ビジネス実用

『できる大人のモノの言い方大全』|褒め方、断り・謝り方、反論の仕方

あさよるは若い頃、格式ばった取って付けた敬語や遜りや謙譲が大嫌いでした。素朴な言葉で、自分の言葉でしゃべればいいじゃん!思いが伝わればいいじゃん!

しかし、歳をとると考えが変わるもので、もっと「伝え方」のバリエーションが欲しいなぁと思うのです。例えば、自分より若い人に話しかけると、相手の人は明らかに緊張して気を遣ってくれます。「フラットに話してほしいなぁ」と思っても上手くいきません。〈人の気持ちをほぐす〉言葉が欲しいなぁと思います。

ちょっと〈気の利く大人〉になる

『できる大人のモノの言い方大全』はもうタイトルがすべてを語っています。ちょっとした言葉遣いで、人との関係は変わるものです。「余計なひと言」で反感を買ったり、たったひと言で疲れが吹っ飛んだり。人が人と関わって生きている限り「言葉」のパワーは重要です。

みなさん苦手なシチュエーションってありますか?

あさよるはクレームや人の間違いを指摘するのが超苦手です。遠まわしに言いすぎて相手に伝わらなくって、余計イライラして感情的になってしまったりとか、一人でジタバタしてしまいます。業務連絡としてスマートに伝えられたらなぁ。そして、人を「褒める」のも出来てない……。いつも人から自分が褒めてもらった時に「あ、また自分ばっかり自分の話をしてしまった……」と気づいて落ち込みますorz

『できる大人のモノの言い方大全』は、日頃「うまく言えない」ひと言が総まとめになっています。ほめる、もてなす、断る、謝る、反論する。

あさよるは中でも、なんとなく言い出しにくいことをサラリと自然に言える「言い方」がいっぱい詰まっていてイイネ!と思いました。

特に覚えておきたいと思ったのは、この3つ。内2つは相手にとって嫌なことを伝える方法です。これを上手になりたい!

  • クレームを上手に言える
  • 難しい断り方、謝り方を増やす
  • 人を上手にほめる

「言いにくいコト」こそコミュニケーションに必要

クレームを上手に言える

大人になれば、時にはクレームをキチンとつけなきゃいけないときもあります。しかし、言い方に失敗すれば、迷惑なクレーマーだと思われては敵いません。

「違うの!違うの!私は迷惑をかけたいわけじゃなくって!」

心の中で繰り返しながら、できるだけ柔和に、優しい雰囲気で明るく伝えるのですが……話がこんがらがってしまうことも。角を立てずに!円滑に!やりたいのよ!

第8章 世渡り上手は角を立てずに「自己主張」ができる!「それ違います!」を上手に伝える方法が役に立ちました。

  • 言いにくいことを言うときの「前置き」
  • 相手を怒らせずにクレームをつけるコツ
  • 相手の嫌味をさりげなくかわすには?
  • 部下をやんわり注意するときの言葉

「お言葉を返すようですが」「大筋ではそうかもしれませんか」くらいはあさよるも言えますが、「おっしゃることはよくわかりますが」「ぼくもあなたの立場なら、そういうと思うんです」というのは、なかなか言えないなぁ。

一旦相手の気持ちに共感したり、相手立場に立った発言をした上で「しかし」と続けば、ケンカ腰には見えないφ(..)

難しい!断り方、謝り方

人にお断りをするのもムズカシイ。お誘いをお断りする、縁談を断る、商談を断る、シチュエーションはさまざま。また、誤り方もバリエーションが欲しい。「〈もうしません〉〈気をつけます〉って、前も同じこと言ってたじゃないか!」って人の話を聞いていても思います。自分で言っていても思います(;´Д`)

第3章 カシコい大人はこの「断り方」「謝り方」でピンチを抜け出す!と、一章丸々「断り方」「謝り方」に割かれています。

断る際は、ズバッと言う前に、ワンクッションを置く。「よく考えさせていただいたのですが」「あいにくですが」と、この出だしの時点で相手に結論が伝わっています。また「お役に立てず残念です」「お汲み取りください」と、「いりません」「やめます」を他の言い方に変えます。厄介ごとを断るときの「安請け合いして、かえって迷惑をおかけしては……」というのは、是非に使いたいですw

謝るときは「申し訳ありませんでした」「お詫び申し上げます」と率直な言葉がやっぱ大切ですね。「面目ありません」「このたびはこんなことになり」くらいのレパートリーは持ちたいなぁと思いました。「肝に銘じます」「申し開きがないことです」とか、言えるようになりたい。

人を上手にほめる

スゴイなぁ、敵わないなぁという気持ちを、上手に相手に伝えたいなぁと思うも、取ってつけた言い方になったり、嫌味に聞こえてしまわないか気になることもあります。

  • 思わず相手の顔がほころぶ定番フレーズ
  • 気配り上手が使いこなす秘密のフレーズ

それ!それ!

  • 「頭の良さ」をほめるにはコツがいる!
  • 「ほめ上手」になるには、「ほめられ上手」になろう!

このあたりも気になるのですが、

  • 「外見」をほめる技術
  • 「表情」や「声」をほめる

なんて上級者っぽい感じがします。

「魅力的ですね」「品がありますね」「似合ってますね」って、言葉はありふれていますが、なかなか人に向かって発したことはない言葉……こういうのスマートに言える人になりたい……。

バリエーションがコミュニケーションを円滑にする

モノの言い方のバリエーションが多いことに、あさよるは勝手な嫌悪を感じていました。おべっちゃらや、心にもないことをペラペラと舌先三寸で言うことだと思っていたからです。

しかし、「言い方」のバリエーションって、多様なコミュニケーションを手に入れるツールなんだなと気づきました。そう、言葉って、他人と自分をつなぐ道具です。

より豊かな人間関係を築くために、いろんな「言い方」を手に入れる必要がありました。

思えば、未成年の若い頃は、友人たちとのすれ違いに心を痛めていました。理由は、今ならなんとなく分かります。お互い思いやりも足りず自分勝手に振る舞っていました。そして、何といってもボキャブラリーが今より貧しかった!だから、誤解もしまくり&されまくりで、意味もなくヒドイことを言いまくってた&言われまくってたと思います。

言葉の使い方、そして使える言葉の数、言い方の数は、人間関係を円滑にするものだと思います。少なくとも、不用意に人を傷つけたり、苛つかせる機会が減るんじゃないかと思います。

大人だからこそ、スマートに、人とぶつからないように「言い方」って大事だな。

続きを読む

『GRIT やり抜く力』|失敗して挫けても、必ず立ち直る

こんにちは。もうすぐこのブログをはじめて2年になる あさよるです。平日は毎日更新していますが、こんなに長く続くとは思っていませんでした。

最初の頃は結構必死で更新していましたが、最近は習慣になりつつあって、毎日お風呂に入るような感じでブログを書けるようになりました。なんでも続けてると変化があるのかなぁなんて思いました。

さて『GRIT やり抜く力』です。本書は書店でもよく見かけましたし、ランキング上位みたいなので興味がわきました。表紙の赤い部分は特殊インクでキラッと光沢しています。

持って生まれた才能・センスより、「やりぬく力」

本書の主張はシンプルです。「やり抜く力」は大切!以上!w

優秀な人や、才能があるはずの人も、やり抜かねば意味がない。優秀なはずの人がどんどん脱落してゆき、最後まで残った人たちが、その分野を極めてゆくことになります。

失敗もあるよ。挫折もするよ。だけど、挫けても諦めず、再び立ち上がる。

そのたびに、同じことを繰り返すのではなく「改善」をし続ける。昨日より今日の方が、今日より明日の方が少しでも良くなっているように努める。そんな単純なことの積み重ね。

口では、夢や志望を語る人はたくさんいます。だけど、大事なのは何かを完成させることです。小説家志望の人は、最初はどんなに下手でも、最後まで完成させて出してくる人は、いずれプロになるそうです。しかし……志望だと言いながら、小説を完成させない人は……。他の分野でも同じような話ありますよね。

「努力」より「才能」をすごいと思ってしまう

本書の中では、気になる実験結果がありました。

同じピアニストが一つの曲を演奏します。その一曲の一部分を2箇所被験者に聞かせ、片方は努力によってピアニストになった人物であること、もう片方の演奏は幼いころから才能が認められた人物が演奏したと紹介し、両方の演奏の印象を聞きます。すると、努力の方の演奏より、才能がある人の演奏の方が評価が高いのです。

また、努力家タイプと天才タイプの起業家のプロフィールを聞かせ、それぞれのプレゼンテーションの音源を聞かせます。

やはり天才型、つまり「生まれつき才能のある人」のほうが、起業家として成功する確率が高いと評価され、事業計画の内容についても高い評価を獲得した。(中略)「努力家タイプ」と「天才タイプ」の2名の起業家のうち、どちらを支援したいかとたずねた場合、参加者は「天才タイプ」を選ぶ確率が高いことがわかった。「努力家タイプ」と「天才タイプ」でそのような差が生じなくなるのは、「努力家タイプ」の起業家のほうが、起業してからの年数が4年長く、さらに開業資金が4万ドル多い、という好条件が重なった場合のみだった。

p.45

努力型の人は、才能タイプの人と同じ信用を得るには、4年と4万ドル必要ということすな(-_-;)

これだけ、我々は「努力家」と「天才」の間に差を感じているのです。もちろん思い込みです。しかし、この思い込みは厄介で、努力してやり抜くことへの自己評価も低いということ。才能によって夢がかなうことに憧れて、努力を怠るのです。

また「あの人天才だから」「才能があるからすごい」という、一見ほめ言葉に聞こえることも、実は自分への言い訳だったりします。すなわち優秀な人を、“才能がある=特別だからできる”としちゃえば、「自分は才能がないからできなくて当然」と、自分を正当化できます。実際には、優秀な人たちだって地道な努力の積み重ねだろうに。

努力より才能の方がすごいと評価することで、自分自身の「やり抜く力」を削いでいるのかもしれません……。

褒めない、叱らない

子どもたちへの教育についても触れられています。

失敗しても、叱らない。これは、失敗するたび嫌な思いをすると、無気力になります。何もしなければ失敗しませんから、叱られることもなくなるのです。

反対に、「褒める教育」が語られることもありますが、教育の場では褒めるのもよくないそうです。これは『嫌われる勇気』とその続編の『幸せになる勇気』でも語られていました。

頑張りを褒めると、人から「褒められる」ことが報酬になってしまいます。報酬が欲しいから努力をし始めると、次は報酬がないと努力できなくなってしまうのです。また、『幸せになる勇気』では、「褒める」という行為の〈上から目線感〉があるとも指摘されており、「他人から褒められたい」って願望って、結構泥沼になる感情なのかもなぁと思いました。

『嫌われる勇気』|やらないための“言い訳”を作ってた…だと?

