スキンケア

『肌断食 スキンケア、やめました』|基礎化粧品って化粧品なのね…

こんにちは。肌断食をしている あさよるです。

いや、「肌断食しよう」って意志はまったくないのですが、結果的に「こういうの“肌断食”って言うんじゃね?」という状況になっているのです。

知人がスキンケアをしない美容法についてSNSに投稿しているのを見て、とりあえず『肌断食』という名前の本を取り寄せたのでありました。

スキンケアやめたら肌キレイになった件www

『肌断食 スキンケア、やめました』。内容は、スキンケアの一切をやめてみたらどうなるか!?という自分の身体を使った実験の経過を記したものです。

著者は翻訳家で、出版の世界の近くにいらしたから、こうやって書籍にまとまっている。きっと、違う分野でご活躍してらしたなら、ブログに経過を綴り、ブロガーとして活躍なさっていただろう!

そんな感じで、スキンケアをやめてみたwwwという唐突な出だしから始まり、1年強の間、クリニックで経過を見つつ肌の変化を記録されています。

著者は翻訳家です。医師でもなければ美容家でもありません。

ですから、非常に行き当たりばったり的だったり、科学的な裏付けもありません。あくまで、実録の体当たりレポなのです!

余談ですが、その「科学的でない」ってのは徹底されていて、なんてったって根拠として「ためしてガッテンで見た!」なんて情報まで飛び出します。

もうね、これ、意図的なんでしょう。意図的に徹底的に「体当たり」のみに焦点を絞っているのが、スゲー!と感動しました。なぜって、これを御年70を迎えようかという女性がトライしているのも感動!

女性の、美の追求は尽きません!

「肌断食」の“正しい”方法はわからない

『肌断食』を読んでも、「正しい肌断食法」はわかりません。

あくまで、著者は「この方法でやったでー」という体当たり記録ですからね。

我々、社会生活をしていますから、ある日突然顔に塗るものの量や種類が変わったら、慣れるまで調子が狂うのではないのかな?と思わなくもありません。

なぜなら、ガタガタザラザラの素肌を、化粧品を使ってスムースに塗りつぶすのが基礎化粧品の仕事だからです。

なので、スキンケアしてない、ガタガタザラザラの肌こそが、自分の本当の肌の姿……この素肌のコンディションを上げいくことが大切なのですが、基礎化粧品を使い続けていると、基礎化粧品後の肌が自分の肌だと勘違いしちゃうんですね……。

ということで、突然スムースじゃなくなったら、これまでのメイクテクニックが使えなくならない?

思い込みしてるなら、眼から鱗かも

著者は「スキンケアをやめても構わない」という知識に触れたとき、天動説を信じていたのに、地球が太陽の周りを回っていたのか!と気づいてしまったと喩えておられます。

そんな大げさな……と言いたくなりますが、マジで、それくらいの発想の逆転が起こりるんです!

もちろん、そもそも事実とは逆さまに理解した自分が過去にいるのですが……。

それは、基礎化粧品は、肌のザラつきや凸凹を補正するための「化粧品」だ、ということです。そもそも基礎“化粧品”なんですから、化粧品であるに決っているのですが、肌がきれいになる「魔法の薬」のように感じていませんか?

もし、基礎化粧品を使えば、薬のように「肌を治す」ようなイメージがあるなら、それは間違いです。あくまで「キレイに“見せる”」ものです。

正直、どっちでもいいんんじゃない?

肌をきれいに見せたいとき、化粧品は有効です。

あるいは、基礎化粧品を使うことで心が豊かになったり、リラックスしたり、良い効果もあるでしょう。

あさよるも、以前はまぁまぁ高級な基礎化粧品をライン使いして、かなり心身ともに満たされていました。体調が悪かったり、気分が落ちているときなんかに、集中して襟を正して美容クリームを塗るのとか、かなり“上がり”ます。

ただ、単純に化粧品が肌に良い/悪いで考えると、決して良いとは言えないでしょう。

それは、こってりあまーいショートケーキが、体に良い/悪いで考えると、「食べないほうがいいだろうなぁ」というのと同じです。でも、スイーツでホッとしたり、好きな人と一緒にお茶するのも、良い効果があるでしょう。

