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『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』|華やかな一瞬のために

こんにちは。あさよるです。どっぷり読書の世界に浸りたいときもあれば、軽く一気に読み切れちゃう本が欲しい時もあります。今回読んだ『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』は後者で、軽く読めるけれども、自分の仕事(自分の取り組みを含む、広い意味の「仕事」)についてとても励まされるものでした。

仕事って、パッと気持ちいい、華やかな瞬間って一瞬で、地道にコツコツと地味な取り組みが大事なんだよな!なんて、自分の仕事を振り返って「これでよし」と確認するような感じ。

マッキンゼーでも地味で地道なことをしてる!

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』は、「マッキンゼー」「問題解決」とタイトルに並んでいますが、中身は「入社1年目」つまり新入社員が社会人として働く上で知っておきたい心得が紹介されているものです。「マッキンゼー流」とありますが、どんな業界、どんな業種でも当てはまるような汎用性の高い内容です。つまり、具体的なノウハウや作業工程が書かれているものではなく、多くの人に広くあてはまる「働き方」ってところ。

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』で注目すべきところは、マッキンゼーなんて華やかな職業に思えますが、とても地道に地味ぃ~なことをコツコツをしているということです。「1冊の大学ノートにノートを取ろう」とか「夜は早く寝て、早起きしよう」とか「クライアントの顧客に聞き込みをしよう」「現場で一緒に働いてみて、問題点を見つけよう」などなど、マッキンゼーでは意外にも泥臭く汗をかいて仕事をしていると紹介されています。

もし、今の自分の仕事が「なんかパッとしないなぁ」「もっと煌びやかな世界へ行きたかった……」と思っているのならば、本書を読めば「みんな仕事はあまり変わらないのかも」と感じます。華やかなイメージの仕事だって、人目に触れる部分はステキに見えても、地味ぃ~な段階があったりすものです。あさよるは元々デザイン畑出身なので、「デザイン」というと「カッコいい!」なんて言ってもらえることもありましたが、業務自体はすごく地道な作業だったりするし、繁忙期は自分もボロボロなまま出勤して仕事、なんてことも珍しくないし……(;’∀’)> あさよるの友人は花屋さんに勤めていて、「ステキな仕事だなぁ」と感じていますが、やっぱり「力仕事だし汚れるし……」という話を聞くし、あさよる的には「憧れの書店員」も結構ハードワークだと聞きます。ジュエリーを扱う仕事をしている人だって、宝石や貴金属は商売道具であって自分用ではないから…なんて話も聞いたことが……。

仕事ってどんな分野でも、華やかでカッコいい面と、地味で地道な面と、両面を持っているものなんでしょう。

読書習慣を死守せよ!ビジネス書の最初の一冊に

『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』は、「入社1年目」の人を読者対象にしていますから、「これからビジネス書や自己啓発本を読んでみたい」人へ向けた、最初の第一冊目と想定すると、なかなか読みやすいし、励まされるし、参考になるし、良い本だろうと思います。

学生時代、読書習慣があった人も、社会人になるとなかなか読書時間を取れなくて、読書から遠のく人も多いでしょう(あさよるも、社会人になってから30代に差し掛かるまでなかなか本が読めない時期が続きました)。そういうとき、フィクションの小説を読んで気分転換もいいですが、軽いビジネス書や自己啓発本の類をザッと読んで冊数を稼ぐのもアリだともいます。なにせ、読書って習慣のものですから、じっくり本を読む時間がなくても「本を手に取ってページをめくる」って習慣さえなくさず継続していれば、そのうち仕事も慣れてきたときに読書習慣に復帰できます(逆に、ブランクができると習慣を復活させるのはムズカシイ……あさよるの経験です(;’∀’)>)。

入社1年目の教科書から転職の話へ

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』のおもしろいなぁと感じたところは、入社1年目の新入社員向けの本なのに、そこここで転職の話題が飛び出すことです。別に「転職の準備しなさいよ」とか「転職せよ」なんて言ってるわけじゃないんですが、ナチュラルに転職の話題が紛れ込んでるんですね~。

