人生論・教訓

『世界で通用する人がいつもやっていること』|能ある鷹になる

中野信子『世界で通用する人がいつもやっていること』イラスト

こんにちは。東大卒で脳科学者の中野信子さんの本が面白くてまた手伸ばしてみました。中野先生はMENSAの会員でもあるそうで、まさに才女。美人でチャーミングで、憧れまっす( *´艸`) ちなみにMENSAとは「人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした非営利団体」by Wikipedia だそうです。

十分に中野先生もすごい人ですが、すごい人が世界のすごい人の特徴を紹介するのが本書です。

すごいすごいといっても、すごい人と普通の人の差って少しで、少しの違いがこんなに成果の差になるのか~と圧巻。あと、我々凡人も、少し変わるだけでも、大きな変化があるのかもと、励まされもしました。

すごい人のすごいトコロ

本書『世界で通用する人がいつもやっていること』の冒頭は、世界のすごい人の特徴が紹介されます。ザックリ見出しをまとめると、

  • 空気は読まない
  • 勝ちを譲る
  • 決まった儀式を行う
  • ニコニコしながら主張する
  • あきらめない
  • 自分の得と相手の得を考える
  • 聞き上手
  • 欠点を受け止める
  • 仕事が楽しそう
  • 嫌いな仕事は他人に振る
  • 褒め上手

最初の「空気を読まない」という言葉を聞くと、協調性を欠いて他人に迷惑をかけることだと思うなら、それは間違いです。周りの雰囲気に流されずに、自分の考えをキッパリと伝えることで、評価を得ている人の話です。苦手なこと、したくないことに時間を使わず、自分のやるべきことに集中します。「嫌いな仕事は他人に振る」も同じですね。イヤない仕事を押し付けるという意味ではなく、自分で苦手を認識して、周りの人に助けてもらいながら仕事をしているのです。

「勝ちを譲る」は、まさに「能ある鷹は爪を隠す」状態のことです。有能な人は、幼い頃から「すごい」「かしこい」と言われ慣れている人が多いから、今さら褒められたいと望んでいない。むしろ、自分の能力を他人に披露しないんだそうです。

また、私利私欲に走らず、かといって捨て身の献身をするわけでもなく、「自分の得と相手の得を考える」、すなわち「ウィンウィン」ってヤツですね。それを実際に話をまとめていくのは、まさに優秀な人ですな。

生まれながらに「すごい」人はいない

「すごい人、優秀な人は、そもそもわたしたちとは違うじゃん」と、イジけながら読み進めていると、きちんとエクスキューズなされていました。

彼らは、「もともとすごい人」ではなかったのです。いい人材を集め、いい友人を惹きつけるために、人の何倍も、何十倍も、心を砕いています。いい人材にとって魅力的な自分であるための努力を、決して怠らないのです。

p.75

生まれながらに有能なわけではなくて、そうなるよう努力をしている……。身につまされます。事実、我々は社会で人と関わって生きていますから、横暴で迷惑な人は、つまはじきにされてしまいます。有能な人ほど、他者との関わりを大切にし、人の心を動かすために苦心しているんですね……。

夢をつかむ!

すごい人は、流れ星を見たらすぐに願いごとができる! どういうことかというと、自分の目標を片時も忘れず、いつも考えているからです。みなさんも、偶然チャンスが舞い込んできたのに、準備が整っていなくて先送りにしちゃったことありませんか。「幸運の女神は後ろ髪がない」なんて言うように、その場で手を伸ばさないと、一瞬でも遅れるともう手が届きません。

だから、いつかやってくる「その時」のための備えこそが大事です。

備えは、栄養管理や、身だしなみまで至ります。「いつでも大丈夫」な状態を作るのですね。

中野信子『世界で通用する人がいつもやっていること』イラスト

すごい人は、すごくなれる環境を作る

自分の非力さ、無能さに軽くめまいがしてしまいそうですが、世界に通用する人は、自分の能力上げるための「環境づくり」に力を入れているようですね。例えば、テスト前のルーチンとか、規則正しい生活とかがその類。

「集中しないと」「勉強しないと」と思い詰めず、「勝手に集中してしまう~」「自動的に勉強モードになる~」という環境を整えるのです。遊び道具やテレビや音楽の流れる机で勉強は難しいので、ガッと集中するしかないスペースを設けましょう。

また、とてもじゃないけど不可能な目標を立てても、そんなの取り組む気になりません。それよりも、身近で今から始める目標を設定し続けましょう。

んで、よく寝る。

脳科学者の中野信子先生ですから、脳の機能として睡眠の重要性と、勉強して寝ると記憶に定着しやすいことが紹介されています。くれぐれも一夜漬けはやめましょう。

「やらないこと」リスト

あさよる的に、今日から実践ようと思ったのは「やらないことリスト」を作るという話です。「やることリスト」を作ってる人は多いでしょうが、時間切れになってしまうこともありますよね。TODOも大事ですが、時間管理には「今日はやらないこと」を明示しておくと、余計な時間が取られなくて済むというワケ。やることに集中するためには、なるべくやることは少なく減らしていく方がいい。そのための「やらないことリスト」。

あと、自分のやったことを記録に残しておくこと。これは、自分の努力を記録することであり、客観的に自分を見るための道具にもなります。そう、世界に通用するすごい人って、自分の長所も短所も客観視できるのです。

「謙虚」というのはすごい人が謙遜するから「謙虚」なのであって、あさよるのような人間が「いやいや……///」「大したことないです」と言っても、それは事実を述べているに過ぎないのだった。

関連本

『正しい恨みの晴らし方』/中野信子

『正しい恨みの晴らし方』|最高の復習は……

『サイコパス』/中野信子

『サイコパス』|冷静で共感しない人たち

『脳内麻薬』/中野信子

『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』|誰もがドーパミン依存!?

『あなたの脳のしつけ方』/中野信子

『あなたの脳のしつけ方』|モテも運も努力も脳次第?

『ウケる技術』/水野敬也,小林昌平,山本周嗣

レベル高すぎ!?笑いのコミュニケーション|『ウケる技術』

『超一流の雑談力』/安田正

『超一流の雑談力』|当たり前だけど難しい「雑談力」!

『GRIT やり抜く力』/アンジェラ・ダックワース

『GRIT やり抜く力』|失敗して挫けても、必ず立ち直る

『最強の働き方』/ムーギー・キム

『最強の働き方』|ホントにすごいヤツはこんなヤツ!

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』/菅原洋平

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』|あとでやろう→できなかった→罪悪感

『休む技術』/西多昌規

『休む技術』|頑張って休もう!?「動の休み」もあるんです

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『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』|自分の弱みが強みになる

こんにちは。あさよるです。

本を読む目的って複数あります。まずは、ダイレクトに「知識」を得たいとき。ほかには、好奇心やワクワクドキドキを感じたいとき。困ったときに解決策を探すこともあれば、話題作が気になって手を伸ばすこともあります。

今日紹介する『お金を稼ぐ人は何を学んでいるか』は、「お金を稼ぐ」ことに話題を絞り、頭の中の「モヤモヤ」「引っかかり」を取ってくれるような内容です。そもそも「お金を稼ぐ」って、大事なことなのに大っぴらに話せない感じって未だにありますよね~。だからこそ、読書で「あ、そっか」と気づきがあれば上々!