『幸せになる勇気』|平凡で「その他大勢」である自分の価値

著者・アンジェラ・ダックワースさんのご家庭では4つのルールがあるそうです。

  1. 家族全員ひとつはハードなことに挑戦しなければならない
  2. やめてもよい(※条件アリ)
  3. 「ハードなこと」は自分で選ぶ
  4. 新しいことでも、いまやっていることでもかまわないが、最低でもひとつのことを2年間は続けなければならない

ハードなことってどんなことでもよくって、「ヨガをやる」とか「ピアノ練習」とかでOK。ただ、ちょっとだけ負荷がかかるような練習するってイメージかな?

「小さなチャレンジを毎日し続ける」っていいよね。そして、それが長期間続いたとき、大きな力になるだろうとワクワクします。

目の前のことを、きちんとやろう

あさよるが毎日少しだけチャレンジしていることを思い返してみました。

  • ブログを書くこと
  • 月平均1日1冊以上の本を読むこと
  • 毎日、体組成計で体重や体脂肪率を測る、毎日体温を測る
  • 小まめに前屈と背中をそらす
  • 背筋を伸ばす
  • ホワイトニング効果のある歯みがき粉で歯を磨く(お茶をよく飲むから)

これくらいかな?ものすごく大したことじゃないんですが、あさよるは結構ダメな人で、歯磨きやお風呂に入ることも、未だ習慣化されていなくて大変なのですよね(;´∀`)

毎日頑張るのも、マジメだからではなくて、すぐに忘れてしまうから必死で毎日やっている感じです。最近、体調優れず読書してない期間があったんですが、すっかり本の読み方を忘れてしまって、逆に笑えるw

生きるって大変ね~。

今回『GRIT やり抜く力』を読んで、あさよるはかなり励まされました。そう、才能がなくても、センスがなくても、ついてなくても、「やり抜く力」は自分の意志で実行できる。

「やり抜く力」は持っていても損はありません。それに、今日、今の瞬間からできることです(あさよるの場合、〈背筋を伸ばす〉は今できる目標です)。

続きを読む

『座らない!』|食べる・動く・眠る。ヤル気や集中力、成果はどこ?

こんにちは。満員電車の中、奇跡的に座席に座りながら本書を読み通した あさよるです。『座らない』w

タイトルに惹かれて手に取ったのですが、結構真っすぐな“健康法”だなぁと感じました。

命を預ける相手に望むものは?

さて、自分の命を預ける相手。例えば医師とか、パイロットとか、運転手などですね。彼らに、何を望みますか?

例えば、夜更かしをして寝不足なままの医師に、手術を執刀されては困ります。パイロットや運転手だって充分に睡眠を取ってから是非とも出発していただきたい。睡眠不足って集中力を削ぎ、ミスの元ですからね。

では、自分が所属しているチームのリーダーにも、ある意味では命を預けているとも言えます。職がなくなると困りますからね。ということは、チームをまとめる立場にある人にも、十分な睡眠を望むべきです。睡眠不足で客観的判断ができず、ミスを多発させる人は仕事ができません。

もし、自分がチームを引っ張り、チームを動かす〈リーダーシップ〉のある人物ならば、今すぐ睡眠を十分に取り、健康体を維持する活動を始めましょう。本書『座らない!』は、ビジネスマンが健康習慣を維持するための本です。

『座らない!』?

で、本書タイトルは『座らない!』なのですが、読んでみると……あれ、座らない!要素なくない?という事実w

ちなみに、英語のタイトルは『EAT MOVE SLEEP How Small Choices Lead to Big Changes by TOM RATH』 。日本語でいえば「食べる 動く 寝る ちょっとの選択で大きな変化につながる」って感じ?

すごく普通ちゃあ普通のタイトルになっちゃうので『座らない!』って目を引く邦題になったのかな?と想像します。あさよるもそれに魅かれて手に取った口ですから、見事ひっかかってしまいましたw

食べる、動く、寝る

「食べる 動く 寝る」ってタイトルを〈普通〉を称しましたが、この普通で当たり前のことを徹底できている人がどれだけいるかってことです。

ちょっとした習慣、例えば友人と自宅で食事をするとき、ジャンクフードを選ばない。それだけで、食べ物が変わります。

睡眠が不足すると、昼間のパフォーマンスが1/3にまで落ちると言われています。自分では寝不足の害に気づいていなくても、周りの人は気づいている可能性があります。

運動すると脳機能が向上します。勉強したら運動を組み合わせましょう。記憶力も上がるようです。

当たり前と言えば当たり前。経験則で誰でも知っていそうなことです。しかし……繰り返しますが、「あなたはやっていますか?」ってところが重要です(苦笑)。ちなみに、あさよるは全くできていない……(;´Д`) ……ちなみのちなみに、昨夜はたぶん3時間も寝られなかったと思われ……(今もう、若干頭がグラグラしているw)

生活習慣が成果を変える

仕事ができるひと、優秀な人、成果が残せる人。彼らは、身体的能力が高いと考えてもいいのかもしれません。なぜ身体的能力が高いかという理由は、持って生まれた素質もあるでしょうが、ほとんどは日々の〈積み重ね〉なのでしょう。

あさよるは寝つきが悪い人なのですが、同じく寝つきが悪いと自覚している知人は、だから熟睡のために運動したり食事の時間をコントロールしたりと、気遣っていました。

ある人は、睡眠時間を長く確保したいからと、生活習慣そのものを見直す人もいます。

あさよるは……ですね(;´Д`)>トホホ

本書『座らない!』で紹介されている健康習慣って、ほんとちょっとしたことです。歩数を計るとか、座りっぱなしはやめてしっかり動く、とか、ほんと、あたり前のこと。

そのあたり前の健康習慣を手に入れるための30日プログラム。30日分のテーマが設けられ、一日に付き3つの習慣を実践します。

「これくらいならできそう」と希望が持てますし、また、「これ、やらなきゃマズいな」とも思います。

続きを読む

『すごいメモ。』|今日のメモが、未来のアイデアをつくる

こんにちは。ノート術や手帳術が好きな あさよるです。『すごいメモ。』この本も、ノート術の類かな?と手に取ったのですが、読んでいると内容が全く違った!

裏切られた~!と、嬉しい方の悲鳴を上げました。予想よりもずっと有意義な読書だったからです。「仕事のスピード・質が劇的に上がる」とサブタイトルがあるのですが、それ以上の効果を感じました。

メモから企画を

広告代理店から独立しコピーライター/クリエイティブ・ディレクターを務める著者・小西利行さんによるメモ活用術。そのへんのメモとは違います。

細かく図解やイラストもたくさん収録され、考えを整理したり膨らませたり組み合わせたり、頭の中をあーだこーだ動かすための、すごいメモ。

ただ単に「忘れないように書いておこう」「覚えるためにメモしよう」と消極的メモではなく、発展的でクリエイティブなメモのおはなし。

一般的なメモ書きでは、ないっ!

もし、普通のメモ書きのコツや、メモの整理術が知りたいなら、本書は欲しい内容ではないかもしれません。あさよるも、メモやノート術をイメージして読み始めたので、全然内容が違って驚きました。

でも、欲しかった知識とは違っても、本書で書かれているアイデアのためのメモ、発想のためのメモのとり方は、かなり得るものがあると思います。

制作や企画に携わっている方はもちろんだけど、それ以外の職に就いていても使える考え方です。頭の中を整理するだけでなく、思いもよらない考えが飛び出すかもしれません。

アイデアが生れる環境を

忘れないように、覚えるためのメモから、未来のためのメモをつけましょう。いつか未来の自分が読み返すために、今思いついたこと、考えたことを書き留めておくのです。些細なアイデアや思いつきも、その場ではボツになっても、後々ムクムクと芽吹くこともあります。

すごいメモには、3つの〈未来メモ〉があります。それは、

  • まとメモ
  • つくメモ
  • つたメモ

〈まとメモ〉は情報をまとめて、仕事を効率化します。〈つくメモ〉はアイデアをつくるメモです。そして〈つたメモ〉は、人に伝えるメモ。

本書は実際のメモの写真や、著者が手がけた広告とそのアイデアが生まれるまでの経緯等が、ビジュアルで見て分かるように配置されています。パラパラみているだけで面白い。

メモも、お行儀よく真っすぐに字を書くんじゃなく、ビーッと線を引っ張ったり、〇をつけたり、三角でつないだり、ノートの表面を縦横無尽に線が飛び交います。「ノートはきれいに取らなきゃ」って人にとっては、結構衝撃的なくらいグリグリと線が書かれまくっていました。

アイデアを考えていることの、真反対の事柄を挙げて、反対の状態を考えることで、アイデアを作ってゆくこともできます。頭の中で考えているとややこしいですが、紙に書くとすんなり落ち着きます。

そしてなにより、目で見て手に取れるものは、人に伝えるときも強い。フワフワした話だけでは誰も聞いてくれませんが、目に見えるものがあると相談もしやすいですね。

アウトプットしながら考える習慣

すごいメモのすごいところは、グリグリ書きながら考えが深まってゆくところだと思いました。

ただ忘れないように書くメモじゃない。頭の中を書きつけるメモではなく、頭の中を整理し、考えもつかなかったアイデアに出会うためのメモとでもいいましょうか。

アイデアの作り方を紹介するような本を数々読んでこられた方なんかは、『すごいメモ。』のメソッドはすでに見知っているかもしれません。でも、具体的にノートに書きつけてゆく様子を丁寧に紹介する本って、あさよるははじめて読みました。

文章も平易でやわらかな感じで誰でも読みやすいです。おもしろかった^^

続きを読む

『伝え方で「成果を出す人」と「損をする人」の習慣』|話上手はムリ!でも伝え上手なら

こんにちは。余計な話に華が咲いて、伝えたいことを伝えられない あさよるです。

誰とでも気軽にトークしつつ、上手に話を伝えられる人って、ほんとに憧れます。メリハリっていうか、コミュニケーションの緩急が上手だなぁと思うのです。

さて、今回『伝え方で「成果を出す人」と「損をする人」の習慣』を手に取ったのですが、注目すべきは帯の文。「話し上手になる必要なんてありません。

伝え方を紹介するのに、話し上手にならなくてもいい?どういうこと?