そもそも、本書の冒頭は、「マッキンゼーの社員は3~5年で会社を辞めて次のキャリアに進むらしい」という話題から始まるんだからw 別に「転職のススメ」ってワケじゃないけど、たぶん新卒採用された会社に定年まで務めると考えている人も少ないだろうし、いずれ「転職」というターンもやってくるだろうから、頭の隅にあればいいのかもね。

もちろん、本書で紹介されている問題解決法やフレームワークの考え方など、業務だけじゃなく、転職にも当てはまるだけど、婚活にも使えるよ、なんてガイドラインもあったりして、仕事に留まらずホント広く使える考え方、やり方なんですね。

3~5年で巣立っていくってスゴイね

本書の1ページ目はこんな風に始まります。

 平均3~5年。
これはなんの数字かというと、世界最強のコンサルティングファームと称されるマッキンゼー社員について、まことしやかにささやかれている平均的な在籍年数です。私もそうですが、多くのマッキンゼー卒業生の実感値としては、そう外れていないでしょう。
「え、そんなに短いの?」と驚かれるかもしれません。けれど、現実に入社3~5年もすれば、マッキンゼーを卒業して起業する人、さまざまな事業会社で経営やマネジメントに携わる人は珍しくありません。
一般的な感覚では、入社3~5年と言えば、一応、組織の中で自分の役割を与えられて、新入社員にとっての良い先輩として日々の業務を遂行している立場でしょう。
そのタイミングで起業や経営、マネジメント層にキャリアを進めるというのは、かなり優秀な人なければ現実的ではないのかもしれません。

p.1-2

普通、やっと業務を任され後輩ができた頃合いなのに、マッキンゼーの社員は独立して次のキャリアを始められるのは、マッキンゼーの(特に日本支社が)独自に持っている「新人研修プログラム」にある、と話が展開されていきます。そして、その「新人研修プログラム」のエッセンスが紹介されているのが本書というワケ。

……なんですが、この話のすごいのは「3~5年で独立する」ってとこ。3~5年で会社に貢献できるということです。つまり、企業は新人を採用すると、まずは新人を育てるためにコストがかかります。ですから、新人は雇っているだけで赤字の存在です。しかし、新人を育て、その後、会社のために働いてもらうことで、赤字を回収し、そして会社にとって収益を上げて欲しいと期待されてるんですね。で、マッキンゼー社員は3~5年で卒業しちゃうというのは、それだけの短期間で会社に貢献して卒業していくってことです。すげーと思いました。

入社ン年目でも、モチベーションアップに

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』は、「入社1年目の」とあり新卒採用された新入社員向けの内容ではありますが、入社ン年経っていても「初心忘るべからず」というように、新人の頃の気持ちを思い出しモチベーションアップになる読み物です。

内容は多くの人に当てはまるもので、華々しい経歴を持っているように見える人でさえ、汗を流して地道にコツコツと仕事に取り組んでいるんだと知ると、励まされる思いです。また、現在では「根性」とか「精神論」は倦厭されていますが、それでもやっぱ「ガッツ」とか「情熱」とか「モーレツ」としか言えないようなパワフルさを、仕事に向けられたらすごくいいだろうなぁと思いました。なんでも嫌々やるのは嫌ですからね(苦笑)。

仕事って、やっぱ自分のアイデンティティの一部になりうるものだし、人間は社会の中で成長していくものですから、社会人になってからこそ「自分」という人間を肉付けし、形作ってゆく本番じゃないのかなぁなんて思います。自分で、納得できるよう微調整しながら経歴と年齢を重ねていけたらいいのにな。

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『営業マンは「お願い」するな!』|幸福を売ってあげるために

こんにちは。毎日本を読んでいる あさよるです。毎日ジャンルもこだわらずに読んでいると、くだらない本もあれば、ガチな本にも出会います。今回、ガチです。これガチ。『営業マンは「お願い」するな!』は、これ、モノホンじゃないだろうか! 多分、この本に書いてあることを、書いてある通りにやれば、それなりの……いや、かなり成果が上がるんじゃないだろうかと思う。あさよる今、営業やってないのが残念なくらい。

