ビジネス・経済

『アイデア大全』|アイデアを生む知識の海へ

こんにちは。毎朝寒さに縮こまっている あさよるです。ページをめくる手も震えてしまうので、元気が出るような本を選んでみました。『アイデア大全』はブロガーの読書猿さんの著書で、見た目も黄色く、中のページも黄色いパワーを感じる本です。イラストや図解もたくさんあって、見てるだけで楽しい。

本を読むって「役に立つ」「勉強になる」よりも、もっとずっと「ワクワクする!」「好奇心刺激される!」って衝動が大事だと思うのですよ。『アイデア大全』はワクワクするし「もっと本が読みたい」と素直に思わされる本でした。

アイデア発想法のすべて

本書『アイデア大全』は、新しい考えを生み出すための発想法が網羅された本です。アイデアが必要なときって「これまでのやり方だとダメ」時ですから、本書はジャンルを超えて教養が深まるような内容になっています。ページをめくっているだけでも、これまでの自分の発想には上らなかった事柄に出会えます。

一つのアイデア発想法につき、アイデアの作り方のレシピ、例、レビューと構成されています。

また、ビジネス書や自己啓発書なんかを読んでいますと、いろんな発想法が紹介されていますが、「ほんまかいな」と眉唾してしまうことがあります。それは、バックボーンがきちんと触れられていなかったり、出典が記されてない故に頼りないんですよね。本書では、きっちりと出典やアイデア法が誕生した経緯も記されており「あの本で読んだアレはコレが元ネタだったんだ」と非常にスッキリする読書でした。

また、アイデアの出し方が分類されているのも、これまで見たことなかったカモ。

  • 自分に尋ねる
  • 偶然を読む
  • 問題を察知する
  • 問題を分析する
  • 課程を疑う
  • 視点を変える
  • 組み合わせる
  • 矛盾から考える
  • アナロジーで考える
  • パラフレーズする
  • 待ち受ける

まずは手に取る辞書的存在

本書『アイデア大全』はアイデア発想法を網羅的に扱ったものですから、一つ一つのアイデアの出し方をもっと知りたいなら、それぞれの専門書へと進みましょう。本書『アイデア大全』って、「もっと知りたい」「もっと読みたい」を刺激する本なんです。エッセンスやフックが散りばめられていているんです。本書を読んでアイデアを練るだけでなく、本書そのものが話のネタや教養・雑学になりうつのも面白い。

アイデア発想法が分類されて並んでいるので、「困ったときは『アイデア大全』」的位置づけでしょうか。kindle版で常にスマホで読める状態にしておくか、紙の本を机に並べておくか……悩ましい。

イラストや図解もたくさんあるし、ユーモアも盛り込まれていて、普段本を読まない人も手に取りやすいんじゃなかろうか。

アイデア史年表が楽しい

巻末に収録されている「アイデア史年表」も楽しい。人類のアイデアの軌跡なのだ。悠久の時の中で今に伝わる「考え方」「発想」ってのはスゴイよね。同じこと思いついた人はもっと後にも先にもいたんだろうけど、「残った」「残した」ってことも。

んで、このアイデア史は、あらゆるジャンルの古今東西の話題が盛り込まれてるんだけど、これだけ自分で調べ上げるのって……このアイデア史年表にあることだけでも、一つずつ「知りたい」のだ。

細かいとこまで好奇心刺激される本でした。

関連本

『パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史』/アダム・ハート=デイヴィス

『哲学用語図鑑』/田中正人

『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』/デビッド・アレン

『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』/渡辺健介

『IDEA HACKS!』/原尻淳一,小山龍介

『夢をかなえるゾウ』/水野敬也

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『はじめての人のための3000円投資生活』|手堅い貯蓄の増やし方

こんにちは。お小遣いを増やしたい あさよるです。自分の書いた過去記事を見返しますと、「お金」に関する本に対してかなり半信半疑で、「投資」なんてもの信用ならないと恐れている節があります。そんな中、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んで、ローリスクで投資できることも知り、「趣味の範囲で遊んでみるのも面白いかも」なんて思い始めました。また「ローンは一日でも早く返済すべき」と思い込んでいましたが、銀行の金利が少ないんだから、焦らなくていい(場合がある)という発想をしたことがありませんでしたが、納得。あさよるこそ「現金信者」だったのだなぁと目からうろこです。

で、本書『はじめての人のための3000円投資生活』は、月々3000円ずつ投資してみない?3000円なら怖くないでしょ?という提案です。投資って、ハイリスクハイリターンとは限らないんです。

ネットで毎月3000円の投資信託を

本書『3000円投資生活』は、ネットで投資信託を毎月3000円分買いましょうというもの。種類がたくさんあるので「バランス型の投資信託」にしましょう。以上解散。

投資信託とは、「投資家から集めたお金(ファンド)を投資のプロであるファンドマネージャーが運用し、その成果に応じて収益を投資家に分配する」というものです。
そして「バランス型の投資信託」とは、日本の株式や債券、外国(先進国から新興国まで)の株式や債券などが、その名の通り、バランスよくパッケージされた商品であり、これを一つ買うだけで、複数の対象に投資することができます。

一口に「バランス型の投資信託」といっても、やはりたくさんの商品がありますが、私が特におすすめしたいのは、

「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)

p.59-60

なんかファンドマネージャーっていう人が、集めたお金を運用して、その成果を配分してくれるらしい。これは自分一人で株価をチェックして運用するより楽だし、たくさんの銘柄を扱うから、大きな損も少ないらしい。イチオシは「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)で、次にオススメが「eMAXIS バランス 8資産均等型」(三菱UFJ国際投信)。

このやり方は大きなリスクもない代わりに、利益も小さい手堅いやり方です。銀行に貯金しても金利も安く増えも減りもしないお金ですが、投資すると少ないながらも増えるという考え方。慣れてきたら、月々の投資金額を増やしても構いません。

お金がたまる体質に?

本書の面白い指摘は、投資を始めることでお金に関心が生まれ、結果的に浪費が減る人がいるということです。先に述べた通り、本書ではローリスクローリターンな投資を勧めていますから、リターン以上にお金を使っているとお金は増えません。まずはやはり「浪費を減らす」「家計を見直す」という、こちらも手堅い手段が必要です。生命保険のプランは適当か。通信料金は高すぎないか?などなど。同著者の『貯金・節約のすすめ』も併せてどうぞ。

また「投資」と呼ばれてるけれども、リターンが期待しにくい投資も紹介されています。例えば、不動産経営は成功する人はかなり少なく、空室が出ると精神的にもつらい。また、外貨預金は恐ろしいモノだそうで、くれぐれもオススメさえれていませんでした。

手堅くいきましょう

本書『3000円投資生活』はあくまで〈初心者のための〉入門書です。投資で利益を上げている人や、スリリングな投資を楽しんでいる人には向きません。なんてったって「手堅くいきましょう」というものだから。

本書は3000円という「お小遣い」「趣味のお金」の範囲内で始められるのも、手堅く初心者向きだと思います。もし失敗しても趣味のお金だし、プラスが出ると儲けもんだし。一応、楽天銀行の口座は作ったんですよ。3000円ならものすごくやってみたい!

今回生まれたソボクなギモンは、仮想通貨の値上がりが話題になっていましたが、仮想通貨を持つのも「外貨預金」になるんでしょうか。ということは、かなりハイリスクな分野ってこと!?

関連本

『心も生活も整理されて輝く!貯金・節約のすすめ』/横山光昭

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』/山崎元,大橋弘祐

『その節約はキケンです――お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか』/風呂内亜矢

『お父さんが教える 13歳からの金融入門』/デヴィッド・ビアンキ

『お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方』/午堂登紀雄

『勝間式 超ロジカル家事』/勝間和代

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』/西原理恵子

 

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『世界で通用する人がいつもやっていること』|能ある鷹になる

中野信子『世界で通用する人がいつもやっていること』イラスト

こんにちは。東大卒で脳科学者の中野信子さんの本が面白くてまた手伸ばしてみました。中野先生はMENSAの会員でもあるそうで、まさに才女。美人でチャーミングで、憧れまっす( *´艸`) ちなみにMENSAとは「人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした非営利団体」by Wikipedia だそうです。

十分に中野先生もすごい人ですが、すごい人が世界のすごい人の特徴を紹介するのが本書です。

すごいすごいといっても、すごい人と普通の人の差って少しで、少しの違いがこんなに成果の差になるのか~と圧巻。あと、我々凡人も、少し変わるだけでも、大きな変化があるのかもと、励まされもしました。

すごい人のすごいトコロ

本書『世界で通用する人がいつもやっていること』の冒頭は、世界のすごい人の特徴が紹介されます。ザックリ見出しをまとめると、

  • 空気は読まない
  • 勝ちを譲る
  • 決まった儀式を行う
  • ニコニコしながら主張する
  • あきらめない
  • 自分の得と相手の得を考える
  • 聞き上手
  • 欠点を受け止める
  • 仕事が楽しそう
  • 嫌いな仕事は他人に振る
  • 褒め上手

