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『速読勉強法』|参考書を自分専用カスタムで時短!何度も読もう

『速読勉強法』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。先週読んだ『高速回転仕事術』が良い内容だったので、続けて同じ著者の『速読勉強術』を手に取りました。

また、先週読んだ『独学勉強法』も良書で、素直に「勉強しよう」とパワーが出る本だったので、勉強術の本であることも、決め手でした。

「速読」って憧れるけど、ホントにテレビで紹介されるような速読ってできるの?と疑問でしたが、本書の著者も速読には入れ込んでいたことがあるそうです。その結果、導き出された「速読勉強術」をどうぞ。

すばやく、何度もやる!

本書『速読勉強術』は、資格試験やスキルアップのための「勉強」を効率よく高速で目標達成するための指南書です。「速読」と銘打たれているように、資料を速読するのですが、「特殊技能としての速読法」とは違った説明がなされています。

著者の宇都出雅巳さんも巷に良くある「速読術」にハマって、お金も使って勉強したそうです。しかし、速読よりももっと単純なことが本書で紹介されています。それは「初めて読む本よりも、2回目読む本の方が早く読める」ことです。初見の本よりも、何度も何度も繰り返し読んだ本の方が、内容がわかっているだけに、すごいスピードで読めるのです。それが「速読勉強術」のポイントです。

資格取得のため勉強するときは、参考書にガシガシ書き込みをして、本を「自分オリジナルテキスト」に作り替えていきます。完全に頭に入っている箇所は、もう読む必要がありませんから、大きく「×」をしましょう。また、問題集を解くときは、回答を切り離して、時短します。とことんまで本を自分にとって「読みやすく」「使いやすく」カスタマイズしていくことが大切です。そうやって作り込んだテキストなら、パッと見るだけで速読できて当然ですよね。

『速読勉強法』挿絵イラスト

目的を達成しよう。資格取得? スキルアップ?

『速読勉強術』で紹介される勉強法は、しっかりと勉強する「目的」が自分の中にある人に向いたものです。ある人は資格試験かもしれませんし、別の人はスキルアップかもしれません。また自分のライフワークに取り組む人もいます。

どんな勉強法でも、大事なのは「目的を達成すること」です。本書でもそこに重点が置かれています。たとえば、資格取得のための勉強なら、目標は「試験に合格すること」です。なにも満点を取る必要はありません。合格点が70点なら、70点取れる勉強をすれば良いのです。それを真面目にパーフェクトを目指すことで、もたついてしまう必要はないのです。

目標を明確に据え、そのために惜しまず何度も何度もスピーディーに繰り返し勉強しましょう。

「1回で成功させたい」って〈手抜き〉予備軍?

本書『速読勉強術』を読んでは「何回も何回も読み倒す」「テキスト・参考書に書き込みしまくる」ことでスピードアップが図られています。ここで、はたと気づきました。もしかして「テキストを汚さないように勉強する」って、自分への恰好の「怠け」の言い訳になっているかもしれない。テキストを汚さないよう、ノートに問題を移しとっている時間、自分は「勉強してる感」を感じているかもしれない……(;’∀’)

また、同著者の『高速回転仕事術』でも、とりあえず最後までやってみて、それから何度も繰り返し取り組んで精度を上げてゆくやり方が紹介されていました。これって反対に言えば、「最初の一回で成功させようとするから手が止まってしまう」とも言えます。

「質にこだわる」「細部まで気を配る」のは素晴らしいことです。しかし、それは一歩違えば自分への最高の言い訳にになってしまうんだとも思いました。すなわち「量よりも質」と嘯いて、サボってしまうかも。

「たった1回で成功させたい」と、できるものならそうしたいですが、実際にはそう上手くいきません。むしろ「量よりも質で勝負」と言いながら、これ幸いと手抜きしてることの方が多かったナと反省しました。

「がんばってますアピール」も一つの目的

本書『速読勉強術』は、高速で勉強をしながら、短期間で結果を出すためのメソッドです。たぶんここに書かれていることは本当で、著者の言う通りに勉強すれば、誰だって成果に繋がるだろうと感じました。

しかし、「人の心」はそう単純でもありません。ときには「がんばってるアピール」を他人にしたいこともありますし、自分自身を「私はがんばってる」と騙しとおしたいこともあるでしょう。そういう時には、本書は全く不親切です。なにも言い訳させてくれないのですから!

きれいにノートを作って悦に浸りたい時間も人にはあります。周囲に意識高い系をアピりたいこともあります。それが人情ってもんでしょ。そういうときは、本書を読むフリだけをして、実行しないように気をつけましょう。

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つまらない人に一直線?『40代を後悔しない50のリスト』

こんにちは。そろそろ30代半ばに差し掛かる あさよるです。30代って、家族がいたり子育て中だったり独身だったり、立ち場がみんなそれぞれ違う年代だなあなんて思っていたのですが、本書『40代を後悔しない50のリスト』によると、20代30代よりも、40代こそが、その後の自分を決定する変化の年代だと言います。

本書『40代を後悔しない50のリスト』は、これから40代を迎える30代後半から、40代にかけての人たち向けの本と言えます。多くの先輩たちが「40代でああしとけばよかったなあ」という後悔から学びましょう。

先輩に聞いた「後悔してること」

本書『40代を後悔しない50のリスト』は、著者の大塚寿さんが営業先の企業の経営者や管理職の人との雑談のなかで「成功のお手本」を聞き出そうと、1万人以上の人から教えを乞うた経験が元になっています。最初の動機は「成功談」を聞くことですが、それ以上に「失敗談」が面白いことに気づき、また年配経営者の多くが「40代を後悔している」ことを発見しました。

40代の10年間をどう過ごすかによって、その後の人生の「分かれ道」になっているというのです。この10年間に「つまらない人」になってしまっているそう。

40代で「つまらない人」化する理由

多くの人にとって、40代は転機が訪れる頃です。子育てが一段落して妻が再就職をして夫婦関係や、子育てが新たなステージに移行します。未婚の場合は、出産の限界年齢を意識をします。出世の限界を感じるのもこのころです。また「親の介護」という問題も見えてきます。地方出身者ほど切実です。

40代は社会の中の稼ぎ頭で、自分の裁量で決められることが増え、一番脂の乗った時期でもあります。

 二〇代や三〇代はいい意味で成長過程なので、いくらでもやり直しが利きますし、まわりもそうしたトライアル・アンド・エラーを期待しています。
しかし四〇代は、関わる世界、守るべき世界が広がり、すでに積み上がった歴史や実績の上での局面となるので、そのときの対応次第で、仕事でも家庭でも、その後の人生を大きく左右する決断を迫られていることになるのです。判断すべきことが、二〇代や三〇代より広範囲にわたってるともいえるでしょう。

p.16

ライフステージの変化と、責任が大きくなることが合わさって、「守り」に入ってしまい「つまらない人」化してしまう人が多いのが40代だそうです。

人生のイニシアチブをとる

本書『40代を後悔しない50のリスト』では、人生の先輩の失敗談から、40代でやるべき50の事柄がリストアップされています。それらは「何より大切にしたいこと」「プレイングマネージャーとして本当に必要なこと」「忙しいだけで終わらせない時間の使い方」「人付き合い」「学ぶこと」「会社や社会と向き合い続けること」と5つの5に分けて紹介されます。

どの項目にも共通しているのは「人生のイニチアチブは自分で取る」ということでしょう。

例えば飲み会ひとつ取っても、意外にも「飲み会を断ればよかった」と後悔している人が大勢いるそうです。能動的に参加する/しないと自分で決める必要があります。

家族との時間をもっと持てばよかったと後悔している人も大勢います。時間を有効に使えず、週末はダラダラと過ごしたことを後悔しているそうです。40代は変化の時期だからこそタイムマネジメントに気を配るべきなのかもしれません。

「人付き合い」は人間の永遠のテーマでしょうが、40代は立場がより複雑になります。「上司として」もっと良い対応をすればよかったというものや、年下との関係を良好にしたかったと後悔する人がいます。また「会社」「仕事」という枠だけでなく、地域社会とのつながりを持てばよかったと考えている人も大勢います。

金銭的な問題では「副業」を持っておけばよかったというのが切実です。本書では「月7万円くらいの収入」があれば……と紹介されています。

また変化の多い時期だけに「学ぶこと」も増えるのが四〇代ですが、同時に働き盛りで多忙でもあります。「介護のことを学んでおけばよかった」や「教養を深めておけば」「もっと本が読みたかった」と後悔する人が多いようです。

若い世代も、将来の計画に

あさよるは今30代半ばですので、本書『40代を後悔しない50のリスト』に書かれていることは、まさに今から用意をすべき内容です。著者の大塚寿さんも多くの方にインタビューをした経験によって、40代になる直前で意識を大きく変えるようになったそうです。

20代30代は「まだ若い」こともあり、人生はいかようにもできる年齢なのかもしれません。そして40代は、腰を落ち着けて、自分の人生を自分で動かしていく頃合いなのかも。子育て世帯では、自分のことだけでなく、夫婦と子どものことも考え、さらに親の介護も頭を過る頃……これは多忙ですね。

社会の中の稼ぎ頭でもある世代なので、大きな働きができる世代でもあります。今30代の人に、来るべき近未来のための読書としてオススメです。

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『仕事は楽しいかね?』|くだらない失敗が、チャンスを呼ぶ

こんにちは。あさよるです。今日(2018/3/20)は久々に京都の美術館をハシゴして回ろうかと練っていましたが、天気予報が悪いのでやめ。春休みが始まるし、これはもう行かないパターンだなあ。春の京都なんて人が多すぎる。「こうしよう」と思ってても、思い通りにいかないものですねぇ。

今回手に取った『仕事は楽しいかね?』は、悪天候で足止めされた空港からお話が始まります。「こんなこともあるだろう」と分かっていながらも、イライラしちゃうシチュエーションです。そんなとき、たまたま出会った老人が、自分の生き方を変える人物だったら……。これを「ラッキーな物語」だと思う人もいれば「アンラッキーな話」に思う人もいるでしょう。だって、もしかしたら自分にも、主人公と同じように、千載一遇の出会いがあったかもしれないのに「見落としていたかもしれない」と気づいてしまうから……。

本書『仕事は楽しいかね?』は、お話ですから、一度逃したラッキーが、向こうから引き返して戻ってくるところから話は始まりまります。ありえないフィクションです。

老人からの金言集

本書『仕事は楽しいかね?』は、悪天候で足止めされた空港で出会った老人との対話形式で話が進んでゆきます。最初は老人を軽くあしらいますが、のちに彼が発明家・起業家として巨万の富を築いた人物だと知ります。

「あぁあ、名刺も渡さなかったし、そもそも嫌な印象を与えてしまった。」

こんなシーンから始まります。主人公は、目の前に現れたチャンスを、知らなかったとはいえ、棒に振ってしまったのでした。成功者のエッセンスを吸収できたかもしれないのに。