「決めつけ」と取っ払う

本書を読んでいると、「ああ、あさよるも〈思いこみ〉〈決めつけ〉」をたくさんしてるなぁと再認識し、反省しました。たとえば、著者の稲村徹也さんは高卒で、20歳くらいのころにホームレスの経験をしたり、30歳になる頃には億単位の借金を背負っていたそうで……ここだけ話を聞くと「成功している」ような感じはしないですよね。特にあさよる自身、大学進学に失敗し苦い思いをしたせいなのか、「高卒」という肩書が気になっていて、改めて「あさよるには学歴コンプがあるんだ」と認識しましたorz

コンプレックスがあると、それは「やらない言い訳」に変身します。あさよるの場合だと「学歴がないからアノ仕事はムリ」「どうせダメだ」と、そもそも「やりたい!」って意欲すらなくなってしまいます。実際にはチャンスがあるかもしれないし、なければ「自分で何とかできる」ことかもしれないのに、最初っから「できない」「やらない」なんですよね。自分への「決めつけ」「思いこみ」によって、自分自身の道を閉ざしてしまっています……。

「再就職を考えるならブラック企業が狙い目?」という話も、これだけ聞くととんでもない話に聞こえますw しかも、来年倒産する会社を選べ!と、超カゲキ。学習はやはり「実学」あってこそ。ということで、なんでも、まずこの来年倒産しそうな会社で5年勤められたら、あなたは成功できるw

引用しますw

実地の学びということで、私がセミナーなどで強調しているのは「再就職を考えているならブラック企業を選べ!」ということです。
それも、
「来年には倒産すると噂されている会社に勤めなさい」
とつけ加えます。
この会社が仮に倒産せず、あなたが5年間勤め上げることができたとしたら、あなたは間違いなく「成功」できます。
なぜならブラック企業は、長時間労働に給与未払い、売り上げ低下に大赤字、ついには借金地獄や不渡りもあり、おまけに社内紛争にも出会えるからです。
どれもこれも避けて通りたいマイナス面だらけですが、私にとっては楽しいこと満載の、毎日ワクワクして過ごせる環境です。

p.110-111

レベル高すぎww これは経営者向けの指南ですね。著者自身も、マイナス要素を抱える会社を経営していた経験から、「どうやって切り抜けようか」と知恵を絞っていることが毎日ナチュラルハイ状態だったと回想しておられますw

確かに、これから自分が経営者になる人は、会社経営の「終焉」に立ち会ってみるって、「実学」かもね。

「学ぶ」ことをやめない

本書のタイトルは『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』とあるように、何を「学ぶ」のかが語られています。「学ぶ」といったら、スクールに通ったり、誰かに指南したり、テキストを解くことを想像してしまいがちですが、違います。先ほどの「ブラック企業で学ぶ」もそうですが、自分が「学ぼう」と思えば、どんな環境からでも学べるのです。例え、勤務先が来年には倒産しそうでも、そこから「学ぶ」たくましい人もいるんだなぁ。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」と学びを先送りする必要はなく、今すぐ今の環境から学べるって、これに気づけると強い。著者はホームレス経験で出会った年配のホームレスが、最初のメンター的存在だったと回想しておられます。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」勉強できないって、逆に言えば「時間があって余裕があるとき勉強する」って意味になっちゃいますが、むしろ逆境の中でこそ「学び」があるのかもしれません。そこから抜け出すって、強烈な目標がありますしね(;’∀’)

「人生」のスケールで考える

忙しいと目の前の事柄で頭がいっぱいになってしまいます。しかし「お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか」というならば、「人生をどう生きるのか」というスケールから、目前の問題を考える視点が必要なのかな?と思います。著者の稲村徹也さんも波瀾万丈な半生を送って来られたようですが、諦めたり腐ったりしないのは「人生」って尺度を持ってるからじゃないかしら。

今「欲しい」とか今「したい」って、今の欲求に流されがちですが、人生のスケールで「欲しい」「したい」を考えると、選択が変わり……ますよね?

あさよるも、ずっと今の衝動を抑えられなくて、お金をどんどん使っちゃったり、思いつきで行動して自分自身が疲弊している時期があったんですが、その時って「刹那主義的」で「何にも考えられない」ような心境だったかも。今思うとヤバイ(;’∀’)

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『夜型人間のための知的生産術』|夜の静寂はクリエイティブな時間

こんにちは。早起き習慣を身につけたいのに夜更かししちゃう あさよるです。日付が変わる頃にはお布団に入っていたいのですが、上手くいきません。そして、布団に入ってからもなかなか睡眠導入できずムズムズしたまま時間を過ごしています。

生活習慣の改善を頑張っている最中、齋藤孝さんの『夜型人間のための知的生産術』という本を見つけてしまいました。夜型人間にとって、夜がクリエイティブな時間であり「無理に朝方型なろうとしなくていいんだよ」という、これは悪魔のささやき?それとも天使?

若干、齋藤孝さんが“夜更かしさん”なのを無理くり正当化しようと頑張っている感がある気がしないでもありませんがw 「夜」という時間が、なんだか特別に、頭の中が飛び出しても許される「野生の時間」的なニュアンスがあるのは、わかります。

夜はインプットの時間

齋藤孝さん流「夜活のススメ」は(勝手に名付けた)は、夜は知的な時間だということ。夜の静寂はインプットの時間だ。本を読もう。

夜は「人間とは何か」「自分とは何か」という哲学的なことを深く考えるのに適した時間でもあります。(中略)

すでに知的教養を十分に身につけた人が気分転換にゲームをやるのは結構なことです。
しかし知的でない人が、ようやく自由に使える夜の時間に本を読まないとなると、知的になるチャンスを逃しているようでもったいないと思います。これは、人間として生まれて、少し寂しいものがあります。
人間がほかの動物と比べて優れているのは、知的であるという点です。本を読むのは、頭の容量を大きくし、頭の中を耕すような作業です。干からびた頭を耕して、豊かな作物が育つ土壌をつくるのです。だからこそ、本を読めば読むほど、教養が育ちます。
本を読まない人の頭の中は、いつまでも荒れ地のような状態です。干からびて硬い荒れ地に作物は実りません。どんどん鍬を入れて、耕して耕して、どんな作物でも育つ状態にするのが、読書のよさです。それが人間を、より人間らしくしていくのです。

p.54-55

かなり煽り気味な読書論ですが、一応この「あさよるネット」も読書感想ブログなので、「本読むのがエエで」と推しておきますw

ただ、齋藤孝さんは読書だけをオススメしているわけではありません。テレビと、深夜ラジオもオススメしておられます。テレビ番組では「美の巨人たち」「しくじり先生」「ダーウィンが来た!」「英雄たちの選択」「関ジャム 完全燃焼SHOW」「世界ふれあい街歩き」「新婚さんいらっしゃい!」なんかが名前が挙がっていました。深夜ラジオでは「おぎやはぎのメガネびいき」。スポーツや映画も教養になります。どしどしテレビ画面を見ようね!