最初の「空気を読まない」という言葉を聞くと、協調性を欠いて他人に迷惑をかけることだと思うなら、それは間違いです。周りの雰囲気に流されずに、自分の考えをキッパリと伝えることで、評価を得ている人の話です。苦手なこと、したくないことに時間を使わず、自分のやるべきことに集中します。「嫌いな仕事は他人に振る」も同じですね。イヤない仕事を押し付けるという意味ではなく、自分で苦手を認識して、周りの人に助けてもらいながら仕事をしているのです。

「勝ちを譲る」は、まさに「能ある鷹は爪を隠す」状態のことです。有能な人は、幼い頃から「すごい」「かしこい」と言われ慣れている人が多いから、今さら褒められたいと望んでいない。むしろ、自分の能力を他人に披露しないんだそうです。

また、私利私欲に走らず、かといって捨て身の献身をするわけでもなく、「自分の得と相手の得を考える」、すなわち「ウィンウィン」ってヤツですね。それを実際に話をまとめていくのは、まさに優秀な人ですな。

生まれながらに「すごい」人はいない

「すごい人、優秀な人は、そもそもわたしたちとは違うじゃん」と、イジけながら読み進めていると、きちんとエクスキューズなされていました。

彼らは、「もともとすごい人」ではなかったのです。いい人材を集め、いい友人を惹きつけるために、人の何倍も、何十倍も、心を砕いています。いい人材にとって魅力的な自分であるための努力を、決して怠らないのです。

p.75

生まれながらに有能なわけではなくて、そうなるよう努力をしている……。身につまされます。事実、我々は社会で人と関わって生きていますから、横暴で迷惑な人は、つまはじきにされてしまいます。有能な人ほど、他者との関わりを大切にし、人の心を動かすために苦心しているんですね……。

夢をつかむ!

すごい人は、流れ星を見たらすぐに願いごとができる! どういうことかというと、自分の目標を片時も忘れず、いつも考えているからです。みなさんも、偶然チャンスが舞い込んできたのに、準備が整っていなくて先送りにしちゃったことありませんか。「幸運の女神は後ろ髪がない」なんて言うように、その場で手を伸ばさないと、一瞬でも遅れるともう手が届きません。

だから、いつかやってくる「その時」のための備えこそが大事です。

備えは、栄養管理や、身だしなみまで至ります。「いつでも大丈夫」な状態を作るのですね。

中野信子『世界で通用する人がいつもやっていること』イラスト

すごい人は、すごくなれる環境を作る

自分の非力さ、無能さに軽くめまいがしてしまいそうですが、世界に通用する人は、自分の能力上げるための「環境づくり」に力を入れているようですね。例えば、テスト前のルーチンとか、規則正しい生活とかがその類。

「集中しないと」「勉強しないと」と思い詰めず、「勝手に集中してしまう~」「自動的に勉強モードになる~」という環境を整えるのです。遊び道具やテレビや音楽の流れる机で勉強は難しいので、ガッと集中するしかないスペースを設けましょう。

また、とてもじゃないけど不可能な目標を立てても、そんなの取り組む気になりません。それよりも、身近で今から始める目標を設定し続けましょう。

んで、よく寝る。

脳科学者の中野信子先生ですから、脳の機能として睡眠の重要性と、勉強して寝ると記憶に定着しやすいことが紹介されています。くれぐれも一夜漬けはやめましょう。

「やらないこと」リスト

あさよる的に、今日から実践ようと思ったのは「やらないことリスト」を作るという話です。「やることリスト」を作ってる人は多いでしょうが、時間切れになってしまうこともありますよね。TODOも大事ですが、時間管理には「今日はやらないこと」を明示しておくと、余計な時間が取られなくて済むというワケ。やることに集中するためには、なるべくやることは少なく減らしていく方がいい。そのための「やらないことリスト」。

あと、自分のやったことを記録に残しておくこと。これは、自分の努力を記録することであり、客観的に自分を見るための道具にもなります。そう、世界に通用するすごい人って、自分の長所も短所も客観視できるのです。

「謙虚」というのはすごい人が謙遜するから「謙虚」なのであって、あさよるのような人間が「いやいや……///」「大したことないです」と言っても、それは事実を述べているに過ぎないのだった。

関連本

『正しい恨みの晴らし方』/中野信子

『正しい恨みの晴らし方』|最高の復習は……

『サイコパス』/中野信子

『サイコパス』|冷静で共感しない人たち

『脳内麻薬』/中野信子

『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』|誰もがドーパミン依存!?

『あなたの脳のしつけ方』/中野信子

『あなたの脳のしつけ方』|モテも運も努力も脳次第?

『ウケる技術』/水野敬也,小林昌平,山本周嗣

レベル高すぎ!?笑いのコミュニケーション|『ウケる技術』

『超一流の雑談力』/安田正

『超一流の雑談力』|当たり前だけど難しい「雑談力」!

『GRIT やり抜く力』/アンジェラ・ダックワース

『GRIT やり抜く力』|失敗して挫けても、必ず立ち直る

『最強の働き方』/ムーギー・キム

『最強の働き方』|ホントにすごいヤツはこんなヤツ!

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』/菅原洋平

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』|あとでやろう→できなかった→罪悪感

『休む技術』/西多昌規

『休む技術』|頑張って休もう!?「動の休み」もあるんです

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『成長思考 心の壁を打ち破る7つのアクション』|低い目標を掲げろ!

こんにちは。ひとりぼっちの あさよるです。あさよるは一人行動が好きで、一人の方が気楽なんですが、『成長志向』を読んで、「あ、ホントは仲間がほしいのかも」と気づいてしまった。厳密にいえば、今この瞬間、あさよると同じように頑張ってる「仲間」がいるだろうと予想できるので、それだけでエア励まされるんですけどね。

自分自身が成長するためには、まず「成長しないマインド」から足を洗い、「成長するための環境」を整えます。このときに、共に成長する仲間がいると、脱落しづらくなります。

「成長」しやすい環境を

本書『成長思考』は〈成長しやすい〉環境を整えるための考え方やモチベーションが提示されています。自分が思ったように成長できないのは、成長できる環境ではないからかもしれません。まずは成長環境を整えるところから始めましょう。サクッと読みやすくて、元気が出てくる内容でした。

実践編としては、同著者の『ゼロ秒思考』がオススメです。A4用紙を使い、頭の中にあることを外に書き出し、見える化した思考を、手に取って管理をし、組み合わせてゆくのです。本書もその『ゼロ秒思考』のメソッドが使われているので、併せて読んでください。

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

 成長できないメンタル

成長を阻害する心理的ブロックも紹介されています。これ、読むと大いに納得で、「あ~こんなこと言う人いるなぁ~」と自分のことを棚に上げて思います。それは……

「どうせ自分にはできない」
「前にも失敗した」
「誰も応援してくれない」
「すぐ足を引っ張られる」

これは自信喪失しているように聞こえますが、努力を放棄し、やらない理由を他人のせいにしているようにも聞こえます。誰が何か言うのかもしれないけれども、とことんまでチャレンジするまえに放棄しちゃうのってもったいないね、と語られています。たしかに。

楽しい、自信、好奇心、ポジティブ!

自分を突き動かし、成長を促す原動力はなんでしょうか。もうね、これはプラスの力なんですね。楽しい!自信が持てる!好奇心にかき立てられる!ポジティブ! こんなパワーが溢れている人は、確かにめっちゃなんでもできそう!

あさよるが意外に思ったのは、意欲や目標を持つために「ハードルを下げる」というもの。なんか、張り切ってムリ目な目標を掲げちゃうことってありますが、むしろ最初は低い目標を設定して、それを「達成」し、目標→達成を何度も繰り返すことが重要だそう。そう言われれば、テレビゲームやソシャゲは最初は超弱い敵から始まりますが、夢中になっちゃうもんね。

努力にも方向性があって、アサッテな方向に頑張っても仕方がない。それよりも、自分が努力を続けられる方向に進むのが大事なのかもしれない。そのために必要な原動力は「楽しい」や「好奇心」だったりする。

自信を持って行動できるように、予め準備や予習を怠らないでおきたいっす( ´∀`)b

コンディションと、仲間づくり

努力をするには、とにかく必要なのはコンディション。具合が悪ければできることもできなくなっちゃいます。楽しいことを続けるためのコンディション管理だったら続けられるハズ。

あと、なんといっても仲間づくり。今の環境に仲間がいないなら、サクッと環境を変えちゃってもいい。「成功しやすい環境」に自分自身を誘ってゆくイメージでしょうか。

行動するのは大変だし、変化が連続するのは苦痛に感じるかもしれません。だからこそ、成長は「楽しい」や「好奇心」の先にあるのでしょう。だって、「楽しくなくて退屈で大変で苦痛」って、なんにも魅力ないもんね。

昨日紹介した瀧靖之さんの『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』とも通ずる話が多く、それぞれ「成長」と「勉強法」と違った切り口で楽しめました。

『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』|我慢、苦労は脳にいい?

関連本

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』/赤羽雄二

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

「速さは全てを解決する—『ゼロ秒思考』の仕事術」/赤羽雄二

速さは全てを解決する—『ゼロ秒思考』の仕事術

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『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』|我慢、苦労は脳にいい?