多くの場合は、これでおしまい。後から嘆いたところでチャンスが二度と振り向きません。しかし、これは物語ですから、再び老人は主人公の前に現れます。そして、あろうことか、成功者の金言を主人公の若者に残すのです。

失敗していい

本書『仕事は楽しいかね?』で老人が若者へ告げる金言は「失敗していい」「チャレンジを続けよ」「偶然のアイデアを探しなさい」という、至極当たり前のことを、実例を挙げて根気強く語り掛けます。多くの人は、そんなことわかっていても、実際に実行できずにいるのではないでしょうか。

成功者と呼ばれる人たちは、地道で地味な作業を真面目に繰り返してきただけであることが、本書を読んでいるとよくわかります。そして多くの場合、成功のきっかけは「偶然」で「くだらないきっかけ」だったりします。

コカ・コーラは、風邪薬を風邪もひいていないのに水に溶いて飲んでいる人を見て、マネをしてみた結果「さらに炭酸でシュワーっとすれば美味しいのでは」と思ったことです。あの有名なコカ・コーラのロゴマークは、伝票に商品名を書いた文字をそのまま使いました。ただの偶然の、くだらない思い付きの連続が、現在のコカ・コーラになったのです。

くだらないことの連続。その中に

くだらない、小さな思い付きの中に、偶然の組み合わせでアイデアが生まれます。大事なのは、偶然のアイデアを逃さないこと。それは、たまたま空港で出会った老人を会話をするくらい、偶然にチャンスが訪れます。そして多くの場合、準備不足でチャンスをみすみす逃します。

大事なのは、虎視眈々とチャンスを待ちながら、多くの偶然を生み出すかです。そのためには遊び感覚でどんどんやってみて、どんどん失敗して、どんどん偶然を増やしてゆくのです。いつか、素晴らしいアイデアがやってくるまで。そして、素晴らしいアイデアにふさわしい自分を用意しておかねばなりません。

アイデアは古いアイデアの中にある

この話では、新しく素晴らしいアイデアとは、古いアイデアの偶然の組み合わせの中で生まれるとされています。くだらない、目も当てられないようなアイデアでも、組み合わせ方次第で真新しいものに変身し得るのです。

だから、どんな些細でしょうもないアイデアでも、書き留めておけばよいのです。これが「失敗してもいい」という理由。失敗したアイデアも、後々「使える」瞬間がやってくるかもしれないから。

偶然の組み合わせから新しいアイデアが生まれる、アイデア発想法の定番と言えば『アイデアのヒント』をどうぞ。

チャンスは突拍子もなく現れ去ってゆく

あさよるも昔、みんなが知っている〈有名人〉とたまたま偶然同席したことがあって、その時にショックだったのは「ポートフォリオがないっ!」ということでした(苦笑)。当時あさよるはデザイン生で、ポートフォリオを持ち歩くよう指導されていたし、あさよるも「そんなの当然」と思ってたのです。なのにその時、ポートフォリオを持っていなかったんですね~。帰宅後、急いでポートフォリオを印刷してしばらく持っていましたが、近年長らくサボってますw 本書『仕事は楽しいかね?』を読みながら、上記のエピソードを思い出して、「ああ、ポートフォリオ作らないと(;’∀’)>ボリボリ」と反省しました。

「仕事は楽しいかね?」ってタイトルも沁みますねえ。「がんばってますっ」「この仕事がしたいですっ」って口では言ってるくせに、自分の仕事を紹介するポートフォリオすら持ってないって、そりゃ「ホントに仕事は楽しいの?」と聞きたくなります。本書の主人公も、老人に自己紹介として「そこそこ給料をもらっている」ことと、仕事のグチしか出てきませんでした。

チャンスというのは、ある日突然舞い降りてきます。そして、その瞬間に消えてなくなってしまいます。一瞬のチャンスを常に待ち構えていないと、捕まえることはできないんです。あさよるも経験から知っています。サボってましたが。反省しました(;’∀’)

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『あなたを天才にするスマートノート』|手取り足取りノート術

『あなたを天才にするスマートノート』挿絵イラスト

こんにちは。5行日記を書いている あさよるです。今日の出来事5行と、体温、起床/就寝時間、明日の予定をノートに毎日書きだします。振り返りと明日の段取りをメモすることで、安心して頭の中を空っぽにしてお布団に入れます。この5行日記の習慣はなんとなく10代の頃からあったのですが、岡田斗司夫さんの『あなたを天才にするスマートノート』を読んで、意識し始めた気がします。

また、ノートの見開きの右ページに頭の中にある発想を書く。反対の左ページには、右ページを反映させて、図解や要点のまとめ、面白いことなど、ノートの上で展開してゆきます。この〈スマートノート〉の左ページと右ページを使い分けるやり方も、しばらく実践していました(その内、オリジナルな使い方に変化していってしまいましたが……)

久々に『あなたを天才にするスマートノート』を読み返して、〈スマートノート〉の趣旨を再確認し、本書内で述べられているように「確かに、他のノート術とは違うなあ」と思う。何が違うって、「オモロイ人」になるためのノート術なのだ!

「面白い人」になるためのノート術

そう、本書『あなたを天才にするスマートノート』は、仕事の能率化とか、ライフログとか、体調管理とか、そんなノート術ではないのです。ズバリ!「面白い人」になるためのノート術なのです。ここでは〈面白い人〉が〈天才〉とされています。そして〈天才〉とは、以下のように定義付けられています。

  • 発想力
  • 表現力
  • 論理力

この3つの要素をすべて持っている人=天才

一つでも欠けては「天才」とは呼べません。2つを持っている人は著名人にたくさんいます。しかし、3つとも持っている人は滅多にいない。まさに「天才」です。

そして、「発想力」「表現力」「論理力」を持ち合わせている人物は、それは魅力的な人物に決まっています。魅力あふれる、面白みの溢れる人物に近づくためのツールとしての〈スマートノート〉なのです。

※本書内では〈面白い〉という言葉が「interesting」と「fun」の両方の意味で使われ混在していますが、このブログエントリーでは〈面白い〉を「interesting」の意味で使います。

『あなたを天才にするスマートノート』挿絵イラスト

ネタ帳としてのノート術

本書『あなたを天才にするスマートノート』で推奨されるノートの使い方はさながら「ネタ帳」です。岡田斗司夫さんは本書出版当時は大学で客員教授をなさっておられ、さらにニコ生放送でもご活躍です。毎度、聴衆を惹きつける「ネタ帳」として、ノートが使われています。

自分が「面白い」「気になる」「気がかり」な物事をノートの見開き右側のページに書き出します。一旦、頭の中のモヤモヤをノートに「見える化」し、そしてノートの左側のページで、ノート上で考えを展開してゆくのです。

ノートでネタを繰れ!

ノート上にキャラクターを設定し、キャラに会話させて発想を膨らましてゆく方法も紹介されていて、まるでノートを使って一人でネタを繰っているようです。実際、岡田斗司夫さんは人の前でお話をするお仕事をされているので、岡田さん流の「ネタの繰り方」なのでしょう。これ、師匠から弟子へ伝授される〈秘伝〉的な方法を、公開されてるって解釈でおk?

面白いのは、客観的な情報でさえも、ノートに書きだし、自分流に展開してゆくことです。客観を主体化してゆくと言いますか。自分が師匠に選んだ人のメルマガを〈写経〉したり、気になったことを書き出し、自分流に〈解釈〉してゆく過程がノートの左右のページでパッと見てわかるんですね。

「お金」ではなく「幸せ」を

さて、そもそもどうして 天才=〈面白い人〉を目指すのか。それは「より幸せに生きる」ための活動です。一般的なノート術の本では、仕事の能率化のものが主で、ビジネスに役立て、報酬を上げるような〈実用的な〉ノート術が一般的です。

しかし、本書『あなたを天才にするスマートノート』は、さながら「エンタメのためのノート術」と言っても良いでしょう。お金で換算される価値ではなく、お金を超える「エンタメ」あるいは「コンテンツ」としてのノート術なのです。まさに「オタキングのノート術」って感じです。

オタク的趣味のある方、エンタメ愛好家は、ビジネスのためのノート術が使いにくいなら「オタキングのノート術」を試してみても良いかもしれません。

ノート術得とくまでの7段階

本書『あなたを天才にするスマートノート』は読者に「ノートやメモを取る習慣のない人」を想定しています。ですから、最初からノート術の核心に触れるのではなく、徐々に少しずつ「ノートを取る習慣を身につける訓練」から始まります。これは、岡田斗司夫さんのレコーディングダイエットを流行させた大ヒット作『いつまでもデブと思うなよ』でも、徐々にハードルを上げてゆく方法が踏襲されています。

ノート術を会得するまでのステップは7つに分けられ、以下のような内容です。

  1. 5行日記をつける
  2. 行動採点する
  3. 論理訓練を始める
  4. 他人に見せて話をする
  5. 脳内リンクが生成される
  6. 知識から教養、見識へ
  7. 世に出る

次の見出しで、以上の7段階を簡単に説明します。

スマートノート術を体得する7段階

5行日記をつける

まずは第一段階。大学ノートとボールペンを入手し、「毎日ノートをつける」という習慣付けを行います。難しいことは考えず、今日一日あったことを5つ、ノートに書くだけです。ウソは書きません。で、書いたら忘れましょう。大丈夫、ノートに書いてあるから忘れても平気なのです。

行動採点する

毎日5行日記を書く習慣がついたなら、次のステップへ。5行日記に、0~5点までの点数をつけ採点しましょう。これは「0か100か」の思考から脱却するためです。世の中には、0と100の間のものがたくさんあります。思考停止せず、きちんと自分の尺度で、自分の言葉で評価する能力を身につけましょう。

論理訓練を始める

第3段階から、一気にレベルが上がります。ノートの見開き2ページを丸々使って、ダイナミックに思考する訓練が始まるのです。と、難しいことを考えてもしんどいだけなので、まずは「1日2ページ書く」という認識でOK。ノートの右ページにいつもと同じように5行日記を書くことから始めましょう。すると、あとの余白が気になり始め、ノートの大きさに合わせ思考も大きく広がってゆきます。

ちなみに〈スマートノート〉術では、ノートは用途別に分けずに、1冊のノートにすべての情報を集約します。

他人に見せて話をする

頭の中の考えがノートに「見える化」され、さらにオリジナルな思考が展開するようになったら、いよいよノートに書き連ねた内容を他人に話をして聞かせましょう。ここで、ノートが別の使われ方をします。そう、ノートをホワイトボード代わりに「ノートに書きながら話す」というワザを繰り出しましょう。ノートの中に、他者の存在が入り込んでくるんです。胸熱。

脳内リンクが生成される

この段階まで来ると、同じことを何度もノートに書いたり、何度も同じことを考えたりしており、ある時ふと「わかった」という瞬間が訪れます。これは、何度も思考した結果です。この「分かった!」という快感と共に、考えをノートに数ページにも渡って書きまくってしまいましょう。この時のために、必要なのは「ムダ」なこと……正しく言うと、一見すると「ムダ」に思えることが、思考を重ねるうちに役割を果たすことがあるのです。「ムダ」を大事にしましょう。

知識から教養、見識へ

なんども思考を重ね、なんども人と話し合い、熟考を重ねた先にあるのは、「意見」や「仮説」です。頭の中の知識や考えのリンクが発達してゆくうちに「自分の考え」が生まれ、その結果「意見」を持ったり、「仮説」が立てられるようになります。さらにそこから「教養」を深め「見識」を得るためのノート術に発展してゆきます。

世に出る

そしていよいよ最終段階。自分の考え、自分の意見を持ち、教養を深めたなら、世に出ましょう。隠れていてはもったいない。あなたは既に〈天才〉なのです。

 せっかく「天才」になったんだから、デビューしましょうよ。
誰も知らないところで、1人で「天才」やってていはずないでしょ?