夜は探究の時間

夜に作品を生み出し、研究を進めた偉人たちがたくさんいます。夜は発想が広がる時間なのです。それは、夜の静寂、つまり外部との接触を断つ時間なのかもしれません。現代ではSNSやLINEで繋がりっぱなしですから、夜の「一人の時間」を意図的に作り出さなくてはいけません。日中、仕事や学業で忙しい現代人は、夜こそスマホをしばし脇において、自分のクリエイティブな時間に割り当てましょう。

「眠り」を利用する

人は眠ることで記憶が定着するといいます。眠りを利用して夜の活動を明日につなげましょう。また自分が取り組んでいる物事が「夢に出てきて」からが本番です。夢に見るほど頭の中で、そのことが定着しているしるし。そういえば、あさよるも夢の中でブログ書いたり、ブログの段取りを考えている夢を見た特に「いよいよブロガーっぽくなってきたなw」と思いました。

読了後の感想:テレビを設置しよう

あさよるは忙しさにかまけて、テレビを全く見なくなってしまいました。昨年(2016年)は大河ドラマ「真田丸」を全話見たのになぁ~。今も見たい番組は録画してるのに、見ないまま時間が過ぎてしまっています……。ちょうど、「テレビの位置が悪いのではないか」と推測して、パソコンの横にデーンとテレビモニターを設置しようかと思案していました。

まぁそれは、テレビが見たいというか「映画が見たい」からというのが一番の理由です。それよか、パソコン新調して、パソコンでプライムビデオ見るのがいいかな~。「テレビ画面そのものが邪魔」というのが本音……。

夜の時間をより豊かに過ごせるように、部屋の環境を整えたくなりました(^^)/

関連本

『4時間半熟睡法』/遠藤拓郎

長時間睡眠にも読んで欲しい『4時間半熟睡法』

『やってはいけない眠り方』/三島和夫

『やってはいけない眠り方』|睡眠の都市伝説を斬る!

『読書力』/齋藤孝

『読書力』|社会人力とは?教養とは?

『三色ボールペン情報活用術』/斎藤孝

『三色ボールペン情報活用術』|読書しながらアウトプット

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『笑われる勇気』|オレの心はお金で買えます!

こんにちは。蛭子能収さんの本をはじめて読んだ あさよるです。蛭子能収さんの人生論、処世術を知れる本です。蛭子さんの本を初めて読んだのですが、どうやら同様の人生訓のような本がたくさん出ているようですね。知らんかった。蛭子さんってそういう感じで受け入れられているんだ……。

本書での蛭子能収さんの考えや振る舞いを読んでいますと、一貫して「自分はなにをするのか」を判断し続け、そのせいで冷たく見られたり、空気が読めない認定されているようですね。でも、冷たく見られても、空気読めなくても仕方ない。「だって自分はこうだから」と自分は自分と割り切っています。

あと、笑っちゃいけないときに笑ってしまうという話は、むしろ周りの人が笑わしにかかっていて、蛭子さんのせいじゃなんでは……と思ったり。あさよるも「笑ってはいけない」と思えば思うほど笑ってしまうので、冠婚葬祭にはできれば出席したくないのですw そう、結婚式や披露宴でも、笑っちゃいけないところでツボに入ってしまってツライツライ。蛭子能収さんは、もはや葬式に呼ばれなくなったそうで、お互いにそれが良い結論じゃないでしょうか。

蛭子さんに人生相談してはいけないw

本書の読みどころは、蛭子能収さんの人生相談でしょう。全くQ&Aになっていないというスバラシイ仕上がり。蛭子さん勝手に競艇の話してるだけやんwwと草生えるんだけども、ふと「人生の本質」を語っているようような気がしてサブイボが立つ。たぶん気のせいだけど。

Q 夫の転勤で東京暮らし2年。幼稚園の息子のママ友といい関係が築けません。

(中略)コミュニケーション能力を高めたいのなら、フリー麻雀はいいです。見ず知らずの麻雀卓を囲んでいると、すごく緊張しますが、麻雀というゲームは、駆け引きがあったり、感情を押し殺したりと、人と人とのつながりの醍醐味を教えてくれます。
あっ、でも、この人、長崎の人ですよね。長崎県民は、開放的な人が多いんです。江戸時代に鎖国していたときもオランダと貿易していたから、外国人だけではなく誰に対してもオープンなんです。それに、当時は貴重だった砂糖も、長崎だけはふんだんに使えたから、カステラが生まれたんです。オレも夏になると、水に砂糖を入れただけのものをよく飲んでいました。そんな砂糖文化があるから、長崎の人は穏やかで柔らかい気質なんです。だから性格を抑えてまで都会のママ友に合わせる必要はありません。自分らしくがいちばんだと思いますよ。

p.84

結論は「長崎の人は砂糖文化で育つ」ww

蛭子さんの人生相談で面白いところは、間に蛭子さんの世間話が入るところ。しかも麻雀の話からの、長崎県民の気質に世間話からの世間話に発展しているのがおかしいw

しかしたまに、ええことも言うからみのがせない。「元カレが忘れられない」という相談者には、蛭子さんが亡くなった先妻さんのことを話して「“忘れられない恋がある”というのは幸せなこと」と結論しててグッとくる。

フリーランスが「若い人に仕事を取られて失業してしまうかも」って相談には、「稼げないのは修行の身。がむしゃらに働くべし」と身につまされる回答も。いくつになっても、稼げないのは修業中ってこと。んで、今の職種にこだわらず他の仕事もすればいい。

好きな回答を選んでみたw

あさよるが勝手に、蛭子さんのいい回答を選んでみたw 全体的に、ゆとり世代あさよるには沁みるぜw

「人生はうまくいく」と思ってることが間違い

自信を持たなければ自信を失うこともない

どうせ死んだらすべて終わり。死に方なんてどうでもいい

時間管理能力より手を抜くテクニックを磨け

つらいときこそ日常を大切に生きる

オレにとって尊敬できる人は競艇で勝たせてくれる選手だけ

最後に勝つのは高学歴より高収入

大事なのは、プライドよりお金をくれる人の顔色

仕事において大事なのは給料の出どころだけ

貧乏は恥ずかしいことじゃない。卑屈になるのがよくなだけ

人のお金で遊んで何が楽しいの?

「宇宙人はいる?」の答えは、ギャラが発生するなら「いる」

人の心はお金じゃ買えないが、オレの心はお金で買えます!