話し上手と伝え上手

人前で話をして、途中から何言ってるのか自分でわからなくなって、しどろもどろ。後々一人でモーレツに落ち込んじゃう。そんなことを何度も繰り返している人にぴったりの内容です。

〈はじめに〉ではこう紹介されます。

 たしかに、若くして特に訓練もしていないのに、人前で話せる人はいます。そういう人と比べて、「ダメ」と思ってしまう気持ちもわからないでもありません。
しかし、私は「ダメ」と思う必要はないし、必ずしも話し上手になる必要はないという考えを持っています。

なぜかと言うと、話がうまくなくても、伝え上手にはなれるからです。自分が言いたいことや自分の想いを相手に上手に伝えられるのなら、話し上手にならなくていいように思いませんか?

 まずは、話し上手ではなく、伝え上手を目指してみましょう。

P.6

目からウロコでした。あさよるは、ずっと軽快にトークを繰り出し周りを楽しませる人に憧れていましたし、羨ましく思っていました。だけど、あまりにも自分の持っている性質と違い過ぎて、どこから真似ていいのかもわからなかったのです。

だけど、本書では〈話し上手〉ではなくって〈伝え上手〉になりましょう、それでいいじゃん、って紹介されているんです。

確かに!

確かに、話し上手さんに憧れつつも、目下困っていたのは「上手に伝えられない」ということでした。それを解決する方が先なのです。

 一言で言ってしまえば「相手の立場になって話をしているかどうか」で、相手に伝わるか伝わらないか、決まってしまいます。
(中略)
 実は、上手な伝え方は誰でも身につけられます。生まれつきの才能やセンスは全く関係がありません。あなたのその話し方を大きく変える必要もありません。
 それよりも、相手に伝わるための考え方や習慣の方が大事です。

p.6-7

なにを〈成果〉としましょうか

本書のタイトルは『伝え方で「成果を出す人」と「損をする人」の習慣』です。ビジネス書ですからビジネスシーンで、お客様との会話やプレゼン、社内でのコミュニケーション等、仕事での〈伝え方〉の話が中心なのですが、それを飛び越えて、普遍的に使えそうなワザがたくさん収録されています。

例えば家族間や仲間内でのコミュニケーションだって、気まずくなってしまうシチュエーションって、「勘違い」や「思い違い」が招いているように思います。あと、自分が伝える努力を怠ったとき。

仕事とプライベートで求めている人間関係は違えど、それぞれに〈成果〉ってあると思うんです。「みんなで楽しく過ごしたい」とか「平穏に過ごしたい」も〈成果〉ですよね。ビジネスでもプライベートでも、どちらでも使える伝え方だと思います。

「成果を出す人」「損をする人」の対比がわかりやすい

本書は「成果を出す人」の伝え方と、「損をする人」の伝え方の両方が紹介されているので、その違いが分かりやすいのです。あさよるは悉く「損をする人」の話し方をしている……。

02 成果を出す人はひらがな言葉を使い、損をする人はカタカナ言葉を連呼する〉。第2章のタイトルです。よくわからんカタカナ英語を連呼したり、仲間内の業界用語を外部の人に使っちゃう人いますよね。それ、自分では分かってても周りの人はポカーンです( ゚д゚)

ちなみに、あさよるは熟語とか慣用句を使ったとき「あれ、伝わってないかもしれない」と不安になることがあります……意味が複数あったりだとか、解釈の違いで別のものを連想しちゃってるんですね。あさよる的には、難しいことを言いたいつもりはなく「早く話さないと」「手短にまとめないと」と必死になって、短い言葉で済ませちゃうことが……。しかし、相手の立場に立てば、丁寧に話をしなきゃいけないのかも。

このあたりも、やっちゃってます。〈38 成果を出す人は悪い報告から先にし、損をする人はいい報告からしたがる〉、え、いい話からしちゃダメなの!?って思いますが、まずいい報告をして相手の機嫌を良くしてから悪い話を切り出そうという浅はかな考えが根本にあるらしい(苦笑)。確かに、話を聞く立場になれば、持ち上げてから落とされるより、言いにくいことを先に切り出してくれる人の方がありがたいですね。

46 成果を出す人は相手に決断させ、損をする人は相手を説得しようとする〉。これも耳の痛い話だ……(;´Д`) あさよるも相手を動かそうとしてしまい、説得したり言い聞かせようとしてしまいます。しかし、相手は大人のひとりの人。きちんと話をして、最後の決断は相手に委ねるべきです。あさよるも、そんな気はなかったけれども、「他人を動かしたい」もっと言うと「コントロールしたい」って思ってたのかもしれないと反省しました。

ちょっとずつ時間をかけて読みたい

こんな感じで、『伝え方で「成果を出す人」と「損をする人」の習慣』では「成果を出す人」「損をする人」の50もの習慣の違いが紹介されています。

一つの習慣につき一章ずつ割かれていますから、ちょっとずつ読んでゆく読み方がおすすめです。一日に一章とか、時間をかけて読んでゆくことで、その日の目標が設定できていいなぁと思いました。

あさよるも〈伝え方〉が下手というか、〈伝え方〉へ配慮なんてしてこなかったんだぁと痛感し、図星すぎて胸がチクチク痛みつつ、でも「明日からやってみよう」と思います^^

続きを読む

『「良い質問」をする技術』|言いにくいことも話したくなる

こんにちは。コミュニケーション能力を底上げしたいあさよるです。人前で焦って喋りまくったり質問しまくって空回りの日々が続き、今や人前で「喋らない」という消極的な対策を取っています(苦笑)。沈黙を恐れないメンタルを目指してしまいましたw

しかし、相手が同等や目上の人に対してなら〈沈黙を恐れない作戦〉は使えますが年下の人の人に対しては、そういうワケにもいきません。ねぇ、ええ年齢の大人がムッスリ黙っていては、相手を委縮させるだけですね……。

先日『人を動かす人の「質問力」』を読んで、質問次第でひとを動かしたり、人との関係を変えてゆくんだなぁと知りました。もっと〈質問〉について考えてみたくなり、『「良い質問」をする技術』を手に取りました。

『人を動かす人の「質問力」』|すごいリーダーのすごい質問

人は質問に支配されている

著者はエグゼクティブコーチとして、コーチングのプロ。すなわち質問のプロです。そのエグゼクティブコーチが、成功する人は「良い質問」をする「質問力」を持っていると解説します。

また、自分自身への質問も重要です。

 何百人もの社長にお会いし、直接お話をしてきた私は、「質問」ことがその差を生んだと確信しています。
極論すると、社長になる人は、「自分が社長だったらどうするか?」「自分が社長なら、この問題にどう対処するか?」といった質問を、他の人よりも多く自分自身に投げかけ続けてきたのです。

p.22-24

自分への問いかけ次第で、自分のなかのイメージまで変わっていってしまうんですね。

同じように、他人への問いかけ次第で、他人の行動を変えてしまうということです。「悪い質問」をすれば、他人の意欲をそいだり、行動を委縮させてしまいます。

「良い質問」を知ることは「悪い質問」をやめることでもあるでしょう。

 私たちは意識的な行動をとる前に、自分自身に質問をすることで意思決定をしています。
(中略)
人間がどのような行動をするかは、自分自身に対する質問の内容次第で決まるのです。
ということは、「質問を変えれば、行動も変わる」ことになります。

「良い質問とはなにか?」という問いへの私の回答もここにあります。
問われた人が思わず答えたくなる、新しい気づきを与えてくれる質問こそが「良い質問」なのです。

p.16-17

質問の力は偉大です。本書内で以下の動画が紹介されていました。可能であればぜひご覧ください。

Q.エレベーターホールで男女がバスケットボールをしています。〈白いユニフォームの人たち〉が何回パスをしているか数えて下さい。

ぜひ一度ご覧になってから回答を見ていただきたいです。というのは、この動画にはある〈仕掛け〉があるからなのです……。

ちなみに、白い服を着た人は15回パスをしています。しかし、大事なのはそこじゃない!

動画の中で、ゴリラの着ぐるみを着た人が堂々と画面を横切っていきます。結構長い時間画面の中にいます。しかし、パスの数を数えることに夢中になっていると、ゴリラの存在に気づかない人がいるそうです。

あさよるはネタバレを読んでから動画を見たので、「これに気づかない人がいるの!?」とナゾすぎるのですが、質問って思い込みを誘導しちゃうんですね。悪い質問は事実を見逃してしまうということです。

「良い質問」の入門編

さて、あさよるはあまりコーチングについて知らないのですが『「良い質問」をする技術』は、人への質問やコーチングを紹介する本としては、初歩の初歩を扱っている書籍のようです。あさよるが読んでもわかるようなたとえ話や例が挙げられていますし、専門的な話はありません。

誰にでも簡単に読める一方で、もう少し突っ込んだ内容を知りたい人には初歩的すぎるんじゃないかと思います。

コーチングとは良い質問をし〈気づき〉を与えるもの、コンサルティングとは〈アドバイス〉を与えるもので、これらは違う、ということを知りました。

「良い質問」とは?

