ビジネス・経済

池上彰『考える力がつく本』|絶対身につく力

こんにちは。あさよるです。わたしは社会人学生もやっているので、今は試験前で実は結構あたふたしています。

そうやって「自分は勉強している」と思っていたけれど、池上彰さんの『考える力がつく本』を読んで、他人の話をただ聞くだけ&読むだけでは、自分で考えたことにはならないと改めて指摘され滝汗。インプットするだけではなく、インプットした情報をもとに自分の結論(アウトプット)を導き出さないといけない。小中高と学校の勉強はインプットが上手い人がペーパーテストでは高得点が取れる。もちろんインプットあってこそ、アウトプットができるんだけど、ただただ知識を仕入れて終わりにしてはいけないと、ガツンとやられた気分。

メディアに触れ、考える

池上彰さんが「考える力」を身に着けるための習慣を紹介する。池上さんは新聞記者から「どうしてそんなにニュースに詳しいのか」と尋ねられ「新聞を読んでいるからだ」と答えて苦笑いされた経験に触れられている。池上彰さんも、なんでも天才的頭脳でひらめいているのではなく、実直に新聞を読み、本を読み、勉強し、ネットで情報収集し……と、地道な習慣があってこそなのだ。

「知っている」と思っていても、実はよくわかっていないことがある。例として、「ニコニコ動画を田舎のおばあちゃんに説明できるか?」と挙げられている。よくよく知っていてわかっているハズのことも、いざ人に説明しようとすると要領を得ていないと気づくことがある。池上彰さんの場合、それがNHKの「週刊こどもニュース」だったそうだ。子どもたちにニュースを紹介しないといけない。そのためには、新聞やテレビのニュースでは割愛されている情報や経緯までしっかり説明する必要がある。「自分は知らないことばかりだ」と自覚することが、謙虚に知識を身につける近道なのかもしれない。

本書では、考える力をつけるための方法が、巧みなたとえ話を交えながら説明される。さすが池上彰さん。図解、新聞、雑誌、ネット、テレビ、人の話の聞き方、本の読み方。どれもわたしたちが身近に触れている媒体だけど、同じ情報に触れていても、そこから得る情報量は人によって違うようだ。

わかった気分……にならないように

人に何かを説明するとき、たとえ話を用いることがある。池上彰さんもたとえ話の名人だ。だけど、「たとえ話を聞いて理解した気になってはいけない」と気づいた。たとえ話はあくまで知識の入り口を提供するものだ。たとえを聞いてわかった気になっていても、本当のところをわかっていなければ意味がない。自分がたとえ話を用いる時も、あくまでそれは手段であることを忘れてはいけないと思った。

また、本を読むことが、イコールで考える力を身に着けることではないと、本書では指摘されている。本に書かれているのは、あくまでも人が考えて、人が書いた文章だ。本を読むだけでは、自分で考える力がつかない。知識を得ることは大事だけど、そこで得た知識から、自分の頭の中で自分の考えを持つ必要を知った。

コツコツいこう

池上彰さんくらいすごい人は、「絶対普通じゃないやり方」ですごい人になっていて欲しいものだけど、本書では残念ながら誰もができる、普通な方法が紹介されている。池上さんも、わたしたちと同じようにテレビでニュースを見て、ネットで情報に触れて、新聞を読んでいるのだ。

新聞の切り抜きをしなさいと、学校で先生に言われたことは何度かあったけど、長続きしたことはなかった。池上さんは今でも新聞のスクラップをしてるそうだ。切り抜いた記事をA4用紙に張り付けて、クリアファイルに入れて分類されているらしい。

「地道にやるしかないんだなぁ」とやや遠い目。あと、よくわかってない話を、わかったような気分になっている傲慢な自分に気づいて、チクチクする(;^ω^)

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『鬼速PDCA』|自信がつく・やる気が出る・趣味もはかどる

こんにちは。あさよるです。『鬼速PDCA』は書店でめっちゃ平積みされてますね。 『鬼速PDCA』は書店でめっちゃ平積みされてますね。 話題本は追いかけるっきゃない精神でやっております<(_ _)>

PDCAサイクルを猛スピードで回すという、それだけの本だけど、話がシンプルだから話題になってるんじゃなかろうか。新人や学生にも向いているし、チームを動かす側の人にも使える。かなり幅広い層に役立つ内容だ。

問題を抱え込まない

PDCAサイクルはご存知のように、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(改善)の頭文字で、 P→D→C→A→P→D→C→A→P…と、グルグルと四つの手順を回してゆきながら、プロジェクトを進めてゆく。『鬼速PDCA』では、AはACTIONではなく、ADJUST(調整)が割り振られている。

「鬼速」というのは、PDCAサイクルをとても早く回してゆくことだ。著者の会社では、会議が週に1回ではなく、週に2回あるそうだ。そうすれば、社員が問題と出会っても、翌週まで持ち越さずに早く対応できる。これは、社員が問題を抱え込んだまま困り果ててしまう予防になる。だから、会議で問題を発表することがネガティブな評価に繋がってはいけない。むしろ、たくさん問題を見つけられることを評価するような環境づくりも大切だ。

『鬼速PDCA』は新人が読むことも前提とされており、初級者編から話は始まる。学生にも役立つだろう。多くの人が読んで、自分の業務や学習に当てはめられる。

自信・やる気に

PDCAのうち、PとDはやっても、C(検証)をしない人が多い。振り返りをせずに、やりっ放しで放置してしまうのだ。

検証するとき、できなかったこと、ダメだったことばかり挙げる人もいる。もちろん、マイナス点も冷静に受け止めなければならないけれども、うまくできたことや、よかったことも、同じように検証しないといけない。それは自分の自信になり、やる気につながる。

鬼速でPDCAは、問題を抱え込まず、どんどん計画→実行→検証→調整→計画…と回してゆくから、やればやるほど自信になり、やる気がでる。だから鬼速でやるのだ。

長い目で考える

PDCAサイクルが身につくと、大きなPDCA、小さなPDCAと、複数のPDCAサイクルを持てるようになる。それは中長期的な目標を持つことに繋がる。どうしても日々の業務に忙殺されていると、目の前の仕事でいっぱいになってしまって、中長期的な目標を考えられない。長い目で見ると役立つことであっても、それすら考えられなくなるのだ。例として、ブラインドタッチで高速タイプできるようになれば、一生能率が上がるのに、その訓練をする人は意外に少ないらしい。

大人も子どももPDCA

PDCAサイクルを鬼速で回したい人は、仕事人間だけではなく、趣味の多い人も同じだろう。むしろ、多趣味な人は多忙だから、タスクはさっさと終わらせて、次から次にやりたいことをやってゆく方がいい。

そう、PDCAサイクルは「仕事に使うもの」「管理職が使うもの」ではないのだ。プライベートを最大限充実させたい人にも鬼速PDCAはあてはまる。子どもも大人も関係ない。つまり、すべての人が持っていてもソンしない習慣だ。

みんなが知ってるようなことだからこそ、実直にやるかやらないかで、差が出ちゃうところなのかなぁなんて。わたしも趣味の計画を立てようかしら。

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『捨てる。』|物、人、過去…断捨離で今に集中する

こんにちは。年が明けても片づけが済んでいない あさよるです。一応、部屋はキレイにして新年を迎えたんですが、ダラダラと正月を過ごしていると、すぐに元の混沌に戻ってしまった。片づけはライフワークね。

片づけの「断捨離」という言葉はもう定着してしまってるけど、本来の意味を失って独り歩きしている感の強い言葉だ。今回読んだ『捨てる。』は「断捨離」という新しい概念を世に広めた、やましたひでこさんの著書で、改めて「断捨離」の意味が説明される。単にモノを捨てたり、部屋を片かたづける言葉ではなく、もっと大きな視点での言葉だった。

ちなみに、「断捨離」という言葉を広めた『新・片づけ術「断捨離」』という本がオリジナルのようなんだけど、これは公演の様子を書籍化したものなので、読み物としては今回の『捨てる。』の方が読みやすいし、わかりやすいと思う。

「片づけ」の話は壮大だ

ベストセラーになった「こんまりさん」こと近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』では、「これからの自分の姿」を想像することから片づけが始まる。過去の惰性の未来ではなく、理想の未来を思い描く。この一番最初のステップが、こんまり流片づけの大事なところだろう。片づけを通してセルフコーチングをしながら、あるべき状態へ近づいてゆく。だから、今の仕事にときめかないのであれば、転職のための用意を始めるし、収入を増やしたり、職場環境を変える。だから「人生がときめく」なのだ。

「片づけ」というのはどうやら、単に散らかっている物を棚や箱の中にしまうことではなく、もっと重大なものらしい。「断捨離」はすっかり「片づける」「物を処分する」という意味で日常で使う普通の言葉になってしまっているが、そもそもは片づけの哲学を表した言葉として広まった。