こんにちは。勉強のはかどらない あさよるです。言い訳として、日々の業務に追われて時間が過ぎてしまいます。現実には、食事(おやつ含む)に時間を取りすぎで、YouTube見る時間が長すぎてタイムオーバーしています。はぁ。優先順位が「YouTube>勉強」になってんのよね。そりゃそうか。

なんとか意識改革をしたいと、脳医学者・瀧靖之さんの『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』を手に取りました(`・ω・´)>

大人の勉強法

本書『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』は、大人に勇気とやる気をくれる脳医学者の本です。もし、「勉強」というものが子どもだけのものだと思っていたり、歳を取れば「成長」できないと思っている人がいるなら、本書を読むべきです。「勉強」は今からできるし、「成長」は死ぬまで続けられるのです。

著者の瀧靖之さんの本は、以前あさよるネットでも紹介しました。こちらは、脳医学者が子育てや子どもの教育を語ったもの。脳には刺激が必要で、その刺激はワクワクや好奇心がそれを促すのです。

好奇心は大人の脳も刺激します。大人の脳も、ふだんから刺激を与えていれば成長し続けます。反対に、動かさなければ錆びてしまいます。「勉強する」っていうと嫌な気持ちになるなら「好奇心を刺激する」ならワクワクしますね。

『「賢い子」に育てる究極のコツ』|脳の成長は〈ワクワク〉!

真面目な、フツーの勉強法!?

本書を読んでいて、だんだんと疑惑が確信に変わってゆきました。

「あれ……これって……ガチなホントの勉強法なんじゃ……(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)」

  • 寝るベシ

まず、学習のために睡眠は必須です。脳は休めないと働かないし、眠ることで記憶が定着しやすくなります。むしろ、「眠りも学習の一部」と考えるべきですね。また、寝ると頭がすっきりするというのも科学的な話し出そうです。眠っているとき脳がキュッと収縮してすき間が出来、そこを脳髄が流れて入れ替わるんだそう。へぇ~。

  • 「しなければ」から「してしまう」に

手の空いた時間にソシャゲをするより、パパっと勉強をする方がいい。そのためには、常にいつでも勉強できるように備えておくのです。メモ帳を常に手元に置いておきましょう。くれぐれもスマホでメモしてはいけません。なぜなら、スマホの画面を開いたら他のアプリも触っちゃうでしょう?

そう、人の脳は「決断」をするのを避けます。だから、決断しなくても「やってしまう」環境づくりをすべきです。一旦開いたアプリを閉じ、スマホを触るのをやめるのは、決断しないといけませんから、大変です。勉強部屋や勉強机をもうけることも、机=勉強=嫌!になってしまうなら不要。むしろ、その辺で気楽にゆるっとやる方がいいのだ。本書ではこんな指南が。

・本棚はリビングに置く
・食卓の端に勉強道具を常備する
・資格試験のテキストは出しっ放しにしておく

p.84

そういやなんか、東大生は子どもの頃、台所のテーブルで勉強をしてたとかなんとか聞いたことある気がする。

  • 小さな積み重ねを続けるベシ

また、生き物は変化を嫌います。だから、ボーっとしてると、ずーっと今のまま。変化は起きません。自分の習慣や生活を変えたいなら、エネルギーを使って「決断」し「変化」をしないといけません。あまりに大きな変化は苦痛だから、日ごろから小さな積み重ねしかないのね……(;^ω^)

  • 脳は疲れる!だから

脳は使うと疲れるので、朝のほうが脳は元気。朝のアタマが冴えている感は、経験として多くの人が感じていることのようです。が、科学的にはよくわからないんだそう。んで、医学生の定番は、寝る前に暗記ものの勉強をすること。こっちはテッパンみたいね。

  • 夢を見るベシ

なにか目標を持って勉強するなら、その先を考えないとモチベーションが続きません。例えば、親が子に「医学部へ入学しなさい」と助言するよりも、「医者はこんなにすごい職業だ」とか「医者になるとこんなことができる」と、医学部へ入学した先の話をしないと、なんのために勉強しているのかわかりません。

確かに、あさよるも英語の勉強したいのですが全く手つかずなのは、「英語を勉強してどうするか」が全くないからなのね。数学の復習もしてるのですが、こっちは「数学復習しなきゃ化学の計算式が微妙だ」と思ってるからで、化学が必要なのは、栄養学を勉強して体調管理につなげたい。そして「メリハリボディが欲しい!」これが数学の問題を解く原動力なのですなw

  • 苦手と不慣れはちゃうで

ちなみに、何ごとも最初は慣れないから上手くいかないものです。でも、「不慣れ」と「苦手」は違います。うまくできない、わからないストレスは、続けている内になくなってゆきます。時間をかけて見極めましょう。

コツコツ頑張りましょう^^

子どもはある程度、他の子と競争することで経験値が上がってゆくようです。しかし、大人は競争するよりも「好きなこと」「得意なこと」にどっぷりとハマることの方が、ずっと学習効率は良いみたい。大人の勉強って「とっておき」でやめられまへんなぁ( *´艸`)

先に、受験生に「医学部へ行け」じゃなく「医者はすごい」という話をすべきだと紹介しました。それは、大人の学習に当てはめると、「私はなぜ勉強をするのか」と突き詰めて考え続けることで、その先に「マジでしたいこと」があるはずです。それを強く意識する。そのために「なんで勉強するの?」の問いをやめてはいけません。

そもそも、好きでやってるんだし、そんな自問自答苦じゃないよね。

で、「予習」をしよう。予め知ってるコトしか頭に入ってこないし、予習しないとメモもろくにとれない。自分の明日のために「予習」しておく、って、なんか充実してる感じよね。

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『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』|自分の弱みが強みになる

こんにちは。あさよるです。

本を読む目的って複数あります。まずは、ダイレクトに「知識」を得たいとき。ほかには、好奇心やワクワクドキドキを感じたいとき。困ったときに解決策を探すこともあれば、話題作が気になって手を伸ばすこともあります。

今日紹介する『お金を稼ぐ人は何を学んでいるか』は、「お金を稼ぐ」ことに話題を絞り、頭の中の「モヤモヤ」「引っかかり」を取ってくれるような内容です。そもそも「お金を稼ぐ」って、大事なことなのに大っぴらに話せない感じって未だにありますよね~。だからこそ、読書で「あ、そっか」と気づきがあれば上々!

「決めつけ」と取っ払う

本書を読んでいると、「ああ、あさよるも〈思いこみ〉〈決めつけ〉」をたくさんしてるなぁと再認識し、反省しました。たとえば、著者の稲村徹也さんは高卒で、20歳くらいのころにホームレスの経験をしたり、30歳になる頃には億単位の借金を背負っていたそうで……ここだけ話を聞くと「成功している」ような感じはしないですよね。特にあさよる自身、大学進学に失敗し苦い思いをしたせいなのか、「高卒」という肩書が気になっていて、改めて「あさよるには学歴コンプがあるんだ」と認識しましたorz

コンプレックスがあると、それは「やらない言い訳」に変身します。あさよるの場合だと「学歴がないからアノ仕事はムリ」「どうせダメだ」と、そもそも「やりたい!」って意欲すらなくなってしまいます。実際にはチャンスがあるかもしれないし、なければ「自分で何とかできる」ことかもしれないのに、最初っから「できない」「やらない」なんですよね。自分への「決めつけ」「思いこみ」によって、自分自身の道を閉ざしてしまっています……。

「再就職を考えるならブラック企業が狙い目?」という話も、これだけ聞くととんでもない話に聞こえますw しかも、来年倒産する会社を選べ!と、超カゲキ。学習はやはり「実学」あってこそ。ということで、なんでも、まずこの来年倒産しそうな会社で5年勤められたら、あなたは成功できるw

引用しますw

実地の学びということで、私がセミナーなどで強調しているのは「再就職を考えているならブラック企業を選べ!」ということです。
それも、
「来年には倒産すると噂されている会社に勤めなさい」
とつけ加えます。
この会社が仮に倒産せず、あなたが5年間勤め上げることができたとしたら、あなたは間違いなく「成功」できます。
なぜならブラック企業は、長時間労働に給与未払い、売り上げ低下に大赤字、ついには借金地獄や不渡りもあり、おまけに社内紛争にも出会えるからです。
どれもこれも避けて通りたいマイナス面だらけですが、私にとっては楽しいこと満載の、毎日ワクワクして過ごせる環境です。

p.110-111

レベル高すぎww これは経営者向けの指南ですね。著者自身も、マイナス要素を抱える会社を経営していた経験から、「どうやって切り抜けようか」と知恵を絞っていることが毎日ナチュラルハイ状態だったと回想しておられますw

確かに、これから自分が経営者になる人は、会社経営の「終焉」に立ち会ってみるって、「実学」かもね。

「学ぶ」ことをやめない

本書のタイトルは『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』とあるように、何を「学ぶ」のかが語られています。「学ぶ」といったら、スクールに通ったり、誰かに指南したり、テキストを解くことを想像してしまいがちですが、違います。先ほどの「ブラック企業で学ぶ」もそうですが、自分が「学ぼう」と思えば、どんな環境からでも学べるのです。例え、勤務先が来年には倒産しそうでも、そこから「学ぶ」たくましい人もいるんだなぁ。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」と学びを先送りする必要はなく、今すぐ今の環境から学べるって、これに気づけると強い。著者はホームレス経験で出会った年配のホームレスが、最初のメンター的存在だったと回想しておられます。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」勉強できないって、逆に言えば「時間があって余裕があるとき勉強する」って意味になっちゃいますが、むしろ逆境の中でこそ「学び」があるのかもしれません。そこから抜け出すって、強烈な目標がありますしね(;’∀’)

「人生」のスケールで考える

忙しいと目の前の事柄で頭がいっぱいになってしまいます。しかし「お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか」というならば、「人生をどう生きるのか」というスケールから、目前の問題を考える視点が必要なのかな?と思います。著者の稲村徹也さんも波瀾万丈な半生を送って来られたようですが、諦めたり腐ったりしないのは「人生」って尺度を持ってるからじゃないかしら。

今「欲しい」とか今「したい」って、今の欲求に流されがちですが、人生のスケールで「欲しい」「したい」を考えると、選択が変わり……ますよね?