質問の種類を4つに分類されています。

  • 良い質問……気づきがある、答えたくなる
  • 軽い質問……気づきがない、答えたくなる
  • 重い質問……気づきがある、答えたくない
  • 悪い質問……気づきがない、答えたくない

まず、軽い質問は信頼関係を築く前に有効な質問です。成功体験を聞いたり、軽くて答えやすい質問をします。自己紹介や挨拶がわりの質問ですね。

重い質問は、答えにくいことをあえて質問します。ですから、お互いの間柄や信頼関係が重要です。しかし、口にしたくない事柄を顕在化すべきこともありますから、重要な質問でしょう。

悪い質問は信頼関係を失います。突然出し抜けに「年収いくら?」とか「結婚しないの?」とかプライベートなことや、その場に相応しくない質問をされると、警戒をしたり嫌な気持ちになります。

そもそも相手に質問の意図が伝わらない質問は、それはただの〈ひとりごと〉ですから質問に数えません。

そして「良い質問」とは。「軽い質問」に〈気づき〉が生れると「良い質問」に変わります。「重い質問」が答えたくなるものになると、「良い質問」です。

自分が○○だったら

質問の答えがネガティブなものだったら、誰も答えたくありません。

例えば「宿題まだやってないの?」というお母さんからの質問に、答えたくないのが子の心情(苦笑)。しかし、少し質問を変えて「宿題もう終わったよね」だったら、少し受け止め方が違うかもしれません。前者は糾弾するようなニュアンスがあるので反発してしまいますが、後者だとただの確認に聞こえるからです。

質問とは、ほんのちょっとのニュアンスの違いで、意味がどんどん変わってゆくのかもしれません。

自分も、その時々で「もし○○だったら」と立場を入れ替えて質問を考えると良さそうです。例えば、「宿題まだやってないの?」と聞かれる子どもの立場になってみたり、お母さんはなにを聞きたいのか母親の立場になってみたり。

自分が社長だったら、社員にどんな質問をするだろうか。Google社の社長だったら?成功する人物は周りの人たちにどんな質問をするんだろう?

「質問の力」には大きな力がある。それを知れるのが本書『「良い質問」をする技術』でした。

続きを読む

『最強の働き方』|ホントにすごいヤツはこんなヤツ!

東洋経済オンラインでムーギ―・キムさんの連載を読んでいました。「ほぅほぅ」と納得できるコラムもあれば「んなことあるかいっ!」と突っ込みたくなる話もあったりと、結構読んじゃうんですよね(苦笑)。

ムーギー・キムさんの本は以前、キムさんのお母様ミセス・パンプキンさんとの共著『一流の育て方』を読み、当ブログでも紹介しました。こちらの書籍も、納得できる部分と「なんでやねんっ」と突っ込みたくなる部分と両方があって、いろんな意味で面白い本でした。

『一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』

東洋経済オンラインのコラムと同じタイトルの『最強の働き方』という書籍が発売さえたと知り、興味津々で読み始めたのでした。

スゴイ人ってこんな人!

『最強の働き方』は77の項目からなり、そこで優秀な人の振る舞いや、二流の人物との違いが紹介されています。つまり!優秀な人ってどんな人なのか、人物像が朧気ながらも見えてきます。

まず、優秀な人は早起きで、朝早くから活動をしています。食事も節制され、体づくりにも積極的に取り組んでいます。要は、自己管理がしっかりできていて、健康で、アクティブで、最も良いコンディションで働くのです。

凡人はついつい、「優秀=エリート=ガリ勉=ひ弱」みたいなイメージをしてしまいがちですが、実際には違います。優秀な人ほど、なんでも真面目に積極的に取り組みますから、筋肉ムキムキな人もいるし、スポーツマンも多い。お腹がでっぷりと出ている人はいないそう……。

また、優秀な人はテキパキとなんでも早い!メールも即返信。決断する能力が高いから、自分で決定ができるし、そして行動もできる。

そして、周りの人に対し気遣いができます。いつでも親切で、誰よりも腰が低い。誰に対しても物腰優しく、目下の人への配慮も怠りません。部下に得になる仕事をさせ、部下を育てることに余念がない。

そして愛されキャラ。人から愛される、好かれることで、評価が上がります。優秀な人は優秀+人から愛される能力があるんですな。

会社への貢献だけでなく、社会貢献、社会への使命感を持って生きている人が、優秀な人なんです。こんな人が側にいれば、その人をお手本にできます。が、普通に生活していたら、こんな人物になかなか出会えませんよね……こうやって、優秀な人の人物像を教わるって貴重なことなのかも!?

一流と二流の違いって……凡人にはわかるまい><

一流の人の働き方との対比として、二流の人の振る舞いもちょこちょこ登場するのですが、正直、凡人・あさよるから見れば一流も二流も「スゴイ人」に見えてしまうという罠。

例えば、一流の人はマガジンや週刊少年ジャンプを嬉々として愛読していたりします。飛行機の中、新幹線の中でおもむろに難しそうな“それっぽい”雑誌を広げてしまいがちなんだとか。あるいは、一流はコミュニケーションスキルが高いですから服装もTPOにあわせて自在に変えてきます。しかし二流の人は相応しくない服装をしてしまいがち。個性的な服装とか、ポリシーでいつも同じテイストの人とか、「それってなんかスゴそう!」とあさよるは思っていたんですが……違ったの!?

凡人・あさよるが、一流/二流の違いを認識できる日はやってくるのでしょうか……(‘_’)

自己啓発本の決定版

本書『最強の働き方』は冒頭の〈はじめに〉も充実しています。著者のムーギ―・キムさんの本書の使い方が紹介されているのです。本書は、すべての幅広いビジネスマンに向けて書かれた本です。

 本書は、ビジネススクールに行く前に必ず読んでほしい本である。
しかし、ビジネススクールに行ったあとでも読んでほしい。
そして、ビジネススクールに行く気がなくても、必ずや読んでほしい一冊である。

p.17

とくに以下の方々にお読みいただければ幸いだ。

*いくらためになる本でも、面白くなければ絶対に読む気がしない
*内心、学歴やIQと、仕事の能力は関係ないと思っている
*一流のビジネスパーソンが皆実践している、「仕事の基本」を全部知りたい
*キャリアや就職・転職活動で、じつは自分が何をしたいのかわからない
*一流のビジネスパーソンの大半も悩んでいる
*世界一流の職場で上司に怒られること、説教されることを先取り学習したい
*よい上司に恵まれず、職場で成長の実感がなく焦っている
*自分の競争優位を失わないため、質の高い勉強を継続したい
*人を動かし、周囲からの信頼と支援を受けたい
*社会に選ばれるエリートより、自分で人生を選ぶリーダーとして生きたい
*一度しかない人生、年齢に関係なく、新しい挑戦をしたい
*大切な人に贈ってあげるビジネス書・啓発書を探している
*効果的に社員研修・ビジネス研修を行いたい

p.17-18

上司が伝えたいことや、これから学ぶであろうこと、これから注意を払うべきことが77もの項目に分けられ紹介されているんです。あさよるも、健康管理・体調管理と、時間管理、持ち物の管理等、気をつけなきゃなぁと思いました。

そして、やはり周囲の人への気配り、親切は、全然できてないかもしれない……(;´Д`)反省

自分の行動を当てはめるだけ…!?

一流の働き方を知りました。さぁ!あとは自分の行動に当てはめるダケ……なんですが……(-_-;)

読んで、それだけで終わっちゃうなら、いくら本を読んでも同じです。やっぱり、学んだことを実践してこそ……ですが、どこまでできるやら。これをスイスイッとやっちゃう人だから、「一流」であり「優秀」なのかもしれませんね……。

ムーギ―・キムさんの語り口も軽やかで、ところどころユーモアもたっぷりで、読みやすかったです。そして、ムーギ―・キムさんご自身、“最強の働き方”を見て、自分との違いを自虐っぽくオチとして使われているので、とっつきやすかったです。ムーギー・キムさんが「こうなりたい」「こうしたい」って切り口で、アドバイスされてると、「そうそう、私もそうなりたい」って共感しやすいんですよね。

続きを読む

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』|あとでやろう→できなかった→罪悪感

こんにちは。YouTubeを見始めるとあっという間に時間が経ってしまう あさよるです。

アレしてコレして……と段取りしていたのに、あっという間に時間が過ぎ、気づけばもう深夜……なんてこともしばしば。

睡眠時間が確保できず、朝寝坊しちゃったりして……どんどん時間に追われる毎日に突入してしまいます……。

『すぐやる!』めっちゃインパクトのあるタイトルです。そして、すぐ、やりたい。

「すぐやる!」習慣

本書『すぐやる!』は「すぐやる!」ための習慣づけを行うためのノウハウ集です。

頼まれごとを後回しにしちゃったり、面倒くさいことを放置したり、忙しくて勉強ができなかったり、すぐに動けないことってたくさんありますよね~。

「自分の意思が弱い」とか「なんで自分はできないんだ……」と闇雲に落ち込んでも仕方がありません。すぐやれないのはすぐやる“習慣”づけなんです。

根拠が分かりにくい?><

副題に〈「行動力」を高める“科学的な”方法〉とあります。この“科学的な”というのが難しい。

著者は作業療法士の先生で、専門に学んでこられた方ですから、門外漢の あさよるにとっては全く分からない世界です。本書はあくまで、作業療法士的な観点から、行動を変化させてゆく簡単な方法を紹介するもの。『すぐやる!』ではあくまでエッセンスとして、事例を挙げ、その場合の対処法が紹介されています。