元々「断捨離」はヨガの哲学から着想を得て、やましたひでこさんが考案した考え方だ。

「断」とは、「決断」の「断」です。
「捨」とは、不要・不適・不快なモノを手放すこと。
「離」とは、「断」と「捨」を日々繰り返すことで至る境地、すなわち自在です。

やましたひでこ『捨てる。』(2018年)p.22

片づけができていない状態は、決断ができず、自分以外のなにかに支配されている状態だ。それは、過去に自分が買い集めてため込んだ「モノ」であったり、人間関係であったり、仕事であったり、生活習慣であったりする。だから「断捨離する」ことは、自分で決断をして、自分で選択をすることだ。だから、実は「断捨離」は家の中のことだけじゃなく、仕事や外の世界でも役に立つ。

家の中をきれいにする本だと思って本書『捨てる。』を手に取ると、内容が全然違っているだろう。

先延ばししない

断捨離の〈「断」は決断の「断」〉である以上、断捨離はとてもエネルギーが必要だ。人間の脳は決断をしたがらずに、なるべく決断をしなくて済むよう働いてしまうらしい。これは脳のクセみたいだから、意識して「決断」を選択しないと、ズルズルと過去と同じ行動をし続けてしまう。「断」「捨」「離」と3つのステップはとても大事だろう。

わたしたちは、「もったいない」とか「まだ使える」とか「気が引ける」とか、なにかと理由をつけてものを手放すことから逃れたくなってしまう。モノだけではなく、人間関係や仕事も同じだ。本当は離れた方がよいことが分かっていても、決断するのがしんどいから、先延ばしにしておきたい。

だけど、今目の前のことに集中するためには、過去のしがらみを整理しておかないと、なにもできない。わたしの経験だと、プロの仕事をする人たちの仕事場や机の上は、みな見事に片づいていた。片づけを徹底することは、仕事のための道具を大切にすることでもある。

そんなことを言いながら、わたしの机の上はいつも散らかっていて、今使わないものも出しっぱなしだ(;^ω^) ということで、わたしの片づけも今後も続くのであった。まだ、自分のあるべき状態に到達していないし、まだイメージが膨らみ切れてもいない

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『「お金に強い女」になれる本』|自分の価値は自分で決める

『「お金に強い女」になれる本』

こんにちは。あさよるです。年末はなにかと出費がかさむ時期で、「大丈夫かなぁ」とちょっぴり不安にもなる(;^ω^)

わたしはお金と縁のない人生を送ってきた。これからもずっと縁がなのかもしれない……。ずっとお金がないのは同じだけれども、面白いことに、その時々で「自分は幸せだ」「わたしは豊かだ」と思っていた頃もあったし、「わたしは貧しい」「みじめだ」と思っていた頃もあった。生活水準も、貯蓄額も、収入も大して変わらなくても、豊かにも貧しくもあった。

お金に振り回される人生…

みじめに感じていた時は、自分以外の「何か」に振り回されているときだった。それは「欲しいものが手に入らない」ことでもあったし、まともな食事を用意できる時間と余裕がなくてジャンクフードに偏っているときもそうだった。毎日、炭水化物を脂質でコーティングして化学調味料で味付けされた「やめられない食べ物」は、本当にやめられなくて泣ける。そういうときは決まって「みんなと同じようにしたいのに、できない」と思いつめてしまって、つらい。

「自分以外の価値観で、自分の価値を決める」というのは、これは本当に擦り減ってゆく。精神面や肉体的にももちろんだけれども、お金がいくらあっても足りない。Facebookに写真をアップロードするために旅行をしたり、いつもお土産をもらうお礼を買うためにテーマパークへ行くのは大変だ。誘われるがままに外食を繰り返したり、みんなが持っている流行のアイテムを手に入れたり、最新のiPhoneを買っても、本当はわたしは、持て余してしまっているのだ。自分が良いと思うものだけを選んで、自分の価値基準で生きられたら、どんな気分なんだろう。

「お金万能」に注意

「お金スゴイ」「お金万能」と信仰していると、お金に振り回される人生を送るそうだ。それは「自分よりもお金の方が価値がある」と信じることだ。お金が自分よりも価値が高いと妄信すると、お金をもらうために働かされることになる。

お金はとても大事だけれども、生きるための便利な道具だ。あくまで価値基準を決めるのは自分だし、お金よりも自分の方が価値がある。「自分が豊かに生きるために」そのために、お金が必要だ。間違っても「お金があると豊か」ではない。これは状態としては似ているけれども、因果が逆だ。

お金がなくても、好きなことをする

『「お金に強い女」になれる本』は、女性向けの自己啓発本だ。自分の価値基準を持っておらず、貯金ができない人がターゲットになっている。お金を貯められない人は、自分よりもお金の方が価値が高いと信じ、お金に振り回されている人だそうだ。

そういう人は「お金があれば好きなことができる」「お金があれば欲しいものが買える」「お金があれば幸せになれる」と信じている。だけど、そう考えている限りは、いくらお金があっても充足できない。だから、お金を全部使い切って、貯金が0でも、「まだ足りない」と感じてしまう。

お金がなくても、好きなことはできる。小さなことかもしれないけれども、自分の生活中でも、幸せな充実した時間を増やすことができる。そのためには、小さな自分の気持ちの変化を見つけて、少しでも良い時間を増やすことだ。

もっと突っ込んだ話では、「お金のために仕事をさせられている」よりも「好きな仕事をしてお金を稼ぐ」方が良い。「気の持ちよう」と言ってしまうとそれまでだけれども、正論なんだろう。

「させられる」はつらい

『「お金に強い女」になれる本』

どんなことでも「させられている」状況は退屈だ。わたしは多少苦しくても、つらくても、退屈からだけは逃れたい。といっても、別に劇的な「なにか」を必要をしているわけでもなくて、熱中できる仕事とか、自分の興味のあることを深く追求するようなことでいい。

退屈を紛らす手段は、お金を使って出かけたり、買い物をしたり、消費すること以外にもやりようがある。「お金万能」思考にハマってしまうのは、お金を使って「消費すること」が退屈を紛らすことだと信じているからなんだろう。

本書『「お金に強い女」になれる本』は、貯金がない女性向けのお金の本だけれども、書かれている内容は生き方を考えることであり、健康な状態を保つためのことだった。なにかに依存するのではなくて、自分の価値基準をもって、自分の意思で生きられると、きっといいんだろう。

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『世界に一つだけの勉強法』|あなたの情熱の燃やし方

こんにちは。あさよるです。子どもの頃はなんだかよくわからない全能感がありました。「自分は特別だから」と根拠もなく信じていた。大人になるにつれて「自分って大したことなかったな……」と諦めてゆくのかもしれない。それはとても無気力になってゆくことだから、省エネで生きられるのかもしれないけれども、なんだか退屈だ。

「知らない」「わからない」はワクワクする!

なにかをやり遂げたいときは、やっぱり「やる気」が必要だ。あるいは「努力」とか「根性」としか呼べない力が必要な時もある。根性論に頼りっぱなしもダメだけれど、それを疎かにしてもなにもできない。

『世界に一つだけの勉強法』では、奇跡の成長を実現させるには、「情熱」と「科学」の両方が必要だとしている。

「科学」とは戦略だ。データから攻略法を考える。「情熱」は原動力だ。楽しさや面白さ、ワクワクすることや、変わりたい気持ち。

だけど、こと勉強において、「情熱」はむしろ冷やされ続けた人が多い。新しいこと、知らないことと出会うことは、本来的にはワクワクすることなのに、くだらない学校の勉強やテストの連続で、その情熱がどっか行っちゃうのね。

本書は、その「情熱」に注目する勉強本だ。もちろん、戦略をないがしろにしているわけではない。だけど、戦略に特化した本はたくさんあるからね。

知らないことに触れるのは楽しい。わからなかったことがわかるようになると面白い! そんな単純で当たり前だけど、おざなりにされがちな「情熱」に目を向けよう。

タイプ別:なんで勉強するの?