スキンケアにも癒やしや気分転換の作用があるでしょうから、悪いものとは言い切れません。

あくまで、著者の美容オタク的好奇心が爆発している内容だろうと思います。ちなみに、あさよるも経緯は全く違いますが、思うところがあって基礎化粧品は使わないようになりました。

まぁ、あさよるの実体験でも「基礎化粧品、使わなくても平気だよ」と思います。そして「ここぞ」というときに基礎化粧品使うとヤバイ。めっちゃいい。

どんなものにもポジティブな側面とネガティブな側面があります。基礎化粧品の良い面と悪い面を踏まえた上で、自分にとって、基礎化粧品が必要か、不要か、考えるために、本書は結構いいきっかけになるかと思います。

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『美肌革命 お金をかけずにきれいになる』

手間を掛ければきれいになる。

自分の顔を、肌をよく知りましょう^^

スキンケア初心者の手引でした

「スキンケア」やってますか?

あさよるは20代半ばに差し掛かった頃、壮絶な違和感と危機感に見舞われました。「あれっ!?顔が違う!!」 お顔周りの脂肪のつきかたが変わったこと、そして、質感がガラリと変わってしまった!

それまで、まったくスキンケアについて考えていなかったあさよるは、佐伯チズさんの本に出会い、そして『美肌革命』に手が伸びたのでした!

「自分を大切にする」ということ

せっせとお化粧に精を出すことはあっても、肌のケアは面倒だったり、時間がなくってチャチャッと終わらせてしまいがちです。せめてスキンケア用品にはお金をかけようと頑張っていた頃もありましたが、手を抜いているのに高級なものを使うのももったいない気がしてしまい……。

気がつくとまた、プチプラ&手抜きスキンケアになってしまっていました(-_-;)……「あるある話」だと思いたいのですが、みなさんいかがでしょうか……ドキドキ

佐伯チズさんの著書は複数冊読みましたが、「美肌」の秘訣は「自分を大切にする」ことなのだと教えられました。肌だけを見るのではない。化粧を塗りたくった姿だけを見るのではない。体の内側から美しくあることが、美肌への近道です。

身体的に健康であることが大切です。月経や便秘や運動不足は、肌状態にも直撃します。そして、“体の内側”の美しさというのは、もちろん心や精神と言った目に見えないものも含まれます。

まずは『美肌革命』から『新美肌革命』へ

当あさよるネットでも、佐伯チズさんの『新美肌革命』を以前紹介しました。『新美肌革命』の方が、より「心」の部分に重心が置かれています。

本書『美肌革命』は、その前身に当たる書籍。もちろん「心」の部分にも触れられてはおりますが、より実践的な内容です。まずは無印の本書『美肌革命』を読んでから、『新美肌革命』へ進むことをオススメします。

サッとやってパッと結果の出ない話

佐伯チズさんの「美肌」を手に入れるためのステップは、パッとやって結果の出るものではありません。じっくりと時間をかけ、習慣化してゆく中で効果が目に見えてくるものです。

高い化粧品を買えばキレイになる?エステに行けばいい?美容整形でなんとかなるのかなぁ?

従来のお金さえ出せば手に入る「美しさ」ではありません。ですから副題の「お金をかけずにきれいになる」の意味することが見えてきます。

「お金をかけない」ということの意味が、本書『美肌革命』を読むとよくわかります。「お金をかければいい」をやめて、じっくり自分に「手間をかける」に切り替えるのです。

しっかり「手」をかけて、「顔」と向き合う

長々とハートの部分の話を書いてしまいましたが、本書『美肌革命』の核心は、美へ取り組む「心」の部分のお話です。

もちろん、ページの半分近くは、みなさんご存知の「佐伯式コットンパック」の方法や、フェイスマッサージ、リンパマッサージなどイラストもたくさんで紹介されています。

あさよるはこれらを抜き出して、自分用のフェイスエステレシピを作成していました。マッサージや、フェイスケアの手順も、一つ一つはシンプルで簡単なもの。

大事なのは、しっかりと手間をかけること。そして、鏡でよく自分を観察すること。毎日肌のコンディションは変化してゆきますから、その時その時にぴったり合ったお手入れをします。

『美肌革命 お金をかけずにきれいになる』その名の通りの書籍です。肌に革命を起こし、手持ちのスキンケア用品で、じっくりと自分の肌を労ることで、お金をかけずにきれいになります。

あさよるも久々に読み返し、心新たにスキンケアに取り組もうと思いました。

人生のための「美肌」を!