例えば、家に帰ってきたら、テレビをつけたりスマホやSNSに気を取られ、ああもうこんな時間。やることがあったのに、今夜も出来ずじまい……よくある話ですよね(苦笑)

一度テレビやSNSを見始めてしまうと、それを切り上げるためには“意志の力”が必要です。

 テレビを前にして、「テレビを見ない!」と宣言するのは、いったん脳を「テレビを見るモード」にしてから、無理にテレビを奪おうとする行為です。脳に対して、「見ろ」という環境をつくりながら「見てはいけない」と強いているのですから、無理があります。

p.36

脳にテレビを見るイメージを思い浮かばせてから、「それはしない」と命令するのですから、確かにツライですね。さらに問題はそれだけではありません。

「やってはいけない」と念じたことをやってしまうことで、脳はさらに「すぐやらない」ようになるのです。(中略)

「やってはいけないことをやってしまった」とき、(中略)まずは、罪悪感を抱くと思います。実はこの罪悪感が、「すぐやる」の天敵です。
 罪悪感を持つと、脳内の「両側内側前頭葉」という部位が活性化します。この両側内側前頭葉という部位には、期待感をつくる「ドーパミン」をキャッチする受容体が多く分布しているため、期待感が高まります。(中略)

では、罪悪感の高まった脳は何に期待するのでしょうか。それは、「罪悪感のあとにあなたが取る行動」です。あなたが罪悪感に基づいてとる行動を「とても価値あるものだ」と評価します。
(中略)
そう、「やってはいけないこと」をやることで、結果的に脳は満足感を得ているのです。

例えば、「やってはいけないこと」をやって人を失望させてしまったとき、その罪悪感をから必死で謝りますね。そして、相手に許してもらえたとき、とっても大きな満足感を得ます。脳はこの満足感を知っているのです。

罪悪感は、人に不義理を働いてしまった“理由”を良いもの・仕方がないものと思いたくなります。寝坊して遅刻したなら「朝起きれない“体質”だから仕方がない」とかね。

ですから、「テレビを見る」を想像してから「見てはならない」と脳に強いると、「やってはいけない」ことをやって罪悪感を感じ、それを克服したときの満足感が得たい。そして、そんな罪悪感を感じてでもテレビを見てしまったのは、「テレビが好きだ」「テレビは面白い」と思っていたい。脳はそう考えたがります。

人間の行動っちゅうのは複雑怪奇……。

「やらない言い訳」の正体見たり

「忙しいから試験勉強をする時間がない」「上司ができない人だから残業が多い」「人づきあいが苦手だから皆と距離を取っている」「朝はどうしても起きられない」「人から助けてもらってばかりの自分」「落ち込むと何もできなくなる」「気合いを入れないとやっていけない」

これみんな、本書『すぐやる!』に登場する“やらない理由”なんですが、確かに一旦「やるべきこと」をイメージし、「だけどできない」と罪悪感を持つ言い回しばかりです。

「やらない言い訳」ってこういうことだったのか。

行動の“入力”を変えていく

自分の思考のクセが、やらないorやれない状況を作ってゆく。じゃあ、思考の入力を変えれば、行動が変わってゆく。

先の、「テレビを見て時間を無駄に過ごしてしまう」例。

簡単なことです。リモコンを“いつもの手の届くところ”から移動させてしまう。たぶん、「よっしゃテレビを見たんでぇ!」と意気込んでテレビのリモコンを手に取ることはマレです。多くの場合は、いつもの習慣で、手元にあるリモコンでテレビをつけてしまっていませんか?

で、一度始めた行動を、やめるには強い意志が必要です。テレビを一旦見始めちゃうと、強い意志がないとOFFにできないんです。

ならば、最初っからテレビをつけない生活にシフトしてゆけばいい。「よっしゃテレビを見たんでぇ!」と意気込んだときだけ見ればいい。

「すぐやる」習慣って、強い意志を発揮するのではなく、そもそも自分の行動から変えてゆくこと。そのための、生活リズムや持ち物の配置、習慣を変えてゆく。

単に自分の“意思”の問題だと考えていましたが、自分の生活や家具の配置や持ち物が、今の自分の環境を作っているんだと気づきました。自分の行動を変えたいなら、環境ごと変化させてゆく。おお!

続きを読む

ちきりん『自分の時間を取り戻そう』|限られた人生、どう豊かに生きる

こんにちは。結構ケチな あさよるです。

お金は最初からないので無駄遣いする心配はないのですが、“時間”には結構ケチな方じゃないかしら。私生活でも、なにをするにも自分の時給も計算に乗ります。

元々あまり体が丈夫じゃないので、自分の時間がむちゃくちゃ貴重なものに思えます。「お金」と「時間」は同党の価値を感じます。いや、時間をお金で買うこともありますから、時間>お金 かもしれません。

今回、人気ブロガー・ちきりん さんの『自分の時間を取り戻そう』は、まさにそんな「お金」と「時間」のお話。限りあるお金と人生にまつわるお話。

忙しいなら、働く時間を減らす!?

本書『自分の時間を取り戻そう』は“生産性”のお話。著者のちきりんさんも、ブログやTwitterでお話なさってますね。

“生産性”ってなんだ?

 生産性とは「時間やお金など有限で貴重な資源」と「手に入れたいもの=成果」の比率のことです。(中略)「希少資源がどの程度、有効活用されているかという度合い」だと考えてください。
高生産性社会へのシフトとは、「社会全体が、生産性が高まる方向にどんどん動いていく」という意味です。つまり、これから世の中に存在するあらゆる資源は、今までよりはるかに高いレベルで有効活用されるようになります。

p.27-28

冒頭で「生産性」について説明がなされます。が、抽象的でなるほどわからん!ということで、本書『自分の時間を取り戻そう』のページの多くも、生産性の例を挙げることに尽力しています。

ここから あさよるなりに「生産性」について説明してみます。頑張ります……(;’∀’)

例えば、日本では農業をするにも、土地の広さは限られています。土地の面積は一定ですから、収穫を上げるには「生産性」を上げるしかありません。最新の農機具を導入したり、最新のバイオテクノロジーを取り入れ、品質の高い作物を作ろうと思いますね。

あるいは工場のラインは「生産性」の極み!今や巨大なラインはコンピュータが働き管理し、人間は必要最小限の人員です。スペースも限られていますから、すべての同線が考えつくされています。

「生産性」って真新しいことではなくって、私たちの身近でもすでに起こってることです。この「生産性」が、今後、加速度をつけてもっともっと多くの分野で求められるというお話。

例えば、“マイホーム”は買って住むだけでは、生産性は低いままです。これも農地と同じように、限られた敷地で生産性を上げたいですよね。

『自分の時間をとり戻そう』では既にあるサービスの例として、Ubre(ウーバー)、Airbnb(エアビーアンドビー)が紹介されていました。

 一番わかりやすい例は、個人が自分の空き時間に自家用車で乗客を運び、乗車賃を稼ぐUber(ウーバー)のようなサービスや、個人が空き部屋や空き家を宿泊場所として貸し出すAirbnb(エアビーアンドビー)といったサービスの広がりです。

p.29

自家用車を使っていない“空き時間”を利用してしまおう。空き家や空き部屋を使おう。

自分の持ち物がヒマしている時間に着目し、生産性を上げようというワケ。

他にも、お店の閉店時間をほかの人に貸し出し、シェアすることができるかもしれません。実際に、場所を他の人と一緒に使うシェアスペースやコワーキングスペースも広まっていますね。

すでに今持っている、眠っている資産の「生産性」に着目しましょう。

( ´∀`)bグッ!

具体的に、なにすりゃいいの!?

さて、『自分の時間を取り戻そう』を読んでいると、「生産性」がいかに大事なのか身につまされます。自分自身の生産性を上げてかなきゃ、今後、今より生産性が重視される時代が到来したとき置いていかれてしまいます。

じゃあそのために……どおすりゃいいのさぁっ!?><

『自分の時間をとり戻そう』では、“考え方”や“ヒント”は散りばめられているのですが、ズバリこれ!という答えは提示されていません。

自分の資産なんだから、自分で生産性を上げよってか。というか、未来のことなんて誰も分かりません。新しいWEBサービスも次から次へ登場しますから、不確定要素が多くて見通しはつかないのが本音かな。

ただ、今後これまで以上に「生産性」が求められる時代が来るだろうというのは、予想されているんですね。

極端な話に思えますが、ベーシックインカムに関するこんな話題が収録されていました。社会には、生産性の高い人もいれば低い人もいます。もっと働きたい人もいれば、働きたくない人もいます。ベーシックインカムは、生産性の低い人や働きたくない人、社会の足を引っ張る人に、「それでどうにかやってください」ってお金を渡してしまう。すると多くの人が退場し、市場には生産性が高く働きたい人だけが残され、思う存分働ける社会がやってきます。生産性の低い人でさえも雇っているだけでコストがかかりますから、ベーシックインカムでお金を渡しちゃう方が社会全体の得じゃね?という考えです。

自分が、生産性の低いままで構わない人もいるでしょう。しかし、生産性を今より高めたい人もいるはずです。

本書は、ちきりんさんの著書『マーケット感覚を身につけよう』の続編的存在のようです。こっちは未読ですから、読んでみたいなぁと思います。

社会はどんどん変わってゆく

イケダハヤトさんの『年収150万円で僕らは自由に生きていく』を思い出しました。ざっくり言うと、今後ますます多くの人の所得が少なくなってゆきます。少ないお金で生きてゆく術を身につけないといけません。

高度成長期の頃は、煩わしい手間や人間関係を「お金」で清算してきました。来る時代は反対に、手間や人間関係を駆使して生きる術が必要ですね。

『年収150万円で僕らは自由に生きていく』|「少ないお金でもなんとかなる」に

イケダハヤトさんの話って、サラッと聞くと社会が前の時代のものに戻ってしまうように感じてしまいます。が、そんなわけはありません。社会はどんどん変化して、前へ前へ進んでいるんですから、過去に戻ることはできないのです。

この『年収150万円で僕らは自由に生きていく』でも、言及されている話って「生産性」のことなのかな?と思い至りました。

手元のお金の額は少ないかもしれないけれど、自分の持っている人脈やアイデア、資産のすべてを最大限に利用する。「お金がないから不幸せ」じゃない。お金は少なくても豊かな生き方をする。……これも「生産性」の話ですよね?