その人の性格によって、「情熱」が発揮されるポイントが違っているそうだ。本書の著者である坪田信貴さんは学習塾の先生で、起業家でもあるので、たくさんの人とかかわった経験から、人間のタイプを9つに分類している。

↑この本で9タイプについて詳しく書かれているんだけれども、ネットでも性格タイプを診断できるサイトがあるから、一度時間のあるときにやってみて欲しい。全90問の高精度版と、36問の簡易版が用意されているから、自分だけじゃなくみんなで診断すると楽しい感じだ。

ちなみにわたしが90問の精密版をやってみたところ、「統率者タイプ」だった。

人間は9タイプ診断結果 - 画像


ビリギャル坪田先生の 人間は9タイプ 判定アプリ

人間は9タイプ診断結果 - 画像


ビリギャル坪田先生の 人間は9タイプ 判定アプリ

(半年前にやったときは「研究者タイプ」だった)

この性格タイプによって、どんなとき「情熱」が燃え上がるのかが変わる。簡単にタイプ別の勉強法をまとめると……

  • 完璧主義者――コーチやメンターを見つける
  • 献身家――同レベルの仲間と互いに教え合う
  • 達成者――短気目標をたくさん設定する
  • 芸術家――目標の目的を意識する
  • 研究者――参考書より問題集ベースに
  • 堅実家――テキストや勉強時間など基本ルールを統一する
  • 楽天家――独学に不向き。塾や教室に入る
  • 統率者――仲間をつくってチームを仕切る。独学の場合は映像授業
  • 調停者――調停者のコーチやメンターを探す

(詳しくは本書でm(__)m)

わたしは「統率者」タイプだったけれども、確かにチームの仕切り役になると、嫌でも勉強しないといけないから、はかどるかもしれない。

戦略が大事だ!

こうして性格別のどんなことに情熱をかたむけるのか、傾向がわかるといよいよ「戦略」の大切さが見えてくる。情熱があるからこそ、それを達成するための作戦が欲しくなる。

本書でもPDCAサイクルに当てはめながら、勉強法の「戦略」の練り方も紹介される。その辺は、それぞれのタイプにあわせて別の本を選べばよいのだ。

「作戦」とか「戦略」とか考えるのも、なんか燃えるよね。

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『電話応対はこわくない! 』|なんで電話応対するのか

こんにちは。電話を使わない あさよるです。一応、携帯電話を持っていますが、あまりにも使わなさすぎて、存在を忘れている(;^ω^) 充電するときにしか触ることもないし……ということで、今わたしは仕事ではパソコンで、文字でのやりとりしかしていなかったりする><

わたしは電話が苦手だ。自宅の電話も個人の携帯電話も、基本は取らない。用事がある人は留守電に録音してくれるだろうから、留守電を聞いてからかけ直す。とくに、電話帳にデータが登録されていない電話番号から電話がかかってきたときは、ネットで番号を検索してみる。検索すると、たいがい何の用件の電話がかかってきたか、他の人たちが書いてくれている。

なぜ電話に出るのか

社会人になった頃、「メールを送ったら、“今メールしました”と相手に電話しなさい」と教えられ、非常に混乱した。「今から電話していいか、メールで尋ねるんじゃなくて?」と確認を取り直していた。昭和生まれのわたしでも、電話の扱いには混乱していて、困っていたから、若い世代の人にとって「電話」はどのようなものなのだろうか。

本書内で「3コール以内に出る」とか「終話してから受話器を置く」とか書いてあって「そういえばそういうルールがあったなぁ」なんて思い出したけれども、今でも電話応対はそういうものなのだな。

本書『電話応対はこわくない!』では、「なぜ電話応対をするのか」とい話題から始まる。理由は3つ。

  • 新人が今すぐからできる仕事であること
  • 電話応対をすると会社内のことがわかること
  • ビジネスマナーが身につくこと

1つ目の「新人が今すぐできる仕事」というのは納得できるけれども、社外の人と直接接する業務だから、なんらかのガイダンスはあっても良いんじゃないかと思う。そして、『電話応対はこわくない!』はちょうどいいテキストになるだろう。

電話……やっぱり苦手だなぁ

これは超個人的な話なんだけども、わたしはFAXの使い方が未だによくわかっていなかったりする。うちにはFAXはなかったし、業務で使う機会もなかった。で、今回『電話応対はこわくない!』を読んでいて、「内線を回す」というのも、なんかよくわからないまま使っていたことに気がついた。

それに、本書は電話の本だから、電話の受け答に特化しているけれども、仕事場のLINEグループに入らないといけない職場もあるようだし、悩ましいのは電話だけじゃないだろう。そういえば、わたしもmixiで仕事をしていた頃もあった。SNSも重要な連絡ツールになっている。

それにしても、やはり「電話」というのは、他とは違う苦手意識がある。事前に電話する予定があるなら大丈夫だけど、突然かかってくるのが苦手なんだろう。ほかの音声通話ができるサービスでは、事前にメッセージでやり取りするもんね。

ということで、わたしはサッパリもう、電話とは縁がなくなってしまっていることを痛感しつつ、これから電話を扱う人、しばらく電話から遠のいていた人も、電話応対について知りたいなら『電話応対はこわくない!』は、良いんじゃないでしょうか。

ケース別で、実際に使える用例がたくさん収録されていてありがたい><

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『お金は寝かせて増やしなさい』|いくら用意すれば安心なの?

こんにちは。あさよるです。お金の話はとても大事な話なのに、あまり誰とも大っぴらに話し合ったことがない。ただなんとなく、人のお金の使い方を傍目で見ていて、あんまりバシバシ買い物しまくってたりすると「お金持ちの人なんだなぁ」と思う程度だった。

ちなみにわたしは、自分で「ちょっとパフォーマンスでなんか買っておかないとケチだと思われるんじゃないか……」と思うくらい、買い物をしない。欲しいもの候補をたくさん用意して、あーだこーだと比較しながら選ぶのが好きだからだ。だから、一旦家に帰って、落ち着いてネットでリサーチをかけたい癖がある。

ローリスク・ローリターンな投資

で、お金の話。お金の話って大っぴらにしないし、うちの両親も子どもにはお金の話を全くしない人だった。だからわたしは誰ともお金の話をしたことがなかった。このブログを始めてから読書の幅が広がって、お金に関する本がこの世にたくさんあることを初めて知った。みんなこんな風にお金について知識を増やしていたのだろうか?

本書『お金は寝かせて増やしなさい』は、投資信託でローリスク・ローリターンでお金の運用をするための本だ。初心者でもわかるようにかなりかみ砕かれて書かれている。著者も、投資ブログをやっているブロガーさんで、ファイナンシャルプランナーや元銀行員のような肩書はなく、これまで自分で投資をしてきた経験がまとめられていた。

おすすめされていたのは、SBI証券と楽天証券で、iDeCo(個人型確定拠出年金)、つみたてNISA、NISAを買うこと。細かな株の上がり下がりで一喜一憂したくないなら、全世界株式を買えばいいと書いてあったので、わたしの場合は楽天証券を利用するのがいいかな(はりきって楽天証券にログインしようとして、暗証番号を連続で間違えてしまい、続きはまた後日になってしまった……)。

本書はローリスク・ローリターンな投資の話なので、ン十年スパンでプラスが出ればいいな~という、気長な話だ。パッとやってサッと目に見える利益が欲しい人には、かなりまどろっこしい話。銀行に普通預金した利息よりはいい話かもな~みたいな手堅いお話。

まずは生活第一

投資は、まずは生活費が黒字なっていて、かつ今の生活費×2年分の貯金があったうえで始めようと紹介されている。そもそも生活費が赤字なら投資どころの話じゃないし、仮に失業して2年間無職になっても今の生活が続けられる貯金があれば、安心できる。

そこで、「節約」が大切になる。今、生活費に20万円使っているなら、2年で480万円の貯金が必要だ。それを仮に18万円で生活できるようになれば、2年で432万円になる。こう考えると「なぜ節約したいのか」という理由が明確になって、取り組みやすくなると感じた。最低の貯蓄額も「2年無職でも大丈夫という安心感」と説明されると、納得できる。

お金の話というのは、なにもガメツイ話だけじゃなくて、家族が安心して生活でできる金額や、そのための取り組みを考えることでもあるんだな、なんて。

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『図解 確率の話』|諦める前に確率を求めてもいいんじゃない

こんにちは。あさよるです。わたしは中高生のころ一番得意だった&一番好きだった科目が数学だったんだけれども、高校を卒業して十数年経つと、なかなかにきれいさっぱり忘れている。たまに、時間のある時にちまちま復習をしてるが、筆算や因数分解のやり方とか、分数、対数とか怪しい……。

別に日に何時間も勉強する必要ないけれども、忘れない程度には思い出しておかないともったいないやね。今も超スローながらも、分数を復習している(;^ω^)

夢が叶う確率

『図解 確率の話』は中学、高校で習う数学の面白いところだけを抽出したような本だ。「図解」とあるように、小難しい数式ではなく、図で示されているから、じっくり読むと面白い。

第1章に「あきらめなければ夢は叶う?」という節がある。3割バッターでも、4回打席に立てば、ヒットを打つ確率は76%だそうだ。5回打席に立つと83%。成功確率が30%と低くても、回数が増えるずつ100%に近づいてゆく。450回やれば成功する確率は99%になるらしい。だけど、諦めてしまえば成功確率0%。

この話は、なんとなく実感としてわかる。わたしの友人でマンガを描いていた人が数人いたが、諦めずにずっとマンガを描き続けていた人は全員、一応はみんなが知ってるようなマンガ雑誌で連載したり、出版社から本を出版した。諦めた……というか、マンガを描くのをやめた人は当然ながらそれっきりだ。