天才の特徴は「強い主体性」です。
それは「この世界に対する責任感」「関わろうとする意志」という意味です。
強い主体性、すなわち「この世のことで自分に関係ないことなんかない」という、途方もない自我は、あなたに告げるはずです。
力は得た。
じゃあ、なにをしようか? と。

お供しますよ。
スマートノートは、いつでもあなたの味方です。

p.245-246

凡人だからできること

本書『あなたを天才にするスマートノート』の序盤で、著者の岡田斗司夫さんがご自身が「凡庸である」ことを悟ったエピソードに触れられます。岡田斗司夫さんは自身が「読書家である」と自負していましたが、大学のSF研究会に参加すると、自分よりすごい人がたくさん集っており、とても勝ち目がないと悟ります。

「自分は優秀ではない」と知ったから、次は「じゃあ、どうやって彼らと渡り合おうか」と考えた結果が「ノートを取る」という手段でした。必死に議事録を取る岡田さんの姿を、周りの人たちはバカにしていましたが、次第と一目置かれるようになります。

優秀な人たちは頭がいいから、ノートを取らなくても忘れません。それ故に話し合いの中で〈目に見える証拠〉がないため〈水掛け論〉になることもあったのです。そんなとき、メモを取っている岡田斗司夫さんの出番です。誰がどんな話をしたか過去の記録が残っているのです。ノートの強みを知ったのです。

岡田斗司夫さんのノート術は「自分が凡庸だ」と悟り、それを打開すべく奮闘した経験から始まります。ですから、本書も、普通の、凡人が、天才になるためのノート術なのです。経緯を知ると、事細かに「ノートを取る習慣付け」から丁寧に解説される理由もわかります。

ムダな思考をいっぱいしよう

本書『あなたを天才にするスマートノート』の趣旨で、あさよるが共感したのは「ムダなこと」を大事にしていることです。

スマートノートの考え方は違います。
もっと「ムダ」を重視している。
効率よく「能力」を伸ばそうとはしていない。

(中略)

私たちの脳は工場ではない。原料である知識や情報を搬入して、常に刺激を与えれば一定のアウトプットが得られる、そんな工場製品ではないからです。(中略)

私たちにできることは「開墾」「日当たりと水はけの配慮」「日々の手入れ」「害虫の駆除」、そして「収穫」だけなのです。

なにかを思いついたり、アイデアや企画が脳内で生まれる。それは「収穫」です。収穫には準備期間として種まきや成長が必要で、急かすこともスケジュールを守らせることもできません。
でも、私たちは「良き農夫」となることができる。収穫物が少しでも大きく素晴らしいものになるためにできることがある。
それがスマートノートなのです。

p.168.172-174

自分の考え、自分の意見を持つって、気長な農作業なのですね。インプットすると定量アウトプットされるような工場製品ではなく、一見するとムダに思えるような作業や時間を使い、豊かな土壌を耕さねばなりません。しかもスケールは「人生」という、えらい壮大なスケール。

「ムダ」が必要というのも、変な話に聞こえますが、「何が必要で、何が不要なのか、やってみないと選別できない」とも言えます。結果的に「あれは役立ったな」「あれは蛇足だったな」と振り返られるだけで、始める前は未来が予見できません。だから、いっぱい、ムダな、いらないことをたくさん考えよう!

ただ「ノートをとる」って作業なのに、なかなか大きな話に行き着きます。もし、学校で板書を写すしか経験がない人がいたら『あなたを天才にするスマートノート』は、ノートの書き方、メモの取り方を、最初の第一歩から教えてくれます。

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『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』|絶対ミスる対策

『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』挿絵イラスト

こんにちは。おっちょこちょいな あさよるです。ケアレスミスから重大なミスまでやらかすので、自分で自分がツライ。『仕事が速いのにミスしない人は何をしてるのか?』の著者・飯野謙次さんは「失敗学会」副会長であられる方で、ぜひ失敗の多い あさよるも勉強したいと本書を手に取りました。

優秀な人は失敗が少ない

まず、優秀な人とは「ミスが少ない人である」と定義します。それは「ミスしない人」と「ミスの多い人」のイメージを見ればわかります。ミスしない人は、

「仕事が速い」「切れ者」「頭がいい」「要領がいい」「信頼できる」……いろいろあると思いますが、そのイメージはいずれも、「仕事ができる」と言い換えられるものだと思います。
反対に、人と比べてミスの多い人には、どのようなイメージを持っていますか?
「だらしない」「頼りない」「うっかり者」「管理能力がない」……。ミスのない人と並べれば、それだけで一段も二段も低く見られかねません。
ミスは、そのものによる物理的な損失やダメージもありますが、それ以上に「あなた=ミスする人」というイメージが、何よりも恐ろしいのです。

p.26

ミスがないことに越したことはありませんが、重要なのがミスが「信頼」に関わっているということです。

そして失敗したとき「以後気をつけます」と言う人はたくさんいますが、具体的にどのように対処するのか考えて行動する人は多くはありません。ミスが多い人が信頼されにくいのも、この辺にあるのかもしれません。ミスの少ない人は、ミスがあったとき、自分の失敗を認め、以後の対策を考えます。

そう、ミスが少ない人もミスするんです。ですから、ミスが多い人と、ミスが少ない人の違いは「ちょっとしたコツ」を実践しているかしかありません。ミスしない人は、ミスしないためにあれこれと、ミスしない仕組みを取り入れています。本書『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』では、「ミスしないコツ」と、その考え方を紹介するものです。

失敗を減らす方法

『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』挿絵イラスト

さて、ミスを減らす方法は、ちょっとしたコツだと紹介しましたが、本書ではほんとに「ちょっとしたこと」ばかり推奨されていますw ミスの少ない人は、すでに実践しているアイデアばかりでしょう。

例えば、チェックリストを使ってミスや漏れを防ぐとき、複数回チェックしたり、他の人がチェックしなおすことは多いでしょう。このとき、チェックリストを上下ひっくり返して、逆の順番にチェックしてゆきます。これで格段にミスが減るそうです。

あるいは、計算するときはプリンタ電卓を使って、打ち込んだ数字を印刷します。チェックするときは、印刷された数字をチェックしなおせばいいのです。

(↑これいいね)

共有データの管理は1か所で、バックアップは複数で。当たり前のことですが、出先でミスるときはデータの管理とバックアップの手を抜いた時なのは身をもって知っています……。

メールのリマインダー機能を使ったり、メールの「未読」と「既読」を使い分けたり、自分にメールを送って「うっかり」を防止することもできます。自分の習慣を利用して、自分自身に支持を出す感じですね。

また、著者の飯野謙次さんは忘れ物が多いからと、持ち物はポケットやウエストポーチに格納して、手ぶらででかけるそうです。どうしても荷物を持つときは、前日に靴の中に入れておきます。靴を履かないと出かけられませんから、絶対に気づきます。……これ、あさよるもよくやります。忘れものが多い人あるある(^^;

「考え方」「やり方」まで変える

ミスしないためのライフハックのような話題から、思考、考え方の話にまで広がっていくのが本書の面白さです。ミスを減らすために、好奇心旺盛になって、新しい技術や知識に貪欲になりましょう。そこで見聞きして得た経験は、ミスしないための手段として役立ちます。メールやスマホも、ただ受け身なまま使うのではなく、「使いこなす」ことで、よりよい相棒になってゆくのです。

仕事が多すぎて頭の中がごちゃごちゃになっているなら、スッキリさせればいい。それは俯瞰してものごとを把握する力や、状況を整理する能力が試されます。

「いつもの業務」だって、ほんとは時間のロスがあるのかもしれないのに「いつも通り」だから見逃しているのかもしれない。そして、そのロスが、将来のミスにつながるのかもしれません。通常業務を見直しましょう。

他人に「勘違いさせない」というのも、ミスを減らすコツです。メールの件名や、話の仕方で、誤解や勘違いされないように、きっちりと相手に伝わっていることを確認しましょう。指示を受ける側のときも、相手の意図を勝手に解釈するだけでなく、口頭で確認しなおしましょう。

ある時は、その道のプロやベテランに「相談する」「仕事を任す」のも重要です。なにもかも自分たちで解決しようとせずに、適材適所で人に「お願いする」のも立派なミスしない人のコツだったりします。反対に、部外者の話に耳を傾けることで、客観的な視点を教わることもあります。

みんなミスしまくっている……?

本書『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』で学べることは、「誰もがミスをする」し「ミスしない人はいない」ということです。あるのは「ミスの多い人」と「ミスの少ない人」しかなく、その差も「ミスしない工夫をしているか否か」しかありません。

大事なのは、「ミスの少ない人」は「ミスしない工夫をしている」ということです。これは、言い方を変えれば「ミスの少ない人は、自分がミスすることを知っている」とも言えます。自分がミスるのを知っているから、先回りしてアレコレと対策を立てているのです。そして、「どんなに念には念を入れて対策をしても思ってもみないミスが起こるだろう」と、悟っているのかもしれません。

あさよるも信じられない大ポカをやらかすタイプなので、自分を一切信頼しておらず「絶対に間違える」「絶対忘れる」「絶対なくす」と確信をして行動をしていますw 方向性は間違ってなかったっぽいですw

意外と、ミスが多い人の方が「自分は失敗しないだろう」と楽観的に捉えてるのかもなぁ。生き方としてそっちの方が羨ましくもあるような……。

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『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』|我慢、苦労は脳にいい?

こんにちは。勉強のはかどらない あさよるです。言い訳として、日々の業務に追われて時間が過ぎてしまいます。現実には、食事(おやつ含む)に時間を取りすぎで、YouTube見る時間が長すぎてタイムオーバーしています。はぁ。優先順位が「YouTube>勉強」になってんのよね。そりゃそうか。

なんとか意識改革をしたいと、脳医学者・瀧靖之さんの『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』を手に取りました(`・ω・´)>

大人の勉強法

本書『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』は、大人に勇気とやる気をくれる脳医学者の本です。もし、「勉強」というものが子どもだけのものだと思っていたり、歳を取れば「成長」できないと思っている人がいるなら、本書を読むべきです。「勉強」は今からできるし、「成長」は死ぬまで続けられるのです。

著者の瀧靖之さんの本は、以前あさよるネットでも紹介しました。こちらは、脳医学者が子育てや子どもの教育を語ったもの。脳には刺激が必要で、その刺激はワクワクや好奇心がそれを促すのです。

好奇心は大人の脳も刺激します。大人の脳も、ふだんから刺激を与えていれば成長し続けます。反対に、動かさなければ錆びてしまいます。「勉強する」っていうと嫌な気持ちになるなら「好奇心を刺激する」ならワクワクしますね。

『「賢い子」に育てる究極のコツ』|脳の成長は〈ワクワク〉!