念のために言っておくと、評価の高いビジネス書って、書いてあることを書いてある通りにやれば、それなりに成果が上がります。しかし、多くの人は読むだけでやらないから成果がないのです。それを踏まえたうえで、『営業マンは「お願い」するな!』は恐ろしい本だわ。こんなの、全営業マンが実践された日にゃ……、うーん、意外と、きちんと正しく物を売ってくれるのは、消費者としても嬉しいことかもしれないけど……。

営業は、売ってあげる

本書のタイトル『営業マンは「お願い」するな!』は、営業は「買ってもらう」のではなく、商品を「売ってあげる」のだ、という説明に集約されます。この商品を買うとお客様は幸福になる。営業マンはお客様に幸せを「売ってあげている」。だから、だらだらと長い商品説明や、わざわざデメリットを提示するのは蛇足なのです。大事なのは「売ってあげる」こと。そして、お客様に一刻も早く幸せになってもらうこと。これ!これに尽きる!

相手のために売ってあげる

お客様の時間を奪って営業をかけた限りは、何が何でも商品を売ってあげねばなりません。なぜなら、売らなければ、お客様の時間を無駄に使ったことになるからです。お客様の貴重な時間を無駄にしないためにも、売って差し上げます。お客様はいろんな理由をつけて断ろうとしますが、そこで断らせてはいけない。なにがなんでも「売ってあげる」のです。

「いらない」はいらないわけではない

お客様はなにかにつけて「いらない」と拒否しますが、本当にいらないわけではないそうです。お客は断れるから、断っているだけです。だから、断らなくてよいようにガイドしてやれば、断らなくても良くなります。一刻も早く売ってあげて、お客を幸福にしましょう。

そのためのスキルとして、インターフォン越しの会話のコツや、玄関先では座り込んで、家の中に上がり込んで、営業をします。断り文句はあくまでそう言ってるだけですから、心の隙間にスルっと入り込みましょう。例えば玄関先のお花や絵を褒めたり、ペットや子どもに注目するのはテッパンです。インターフォンは壊れたものとすれば、お客は玄関を開けて出てきます。

こりゃ買っちゃうかもな(;’∀’)

仏教用語で「方便」という言葉がありますが、本書『営業マンは「お願い」するな!』のセールストークはまさに「方便」のですね。買えば幸せになれるから、とりあえず買いなさい、と。正直、こんな営業さんがうちに来たら嫌だなぁ。だって、きっと乗せられて買っちゃうだろうから。この人の担当に当たったのが運の尽きですね。

一方で、商品が悪いものでないかぎり、営業マンの言いなりに買い物できればどんなに楽かとも思います。こんなに情報過多の時代、商品の良し悪し口コミを参照し、検討を検討を重ねるのは、正直しんどい。インターネットを使えば世界中の商品を買えてしまいます。だからこそ、何を買えば良いのか決断を迫られ続けてクタクタです。

玄関先まで来てくれて、悪くない商品をそこそこの値段で売ってくれるなら、それでいい気もする。意外と、ネット社会の今だからこそ、『営業マンは「お願い」するな!』の営業スタイルは需要があるのかも!?

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『成功読書術』|ビジネス書としての名著から学べ

こんにちは。読む本に困る あさよるです。読書ブログを始めて、一日一冊ペースで本を読むようになって、最初に困ったのは「次に読む本を常にストックし続けること」でした。そのためには事前に「読みたい本リスト」を作っておく必要があります。本屋に行けばズラッと新刊本が並んでいるし、図書館には一生かかっても読み切れない蔵書があるし「読む本がない」という事態はないでしょうが、膨大な数の中から「選ぶ」という作業がコレ意外にもハード。

ブログを始めて「読書案内の本」というジャンルがあることを知りました。次に読むべき本、これくらいは読んでおくべき本を教えてくれる親切な本です。同じく、ブログを始めてから読みはじめた「ビジネス書」も、読むと結構面白い。今日はその、「ビジネス書」の「読書案内の本」の組み合わせの一冊です。

著者はAmazon.co.jpの立ち上げにも係わった土井英司さん。自らを「ビジネス書バカ」と称しておられる猛者です。

ビジネス名著30選!