わたしも制作の出身だけど、制作をやめずにずっと続けている人たちは、最初の1回で希望の職に就けなくとも、経験を積み、転職しながらより本人の希望に近い職に就いている印象がある。だけど、途中でやめちゃった人は、その例ではない。

小説家になるには、小説を完成させて出版社に持ち込んで……と、5回くらいやれば、それなりに仕事につながるという話も聞いたことがある。

意外と、「ずっと頑張ってればいつか成功する」というのは、キレイごとではなく実感として納得できる。それを今回、数学的な確率として考える切り口に出会えてよかった。

感覚と実際は違う

実感としてわかると言った後にこんな話をするのはナンですが、数学を勉強する意義は「実感と実際の隔たりがある」事柄があるからだろう。

右へ行くか左へ行くかで迷ったとき、感覚的には「こっち!」と思っても、実際に確率を計算すると間違っていることもある。動物はそういう間違い・勘違いをしてしまうようだから、AIは確率で物事を判断できるのがスゴイんじゃないかと思っている。

具体的には、例えばクジをひくとき、クジが完全に公平ではないことがある。本書では、あみだクジはクジを引く前から、どのスタートを選ぶかでアタリを引く確率は違っていると紹介している。

コインを投げた時、裏表が交互に出る確率よりも、同じ面が3回連続で出ることの方が多い。1/2の確率は、交互に起こるよりも、3回以上連続して起こるほうが多のだ。、これは図解されると納得できるんだけど、実感としてはわからない話だ。

大きな買い物をする時とか、なにかチャレンジするときなんかは、確率を頭に入れておきたい。

諦める前に確率を計算してもいいかもね

以前、このブログに、人当たりのいい人はガチャを回す回数が多いから、アタリを引く可能性が高いんじゃないか、みたいなことを書いた。

「成功の秘訣」とか「引き寄せ」とか、眉唾っぽい話も多いけれども、つまりは人間関係が良好な人は、人からチャンスを回してもらえる機会……つまりガチャを回す回数が多いんじゃないかってことだ。怒っている人より優しい人の方がみんなに好かれるし、いつも「すみません」と謝っている人より「ありがとう」と言ってる人の方がいい。自分が「いい話」を持っているとき、それを嫌いな人に教えたいとは思わない。

30%の確率で成功する人は、5回チャレンジすると成功確率が83%になると書いた。だけど実際には、回数が増えるごとに上手になって成功率が上がっていくことが多い。5回チャレンジしたら、回を追うごと上達して、83%以上の成功率になっているだろう。

確率を知ると、その確率を上げる方法や、チャレンジの回数を増やす方法を考えようと思える。闇雲に真っ暗な中を、“アタリがないかもしれないクジ”を引き続ける恐怖に苛まれるくらいなら、ちゃちゃっと計算しちゃって、さっさと上達させた方が早いんじゃなかろうか。確率の計算は、結構、かなり役に立つ。気がする。

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『お金の神さんに好かれる5つの知恵』|「運がいい」は運じゃない

こんにちは。あさよるです。12月です、ハイ。総決算的なことを考えるのが苦手なので、これまで暮れも正月もほぼ平日のように過ごしていましたが、今年はちょっとキリのいいところで振り返ってみてもいいかもななんて心境の変化を迎えています。

今日読んだ本は『お金の神さんに好かれる5つの知恵』という、これも、以前なら絶対手に取らなかったタイトル。「○○の神様」なんて言い回しは嫌いだったし、お金の話題ってのも胡散臭いって思ってたし、感謝とか夢とかしょーもないと思っていた。

……のですが、ふしぎなもので心境の変化というのが起こるのだ。みんなのいう「○○の神様」って言い回しが、何を指しているのか、なんとなく抽象的にわかるようになった気がする。また、お金の話は胡散臭いのではなく、きちんと考えないといけない話であることもさすがに痛感する……。そして、感謝とか夢とか、これも抽象的なもので、今まで自分が理解していなかったように思う。という、ちょっとばかしは賢くなったということだろうか。

ガチャをひく回数を増やす

「運がいい人」がいるのなら、それは、人当たりがいいとか、礼儀正しいとか、愛嬌があるとか、そんなもんじゃないかと思っている。「空気を読む」という言い回しはよく、言いたいことも言えないとか、周囲に流される、という風な意味で使う人がいるけれども、本当に空気が読める人は「ちゃっかりしてる」とか「憎めない人」とか、そんな形容をされる人だろう。わがままを言ったり、自分勝手な振る舞いをしていても、なんだか嫌味じゃなくて許してしまう人だ。

そういう人は、他人から親切にされることに慣れている。人にものをもらったり、ごちそうされるのも慣れていて、上手に応対できるから、周囲の人はますます親切にしたくなる。素直に「ありがとう」と感謝されて嫌な気持ちになる人はいないのだ。

同じ確率で当たるガチャがあれば、1回しか回さない人より、何回何十回回とたくさん回す方がアタリを引きやすい。運がいい人とはガチャをたくさん回す人だ。自分の力だけじゃなく、周囲の人の手助けもプラスされるから、一人で何回もガチャを回せるのだろうと思っている。

さて『お金の神さんに好かれる5つの知恵』は、タイトルからしてドストレートな、ガチャを回しまくる京都のおばあちゃん3人の金言を紹介する本だ。実際に、著者の熊谷和海さんも会社員から起業し、3人のおばあちゃんの教えを守り成功をおさめた方だそうだ。ちなみに、3人のおばあちゃんとは、

 1人目は、投資と貯蓄で1億円以上つくったうちわ屋の縁ばあちゃん。
2人目は、1500坪の土地をもつ資産家の金ばあちゃん。
3人目は、呉服屋の女主人の銀ばあちゃん。

p.3

3人とも達者なおばあちゃんです。

本書で触れられているのは、まずはお金を使うことに感謝すること。これはつまり、心から感謝できることにしかお金を使わない習慣でもあります。そして、夢をかなえるためにお金を使うこと。そのために「感謝半紙」「志半紙」なるものが登場します。紙をお札と同じ大きさに切って、そこに「感謝」「志」と書いて財布に入れておくのです。お金を使うたびにその紙を目にするので、そのお金の使用用途が適切かどうかその都度自問できる工夫です。

小銭や小さな金額のお金は、なんとなく簡単に使ってしまいがちです。だから、3千円財布の中にあったら、そえを封筒に入れて貯めるなど、地道だけど、手堅いやり方も紹介されます。

こういう小さな金額の出費は「ラテ・マネー」と呼ばれていると、『1日500円の小さな習慣』というファイナンシャルプランナーが書いた本でも紹介されていました。ラテ・マネーとは、毎日出勤前にラテを一杯飲むような、1回の出費は小さいけれども、それが募り募ってまとまった金額の出費になっているようなお金です。「ムダ遣いしてるつもりがないのに、お金が貯まらない…」というのは、ラテ・マネーを使ってるのかも。

ということで、感謝半紙や志半紙、3000円封筒なんかも、そういう小っちゃな浪費をしないための工夫ですね。

また、単に「節約」「貯金」だけじゃなくて、保険や税金を見直したり、投資まで話が及びます。固定費を見直すのも、毎月のことですから、少し安くなるだけでも塵積でまとまった金額になります。

「お金の神さんに好かれる」とは、「お金の神さんを好きになる」ことなのかもしれません。お金のことを考えるのを面倒くさがったり、苦手意識から遠ざけていては、神さんもこっち向いてくれません。そうじゃなく、積極的に、能動的に、お金を大事に使って、お金の神さんを有難がるところからスタートなのかも。

お金の使いかたが変わる

先週、新しいデジカメを買いました。もうね、ずーっとカメラは欲しくて、15年前くらいから「そこそこ良いカメラ欲しい」と思い続けてきた。だけど、その時々でお金がなかったり、カメラがなくてもまぁ生活に支障がなかったりで、縁がなかったんだけど、このブログを始めてから「これはカメラが必要だ」と。ちょっと何かパシャッと撮るにしても、今までのカメラだとレンズが暗くて、見栄えも悪くてブログでは写真をあまり使ってなかった。

「こういうカメラが欲しい」って欲しい性能を具体的にしてって選んだんだけども、ちょっと自分でもびっくりな買い物でもあった。

というのは、10代の頃からお金の工面に奔走していて、いつも「自分なんかお金を使ってはいけないんだ」と思って自分を納得させていた。このクセが未だに残っていて、「ちょっと値が張るけど良い物」を選ぶのにメンタルブロックが働いてしまうっていた……(;^ω^) 自分のお金を自分のために使っている人を見て、すごく羨んでいた。お金の使い方に変化を感じるようになったのは、やっぱり片づけが進んでからかも~。余計な出費がなくなって、今足りてないものや会ったらいい物を考えやすくなったなぁ。