あさよるも、ずっと今の衝動を抑えられなくて、お金をどんどん使っちゃったり、思いつきで行動して自分自身が疲弊している時期があったんですが、その時って「刹那主義的」で「何にも考えられない」ような心境だったかも。今思うとヤバイ(;’∀’)

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『もっと簡単に暮らせ』|人生を自分で選ぶコツ

こんにちは。早くAIが服を畳んで引き出しに収納してくれる時代が来てほしい あさよるです。気の利いた音楽なんて再生してくれなくていい、部屋を片付けてくれないか……。と、そんな話題と関係あるようなないような『もっと簡単に暮らせ』を読みました。

この本では、今現在現実問題として服を畳まなければならない我々が、暮らしやすく暮らすための極意が収められたものであります。著者のちゃくまさんはブロガーの方で、そちらも熟読いたしましょう。

毎日の、コツ

本書『もっと簡単に暮らせ』は、著者・ちゃくまさんによる暮らしのコツ、考え方のコツが86つまった書籍です。ちゃくまさんはブロガーの方で、日々ブログで暮らしに役立つ記事を投稿なさっています。で、どうやら本書は続編のようで『簡単に暮らせ』という本が先に出版されています。順番に読めばよかった(;’∀’)

また、ちゃくまさんご自身が40代女性で、夫と大学生の息子さんがいらっしゃるそうで、同じ年代の方や、子育てがそろそろ終わる方がより共感できるんじゃないかと思います。

簡単に暮らせ

簡単に暮らせ

  • 作者:ちゃくま
  • 出版社:大和書房
  • 発売日: 2016-06-22

人の目、気にするのやめない?

本書では生活全般、家事、日用品、家計、買い物、生き方、着るもの、片づけを、シンプルにするためのコツが紹介されています。しかし、よくよく読んでいると、これらって「他人との付き合い方」に尽きるんじゃないのかな?と気づきました。

たとえば、家計の話では「見栄を張るのをやめる」「つきあいをやめる」と言及されているし、「あの人がああ言うから」「義母にこう思われるのではないか」などなど、自分以外の人間を判断基準にしちゃっていたら、そりゃ片付くものも片付かないし、お金もどんどん出てっちゃうわなぁ、と。

ちゃくまさんのブログでも、人間関係について言及なさっているエントリーも充実していて、こっちも読みふけっていました。

そういえば、先日読んだ勝間和代さんの『勝間流ロジカル家事』は、トコトン勝間さんのガシェットオタクぶりが追及されている本で面白かったのですが、勝間さんの本には「他人の目」が一切入っていなかったんです。「こんなことしたらあの人はなんて思うだろう」とか「他人に自慢したい」とか、雑念が一切ないんですよねw 清々しい!勝間さんに憧れる女性がいるのもワカルワーとオモタ。

他人の目、気にするべきシチュエーションもありますよ。でも、どうでもいいコトも多い。この、どうでもいい場面で、他人の目を気にして自分の行動を決めるの、やめる……。

自分で選び取ろうよ

不必要に他人の目を気にして、他人の価値観に合わせた行動をやめると、どうなるでしょうか。……自分で考えて、自分で選んで、自分で決断するってことです。それって……上手に出来る人はいいけれども、苦手な人だっているハズです。集団行動が身についている人は、独自路線に進むのは勇気がいるのでは?

本書『もっと簡単に暮らせ』の生活の知恵って、この「他人の価値基準じゃない」「自分で選ぶ」ための手順なのではないでしょうか。

あさよるは、一つ目の項目「バッグに入れる小物は明るい色にする」ですでに「おおお~」と超納得&関心しきり。持ち物を明るい色にしちゃうと、暗いカバンの中で物が探しやすくなるんです。たしかに! んで、あさよるも小物って「自分のセンスの見せどころ」とばかりに「他人の目を気にして」「他人が羨ましがるような」持ち物を選んでいたかも! あさよるも「自分の基準で選ぶ」をやり直します(;’∀’)>

暮らしやすいように暮らす

何やら抽象的な話になってしまいましたが、本書『もっと簡単に暮らせ』は簡単な内容です。「自分の暮らしやすいように暮らす」、以上。おわり。すんごいシンプル。

なのに、簡単なのに、そうそう簡単にできない。どうしていいかわからなかったり、もう諦めている人も多いはず。あるいは感覚がマヒして、不便や不快を認識しなくなってたりして……。

暮らしやすいように暮らしましょう。たぶんそれが「幸せ」に関連する事柄だろうし、きっと「豊かさ」とはそういうことなのだろうと思います。物質的にはすでに恵まれているんですから、あとは「どう生きるか」なのかもしれません。

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『会話もメールも 英語は3語で伝わります』|英語っぽい表現で考える!

こんにちは。英語ができない あさよるです。学校の勉強はあまり苦労しなかったタイプなんですが、英語、これだけは違う。苦手で苦手で……語学が苦手で、国語も嫌いなんですが……。しかし、英語がわからないというのが普通に生活で不便です。こうやってブログ書いたり、ネット使うのも英語がわからないと困りもん。

毎日〈明日することリスト〉に〈英語学習〉と書く日々はやめて、ホントに勉強を再開したい今日この頃でした。『会話もメールも英語は3語で伝わります』は話題になってるっぽかったので、手を伸ばしてみました。

「伝わる」ための英語

まず本書『会話もメールも英語は3語で伝わります』の性格から。本書の著者の中山裕木子さんは工業系、技術系の日英翻訳をされている方で、特許明細書の翻訳をされていました。そこから、工学・技術系の人に英語を指導するために、3語で伝える英文法に行きついたそうです。

「理由と根拠」を大事にしながら、自分自身で英語表現を選択し、「どちらの表現がコミュニケーションをより円滑に進めるか」「どちらの表現が少しでも誤りが起こりにくいか」といったことに焦点を当てる授業を組み立て始めました。

冠詞から構文の選択まで、ノンネイティブとして、自分で根拠と理由づけを持って英語表現を選択する。そんな授業です。その指針としたのは、テクニカルライティングの各種ルール(各種スタイルガイドと呼ばれる欧米での英語のルールや、テクニカルライティングの洋書に記されたルール)です。(中略)

そのようなテクニカルライティングの手法から、最も重要なエッセンスを抜き出したのが、本書で取りあげた「3語の英語」です。

p.226.227

元々専門的な分野から出発し、それを一般化できないかと作られたのが本書です。

また、英語でのコミュニケーションは「相手もnot英語母語話者」である場合を想定すべきです。「ネイティブなら分かってくれる」のではなく、お互いに英語カタコト同士で伝わることが大事ですから、3語の英語は有効かもしれません。

英語らしい表現を覚える

3語で伝えるとは、ややこしい文法を作るのはやめて「SVO」で表現しちゃおうと。それだけなんですが、日本語の文章をそのまま英語のSVOに並べようとすると、やたら文章が長くなったり、いろいろ無理が出てきます。文章が長くなると間違えるリスクも増しますから、なるべく文章は短くしたい。

こんな例文が

「私は京都大学の学生です。言語学専攻です」
ありがちな表現:
I am a student at Kyoto university. My major is linguistics.

(中略)

「3語の英語」で同じ内容を組み立て直してみましょう。
↓↓↓
I study linguistics
at Kyoto university

p.30-31

「英語を勉強する」っていうよりも、言い方を学ぶというのでしょうか。本書でも、小中高の長期にわたる英語学習を経て、更に「3語の英語」で実用していくうちに、伝わる英語を使えるようになるという、かなり長期スパンでの英語学習法です。本書をパッと読んで英語力がどうかなるわけじゃなく、ジワジワっと効いてくる系ですね。

日本人の英語のクセ、すなわちbe動詞を使いたがるとか、漢字の熟語を英語にしようとして難解になるとか、やたら文章を長くしてしまうとか、主語が分かりにくいとか、クセを抜いて、英語っぽい思考を身につけようという内容。

苦手意識が高い人にいいかも

あさよる自身が語学が超苦手なので、得意な人が本書をどう読むのかは知りません(^◇^;)> ただ、英語苦手マンにとっては「3語だけで文章を作れ」というのは、取りつく島ができたような気分です。そう「どっから勉強していいのか分からない」から脱せる気がするのです。

「まずは文法?発音?」なんて悩んでる時間がもったいないので「SVOの3つでいい」と割り切っちゃえば、次はそこに盛り込む中身を勉強すればいいんだ!とスッキリしました。

また、notネイティブ同士の会話が想定されているのも、「使えそう」なところです。というのも、あさよるは街中で人に話しかけられるタイプなので、外国人にもめっちゃ声を掛けられます。道を聞かれたり、電車の乗り換えを聞かれたりね。最近、大阪のなんばや心斎橋は「外国人の方が多いんじゃないか?」って感じですからね~。「お互いに英語がわからん」状況でのコミュニケーションは難易度高いっす!