本書『成功読書術』はビジネス書の名著30選が紹介された読書指南書です。「本が売れない」と叫ばれて久しいですが、本が売れないとはつまり、先人たちの教えが途絶えてしまうことです。これはいかんということで、過去の名著がラインナップされています。

書店では売れる新刊本を並べる傾向があるので、Amazonでは昔の本が売れる傾向があるそうです。「書店で探しても見つからないからネットで」てな具合ですね。新刊本を探すなら書店、名著を探すならネットとユーザーも使い分けをしているのかも。

著者の土井英司さんはご自身のことをと、本書の趣旨を紹介しておられます。

 私は、出版業界では、「ビジネス書フリーク」と呼ばれているようです。放っておくと年間100万円はビジネス書につぎ込むので、フリークというよりは、「ビジネス書バカ」と言ったほうがいいかもしれません。
本書は、その「ビジネス書バカ」が、これまでに出会った古今東西の名著の魅力と、その読み方をご紹介するものです。
全部で30冊、人生や仕事に役立つ名著を紹介しており、なかにはビジネス視点的で読み解くことがはばかれるような不朽の名作もあります。ただ「名著とはいつの世も人々の役に立つもの」との認識から、あえて現代的な読み方もさせていただきました。

p.6-7

「ビジネス書バカ」を自称する著者が、新旧の名著を解説する。しかも本来は「ビジネス書」に分類されないような書物まで、ビジネス書としての視点で読み解いてゆくという取り組みです。

また、ビジネス書を読んでも、実際に書いてあることを実践するのは人は5%くらいのもの。だから、成功のノウハウをすべて公開してしまっても大丈夫。本当にやる人がごく一握りだから、ビジネス書の著者は出し惜しみする必要はありません。なもんで、名著と呼ばれるビジネス書に書いてある通りにやれば、上手くいく見込みは高そうです。

30冊のラインナップを後ほどサクッと紹介します。

ビジネス書はオモシロイのだ

あさよるはビジネス書を手に取るようになったのは、実はこのブログを始めてからです。大ベストセラーになったビジネス書は読んだことがありましたが、そうでなければ特に興味もありませんでした。しかし、ビジネス書も読み始めると、これがまた面白い。もちろん玉石混淆ですが、人間の普遍的な活動や、人間心理、社会背景や思想の変遷など、学問としてでなく、実践としてビジネス書にまとめられているのです。

ビジネスだって、平たく言えば人と人との関わりです。人間関係を良好なものにし、相手のニーズを読み取り、自らの居住まいを正し、「どう生きてゆくのか」が説かれているんですね。これ、ブログを始めた一番の収穫が「ビジネス書を読むようになった」ことだと思います。

本書『成功読書術』は、ビジネス書の名著とタイトルと、内容の要約が詰まっています。本書を読んでいるだけでも「次読んでみたい本」の宝庫。ビジネスとして実践するのは当然として、「嗜みとしての読書」にも最適です。

ビジネス書30選

以下、本書で紹介される30冊のビジネス書をまとめています。

『人を動かす』デール・カーネギー

「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」「人を説得する十二原則」が紹介される。人の心をつかみ、人を動かすことで成功へと近づきます。『人を動かす』は当ブログでも紹介しました。

『人間性の心理学』A・H・マズロー

マズローの「欲求5段階説」は有名ですが、その中の「自己実現」の概念を理解している人は稀です。人の欲求について、戒めと深い理解をもたらします。

『影響力の武器』ロバート・B・チャルディーニ

「人の心の引き金を引く、承諾誘導のテクニック」が、心理学原理に基づき紹介されます。

『思考と行動における言語』S・I・ハヤカワ

私たちは「記号」で物事を判断し、理解している節があります。その「記号」を悪用した詐欺や傷害事件も存在します。シンボルや制服なんかがその例です。

『ホモ・ルーデンス』ホイジンガ

人とは、遊ぶサルである。遊び・遊戯の中から文化が生み出されたとするのが「ホモルーデンス」の考え方です。

『情報の文明学』梅棹忠夫

「農業の時代」「工業の時代」「精神産業の時代」と産業の時代を区切って説明した『情報の文学』は、アルビン・トフラーの『第三の波』よりも前に発表された書物です。発表当時は批判もあったようですが、今の視点でみるとどうでしょう。