さらに、佐伯チズさんの美肌への考えに触れて、自分の肌を考えることって、人生を考えることなんだと知りました。

自分の顔、容姿について考えると、自ずと自分の肉体的なコンディションや、心と呼ばれる存在のバランスに行き着きます。それらをメンテナンスしながら、自分はどこへ行くのか。

どんな風に生きたいか、どんな年齢を重ねたいか、どんな女性になりたいか。

佐伯チズさんという人物が、女性の生き方の一つのモデルなんだと思います。だから、佐伯チズさんでなければならない、美容法なのでしょう。

あさよるも長く実践していて、オススメできます^^

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『デカ目テクニック』|男性にもおすすめ!

こんにちは。月日の経つ早さについていけない あさよるです。もう1月も終わりとか信じられない……。動揺しつつ、YouTube で美容家・樋口賢介さんの存在を知りました。樋口賢介さんのメソッドと、そして樋口さんのキャラにくぎ付け!

↑この動画では、樋口賢介さんの美容法の特徴でもある、コットンくるくるクレンジングを実演なさっています。キャラが際立つのはこのへん↓

著書も数冊あるそうなので、早速『デカ目テクニック』に手を伸ばしました。あさよるは目が小さいのが悩みで、ちょっとでもパッチリ大きくなればいいのになあと思います(^^;

マッサージだけでデカ目に!

ザックリ言っちゃえばマッサージで「ムクミ」を取ると、目の周りもスッキリして目が大きくなります。マッサージとは、顔だけじゃなくヘッドスパで頭からマッサージすること。そして、女性の場合はメイク落としを兼ねて、コットンと基礎化粧品を使って顔をクルクルとマッサージすること。

このマッサージも、特に難しいワケでもなく、よくあるマッサージといえばそう。しかし、ムクミを取る。凝りをほぐし目をパッチリさせると、意識を持ってくることが重要じゃなかろうか。

特にマッサージは、男性にもおすすめです。むしろ男性の方がお化粧できない分、素材勝負ですから、スッキリとした目元は大事だと思います。

コットンくるくる洗顔(^^♪

大判のコットンを割いて、ふわふわの部分に基礎化粧品をたっぷりつけ、肌をクルクルと撫でる「コットンくるくる洗顔」かなり気持ちよさそう! 樋口メソッドでは、お湯と洗剤で洗顔しないそうです。そう、化粧品だけですべてを済ませるのだ。なんだ、その王侯貴族のような美容法! だが、近年の優秀なプチプラ化粧品なら、コスト抑え目でできてしまいそうだからスゴイ。実際に、樋口先生も長年、お湯と洗剤で洗顔してないそうです。だけどお肌つるつる。

というか、動物としてのヒトは洗顔しなくても自前の汗と脂でなんとかなってたんだろうし、お湯と洗剤で日に何度も顔表面の水分と油分を全部洗い流してしまうのが特異なのことなのかもしれないなあ~。

デカ目テクニックは動画で見れる!

本書『デカ目テクニック』に書かれているマッサージやコットンくるくる洗顔は、YouTubeの動画でも紹介されています。動画の方が手順はわかりやすいでしょうから、大盤振る舞いですね。YouTubeチャンネルのリンク置いときます。つ

むしろ、本書『デカ目テクニック』は、美容家・樋口賢介さんの考える「美」とは何かを知れる方が重要だと思います。それは、美意識が高すぎてガチガチになってるより、たまに羽目を外して徹夜したり、ケーキを食べすぎていいし、そうじゃないとダメだといいます。ストイックすぎて健康すぎても色気がない。「自意識」が高いのは結構。だけどその「自意識」でほかの女にマウンティングするならば、自分を磨くエネルギーに使いなさい。てな感じ。

月に何度か美容をサボっても、すぐに元に戻れればOKなのです。だから、そのために日常は自分に時間を使いましょう。また、難しい方法は続きませんから、樋口賢介さんのデカ目テクニックは、手順はシンプルで簡単です。

大事なのは「続ける」こと!