真面目な、フツーの勉強法!?

本書を読んでいて、だんだんと疑惑が確信に変わってゆきました。

「あれ……これって……ガチなホントの勉強法なんじゃ……(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)」

  • 寝るベシ

まず、学習のために睡眠は必須です。脳は休めないと働かないし、眠ることで記憶が定着しやすくなります。むしろ、「眠りも学習の一部」と考えるべきですね。また、寝ると頭がすっきりするというのも科学的な話し出そうです。眠っているとき脳がキュッと収縮してすき間が出来、そこを脳髄が流れて入れ替わるんだそう。へぇ~。

  • 「しなければ」から「してしまう」に

手の空いた時間にソシャゲをするより、パパっと勉強をする方がいい。そのためには、常にいつでも勉強できるように備えておくのです。メモ帳を常に手元に置いておきましょう。くれぐれもスマホでメモしてはいけません。なぜなら、スマホの画面を開いたら他のアプリも触っちゃうでしょう?

そう、人の脳は「決断」をするのを避けます。だから、決断しなくても「やってしまう」環境づくりをすべきです。一旦開いたアプリを閉じ、スマホを触るのをやめるのは、決断しないといけませんから、大変です。勉強部屋や勉強机をもうけることも、机=勉強=嫌!になってしまうなら不要。むしろ、その辺で気楽にゆるっとやる方がいいのだ。本書ではこんな指南が。

・本棚はリビングに置く
・食卓の端に勉強道具を常備する
・資格試験のテキストは出しっ放しにしておく

p.84

そういやなんか、東大生は子どもの頃、台所のテーブルで勉強をしてたとかなんとか聞いたことある気がする。

  • 小さな積み重ねを続けるベシ

また、生き物は変化を嫌います。だから、ボーっとしてると、ずーっと今のまま。変化は起きません。自分の習慣や生活を変えたいなら、エネルギーを使って「決断」し「変化」をしないといけません。あまりに大きな変化は苦痛だから、日ごろから小さな積み重ねしかないのね……(;^ω^)

  • 脳は疲れる!だから

脳は使うと疲れるので、朝のほうが脳は元気。朝のアタマが冴えている感は、経験として多くの人が感じていることのようです。が、科学的にはよくわからないんだそう。んで、医学生の定番は、寝る前に暗記ものの勉強をすること。こっちはテッパンみたいね。

  • 夢を見るベシ

なにか目標を持って勉強するなら、その先を考えないとモチベーションが続きません。例えば、親が子に「医学部へ入学しなさい」と助言するよりも、「医者はこんなにすごい職業だ」とか「医者になるとこんなことができる」と、医学部へ入学した先の話をしないと、なんのために勉強しているのかわかりません。

確かに、あさよるも英語の勉強したいのですが全く手つかずなのは、「英語を勉強してどうするか」が全くないからなのね。数学の復習もしてるのですが、こっちは「数学復習しなきゃ化学の計算式が微妙だ」と思ってるからで、化学が必要なのは、栄養学を勉強して体調管理につなげたい。そして「メリハリボディが欲しい!」これが数学の問題を解く原動力なのですなw

  • 苦手と不慣れはちゃうで

ちなみに、何ごとも最初は慣れないから上手くいかないものです。でも、「不慣れ」と「苦手」は違います。うまくできない、わからないストレスは、続けている内になくなってゆきます。時間をかけて見極めましょう。

コツコツ頑張りましょう^^

子どもはある程度、他の子と競争することで経験値が上がってゆくようです。しかし、大人は競争するよりも「好きなこと」「得意なこと」にどっぷりとハマることの方が、ずっと学習効率は良いみたい。大人の勉強って「とっておき」でやめられまへんなぁ( *´艸`)

先に、受験生に「医学部へ行け」じゃなく「医者はすごい」という話をすべきだと紹介しました。それは、大人の学習に当てはめると、「私はなぜ勉強をするのか」と突き詰めて考え続けることで、その先に「マジでしたいこと」があるはずです。それを強く意識する。そのために「なんで勉強するの?」の問いをやめてはいけません。

そもそも、好きでやってるんだし、そんな自問自答苦じゃないよね。

で、「予習」をしよう。予め知ってるコトしか頭に入ってこないし、予習しないとメモもろくにとれない。自分の明日のために「予習」しておく、って、なんか充実してる感じよね。

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『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』|小さな夢がかなった物語

こんにちは。どんどん秋が深まっていますがお元気でしょうか。季節の変わり目は眠くて仕方がありません。なんか元気が出るような本を読みたいと『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』を手に取りました。元気の出る本を読みたいけれど、普段小説や物語を読まない人には本書はおススメです。

元気が出る5つの物語

本書『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』は、追い詰められた状況の中、それでも夢を選んだ人たちが、周りの人たちに後押しされ夢をかなえてゆく物語が5篇収録されたビジネス書です。ビジネス書といっても、具体的にビジネスで成功する秘訣が紹介されるわけでなく、あくまで「夢が叶ったお話集」。読んでいるだけで元気が出るようなお話です。

  • 馬車のパレード

乗馬クラブの廃止が決まり、馬車馬だった「ダイちゃん」の引受が決まりません。このままでは殺処分になってしまうと、乗馬クラブスタッフだった八丸さんが財産を投げうち「ダイちゃん」を引き取りました。当初、乗馬ウエディングをしようと試みますが、上手くいかない。起業家セミナーに参加すると、最初は甘い考えにバッシング。しかしそれでも八丸さんは夢を語る熱意に周りの人も心動かされ、ダイちゃんは町おこしの定期運航馬車の馬に任命されました。

八丸さんの夢は「馬車ウエディング」ではなく、「ダイちゃんと働き続けること」でした。夢を忘れずブレなかったから「定期運航馬車」という仕事がやってきたのです。

  • 日本一のパパ

ラーメン店を開業した木村さんは、店の状況が悪く苦境に立たされていました。ある日、帰宅すると子どもがたどたどしく「日本一のパパ」と言うのです。木村さんは心打たれ、翌日スタッフを集め「これから全てを変える」と宣言。「まず変わらないといけないのは自分だ」とも。そうやって、新しいメニューもどんどん増えてゆきました。

子どもが「日本一のパパ」って言うのは、きっとママが子どもにそう言うからでしょう。夢を諦めなかったのは、木村さんの奥様も同じだったのかも。

  • 今日の言葉

山口部長はお客さまから出禁になってしまい、部下たちにも申し訳なくとても落ち込んでいました。しかし誰よりも落ち込んでいるはずの山口部長が「今日の言葉」として人を励ます言葉を発表しました。その様子に部下たちも心打たれ、職場にこれまでにない一体感が生まれ、怒らせてしまったお客様からも、やっとお許しをいただけました。

山口部長が周りの部下たちを動かし、〈みんなで〉仕事をしていると再認識でしたエピソードです。

  • はじめての神輿担ぎ

居酒屋店長を任された加藤さんは、はす向かいの住人に頭を悩ませていました。店前で話をしていると「うるさい」と怒鳴り込んでくるのです。店員と手分けして、その人の家の前の掃除をしたり、誠意を見せ続けていましたが怒りはおさまらず三日に一度は謝りに行かねばなりません。あるとき、そのお宅の壁に神輿の担ぎ手募集の張り紙がしてあるのを見つけ、居酒屋から10人参加しました。結果、町内会から感謝され、来年も参加してほしいと頼まれるほどでした。

この話の面白いのは、怒鳴られてる様子を見て、「お宅のお店、なにか地域でトラブルでも起こしているの?」とお客さまから言われる始末。しかし、町内のお祭りに参加したことで、居酒屋が地域に溶け込んだのです。ということは、怒鳴り込んでくる隣人との関係が、間接的に変化したということですね。

  • 菜の花鉄道

有名実業家の三代目に生まれた香川さんは、地元の単線が存続の危機にあることを案じ、線路沿いに菜の花がずっと咲いていたらきれいだろうと思い立ちます。鉄道会社に連絡し、「花を植えて電車に乗る人が喜んでくれればいい」と申し出ました。鉄道会社には数々意見は寄せられますが「わたしがやる」と申し出たのは香川さんだけでした。香川さん呼びかけに輪が大きくなり、三年後にやっと菜の花が咲きました。

菜の花鉄道には吉岡さんという賛同者がいました。しかし吉岡さんは病気で途中でリタイア。吉岡さんの事業を香川さんが引き続ぐことになりました。香川さんは、菜の花鉄道を実現する夢に邁進するうちに、事業を引き継ぎ、新しいスタートを切ることにもなったのです。

はじまりの思いと、行動が変化してゆく

夢をかなえた人の話が興味深いのは、ハッキリと夢を持っていると、手段や目的が変わってしまっても平気だし、問題にならないということです。例えば「日本一のパパ」になろうと夢を定めた木村さんは、店を頑張っても、店を畳んで転職しても、夢を追う、すなわち「日本一のパパを目指す夢」は変わりません。

また、店員を神輿担ぎを申し出た加藤さんは、意外な形で願いが叶いました。自分たちが地域社会に溶け込むことで、厄介なクーレマーはやりにくくなったでしょう。

スケールが大きいのは「菜の花鉄道」ですね。線路沿いに菜の花を植えるという、なんの儲けも得もなさそうな「夢」ですが、その夢をかなえる道中で多くの人と出会い、出会いの中で新しい事業や仕事も与えられてゆくのです。

夢は〈周りの人〉を動かしてゆく

本書を読んで印書的だったのは、主人公が夢を持って行動し始めると、周りの人の対応や考え方も変化してゆくことです。夢って、周りの人まで変えちゃうパワーがあるの?

そうとも言えるし、自分の認識が変わると、周りの人の声がみんな声援になってしまうとも言えます。「今日の言葉」の山口部長がそうですね。山口部長はお客様に叱られたからこそ、部下たちと向き合い一致団結できるようになったとも言えます。

クレームやヤジでさえもファンファーレになってしまうって、何気に最強。

なんのためのお金?なんのために働くの?