『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル

悲惨な状況で生き残るために必要なのは「精神の自由と内面の豊かさ」である。

『私はどうして販売外交に成功したか』フランク・ベドガー

営業マンとしての心構え、考え方が紹介される。顧客の心をいかに導くか。そのための手段。

『風姿花伝』世阿弥

「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」。世阿弥の『風姿花伝』もビジネス書として読み解きます。「道」を極める求道者なら誰しもが当てはまる名著。

こちらもどうぞ↓

『君主論』マキャヴェリ

中世イタリアでは過激であると一時はローマ教皇の禁書目録にも入っていたんだとか。良心では認めたくはないが、納得せざるを得ない人間観が描かれる。

『ビジネスは人なり投資は価値なり』ロジャー・ローウェンスタイン

投資家目線の、企業経営のあるべき姿と本書のタイトル「ビジネスは人なり 投資は価値なり」の意味がわかるでしょう。

『相場師一代』是川銀蔵

「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵、波乱に満ちた人生で巨額の富を手に入れました。真理を見通す洞察力に注目です。

『人生と財産』本多静六

40歳にして100億円余りの資産を築いた本田静六。本書のポイントは、財産を築くための心得、学問や仕事への姿勢、人生設計。

『人間における勝負の研究』米長邦雄

どんな道でも、道を究めた人はスゴイ。『人間における勝負の研究』の著者は「棋聖」米長邦雄。勝負の極意。

こちらもどうぞ↓

『もっと深く、もっと楽しく』中部銀次郎

アマチュアゴルフ界のレジェンド・中部銀次郎。ゴルフの心得、勝負の心得が書かれた本ですが、多くの人に当てはまる内容。

『世紀の相場師ジェシー・リバモア』リチャード・スミッテン

世界恐慌を予測し、ひとり大勝ちした伝説のジェシー・リバモアの投資論を綴った一冊。彼の壮絶な人生から学べ。

『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』ジェームズ・C・コリンズ

偉大な企業に共通し、飛躍したが持続しなかった企業になかった点を指摘する。真に偉大なリーダーとはなにか。

『プロフェッショナルマネージャー』ハロルド・ジェニーン アルヴィン・モスコー

経営は実行である。どんな理論も一気に問題を解決してくれることはない。失敗の意味ばかり考えるのではなく、成功の意味を考える。

『ブーメランの法則』ファーガル・クイン

社内教育用に作られた本書。顧客志向について説かれた名著。

『小倉昌男 経営学』小倉昌男

ヤマト運輸の元社長・小倉昌男が書き下ろしたケーススタディ本。儲からないと言われていた個人宅配に「宅急便」の市場を切り開いた。

あわせてどうそ↓

『経営に終わりはない』藤沢武夫

本田宗一郎の参謀・藤沢武夫の半生。カリスマのナンバー2の姿です。

『真実が人を動かす』ケン・アイバーソン

倒産寸前の製鉄所をアメリカでもトップクラスの優良メーカーに育て上げたアイバーソンが実践したマネージメントや評価や報酬など、人の心を動かす心得。

『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』キングスレイ・ウォード

ビジネスマンとして成功した父が、起業家を目指す息子にあてた手紙の形式。父が息子に教えること、それは「常識」。厳しいエールもあります。

『学問のすゝめ』福沢諭吉

言わずもがなの名著。「物事を疑って取捨を断ずる事」。これは経営でも同じ。

『アラン人生論集』串田孫一編

我々はどう生きるのか。短い表現方法でアランの人生論に触れましょう。

『道をひらく』松下幸之助

自分を道を生きるために、自然体で居続ける。素直で謙虚で、気配りを忘れない。どんな時代でも道をひらくための力です。

『経営者の条件』P・F・ドラッカー

「エグゼクティブの仕事は、成果をあげることができる」「成果をあげることは修得できる」、成果を上げるための努力をエグゼクティブがしない限り、成果はついてこない。

『7つの習慣』スティーブン・R・・コヴィー ジェームス・スキナー

私たちは、物事を必ず何らかのレンズ越しに見ている。そのレンズをはずし、依存から抜け出し自立する。そのための「7つの習慣」です。

『ザ・ゴール』エリヤフ・ゴールドラット

閉鎖寸前工場を3か月で再建する小説。登場人物の苦悩、目標達成する興奮。小説だからこその共感。

『古代への情熱』シュリーマン

トロイヤ遺跡を発見したシュリーマンは、苦難の中でも幼いころからの夢を忘れませんでした。その情熱に触れましょう。

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『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』|コミュニケーションのための〈言葉〉を正しく使う

