『ズボラ大人女子の週末セルフケア大全』|病気予備軍のオーガニック女子へ

  • LINEで送る
『ズボラ大人女子の週末セルフケア大全』挿絵イラスト

こんにちは。「ズボラ女子」と呼ばれると返事をしてしまう あさよるです。運動不足で、肩こりで気分が悪くなるまで放置しておりまして、それでもストレッチや軽い運動を億劫がっています。みんな毎日メイクして、スキンケアだけじゃなくて、ヘアケアとかオーラルケアとか、細かいことまでやってるの? ほんとにやってるの? と疑問すぎる。

我ながら「女子力」が低すぎるので、健康習慣を手に入れるべく、だけどあんまり頑張らなくてもできて、気持ちが良くなるような都合の良い習慣を探しています。今回手に取ったのは『ズボラ女子の週末セルフケア大全』。不健康な生活を続けているのは自覚しているが、深く考えるのはやめていて、せめて「よくわからないけど。なんとなく体によさそうなオーガニック製品」を選んでしまうような、ズボラで知識もないけど、「だけどこのままじゃダメかも」と薄々感じている女性に向けた本です。

健康的で快活すぎるエネルギッシュな女性になると、自分が自分でなくなってしまうのではないかとメンタルブロックがある方にもおすすめ。みなさん忙しい日々の中で、一つでも実践できるだけでも、少しは生活習慣の改善につながるでしょう。

また、装丁や、中身もオシャレなイラストや写真が多用されているので、ハーブやアロマ精油とともに、プレゼントにも良いかと思います。

オーガニック・ミネラル・天然成分とか手に取っちゃう女子へ

本書『週末セルフケア大全』は、病気治療をしているわけではないけど、健康でもない、不健康な生活を続ける女性へ向けた、セルフケアを紹介するものです。薬は飲みたくないし、正直努力もしたくない。だけど「なんかダルい」「肌が汚い」「頭痛や便秘は日常」「月経や月経前症候群(PMS)が重い」など、体の異変を感じていながらも、なにも対策をしていない「ズボラ女子」に、女子力を上げながら、オシャレに、週末だけの「自分へのご褒美」を提案されています。

なんかよくわからないけれども「ケミカル」とか「化学成分」とか体に悪そうなのかと思って、「オーガニック」とか「ミネラル成分」とか選んじゃう人。「わたし敏感肌だから」となんとなく大手メーカーの化粧品は刺激が強そうだから、パッケージがオシャレな感じの「天然成分」が使われているというコスメを探している方。週末だけの、ハーブやアロマオイルを使った健康習慣はどうですか?

新しい趣味を始めるノリで

本書では、本格的な体質改善や、生活習慣を大きく変えるような努力はしません。「ズボラ女子のための」と銘打たれている所以でしょう。あくまで、週末、休みの日、しかも短い時間で簡単にできることばかりです。また、オシャレな雑貨店や、アロマショップで必要な道具を揃えなければならいのですが、それが苦にならない人向けの内容でもあります。むしろ「新しい趣味を始める」くらいのノリで、自分へのプレゼントで買いそろえてみるとテンションも上がるでしょう。

もし、本当に病気になったり、今すぐ体質や生活習慣を変える必要に迫られたなら、こんなヌルイやり方では足りないのは自明のこと。だけど、そこまで追い詰められておらず、毎日の業務をこなしながら、多忙な日々の中で大人が「自分のためにできること」って「道具を買いそろえて」「休みの日の午後に」「短時間だけセルフケアをする」というのは、非常に現実的な落としどころであろうかと思います。

理想ばかりで現実味のない話よりも、本書の方がリアルで「役立ちそう」です。

ハーブやアロマと生活改善

本書では大雑把に、

  • 消化器系の不調の改善(暴飲暴食、二日酔い、口内炎、便秘など)
  • 免疫力を上げる(風邪や鼻づまり、ぜんそく、夏バテなどの改善)
  • 疲れを取る&疲れにくい体作り(集中力や、肩こり、手の震え、目の疲れ、ドライアイの改善など)
  • 冷え性やむくみの改善
  • 婦人科系のトラブルの改善(整理痛、PMS、妊活など)
  • 痛みを和らげる(頭痛、腰痛、腱鞘炎、筋肉痛など)
  • アレルギー改善(花粉症、アトピー、摩擦のかぶれ)
  • 睡眠の質の向上
  • ダイエット
  • 精神的なストレスの改善(ヤル気がない、憂鬱、イライラ、悩みがある)
  • 肌のトラブル(乾燥、ネイルケア、あせも、水虫)
  • 美容(肌、日焼け対策、シミ、目の下のクマ、たるみ、ヘアケア)
  • 体臭、デオドラント対策