本書の後半には〈人生を変える「夢の力」〉という章があります。そこには、どんなに不遇でも自分のとらえ方が変われば、置かれている環境も変わること。そして「諦めない理由」がある夢は、実現するってこと。「諦めない理由」ってのが大事ですね。先ほどの話だと「日本一のパパになる」は諦めない理由になるうる夢です。

そこまでイメージできない夢は、まだもっともっと突き詰めて考えることができるのかもしれません。

最後に〈夢を持つと変わる、7つのこと〉という項があったので紹介します。

 

  • (1)景色が変わる - 自分の意識が変わると景色が変わって見える
  • (2)苦手な人も必要な人に変わる - 自分が成長しようとすると、苦手な人が有難い人になったりする
  • (3)経営資源が集まる - 夢を持つと必要な知識、技術、人脈などが集まってくる
  • (4)時間が増える - 優先順位が変わり、集中力が高まり、無駄な時間がなくなる
  • (5)勇気が出る - 厳しい状況でも動揺せず前進できる
  • (6)すべての過去が意義あるものになる ― 過去は未来のためにある
  • (7)能力を引き出す - 人は社会に貢献するために働ける生きもの。人間本来の可能性を発揮する

ズラッと眺めているだけでも元気が出ますね(^^)/

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『日本橋高島屋名コンシェルジュに学ぶ人の心を動かす「気遣い力」』|最強のクレーマー対応!?

こんにちは。やっぱ憧れのデパートでは胸が高鳴っちゃう あさよるです。先日はあべのハルカス近鉄本店をフラリと見て回って、心の中まで華やぐよう。で、そのデパートでコンシェルジュサービスがあるそうですが、あさよるは利用したことがありませんでした。サービスの名前はデパートによって違うようですが、このサービスいいなぁと思います。

その、日本橋高島屋でコンシェルジュを長く務める敷田正法さんが、人の心を動かすための〈気遣い〉の極意がまとめられたのが本書です。他者を気遣うとは、相手を慮り、そして対等な人間同士として時に毅然とすることなのかもなぁと思いました。

プロの〈気遣い〉の細やかさ

本書『人の心を動かす「気遣い力」』は、日本橋高島屋のコンシェルジュを務める敷田正法さんによる「気遣い」に関する著書です。

コンシェルジュとは、コトバンクではこのように紹介されています。

ホテルの職域の一つで、宿泊客の様々な相談や要望に応える「よろず承り係」。航空券や観劇のチケットを手配したり、道案内やレストランの紹介をしたりするのはもちろん、時には人探しや物探しなどあらゆる要望を承り、「究極のパーソナルサービス」と言われる。顧客一人ひとりに応じたきめ細かいサービスが注目を集め、今ではホテルのみならず、観光案内所や駅、百貨店、病院など、多くの業界・企業に、コンシェルジュという制度が広がっている。

コンシェルジュ(こんしぇるじゅ)とは – コトバンク

なんでも係みたいな存在なんですね。敷田さんは百貨店のコンシェルジュですから、贈り物や買ったばかりの服のタグを切ったりする業務から、道を尋ねられたり、日本橋高島屋で取り扱っていない商品のご要望なら他の百貨店を紹介することもあるそうです。

しかし、本書ではコンシェルジュの特別な技術が披露されるわけではありません。コンシェルジュの最大のもてなしは、上っ面の接客ではなく、心からの心遣いだと言っているよう。お客さまの目線で、ゆっくりと話をする。人は他人の風貌をよく見ているものですから、頭の先から指先、足先まで清潔に整えています。

「ありません」「知りません」「できません」とは言わず、どこの店にあるとか、きちんと調べて返事をします。そのために日ごろから好奇心をもってあらゆることをリサーチしている必要があります。これは、お客さまの無理難題に従うという意味ではなく、誠実に対応するってことですね。

そう、本書で扱われる〈気遣い〉は、コンシェルジュとして誠実に対応する心得が紹介されているのですが、一方で不可能なことはキッパリと断ることも紹介されています。例えば、小包に手紙を添えたいとお客さまが要望されても、それは郵便法に障るので無理な要望です。お客さまの中には「今回だけ」と言う人がいるそうですが、キッパリと断る。まぁね「今回だけ」で済まないことをは目に見えていますねぇ(;’∀’) あるいは、お客さまの過失で商品が傷ついたなら、きちんと理由をお話して納得してもらうそうです。

コンシェルジュとは、お客さまの言いなりになる仕事ではなく、お客さまを一人の人として対等に扱い、誠実に心遣いをもって丁寧に対応する。人と人との大人な関係性ですね。

〈迷惑なクレーマー〉を遠ざける秘訣?

本書を読んでいて、迷惑なクレーマーは日本橋高島屋と言えどやって来るだろう。どうやって対応しているんだろう?と疑問に思いました。これ、あさよるは上手に読み取れていないのですが(;’∀’)、たぶん、本書内にクレーマー対応についても遠まわしに書かれているのではないのか?と思っています。

まず、本書での〈気遣い〉の心得は、王道なものです。清潔な身だしなみで、目線を合わせてお客さまに接する。ゆっくり聞き取りやすく話、お客さまの要望に誠心誠意対応する。これが、そもそも〈迷惑なクレーマー〉を寄せ付けないバリアになり得ないだろうか?と。他人に絡んで迷惑をかける人って、〈人を選んでいる〉印象があります。強気に出れる人を探していると言いますか。

デパートコンシェルジュは、隙のない装いと立ち振る舞いであることで、迷惑な人を一つ遠ざけ得るのではないかと。そして、先ほども紹介しました〈毅然とした態度〉ってのもポイントです。〈徹頭徹尾一貫して対応を変えない〉ことも、クレーマーからすれば「取り付く島もない」のかもしれません。

一流のコンシェルジュとは、〈お客さま〉への気遣いを忘れず、そしてサラリと〈迷惑なクレーマー〉は遠ざける能力の持ち主なのか……すごいな……。しかし、上手な対応ができることって、迷惑な人は排除できる能力でもあるんだと再認識。

私生活でも心がけたい〈気遣い〉術

本書はジャンルでいうとビジネス書でしょうが、ビジネスだけでなくプライベートな場でも役立つ〈気遣い〉が詰まっています。友人と、恋人と、家族と、親戚と、関わり付き合うのに必要なのは〈気遣い〉です。親しみを持ちつつも相手への敬意を忘れず、真摯に向き合う。時には毅然とした態度も必要です。

身だしなみや目線が人との関係を作るって、プライベートな付き合いでは忘れがちですよね。「親しい中にも礼儀あり」って大事だなぁと思いました。

気遣いの人は気遣いの人とのコミュニティがあるのかな

本書で気になったのは、コンシェルジュ同士のつながりのようなものの存在です。例えば、日本橋高島屋で取り扱っていない商品の問い合わせがあったとき、どこなら手に入るのか探します。このとき他の高島屋はもちろん、他の百貨店にも取り扱い状況を確認するそうです。このとき、コンシェルジュがコンシェルジュに聞くんです。さらに、お客さまがレストランを探しているとき、ホテルのコンシェルジュに問い合わせて、お店を提案するそうです。ここでも、コンシェルジュ同士で情報の共有をしています。

これはコンシェルジュという特別な職業についている人同士だけではなく、同じく〈気遣いができる人〉同士のコミュニティってあるのかも?と思いました。ある時は自分が他の人に情報提供を求めるし、ある時は他の人へ情報提供をします。そういう関係って、自然と存在しているのでは!?

身だしなみや心遣いが変わるだけで、人間関係も変わってゆくのかも!?と思い至り、自分のそれを反省しつつ、「自分も変われるかも」と元気も出ました。

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『仮面社畜のススメ』|自分の人生を取り戻し、人生のために働く

こんにちは。Twitterなんかで社畜ネタを見るたびに、どれがネタでどれがガチなのかわからない あさよるです。むしろ、ガチな社畜はツイートする時間もなくて、Twitterにいないんじゃないかと考えるとゾッとします……(-_-;)

ガチにもネタにも使われる〈社畜〉というインパクト大な言葉ですが、さらに〈仮面社畜〉という、ひと目見たら手に取らざるをえないタイトルの本を見つけました。裏表紙には、本書がどんな人に〈効く〉のかも明記されていました。ふむふむ。

こんな人に役立つ1冊!
●「時間」「お金」の自由を手に入れたい人
●会社を辞めたのに、一歩ふみ出せない人
●必要ない人間関係によって非効率な仕事をしている人
●将来、自分の好きなことを仕事にしたい人
●仕事で圧倒的な結果を出したい人
……など、1つでも当てはまるなら効果があります!

カバー

あさよるは、一つ目の「時間」と「お金」があったらいいのになぁと思ったので、当てはまりましたw

〈仮面社畜〉とは

まず〈仮面社畜〉とはどんな存在をさしているのでしょうか。本書のまえがきにて、こんな記述がありました。

世の中は【利用される人】【利用する人】に分かれます。しかし、悲しいかな、世のほとんどの人が【利用される人】にされてしまうのです。

(中略)

だからこそ、ここで私はあえて言いたい。
「会社を徹底的に利用しろ。社畜のフリをした【仮面社畜】になれ」

(中略)

【利用する人】になれるかどうかは、能力ではなくマインドの問題
なのです。
【利用する人】の視点で物事を見ることができるかどうか
の違いだということです。

p.3-5

つまり、会社に【利用される人】が社畜であり、会社を【利用する】のが仮面社畜だと定義されています。しかし、本書は読み進めてゆくと、著者が〈仮面社畜〉と呼ぶ状態が、見えてきます。仮面社畜は自分の頭で考えて行動します。ですから、時には会社や上司の意向とぶつかることもあるでしょう。ある人からは嫌われることもあります。

また、仮面社畜は自分の人生のために生きています。そして、自分の人生を生きるために、会社を利用しています。ですから、会社に貢献をしようとします。だって、自分の人生がかかっているから。ここが社畜と仮面社畜の違うところに思えました。社畜は、言われるがまま、空気を読んでいるだけ。仮面社畜は、会社の利益に貢献しようとする。

最初、「〈仮面社畜〉って自己利益を追求する自分勝手な人なのね」と思って読んでいたのですが、だんだん〈仮面社畜〉が目指すものが分かってきて、考えを改めました。【働かさせる人】から、【働く人】になるのですね。もう一歩踏み込んで言えば、「社畜」ではなく「働き者」になることなのかもしれません。

人生の主導権を取り返す3つのマインド

本書は、大きく3つに章が分けられています。

  • 「環境」マインド……人間関係を含むあなたを取り巻くもの
  • 「裏ワザ」マインド……仕事に関するスキルをテクニック
  • 「資源」マインド……お金と時間の使い方

それぞれが、〈仮面社畜〉が持っているマインドを紹介するものです。

  • 「環境」マインド……人間関係を含むあなたを取り巻くもの

「環境」マインドは、自分かおかれている環境にどう対応するのかが紹介されいます。上司との関係、部下との関係、同僚とのつきあい。社畜は上司に従順で、部下に偉そうにし、同僚とツルみます。仮面社畜は結果を見ていますから、言うべきことは言葉にするし、無駄な馴れ合いからは距離を置き、そして部下を育てます。他人に依存したり、他人を言い訳に使わないのも特徴です。そして、自分の時間は、自分の意志で使います。

  • 「裏ワザ」マインド……仕事に関するスキルをテクニック

「裏ワザ」とは、仕事のやり方です。仮面社畜はツールを使いこなし、スピード重視で時間を短縮し、会社の近くへ引っ越してきます。自発的に行動し、自分がムダだと判断したことは、削減します。あくまで中心に〈自分〉がいることがよくわかる章でした。