こんにちは。咄嗟に言葉が出てこないあさよるです。その場その場で相応しい言葉、言うべき言葉があるのは分かっていますが、突然だと頭が真っ白になってうまく話せません。もっと「上手いこと言う力」があったらいいのになぁと思います。ラジオでおしゃべりしてる人とかすごいですよね、憧れです。

話す力や、思いを表現する語彙力には並々ならぬ憧れと、自分の話す力のなさへのコンプレックスがあったので、『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』……このタイトルだけで「読みたい」と思いました。

語彙ってどこで手に入るの……

語彙とはなんだ?

そもそも「語彙」とは何でしょうか。本書『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』では、語彙力が必要な理由については紹介されているのですが、「語彙とは何か」「語彙力とは何か」は明確には定義されていないように読めます。

weblio辞書を見ますと、〈実用日本語表現辞典〉では以下のように説明されていました。

〈語彙力〉とは

どれだけ多くの種類の単語を知っているかという力。ある言語においてどれだけ豊富な語彙を把握しているかという指標。

語彙力とは – 活用形辞書 Weblio辞書

更に〈語彙〉とはなんでしょう。Weblioの三省堂 大辞林からの引用です。

① 〔vocabulary〕 ある一つの言語体系で用いられる単語の総体。言語体系をどのように限るかによって,内容が変わる。日本語という限り方をすれば,日本語の単語全体を意味し,漁村・農村あるいは特定の職業など,ある領域に限れば,その領域内で使われる単語の全体を意味し,ある個人に限れば,その人の使う語の総量を表す。 「漱石の-」 「 -が豊富だ」

② 単語を集め,一定の方式に従って順序立てて並べたもの。解釈の付けられているものが多い。 「近松-」

語彙とは – 日本語表現辞典 Weblio辞書

説明を読むほど難しく感じてしまいますがw あるグループや、ある人が持っている単語の数、とでも言えばよいのでしょうか。英語では〈ボキャブラリー〉と言い、こちらの言葉の方が意味が通じやすいかもしれません。

「日本語の語彙」というと、日本語が持っている諸々の単語を指しています。職業や業種によって「業界用語」「専門用語」は、そのグループの中で通じる言葉です。家族間だけで伝わる単語もあるでしょう。

語彙が多く、活用できる人のことを〈語彙力〉があると称されているようですね。当然ですが、語彙力が高いほど、たくさんの人と会話ができます。日本語だけでなく、英語の語彙が多い人は、世界中の人と話ができる可能性が高まります。語彙あるいは語彙力とは、コミュニケーションに欠かせないものです。社会生活に影響を及ぼしますから、ひいては年収や働き方にまで関わってくるものではなかろうかと思います。

語彙はどこにある?

さて、語彙力は社会生活に大きな影響を与えていると予想されます。じゃあ、今すぐ語彙力を身につけたい!んじゃあ、どうすればいいの?……あさよるも教えてほしいよぅ!( ノД`)シクシク…

よく「本を読め」と言われますが、それは本当なんだろうと思います。本といっても、難しいお堅い本も良いですが、マンガや雑誌や面白い本を読むのもいいんじゃないかなぁ。音楽や映画でも同じ、知らない言葉、聞き取れない言葉はキチンと調べてみると、より作品の世界観が理解できるんじゃないかなぁ。そして、他人と会話することも、語彙を増やす行為でしょう。しかも、同じ人とばかり話すのではなく、いろんな立場やいろんな職業、いろんな人と話すと、自ずと「知らない言葉」に出会います。