関連本

『今さら聞けないスキンケアの正解』/吉木伸子

『美肌革命 お金をかけずにきれいになる』/佐伯チズ

『米澤先生に聞く、肌のホントのことウソのこと55』/米澤房昭

『肌断食 スキンケア、やめました』/平野卿子

『あなたの美を引き出す 正しいヘア&メイク事典』/尾花けい子,朝日光輝

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『化学者が美肌コスメを選んだら』|データで選ぶコスメオタクもいいじゃない♪

こんにちは。

『化学者が美肌コスメを選んだら…』はブログでも人気の化学者・かずのすけさんの著書です。あさよるもかずのすけさんのブログ読者ですv

ブログの、各コスメの成分についてあれこれと書かれているテイストは引き継ぎつつ、本書はさらにコスメ全般や化学物質について、医薬品、医薬部外品の扱いなどなど、広く応用できる内容です。

ずっと手元に置いておきたいのですが、今のところ(2017/6)電書版はないようで残念です><

無暗に怖がらないために

美容や健康に関する情報が溢れかえり、何を信じていいのかわからなくって疑心暗鬼になりませんか?あさよるは肌のトラブルが多くて、でも何を信じていいかわからず、誰に相談しても嘘かホントか分からずに辛い時期が長かったデス。今は自分なりに中学高校の理科やり直しつつ、ちょっとずつ勉強をしています。ひとまず「真っ暗闇で手探り状態」の不安はなくなりつつあります。

『化学者が美肌コスメを選んだら』も、あくまで科学的な観点から化学者がコスメのレシピをジャッジするという試みで、面白く、自分のコスメ選びの参考にもなります。

かずのすけさんの考え方に共感したのは以下の部分。

成分の読み方として特に念頭に置かなければならないのは、健康な肌状態の人が常識的に使用するにおいて、化粧品の成分は「基本的に安全」だということです。

p.5

化粧品やエステや健康食品、サプリメントの売り文句なんかで「○○は毒」「△△は体に悪い」「※※には発ガン性がある」等、人の恐怖や不安を煽ることで特定の商品やサービスを購入するよう仕向ける販売方法を見かけます。また、その売り文句を信じて〈善意で〉周りの人に勧めてしまうこともあります。美容や健康への「疑心暗鬼」の出どころは、無暗やたらと不安を煽られ続けているからじゃないかなぁとも思います。現状〈知識が少ないことにつけ込まれ、不安を煽られている〉場面が多いのかなぁと思います。

『化学者が美肌コスメを選んだら』では、まず無暗に怖がらなくてもいいことを説明してから、「より安全な」「より効果的な」コスメの選び方を指南する方法が「良いなぁ」と感じました。

何にお金を使う?使用感、体験、気分、美しさ

別に本書に異論はないのですが、本書はコスメの〈成分〉と〈価格の妥当性〉がオススメコスメの基準になっているようです。これはとても面白いところなのですが、念のために言うと、ある種の〈コスメオタク〉的要素を多分に含んでいるだろうことと、著者・かずのすけさんはお化粧をしない方であることとを念頭に。

詳しく説明します。ある種のコスメオタクとは、コスメの新商品を全部チェックしたり、トレンドのコスメは必ず試してみるようなオタクもいれば、化粧品の成分、性能、コスパ等を比較し、データ収集するオタクもいるでしょう。本書はもちろん後者です。本人が楽しんでやっている分には大いに結構ですが、イヤイヤ苦しんでやるとツライことです。楽しくやりましょう。

あと、著者がお化粧をしない人だからこそ、客観的に比較ができるのだろうし、本書の面白いところです。しかし、実際にコスメを毎日使うとなると、例えば〈使用感〉〈香り〉〈触り心地〉〈大きさ〉〈パッケージ〉等々、別のことも気になります。あさよるは、コスメは〈体験〉と〈パッケージ〉にお金を使いたい。デパートの化粧品売り場へ足を踏み入れた高揚感や、BAさんにチヤホヤテキパキとお化粧されてご満悦になって、小さな製品でも豪華な紙袋に入れてもらえる喜びよ。あと、常に持ち歩く物は「見た目の美しさ」が欲しい。だからパッケージのデザインが優れた物を買いたい。この辺の優先順位はみなさんそれぞれお持ちだと思います。