で、「わたしなんかお金を使ってはいけないんだ……」って、なんとなくだけど、めっちゃ「お金の神さん」に嫌われそうな感じですねw 自分から遠ざけてる感じだ。

「苦手」とか「考えたくない」とか、ダメですね。お金って大事なものなんだから、もっと大事に考えないと。

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『「早起き」の技術』|タイムスケジュールはできてるか

こんにちは。あさよるです。日が短くなる今の季節、苦手です……>< だって、時間があっと言う間に過ぎてしまうようで、夕方3時過ぎには「ああ、もう一日が終わってしまう……」としゅんとしてしまう。

学生時代は、まだあたり真っ暗で星が輝く中、家を出なくちゃいけなかったのも、なんとなく寂しかったなぁ。そう思うと、夏場の日の長さって、無敵感あるよね。なんでもできるような気持ちになる。陽の光は、思った以上に自分のコンディションやモチベーションに直結しているのかもしれない。

最近の悩みの種が「早起き」できないこと。お布団の中が気持ちよすぎて、三度寝、四度寝どころじゃない。だから、自ずと就寝時間も1時間、2時間と深夜にズレこんでゆく……今の時期、毎年これはヤバイと焦るんですが、全然対応できてない(;^ω^)

自信や自己肯定感がないなら、早起きすれば?

朝食を食べる児童は成績がいいらしい。朝食を毎日とる人は過労になりにくいとか、朝食を一緒に食べる夫婦は妻の満足度が高いとか、そんな感じの統計を見たことがある。……これは、栄養学的な話というよりは、「生活習慣」の話だと考える方が良さそうだ。毎日寝坊する人よりも、時間の余裕をもって朝起きる人の方が、成績が良く、過労になりにくく、満足度が高いという、ごもっともな話なだけじゃないかと思う。

(ちなみに、朝食は朝からガッツリ食べられる人は食べればいいけれども、お腹の弱い人とか、食欲がない人は別にヨーグルトとか、水だけでもいいんじゃない?って書いてある本が多かった。朝、消化器が動いてないと、食べられないしね。わたしは朝からトンカツでもカレーや焼き肉でもガッツリ食べられるタイプ)

「早起き」とは積極的に一日を始めること

遅刻しないための時間を逆算して、ギリギリに起床するのは、消極的な起床の動機だと『「早起き」の技術』で紹介されており、なるほど納得した。自分がその時間に起きたいわけじゃない。この本では、「自分に起きたい時間に起きる」ための習慣づくりが本題だ。だから別に、ギリギリまで寝てたい人は、この本に書いてある通りにしなくてもいい。

だけど、なんとなく早起きできないことにネガティブな感じがするなら、それを払拭する意味でも、早起き習慣に移行しちゃうのがいいのかもしれない。わたしも、一時期は早寝早起き習慣が身に付きつつあったのに、いつの間にか完全になくなった。早起きして、朝の太陽の光で掃除や勉強をするとはかどる。西日や照明の光では、色味が見えにくいから、なんとなくやる気も出ない><

だけど、早起きには利点がある。朝の時間帯は脳がまだ疲れていないから、仕事の能率もいいそうだし、なにより爽やかだ。就業時間中に集中して仕事は終わらせて、さっさと帰宅する方が私生活も充実しやすいだろう。また、朝バタバタと慌ただしく家を飛び出すと、忘れ物があったり、身だしなみが整っていなかったり、準備不足な状態で出社する割合が高まるだろうから、それが自己評価の低下を招いている人もいるそう。

「早起きをする」とは、「前の晩に明日の用意をして早く寝る」という習慣でもある。

時間に追われて生活するのか、能動的に時間を使うのか、の違いに繋がるのかも。

「なんのために早起きするのか」が大事

落ち着いて朝の時間を過ごすためには、朝早起きをしないといけない。早起きするためには、前の晩、早く寝る必要がある。そのためには、仕事は日中に片づけてしまう。もし今、寝坊さんなんだったら、「毎日早起きする」ためだけでも、仕事や生活スタイルそのものをガラッと変える必要がある。

だから朝寝坊さんが「早起き」の習慣を身につけるのは、結構大がかりなプロジェクトになってしまう。成功させるためには「なんのために早起きしたいのか」という動機が大切だ。

朝からジョギングをしたいとか、シャワーを浴びて出社したいとか(お風呂に入って12時間経つと加齢臭が出てくるそうなので、朝のシャワーは臭いの対策になる。わたしもそろそろ気を付けたい…)、ゆったり本を読んだり、髪を巻いたり、みんなそれぞれにやりたいことがあるんじゃないかと思う。

理想の一日のタイムスケジュールを書き出してみることから始めるといいらしい。潜在的な「やりたいこと」が浮かび上がってくるんじゃないだろうか。それで、あんまり頑張って、最初から「5時起き!」とか無茶なことはしないw 起床時間というよりは、就寝時間を少しずつズラしてゆくことがコツみたいだ。

理想といえば……午前中に集中して仕事や勉強は済ませて、お昼までに掃除もしておきたい。午後は、ゆったり雑務でもしてすごして、日が暮れるころにはお風呂入って寝る準備してたいなぁ。

自分メモ……夜眠りやすい習慣

  • スマホは電源オフしてかばんに入れる
  • 静かな自然音やジャズなどの音楽を聴く
  • 暗い部屋にする
  • 寝る前の儀式をつくる
  • 寝る2時間前に38度の風呂に入る
  • 寝る3時間前には食事を済ませておく

入眠のコツは「とにかく体温を下げて、暗い部屋でリラックスすること」だそうだ。

振り返りこそ大事!

『「早起き」の技術』で得た良い知識は、「スケジュールを立てることよりも、振り返りの方が大事」ということ。夏休みの宿題の計画とかさ、完璧すぎる計画を立てるくせに一日たりとも実行しなかったわたしにとっては、耳が痛いと同時に、痛いほどよくわかる話でもあったw 計画を立てっぱなしじゃなくて、振り返りをしなきゃ、学べることも学べませんわね……ハイ。

この本でも、理想の時間割をつくり、少しずつ少しずつ入眠時間をズラしてゆき、一日の活動時間を動かしてゆくんだけど、今どれくらい何がどう進んでいるのか進捗状態を把握しないと、充実感もなければ、次の計画も立てようがないのだ。

時間は、ある

「忙しい忙しい」と言いながら、ホントに一分一秒まで多忙な人って、ごくごく限られた人で、多くの人は実は「忙しい気がしている」だけだったりする。もちろん、わたしもその中の一人だ。だけどね、ほんとに時間がないの。毎日、時間切れでできないことが山のようにあって、「今日もできなかった」「今日もできなかった」って毎日落ち込んだり、「わたしは○○だからできないんだ」「▲▲じゃなければできたのに」と自己肯定感まで地に落ちてゆく……。

「時間に追われる」とは、能動的に行動できていない状態で、別の何かに支配されている状態だと言われれば、その通りだと思う。だから、自分で積極的に予定を立てて、その通りに行動できれば、かなり状況は変わるのかもしれない! と、『「早起き」の技術』は結構、元気の出る本だった。

時間がなくて、忙しくて、自分のやりたいことができない、なにかを我慢して我慢して生きているなら、それを打破する一つの考え方として『「早起き」の技術』は良いと思う。もちろんこの本は「早起き」をテーマにしているけれども、実際に語られていることは、「時間を能動的に使う意義」と「その方法」だ。

今、日没がいちばん早い時期で、あっという間に夜になる。この焦りは精神的にもジワジワっと負担になってる。状況改善するために、まずは「なにがしたいのか」「理想の一日」をノートに書いてみます……<(_ _)>

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堀江貴文『逆転の仕事論』|「成功者はと自分は同じ」は安心?