ちきりんさんのお話も、イケダハヤトさんのお話も、どちらも「社会は変わってゆく」ということが大前提です。我々の持っている価値観も、人生観も、幸不幸も、時代によって変化してゆきます。

突拍子もないお話に“今は”思えることも、案外ちょっと先の未来では常識だったりするのかもしれません。

20年前と、20年後の世界

20年前……1997年のあの頃、今の2017年の現状が予想できたでしょうか。ケータイが広く普及し始めようかという頃ですね。まさか、さらに暗黒の00年代が始まるだなんて。アメリカ本土、しかもマンハッタンで大規模テロが起こるだなんて。大災害が起き、原発事故が実際に日本で起きようなんて。

たった20年のあいだにも、社会は何度も何度も転がり揺さぶられ、我々の価値観や世界観、倫理観さえもダイナミックに変化しています。

さて、これから20年後を想像できますでしょうか。「……なにごともなく」は“願望”ですが、とてもとても、そんな未来のことなんて考えられません。それは20年前に、現在の様子を想像できなかったのと同じです。

人生には限りがある

「生産性を上げましょう」と言われても、これだけではピンときません。「新しい働き方をしよう」と言われても、うーん、それはどんな?と悩んでしまいます。

「自分の時間をとり戻そう」という指針は、ちょっと目指すべき方向が分かるような気がします。自分の人生の時間には価値があります。ムダな時間を過ごすということは、ムダな人生を過ごすことになってしまいます。

「人生には限りがある」。これは、土地の広さに限りがあるのと同じです。限られた時間の中で、最大限の成果を生むためには「生産性」が欠かせません。

人生の残りの時間をどう過ごすのも自分の勝手ですが、より有意義に、より豊かに生きるための「生産性」のお話です。

続きを読む

『IDEA HACKS!』|楽しく働けないのは、なぜ?

こんにちは。自分のちょっとしたメモや覚書の処理に困る あさよるです。

あっちこっちにメモが散らばっていて、収集がつかないんですよね……。これって、入ってくる情報が淀んでいるとも言えます。インプットがうまくなされていない!?

今回手に取った『IDEA HACKS』は、思いついたアイデアを試してみるためのtipsだけでなはく、アイデアそのものが生まれやすいい環境整備まで話は及びます。

散らかった頭の中をスッキリさせるアイデアも見つかるかも。

HACKS!シリーズは最近お気に入りで、以下のシリーズ本も紹介しました。

『STUDY HACKS!』

『READING HACKS!』|いつでもアウトプットできる読書

アイデアをキャッチして整理!

『IDEA HACKS!』の冒頭が印象的です。

著者の一人、小山龍介さんがシリコンバレーでインターンをしていた頃、そこで働いている人はみんな明るく仕事を楽しんでいたと語ります。

だけど、日本ではなんで楽しく働けないんだろう?

そんな問いから始まります。

アメリカでは、根本に、「アイデアを楽しむ」という気持ちがあることだね。どんなにくだらないアイデアでもすぐ「すごいね!」とほめるし、そして「やってみろよ」、失敗しても「ナイストライ!」。これがアメリカの起業家精神なんだ。

p.1

アイデアを楽しむ。そして、さらに大切なのは、そのアイデアを試してみること。

アイデアをまとめ、整理し、アウトラインを決め、プレゼンシートをつくったり、段取りやルールを含め、新しいアイデアを試してみるためのハックが、「アイデア・ハック」なんです。

やってる人はやっている

アイデア・ハックは全100個。本書ではそのうちの89のハックが紹介されています。

(残りの11のアイデアハックはダウンロードできると案内されているのですが、手順に沿ってもデータにたどり着けず残念……><)

アイデアハック、断言しましょう。やってる人はやっている!( ー`дー´)キリッ

自分の時間に価値を感じ、費用対効果を意識してる人なら、誰に言われなくてもやっているだろうスケジュール管理。時間をどう使うか?なんて、現代人なら子どもでも考えている。

情報を整理し、デスクの上も頭の中もスッキリと片付いているだなんて、こんなせせこましい日本社会なら当然のことでしょう。衣食住のすべて、寝るのも食べるのも、クオリティが大切です。

ね。「アイデアハック」って、多くの人は知っているし、やってる人は既にやってるんです。

んじゃあ、「お前はどうなんだ」ってことなんですよ。あさよるは、自分の時間を有効に使ってるのか?生活の質を高めてんのか?ってね。

答えは……NOだぁ! Σ(・∀・;)エッ

「アイデアハック」ね、知ってるよ……あさよるだって知ってる……そうした方がいいのは知っている……。

当然の、文句なしのハックをズラズラズラッと挙げられて、ぐうの音も出ない!

アナログ資料って、いいのかも

『IDEA HACKS』は2006年に出版された書籍で、多くはアナログ手段を使って情報を保存、整理する術が紹介されています。

これがなかなか良さげ。

あさよるは一時期、完全ペーパーレス生活を目指して紙資料を排除していました。その経験によって、「やっぱりノートや紙の資料って便利だなぁ」と改めて感じました。紙とデジタルの両方の良いところを使いたいと、以前より強く思うようになったのです。

そして、普段持ち歩く手帳やノートって、自分でカスタマイズして、“俺が考えた最強の手帳”に装備しておくのが、便利だしテンションが上がります。

『IDEA HACKS』はiPhone以前の書籍だからこそ、アナログツールが幅を利かせていた時代のハックがたっぷり収録されています。

これ、逆に新鮮。

24時間どう使う?

時間は有限です。そして、誰にでも平等です。

アイデアを生み出すための時間だって、誰にだって与えられているんです。同じ時間の中で、ある人は有意義な時間を過ごし、ある人は時間を浪費します。

限りある時間だからこそ、先人が考えたコツやヒントを「ハック」しましょう。

紙にペンで書き留めるアナログな情報管理だけでなく、現在はデジタルの便利な技術も広く普及しています。わからないことは、ネットを通じて見ず知らずの他人が教えてくれることもあります。

本書『IDEA HACKS!』では、今日スグ役立つ仕事のコツと習慣を7つに分類しています。

  • 情報――メモとノート
  • 時間管理――習慣
  • 整理ハック――物語とデータベース
  • 五感ハック――モードとスタイル
  • 思考ハック――出会いと別れ
  • 発想ハック――方法と視点
  • 意思決定ハック――プライオリティとセレンディピティ

朝起きてから寝るまでのすべての手順を見直してみることで、莫大な時間が手に入るのかもしれません。

アイデアが楽しめない環境って、アイデアに時間が割り当てられていない環境なのかもしれません。

アイデアを面白がり、仕事を楽しむための環境を整えてゆく努力、してなかったな……(-_-;)

続きを読む

『武器としての交渉思考』|いま、その場で、動き出せ!

こんにちは。お小遣いの交渉もできない子ども時代を過ごしたあさよるです。

これは長子にありがちな「与えられて当然」のふわふわした感じだったのかもしれません……2つ下の妹は、いつもちゃっかり大人たちから小銭をせしめていたし……。

「与えられて当然」の子ども時代は終わりました。

そして大人になった今、「与えられて当然」の時代が終わろうとしています。

交渉術が今後生き抜く術なのだなぁ……と痛感する読書でした。

交渉?なにそれおいしいの?

あさよる、交渉に縁のない人生を送ってきました。マジで、「努力していれば伝わるハズ」「結果を出せば評価されるベキ」と信じていました。はい、信仰のように信じていました。

ですから、人と「交渉する」というステップがスコーンと抜け落ちていました。むしろ、口先だけで結果を得ようとする悪しき行為!とさえ思っていました。マジ信仰だった気がする……ちーん。

これって、神様みたいな存在がいて、自分の努力や頑張りをジャッジして、公正に評価と対価を配分されるんだ、それが当然だ!権利だ!という考えが元にあったと思います。マジ信仰でしょ?

『武器としての交渉思考』。あさよるの浅はかな考えを思い知らされ、見事打ち壊される内容でした。

(……一応、アンチ交渉思考はすでに卒業し、今は考えが変わっているつもりでした。が、ガツンと来ました……)

交渉のキホン

『武器としての交渉思考』は、学生や若い世代に向けられた書籍です。

これから社会へ出ていく、世間知らずな10代、20代向けですから、すでに世間擦れした大人たちにとっては常識かもしれませんね。

交渉のキホン。自分の利益を求めるのではなく、相手の利益を提示してあげる。交渉相手に得をさせてあげると、交渉は進む。

以下、あさよるが『武器としての交渉思考』で覚えた言葉。

「バトナ」と「ゾーパ」

3章からは、交渉のテクニックが紹介されます。

「バトナ」は、交渉時、相手の提案以外の選択肢で、最も良いもののこと。他の有利な選択肢を用意することで、余裕を持って交渉に挑めます。

「ダメなら他にしよう」。この余裕は、交渉時に欠かせません。

雇用状態が悪くても「貯金がないから転職できない」「次の仕事がないから辞められない」というのも、バドナがない状況なんですね…。

相手のバトナを限定して提示することで、交渉を有利に進めることもできます。

例として、警察の取り調べが紹介されていました。無罪を主張する容疑者に「どうせ有罪だ。否認すれば刑が重くなるぞ。早く認めれば軽く済むぞ」とミスリードした二択を提示します。

「ゾーパ」は双方が合意できる範囲です。ゾーパの範疇で、得しすぎず損しすぎずちょうどいい所を探します。

「アンカリンク」

「アンカリンク」は最初の条件提示のこと。最初の条件をどう提示するのかによって、交渉の行く先が変わってゆきます。

例としてのお話。アメリカの大統領選で、候補者のポスターが刷り上がってから、カメラマンから写真の許可を取っていないことに気づきました。普通に交渉すれば、とんでもない額の報酬を支払わねばなりません。どうする?