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『先延ばしは1冊のノートでなくなる』|自分の時間の手に入れ方

こんにちは。ノートばっかり買っている あさよるです。小さい頃からノートを選ぶ時のトキメキがハンパなかった。だからかどうかわかりませんが、ノート術にも目がありません。「ノートの凄い使い方」「おらがノートのこだわり」なんかも大好きです。

本書『先延ばしは1冊のノートでなくなる』はノートを使ってセルフコーチングができるという一冊。自分の時間の使い方や、優先順位がはっきりと見えてきます。

〈行動する〉ための仕向け方

本書『先延ばしは1冊のノートでなくなる』は「いますぐ行動」を促す自己啓発本です。

考えてもみてください、これまで「したいこと」「しないといけないこと」を「今は時間がないから……」「今日はムリ……」とどれだけのことを先延ばしにして、結局手つかずのままでしょうか。もしサッサとやるべきことをやっていれば、自分の身にどれだけの益があったでしょうか。あさよるはね、今頃英語ペラペラになってたハズだと思うんですよ!でも、なにもしてこなかった! 「また今度」はやめにしよう。

今すぐ行動するためのメソッドはたくさんあるでしょうが、本書は簡単。アイテムはノートを一冊使うだけ。しかもやることもシンプル。

1 「ぶっとんだ目標」をつくる
2 10秒でできることをノートに書いて実行する

p.15

以上終わり。本書はこの2つの項目意味と、その理由、そして実践例を紹介するものです。

実行しなきゃ価値がない

こういう本を読んだなら、実際にやってみなきゃ意味がない!ってことで、あさよるも順番にやっていきます。

まず、目標をもつ。このとき〈ぶっとんだ目標〉を思い切って立てちゃいます。過去と現在かから計算して「これくらいなら出来そう」という目標はナシ!思いっきり振り切っていきましょう!楽しく無責任でOK!

あさよるの場合
・英語の読み書きができるようになって、英語でブログを書きたい
・アメリカで住みたい
・作曲して人に聞いてもらいたい

こんな感じw

さらに、この目標によってどんな未来を手に入れるのか。〈目的〉を考えます。

・英語の読み書きができるようになって、英語でブログを書きたい → 世界中の文献、情報に当たりたい
・アメリカで住みたい → 引っ越したい、広い家に住みたい
・作曲して人に聞いてもらいたい  → 自分の描いた絵に音楽をつけたい

なんか、ぶっ飛んだつもりでしたが、こじんまりとまとまってしまっている気もしますw 目標を見つけるための自分への質問も用意されていますから、この通り自問自答すればなんらかの答えが出てきそう。

さらにぶっとび目標を6つに分類します。

1 仕事・社会貢献

・発明して特許をとる
・非営利団体を立ち上げる
・社長になる

など

2 お金・モノ

・ポルシェに乗る
・年収3000万、資産1億円
・乗りたいときに、躊躇せずにタクシーに乗れる

など

3 時間

・週に2回は家族と夕食をとる
・毎日1時間は自分の趣味に没頭する
・毎朝5時に起きて勉強&ランニング

など

4 人間関係

・異業種交流会を主催する
・エーゲ海クルーズに親子一緒に行く
・理想の人と結婚する

など

5 心身の健康

・ピラティスをはじめる
・毎朝15分マインドフルネス瞑想を実践
・二十歳のときの体型&体重になる

など

6 学び・趣味

・フルマラソンに参加する
・将棋で初段に挑戦する
・英検1級をとる

など

p.91

あさよるの場合は、〈6 学び・趣味〉に偏っていますねw 他の5分野でも、ぶっとび目標探していきます。

そして、いよいよノートを使ったメソッドです。

ポイント1 目標が偏りすぎないように6分野に分類する
ポイント2 あなたの価値観の優先順位を確認する
ポイント3 象徴する写真を張るか、絵を描く

目標ページにこれらを書きつけて、見てるわけでワクワクしちゃうページを作りましょう!

毎日のページでは、1ページを4つにわけて書き込みます。

1 昨日1日で、嬉しかったこと・感謝したいこと・よかったこと
2 改めて、どう感じた
3 今日1日、本当はどうしたい?
4 10秒アクション

あさよるも書いてみました↓

『先延ばしは1冊のノートでなくなる』実践中

1と2は昨日のこと。昨日を振り返る。ポイントはいいことだけを振り返っている点ですね。

3は今日どうするか。4は今どうするか。自分のために自分が今やることが明確に見えてきます。

あさよるは今日「散歩したい」と書いて、その10秒アクションとして最初「夕方に買い出しついてに散歩する」って書いてしまったんです。でもこれ10秒アクションになってないと気づいて、「かばんにサイフを入れる」と書き直しました。より今すぐできる行動を意識すると、なるほど今すぐでも散歩に行けそう。

段階的に書きだせる

本書を読みながら実際に手を動かしてみて、段階的に行動しやすい環境へ導かれるよう構成されています。読んだ順番にやってみるのをオススメします。

ノートを使ってセルフコーチングができる仕様になっています。自分で自分に質問をぶつけ、ノートに書き記していく。予想外な回答が出てくることもあるでしょう(あさよるも自分でやってみて驚きましたw)。セルフコーチングってあんまりやってると鬱になりますが、本書のガイドライン内で、ノートに書くという行動を伴っていれば大丈夫なのかな。

あさよる的には、内容は悪くないと思ったのですが、後から内容を振り返る時に分かりにくいかな~。やっぱ読みながら手を伸ばすように出来てるんだと思います。

先延ばしせずにやってみて

『先延ばしは1冊のノートでなくなる』を手に取ったなら、先延ばしせずにノートを用意してやってみてください。自分の今の目標が見えてくるとこんなに楽しいことはありません。ノートも、「とっておき」を用意してみて!

あさよるもノート選びにでかけます(^^)/

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『図解でわかる! マーケティング』|売り手目線から〈買う〉側へ

こんにちは。あさよるです。先日当ブログでブランディングの本を紹介しました。久々に読み返して面白かったので、次はマーケティングの本を手に取りました。

『ブランドらしさのつくり方―五感ブランディングの実践』|体感をともなう体験を

ブランドらしさのつくり方[Kindle版]

ブランドらしさのつくり方[Kindle版]

  • 作者:博報堂ブランドデザイン
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016-06-20

マーケティングってなんだ?

マーケティングの歴史はまだ浅く、半世紀しか経っていません。ですから、マーケティングの法則等、玉石混交なのが現状です。まだ決定版は出ておらず、これから大きな変化が起こるかもしれないと事前に認識しておきましょう。新しい分野だからこそ、経営者やリーダー、マネージャーに求められる素質になっています。

 マーケティングは、セールス、PRの領域をすべて含み、さらに企業活動のすべての領域に当たる上位概念です。
考え方は「お客さまを起点とする」のが特徴で、商品・サービスをお客様に届けるためのすべてを考えるのがマーケティングの領域に当たります。シンプルに「売れる仕組み」と呼ばれることもあります。

p.16

お客様に商品やサービスを「売り場」というのは売り手の感覚ですから、お客様の立場に立って「買い場」と呼称を変えた会社もあるそうです。このちょっとした違いが、マーケティングの考え方です。

 では、実際にマーケティングとは何をすればいいのでしょうか? マーケティング・プロセスの全体像は下記のような流れになります。

①現状のビジネスを整理する
②マーケティングの課題抽出
③リサーチ&市場分析
④商品開発
⑤ブランド構築&マーケティング戦略
⑥発信力(オウンドメディア)
⑦実践計画へ落とし込み

この流れで、会社にとって全体最適になるマーケティングを導入し、定着させることが理想です。

p.24

このように7つのステップを一章ごとに、短く簡単に紹介されています。

イラスト&図解でわかりやすい

本書は一節ごと、見開き2ページにまとめられ、1ページは平易な文章と、もう1ページはイラストや図解と、コンパクトながらも充実しています。

実際に、身近なブランドや商品の例も挙げられているから、読んでて「納得」する場面が多く、マーケティングなんて興味ないなぁという方も、一回読んでみてほしいなぁと思います。読書としても面白いんです。

手元に置いて、辞書のように!

これからマーケティングについて知りたい方や、学生の方にもおすすめです。どんな業界でも必要な知識ですし、まだ歴史の浅い「マーケティング」であると知り“なう”な分野であることに興奮しました。

本書はとても簡単に内容がまとめられていて、マーケティングについて何も知らない あさよるには非常にありがたい本でした。なんとなく取っ付きにくい、利益重視で人間味の内容な分野なのかと勝手に思っていたのですが、意外にも「あくまでお客様目線」という考え方は意外でした。

一章、一節は短く区切られているので、手元に置いておいて、必要な部分だけ拾い読みするのに向いていると思います。今のところ(2017年10月現在)電子書籍化はされていないのがちょっぴり残念。

また、同じ著者の他シリーズもあるようなので、そっちも読みたいです。

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『多動力』|夢中で没頭し続けるエネルギーを

こんにちは。あさよるです。今日読んだ『多動力』は、知人が紹介していたので気になっていました。いつものホリエモン節の本ですが、一貫して同じことを語り続けられるのは、嫌いではありません^^

1時間もかからずサクッと読める本ですので、通勤通学途中や、休憩中になんかにドゾ!