こんにちは。あさよるです。堀江貴文さんの本を読んだ。ホリエモンといえば、堀江さんが逮捕されたころだったか、裁判中だったかに、堀江さんの本を数冊読んだことがあった。そのとき、「堀江さんみたいな特別な人だからそう言えるんだ」「普通の人はそんなこととできない」と反発した記憶がある。確かあの時読んだのは、『君がオヤジになる前に』だったかな。当時わたしも学生だったから世間知らずだったし、なんだかよくわからない無力感でいっぱいだった。というか、まだ子ども時代の全能感みたいのを持っていながら、だけど社会はそれを受け入れないギャップに苛立ち続けていた頃だったかもしれない。

だから、堀江さんのいう「行動せよ」という言葉に、素直にノレなかった。「行動したくてもできない人だっているんだ」と怒りながら、今思えば、その実は「なにも行動してなかった」というのが正確なように思う。言われたくないことを言われたから、「そりゃそうだな」と思えるまで少し時間がかかった。

君がオヤジになる前に

それ以来、堀江さんん本はときどき読んでいる。最近は、書いてあることが素直に読めるようになった。以前は、もっと穿った読み方をしていたように思う。というか、書いていないことを勝手に読み取っていた気がする。それはヤバイ。今日、久々に堀江さんの本を読んで、自分の心境ん変化にも驚いた。

成功者に共通点があるならば…

社会の中で成功した人が「自分とは違う」と思って安心する人と、「自分と同じだ」と思って安心する人がいるんじゃないかと思う。それは「どうせやってもムダだろう」と諦めを肯定したい人と、「いつか上手くいくかもしれない」という期待を肯定したい人の違いかも。

そもそも、どういう状態を「成功例」とするのか、その定義によっても話が違ってくる。使い切れないほどのお金が預金口座に入ってることなのか、大アタリもないけれども大ハズレもない堅実な道を選ぶのか。生きてられたそれだけでいいのか、好きな人と一緒に入れたら幸せなのか。などなど、バリエーションはくらでもある。

ただ、どんな道を選ぶにしても、自分の意志で選択して決断し続けて生きることには変わらない。目先のことだけ考えるなら、他人に意思決定を任せることは責任逃れになりうるのかもしれないけれども、何十年と遠い未来まで自分の身の振り方を保証してくれるものはない。だからやっぱり、自分で決断し続けるしかないよね、という。そのための感度とか、反射神経みたいなものを、鈍らせずに維持し続ける心がけも必要だ。

んで『逆転の仕事論』は、自分で決断し続けた人の中で、今のところ成功している人の記録だ。著者の堀江貴文さんと親交のある方の聞き書きが中心だ。「今のところ成功している人」というのは、別にいじわるな言い方をしてるんじゃない。ここで取り上げられている人たちの経歴はてんでバラバラなんだけれども、共通点があるとすれば「失敗もしている」ということと「みんな普通の人だった」ということくらいじゃないかな。

それって「わたしと同じ」なのね。

自分のやりたいようにやるなら

この本に登場する人、武田双雲さん、佐渡島庸平さん、増田セバスチャンさん、ロンブー田村淳さん、HIKAKINさん、小田吉男さん、小橋賢児さん、岡田斗司夫さんの8人は「自分でやりたいようにやっている人」だ。だから「成功する」ということはきっと、やりたいようにやっている最中、それが社会的に認められたり、お金がもうかったり、多くの人が「ステキね」なんて思う状態のときに、使われる言葉なんだろう。

今は成功していてもこれから失敗するかもしれないし、今失敗してもこれから成功するかもしれないし、それはその時々で変化し続けるものなんだろうと思う。

そして『逆転の仕事論』で取り上げられている8人の方々は、それに自覚的で、失敗の体験も、成功の体験も、どちらの経験も語っている。ひきこもり経験をした人もおれば、一つのことに熱中するあまりそれ以外で大ミスばかり繰り返す人もいるし、社会の中で生きることに違和感を持っている人もいる。みんな何かしら「上手くいかない」ことを自覚しているのが印象的。

「やりにくい」に注目したら

で、「自分でやりたいようにやっている人」って、反対に言えば「みんなと同じことをしない」あるいは「みんなと同じことができない」とも言える。みんなと同じ道を行けないから、消極的に自分の道を行かざるを得なかった。不遇の時代があって、その中で「自分のワクワクすること」をやっているうちに、芽が出て成功につながった。

社会の中で「居心地が悪いなぁ」「うまくいかないなぁ」と感じるなら、その部分が自分が社会と折り合いのついていない部分……言い方を変えると、それが個性や特性なんだろう。

もし、自分が大アタリを狙うならば、型にはまり切らない部分を特化させてゆくことなんじゃないだろうか。それは、大失敗の可能性もある。ひょっとすると、それを実行すると法に触れてしまう人もいるんだろう。『逆転の仕事術』で紹介されている8名は、そういう意味で、失敗はしても法に触れるようなものではなかった「運」を持っていた人だ。

逆に言えば「運がいい」というのは、その程度のことなのかもしれない。

成功術はみんなちがう

『逆転の仕事術』でもうひとつ印象的なのが、成功を収めるまでのサクセスストーリーが8人が8人とも違っていることだ。諦めずに粘り強く頑張ったから成功につながった人もいれば、見切りをつけて新たなチャレンジが成功した人もいるし、そもそも人と同じことをする気がない人もおれば、社会になじめず引きこもりを経験した人もいる。

共通していることは、「失敗もしている」ことを「自分のやりたいようにやった」ということくらい。

成功者が、自分の成功までの軌跡を語る本は数多あるけれど、成功への「道筋」そのものをマネしてもしかたがない。それよりも「失敗もする」ということと、「それでもやり切った」ことに注目すべきなのかも。

どうせやるなら、どうするか

手堅く行くのも悪くないけれども、ただ何十年もの先まで誰も保証してくれるわけではないから、やっぱり自分で選択と決断はし続けなくちゃならない。それは、自分の道を行くのも同じ。

社会との折り合いのつかなさをいなしながら行くのか、かわりに自分のやりたいことをやりながら行くのか、それだけの違いと言えばそうなのかも。

ただ、成功者たちとわたしは、そんなに大きくは変わらないみたい。「成功者は特別じゃない」ということは、自分にとって良い話なんだろうか、それとも嫌な話なんだろうか。

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堀江貴文さんの本

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『一流の気くばり力』|尊敬しあえる人間関係の中で仕事をする

『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。若いころは素直で真面目でニコッとしてるだけで済んでいましたが、年齢を家朝寝ると人から求められるものも変わるし、より高い能力を持っていて当然になってくるから大変です。「今までのままじゃいかんのだ」と思っているのですが、具体的に何をしていいのかわからない最中なのです。今回は『一流の気くばり力』という本を手に取ってみました。

あさよるは若い頃は引きが強いというか、なんかよくわかならい自信があったんですが、最近はめっきり弱気になっています(苦笑)。自信がないから、できることもできなくなっている気がして、こりゃヤバイなぁとも思っています。

『入り中の気くばり力』では、コミュニケーションを通じて人に認められ、信頼され、尊重されるために必要な力が紹介されています。どれも一朝一夕で見につくことではありませんが、「大人というのはこいういうことか……(゚A゚;)ゴクリ」と息をのんでおります。

気くばり力は、尊重される力

『一流の気くばり力』では仕事でも私生活でも役立つコミュニケーション術を指南する内容です。自分の意思を上手く伝えられなかったり、なにかと誤解されがちな人にぴったりです。一流の気くばり力とは、「相手から尊重される力」でもあります。人間関係の中で、自分という人が存在感を持ち、人格ある人間として尊重されるための方法です。

本書で語られる「気くばり力」は、独りよがりで自己満足な「気くばり」ではなく、相手に自分の好意や配慮が伝わり、双方向なコミュニケーションとしての気くばりです。コツコツとひたむきな心掛けや、地味な仕事に取り組んでいる様子だって、見ている人は見ているもので、意外と目立たないことまで気が利いていることが他人から評価されたりします。

気くばりって相手をもてなすためにするものですから、伝わってこそなんですよね。どんなに心の中で「我慢してやってるのに」「気を利かせてやったのに」と思っていても、相手が「大事にされてるな」「配慮してくれたんだな」と伝わっていないと、コミュニケーションとして成立しません。

本書では気くばりの要素を5つに分けて紹介されています。

「俯瞰する」
「共感する」
「論理を通す」
「サービス精神を持つ」
「尊重する」

p.7

俯瞰する

「俯瞰する」とは、一歩先のことまで考えて行動することです。「報連相」をするときに「○○さんに連絡しました」とあったことだけ伝えても、相手は「で?」って話です。もう一歩踏みこんで、実際にあったことプラス、どんな感じだったのか、これからどうするのかをあわせて伝えます。相手はそれが聞きたいんですから。報連相の要素として①現状、②見通し、③対処と3要素が大事です。俯瞰とは、一段高い位置から見下ろして、相手の聞きたいこと・知りたいことを把握して、それを伝えることです。

共感する

『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』挿絵イラスト

「共感する」とは、相手の主張を「受け止めましたよ」と伝えることで安心させ、信頼してもらえる力です。「礼儀正しい人」「気が利く人」「マメな人」と思われることも、共感して信頼してもらえるからこそです。人を良く観察し、相手の気持ちを汲み取る能力とでも言いましょうか。物腰の柔らかさや、話しやすさなんかも重要です。タイミングってのも大事です。ミスして落ち込んでいる人を励ましたり、次の提案をする時も、言葉やタイミングに配慮すべきです。

論理を通す

「論理を通す」とは感情に流されず冷静に物事に対応できる力です。仕事では、相手にわかりやすく説明する力や、冷静に周囲を俯瞰できると、安心して仕事を任してもらえ、信頼されます。感情にふりまわされないのは、すごい能力ですね。