気をつけよう、自慢話は見透かされる

自分の評価は自分でするもの

自分以外の生物にはあまり興味が湧かない

フツーにスゴイ人なだけかもしれない

蛭子能収さんのエピソードって、テレビに出ている芸能人の中で異質に見えていたけれども、一般人にはこういう人いるよね?って感じですね。蛭子さんが特殊なのって、普通の人の感覚を持ったまま、芸能界でもそれなりのポジションにあるところなんだろね。

ちなみに、リリーフランキーとはキャラがかぶってるのに(イラストレーターとマンガ家)、彼の方がCMにたくさん出演していて心中穏やかではない様子。そしてここへきて「ひふみん」こと加藤一二三さんの台頭に戦慄し、おもわず蛭子さんも将棋を始めようとしてしまったらしい。たしかに「ふしぎな」「おじさん」「勝負師」であるw

蛭子さん語録が沁みるのは、単に蛭子さんが「有能なおじさん」で、意識高い系を刺激するのかもしれない。奥様とデキ婚してから、家族を養うために働いたエピソードなんて、誰でもできそうでできないのかもしれない。ちゃんとマンガ家としても成功してるしね。

関連本

『スティーブ・ジョブズ 1』/ウォルター・アイザックソン

『嫌われる勇気』/岸見一郎,古賀史健

『嫌われる勇気』|やらないための“言い訳”を作ってた…だと?

『幸せになる勇気』/岸見一郎,古賀史健

『幸せになる勇気』|平凡で「その他大勢」である自分の価値

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『東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方』|頭のいい人の頭の中

こんにちは。ぼけーっと週末を過ごしちゃう あさよるです。頭のいい人って、休んでるときも頭がいいんだよな~と思うと悲しくなってきちゃった(苦笑)。本書『東大物理学者が「考える力」の鍛え方』の著者はもう、なにがどうなっても“カシコ”だし、カシコの著者が「考える力」に鍛え方があるというのならば、それは知りたいと思いましたw

先に言っときます。これ、真面目なヤツです。楽に手抜きする方法は紹介されています。〈考える力〉を正攻法で身につけたいならぜひ。地味で地道な話なのですが、結局コレが一番近道なのかも。

「考える力」とは

「頭の良さ」とはなんでしょうか。受験では「たった一つの答えを見つける力」が評価対象ですが、それは「頭の良さ」の一部であって全体ではありません。大学生になって、あるいは就活が始まって、院生になって、他の「頭の良さ」を求められるようになり、混乱してしまう場合も多いんだとか。

繰り返しになりますが、大学受験までは「たった一つの答えを見つける力」だけが評価対象になることが多く、優秀な人ほどそれに特化した思考を身につけています。しかし、大学や社会では「一つの答え」が存在しない問題が提示されたり、問題すらなく自分で「問題を見つける力」が必要になります。

著者・上田正仁さんは物理学者で東京大学の教授であり、学生たちに「考える力」を身につけさすための教育を本書で紹介されています。学業成績を効率よく上げる「マニュアル力」も、「考える力」を身につけるための基礎力になります。必要な力であり、これを否定しているわけではありませんが、使える場が限られているのです。「考える力」はアイデアを生むために不可欠な「創造力」です。

上田正仁先生によると、「考える力」とは3つの要素があります。それは「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の三要素。簡単に見てみましょう。

  • 「問題を見つける力」

問題を見つける力は実社会で重要な力。にもかかわらず、受験勉強ではスッポリ抜け落ちている部分でもあります。大学生や社会人になったとき途方に暮れてしまうのもわかります。大学でも、本格的に「問題を見つける力」が必要になるのは博士課程からといいますから、かなりレアな能力でもあるんですね。

まず、日ごろからの疑問を大切にする習慣を身につける。一方通行な講義に慣れてしまっていますが、「対話」を心がけましょう。

「問題を見つける力」を身につける極意は、人との対話、そして、自分との対話の積み重ねを通じて問題意識を煮詰めていくことなのです。

p.47

普段無意識に考えていることを意識下に置き、一つずつ問題を炙り出してゆきます。考えて「わからない」ことこそが重要です。「わからない」は大抵「事実を知らない」「答えがわからない」「何がわからないのかわからない」の三つです。中で「何がわからないかわからない」はパターンも多く曲者で、わからないことを明確にしてゆきましょう。「何がわからないか」がクリアになれば、問題や課題がハッキリします。

で、当然ですが「メモを取る」習慣が大事です。いつもポケットに筆記具を忍ばせて、どこでもメモを取れるように。情報も、ウィキペディアなんかを読んで「分かった気」になってもしかたありません。じっくりと読み込みます。

面白いのは「自分が理解した情報は捨てよ」との指南がなされている点でしょうか。通常は「知っていること」「分かっていること」が大事だと思ってしまいがちですが、ここでは「分からないこと」を探しているわけです。どんどん自分の理解したことを捨てていくと、ポッカリと「わらかないこと」が浮き彫りになるのです。

  • 「解く力」

「解く力」には学業成績を上げるのに必要な「マニュアル力」を使います。課題をパターン化し、解くための手順をしっかりと見定めます。創造的な問題には決まった答えが用意されていませんから、多角的に対策を立てアプローチしてゆきます。

基本的なプロセスは次のようになります。

・複雑な問題を類型化する

・要素に分解する

・各要素を1つ1つ解決する

・解決できなかった要素があった
(または各要素は解決できたが、最初の問題の解決にはつながらなかった)

・その問題解決のために足りない要素は何かを分析し、もう一度トライする

p.118

これの繰り返しです。

また、あえてと遠回りをすることも恐れてはなりません。優秀な人ほど最短距離で最適解を見つけてしまう故に、遠回りしないのかもしれません。

2005年にノーベル物理学賞を受賞したテオドール・W・ヘンシュ博士がよく使うスライドの1つに、ニワトリとひヒヨコが描かれている絵があります。ニワトリは柵の向こう側にあるエサを目ざとく見つけますが、柵にさえぎられてくちばしが届かず食べることができません。一方で、気ままに動き回るヒヨコは遠回りしながら、いつの間にかエサとは反対側の柵の切れ目から外に出てしまい、エサへと近づいているというものです。

p.122

ニワトリのように一直線に突き進もうとする行動を「ゴール・オリエンテッド」、ヒヨコのように好奇心のままに行動することを「キュリオシティ・ドリヴン」と言い、研究においては後者の重要性を説いています。

好奇心の赴くままに行動しよう!