13のセクションに分けて、セルフケアの方法が紹介されています。まずは、マッサージ方法がたくさん紹介されているので、道具がなくても始められるセルフケアからトライしてみましょう。セルフケアの道具として、アロマテラピーの精油と、ハーブを使います。これらはネットでも購入できますし、専門店を足を運ぶだけでもかなり女子力が上がる感じがするので、お近くにお店がるならぜひお店で手に取って準備するのが個人的にオススメです。そのほか、オイルや洗面器、タオル、綿棒等、お家にあるもものを使います。

「義務感を感じてやる」のではなく、ショッピングを楽しみながら、趣味としてやるのが長続きしそうです。

『ズボラ大人女子の週末セルフケア大全』挿絵イラスト

「週末だけ」でもこれもセルフケア?

本書で紹介されているセルフケアって、これも「体の不調なの?」と思うことや、「こんなのもセルフケアなのね」と気づくことがあります。

例えば、「トイレが近い」というのも、トラブルが原因かも。まずは膀胱炎や尿道炎かもしれないから病院へかかることが紹介されたあと、骨盤底筋が弱まるとトイレが近くなることが紹介されます。その場合は、トイレへ行くのを我慢してみる練習をしたり、お尻の穴を締める運動をして、骨盤底筋を鍛えることが推奨されています。

入浴もセルフケアの方法です。バスソルトを使って半身浴をすれば、痛みを和らげる効果があります。筋肉痛のときにオススメ。

シュークリームやプリンや、甘いお菓子がやめられないなら、干し柿や干し芋などの、その食品の甘さを楽しむものに変えてみましょう。また、2センチ角に切ったリンゴを弱火で煮込むだけのリンゴ煮は、おいしそう。

アガリ症の改善というのも、アガリ症の人にとっては大事なことです。あさよるも、アガリ症なので、やってみたい健康習慣。早起きして朝日を浴びる、深呼吸する、芳香浴や蒸気吸引をしてリラックス。要するに、セロトニンの分泌を促す生活習慣ですね。

スキンケアの話題は、女性ならみなさん興味があるでしょう。基本的には、ビタミンの多い食品を採り、腸内環境を整え、質の高い睡眠を。ハーブティーでパック方法も紹介されています。体をあたためる習慣も大事ですね。

「女子力マウンティング」でもいいじゃない

本書『ズボラ女子の週末セルフケア大全』を読んで感じたのは、「健康生活のきっかけは〈不純な動機〉でも良いのだなあ」ということ。すなわち「モテ」のために美容に気を使ってもいいし「女子力アピールのための道具」として始めても良いじゃないか、と。それが結果的に健康習慣に繋がるのであれば。

だから、週末だけでもアロマやハーブや薬膳に凝ってみて、女子会のたびに女子力アピってマウンティングしても良いじゃないか! マッサージが得意とかって、合コンであれなんでしょ? 使えるんでしょ? (あさよるは合コンへ誘われたことがないため偏見しかない)

本書で紹介されているセルフケアについて、知識として頭に入ってるだけでも「女子力」は結構高いと思います。その内の、2か3つくらいを実践しておけば上々でしょう。

今は「病気」ではなくて「治療」も必要もない程度の「不調」「不健康」であっても、今のうちに手を打っておくことは、年齢の重ね方にも関係するでしょう。今は、年齢を重ねても活発に元気な女性がたくさんいらっしゃるから、「自分もあんな風に歳を取れるのかなあ」と憧れと同時に、不安にもなる。週末だけでも、健康習慣をやってみますか。

アロマテラピーのオススメ本

あさよるもアロマテラピーについて一応勉強したことがあって、内容がコンパクトで充実していてよかった本を紹介する突発的なコーナー。

その名も『アロマテラピーの教科書』。アロマ精油の良い効能だけじゃなく、使い方を間違えると副作用も大きいことも啓蒙されている本です。どうやらアロマオイルは正しく使えば「効く」らしいのですが、それゆえに、間違った使い方をすると危険です。安易に使わず、勉強してから安全に使いましょう。

関連記事

ズボラ大人女子の週末セルフケア大全

ズボラ大人女子の週末セルフケア大全

ズボラ大人女子の週末セルフケア大全

  • 作者:池田明子
  • 出版社:大和書房
  • 発売日: 2017年05月22日

目次情報

PROLOGUE
植物の隠された力

なぜ植物は体にいいの?
すべては体内環境の乱れが原因
自然治癒力を高める5つの方法
人生を変えるのはたった一つの「習慣」

ハーブと精油の使い方

・ハーブティーのいれ方
・チンキの作り方
・芳香欲&蒸気吸引のやり方
・アロマトリートメントオイルの作り方
・温湿布&冷湿布のやり方
・足浴&手浴&ひじ浴のやり方
・バスソルトの作り方
・アロマスプレーの作り方
・化粧水の作り方
・パック&ゴマージュ&制汗パウダーの作り方
・香水の作り方
・におい袋の作り方