サービス精神を持つ

「サービス精神を持つ」とは、その人がいるだけで場が華やぐムードメーカー的な人。誰からも好かれ、可愛がれ、どんな人とでも打ち解けられます。営業先、取引先でも気に入られる人は強いですね。話し上手で、誰に対しても(目上の人にも後輩にも)積極的に声を掛けられる人。

尊重する

「尊重する」とは、協調性が高く、相手の意思を尊重する人です。といっても、くれぐれも「我慢して合わせてやる」のではなく、自然と相手を尊重して、我慢強く聞く力があります。「あなたを大切に思っていますよ」という意思を相手に伝える力がある人。また謙虚な人です。

総合して「気くばり力」=尊重される人

これら5つの「俯瞰する」「共感する」「論理を通す」「サービス精神を持つ」「尊重する」の力の総合力が「気くばり力」です。気くばりができる人は、周囲の人から信頼され、可愛がられ、一目置かれ、結果的に「自分自身が尊重される」力とも言えますね。

気くばりの自身が持てる

正直「言うのは簡単やけどな」って感じですけどねw 本当に「気くばり」ができる人がいたら、その人は優秀で誰からも評価されていて当然だと思います。それがなかなかできないから困ったもんでして(;^ω^)

ただこうして、要素を抜き出して言語化してもらえると、多少は意識できるようになるのかもしれません。また「これは苦手だけど、これはできるかも」と得意と苦手もあるでしょう。

あさよるの場合はどうだろう……人から可愛がられることは多かったから「サービス精神を持つ」は多少あるのかもしれません。だけど「論理を通す」「尊重する」は全くないw

こう気くばりの要素で語られると、自分にも当てはめやすいから、反省もできるし、自信を持てる部分もあって良いですね。

一人よがりな気くばりは……

本書『一流の気くばり力』を読むと、独りよがりで自己満足な気配りはないということもわかります。「気が引けて言いたいことを言えないこと」や、「ただ我慢すること」は気くばりではありません。むしろそれって、逆に相手に気を使わせるタイプっすね……。

窮屈そうにしていたり、取ってつけたような行儀やマナーも、パッと見て相手に伝わると思うし、結局「普段からの心がけ」ということになるんでしょうか。ベタですけど。

あさよるはなぜか、「家でも股を閉じて座らねば」「一人で貧乏ゆすりしないように気を付けよう」と思いましたw いや、たぶんいつもの行動って、人前でも自分が思ってる以上にやっちゃってるんだろうなぁと。言葉遣いと金。ネットやLINEなんかで言葉遣い悪いと、ポロっと素が出てしまってるかもしれない……。気を付けよう><

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『加速成功』|夢・成功を近道で!

こんにちは。怠けのものの あさよるです。怠けものだから、頑張らないための努力なら惜しみません。もしものとき頑張らなくても済むように、日ごろから用意・準備をしておく習慣付けには余念がありません。

そんな あさよるの習慣と相性が良さそうなのが『加速成功』でした。成功するための最短距離を行っても良いのだ。

大きな成功を収めるには

『加速成功』の著者、道幸武久さんは、学生時代の夢と成功体験から、サラリーマンを経て起業し成功なさった方です。学生時代から「成功したい=お金持ちになりたい」と考えておられたそうですが、証券会社の営業職に就き、実際に社会的に成功した方々と対面するうちに、もっとリアルな「成功像」が見えてきたそうです。また、学生時代にブラジルへ留学して、そこで学んだ経験も活かされています。

本書『成功体験』で知れることは、まずは「学びは役に立つ」ということ。

「学びは役に立つ」とは、机に向かって黙々とする勉強も学びですし、社会の中で人と関わって学ぶこともあります。そして、それらに時間もお金も惜しんではなりません。

新入社員の頃、仕事中に近くのサウナに行くと、社内のトップセールスマンの先輩と出くわします。そこで、どうすればトップセールスマンになれるのかと質問すると、「営業の本をたくさん読め」と助言されます。しかも「悪い本が9割だから、直感でこれは良い本だとわかるようになったら、成績がトップになる」と教えられました。さらに、毎月の書籍費が手取り16万円のうちの4万円あてるよう言われます。先輩は「良い本」を教えてくれませんでした。そして実際に自分で本を買って読んでみて、良いか悪いか判断している内に、だんだんと直感で良い本がわかるようになり、ハズレを買わなくなったころには、本当に営業成績トップになっていたそうです。

「9割が悪い本」ということは、最初のうちに買って読んだ本の9割は失敗だったということでしょう。だけど、失敗を何度も繰り返してゆくうちに、だんだん良い本を当てるのが上手くなってゆきます。失敗を重ねた数だけ、経験値が上がってゆき、目利きができる。最初から良い本ばかり与えられていては、自分の力で見極める力は身に付きません。「学び」には、失敗の経験も不可欠なんですね。

また、一日1時間の勉強習慣だけでも、周囲と差をつけられるそうです。大学に入学と同時に勉強の習慣を手放してしまう人が多いですから、たった1時間でも勉強する習慣があると、それだけで抜きんでてしまう。この現象はどうなんだと思いつつ、ちょっと勉強するだけで特別になれるってすごい。

また、「怠け者」が仕事ができる人だとも紹介されています。勤勉な人と怠惰な人、優秀な人と無能な人がいたとき、一緒に仕事をしたいのは「優秀な怠けもの」です。彼らは自分が楽をするために、アイデアを出して、手間を少しでも減らし、最小の力で最大の効果を得ようとします。

楽に大きな成果が出る事柄を「スウィートスポット」と称されていました。このスィートスポットについては『ユダヤ人大富豪の教え』の本田健さんは「〈楽しいこと〉〈ワクワクすること〉〈得意なこと〉の3つが重なる部分」と紹介しています。

さらに『成功加速』では、〈楽しい〉〈ワクワク〉〈得意〉に〈ワガママ〉をプラスしようと呼びかけられていました。ワガママというのは、自分勝手をすることではなく、「自分のよいとことを最大限に活かすためのワガママ」と称されていました。自分の長所と弱点を見極め、自分を最大限に活かすことにこだわります。

「できる!」からはじまる

なにをするにも「できる」と自分が思わないと何もできません。まずは「こうする」と決めないと何も始まらないし、次いで「できる」とイメージし続けないと、できることもできません。これって、結構身近でもよく起こります。「○○しちゃダメ」と考えてしまうとその「○○してるイメージ」が脳内で浮かんでしまって、結局イメージ通りになっちゃいます。よく「浮気しちゃダメ」というと、相手に浮気している自分をイメージさせてしまうから、本当に浮気をしてしまうという話がありますねw

人は良くも悪くも、脳内でイメージした通りにしか行動できないのです。

自分に枷をつけてはいけない

あさよるはいつも、「2時間で3冊本を読みたいな」と思っていたら、本当に2時間で3冊ちょうど読み切ってしまって、落ち込むことがよくあります。それは読了後「もっと集中すれば、4冊5冊読めたんじゃないか」と感じるからです。つまり、自分で「2時間で3冊」と予め制限を設けたことで、集中力を「2時間で3冊分」に下げてしまっているのです。反省点は「2時間で5冊とすればよかった」ということと、さらにもっと言えば「自分の制限なんて無視して、全力を出し切りたい」という劣等感もあります。

目標を立てるのは良いことです。だけど、その目標のせいで、全力を出さずにヌル~くやっちゃってたら、そんな目標ないほうがマシかもしれません。

絶対無理な、届かない目標というのも、これはこれでヤル気を削ぐものですが、低すぎる目標も自分を成長させません。全力を出せば届く目標を立てられるようになる必要がありますね。

最短で夢をかなえていい

タイトルの『加速成功』とは、成功するために時短してもいいというメッセージが含まれています。成功のためには、地道で長ぁ~い下積みや、コツコツと努力をし続けないといけないわけではない。「成功には時間がかかる」と思い込んでいると、本当に成功までの時間がかかってしまいます。

そんな思い込みは捨てて、さっさと成功しちゃってもいいのです。収入を早く増やしてもいいし、今転職してもいいし、自分の得意でワクワクして楽しい仕事を今初めてもOK。

また、自分の「夢」は本当何なのか見極めることも大切です。サッカーが得意だった人は、そのままプロのサッカーチームに二軍で入団して、一軍を目指すのも夢だし、サッカーで培ったリーダーシップを活かして就活し、別業界でも成果を残して、また子どもたちへサッカーのおもしろさを教えるのも、これも夢のかたちです。

自分の好き、ワクワク、得意を加味して、自分にとっての最短で最善の夢を実現できると良いですね。

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『数に強くなる本』|数字が苦手なら!人間らしい営みに触れよう

こんにちは。自習を再開した あさよるです。ものすごーくスローペースですが、英語と数学の復習をのろのろとやっていました。最近停滞気味だったので、本書『数に強くなる本』を読んだことをきっかけに、意識的に自習の頻度&時間を増やそうと思いました。