「誰もあなたには興味がない」、だから

「誰もあなたに興味がない」こんな言葉を投げかけられたら、多くの場合は「自分が否定された」と認識します。しかし、本書『多動力』での堀江貴文さんの言葉は違います。「誰もあなたに興味がない」、だから人の目を恐れずにチャレンジせよ。失敗したって誰も気にしていない、だからチャレンジし続けよ。そんな風な、前向きな言葉なんです。

堀江貴文さんは徹底して「電話に出ない」「時間を他人に奪われない」「集中を邪魔させない」ための行動を貫いています。それは、一秒たりとも無駄にしない。すべての時間を夢中に過ごす。そのための行動です。しかし、それは理想的な状態に思えますが、多くの人は「そんなことできない」「うちの会社じゃムリ」「ホリエモンだからできる」と思ってしまいます。だけど堀江さんは読者に語りかけ続けます。まるで「誰でもできる」「やればできる」「やれ」と、繰り返し繰り返し言い聞かせられているようです。

もしかして……過激な言葉で煽っているようでいて、実は「優しい」言葉なのかもな……と思った次第。だって、「夢中になりなさい」「没頭しなさい」「やりたいことをしなさい」なんて、誰も言ってくれないもんな。

子どもの頃のように没頭しよう

無用な しがらみやタスクを排除し、徹底的に時間を生み出します。この生み出した時間を何に使うのか? 本書では「3歳児のように夢中になれ!」と導いています。なにに夢中になるかって? それは自分が没頭することにです。だから恥も外聞もなく、失敗してもそれでもやる。他人の目なんて気にしなくていいから、やってみて飽きればすぐやめてればいい。それを繰り返せばいい。だから思い立ったら即行動します。

誰だって幼い頃はそうでした。自分の好きなことに夢中になり、時間を忘れて没頭する。そうやって遊んでいましたね。堀江さんは、大人も3歳児のように、無邪気に没頭し続けようと呼びかけています。

その時間を生み出すための秘訣が、電話を使わないことだったり、家事の時間を外注したり、他の人に頼めることは頼んでしまう。また、没頭するために、貪欲に学び続け、教養を貪り、アウトプットし続けるエネルギーも必要です。そのために、睡眠と食事のクオリティを維持するのも必要なこと。

「没頭する」。なんのために?なんて野暮なことを考えず、目的もなくのめり込んでもいいじゃない。

なんのために生きてるの?

本書『多動力』を読んで、ふと「自分は何をするために生きてるんだろうか」と考え込んでしまいました。「何のために」「誰のために」ではなく「何をするために」です。「与えられた役割」を果たすことではなく、「自分はなにをするのか」というのは、突き詰めて考えたことがなかったかもしれない。いいえ「考える」という過程を経ている時点で的外れなのかも。「すでに自分は何をしているのか」なのかもしれません。

あさよるも他人に時間を勝手に使われるのは嫌で、電話にはほぼ出ず、書面で手短に頼むタイプなのです。時間が貴重ですから。しかし! 時短して時間を生み出しても、その時間をどう使うのかって、考えたことなかったなぁ~。すでに何かに没頭してるならいいけど、YouTube見てダラッと時間を消費しているだけな気がする……orz

あさよるネットで紹介した堀江貴文さんの本

『好きなことだけで生きていく。』/堀江貴文

『好きなことだけで生きていく。』|動け!発せ!もぎ取れ!

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』/堀江貴文

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』|時間がない、お金がない、のホンネ

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』/堀江貴文

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

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『ブランドらしさのつくり方―五感ブランディングの実践』|体感をともなう体験を

こんにちは。あさよるです。今日読んだ『ブランドらしさのつくりかた』は、あさよるの愛読書で、過去に何度も読み返しているものだったりします。学生時代に教科書として指定されていた本で、当時も繰り返し読んでいました。ブランディングを手を動かしながら考える時、パラパラと読み返します。

図解もたくさんあり、実際にブランディングがなされる過程も細かく紹介されており、読んで楽しい内容でもあります。kindle版も出ているようなので、おすすめです。

五感をともなうデザイン

「人のぬくもり」という言葉があります。例えば「初音ミクの歌は機械的で人のぬくもりがない」とか一昔前だと「ワープロ出力の文書は人のぬくもりがない」だとか。マジレスすると「ボカロを調教してんのは人間だぞ」とか「その文章を書いたのは人間だし、ワープロを作ってるのも人間だ」なんて言いたくなることもあります。

しかし、「人のぬくもり」と言いたくなる状況とはなんだろうと考えると、それは「人の身体をともなう活動がイメージできる/できない」に由来するのではないか。もっと抽象度を上げると美しい/美しいくないなのかもしれません。すなわち、それを「使う人」への配慮や心地よさが設計されているかが「人のぬくもり」なのではないでしょうか。

本書ではコカ・コーラの瓶からロゴマークを消し去っても、それがコカ・コーラと分かると言います。例えその瓶を割ってしまっても、そのガラスのかけらだけでもコカ・コーラの瓶だと判別できます。それは、あの瓶が「コカ・コーラをが飲みやすい」ようにデザインされており、他のコーラや飲料とは一線を画しているようです。あの瓶のフォルムは、見るからに「触感」をイメージさせ、コーラの炭酸が喉を流れていく感覚をイメージさせます。

シャンプーのCMの多くは視覚と触覚、臭覚に訴えかけるものが多いので、泡立ちの気持ちよさを想起させる「音」、すなわち〈聴覚〉を刺激する音を使うことで他のシャンプーとの差別化を測ることができます。人気のカフェやレストランも、五感をうまく使っています。調度品や、絨毯の感触、BGM、香りと五感に訴えかけるのです。

特に嗅覚を用いるデザインは今後もっと広がってゆくでしょう。コンビニが良い例です。コンビニって中に入るとフワッとおでんのにおいがして、「コンビニらしい」と感じます。近年ではコーヒーのにおいもコンビニのにおいになりつつあるのかもしれません。

五感の情報だけで、わたしたちは連想し、イメージします。「バタン」という音だけで「車のドアが閉まった」とわかるんです。記号として五感を使っているのかもしれません。

ブランドとは何か

そもそも「ブランド」とは、牛に押した焼き印の「焦げ(Burned)」という言葉が起源です。「ブランド」の概念は最初、牛、酒、石けんなどに使われていました。高級品やアパレルの世界で「ブランド」という言葉が使われるようになったのは最近だそう。さらに近年では商店街や公共施設・サービス、人間もブランド化されています。

ブランドとは「高級品」だけでなく、人が価値を見いだすものすべてです。

ブランドはよく、脳の中の構造にたとえられる。個人のいろいろな経験が、脳の中で複雑に絡み合って、ある連想のネットワークを構成する。たとえば、「花火」という記憶は、単独で終わるものではなく、夏、夜、きれい、ワクワク、混雑といった他の記憶と絡み合って脳に蓄積されている。この脳内の「記憶の集合体」がブランドなのである。この「記憶の集合体」が大きくてかつほかにない独自のものであればあるほど、そのブランドは強いということができる。

p.40

「京都」がブランドになるのは、「京都」の漢字二文字を見て、多くの人が様々なイメージを連想するからです。

また、ブランドは顧客だけのものではありません。

魅力的なブランドとは、顧客にとっては、「このブランドなら買ってみたい、使ってみたい」と思わせる対象だけではなく、従業員にとっては「このブランドなら誇りを持って働きたい」と思わせる対象であり、株主にとっては、「このブランドなら投資してみたい」と思わせる対象であるべきものである。

(中略)

一言でいえばブランドとはすべての関係者にとっての「記憶の総体」である。

p.42

「ブランド」の記憶

みなさんもブランドにまつわる記憶やイメージがありますか?