  • 「資源」マインド……お金と時間の使い方

「資源」とは、お金と時間のこと。貴重なお金を、なんとなく人に言われるがまま使っていてはいけません。自分で考えて、自分に必要なお金の使い方をする。また、自分の人生にお金をかけるということは、仕事にお金をかけることですから、それ以外のことで大きく散在しないのも特徴に思いました。そして、絶対に返ってこない「時間」も、自分に必要な使い方をします。休日の使い方は?通勤の使い方は?「やらされている」と「やる」では、時間の過ごし方も変わるのです。

成果の残せる〈仮面社畜〉

当然ですが、他の人と違ったことをすると、周りの人から嫌われます。ですから、人と違ったことをする人は、誰よりも目に見える成果がある人じゃないと、なかなか認めてもらえません。「あの人はいっつも反論するけど、売り上げがいいから……」と、文句を言わさない環境を、自分が作っておかないといけないんですね。

本書『仮面社畜のススメ』でも少し触れられていて、仮面社畜は成果を出さないといけません。

働き方を変え、人生を取り戻すために、抜きん出た存在になるためにも、効率重視、スピード重視なんですね。

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『1秒で「気がきく人」がうまくいく』|「当たり前」を徹底的に習慣に

こんにちは。すっかり夏バテがデフォルトになりつつある あさよるです。今年はバテないよう春先から気をつけてたつもりだったんですけどね。全然、季節に追いつけないのです(-_-;)

こんな、体調が悪いときって、思わず人にキツく当たっちゃったり、相手をイラッとさせる言動しちゃいがちですよね。もちろん、体がツライから仕方ないんですが、人に辛く当たっていると、更に自分も嫌な思いして……って悪循環にハマっちゃう気がします。

こんな時のために、マナーや礼儀作法ってあるのかもしれませんね……頭がボーッとしてても、体が習慣としてマナーある行動をしてくれれば、いくらかラクになれそうです。あさよるはそこまで礼儀を叩きこまれたタイプでもありませんし、今になって「礼儀作法を身につける」大事さを痛感したり。

思い立ったが吉日ということで、あさよるも立ち振る舞いや言葉遣い、礼儀など学んでゆきたいなぁと、本を探しました。『1秒で「気がきく人」がうまくいく』は、Amazonレビューも良さそうで、入門編っぽかったので、手に取ってみました。

気遣いの達人!?ちょっとしたマナー講座

本書『1秒で「気がきく人」がうまくいく』の著者は、元全日空のCAだった方です。やっぱCAさんってマナーや話し方、コミュニケーションが求められる職業なんでしょうか。あさよるネットでもかつて、元CAの方のマナー本を紹介したことがあります。

狭い機内で、他人同士が片寄合って長時間閉じ込められている環境ですから、ギスギスしてしまう場を収めているのだから、CAって大変な仕事だなぁ。

『森下えみこの 私の敬語、正しいと思っていたけれど。』

「当たり前」をデキる人が優秀?『仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン』

突然、気がきく人にはなれない?

本書『1秒で「気がきく人」がうまくいく』を読んでしみじみ思ったのは、人間はある日突然「気がきく人」にはなれないということ。そう、その一瞬の気づかいができる人は、常にずーっと相手を想い、人の視線を忘れていないんです。常に気遣いがでいている人が、ある時に相手がそれを認識するだけじゃないかなぁと。だから、誰も見ていなくても、相手は気づいていなくても、必要なのが気遣いではないかなぁと感じました。

「一秒の気づかい」が人との関係を変える

第一章では、誰も見ていないような、見逃してしまいそうな一瞬の気づかいのお話。

例えば、一流の人はみんな靴までピカピカ磨き上げられているんだとか。普通の人は、足もとなんて誰も見ていないと疎かにしがちだけども、足先まで気づかっている人がいる。「身だしなみ」「人からどう見られているか」の意志の現れですね。

確か、『夢をかなえるゾウ』でも、ガネーシャが靴を磨くように指南しておった。

『夢をかなえるゾウ』を読んだよ

また、人の悪口を言わないってのも、わかってる!わかってるのよ~。だけど、つい愚痴ったり、チクッと言っちゃうんですよね。そして、他人の悪口言ってもあんまり良い気持にならないし、そんで結局のところ自分にプラスに働かないことも知っている。ほんと、一瞬の気のゆるみでポロッと言っちゃうんですよね。これ、自制できるひとは優秀だと言われると、その通りだと思います。

「察する」とか「コミュニケーション」とか、得意な人と苦手な人がいますよね。あさよるは苦手なタイプです。しかし、苦手だからといって疎かにできないことも知っています。むしろ、苦手だからこそ、そのパワーを知っているというか……。本書でもサラリと紹介されていましたから、難しく考えずに、最初は上っ面のマネをするところから始めようかなぁなんて、考えております……><

気づかい・心がけの蓄積が、チャンスを生む

気づかいの積み重ねは、信頼を生み、人から選ばれ、チャンスを生みます。本書は高倉健さんや木村拓哉さんの“神対応”が紹介されていました。挨拶をすると、立ち上がって挨拶をした高倉健さん。始終、テレビの「キムタク」のままだった木村拓哉さんの様子を見ると、誰だってファンになっちゃいますね。

大勢の方はテレビタレントのように、四六時中他人から見られている仕事ではありませんが、それでも「誰かが見ている」のは同じです。親しい人が、仲間が、上司が、お客様が、家族が見ています。自分の行動一つで、彼らをファンにするのか、遠ざけられるのか決まるのです。こんな風に考えると、背筋が伸びますなぁ……。

当たり前ですが、やっぱ基本は「笑顔」です。日本人は笑顔を作るのが苦手な方が多いそうで、本人は笑っているつもりでも相手に伝わっていないこともあります。笑顔の練習はやっておいてソンなし!(あさよるも、笑顔の廉流をかれこれ2年以上続けておりまして、すごく顔が変わった気がします)

『顔グセの法則』を読んだよ

気がきく人の習慣

よく気がきく人は、ある日突然気がきくわけじゃなくって、習慣として気がきくのです。

誰だって感情が昂ることがありますが、一時に感情に流されず冷静になる習慣が必要です。また、ちょっとした気遣い、「靴下を持ち歩く」というのも、ささやかだけれども大きな気遣いですね。靴下は汚れたり蒸れたりしますから、替えを持っておくと安心です。

また、物を大事に扱う様子は、その人の人柄が現れているようですし、案外他人はよく見ている部分でもあります。普段から、他人の目がなくても物を扱う習慣をつけるには、「物を大事に扱う人」になることですねw

また、笑顔の使い分けは重要ですね。コミュニケーションの道具としての「表情」を忘れちゃいかんなぁと思います。

言葉に気をつける

で、当たり前ですが「言葉に気をつける」。当たり前の当たり前ですが、だからこそ出来ていないと目立ちます。

例えば、人がミスしたとき、叱るのも難しいことですが、反省している相手を褒めたり励ましたりするのも難しいことです。しかも、他の人が見ている前だったら、人間関係が入り組んで複雑で難しくなりそうです。

たった一言が相手への印象を変えます。

ニックネームで呼びかけるのも上手な人がいますね。あさよるは、なかなか敬称を変えるのが苦手で、みんな「○○ちゃん」と親しく読んでいても、それに合わせられない……反省しました。勇気をもって、「私も○○ちゃんって呼んでいい?」って聞いてみたら、大丈夫かなぁ。

行動する

最後は、これも当たり前。「行動力」ですね。しかも、闇雲に動くんじゃなくって、しっかりと準備をして、時間をかけて動く。

「やれる、できる、大丈夫!」という気持ちを強く持てば、相当の困難は乗り越えられることがわかった

p.189

この一文で、あさよるは本書を気に入りました^^ あさよるも同じことを思うからです。反対に言えば「ムリ、できない、ダメ」って思ってたら、できることもできません。なにかを為す人って、「やれる、できる、大丈夫」と自分を鼓舞し続けた人だろうと思います。

他人を変えることはできません、だから、自分が変わるしかないし、そして「自分は変われる」。あさよるも苦手意識から本書を読み始めて、中には「こんなこと到底できない」と落ち込んだしもちつつ、本書を読み終えるころには「ちょっとだけやってみよう」と思いました。

当たり前の気遣いを、どこまで徹底的にやれるか

本書『1秒で「気がきく人」がうまくいく』で紹介されている33の気がきく習慣って、一つ一つを見れば「常識」ではあると思うんです。誰もがかつて、親や先生から注意されたり、人から教わってきたことでしょう。

本書で大事なのは、「習慣としてし続けること」「徹底的にやること」だろうと思います。「知ってるけど」「わかってるけど」、「だけどやらない」「やれない」じゃ仕方がない。「こんなすごい人がいますよ」というビックリ人間集ではなくって、「自分もできる・やれる・大丈夫」と、行動をするための一冊です。

ほんの一瞬、咄嗟に「気がきく人」は、普段からそれが当たり前にできる習慣を持っている。ちょっとずつ、一つずつ、やれば変わるかな?

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『五つ星のお付き合い』|「いい人」になるたった一言

こんにちは。『五つ星のお付き合い』って、レストランでのマナー本なのかと思って手に取った あさよるです。読んでみると、コミュニケーション本でした。えーっと思いつつ、読み進めると、なんかコレ、いい本じゃないか~と楽しくなってしまう読書でした。

人と人とのコミュニケーションを円滑にするのは、たった一言の配慮や思いやりなんだなぁ!

一歩、近づくための一つの言葉

本書『五つ星のお付き合い』では、シチュエーション別の「人間関係が円滑になる方法」が紹介されています。たった一言や、たった一つの発言が、人との関係を変えてゆきます。相手を言い負かすでもなく、「ドヤァ」とええこと言うたる訳でもなく、相手を慮り、人間関係を円滑にするための言葉遣いです。

ついつい言葉がキツクなっちゃう人や、意地になって相手を言い負かしちゃったりとか、関係がこじれちゃう人、必読ですよ。はい、それ、あさよるなんですけどね(;´∀`)>

しなやかにサラリと、何気なく口にできれば素敵だろうなぁと思える言葉や気遣いばかりです。

使いかた間違うとヤバイ?

