三尋木奈保

【2018年】下半期のベスト記事!

暮れも押し迫って参りました。年末のお楽しみ、今年よく閲覧された記事のまとめです。「良い本だったなぁ」「この記事頑張って書いたもんなぁ」と納得するものもあれば、我ながら意外な本もランクインしていて、個人的なお楽しみ企画となっております。

上半期、下半期とも一位はかずのすけさんの本でした。メンタリストDaiGoさんの本も上半期・下半期とも上位ですね~。

1.『しない美容』/かずのすけ

2018.06.22 公開

下半期も化学者であるかずのすけさんの美容本が一位でした。「しない美容」はかずのすけさんのブログでも提唱されていて、余計なことをしなければ、肌の健康な状態を維持できるのではないかという考え方です。

最新の美容法を追いかけるのではなく、「自分の良い状態」をキープするために、化粧品を選ぶのも、一つの基準ですね。

2.『クローゼットは3色でいい』/ 杉山律子

2018.06.29 公開

とても役立った本でした。ファッション雑誌に掲載されているおしゃれなコーディネートは、あくまで上級者向け。おしゃれ初心者は、まずは色数を限定し、3色でコーディネートするとまとまりやすいのです。選ぶべき3色の組み合わせも具体的に提案されており、おすすめです。

その人によって似合う色は違っているので、自分に似合う3色の組み合わせを知れば、お買い物も楽ですね。

3.『愛とためらいの哲学』/岸見一郎

2018.06.20 公開

これはちょっと意外なランクイン本だった。『嫌われる勇気』の岸見一郎さんが、アドラー心理学をはじめとする心理学的な「恋バナ」を扱っています。相手を支配したり、依存したりされたりするのではなく、穏やかでお互いの心が満たされる間柄をつくれると良いですね。

生涯のパートナーがいて、お互いに幸福を感じ合えることは、それはこの上ない特別なこと。それを実現するためのお話です。

4.『ひと月9000円の快適食生活』/ 魚柄仁之助

2018.07.06 公開

この本は! 良い本というか、とてもとてもお腹が空く本だった! だけど、下半期のランキング入りしちゃうのは意外でもあった。料理のレシピ本なんですが、もう、文字による飯テロの連続なのです。官能的でもある。ヤバイ。

5.『知られざる地下街』/ 廣井悠,地下街減災研究会

2018.06.15 公開

良書。日本中の地下街の歴史や変遷、設備や、法律的な区分、災害対策など、地下街に関する話題を網羅的に扱った本。すごく良い本でした。おすすめです。

6.『なぜか美人に見える人は髪が違う』/ 津村佳奈

2018.08.31 公開

現役スタイリストによる女性向けヘアスタイル指南本。トレンドのスタイルのとり入れ方と、垢抜けポイントがレクチャーされていて使える。年齢も関係なく、一読されてみては。本全体のおしゃれ感も、モチベーションアップに良い。

7.『超時間術』/メンタリストDaiGo

2018.08.20 公開

「時間がない」と嘆く方へ。「時間がないから○○できない」というのは錯覚だった。なんとなく多忙で、いつも時間に追われている気がしてしまうのは、「時間の感覚」が欠如しているからだった。時間感覚を鍛え、能動的に時間を使うためのメンタリズム! やる気も出ます。

8.『その情報、本当ですか?』/ 塚田祐之

2018.06.19 公開

元テレビマンによるフェイクニュースを扱う。故意のフェイクニュースもあれば、誤報もあります。どのようにニュースが作られているのかを解説しながら、テレビのニュースと、ネットニュースの違いが説明されます。テレビや新聞のニュースも、ネットニュースも、どちらも一長一短があり、わたしたちはそれを使い分け、正確な情報を見抜く力が必要です。

岩波のヤングアダルト向けの新書ですが、大人にもおすすめです。

9.『My Basic Note「ふつうの服でおしゃれな感じ」のつくり方』/ 三尋木奈保

2018.06.01 公開

女性向けファッション誌の編集者である三尋木奈保さんのスタイル本。コンサバスタイルを貫いておられ、等身大だけど垢抜けていて素敵すぎる。年齢と共に、プチプラばかりではなく「良い物」を持ちたいなあと思わされた。