あさよるは以前、無印良品で働いていました。入社前からMUJI製品が素敵だと思っていましたが、働き始めるともっとMUJIが好きになりました。こんなに会社から大事に扱われたのが初めてだったからです。スタッフ仲間もみんな明るくて爽やかで、みんなMUJIの大ファンでした。お客様も丁寧できちんとした方が多く、働きやすい職場でした。退職後の今もMUJIは特別なブランドに思えます。そう「特別」なんです。

昔デザイン生だった頃、授業で「資生堂」の広告が紹介され、資料として資生堂が発刊していた『花椿』を熟読しはじめました。憧れのブランドでした。大人になって資生堂のカウンターで化粧品を買うとき、学生時代の瑞々しさや高揚感や若い苛立ちや、あの頃のことを思い出します。また町の資生堂のお店では、お店の人と恋の話をしたり、年配の女性が華やかにお化粧をしている姿に「ええ女やなぁ」とシビレタ。あさよるもあんな女になれるだろうか。背中が曲がって髪が薄くなっても「あの口紅を塗りたい」と思いました。

ブランドのイメージ。ただ製品のクオリティだけでなく、思い入れやイメージや記憶が絡み合って「他とは違う」「特別」になっています。

五感をともなうブランディング

五感に訴えるデザインと、ブランドとは何かを押さえたところで、本書の本題「五感ブランディング」に移ります。

先ほど紹介したシャンプーのCMでは聴覚を欠いているブランドが多かった。だから泡立ちの気持ちよさを想起させる〈音〉が考案されました。あるアジアの航空会社では、乗客に配るおしぼりにアジアを連想させる香りをほのかにつけました。これが好評で、他の航空会社との差別化が成功しました。風鈴の〈音〉を聞くと涼しい感じがするのも、五感を使った好例。

また、キーボードで文字を入力するとき、我々はキーボードを叩きつけています。この感覚が重要で「入力した!」って実感を抱かせています。コンピュータが普及した今、ブラックボックスに囲まれて生きてる我々は指先の「入力した感覚」がとても重要です。

五感を使ったブランディングを見ていくと、まだまだ五感ブランディングは弱いブランドが多いと気づくかもしれません。ウェブサイトのイメージと、お店のエントランスの雰囲気と、店内の様子がチグハグで変な感じなお店とかいっぱいありますよね。

あさよるの雑談ですが、床がペタペタしている系の飲食店はなんとなく避けてしまいます。また、プッチンプリンの蓋の裏についているプリンはご馳走ではありますが、出先では避けてしまいます。だから「プッチンプリンは家で食べるもの」と感じるので、家庭的なイメージがあります。結構、われわれはちょっとした感覚で商品やサービスのイメージを持っていて、それがブランドと合致しているかどうかが大切なのです。

新宿駅の五感ブランディング

本書では実例として、新宿駅の五感ブランディングをしてゆく様子が細かく紹介されます。新宿駅の利用者にアンケートを取り、新宿駅の五感に関わるイメージを暴いてゆきます。そして、新しい新宿駅の五感ブランディングをしてゆくのです。

用いられるのは従来の視覚に頼ったイメージボードだけでなく、手で触れる素材も盛り込まれます。さらに「新宿駅の香り」を新たに作りました。本書の書籍版では、実際に新宿の香りがついた付録がありました(今はないかも)。

視覚に頼りすぎているデザイン

五感ブランディングに触れると、自分がいかに視覚的なイメージ過多なのか気づきました。とくにブログは視覚しか情報がないのが残念ですね。「音楽をつけようか」と一瞬血迷いましたが、本書でバッサリと「トップページで音楽が流れ続けるサイトうざい(意訳)」と書かれていて思いとどまったw

ブログでにおいや触覚、味覚に訴えかけられる方法ってないのかな? 背景をモコモコな素材に変えるとか? においはもっと難しいですね。冒頭に「焼き鳥」とか「カルビ」とか書く? うーん。

話は変わって、あさよるは音楽CDはiPodに入れて、新たに買う分は iTunesで購入するようにしています。増えてしゃーないからね……。んで、昨日久々に音楽CD現物を買いまして「あの封を切る時のウキウキ」を久々に体感しました。「私まだこんな気持ちになれるんだ!」という喜びw iTunesには「あの封を切る時のウキウキ」はないし「タワレコのシャカシャカの黄色い袋ぶら下げて歩く感じ」もないな。

代わりに「お気に入りのiPod touch第四世代を剥き身のまま使い込んでいい感じ」を楽しんでおります。(写り込んでいるのはフナイのエアコン)

博報堂『ブランドらしさのつくりかた』イメージ - iPod touch 第四世代

iPod touchは触覚と聴覚と視覚が刺激されるものね。メタリックな感じが金属のにおいのイメージも想起させるかも。大量生産される工業製品なのに「人のぬくもり」を感じさせるしね。

ちなみに、iPod touch 第5世代も愛用していますが、こちらは第4世代より使いやすいけど、トキメキが少ない。

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『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』|小さな夢がかなった物語

こんにちは。どんどん秋が深まっていますがお元気でしょうか。季節の変わり目は眠くて仕方がありません。なんか元気が出るような本を読みたいと『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』を手に取りました。元気の出る本を読みたいけれど、普段小説や物語を読まない人には本書はおススメです。

元気が出る5つの物語

本書『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』は、追い詰められた状況の中、それでも夢を選んだ人たちが、周りの人たちに後押しされ夢をかなえてゆく物語が5篇収録されたビジネス書です。ビジネス書といっても、具体的にビジネスで成功する秘訣が紹介されるわけでなく、あくまで「夢が叶ったお話集」。読んでいるだけで元気が出るようなお話です。

  • 馬車のパレード

乗馬クラブの廃止が決まり、馬車馬だった「ダイちゃん」の引受が決まりません。このままでは殺処分になってしまうと、乗馬クラブスタッフだった八丸さんが財産を投げうち「ダイちゃん」を引き取りました。当初、乗馬ウエディングをしようと試みますが、上手くいかない。起業家セミナーに参加すると、最初は甘い考えにバッシング。しかしそれでも八丸さんは夢を語る熱意に周りの人も心動かされ、ダイちゃんは町おこしの定期運航馬車の馬に任命されました。

八丸さんの夢は「馬車ウエディング」ではなく、「ダイちゃんと働き続けること」でした。夢を忘れずブレなかったから「定期運航馬車」という仕事がやってきたのです。

  • 日本一のパパ

ラーメン店を開業した木村さんは、店の状況が悪く苦境に立たされていました。ある日、帰宅すると子どもがたどたどしく「日本一のパパ」と言うのです。木村さんは心打たれ、翌日スタッフを集め「これから全てを変える」と宣言。「まず変わらないといけないのは自分だ」とも。そうやって、新しいメニューもどんどん増えてゆきました。

子どもが「日本一のパパ」って言うのは、きっとママが子どもにそう言うからでしょう。夢を諦めなかったのは、木村さんの奥様も同じだったのかも。

  • 今日の言葉

山口部長はお客さまから出禁になってしまい、部下たちにも申し訳なくとても落ち込んでいました。しかし誰よりも落ち込んでいるはずの山口部長が「今日の言葉」として人を励ます言葉を発表しました。その様子に部下たちも心打たれ、職場にこれまでにない一体感が生まれ、怒らせてしまったお客様からも、やっとお許しをいただけました。

山口部長が周りの部下たちを動かし、〈みんなで〉仕事をしていると再認識でしたエピソードです。

  • はじめての神輿担ぎ

居酒屋店長を任された加藤さんは、はす向かいの住人に頭を悩ませていました。店前で話をしていると「うるさい」と怒鳴り込んでくるのです。店員と手分けして、その人の家の前の掃除をしたり、誠意を見せ続けていましたが怒りはおさまらず三日に一度は謝りに行かねばなりません。あるとき、そのお宅の壁に神輿の担ぎ手募集の張り紙がしてあるのを見つけ、居酒屋から10人参加しました。結果、町内会から感謝され、来年も参加してほしいと頼まれるほどでした。

この話の面白いのは、怒鳴られてる様子を見て、「お宅のお店、なにか地域でトラブルでも起こしているの?」とお客さまから言われる始末。しかし、町内のお祭りに参加したことで、居酒屋が地域に溶け込んだのです。ということは、怒鳴り込んでくる隣人との関係が、間接的に変化したということですね。

  • 菜の花鉄道

有名実業家の三代目に生まれた香川さんは、地元の単線が存続の危機にあることを案じ、線路沿いに菜の花がずっと咲いていたらきれいだろうと思い立ちます。鉄道会社に連絡し、「花を植えて電車に乗る人が喜んでくれればいい」と申し出ました。鉄道会社には数々意見は寄せられますが「わたしがやる」と申し出たのは香川さんだけでした。香川さん呼びかけに輪が大きくなり、三年後にやっと菜の花が咲きました。

菜の花鉄道には吉岡さんという賛同者がいました。しかし吉岡さんは病気で途中でリタイア。吉岡さんの事業を香川さんが引き続ぐことになりました。香川さんは、菜の花鉄道を実現する夢に邁進するうちに、事業を引き継ぎ、新しいスタートを切ることにもなったのです。

はじまりの思いと、行動が変化してゆく

夢をかなえた人の話が興味深いのは、ハッキリと夢を持っていると、手段や目的が変わってしまっても平気だし、問題にならないということです。例えば「日本一のパパ」になろうと夢を定めた木村さんは、店を頑張っても、店を畳んで転職しても、夢を追う、すなわち「日本一のパパを目指す夢」は変わりません。

また、店員を神輿担ぎを申し出た加藤さんは、意外な形で願いが叶いました。自分たちが地域社会に溶け込むことで、厄介なクーレマーはやりにくくなったでしょう。

スケールが大きいのは「菜の花鉄道」ですね。線路沿いに菜の花を植えるという、なんの儲けも得もなさそうな「夢」ですが、その夢をかなえる道中で多くの人と出会い、出会いの中で新しい事業や仕事も与えられてゆくのです。

夢は〈周りの人〉を動かしてゆく

本書を読んで印書的だったのは、主人公が夢を持って行動し始めると、周りの人の対応や考え方も変化してゆくことです。夢って、周りの人まで変えちゃうパワーがあるの?