  • 「諦めない力」

簡単に答えが出ない問題にこそ、大切な時間と頭脳を費やすだけの価値があるのです。自分の見つけた課題に時間をかけて取り組みましょう。このとき、やらないことを決めることで、やるべきことに集中する方法もあります。

原動力は先ほど述べた「好奇心」。好奇心に突き動かされているからこそ、続けられるエネルギーです。また、時には振出しに戻る勇気も必要です。

インスタントな〈答え〉を探しちゃう私たち

中学高校大学と受験や試験問題では〈答え〉を早く見つけるの力が試され続けました。その力ももちろん大切な力ではあるんだけども、〈創造する力〉を身につけるにはその先の「考える力」が必要だと知りました。〈創造する力〉とは、答えのない問題を見つける力です。まだ誰も答えを見つけていないことや、自分独自のやり方を見つけるのです。

ですから〈答え〉ではなく〈疑問〉を大切にする。そのために、自分の無意識化にあることも考える。

ついつい私たち、疑問に思ったことはその場でパッと検索しちゃったりして、適当に分かった気になるような答えを見つけて納得してしまいます。本当はなんにも分かっていないのに……(苦笑)。そうじゃなくって、自分の疑問に対し、好奇心を持って丁寧に取組んでゆきましょう。インスタントにそれっぽい回答が得られる現代だからこその悩みですね。

意外?泥臭く「考え続ける」姿

頭のいい人たちはさぞやスマートに思考していると思いきや、本書を読めば読むほど泥臭く、地道で地味な思考の連続であることを知りました。「思いついたことはメモする」とか「情報をよく読み込む」とか、突飛でもなんでもなく、巷で語られることです。「諦めない」なんてともすれば根性論に聞こえてしまうようなことです。

結局のところ、地道なことを黙々とやり続ける能力ことが「マニュアル力」、すなわち学業成績が良い人なのだろうし、さらにその先に研究や実社会で成果を残す人もやはり、真正面から実直に物事に取り組むことなのかもしれません。面倒くさがりな我々は、すぐにズルしたくなりますが、近道なんかなくって、延々と果てない道を歩き続けることだけがゴールへの近道なのかも。

そういう意味で、パッとやればポンッと結果が出るようなものを探している方にとっては、本書『東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方』は役に立たないものでしょう。だって、正攻法しか書いてないから。

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『多動力』|夢中で没頭し続けるエネルギーを

こんにちは。あさよるです。今日読んだ『多動力』は、知人が紹介していたので気になっていました。いつものホリエモン節の本ですが、一貫して同じことを語り続けられるのは、嫌いではありません^^

1時間もかからずサクッと読める本ですので、通勤通学途中や、休憩中になんかにドゾ!

「誰もあなたには興味がない」、だから

「誰もあなたに興味がない」こんな言葉を投げかけられたら、多くの場合は「自分が否定された」と認識します。しかし、本書『多動力』での堀江貴文さんの言葉は違います。「誰もあなたに興味がない」、だから人の目を恐れずにチャレンジせよ。失敗したって誰も気にしていない、だからチャレンジし続けよ。そんな風な、前向きな言葉なんです。

堀江貴文さんは徹底して「電話に出ない」「時間を他人に奪われない」「集中を邪魔させない」ための行動を貫いています。それは、一秒たりとも無駄にしない。すべての時間を夢中に過ごす。そのための行動です。しかし、それは理想的な状態に思えますが、多くの人は「そんなことできない」「うちの会社じゃムリ」「ホリエモンだからできる」と思ってしまいます。だけど堀江さんは読者に語りかけ続けます。まるで「誰でもできる」「やればできる」「やれ」と、繰り返し繰り返し言い聞かせられているようです。

もしかして……過激な言葉で煽っているようでいて、実は「優しい」言葉なのかもな……と思った次第。だって、「夢中になりなさい」「没頭しなさい」「やりたいことをしなさい」なんて、誰も言ってくれないもんな。

子どもの頃のように没頭しよう

無用な しがらみやタスクを排除し、徹底的に時間を生み出します。この生み出した時間を何に使うのか? 本書では「3歳児のように夢中になれ!」と導いています。なにに夢中になるかって? それは自分が没頭することにです。だから恥も外聞もなく、失敗してもそれでもやる。他人の目なんて気にしなくていいから、やってみて飽きればすぐやめてればいい。それを繰り返せばいい。だから思い立ったら即行動します。

誰だって幼い頃はそうでした。自分の好きなことに夢中になり、時間を忘れて没頭する。そうやって遊んでいましたね。堀江さんは、大人も3歳児のように、無邪気に没頭し続けようと呼びかけています。

その時間を生み出すための秘訣が、電話を使わないことだったり、家事の時間を外注したり、他の人に頼めることは頼んでしまう。また、没頭するために、貪欲に学び続け、教養を貪り、アウトプットし続けるエネルギーも必要です。そのために、睡眠と食事のクオリティを維持するのも必要なこと。

「没頭する」。なんのために?なんて野暮なことを考えず、目的もなくのめり込んでもいいじゃない。

なんのために生きてるの?

本書『多動力』を読んで、ふと「自分は何をするために生きてるんだろうか」と考え込んでしまいました。「何のために」「誰のために」ではなく「何をするために」です。「与えられた役割」を果たすことではなく、「自分はなにをするのか」というのは、突き詰めて考えたことがなかったかもしれない。いいえ「考える」という過程を経ている時点で的外れなのかも。「すでに自分は何をしているのか」なのかもしれません。

あさよるも他人に時間を勝手に使われるのは嫌で、電話にはほぼ出ず、書面で手短に頼むタイプなのです。時間が貴重ですから。しかし! 時短して時間を生み出しても、その時間をどう使うのかって、考えたことなかったなぁ~。すでに何かに没頭してるならいいけど、YouTube見てダラッと時間を消費しているだけな気がする……orz

あさよるネットで紹介した堀江貴文さんの本

『好きなことだけで生きていく。』/堀江貴文

『好きなことだけで生きていく。』|動け!発せ!もぎ取れ!

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』/堀江貴文

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』|時間がない、お金がない、のホンネ

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』/堀江貴文

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

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『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』|小さな夢がかなった物語

こんにちは。どんどん秋が深まっていますがお元気でしょうか。季節の変わり目は眠くて仕方がありません。なんか元気が出るような本を読みたいと『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』を手に取りました。元気の出る本を読みたいけれど、普段小説や物語を読まない人には本書はおススメです。

元気が出る5つの物語

本書『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』は、追い詰められた状況の中、それでも夢を選んだ人たちが、周りの人たちに後押しされ夢をかなえてゆく物語が5篇収録されたビジネス書です。ビジネス書といっても、具体的にビジネスで成功する秘訣が紹介されるわけでなく、あくまで「夢が叶ったお話集」。読んでいるだけで元気が出るようなお話です。

  • 馬車のパレード

乗馬クラブの廃止が決まり、馬車馬だった「ダイちゃん」の引受が決まりません。このままでは殺処分になってしまうと、乗馬クラブスタッフだった八丸さんが財産を投げうち「ダイちゃん」を引き取りました。当初、乗馬ウエディングをしようと試みますが、上手くいかない。起業家セミナーに参加すると、最初は甘い考えにバッシング。しかしそれでも八丸さんは夢を語る熱意に周りの人も心動かされ、ダイちゃんは町おこしの定期運航馬車の馬に任命されました。

