斎藤一人の名言満載。「図解」だから、イラストも満載で読みやすい。だけど、エッセンスはたっぷり詰まっている。
弟子の宮本真由美さんによる斎藤一人のエッセンス
経営者であり成功者である斎藤一人さんの、お弟子さんである宮本真由美さんによる一冊。斎藤一人さんの考えや教えを広める本ですね。
わたしは整骨院の待合室に置いてあるのを手に取って読みました。
大丈夫。人生の運気はあがる
本書を通じてのメッセージって、日ごろの習慣を変えていくだけで、運気は変わっていく、運が向いてくる、ってことです。「なんかツイてないな…」「パッとしないな…」と思っているなら、本書は最適。
その習慣というのは、自分の発言や考え方だったりもするし、身につけるものや見た目だったりもする。それって、意識しないと変わらないものだけれども、自分の意識次第でどうとでも変わることなんでしょうね。
嫌な人・出来事に人生をのっとられない
わたし的に本書を読んで良かった点は、嫌な人や嫌な出来事に時間を費やさないためには、日ごろの考え方って大事だということ。
斎藤一人・8つの天国言葉
本書では斎藤一人さんの「天国言葉」というのが紹介されます。
- 愛してます
- ついてる
- うれしい
- 楽しい
- 感謝してます
- しあわせ
- ありがとう
- ゆるします
以上の8つの言葉です。嫌なことがあっても「ついてる」、嫌な人がいても「愛してます」と思うんです。
ポイントは、これらの言葉を心の中で唱えると、絶妙に“上から目線”になることだと思います。
わたしも天国言葉がちょっと役立ちました。陰でわたしの悪口を言っている人がいるのを知ったときです。グサッとくるし、イラつくし、「なんで……」って気持ちにもなります。で、その人の顔がフッとなんでもないときに過っちゃうんですよね。
そんなとき、その人の顔がよぎった瞬間、「愛してます」と心の中で唱えるんですよね。じゃあ、なんかそこで思考が止まります。いつもだったら、ウジウジとその人のことを考え続けてたと思うんですよね。
それが、「愛してます」と心の中で唱えると、なんだかおかしくなっちゃって、笑けてくるという。
さらに「許します」と続けると、妙に上から目線になって、「しかたないなあ~。許してやるよ」って気分になるんですよね。
なにより、嫌なことに貴重な時間を取られないのが良いですね。
自己啓発本の効能・kindleがおすすめ
自己啓発本って、一時的にでもテンションを上げてくれるし、一瞬だけでも気分を変えられたりするので、それなりに効能はあるんだと思っています。
ただ、あくまで一過性のものだとも思っているので、忘れたころにまた同じ本を手に取って読み直すのも大事かもしれませんね。
本書の場合、髪の本はサイズが大きくてとても持ち歩きには向いていないので、kindle版でお手に取られるのをおすすめします。じゃあ、いつでも読み返せますからね。