ロジカル家事

『はじめての人のための3000円投資生活』|手堅い貯蓄の増やし方

こんにちは。お小遣いを増やしたい あさよるです。自分の書いた過去記事を見返しますと、「お金」に関する本に対してかなり半信半疑で、「投資」なんてもの信用ならないと恐れている節があります。そんな中、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んで、ローリスクで投資できることも知り、「趣味の範囲で遊んでみるのも面白いかも」なんて思い始めました。また「ローンは一日でも早く返済すべき」と思い込んでいましたが、銀行の金利が少ないんだから、焦らなくていい(場合がある)という発想をしたことがありませんでしたが、納得。あさよるこそ「現金信者」だったのだなぁと目からうろこです。

で、本書『はじめての人のための3000円投資生活』は、月々3000円ずつ投資してみない?3000円なら怖くないでしょ?という提案です。投資って、ハイリスクハイリターンとは限らないんです。

ネットで毎月3000円の投資信託を

本書『3000円投資生活』は、ネットで投資信託を毎月3000円分買いましょうというもの。種類がたくさんあるので「バランス型の投資信託」にしましょう。以上解散。

投資信託とは、「投資家から集めたお金(ファンド)を投資のプロであるファンドマネージャーが運用し、その成果に応じて収益を投資家に分配する」というものです。
そして「バランス型の投資信託」とは、日本の株式や債券、外国(先進国から新興国まで)の株式や債券などが、その名の通り、バランスよくパッケージされた商品であり、これを一つ買うだけで、複数の対象に投資することができます。

一口に「バランス型の投資信託」といっても、やはりたくさんの商品がありますが、私が特におすすめしたいのは、

「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)

p.59-60

なんかファンドマネージャーっていう人が、集めたお金を運用して、その成果を配分してくれるらしい。これは自分一人で株価をチェックして運用するより楽だし、たくさんの銘柄を扱うから、大きな損も少ないらしい。イチオシは「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)で、次にオススメが「eMAXIS バランス 8資産均等型」(三菱UFJ国際投信)。

このやり方は大きなリスクもない代わりに、利益も小さい手堅いやり方です。銀行に貯金しても金利も安く増えも減りもしないお金ですが、投資すると少ないながらも増えるという考え方。慣れてきたら、月々の投資金額を増やしても構いません。

お金がたまる体質に?

本書の面白い指摘は、投資を始めることでお金に関心が生まれ、結果的に浪費が減る人がいるということです。先に述べた通り、本書ではローリスクローリターンな投資を勧めていますから、リターン以上にお金を使っているとお金は増えません。まずはやはり「浪費を減らす」「家計を見直す」という、こちらも手堅い手段が必要です。生命保険のプランは適当か。通信料金は高すぎないか?などなど。同著者の『貯金・節約のすすめ』も併せてどうぞ。

また「投資」と呼ばれてるけれども、リターンが期待しにくい投資も紹介されています。例えば、不動産経営は成功する人はかなり少なく、空室が出ると精神的にもつらい。また、外貨預金は恐ろしいモノだそうで、くれぐれもオススメさえれていませんでした。

手堅くいきましょう

本書『3000円投資生活』はあくまで〈初心者のための〉入門書です。投資で利益を上げている人や、スリリングな投資を楽しんでいる人には向きません。なんてったって「手堅くいきましょう」というものだから。

本書は3000円という「お小遣い」「趣味のお金」の範囲内で始められるのも、手堅く初心者向きだと思います。もし失敗しても趣味のお金だし、プラスが出ると儲けもんだし。一応、楽天銀行の口座は作ったんですよ。3000円ならものすごくやってみたい!

今回生まれたソボクなギモンは、仮想通貨の値上がりが話題になっていましたが、仮想通貨を持つのも「外貨預金」になるんでしょうか。ということは、かなりハイリスクな分野ってこと!?