コスメの選定基準は数多ある中で、『化学者が美肌コスメを選んだら…』は〈化学者が〉〈成分〉という尺度で選んでみたらという趣のものです。くれぐれも。

あくまで〈コスメだけ〉のお話

先の話に関連しますが〈化学者〉が〈コスメ〉を〈成分〉で選ぶというコンセプトが全くぶれないのも面白い。というのは、〈health & beauty〉と言われるように美容と健康は切っても切り離せないもの……というか、美容と健康は同じものでしょう。ですので、肌のトラブルにも食事や運動、生活習慣などアプローチできる要素はたくさんあります。その辺はサクッと除外してあり、コンセプトがしっかり分かりやすいのが心地よい。

健康志向の話になると、著者の考える健康感やひいては人生観や幸福感の話までごちゃまぜになってしまう気がします。あさよるはこういうポケモン図鑑みたいな本大好きです。実際にお店で販売されている製品を写真付きで掲載し、成分表を読んであーだこーだ言う。むちゃくちゃ楽しいじゃん!ソムリエみたいですね。あさよるも日ごろ、食事しながら「鰹だしの香りがいいね」「トマトの酸っぱさがいい感じに爽やかですな」とか、あーだこーだ言いながら食べています。人からはよく「とても美味しそうに食べるね」と言われて、ちょっと嬉しいのです(^^)>

さっきも書きましたが、巷には他人を不安にしたり恐怖を煽る文言が溢れています。その中で「楽しそうにコスメを選ぶ」様子って、すごく大事です。嫌々勉強するのは誰でもツライですが、楽しいことならウキウキ取り組めます。かずのすけさんのブログも、前向きに楽しくコスメ談義をしている雰囲気がとても好きです。憂鬱にならずに、楽しく明るくワイワイしましょう。

あさよる的φ(..)メモメモ

以下、あさよるが勉強になった&知らなかったこのとメモ。

・入浴剤

入浴剤は敏感肌なら弱酸性のものを。炭酸ガスが出るものはアルカリ性の物が多くて肌で悪さをする細菌はアルカリ性で活発になるものが多いため。本書ではキュレルの入浴剤がおススメされていた。

・美白するなら

美白は、そもそも日焼けしない対策が大事。肌を漂泊するコスメは肌に刺激が多くトラブルになりやすい。「日焼けをする」のは体の健康な働きであり、体を防御するための機能。メラニンを活性を抑え込むことは、肌を守る力を弱めることでもある。日傘や日焼け止めクリームで対策が一番良さげ。

・化粧品、医薬部外品、医薬品

化粧品、医薬部外品、医薬品は法律で区分されている。医薬品は薬。医薬部外品は、化粧品よりは有用成分が使われているが薬ほどではない。化粧品は薬ではないから〈効かない〉。医薬品と医薬部外品には副作用がある。なまじ効いてしまう医薬部外品でトラブルが多い。一番安全なのは副作用のない化粧品。

・デオドラント

肌に直接つける制汗剤しか知らなかったが、服に吹き付けるものがあるらしい。これいいね!本書で紹介されていたのは「デオラボ イオンクリア」「イオンダッシュネオ」。

 

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憧れのライフスタイル『お風呂の愉しみ』

前田京子さんのバスルームにため息( *´Д`*)=3

あぁ、こんなていねいで、シンプルな暮らしに憧れる。

前田京子さんのエッセンスがステキすぎる!

前田京子さんの手作りスキンケアやオイルの活用アイデアが素敵すぎて、ドハマりしています。と言っても、ハマって日が浅いために、まだあまり実践に移せてないんですけどね……(^_^;)>

グリセリンを使っての化粧水と、オリーブオイルを使ったヘアパックを愛用しています。

これまで、前田京子さんの本を多数紹介しました。

どの本も、前田京子さんのステキすぎるコラムと、憧れのハンドメイドなライフスタイルがありました。

スキンケアやヘアケアも、ハンドメイドのこだわりに包まれて。掃除や洗濯も、とっておきの手作りです。どうやら、作り方次第では、市販のものよりも高品質なものも作れそうなのです。