八丸さんの夢は「馬車ウエディング」ではなく、「ダイちゃんと働き続けること」でした。夢を忘れずブレなかったから「定期運航馬車」という仕事がやってきたのです。

  • 日本一のパパ

ラーメン店を開業した木村さんは、店の状況が悪く苦境に立たされていました。ある日、帰宅すると子どもがたどたどしく「日本一のパパ」と言うのです。木村さんは心打たれ、翌日スタッフを集め「これから全てを変える」と宣言。「まず変わらないといけないのは自分だ」とも。そうやって、新しいメニューもどんどん増えてゆきました。

子どもが「日本一のパパ」って言うのは、きっとママが子どもにそう言うからでしょう。夢を諦めなかったのは、木村さんの奥様も同じだったのかも。

  • 今日の言葉

山口部長はお客さまから出禁になってしまい、部下たちにも申し訳なくとても落ち込んでいました。しかし誰よりも落ち込んでいるはずの山口部長が「今日の言葉」として人を励ます言葉を発表しました。その様子に部下たちも心打たれ、職場にこれまでにない一体感が生まれ、怒らせてしまったお客様からも、やっとお許しをいただけました。

山口部長が周りの部下たちを動かし、〈みんなで〉仕事をしていると再認識でしたエピソードです。

  • はじめての神輿担ぎ

居酒屋店長を任された加藤さんは、はす向かいの住人に頭を悩ませていました。店前で話をしていると「うるさい」と怒鳴り込んでくるのです。店員と手分けして、その人の家の前の掃除をしたり、誠意を見せ続けていましたが怒りはおさまらず三日に一度は謝りに行かねばなりません。あるとき、そのお宅の壁に神輿の担ぎ手募集の張り紙がしてあるのを見つけ、居酒屋から10人参加しました。結果、町内会から感謝され、来年も参加してほしいと頼まれるほどでした。

この話の面白いのは、怒鳴られてる様子を見て、「お宅のお店、なにか地域でトラブルでも起こしているの?」とお客さまから言われる始末。しかし、町内のお祭りに参加したことで、居酒屋が地域に溶け込んだのです。ということは、怒鳴り込んでくる隣人との関係が、間接的に変化したということですね。

  • 菜の花鉄道

有名実業家の三代目に生まれた香川さんは、地元の単線が存続の危機にあることを案じ、線路沿いに菜の花がずっと咲いていたらきれいだろうと思い立ちます。鉄道会社に連絡し、「花を植えて電車に乗る人が喜んでくれればいい」と申し出ました。鉄道会社には数々意見は寄せられますが「わたしがやる」と申し出たのは香川さんだけでした。香川さん呼びかけに輪が大きくなり、三年後にやっと菜の花が咲きました。

菜の花鉄道には吉岡さんという賛同者がいました。しかし吉岡さんは病気で途中でリタイア。吉岡さんの事業を香川さんが引き続ぐことになりました。香川さんは、菜の花鉄道を実現する夢に邁進するうちに、事業を引き継ぎ、新しいスタートを切ることにもなったのです。

はじまりの思いと、行動が変化してゆく

夢をかなえた人の話が興味深いのは、ハッキリと夢を持っていると、手段や目的が変わってしまっても平気だし、問題にならないということです。例えば「日本一のパパ」になろうと夢を定めた木村さんは、店を頑張っても、店を畳んで転職しても、夢を追う、すなわち「日本一のパパを目指す夢」は変わりません。

また、店員を神輿担ぎを申し出た加藤さんは、意外な形で願いが叶いました。自分たちが地域社会に溶け込むことで、厄介なクーレマーはやりにくくなったでしょう。

スケールが大きいのは「菜の花鉄道」ですね。線路沿いに菜の花を植えるという、なんの儲けも得もなさそうな「夢」ですが、その夢をかなえる道中で多くの人と出会い、出会いの中で新しい事業や仕事も与えられてゆくのです。

夢は〈周りの人〉を動かしてゆく

本書を読んで印書的だったのは、主人公が夢を持って行動し始めると、周りの人の対応や考え方も変化してゆくことです。夢って、周りの人まで変えちゃうパワーがあるの?

そうとも言えるし、自分の認識が変わると、周りの人の声がみんな声援になってしまうとも言えます。「今日の言葉」の山口部長がそうですね。山口部長はお客様に叱られたからこそ、部下たちと向き合い一致団結できるようになったとも言えます。

クレームやヤジでさえもファンファーレになってしまうって、何気に最強。

なんのためのお金?なんのために働くの?

本書の後半には〈人生を変える「夢の力」〉という章があります。そこには、どんなに不遇でも自分のとらえ方が変われば、置かれている環境も変わること。そして「諦めない理由」がある夢は、実現するってこと。「諦めない理由」ってのが大事ですね。先ほどの話だと「日本一のパパになる」は諦めない理由になるうる夢です。

そこまでイメージできない夢は、まだもっともっと突き詰めて考えることができるのかもしれません。

最後に〈夢を持つと変わる、7つのこと〉という項があったので紹介します。

 

  • (1)景色が変わる - 自分の意識が変わると景色が変わって見える
  • (2)苦手な人も必要な人に変わる - 自分が成長しようとすると、苦手な人が有難い人になったりする
  • (3)経営資源が集まる - 夢を持つと必要な知識、技術、人脈などが集まってくる
  • (4)時間が増える - 優先順位が変わり、集中力が高まり、無駄な時間がなくなる
  • (5)勇気が出る - 厳しい状況でも動揺せず前進できる
  • (6)すべての過去が意義あるものになる ― 過去は未来のためにある
  • (7)能力を引き出す - 人は社会に貢献するために働ける生きもの。人間本来の可能性を発揮する

ズラッと眺めているだけでも元気が出ますね(^^)/

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『見てる、知ってる、考えてる』|大人げなく「ひと言モノ申~す!」

こんにちは。本選びはまかせろ!……といい気になってた あさよるです。最近ね、いい本ばっか読んでたから「本選びも上手くなったもんだなぁ。はっはっは」と思ってたんですよ。うぬぼれです……&

本書『見てる、知ってる、考えてる』は結構前から積んでいたのですが、「どうせよくある自己啓発本でしょ」と思い込んでいて、手が伸びていなかったのでした。最初のページをめくって、「はぁああ~!!!何もわかっていなかったぁぁぁ!!」と打ちのめされるところから始まった今回の読書w

なぜか「本書を読むと自分語りがしたくなる」という魔法がかかった本なのです。不思議ですが、あさよるもアレやコレや、自分の思い出話や人生訓みたいなのが頭をグルグルしています。普段、こんなこと考える人じゃないのにな。

子どもが「見てる」「知ってる」「考えてる」こと

著者の中島芭旺さんは2005年生まれで、本書を執筆し始めたのはなんと9歳の頃だったそうです。執筆のきっかけは、自らサンマーク出版の編集長に、お母様のFacebookアカウントを使ってコンタクトを取ったことから始まったそう。

本書はよくある自己啓発本です。たった一つだけ「著者が小学生である」こと、この一点が決定的に違います。ただ、子どもが書いた本だからといって、幼稚な文章が並んでいるわけではありません。大人であろうと子どもであろうと、誰しもが葛藤を抱き、苛立ち、甘え、親しい人に感謝もするし、八つ当たりもして、まるで一貫性がないかのように生きています。その様子が「らしさ」だろうし「人間味」でしょう。

本書『見てる、知ってる、考えてる』でも、著者・中島芭旺さんがグルグルと同じ場所をさまよいながら、グラグラと揺れ動く〈ココロ〉を描き出そうとしている様子は、エッセイとしても読めます。

子どものココロ、わかる?