選挙対策委員長は、カメラマンに電話をかけ、あなたの写真を選挙ポスターの候補になっている。しかし他にも候補はあるから、あなたが選ばれるためには選挙資金が必要だ。いくら払える?

こんな交渉をするんです。資金を支払わなければならない側が、アンカリンクを資金を受け取る交渉にしているんですね。すげー。

最初に提示されたアンカリンクに、その後もズルズルと引きずられてしまうので、相手にアンカリンクを仕掛けられた時に対応しなきゃなぁと思いましたw

相手が同レベルじゃないと成り立たない!?

『武器としての交渉思考』の終盤、まる一章を使って、非合理的な人間との交渉術が紹介されます。感情的になったり、思い込みやこだわりを重視して、非合理的な答えを導き出しちゃう人との交渉です。

しかし、それでも「話のわかる」相手との交渉です。

あさよる、ショッキングでした。いや、当たり前なんですが、交渉って、少なくとも会話によるコミュニケーションが成り立つ相手と行うものなんだなぁって……当たり前すぎてすいません><

自分に相応しい交渉相手と交渉すべきです。そのために自分の立場や、自分の環境を変えてゆかねばなりません。

いま、その場で、動き出せ!

『武器としての交渉思考』は、若者へむけられています。この世界を生き抜くための「武器」を与えているのです。

しかし「武器」と言っても物騒なものではありません。「交渉」とは話し合いであり、コミュニケーションであるからです。

暴力ではなく、話し合いで決着するための「交渉」は、身につけておくべき力でしょう。

さらに、最終章には〈いま自分のいるその場で「秘密結社」を作れ〉と、熱いメッセージ。

あさよるも、いま自分のやるべきことをやろう。もっとやろう!興奮して力がムクムク湧いてきました。

何をすべきなのか、最後の最後でヒントがあります。

自分自身が、自分の今いる場所で小さいながらも集団をつくり、そこでリーダーとなっていく。

たったこの一文ですが、本書『武器としての交渉思考』一冊を通して著者が伝えたかったことに触れた気がします。

続きを読む

『STUDY HACKS!』

先日紹介した『READING HACKS!』のシリーズを読もうと、本書『STUDY HACKS!』を手に取ったのですが……。

この二冊の本、著者が別の方だった~!記事を書く段になって気づきましたw

(↑↓似てるよね!!?)

『READING HACKS!』|いつでもアウトプットできる読書

本書の著者は小山龍介さん。広告関連の方で、この「HACKS!」シリーズを手がけてらっしゃるようです。

表紙もおしゃれだし、読んでてテンションが上がるシリーズです。もっと読みたい^^

バージョンアップが必要

まず、本書『STUDY HACKS!』は2008年に出版された本です。ですので、2008年の時点での最新のアイテムが紹介されています。

現在(2017年)は、そこから9年分の技術革新により、よりコンパクトでハイスペックな機器をあたり前に所持している我々がいるのです……。

ですので、電子機器を使ったHACKSはそのままでは使えません。というか、たった9年間でこんなに変わってしまったのかと驚き(◎o◎)

ちなみに、著者の“勉強7つ道具”が冒頭に紹介されています。

  • 1.iPod
  • 2.ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン
  • 3.ICレコーダー
  • 4.モバイルパソコン
  • 5.モレスキン
  • 6.はさみとのり
  • 7.100円ノート

【番外編】

  • デジタルカメラ
  • Nintendo DS

今では“スマホ”一台で兼用するものが多いですね。

2017年バージョンだと、スマホ+ヘッドホン+はさみ、のり、ノートの組み合わせかな?

これから新しく読まれる方は、Kindle Unlimited を利用されるのがいいかも?(2017年2月現在)

勉強法・思考法

アイテムはどんどん古くなってしまうのは仕方がありませんが、肝心の勉強の仕方、考え方は変わりません。

「根性」や「ヤル気」に逃げず、便利なアイテムと科学的な考え方をどんどん取り入れる姿勢は良いなぁと思います。

さらに勉強法として、姿勢や呼吸にまで言及されているのが楽しい。

そうそう、なにかに取り組むって、頭や手先を使うのではなく、全身を使うものです。

大人のSTUDY

本書『STUDY HACKS!』は大きく、

  • ツールハック
  • 環境ハック
  • 時間ハック
  • 習慣ハック
  • 試験ハック
  • 語学ハック
  • キャリアハック

以上、7つの“ハック”に分かれています。

ツールハックは、STUDYに使う道具の紹介。時代とともにツールが進化しているので、今に相応しい道具を選ぶ必要があります。

環境ハックは、STUDYの時間帯や場所、集中力を高める証明や飲み物、インテリアなどです。環境を整えましょう。

時間ハックは、STUDYの時間のつくり方。スケジュールの立て方。計画を立て、すきま時間を利用する方法です。

習慣ハックは、STUDYへの姿勢ですね。根性論や努力で押し切らず、冷静で計画的に勉強をします。SNSを上手に使ったり、自分へのご褒美を用意するのも有効。勉強しやすい習慣づくりをしましょう。

試験ハック、試験当日に合格点を取れる能力の身につけ方です。効率よく、時にはスクール等を利用して勉強しましょう。

語学ハックは、英語学習指南ですね。駅前留学しなくても、独学で勉強もできます。

キャリアハックは、STUDYで身につけた知識を、付加価値にしていくことですね。最終章でサラッと書かれていますが、いちばん大事なステップかもしれません。

なんとなく「独学」「自習」っていうと、険しい道程にように思えてしまいますが、こうやって細かくSTUDY HACKとして分けて提示されると、デキそうな気がします^^

続きを読む

『読書は1冊のノートにまとめなさい』|読書の最初の一歩

こんにちは。読書の記録をネットに公開している あさよるです。

当ブログ・あさよるネットと、読書メーターに書き散らしています。しかし、ネットに公開しているわけですから、やっぱ書いていいことと悪いことがあります。

自分だけのメモとしても、読書の記録を残したいなぁと、『読書は1冊のノートにまとめなさい』を手に取りました。シリーズの『情報は一冊のノートにまとめなさい』が面白かったからでもあります。

“本の読み方”がわからない

『読書は1冊のノートにまとめなさい』は、A6サイズの大学ノートを使った読書法を紹介するものです。

読書の習慣がない人、「面白い本があれば読みたいなぁ」と思うけど本の探し方がわからない人などが、読者に想定されています。

日本人は読み書きできる人が多いし、日々LINEやSNSで大量の文章を書き、読んでいます。本を読む人も多いはずです。現に、小節が映画化されたり、ヒット作が出ると、結構たくさんの人が読んでますよね。

最初の一歩がわからない

あさよる、本は読みますが、映画は見ません。年に一回も映画館に行けば上々です。昨年(2016年)は『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を見ました。スターウォーズはシリーズが好きだからであって、『シン・ゴジラ』も『君の名は。』も結局見なかったなぁ~。

音楽もね、昔は毎週チャートをチェックして音楽雑誌を読み漁っていましたが、それも十年以上前のお話。現在はサッパリわからず……昨年は宇多田ヒカルのCDを1枚レンタルしただけでした(;´・ω・)

スポーツには全く興味がなくて、箱根駅伝を大阪でも放送しているのを数年前まで知りませんでした(苦笑)。

知らないものや縁が遠いものって、右も左も、サッパリわからんのですよ。

「読書」も同じでしょ?

あさよるはたまたま、幼いころから本を読む習慣がありました。それが今に続いています。

一方で、途切れてしまった習慣もあります。例えばテレビゲーム。ファミコン後世代なのにゲーム文化に浸れなかった。アニメも見ないし、マンガも読まなくなっちゃったし、音楽も聞かないし、映画も見ないし、ディズニーランドに行ったことないし行きたくないし、普通免許持ってないし、スマホ持ってないし。

でも、そんな文化を嫌って避けているわけじゃなくて、ただ「知らない」だけで、まぁ、知ったらきっと楽しいんだろうなぁと思います。が、きかっけがない。

その「案内役」が大切です。読書も同じでしょう。

ただ「本を読みなさい」と継承しても、どうやって本を読むのか知らない限り実行できません。

『情報は一冊のノートにまとめなさい』と併せて

『読書は1冊のノートにまとめなさい』は、読書の指南書なのですが、著者・奥野宣之さんのヒット作『情報は一冊のノートにまとめなさい』と併せて読むべきです。

というのは、A6サイズのノートに時系列順に情報を記録してゆく手法は、『読書は~』も『情報は~』も共通しているのですが、より詳しいのは『情報は~』の方。

ノートの作り方や、なぜA6サイズなのか、なぜ時系列にまとめるのか、それをどうやって運用するのか、など、細かく紹介されています。

『読書は1冊のノートにまとめなさい』を読んで、実際に同じようにノートを作ってみたくなったら、『情報は~』もあたってみて下さい。

『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 』

「本を探す」から読書は始まる

本書『読書は1冊のノートにまとめなさい』は、なぜ読書に関する記録をノートまとめるのか紹介されます。

あさよるも学校の図書室に入り浸る生徒だったころから読書ノートをつけるよう推奨されました。同じようなアドバイスを受けた方も少なくないでしょう。

読書ノートをつけるというと、「読んだ本についてメモする」というイメージかもしれませんが、「読みたい本を探す」「読む本をリストアップ」するという過程がとっても大切です。

「読書」というのは、読むべき本を見つけ出すことから始まります。

書評、おすすめ本、広告、雑談……メモしまくれ!