[登場するハーブ15種]
[登場するハーブ9種]

SELF_CARE 1
胃腸を整える

胃腸を整える方法

・便秘
・腸にガスがたまる
・下痢
・食欲不振
・暴飲暴食
・二日酔い
・ゲップ
・胃が痛い&胃酸が上がる
・口角炎
・口内炎

SELF_CARE 2
免疫力を上げる

免疫力を上げる方法

・風邪&熱
・せき&のどが痛い
・気管支ぜんそく
・鼻づまり&くしゃみ
・夏バテ

SELF_CARE 3
疲れない体になる

疲れない体になる方法

・疲れているけど頑張りたい
・集中力がない
・肩こり
・手の震え
・足がつる
・目の疲れ
・ドライアイ

SELF_CARE 4
血流をよくする

血流をよくする方法

・冷え症
・むくみ

COLUMN しこふみ&そけいぶ叩き

SELF_CARE 5
女性の体の不調を改善する

女性の体の不調を改善する方法

・整理痛&PMS
・妊活&つわり
・トイレが近い

SELF_CARE 6
痛みを和らげる

痛みを和らげる方法

・頭痛
・筋肉痛
・腰痛
・捻挫&膝が痛い
・手首の腱鞘炎

SELF_CARE 7
アレルギーを改善する

アレルギーを改善する方法

・花粉症&鼻炎
・アトピー性皮膚炎
・服でかぶれる

SELF_CARE 8
睡眠の質を上げる

睡眠の質を上げる方法

・考えごとをして眠れない
・いびき
・歯ぎしり

SELF_CARE 9
ダイエット

ダイエットの方法

・太った
・甘いものを控えたい

SELF_CARE 10
心を強くする

心を強くする方法

・やる気が起きない
・月曜日が憂うつ
・イライラ&怒り
・いつも悩みがある
・あがり症
・耳鳴り

SELF_CARE 11
肌を強くする

肌を強くする方法

・手の乾燥&ささくれ
・爪が割れる&色が悪い
・口まわりの乾燥
・あせも
・虫さされ
・水虫

SELF_CARE 12
美しくなる

美しくなる方法

・肌のざらつき
・日焼け
・シミ&くすみ
・ニキビ
・テカリ
・毛穴の黒ずみ
・目の下のクマ
・たるみ&ほうれい線
・ダメージケア&薄毛&フケ

SELF_CARE 13
体臭を消す

体臭を消す方法

・わきのにおい
・足のにおい

EPILOGUE
もっと知りたい人へ

・フィトセラピーって何?
・フィトケミカル成分が体にいいことをする
・ハーブは多成分、お薬は単一成分でできている
・人は「植物性器官」をもっている
・自律神経の乱れが不調の引き金になる
・体の声に耳を傾ける方法
・怒りの仕組みを知る
・慌てずに時期を待とう
・単一の種類より、多種多様の方が強く生きられる

あとがき

池田 明子(いけだ・あきこ)

ソフィアフィトセラピーカレッジ校長。西九州大学客員准教授。一般社団法人日本フィトセラピー協会代表理事。一般社団法人日本ハンドケア協会代表理事。臨床検査技師、植生工学士。
病院勤務の経験から、人の自然治癒力をサポートする植物の力を、さまざまな形で活用するフィトセラピー(植物療法)に着目し、その後、普及活動を行う。心身の健康と美容、生活全般にフィトセラピーを活用する専門家「フィトセラピスト」の養成校を2006年、東京・自由が丘に設立。2012年からは、心を癒す触れ合いのケア「ハンドケアマッサージ」の普及とハンドケアセラピストの養成も開始。現在までのべ数万人の受講生が輩出。カレッジ出身者、専任講師人とともに全国各地またはハワイでフィトセラピー、ハンドケア講座を主催、福祉・介護の現場でのボランティア活動も積極的に行っている。教育機関や企業等での講演、講座、文化活動は多岐にわたり、著書には『心と体を癒す手のひらマッサージ』(主婦の友社)、『体を変える!整える!DVDつき足ケア&マッサージ』(佐佐木景子氏共著・主婦の友社)、『森はあなたが愛する人を守る』(宮脇昭氏共著・講談社)など多数。
夫は俳優の梅沢富美男、2女の母でもある。

SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク


コメント

コメントを残す

*