10.『人狼村からの脱出』/SCRAP

2018.08.29 公開

真夏にドハマりしたゲームブック! 夜になると村人を襲う人狼を見つけるべくとある村にやってきたあなた。しかし、村から出るためのたった一つの橋が落ち、陸の孤島に。そして、人狼事件のみならず、貴重な宝石を盗む怪盗まであらわれる。あなたは事件を解決できるだろうか。

謎が謎を呼ぶゲームブックで、パズルを解かないと先へ進めない。またこのパズルの難易度が絶妙で、自力でうんうん唸りながらも、答えが分かったときの爽快感ったら! 終盤では、感動しちゃった。



三尋木奈保『My Basic Note「ふつうの服でおしゃれな感じ」のつくり方』|きれい目コンサバコーデ

こんにちは。イメチェン中のあさよるです。先日美容室で美容師さんに「あさよるさんは服装がきれい目だから~」と言われて「き、きれいめなのか!」と内心驚愕と共に嬉しくにんまりw ただ、自分がはたして「きれい目」を目指しているのかわからなかったので、本書『My Basic Note』を手に取りました。副題に―「ふつうの服でおしゃれな感じ」のつくり方―とあり、ベーシックなアイテムで、あか抜ける「コンサバ」なコーディネートが多数収録されています。

結論としては、あさよるが目指しているのは「コンサバ」ではないなあというもの。「カジュアルの方がいいし、似合うかも」と思えたのは、たくさんのコーディネートが写真で具体的に紹介されているからです。

三尋木奈保さんのコンサバスタイルが好き・目指している人はもちろんですが、意外にもそれ以外のテイストを目指している人も、コーディネート例は役立つと思います。一つ一つのアイテムを「これは取り入れたい」「これは似合わない」と精査することで、より「自分らしいスタイル」が見えてくると感じたからです。

人気ファッションエディターの「キレイめ」着回しコーデ

本書『My Basic Note』は女性ファッション誌「Oggi」のファッションエディター三尋木奈保さんによる、おしゃれ指南書です。三尋木奈保さんは40代の方のようで、同年代の女性にとっておしゃれのお手本になります。

三尋木奈保さんは、「自分らしい」おしゃれを大事に考えておられます。自分よりも服の方がインパクトが強すぎるのは「居心地が悪い」と触れられていました。

シルエットや色選び、小物使い etc.…で
ベーシックな着こなしを磨いていく方法って
たくさんあると思うのです。
なにげない服でも、「これが私」って満足して言える
ブレないおしゃれが目標です。

p.9

流行を追うよりも、自分の定番がある方が良いですね。三尋木奈保さんはファッション誌の編集をする前、一般職の会社員をなさっていたそうで、その頃の経験もおしゃれには反映されています。

三尋木奈保さんのおしゃれのコンセプトについては、本書冒頭で触れられています。

自分なりの工夫を重ねて、さりげないおしゃれが
ストレスなくできるようになれたら――
昔も今も、私の理想はここにあります。
この本のタイトル、
―「ふつうの服でおしゃれな感じ」のつくり方―には、
そんな想いを込めました。

p.5

地に足をついた、浮かないおしゃれ。自分よがりなものじゃなくて、周りの人からみても清潔感があり、「意思のあるきれい」を心がけておられます。このあたりも、多くの人に共感されるポイントでしょう。

落ち着い配色、シルエット、マネできそう!