関連本

『心も生活も整理されて輝く!貯金・節約のすすめ』/横山光昭

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』/山崎元,大橋弘祐

『その節約はキケンです――お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか』/風呂内亜矢

『お父さんが教える 13歳からの金融入門』/デヴィッド・ビアンキ

『お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方』/午堂登紀雄

『勝間式 超ロジカル家事』/勝間和代

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』/西原理恵子

 

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土井善晴『一汁一菜でよいという提案』|豊かな「ふつうにおいしい」くらし

土井善晴『一汁一菜でよいという提案』挿絵

こんにちは。料理番組が好きな あさよるです。やはりNHK「きょうの料理」は格別で、やはり土井善晴先生と後藤アナとのシノギを削るバトルがたまりまへん。ホントは大泉洋さんの土井先生のモノマネに定期的にハマっているのですが、それはさておきw

で、土井先生の著書『一汁一菜でよいという提案』が出版当初から話題になっていたので気になっていました。何気に、土井先生の本を読むのも初めてです。

SNS映えする料理をしなくてもいいじゃん。多少見た目が悪くても、味がふつうでも、毎日の料理ってそういうもんでしょ。それよりも、感性や自分の美意識を持って、質素で豊かな食卓にしましょうよ。そんな提案です。

質素で豊かなくらし

本書『一汁一菜でよいという提案』はタイトル通りの内容で、「一汁三菜ないといけない」という呪縛をサラリと説いてしまうものです。そもそも、お祝いの席やお祭りで特別な食事が振る舞われますが、普通の日はふつうの食事で良いのです。家でもお店のようなメニューを出そうとする風潮は、むしろ「下品」とバッサリ。Sインスタ映えや、豪華な手料理ををfacebookにアップしたりねぇ~。反対に質素なメニューは「#手抜きしちゃった」なんてハッシュタグをつけて「だからなんだ」「なにを言いたいのだ、言ってみなさい」とw。

そして、土井先生は言うのです。「質素なのは手抜きではない」と。

ちなみに「一汁一菜」とは、お味噌汁と、つけあわせとご飯の取り合わせです。お味噌汁の具がおかずを兼ねています。つけあわせは、お漬物でOK。ご飯も白米でも、季節の炊き込みご飯でも楽しめます。一汁一菜といっても、その組み合わせのバリエーションはなかなかです。

というか、あさよる家は昔から一汁一菜かもしれないw ご飯と味噌汁と香の物。これで十分でしょ。

贅沢で貧しいくらし?

本書『一汁一菜でよいという提案』の裏テーマって、豪華で高額な食事だって、自分に感受性や美意識がなければ、それは貧しいよねってメッセージにも読み取れました。むろん、これは穿った見方すぎかもしれませんが……(苦笑)。

あり合わせで、地域の食材を近所で買って、パパっと簡単に料理しちゃうってスキルであり、それが豊かさなのかも。

教養、感受性、美意識を

『一汁一菜でよいという提案』は料理の本だと思って読み始めましたが、これまた奥の深いが広がっていました。本書でも話は人類学や信仰、歴史、文化と広がります。そもそも料理って科学の世界でもありますから、マジで深すぎる世界です。

また、料理に欠かせない「器」の話もちょろっと触れられています。ただ、こちらも突き詰めると果てのない話でしょう。「良い器」で食事ができるって、なんて贅沢なことでしょうか。そのためには、器ひとつとっても、その良し悪しを見抜く力が自分に必要です。

季節の移ろい、美しさを見い出し、感動する。だからこそ食材一つ一つを見定め慈しむ感覚が宿るのでしょう。今「丁寧に暮らす」とか「スローライフ」なんて言われますが、根本的に「良いもの」「美しいもの」に「感動する」って、どんな生活にも必要なのね。

「ふつうの食事」「一人の食事」

一汁一菜の提案は、普通の何でもない日の食事の提案です。肩の力が抜けるのは、「見た目が多少悪くてもいい」し「ふつうにおいしければいい」じゃないか、という提案でもあるからです。むちゃくちゃ美味しい、舌もとろける料理を作る必要はない、「ふつうにおいしい」でええやないですか、と。