今回、『お風呂の愉しみ』を読んで、これまでにも増して、ハンドメイドしたい!と意欲がムクムクと湧いてきました。
つい出るのは、「はぁぁあああ~」と憧れのため息ばかり。

なんと!『お風呂の愉しみ』では、ずっと気になっていた前田京子さんのご自宅の様子が少しだけですがカラーで紹介されているのです。整然と並ぶハンドメイドのケア用品。薬瓶に入ってちょこんと出番を待っている精油たち。広くはないけれども、角から角まで気配りが行き届いたバススペース。

ああ、こういうのです。憧れているの、こういう生活なんです(^q^)

そして、前田京子さんの文章もまた、お風呂への愛情。お風呂へのこだわりが溢れかえっていて、うっとり。前田京子さんの本って、レシピ集としても優れていますが、コラムとしても最高です。これだけで癒やされるんですよね。

石けん作りって面倒?それともワクワク?

手作り石けんのレシピ本は、ブログでは紹介していませんでしたが、読んでいたんです。

が、『石けんのレシピ絵本』を読む限り、石けん作りは面倒くさそうですし、これはしないかなぁ~と読み流しました。だって、苛性ソーダとか薬品が必要ですし、一応、劇薬ですからね。準備から大変そうだなぁって思ったんです。

しかし!『お風呂の愉しみ』を読んで、心改めました。前言撤回ぃぃっ!!

どうやら、石けんって、市販のものよりも手作りのほう上質なものが作れるそうなのです。やはり、既成品って多くの人に好かれないといけませんからね。“自分だけ”のこだわりを発揮するには、自前で用意するしかないのです。

どうやら、このレシピで石けんやシャンプーを作ると、泡立ちが良くないようですね。一般的に、モコモコと泡が立ち上がったほうが石けんや洗剤は好かれますから、売られているものは泡立ちが良い物がほとんどです。

あさよると、石けんの思い出

実はあさよる、「泡立ちの悪い石けん」を使ったことがありました。京都の手作り石けん屋さんの商品で、手を洗ってもネバネバするだけで泡が立たないから「イマイチ…」なんて思っていました……。

今になって「あの石けんは、貴重なこだわり石けんだったのね」と理解できました(^_^;)

石けんを育てる…はじめて触れる世界!

石けん作りは面倒くさそうに感じたのも一つですが、「そんなに大量に作ってどうするの?」という不安もありました。牛乳パックで型をとっていましたから、約1リットル分の石けんが完成するのです。

しかし、我らが前田京子先生は、そんな不安も吹き飛ばしてくれます。

どうやら、出来たての石けんは柔らかく減りが早いそう。牛乳パックいっぱいに作っても、案外早くなくなるのかもしれません。延々と、使っても使ってもなくならない!という自体は回避できそうです。

月日とともに石けんが固くなって、色や泡立ちも変わってゆく、というのも、石けんを育ててゆくようで胸踊りました。

お風呂周りのレシピ満載

石けんだけではありませんよ!

歯磨き粉や入浴剤のレシピや、男性用のシェービング後に使うオイルまで。まさにお風呂まわりのアイテムはこれ一つでまかなえます。

また、無香料のレシピもあれば、ハーブや精油を使った香り高いレシピもあります。家族と一緒に使うなら、家族の好みも加味して、ぴったり合うのものを作りたいですね。

あぁ、実はあさよる、お風呂ってあまり好きじゃなかったんですよね。「毎日湯ぶねに浸かりたい!」と思うようになったのは最近の話。それまでは、さっさと風呂場から立ち去りたい人でした。

それが、こんな、お風呂をあつかう本を読んで、お風呂に思いを馳せウキウキするようになるとは!

『シンプルスキンケア』と『お風呂の愉しみ』がおすすめ

前田京子さんのこのステキすぎるエッセンスを楽しむには、『シンプルスキンケア』と『お風呂の愉しみ』がオススメの2冊です。

読み物が充実しており、ハンドメイドレシピではなく、ハンドメイドの素晴らしさや、素敵なライフスタイルのエッセンスをが詰まっています。

レシピに特化した本は、その後に手にしたほうが、よりハンドメイドを楽しめるんじゃないかと思います。

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