本書、読んでて異議なし!なんですが、ネガティブな点をひねり出して、強いて言えば……使うシチュエーションを誤ると、ややこしくなるのかな?ということ。

例えば、直接指摘したり訂正すると角が立っちゃう場合、他の人に代弁してもらいます。本書では〈ボイスチェンジ〉と紹介されていました。自分が話すと、相手の人が「攻撃された」「否定された」と感じてしまう場合、別の人に変わってもらうんです。が、代弁してもらう相手を間違えれば逆効果にもなるだろうし、そもそも自分の口から伝えてもいい相手かもしれない。見極めが大切ですね。

……って、この程度の「ややこしくなる要素」でして、全体として「ごもっとも」な内容です。

そう、ほんのちょっとの「気遣い」なんです

人間関係を円滑にするもの。それは心にもないおべんちゃらや、お世辞やプレゼント作戦ではない!まぁ、そういうやり方もあるんだろうけど。たった一言、ちょっとした気遣い。その素振りで、人との関係は変わってゆくのです。

例えば、プレゼンや人前で説明等をしたあと「ぼくのスピーチ、どうでしたか?」。この一言!どうしても自分のスピーチの出来は、客観視しにくいもの。他人に「どうでした?」と尋ねることで、なんらかかのリアクションを相手は返してくれます。褒めてくれても有り難いですし、欠点を指摘してくれても有難い。どう転んでも感謝しかない会話です。

話始めは、「エー」とゆっくり言ってもいいというのも、肩の荷が下りるよう。しっかりとお腹の底から声をゆっくりと出す。そして、ゆっくり落ち着いて話し始めます。焦って早口で話すと聞き取りにくいですから、「ゆったり」のための「エー」。心がけます。

初対面の人との対応も、役立ちます。とにかく「共通点」を見つけ出す!学生時代の部活とか、私生活とか、なんでもいいんです。一つでも共通点があれば、お互いに親しみを感じますよね。これは、自分が上手に話すんではなくって、相手の話を「聞くのが上手」である必要があります。相手の話題を聞き出しましょう。

「なにそれ教えて」も、聞き上手フレーズですね。知らないことを隠さずに、むしろ好奇心を持つ。こんなこと言われちゃったら、無口な人でも話してくれます。知ってるふりをやめるだけで、会話も弾むのです。

軽く読めるが、長いお付き合い

『五つ星のお付き合い』は22のお付き合いのコツが紹介されています。

本書を語るとき、まず装丁のこだわりに触れる必要があるでしょう。表紙の紙も高級感があり、タイトルの文字も箔押し!中のデザインも「五つ星」な雰囲気に統一されています。装丁が美しい本って良いですよね~。

そして、軽く読み進められる上に、長く読める内容であるところがgood。扱われている人との関係は普遍的なテーマですから、時間が経っても読むことができるものです。「人間関係を円滑にする」なんて壮大なテーマ、分厚い難しい本になっちゃうようなテーマです。それを最小にコンパクトに収めてあるのも良い所。

普段はあまり読書の習慣がない人も、本をたくさん読む人も、満足できる気遣いがなされていると感じました。

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『20代で伸びる人、沈む人』|将来のリーダーはスタート時点から違う?

こんにちは。リーダシップを持ちたいあさよるです。ピシッと人前でも、デキる感じを醸せたらと願っています。……現実はほど遠いのですが(;’∀’)>

『20代で伸びる人、沈む人』は、リーダシップのカテゴリで話題になっているのを見つけたので、さっそくチェックです。著者の千田琢哉さんの著書は、あさよるネットでも数冊紹介していて、読みやすかったので、今回も期待!

これから伸びる人の特徴

本書『20代で伸びる人、沈む人』では、30代、40代とどんどん伸びてゆく人の特徴が紹介されています。出世レースでは、「後から頑張ろう」はありません。「20代の内はゆっくりしといて、40代になったら頑張ろう」は起こらない。あくまで、40代、50代で活躍している人たちは、若い頃から走り続けていると言います。

考えてみれば「そりゃそうだな」と納得。

あさよるは、ゆっくり30代をやっている方ですがw、ぜひこれから「いっちょやったろか!」という若い方は、一読してもいいんじゃないかな。

言いなり、都合の良い人が良いわけじゃない?

ざっくりと7つの「伸びる人」「沈む人」の特徴が挙げられています。

  • 仕事のしかた
  • 勉強のしかた
  • 上司との付き合いかた
  • 後輩との付き合いかた
  • 同期とのつき合いかた
  • 顧客とのつき合いかた
  • お金の使いかた

一覧してみると、仕事や勉強、お金の話はあるにせよ、やはり「対人関係」に如実に表れてるものなのかもとドキリ。目指しているもの、見ているものが20代の頃から「伸びる人」「沈む人」には違いがあるように感じました。

意外でもあり納得したのは、「従順であること」はあまり意味がなさそうなところ。上司やお客様にもなぁなぁにならず、言うべきことは言う。それで反感を買うこともあるし、だからこそ信頼もされる。ダメなのは、相手に合わせて調子のいいこと言っちゃうタイプなのかもな……反省。

後輩や同期とのつき合いかたも、あさよるにはない要素すぎて冷や汗しか出ない。ウザがられる先輩ではなく、慕われて後輩から追いかけられる先輩になる。同期の中で抜きんでていても、パッとしない同期ともフランクに付き合い続ける。

そして、最後は自分が成功することによって、人は離れていゆく。自分のステージが変わるたびに周りの人間関係まで変化してゆくのです。これは、楽しみな気がしますね。どんな世界へ行けるのか。

客観的データがあるわけではない

あさよるがこれまでに読んだ他の千田琢哉さんの本もそうでしたが、客観的データを示しながらの話題ではありません。特にデータも示されていないので、肌感覚や経験則でのお話なのかと思います。それに説得力を感じるかどうかはあなた次第……という世界でしょうか。

あさよるは結構「経験則」って大事だと思っているので、本書の内容も「そういうもんなんだろう」と思ったのですが、苦手な人は苦手かも。

ちょっとした言葉、行動の積み重ね

ここで語られる「伸びる人」「沈む人」の差は、ほんのちょっとしたこと。上司の陰口を言う/言わないとか、上司を尊敬する/敵視するとか、あたり前っちゃああたり前の数々です。残念な会社に就職しちゃったら残念ですが、そうでないのに勝手に周りを敵視して沈んで行っちゃうのももったいない話。じっくりと今の自分を俯瞰するのにもいいのかな?

あさよるはもう30代ですので、本書は最初っから読者として想定されていないのですが、かつての自分を思い出しつつ読みました。上司を顧客と思い、後輩をファンにさせ、同期とフランクにつきあう自分……そうなれる素地は皆無ではなかっただろうけど、自分はそう“しなかった”なぁ、勿体ないことしたんだなぁと、やや落ち込んだw

中身については目次を見るだけでもイメージできるかと思います。この記事の最後の目次情報を載せますので、ご覧あれ。

元気が出る?げんなりしちゃう?

本書を読んで、元気が出て「明日も頑張ろう!」とガッツが湧いてくる人もいるでしょう。反対に、嫌な気持ちになってゲンナリしてしまう人もいるかも。リアル20代の方なら尚更です。

あさよるは「こういう風に振る舞えばいいんだな!」って勉強になった半面、「自分はガッツリ〈沈む人〉だった……」と衝撃を受け、ちょっと落ち込みました^^

パワーが湧く人、励まされる人、しょんぼりする人、イラッとする人。読む人によって色が変わる本じゃないかと思います。それは面白いことです。

あさよるネットで紹介した千田琢哉さんの本

『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』

『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』|誰だって好きな人と仕事がしたい

『読書をお金に換える技術』

「本なんか読んでも腹の足しにもならない」へのアンサー|『読書をお金に換える技術』

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『LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方』|動物は知っている、生き方を

こんにちは。ペットを飼いたいあさよるです。ネコが飼いたいんですが、あさよる自身がネコアレルギーを持っておりまして、どうしたもんかなぁと悩んでいます。イヌでいいかな?とか、カメなら飼えるかな?と考えつつ……。

そういうわけもあるのかないのか、自然と生きものを扱った書籍にも手が伸びます。ちなみに本書は、動物ネタを扱った本なのに、ビジネス書なんですよね。イイネ!

動物の不思議な生態 マンガ+コラム

本書『LIFE』は、動物園・水族館で我々も見たことのある動物たちの不思議な生態を扱っています。1つの動物につきマンガ家の麻生羽呂さんが5ページのマンガ+生物オタクの篠原かをりさんのコラムが2ページ。マンガ+コラムを1セットに、サクサクと読み進められるのが楽しいのです。

特に、マンガがページ数少ないながらも、その動物を好きになる「キュン」っとしちゃう感じがイイ!

生物オタクと称されている篠原かをりさんは、あさよるは存じ上げなかったのですが著書も多く、テレビにも度々出演なさっている方だそう。またチェックしてみます……。

他者を見ながら、自分を見ている

本書は、動物たちのひたむきな生き方を通して、我々ヒトの生き方を考えるという趣き。

例えばペンギン。ある種のペンギンは氷の上から海へ飛び込むとき、先頭のペンギンが蹴り落される。海の中にシャチがいるかもしれないので、一羽落として確かめてみようというw 何事でも、群れの先頭に立つ者はリスクを伴う。しかし、トップバッターがいるからこそ、群れが守られているのも事実。我々ヒトも、恐れず先陣を切りチャレンジしよう!というもの。

……終始こんな感じでw

あさよるは話のオチとして、ヒトの生き方の話に着陸するのはアリかなと思いますが、さていかが?w他の動物の話って、好きな人は大好きだけど、興味ない人からすれば「で?」って話でw こういうアプローチもアリじゃん?とw

で、面白いのは、全く何もかもが異なる他の生物を観察していても、そこに自らを見いだしてしまうって、面白い話だなぁと思います。確かにあさよるも、「ハダカデバネズミ」の本を読んだ時は、ヒトの話に置き換えずにはおれませんでしたw

みんなよく知った動物たち

ここで取り上げられる動物は、みなさんもよくご存じのものがほとんどでしょう。ペンギン、ライオン、パンダ、ネコ、キリン、ミツバチ、ハダカデバネズミ、ラッコ、パピバラ、ゾウ、リス、イルカ、ウシ、タコ、ラーテル、ナマケモノ、ゴリラ、ダンゴムシ、イヌ、カンガルー。

知ってる!見たことある!だけど、どんな動物なのかあんまり知らない!

例えば、手話を覚えたゴリラに「ゴリラは死ぬとどこにいくの」と尋ねると「苦労のない穴にさようなら」と返したそう。ゾウは幼い頃「自分に鼻がある!」と気づいてしばらくは鼻が気持ち悪くしていて、だんだん大人に鼻遣いを教わってゆくとか、知能が高いのは人間ばかりじゃないんだなぁと思う。

小説『ジュラシック・パーク』の続編『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』では、恐竜たちは現代の地球に蘇ったものの、種として生きるための〈教育〉をする大人がおらず、群れの統率が取れていない様子が描かれていました。動物って、生まれたままだと生きれない親や群れが〈教育〉によってその動物らしく生きれるのですね。

話のネタにどぞ^^

図鑑には載ってない、動物園の案内板にもたぶん載ってない生態が、もっと各動物のことが知りたくなったら、個別の本を探してみて~!