そうとも言えるし、自分の認識が変わると、周りの人の声がみんな声援になってしまうとも言えます。「今日の言葉」の山口部長がそうですね。山口部長はお客様に叱られたからこそ、部下たちと向き合い一致団結できるようになったとも言えます。

クレームやヤジでさえもファンファーレになってしまうって、何気に最強。

なんのためのお金?なんのために働くの?

本書の後半には〈人生を変える「夢の力」〉という章があります。そこには、どんなに不遇でも自分のとらえ方が変われば、置かれている環境も変わること。そして「諦めない理由」がある夢は、実現するってこと。「諦めない理由」ってのが大事ですね。先ほどの話だと「日本一のパパになる」は諦めない理由になるうる夢です。

そこまでイメージできない夢は、まだもっともっと突き詰めて考えることができるのかもしれません。

最後に〈夢を持つと変わる、7つのこと〉という項があったので紹介します。

 

  • (1)景色が変わる - 自分の意識が変わると景色が変わって見える
  • (2)苦手な人も必要な人に変わる - 自分が成長しようとすると、苦手な人が有難い人になったりする
  • (3)経営資源が集まる - 夢を持つと必要な知識、技術、人脈などが集まってくる
  • (4)時間が増える - 優先順位が変わり、集中力が高まり、無駄な時間がなくなる
  • (5)勇気が出る - 厳しい状況でも動揺せず前進できる
  • (6)すべての過去が意義あるものになる ― 過去は未来のためにある
  • (7)能力を引き出す - 人は社会に貢献するために働ける生きもの。人間本来の可能性を発揮する

ズラッと眺めているだけでも元気が出ますね(^^)/

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『「数字で考える」が簡単にできるようになる本』|データと論理を扱おう

こんにちは。細々と数学の勉強をしている あさよるです。今回、数学の本だと思って手の取ったのがコチラ『「数字で考える」が簡単にできるようになる本』でした。まず本書、数学の本ではありませんでしたw 「データを扱って論理的思考をしよう」というものです。ああでもしかし、あさよるも論理的に論述できるようになりたくて数学の復習をはじめたので(中高の数学の復習デス)、ある意味で本書は学校で習った論理、論述を、社会の中で使うための本ですね。

論理思考を身につける

本書『「数字で考える」が簡単にできるようになる本』は、論理的にものごとを考えるための指南書です。そのために、客観的なデータを扱えるようになりましょう。

また、総当たり的に考えるのではなく、仮説を立て、仮説から検証できる力が必要です。総当たりではいくら時間があっても足りませんからね。そのとき、仮説は立てますが、思い込みにハマり込んだり、またデータを持論の都合のいいように読み解いてしまわないよう、訓練が必要です。

上司と部下の間で考えが食い違ってしまうと、お互いに「相手が分かってない」と思ってしまいがちですが、見えている範囲が違うため、違った結論になっていることも多いとか。目に見える数字を見ながら話せるようになると良いですね。

「数字」苦手!って反応しちゃう人に

本書『「数字で考える」が簡単にできるようになる本』では、数字の扱い方を学びますが、難しい数式とか出てこないので大丈夫!w ただ、グラフはたくさん紹介されているのですが、これもきちんと解説なされているので恐れなくても大丈夫でしょう。イラストやパッと見て分かる資料です。

ただし、今は数字が苦手でも、これから数字やグラフを実践で扱えるようになりましょうという本ですので、じゃかじゃか登場するグラフには驚かないようにw

数字の見方、グラフの見方

そう、本書は数字やグラフの見方、扱い方がたくさん紹介されています。例えばパッと見て相関関係がありそうに思えてしまうグラフも、実は全然関係なかったりします。人は自分の都合の良いようにデータを見てしまう習性があるらしいので、人のクセや習性を知ることが、データを扱えることなんですね。

また、情報がないときは〈推論〉をして、仮説を立てます。推論するためにも、やはり自分の手持ちのデータや知識が必要なのです。

客観的なデータをもとに、資料の作り方まで網羅されているので、これからデータの理解をしたいと考えている新人や学生の方におすすめです。平易な文章で読みやすく構成されているので、肩ひじ張らずに読んでみて下さいw

あさよるネットで紹介した関連本

『地頭力を鍛える』/細谷功

『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』

『仮説思考』/内田和成

『仮説思考』|行動が結果を、結果が経験を

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『チーズはどこへ消えた?』|冒険を楽しめ!パッと読んで燃える!

こんにちは。チーズを食べたいあさよるです。まさかそんな理由でこの本を選ぶなんて……というのは、結構ホントです。本書『チーズはどこへ消えた?』は1998年にアメリカで出版され大ベストセラーに。日本では2000年に訳書が出版されこちらもベストセラーになりました。あさよるも出版当時、本書を読まされた記憶がありますw

その時はイマイチ何が言いたいのか分からず、どう読んでいいのかさえピンとこず、持て余してしまったのを覚えています。今読むと、コンパクトでサクッと一気に読み切ることができ、メラメラッと力が湧いてくるよくできた本だなぁなんて思いました。ちょっと気分転換したいとき、パーッと発散したいときなんかにどうぞ。

小人とネズミの迷路でのお話

あらすじ

『チーズはどこへ消えた?』はこんなお話です。

ある日のシカゴに、かつてのクラスメイトが集まりました。それぞれ違った進路を歩んでいますが、それぞれが思いがけない変化に直面し、どう対処しようかと案じていました。中の一人が言います。

「ちょっと面白い物語を聞いて、すべてが変わったんだ」(p.14)

それは、ネズミのスニッフとカリーと、小人のヘムとホーの物語でした。

2匹と2人の物語

2匹と2人は迷路の中に住んでいます。迷路のところどころには様々なチーズが隠されています。彼らはチーズを見つけるべく、迷路内を散策し、チーズルームにたどり着きました。しかし、しばらくするとチーズを食べつくしてしまいます。ネズミたちは再び迷路へ飛び出しました。しかし小人たちは、チーズはどこへ消えた?と話し合い、しばらくそのまま待ち続けます。ある日、小人のホーは意を決してチーズルームから出てゆきました。ヘムを説得しましたが、彼はチーズルームに残ると言って聞きません。

ホーは迷路の中で少しのチーズのかけらを手に入れ、ヘムにチーズを見せ再度説得を試みますが「ここにあった“古いチーズ”が食べたい」と言って応じません。仕方なくホーは一人迷路を歩き回り、ついにこれまでに見たことのないチーズルームを発見します。

変化を拒み切り捨てらる運命

場面は元のシカゴのクラスメイトたちの談話に戻ります。彼らは立場はそれぞれ違っていても、変化に直面していました。変化を拒み、取り残され切り捨てられる人たちを見てきました。変化を嫌い、みんなの足を引っ張る人もいます。自らの経験を話し合うことで、新しいチーズを追い求めるビジョンを共有し合ったようです。

「チーズ」とは、「迷路」とは

本書で語られる「チーズ」や「迷路」とは、どんな意味合いがあるのでしょうか。

「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神安定……等々の象徴。

「迷路」とは、チーズを追い求める場所、つまり、会社、地域社会、家族……等々の象徴です。

この一見シンプルな物語には、状況の急激な変化にいかに対応すべきかを説く、深い内容がこめられているのです。

カバー

我々は「チーズ」すなわち仕事、家族、財産、健康、精神安定等々を追い求めています。それを実現するために会社、地域社会、家族等々という名前の「迷路」をさ迷っているのです。

かつて仕事があっても、そのうちなくなってしまうかもしれない。そのとき「チーズ(仕事)はどこへいった?」と、状況を把握せず行動を恐れて立ち止まっていてはいけないのです。家族も、健康も、精神安定も、そのうちなくなってしまうかもしれない。その時、行動しなくては。いえいえ、すでに「いつかなくなる」と分かっているのです。事前に行動し始めなければ。

変化しないといけない

一人、迷路に踏み出した小人のヘムは、恐怖と不安のチーズを探している内に、どんどんと考えが変わってゆきます。最初、チーズが返ってくるかもしれない、チーズがないのはおかしいと同じ部屋に居座り続けました。しかし、チーズもないのに行動しないのは安全ではなく、早く行動した方がいいと気づきます。そしてその考えを壁に書きつけました。

変化は起きる
チーズはつねにもっていかれ、消える

変化を予期せよ
チーズが消えることに備えよ

変化を察知せよ
つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく

変化にすばやく適応せよ
古いチーズを早くあきらめればそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる

変わろう
チーズと一緒に前進しよう

変化を楽しもう!
冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう

進んですばやく変わり再びそれを楽しもう
チーズはつねにもっていかれる

p.68

〈変化する〉ことは恐ろしく忌々しい事柄だったのに、いつの間にか〈変化するから冒険ができる〉と、変化への考えがガラリと変わっています。そっか、変わってゆくってワクワクすることでした。いつの間にか、変わってしまうことが煩わしく、恐ろしく、避けるべき事だと思っていたのでしょうか。

今ある「チーズ」……すなわち仕事、家族、財産、健康、精神安定などなどは、いつかなくなってしまうものです。常にチーズを得続けるべく、冒険し続けないといけません。

なんか久々に読んで、以前よりかは著者が「何を言いたいのか」が分かった気がしますw これも変化ですかね。

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