と、あさよるが思いつく「語彙を増やす方法」はこんな感じ。だけど、一番手っ取り早いのは、国語辞典を1ページずつ順番に読んでいくことじゃなかろうか。こういうと途方もないですが、語彙を増やすって、そういうことじゃないかしら……。

本書『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』は、辞書と比べるとむちゃくちゃコンパクトですが、「間違ってしまいがちな言葉」「知ってそうで知らない言葉」を一つずつ意味と解説と合わせて紹介されています。新社会人向けですで、ビジネスシーンで使われる言葉に絞られているので、多くの人が当てはまる内容です。

そんなに語彙は増えないかもw

先ほど「辞書を読むのがてっとり速い」と言ってしまった手前、本書『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』では、51の単語しか紹介されておらず、数が少ないです(辞書に比べるとねw)。

分かっているようで、知っているようで間違って使ってしまう言葉等が集められてて、「へぇ知らんかった」「間違えて覚えてた~」の連続なんですが、本書を読むだけでは語彙力っは身に付きません。

言葉というのは、知識として頭に入れても、実際に〈正しく使えないと意味がない〉からです。本書を読んで「使う」そして時間と共に「使いこなせる」ようになって初めて〈語彙力がついた〉って言うのではないか?と思いました。本書『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』は、その第一歩になる本です。

言葉は「間違えずに使える」ことが大事かも

あさよるはかなりテキトーな人間で、言葉も非常にテキトーに使います(苦笑)。すると困ったことに、自分が思って使った言葉の意味と、相手が考える言葉の意味が違っていると、意図とは全く違う意味で相手に伝わってしまいます。……こんな経験ありませんか?子どもの頃なんて、子どもたちみんな言葉がアヤフヤですから、なにがなんやら分からなかった気がしますw ちょっとしたことでケンカになったりモメちゃう理由も、言葉の拙さがあったのかなぁと思います。

言葉は「間違えずに使う」「正しい意味で使う」っていうのは、すごく大事なのかもしれない。特に、より高度なコミュニケーションとか、抽象的な話を用いるならば、言葉の定義は欠かせません。言葉をきちんと運用できるスキル、あってもソンはないですぜ。

大人の〈最低限〉のボキャブラリーとして

本書『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』で扱われている単語は51!かなり絞られています。ここまで絞り込まれる言葉は、よく使うけど、よく見聞きするけど、意外と意味が分かってないことばのオンパレード。詳しくは記事のあとの目次情報を見ていただけると分かりやすいかと。

例として、「近似値」「中央値」「平均値」「最頻値」の違いとかね。これ、使い分ける必要があるけど、フワッと使っている人も多い。「相対的」と「絶対的」の使い分けも、きちんとできている人とそうでない人の間では会話が成り立たないでしょう。

また、ちょっと笑っちゃうけど納得しちゃったのが、すぐに「なるほど」と相づちを打つ人は、本当は分かっていないんじゃないかと不安になるという話wわかるw「仰るとおり」と言い直したほうが、相手を不安にさせないかも。

今年の流行語に選ばれるんじゃないかと囁かれる「忖度」も、「地位がある人が使いがちな言葉」として登場します。ちなみに「忖度」は古くから「じゅんど」と呼ばれていたのに、今は「そんたく」と呼ぶ人が増えたと書かれています。

『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』は、ビジネスシーンで使いたい言葉、これくらいは理解しておきたい、最低限の〈基礎編〉って感じですね。あさよるも、自分の間違いや、知らなかったことがたくさん載っていて勉強になりました。

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『20代で伸びる人、沈む人』|将来のリーダーはスタート時点から違う?

こんにちは。リーダシップを持ちたいあさよるです。ピシッと人前でも、デキる感じを醸せたらと願っています。……現実はほど遠いのですが(;’∀’)>

『20代で伸びる人、沈む人』は、リーダシップのカテゴリで話題になっているのを見つけたので、さっそくチェックです。著者の千田琢哉さんの著書は、あさよるネットでも数冊紹介していて、読みやすかったので、今回も期待!