本書は、きっとこういう動物本が好きな方は知っている話が多いんじゃないかと思います。それよりも、普段は動物、生物にあまり興味がないなぁという人が、ビジネス本と間違えて、手に取っちゃえばいいのになぁ!と他人事なので思いましたw

軽い気持ちで読んで、マンガ&コラム楽しんでください。

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『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』|誰だって好きな人と仕事がしたい

こんにちは。仕事も結局は人間関係なのかもしれませんね。若い頃は「実力さえあれば認められる」と信じていましたが、人から慕われたり信頼されるのも実力なのかもな……と思い始めたあさよるです。

ビジネス書をたくさん出版されている千田琢哉さんの書籍はあさよるネットでも紹介しました。今回は『仕事は好かれた分だけ、お金になる』という、タイトルだけで納得してしまうものです。

「本なんか読んでも腹の足しにもならない」へのアンサー|『読書をお金に換える技術』

好きな人と仕事がしたい

『仕事は好かれた分だけ、お金になる』。理屈はわからなくても、「せやな」と納得してしまうタイトルです。

本書では63のシーンを想定し、こんなときこんな行動とってませんか?と一つずつ確認するように進んでゆきます。それは「取引先」「先輩」「上司」「初対面の人」、ビジネスシーンで想定されるシチュエーションばかり。「できてるな」と確認しつつ、「あ、やってない…」と冷や汗を流すことも。言葉遣いや挨拶から、身だしなみや口臭チェック等々、あたり前だけど見落としてしまうような心配り、気配りの数々です。

 あなたの周囲にも“優秀なのに”パッとしない人生を送っている人がいるだろう。
理由は簡単だ。
その人が嫌われているからだ。

(中略)

わざわざ口に出して「あの人が嫌い」と言う人間なんていない。
「できる人」より「好きな人」に仕事は殺到する。
エグゼクティブたちは「できる人」より「好きな人」を出世させようとする。
これが厳然たる事実だ。

p.3

誰だって、好きな人と気持ちよく仕事をしたいものです。ですから、気にいらない、嫌いな相手は遠ざけられます。ただそれだけ。反感を買う人は遠ざけられ、好かれる人に仕事が回ってくる。シンプルな故に説得力ある話。

気配り、思いやり、親切、丁寧

ちょっとした気配りや思いやり、そんなことで人からの評価がかわります。

 

第1章 世間は、あなたのここを見ている

「全員に好かれる必要はない」と口に出して言う人は、全員に嫌われる。成功するほど短所が目立つ。

第2章 お客様はあなたのここを見ている

本物の笑顔か否か、見ればわかる。陰口は顔に出る。自社のルールなんてお客様には関係ない。確かに…。

第3章 初対面の人は、あなたのここを見ている

お辞儀の深さを、背伸びを、別れた後の陰口を、人はよく見ている。初対面だからこそ、印象を気にかけたい。挨拶できない人が増えているなら、これはチャンス。

第4章 上司・先輩は、あなたのここを見ている

嫌いな部下を引き上げる上司はいない。上司・先輩が叱りにくい部下は嫌われる。心の中で馬鹿にしていると、伝わる。イヤイヤ仕事を引き受けていると評価が下がる。

第5章 同僚は、あなたのここを見ている

有能ならばボケ役に徹する。「おかげさまです」「ごめんなさい」が大事。嘘はつかない。目立ちすぎない。

第6章 後輩は、あなたのここを見ている

「下から上は、実態がよく見える」これ、真理っすよね……。偉そぶらず、謙虚で、雑用を進んで引き受ける先輩になろう。

第7章 取引先は、あなたのここを見ている

「来週中」はいつなのか。メールは短く早く、そして少しのねぎらい。メーリングリストに呼び捨てで登録していない?

ざざっと目次を眺めているだけでも、「そういう人いるよねww」を笑ったり、自分を図星されてゾッとしたりいそがしい。千田琢哉さんの書籍は、目次だけでも中身を一覧できて楽しいものが多いですね。

誰でも気持ちよくいたいよね

判断基準って簡単で、自分が相手の立場なら嬉しいか、嬉しくないか。気持ちいいか、気分が悪いか。それだけですし、自分も「コイツ嫌い」って思うこともあるでしょう。

しかし、それを自分に当てはめるのって難しい。

ただ「誰だって気持ちよく仕事がしたい」その願望を叶えられないがために、有能なのに評価されない人がいる。それは惜しい。

ちょっとした気遣い、発見が、ページをパラパラ見ているとあります。

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『勝負哲学』|天才は努力とデータ分析から?岡田武史・羽生善治 対談

こんにちは。日々、負けられない戦いに挑むあさよるです。例えば朝、体重計に乗るとき。人に抜かされないように速足で歩くとき。

基本、負けず嫌いなんですよね。なのに、なんか何をやっても中途半端になっちゃうから自己嫌悪に陥ってしまう悪循環。もっとビシッと、集中して最後までやり遂げる力が欲しい!と切望しています。そして、『勝負哲学』というタイトルの本に出逢った……あさよるはタイトルに魅かれて著者が誰だか確認せぬまま読み始め、おお!あの岡田武史さんと羽生善治さんじゃん!!と数ページ読んでから気づいたのでした。

異色の対談!サッカーと将棋?

勝ち負けの世界で活躍してきた元サッカー選手でサッカー日本代表も務めた岡田武史さん。そして、プロ棋士の羽生善治さん。二人の“勝負師”の対談です。あさよるはサッカーも将棋も未知の世界ですが、それでも気になる内容でした。

将棋とサッカー、接点がなさそうに思えますが、それぞれ36cm×33cmの盤面、100m×70mのピッチという、サイズは違うがフィールドで敵味方に分かれて戦う、という共通点があります。

実はちょっと似ているサッカーと将棋。しかし異なるサッカーと将棋。お二人の対談は、共通項を持ちながら、それぞれの考え方まで広がっていき、面白い対談でした。

〈勘〉をつくるのはデータの分析

まず、勝負には「勘」が必要だって話。岡田武史さんは、大会直前に思い立ってシステムの変更をや選手の入れ替えをした。その感覚は「勘」としか言えない。

羽生善治さんは若い頃、将棋の「定跡」を学んでいたそうですが、プロはみんな定跡が頭に入っているのが当然であることに気づき、その場その場の直感を優先するようになった。これも「勘」ですね。

直感はロジックを超えるものですが、同時に、ロジックによって支えられているものでもあるんです。

p.25

そして、その「勘」や「直感」を引き出すためには、データの蓄積が必要なのです。数々のデータ分析の結果、「勘」「直感」と呼ぶしかない思考が動き始めるんですね。

羽生善治さんが話します。

私にしても公式戦で千五百局以上の将棋を指してきています。そのキャリア、経験の差がプロならではの直観力をもたらしているのではないか。つまり、直感を生み出す神経回路は熟練者といえども天性のものではなく、努力によって発達するものではないか(中略)
ちなみに私の脳の働きですが、他の棋士の方と比べてとくに優れたものではなかったそうです。(中略)この仮説は実践で手を指すときの実際の感覚とも合致するんです。選択は直感的に行われるが、その直感は経験や訓練の厚い層をくぐり抜けてきているという感覚ですね。

p.27

羽生さんが、自分の頭脳は他の棋士と同じで、直感は天性のものではなく努力によって発達すると話しておられます。……羽生さんが天性の天才でなければ、誰が天才なんだという気分になりました。

〈ミス〉は怖い?

ミスをしてしまったときの話も面白かった。勝負を決めるの要因の8割くらいは小さなことの積み重ね。サッカーは試合中に不確定要素が多くミスが多発します。それも織り込み済みで挑むんだと前置きしてから、岡田武史さんは話します。

怖いのは、不用意なミスというか、消極性や惰性から生まれる凡ミスです。「まあ、これくらいでいいだろう」と気をゆるめたり、手抜きプレーから生じるミス。そういうミスは、それがたった一度の、じつにささいなものであっても、全体の流れをガラリと変える大きな傷になってしまうことが多々あるんです。

p.46

積極的にプレーした結果ミスは必ず起こることを前提としてるが、手抜きや気が抜けたときの凡ミスが怖いという話。どんな分野でも当てはまるんじゃないかと思います。羽生善治さんも納得しておられます。しかし、この話の面白かったのは、こんな羽生さんのお話が続いたからです。

ミスというのは連鎖しやすい性質をもっています。それはミスが状況を複雑にしてしまうからです。(中略)すると判断がむずかしくなって、次にもミスが出やすくなるんですよね。それで、ミスがミスを呼ぶことになります。
そのときおもしろいのは、将棋には、後でミスをした方が不利になるという法則があることです。(中略)こっちのミスがより大きな相手のミスを誘引して形勢が一気にひっくり返るんです。
正しい手を指せば必ず勝てるというものではなくて、ミスが「いい結果」の呼び水になることもあるのです。

P.47-48

これは勝負だからこその話かなぁと思いました。相手のミスに引きずられて、自分もミスをしてしまい、それがきっかけで負けてしまう。相手の予測できない攻撃にやられてしまうという。

相手の長所を消しながら自分の強みを出せ

サッカー日本代表は、自分たちよりも格上のチームとも戦います。格下相手ならどんどん押し出せばいい。しかし、自分より強い相手だと、相手の利点を消しながら、自分たちの長所を出す。その両方が必要です。これは時に二律背反を生みます。それでも、やるしかない。

この姿勢は、あさよるもハッとさせられました。

羽生さんは、「自分の形」にこだわらないようにしていると言います。どんどんパワーアップしていく人って、変幻自在なのかもしれません。従来の考えに固執せず、柔軟に臨機応変に対応できる。それが自分の強みなのかな?

集中とは、全体を把握すること

集中力についても。集中っていうと、一つのことに夢中になって周りが見えなくなったり、周りの人が声をかけても気づかないような状態を想像する人もいるかも?

岡田武史さんは言います。

照準や標的の周囲の景色も視野に入れながら集中するんだそうです。つまり、「全体に集中する」、それが大事なんだそうです。

p.75

ピンポイントの事柄のみにピントを合わせるのではなく、まわりの様子も見えている状態が「集中」だということ。羽生さんはそれを〈集中力の濃度を保ったまま、集中範囲を拡張するような感じですね。〉と続けています。

「集中」……達人ならではの話ですね。

〈勝負〉の姿勢。そして美学

あさよるは日頃誰かと〈勝負〉する機会はありません。試合なんて、10代の頃の話だなぁ。しかし広い意味での〈勝負〉ってなら、毎日勝負なのかもしれません。おいしいご飯を食べるためには!とか、○時までに△△を終わらせて映画を見るのだ!とか、勝負と言えば勝負かもしれません。毎日ブログを書こうというのも、自分との勝負かもなぁ。

岡田武史さんや羽生善治さんのような立場で勝負をする方は滅多にいらっしゃらないでしょうが、あさよる的な規模での勝負をしている人はたくさんいます。その〈勝負〉への挑み方、冷静さを保つこと、人を動かすこと、打たれ強くあることなど、勝負に関する考え方が紹介されています。

そして、一番最後に触れられるのは〈美学〉の話。どういう風に勝つかって話ですね。これは、チームで戦う場合にも、共通の美学があるといいのかなぁと思いました。

しかも、〈サッカー日本代表元監督〉と〈棋士〉という、異色の取り合わせ。その二人がお互いに納得したり、共感する〈勝負哲学〉って、気になります。普遍的なものがここにあるのやもしれません。

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