すもの
才能とは、温泉のように人を癒すもの
才能とは、人を感動させ、楽しませるもの
才能とは、人の神経を逆なでするもの
才能とは、苦しい体験から見つかるもの
才能とは、人生の目的
転職と適職は、どう違うのか?
大好きなことは、趣味にとっておくべきか、仕事にするべきか?
勇気がないと、才能は見つからない?
努力しないと、才能は出てこない?
才能が開花するかどうかは、パートナー次第
才能を探す旅に、家族は避けて通れない
才能から見た4つのレベルの生き方
違うレベルで生きる秘策
どのレベルで生きるかを、あなたが選ぶこともできる

第3章 あなtの運命を決める「才能の原型」とは?

「才能の原型」という考え方
才能が上手に使われるとき、そうでないとき
あなたの原型は何でしょう?
すべての人が、複数の原型を持っている
原型自体には、いい悪いはない
正反対の原型が同居していることもある
どの原型を中心に据えるかで、人生は違うものになる
どの原型が前面に出るかは、年代とともに変わっていく
自分の才能を認識していていくためのプロセス
「幸せの源泉」ちう考え方
あなたの中に眠る才能の方向性は?
あなたの才能を生かす形とは?
才能を人と分かち合う
「豊かさの源泉」という考え方

第4章 ネガティブな感情を使って才能を見つける方法

感情は、才能が埋まっている地層を揺らす
才能は、ネガティブな感情を引き出す
才能を発見する近道は、ネガティブな方向にある
苦しいときに、「才能を開花させるエネルギー」が貯まる
才能は、イライラしたときに見つかる
才能は、叱られたことのある周辺にある
才能は、落ち込んだときに見つかる
才能は、嫉妬が出たときに見つかる
才能は、悲しくなったときに見つかる
才能は、絶望したり、怖くなったときに見つかる
才能は、頭が真っ白になったときに見つかる
才能は、ワクワクするときに見つかる
才能は、ゾーンに入ったときに見つかる
才能は、最高にうれしいときに、輝く
才能はいつ見つかるのか?――才能が見つかる6つのタイミング
才能は見つける7つのアプローチ

第5章 才能のダークサイド

才能がもたらす副作用の苦しみ
才能を使わないと、しっぺ返しを受ける
才能のダークサイド
ごく身近でも、才能がダークサイドで使われている
人類の闇も、ダークサイドに落ちた天才たちの仕業
人は、なぜダークサイドに落ちるのか?
才能がありすぎて、ダメになる人
才能を過信すると、不運を呼び込む
才能が枯渇する人、しない人
才能がある人ほど、不安になる
才能を探すときに、失敗は避けられない
人生に苦しみが必要なワケ
自分を輝かせることへの抵抗とは?
抵抗が起きたときの対処法
ハートブレークを癒す

第6章 あなたの才能の育て方

才能が開花していく8つのステージ
あなたがどのレベルに行くのかは、才能の開花次第
【立場別】自分の才能の生かし方
自分の応援団を持とう
自分と同じ匂いがする仲間を見つける
友人の助けを借りて、ベビーステップを踏む
いったん、水車は回りだすと止まらない
才能を発見する道とは?

付録――才能を開花させるために必要な17のこと

おわりに

参考文献

本田 健(ほんだ・けん)

神戸生まれ。経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、今までに多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた。育児セミリタイア中に書いた小冊子「幸せな小金持ちへ8つのステップ」は、世界中130万人を超える人々にプレゼントしてきた。『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめとする著書はすべてベストセラーとなり、著書累計部数は530万部を突破し、世界中の言語に翻訳されつつある。
ポッドキャストで配信中の無料インターネットラジオ「本田健の人生相談~ Dear Ken ~」では累計900万ダウンロードを超える人気番組となっている。主な著書に、『大好きなことをやって生きよう!』『読むだけでお金に愛される22の言葉』『20代にしておきたい17のこと』などがある。

コメント

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