これから伸びる人の特徴

本書『20代で伸びる人、沈む人』では、30代、40代とどんどん伸びてゆく人の特徴が紹介されています。出世レースでは、「後から頑張ろう」はありません。「20代の内はゆっくりしといて、40代になったら頑張ろう」は起こらない。あくまで、40代、50代で活躍している人たちは、若い頃から走り続けていると言います。

考えてみれば「そりゃそうだな」と納得。

あさよるは、ゆっくり30代をやっている方ですがw、ぜひこれから「いっちょやったろか!」という若い方は、一読してもいいんじゃないかな。

言いなり、都合の良い人が良いわけじゃない?

ざっくりと7つの「伸びる人」「沈む人」の特徴が挙げられています。

  • 仕事のしかた
  • 勉強のしかた
  • 上司との付き合いかた
  • 後輩との付き合いかた
  • 同期とのつき合いかた
  • 顧客とのつき合いかた
  • お金の使いかた

一覧してみると、仕事や勉強、お金の話はあるにせよ、やはり「対人関係」に如実に表れてるものなのかもとドキリ。目指しているもの、見ているものが20代の頃から「伸びる人」「沈む人」には違いがあるように感じました。

意外でもあり納得したのは、「従順であること」はあまり意味がなさそうなところ。上司やお客様にもなぁなぁにならず、言うべきことは言う。それで反感を買うこともあるし、だからこそ信頼もされる。ダメなのは、相手に合わせて調子のいいこと言っちゃうタイプなのかもな……反省。

後輩や同期とのつき合いかたも、あさよるにはない要素すぎて冷や汗しか出ない。ウザがられる先輩ではなく、慕われて後輩から追いかけられる先輩になる。同期の中で抜きんでていても、パッとしない同期ともフランクに付き合い続ける。

そして、最後は自分が成功することによって、人は離れていゆく。自分のステージが変わるたびに周りの人間関係まで変化してゆくのです。これは、楽しみな気がしますね。どんな世界へ行けるのか。

客観的データがあるわけではない

あさよるがこれまでに読んだ他の千田琢哉さんの本もそうでしたが、客観的データを示しながらの話題ではありません。特にデータも示されていないので、肌感覚や経験則でのお話なのかと思います。それに説得力を感じるかどうかはあなた次第……という世界でしょうか。

あさよるは結構「経験則」って大事だと思っているので、本書の内容も「そういうもんなんだろう」と思ったのですが、苦手な人は苦手かも。

ちょっとした言葉、行動の積み重ね

ここで語られる「伸びる人」「沈む人」の差は、ほんのちょっとしたこと。上司の陰口を言う/言わないとか、上司を尊敬する/敵視するとか、あたり前っちゃああたり前の数々です。残念な会社に就職しちゃったら残念ですが、そうでないのに勝手に周りを敵視して沈んで行っちゃうのももったいない話。じっくりと今の自分を俯瞰するのにもいいのかな?

あさよるはもう30代ですので、本書は最初っから読者として想定されていないのですが、かつての自分を思い出しつつ読みました。上司を顧客と思い、後輩をファンにさせ、同期とフランクにつきあう自分……そうなれる素地は皆無ではなかっただろうけど、自分はそう“しなかった”なぁ、勿体ないことしたんだなぁと、やや落ち込んだw

中身については目次を見るだけでもイメージできるかと思います。この記事の最後の目次情報を載せますので、ご覧あれ。

元気が出る?げんなりしちゃう?

本書を読んで、元気が出て「明日も頑張ろう!」とガッツが湧いてくる人もいるでしょう。反対に、嫌な気持ちになってゲンナリしてしまう人もいるかも。リアル20代の方なら尚更です。

あさよるは「こういう風に振る舞えばいいんだな!」って勉強になった半面、「自分はガッツリ〈沈む人〉だった……」と衝撃を受け、ちょっと落ち込みました^^

パワーが湧く人、励まされる人、しょんぼりする人、イラッとする人。読む人によって色が変わる本じゃないかと思います。それは面白いことです。

あさよるネットで紹介した千田琢哉さんの本

『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』

『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』|誰だって好きな人と仕事がしたい

『読書をお金に換える技術』

「本なんか読んでも腹の足しにもならない」へのアンサー|『読書をお金に換える技術』

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