なんで英語と数学かというと……あさよるがむっちゃ苦手で大嫌いな英語をするのが嫌すぎるので、好きで何も考えずに作業としてできる数学との抱き合わせにしていますw あと、論理的に考え、論述する訓練として数学をグリグリとやる習慣は持っておきたいと粘っております(いつまで続くやらだけど(;’∀’)

「苦手」が数字を遠ざける><

『数に強くなる本』は、数字を見るだけで無意識に読み飛ばしてしまう人、数字を突きつけられると「イヤぁ~!」と逃げ出してしまいたい人へ向けられた「数字に強くなるための本」です。

ああっ! 逃げ出す前に聞いてください。この本は数学の本ではありません! もちろん、算数の問題も扱っていますが、本書の趣旨は「数って面白いんだよ」「数で表せるって便利なんだよ!」って語りかける内容です。

もし数字を「無味乾燥で味気ないもの」「人の温もりのない冷たいもの」と感じておられるなら、本書『数に強くなる本』がおすすめです。なぜなら、数は人の営みに直結しており、数の歴史を知ることは文明の歴史を知ることだからです。数を通して人間は宇宙を想像します。とても人間味あるものなんですね。

現金割引とポイント還元とどっちが得なの? とか、GDP、偏差値、少子化など、身近な問題も、数字に表すことで手に取れて考えやすくなります。身近な物事をより理解するために、『数に強くなる本』はおすすめです。

あさよる、数学は好きなんだけど……

実はあさよる、10代の頃一番得意で好きな科目が数学でした。だから数字に苦手意識がないので、こんな『数に強くなる本』なんて本も心理的抵抗なく読めます(得意と言っても、予め用意された問題を解くのが好きなだけで、独創性があるわけではない)。

だけど、苦手な科目はもう、ダメ。あさよるの苦手&嫌いなのは科学・化学と英語でした。あさよるにとっては、どちらも意味のわからない文字列をただ丸暗記しなければならないのが苦痛で、苦手&嫌いです。苦手&嫌いというのはエライもんで、化学式も英文も、書かれていても目に留まらないんですよね~。そもそも読む気がない……というか、意味のある記号として認識すらしてない感(;^ω^)

「数学が苦手」って人も、これと同じで、そもそも数字が目に入ってこないんじゃないでしょうか。だけど、数字のない世界はないし、数字は上手に扱えた方が便利だし、なにより面白い。この「面白い」を最大限伝えようとしている本って『数に強くなる本』以外にもたくさんあります。

映画もヒットした『博士の愛した数式』なんかで、数学、数って面白いなぁと思われた方も多いでしょう。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

あるいは『フェルマーの最終定理』とかね。難しいことはさておき、文明が始まって以来の数学者たちの列伝になっていて、普通に読み物として面白い本です。あと、豆知識的な話題も豊富。

別に数学の勉強をしなくても、数字や数学を扱った本はたくさんあって、面白いんです。だから、苦手意識持たずにぜひ読んでみて欲しいです。

あさよる的に過去に読んで面白かったのは『数の歴史』とかね。これは1、2、3、4…と数がどのように生まれたのかの歴史が紹介されたもの。

数の歴史 (「知の再発見」双書)

数学の本じゃないけど、数を扱うってので『「無」の科学』も、幅広い分野の「無」について書かれている本で、浅く広い知識に触れられて面白かった。

ここまで書いて、数学嫌いさんのための、数学の面白さ、身近さを説く本ってたくさんあるけど、英語嫌いのための英語の面白さ、身近さを説いた本ってないわね……。というか、やっぱ苦手&嫌いだから、そもそも英語学習を扱った本をチェックしてないのか……。

じゃ、じゃあ、『数に強くなる本』も結局、数学は苦手じゃない人しか読まないのかしら……

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『読書という荒野』|いくら読んでも満たされない読書欲

こんにちは。読書の秋がはかどっていない あさよるです。バテバテだった真夏よりは読書に時間をさけるようになってるんですが、なんだか日々が慌ただしくて本が読めていません>< 食欲の秋だったり、スポーツの秋だったりと、忙しいですからね。夏の間延期していたことがどっと押し寄せてきた感じです。

さて、今日読んだのは見城徹さんの『読書という荒野』です。見城さんは幻冬舎の社長で、数々のヒット作をつくった編集者でもあられます。

この「荒野」という響き、先日図書で『オオカミと野生のイヌ』という写真集を読みまして、荒野で一匹オオカミがジロリとこちらを見ているようなイメージが湧きました(図書館ではもっぱら動植物の写真集や図鑑を見るのが好きです)。

オオカミと野生のイヌ

実際にはオオカミは家族で生活するそうで、「一匹狼」とは親離れしてまだパートナーと出会う前の若い個体だけだそうで……って、オオカミの説明はいいやw

『読書という荒野』の表紙も、見城さんがジロリとこっちを見ておられて、最初は「これは一体なんの本なんだ」とドギマギとしてしまいましたw

無我夢中に読書する

『読書という荒野』は、幻冬舎の社長・見城徹さんが本を読みまくり、編集する理由の一端に触れることができます。

見城徹さんは子どもの頃からいじめに遭い、劣等感にさいなまれていた頃から、高校に入り一転リーダー的存在になり、その後進学のため上京し、そして編集者として〈暴れまわる〉様子が綴られています。

子ども時代のいじめの経験は読んでいても胸が痛いのですが、「死んでもいい」と決心し、いじめっ子に対峙したことで運命が変わり始める様子は、大人になった あさよるにも思うところがありました。そこまで人を追い詰めちゃダメだし、そして追い詰められた人はなんとしても生き延びます。その経験が、編集者としてのスキルに繋がっておられるんですね。

高校生になって、いじめがなくなって反対に自分の言葉で自分の考えを述べられる生徒になってゆく様子も、あさよるもこうありたいと思いました。体面を気にしたり、その場の雰囲気に呑まれるのではなく、自分で考えて自分の言葉で表明する。これも編集という言葉を扱う職業に繋がっています。

そして、編集者としてのご経験は、その高揚感と熱狂が羨ましすぎると感じました。この感じ、あさよるは赤塚不二夫さんのエッセイなんかを思い出す……トキワ壮の思い出のような。とんでもなく高揚した時間を一瞬でも過ごした人の話って、いつも羨ましく思います。あさよるにはそんな時間がなかったなぁ。

赤塚不二夫120% (小学館文庫)

編集者は「言葉」で作家にアプローチし、本を作りますから、言葉はとても大切なものです。そこに説得力や力を持たせるためには、嘘を言ったり口先だけの話をしていてはいけません。「編集者」というのも、これも一つの生き方なのだなぁと知りました。

思い出、思い入れのある本がある

あさよるにはちょっぴり劣等感がありまして……それは「人生を変えた一冊」的な、思い出の本、思い入れのある本が特にないということです。もちろん、その時々にハマったり大好きだった本はありますが、あくまでマイブーム的な感じで、「今の自分を作った本」みたいなね、そんな存在がないのです。

だから実は、読書体験や、自分の特別な本について語る人というのは、憧れの存在です。

『読書という荒野』にもそういう特別な本、特別な読書体験が語られていて、しかもただ読者としてではなく著者・作者と同じ時間を過ごしながら本を作っているんですね。羨ましい&憧れのW!

見城さんは小中学校ではいじめられて、読書がある種の居場所としても機能していたよう。これもあさよるにはない経験だったり……あさよるは一体、今まで何を読んできたんだろうかと頭が痛くなってきます(;’∀’)

みなさんも、特別な本、思い入れのある本、読書が逃げ場だったり居場所だったり、ただの情報源、物語に触れる以上の働きを感じられたことがありますか?

全然足りない、満たされない読書を

心を落ち着かせるために本を読むという人もいるそうです。あさよるは逆で、本を読むと興奮するし、刺激を求めて読書がやめられません。『読書という荒野』を読んでいると、同じく「興奮」「刺激」を追い求めていると感じました。だからこそ「羨ましい」「憧れる」とも思いました。

「読書という荒野」という言葉もいいですね。豊潤で実りの多い感じよりも、「荒野」でむさぼるように読む方が、読書っぽい。そう、いくら読んでも読んでも満たされない。まだまだ欲しい、全然足りない。だから荒野の中で孤独にただ我を忘れて本を読みまくる。読書ってそんなイメージです。

『読書という荒野』の表紙の、乱雑に本を積み重ねた感じとか、わかるわかる~って感じじゃないでしょうか。もちろん、読書する人って年間千冊単位で読むそうですし、あさよるも全然足元に及ばないんですけどね(;’∀’)

本を読む高揚感、興奮、読んでも読んでも満たされない、もっともっと欲しい気分が溢れ出ている本だったし、読んでいるだけで自分の読書欲が刺激されまくる本でした。

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