本書『My Basic Note』は、先に触れたように、落ち着いてて目立つ色やシルエットではないけれども、洗練されていて「特別」な感じのするコーディネートが紹介されています。「きれい目」ですね。40代の女性の「地に足のついた」コーディネートは、カッコよく、知的でもあります。働く女性としてもですが、こんなママがいたらさぞ鼻が高いだろうなあとも憧れます。

色味も白や黒と、ベージュやカーキ、グレーなど、やさしい色味が多く、誰もが似合うもの。だけど所々でネイビーのジャケットとか、黒の革ジャンとか、赤いリップとかが差し込まれていてピリッと効いています。

一つのアイテムの3つの着回しコーデのサンプルが紹介されているのが、これが三尋木 奈保さんのテイストをよく知れるものだと思います。

Oggiエディター三尋木奈保 My Basic Note: ふつうの服でおしゃれな感じのつくり方 | 三尋木 奈保 |本 | 通販 | Amazon

一つ目のベーシックなコーデはきれい目、コンサバです。それを着崩して2つ目のコーデはカジュアルに。3つ目のコーデではテイストをガラリと変えます。

これを見てわかるように、基本はきれい目。コンサバ。この3つの着回しコーデのページが、三尋木奈保さんのこだわりや考えが見えるようで楽しいページでした。

「こだわり」は実を結ぶ!

巻末で三尋木奈保さんの憧れの人である大人気スタイリスト大草直子さんとの対談が掲載されています。そこでは、三尋木さんの細部までのこだわりが顔を出します。シャツの着方も、ミリ単位で研究なさるそうです。平凡なシャツでもおしゃれに着こなせるって、日々の研究の積み重ねあってこそなんですね。

あさよるは30代ですから、三尋木奈保の一つ下の世代です。本書では、20代30代の頃の「こだわり」が、その後のおしゃれを作っていると紹介されていたので、もっと細かいところまで気を配りたいと思いました。

また、メイクも服装も、「おしゃれ」って、超オタクの世界なんだなあと感じもしました(苦笑)。たぶん多くの人は、10代の頃「おしゃれが流行る」から、流行に乗っておしゃれをしますが、その世代が過ぎれば、多くの方はおしゃれ熱も一旦落ち着くでしょう。10代の頃、アイドルや音楽グループにお熱を上げるのと同じような感じだと思います。大人になってもおしゃれを追求し続ける人たちって、オタクとかマニアなんですね~。あさよるもブログを始めてから、ファッションやメイクの本を読むようになって、ようやく理解し始めました。

本書は、おしゃれ好きさんたちにとっては、三尋木奈保さんのファンブックみたいな感じなのでしょうか。あさよるのようなおしゃれ初心者にとっては、写真も多く、色味やシルエット、素材感など、どういう要素を見て服が選ばれているのかわかりやすいものでした(一つずつのアイテムにひと言紹介があるのも良い)。

流行より「似合う」服。そのためには……

おしゃれはオタクやマニアの世界じゃね?と言いつつ、しかし、年齢を重ねてからアイドルや韓流スターにハマる女性がいるように、大人世代になってからおしゃれにハマる人もいるでしょう~。そういう人には、ファッション誌よりも、こういう一冊にまとまった本の方が良いのではないかと思います。なぜなら、あさよる自身も雑誌を見てもチンプンカンプンでしたが、本を読むようになってやっと、おしゃれな人が「考えていること」がわかるようになってきたからです。

そして、おしゃれがワカランあさよるのような人ほど「流行」に流されているんじゃないでしょうか。意外にも、おしゃれ好きさんの方が、流行は取り入れつつも、「自分のスタイル」が優先されていて、流されない感じがします。この辺も、カッコいいところですね。

あさよる的には、三尋木奈保さんのきれい目コーデよりも、それをちょっと着崩したカジュアルのコーディネートの方が自分に似合うように思いました。それもこれも、まずは具体的なコーディネート例を見て、自分に当てはめてみるから想像できることです。自分の好き嫌いをすっ飛ばして、まずはとにかく大量にいろんなテイストのコーディネートを見まくるのが大事なんじゃないかと思いました。

意外と、「自分に似合う服」「なりたい自分のイメージ」よりも「絶対に合わない服」「イメージじゃない服」を探す方がわかりやすかったりします。あさよるも本書『My Basic Note』を読んで「コンサバは似合わん……」と理解しました。「初心者はとにかく、年代やテイスト関係なく、この手の本を読むべし」と自分に言い聞かせました。

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