味噌汁もね、だしを取るのが大変なら、湯に味噌を溶くだけでいい。具に、だしの出そうなものを入れればいいんです。見た目も、自分で食べるんなら多少ぐちゃぐちゃでもよろしい。本書のレシピや写真では、お味噌汁の具として鰹節や煮干しを放り込んだり、ベーコンやブロッコリーの洋食の食材も使われていました。確かにおいしそうです。パンを合わせてもいいのよ、とぶっ込んできますなあ。しかし、庶民の食卓とは、和洋中アジアン入り乱れるもんで、それが家庭の味じゃないかしら。

家族に食事を用意するとなると、一人の時と意識が変わるかもしれません。見た目に気づかって、ちょっとこだわろうという気にもなります。そんな風に、一人の時、家族と一緒に、客人を招いて、そしてお祝い事やお祭りごとの晴れの席と、食事のモードが段階的に変化してゆく。

「ふつうにおいしそう」なんですけど

本書ではカラーで一汁一菜のメニューやレシピが掲載されているんですが、ふつうにおいしそう。お味噌汁にトマトとか溶き卵とか、やったことないけど、絶対おいしそうだ。ピーマンやえんどう豆も、色どりに良い。しかしこれらは、確かに見た目ぐちゃっとなっているから、お家だけでの特別メニューです。

土井先生はお味噌汁にご飯をダイブさせる食べ方に触れておられませんでしたが、ぶっかけごはんが食べたいw

食に関する話題って、とめどなく深い。単にレシピ通り切って混ぜて火を通すだけじゃない。もっと感覚をフルに、感度を上げて、「食べる」って行為に集中したいです。

土井善晴『一汁一菜でよいという提案』挿絵

関連本

『「食」の歴史人類学―比較文化論の地平』/山内昶

『照葉樹林文化―日本文化の深層』/上山春平

『勝間式 超ロジカル家事』/勝間和代

『理系の料理』/五藤隆介

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勝間和代『超ロジカル家事』|「お金ムダ遣い」「捨てない」は「命」のムダ遣い

こんにちは。勝間和代さんのメルマガ読者の あさよるです。勝間さんが家事を攻略しようと試行錯誤している様子をメルマガで読んでおりまして、これが面白かった。だから『勝間流超ロジカル家事』はぜひ読みたかった本です。

ちなみに、あさよるも凝り始めるとトコトンやりたい方なんですが、勝間さんの足元にも及びませぬな。おにぎりの最適解を模索するくらいだ。

ツールを使いこなす!

『勝間流ロジカル家事』が特徴なのは、家電をフルに使いこなしているところです。ここが勝間さんっぽいところですね、ツールをとことんまで使いこなす。メルマガでは失敗や上手くいかない経験もシェアされていました。

たとえば、ヘルシオは2台使い。蒸し機能とオーブン機能の両方を使うためです。圧力IH鍋も2台持ち。みそ汁用と煮物用。そしてオーブンと炊飯器。もちろん食洗器も使います。どうも家電は高額で、食洗器も贅沢品のように感じていますが、手間が省略されたぶんの時間を、自給換算すれば値打ちのある買い物です。

調理器具も、最低限のアイテムで最大限に仕えるスタメンを選びぬいているのがシビレル。あさよるも選びぬきたい……(*´ω`*)

掃除も、機械ができることは機械に任せます。たとえばルンバ。ルンバを使うためには床面が片づいていないといけません。片づけがルンバが使える環境を生み、ルンバが使えるとその分時間が生まれます。

片づけると豊かになる?

本書『勝間流超ロジカル家事』によると、勝間さんはかつての8割もの荷物を処分したそうです。多忙な勝間さんですから、家政婦を雇っていたそうですが、家政婦は「捨てる」権限はありません。勝間さんご自身も「家政婦さんに任せている」と油断もあって、どんどん物が増えまくっていたようです。片づけをし、持ち物の量を極端に減らしたことで、持ち物の管理が楽になった、特に頭の中で把握できるようになったそうです。

さて、片づけは時間を生み出します。働けばお金が稼げる時間を、ムダな時間に使っていては、時間もお金もムダにしているのと同じです。

「いつも、気づいたらお金がなくなっている」
「ムダ遣いしているつもりはないのに、お金が貯まらない……」
お金が貯まらない人は、決まり文句のようによう言います。
お金が貯まらない人に共通することが、2つあります。