どうやって「読むべき本」に出会うのか。

最初の内は、新聞の書評や広告、誰かに勧められた本や、雑談のなかで飛び出したタイトルを集めてゆく作業が続きます。

更に、自分が尊敬している人が読んでいる本をチェックしたり、今期ハマってるドラマの原作や元ネタに当たったり、話題や流行に乗ってみたり。

新しいことを始めるときって、まずは「きかっけ」や「とっかかり」を手あたり次第探しまくり、アンテナ感度を高めてゆくところからスタートします。

そのために必要なのは、場数を踏むための「次読む本のリスト」じゃないかと思います。

で、その「次読む本のリスト」のレベルを上げてゆくために、実際に読んだ本のログも集めてゆきます。これは気の長い作業ではありますが、きちんと取り組めば、1年もあればかなり読書クオリティも変化しているんじゃないだろうか。

これ、結構楽しい作業な気がします。あさよるも始めようかなぁ。

探す、見つける、読む、記録する、活用する

「読書」と一言で言いますが、本を「探す」「見つける」から始まって、「読む」「考える」「感じる」を経て、それを「記録する」「保存する」。そして、最終的には「活用する」。

これらすべての過程を「読書」と言うのではないかと思います。読書って本を「読む」ことだと思いがちですが、ごくごく一部なんですね。

ですから、本書のタイトル『読書は1冊のノートにまとめなさい』も、より正確に言えば「情報を探し見つけ読み記録し活用することを1冊のノートにまとめなさい」ってことですね。

そして、本書『読書は1冊のノートにまとめなさい』は、そのすべての工程に触れていて、改めて「読書するってこいう過程なんだなぁ」と再確認しました。

続きを読む

『人の2倍ほめる本』|「ほめる」もコミュニケーション

こんにちは。人にほめられるのが苦手な あさよるです。

ほめてもらえるだけ嬉しいことなのでしょうか、素直に喜べないのが本音です。

「そんなんじゃないのに……」「私のこと、そんな風に思ってるんだ……」とネガティブに捉えてしまうのです(;´∀`)

一度、ほめる側の心理も知ってみたいなぁと、『人の2倍ほめる本』を手に取りました。

「ほめ方」のバリエーションがすごい

『人の2倍ほめる本』、タイトル通り人のほめ方がこれでもか!と紹介されています。

それは、「○○さんっていい人ですね」なんて普通の文言から、コンプレックスにあえて触れてからの~ほめ方とか、レベル高い!w

しかも、仕事でもプライベートでも、どんなシチュエーション、どんな相手にも使えるような、汎用性のあるものなんですよね。

バリエーションについては、下にある目次情報を参照していただけるとわかりやすいかと。

「ほめる」はコミュニケーションなんだ!

『人の2倍ほめる本』を読んで、「ほめる」ってコミュニケーションの一種何だなぁと実感しました。

「あなたを信じています」「あなたに好感を持ってます」「応援しています」などなど、ポジティブな感情を相手に持っていることを示す方法。

それが、ほめること。

しかも、サラッとスマートに好意や期待を伝える手段としての「ほめ」。めっちゃかっこいい!

もちろん逆に、媚びへつらったり、おべっちゃらを並べるのはダサいですよ。それは「ほめる」ではないのだなぁと思いました。

あくまで、本心を伝えるバリエーションの中に「ほめる」がある。心にもないことを言うのは「ほめる」じゃない(^^♪

「ほめられ下手」さんも参考に^^

あさよる、ほめるのが下手なタイプですが、ほめられるのも苦手です(;´∀`)

自分が絶対的に自信満々のことを褒められると「でしょ^^」と言えるのですが、そうでないことを褒められるとオドオドしてしまったり、反対にイラッとしてしまいます。

……はい、自分勝手です(-_-;)(-_-;)

あさよるには「ほめる」はコミュニケーションであるという視点が全く抜け落ちていました。自分の欲求ばっかりでした……。

『人の2倍ほめる本』を通じて、人をほめる側の考えや心理に触れ、「ほめる」という手段を通じて、何をなそうとしているのかを知りました。

「ほめる」と「ほめられる」は双方向なものなんです。

あさよるは、一方的な「ほめられたい」しかなかったので、「ほめる」も「ほめられる」も苦手なんだなぁと感じました。

読んでて気持ちがいい(^^♪

それにしても『人の2倍ほめる本』は、読んでいても非常に気持ちのいい本です。

あさよるが最近、気持ちが重くなる本を続けて読んでいたせいもありますw(※)

人を「ほめる」のも「ほめられる」のもポジティブなコミュニケーションだし、それを見ているだけでも、さわやか。

本の中の、例を見てるだけでいい気持ちになれるとは、「ほめる」パワーすごい。

(※) 最近読んで気が重くなった本w (興味深い本ですよ)

『他人を攻撃せずにはいられない人』|支配欲と全能感の共依存

『平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学』

続きを読む

『本を読む人だけが手にするもの』|本を読む理由は……

こんにちは。読書はなんとなく続けているあさよるです。

幼いころから読書の習慣はなんとなくありました。といっても、なぞなぞクイズとか、ゲームブックとか、そんな本がほとんどでしたけどね(;´∀`)

先日、齋藤孝さんの『読書力』を読みまして、その中で「本を読まなければならない」「読書習慣のある人が他人に“読書なんてしなくていい”と言うのは無責任だ」と書かれており、ショッキングでした。

あさよるは、「本なんか読んでも賢くならないよ」「読まなくてもいいよ」と思ってたし、そう話していたからです(苦笑)。

しかし確かに言われてみれば、身内である兄弟や甥に対しては「本を読まなければならない」と思っているし、書物に興味を持たすように仕向けているかもしれません(-_-;)

言うてることとやってることがメチャクチャやぁ~(-_-;)(-_-;)(-_-;)

反省を込めて、読書の効能や意義について書かれている書籍を読んでみようと、まずは藤原和博さんの『本を読む人だけが手にするもの』を手に取りました。

“特別な人”の「集中力」と「バランス感覚」

藤原和博さんは元リクルート社の方で、東京都の中学校で校長を務められた方です。

本書『本を読む人だけが手にするもの』も、若い人や、小さな子を持つ親御さんにも向けられています。もちろん、自分自身のスキルアップのヒントも隠されていますが、教育や子育てにも通ずる話です。

さて、本を読むことで手に入るもの代表は、「集中力」と「バランス感覚」です。

集中力

集中力というのは、日々鍛えていないと維持できません。読書も、週間のある人には他愛のないことですが、週間のない人に取っては、かなりの体力が必要です。

……あさよるも過去に、本をたくさん読んでいた時期と、ほぼ読んでいなかった時期が極端にあるので、読書の集中力があっという間になくなることも、取り戻すには時間がかかることも身をもって知っています(;´Д`)

バランス感覚

「バランス感覚」とは、思い込みにはまり込まない力とでも言いましょうか。

若い人ほど、極端な価値観や政治的思想にハマってしまいがちなのも、知識の量が十分でないからかもしれません。

一冊の本や、誰かの言葉に大きく影響されることがあります。しかし、もっと突き詰めて様々な資料や文献に当ってゆくと、また違った価値観と出会ったり、別の考え方に行き着くこともあります。

知識を得て、視野が広がるということは、それまで信じていたものが裏切られることです。「◯◯ならば必ず△△だ」「◇◇人は※※に違いない」と信じて疑わなかったものが、「偏見」だったと気づくのです。

確かに、「バランス感覚」って偏見と裏切りを何度も繰り返してこそ、身につくものなのかも。

あさよるも、すぐに思い込みにハマって視点を変えられないこと、画一的になり多様性を認識できないことは、痛いほど感じます……。パッと眼から鱗が落ちると、「なんでそんなことにこだわってたんだろう……」「なんて見えてなかったんだろう……」と愕然とする経験は、未だに続きますorz

これから読書したい人へ

読書体験から得られるものって、読書習慣を持っている人にとっては、既に実感済みかもしれません。

『本を読む人だけが手にするもの』はぜひ、これからもっと見聞を広めたいと考えている人。あるいは、これから読書体験を得るであろう若い人へ、投げかける言葉のヒントが詰まっているでしょう。

もちろん、恩着せがましく、説教臭く伝えてはいけませんよ!w あくまで、好奇心を掻き立てる方向で!

あさよるは、読書しない人よりは本を読む方ですが、「へぇ、本読むことってそんな意味があるのか~」と改めて発見がありました。おもしろいですね。

大人も子どもも!読書はいいぞ

『本を読む人だけが手にするもの』自体は大人向けの書籍です。

もっと言うと、既にある程度、読書習慣がある方が読者として想定されているのではないでしょうか。

「年に数冊読書する人」が想定されている気がします。そんな人へ「もっと読んじゃいなよ!」と呼びかける内容じゃないかしら?

あるいは、ご自身は読書習慣を持っていて、後輩や部下、あるいは子どもたちにもその習慣を伝えたい時、どんな話の持っていき方があるのか、参考にしてみても。

あさよるは、自分がなんとなくやってたことに、理由を考えてくれている人がいて、なんか良かったなぁと感じましたw

本を読む理由なんて……

本を読む理由なんて、十人いたら十人違っているはずです。

娯楽として楽しむ人もいれば、勉強をする人。暇つぶしにやっている人もいれば、仕事だから渋々本を読む人もいるでしょう。

いやいや、そもそも「本を読む」と一口に言っちゃってますが、ありとあらゆるジャンルの知識は「本」という体裁にまとめられています。ですから、「本を読む」と言っても、何の本を、どんな目的で読んでいるかなんて、バリエーションがありすぎる。

あさよるは幼いころから、必要な情報を集めるための読書と、遊びとしての読書しかしていませんでした。未だに、あさよるにとっての読書は「必要」と「遊び」な気がします。

読書のスゴイところって、同じことをしているように見えて、千差万別。あらゆる可能性を持っていることでしょう。

続きを読む