子どもというのは、大人の目から見ると「何も考えていない」「何も分かっていない」ように思えます。だってたった数年前にこの世にかけらもなかったものが、自分と同じように見て、知って、考えてるだなんて! まさか信じられない大成長です。だけど、その大成長しちゃうのがヒトの子なんですね。生命の神秘!

本書は「子どもが何を考えているのか」を知るよいテキストかもしれません。大人から見れば9歳10歳の子どもなんて赤ちゃんみたいに思っちゃいますが、実際にはよく見て聞いて、本を読みかじり、少ない情報の中からでも自分で考え、自分なりの思想を持っているんです。中島芭旺さんは彼の能力や周囲の環境、タイミングが重なって、書籍の形で出版するってことをやってのけて、今こうして多数の大人の目に触れているのです。

〈「子ども」というナゾの存在〉を知るための、良い資料にもなるでしょう。

子どもの危うさもわかるかも

ちょっと極端な話ですが……と前置きをして。「ママを選んで生まれてきた」「前世では」と、生や死に対する考察も、子どもは独特な思想を持ってたりします。大人の常識で考えれば〈言葉のアヤ〉のようなつもりで聞いていますが、子どもは至って真剣だったりもします。

子どもがあっけなく命を絶ってしまうのも、「生まれ変われる」「またママの子どもに生まれる」と本気で信じていたりもします。あえてこの言い方をしますが、著者も「たかが学校に生きたくないだけで」死を考えていたと言います。

だからこそ、本書で繰り返し語られる「今こそが大事」「幸せは自分の考え方次第」と強調されているのではないでしょうか。著者が子どもだからこそ、他の子どもたちに呼びかけられる言葉なんだろうと思います。

誰もが通った道……かもしれない

さてさて、あさよるは本書をつらつら読みながら、胸がチクチクとゆるく痛いw なぜならば、これは「自分も通った道」だったからです。あさよるも、編集者に打診はしなかったものの、こんな文章は山ほど夜な夜な書き溜めていました。たぶん、多くの大人たちも多れ少なかれ「作家」だった時代があったハズ……昭和時代の大人たちは〈マル秘〉の大学ノートに思いの丈を綴ったものなのです(*`ω´*)イイキッタ!!

こんな瑞々しい言葉たちを、本にまとめてしまった中島芭旺さんが羨ましいし、やっぱその行動力が凄い!あとネットネイティブすごい!

(ちなみに、ずっと昔まだ「blog」がなかった時代、あさよるが持っていた「ホームページ」名前と本書タイトルと似ているのもクラクラしたところw HPにアレコレ書き綴っていたのです)

思わず「なにか言いたくなる」一冊

本書『見てる、知ってる、考えてる』のレビューをつらつらっと見たのですが、みなさん、本書を読むと「なにか言いたい!」って刺激されるようですね。人の心をそこまでかき乱し行動させるのは、なかなかのエネルギーです。それは本書のパワーなのか、著者のパワーなのか。

「子ども」と一口にまとめても、その内訳はいろんなヤツがおるのです。それは「大人」と一口にまとめても、いろんなヤツがおるのと同じです。子どもが大人になるわけですから。「子ども」の中にも、利口なヤツや、マセてるヤツや、知恵の回るヤツもいるし、そうでないヤツもいる。十把ひとからげに「子どもは○○だ」と言っても意味がない。

あさよるも〈「子ども」をやるのが苦手な子ども〉だったので、著者が言わんとしていることは、なんとなく思い当たる。いや、年齢だけは立派な大人に「共感するよ」なんて言われたくないだろうけれども。それに、〈「子ども」をやるのが苦手な子ども〉だったくせに、未だに〈子どもみたいな大人〉をやっておるので、偉そうなことは言えましぇん><

ね!こんな風に、昭和のオジサンオバサンが自分語りをしたくなっちゃう本なのよ。

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『がらっと 自分の「性格」を思いのままに変える方法』

こんにちは。夏の盛りは過ぎたようですが、夏の疲れはまだ体の中に溜まっている頃です。ご自愛ください。真夏に何もする気は起りませんが、そろそろ〈なにか〉始めたいような、ウズウズとし始める季節でもありますよね。

そのウズウズをもっと大きな力に変えるためにも、今はしっかり体を休めて、ご飯を美味しく食べて!って、考えるだけでウキウキしちゃう。ということで、ますますテンション上がっちゃうような本を読んだので、ご紹介します。

「なにか」を変えたいなら

本書『がらっと』は、今現在の〈なにか〉を変えたいと思っている方におすすめです。〈なにか〉とは、自分の性格を変えたい人もいるでしょうし、環境や境遇を変えたい人もいるでしょう。生活習慣や人間関係を変えたいときもあります。そういう〈なにか〉。変化を欲しているときに、まず読んでみると良いでしょう。

我々はしばしば「自分が変われないのは、あの人のせいだ」とか「環境が改善しないのは、アレのせいだ」とか、自分以外のものやことに原因を求めてしまうことがあります。そんでまぁ、本当にそうなんでしょう。しかしながら、自分以外のものが悪いと言ったって、残念ながら〈改善〉が起こることは少ないでしょう。ということで、自分の方で変えられる部分は変えてしまった方がいいんじゃないかというワケ。

本書『がらっと』の副題は〈自分の「性格」を思いのままに変える方法〉です。何も変わっていなくても、自分の意識が変わるだけで見え方が変わり、捉え方が変わり、対処の仕方が変わり、どんどん変化が起こります。そのきっかけ。変化のトリガーは、ちょっとしたトコにある。

「性格」ってがらっと変わるの?

本書は『がらっと 自分の「性格」を思いのままに変える方法』とタイトルにあるが、本当に性格が変わるのか?ここが重要っす。これは、言わずもがなですが「実行すればね」と但し書きが付くところでしょう。本書に書いてあることはなんと平凡で ありふれていて、誰もが見知っていることである!しかし、多くの人は変われないのです。「なぜならば、実行しないから」としか言えないのではないでしょうか。

本書は、平凡な内容でありながら、同時に劇物でもある。

変われるよ。……実行すればね。

視点が変わるだけで……

本書は基本的に、同じできごとでも自分の認識が変わることで、物事への対処が変わり、結果に変化をもたらすものです。例えば!