1 使わないものを買う
2 買ったものを捨てない

この2つをしている限り、家計簿をつけていたとしても、まず、お金は貯まりません。

(中略)

家計破綻の原因は収納破産と同じで、前者はお金を、後者はものをきちんと管理できないことにあります。
収納の最大のコツが、不要なものを捨てて、ものを増やさないことであるように、家計管理のコツも、ムダ遣いを見つけて削ることです。

p.181-182

お金が貯まらない人の特徴は、使わないものを買ってしまい、その買ったものを捨てようとしない。結果、物が溢れ返り、その管理に労力を奪われ、在庫管理ができずまた物を買う。お金も、時間も、スペースも、エネルギーも奪われてゆくばかりです。

勝間さんは、多忙の中でも、家族分の調理をしています。貴重な時間を使うからこそ、徹底的に時短が試みられているんです。これは、「家族の食事を用意する」ってタスクが勝間さんにとって優先順位が高いってことです。時間を有効に使うことは、自分にとって何が大事なのか、何を優先すべきかをハッキリさせることです。お金の豊かさだけでなく、「時間」は精神的豊かに関わります。

時間より貴重なものはない

さらに、お金と時間をめぐる話は、展開します。

 時間をかけてお金を稼いでいるのに、そのお金をムダにするのは、時間をムダにすることになります。
時間が過ぎるということは、命を削られるということ。命は有限です。
家事をしながらがんばって仕事で成果を残したことも、上司の嫌味をがまんしたことも、すべて自らムダにするのは虚しすぎます。お金をムダにすることは時間=命をムダにすることです。

p.182-193

稼いだお金をムダにすることは、仕事をした時間をムダにすることです。そして、二度と帰ってこない時間をムダにすることは、命をムダにすることです。だから、お金は貴重で、ムダにしてはいけない。そのために、ムダ遣いする人の特徴「使わないものを買う」「買ったものを捨てない」から脱却する。

い、命の話をされると……でも、その通り……orz

「選ぶ」人になる

本書『勝間式超ロジカル家事』は家事全般を徹底的に追及しまくっている記録です。なんの追及をしてるかって?

知らん!w

時短とか節約とか、それっぽい理由は上がっているけれども、何を置いても「面白いから」っしょ。金と時間を使って、金と時間の有効利用を追求するって、サイコーにおもろいじゃないか。先に述べた通り、勝間さんほどじゃないにしても、あさよるも似たような志向を持ってるので、これ読んでるだけでソワソワしますw

本書では家事全般、調理、掃除、洗濯、収納に加え、家計術、ファッション、メイクまでロジカルに追及されているのです。その〈やり方〉が物珍しいので気が取られてしまいますが、一貫してるテーマは「選びとる」ことじゃないかと思います。「なんとなく」「みんながやってるから」「時間がないから」「やらされるから」ではなく、自分で「これをする」と選び抜いてゆく。その力が「命をムダ遣いしない」につながるんじゃないかな。

本書の勝間さんのやり方をそのままコピーすることは不可能です。たとえば調理器具や食材は、勝間さん宅の食事情が反映されているから、マネをするなら自分流に落とし込まなければなりません。だから「勝間流」なんやな。

ただ、「やってみた」的にはここまでテッテー的にやり込まれていて、かなりオモロイ。自分もやりたくなる。とりあえず、押入れの中身を外に出して、ゴミ分け始めた程度には行動に結びついていますw

関連本

『理系の料理』/五藤隆介

『理系の料理』|フローチャートで料理をしたい人へ!

『女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~』/勝間和代

『女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~』を読んだよ

『結局、女はキレイが勝ち。欲張りに生きるためのスキル63』/勝間和代

『結局、女はキレイが勝ち。欲張りに生きるためのスキル63』を読んだよ

『目立つ力』/勝間和代

『目立つ力』|目立てばチャンスも掴みやすい!ブロガーのすすめ

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