人にイライラしてしまうとき、相手に〈期待しすぎている〉ことが多々あります。勝手に大きな期待をかけておいて、それに応えない様子にイラついているんですね。相手へかける期待は最適なレベルにすれば、イライラは減る!ということ。

ミスって軽くパニックになっちゃったときは、過去のことを考えるのはやめる、今、ここからのことだけを考える。

お願いを上手にする人や、相談をしやすい人、話しにくいことを話すのが上手い人とか、憧れちゃいますよね。意外と自分もやればできるんだろうけど、なとなく腰が引けてしまうなら、視点を変えてみましょう。

人の心を動かす!運を引き寄せる!センスが磨かれる!目覚めがよくなる!面白いことが起こる!「ホンマかいな!」と言いたくなるほどいいことがいっぱい起こるって書いてあるケド……なんかできそうな気がする!(……実行すればね)

一気に読むのがおすすめ?

あさよる的には、本書『がらっと』は一気読みをオススメします。思考を変える56のコツが紹介されているのですが、一気読みの高揚感がハンパない! 細切れに読んでくのも役立つと思うのですが、この「なんかできる気がする!」「良いことがありそう!」みたいな、根拠のないワケのわからんテンションは、一気読みでこそ味わえるのではないかとw

読むだけでハイになれる本をお探しの方は、ぜひ本書『がらっと』をご検討を。平易な文書でサラリと読めるのに、「明日頑張ろう!」と燃える!

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『非常識な休日が、人生を決める。』|オフの時間がオンを変える

『非常識な休日が、人生を決める。』イラスト

こんにちは。休日に休むのが苦手なあさよるです。それはオンの時間をダラッと過ごしてしまったせいで、オフの時間が圧迫され、それが気がかりでオフをしっかり休めず、疲れが取れないままオンになるも、スイッチが切り替わらない……という悪循環です(;´Д`)

『非常識な休日が、人生を決める』タイトルだけで、「こ、これは読まなくっちゃ……」と心がザワつきました。そう、上手に休みの日を過ごせなきゃ、平日を上手にすごせない!><

オフの時間がオンを決める!

本書はこんな冒頭から始まる。

「千田さんはどんな休日の使い方をしているのですか?」
これまでにそのような質問を山のようにいただいた。
結論から言おう。
オンはゆったり過ごし、オフは何かに没頭している。

p.2

オンとは仕事のことで、ゆったりと仕事をし、オフ・休みは何かに没頭している、ということです。多くの方は「逆じゃないか」と思われるかもれません。仕事に没頭し、休みはゆったりするものじゃないのか、と。

しかし、著者の千田琢哉さんは、仕事はご褒美をもらった子どものように、無邪気に取り組んでおられて、そして休日は旅行に没頭し、ホテル巡りに没頭し、同じく無邪気な子どものように楽しんでいる。

著者の千田さんは会社員時代から始業時間までに業務を終わらせ、始業時間からはコーヒーを飲みワクワクしながらこれからの種まきに取組んでおられたと回想されています。会社員だから、自営業だからではなくって、時間の使い方、オンとオフの使い方を、自分で考えてましょう。

ここで大切なことは、
私の行動や考え方の猿真似をすることではない。
あなたの固定概念に別の角度から光を当てて、
発想の転換をすることだ。
そしてこれからのあなたの日常や常識を変えることだ。
一見、非常識と言われることであってもいい。
オフの過ごし方は、必ずオンにダイレクトに影響を与える。

p.4-5

没頭できる自分だけの休日こそが、自分の仕事を変えてゆく。ワクワクするメッセージですね。

遊びと仕事の境界線

「遊びが仕事。仕事が遊び」という節があります。

「遊びを仕事にする」と言うと「真面目にやっている人に失礼だ」と怒る人がいるそうです。みなさんにも心当たりはあるでしょうか。あさよるは「仕事は辛いものだ」「嫌なのを我慢するのが仕事だ」なんて風な話を聞かされたことがあります。本書でも、「仕事は我慢してナンボ」精神で、周りの人のヤル気まで下げている人がいると紹介されています。

これは断言してもいいが、
我慢して仕事をしているかぎり、絶対に長期的な成功はできないのだ。
長期的な成功者は、絶対、必ず、
100%の確率で、仕事を楽しんでいる。

p.58

楽しい仕事なんてあるもんかと思ってしまうけれども、ここで発想の転換が提供されています。それは、自分の楽しんでいるものには、必ず提供者がいるということ。自分の楽しいことを仕事として提供している存在が必ずいるのです。楽しい仕事がこの世に存在している証拠なんですね。仕事を遊びにできないかというアプローチも可能です。今の仕事を、ゲームやスポーツのように取り組むことはできないのか?

ひとりの時間も大切に

特に家族のいる方は、ひとりの時間がなかなか取れません。一緒にいて鬱憤が溜まってくるのは、ひとりの時間が奪われてしまったと感じるからではないか?としています。自分の一人の時間の大切さを知っているということは、パートナーの時間も大切にないといけないと考えも生まれます。一人の時間、味わえるうちに味わっておいてソンはなし。

恋人同士の時間も、どんな時間を一緒に過ごすのか考えてみてもいいですね。お互いの知らない分野を教え合いっこしたり、いつもよりワンランク上のデートをしてみるとか……すてき!平日の早朝にデートするというのも、話には聞いたことありますが、ダラッと休日デートよりも、そのあとの仕事も頑張れそう。

二人一緒の時間にけじめがあるということは、ひとりの時間もけじめがつくことです。メリハリがある生活って、充実感がありそうですね。

淡々と、飄々と

『非常識な休日が、人生を決める。』イラスト

仕事を淡々と着々とこなすエネルギーは、休みの過ごし方にかかっている。「休まずに働き続ける」「休みはダラダラ」してしまうあさよるといたしましては「休み方」について自分でしっかり考えないといけないと感じました(;’∀’)

働き方や、仕事の仕方を説いた本はたくさんありますが、意外と少ないのは「休み方」。オンとオフは別のものではなく、お互いが影響し合っていると考えると、自分がどう動くのかもある程度決まってきそうです。あさよるは、ダラダラと仕事して休まないままダラッとしてしまいがちなので、もっと時間にメリハリとけじめが欲しいなぁ~( ノД`)

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『好きなことだけで生きていく。』|動け!発せ!もぎ取れ!

動け!

本書で主張されているのは「動け!」、この一言に尽きます。

「動きなさい」「好きなことをしなさい」、働き方を変えたいなら「変えなさい」、やりたいことがあるなら「やりなさい」。ただただこれだけ。とてつもなく正論です。

動くためには「動くのが不安」から「動いても大丈夫」と認識が変わらなければ、なかなか動き出せません。堀江さん主催のサロンに集まる人の中には、勤めている会社を辞めちゃう人もいるそうです。「会社勤めしなければ……」と強迫観念めいたものから解放され、「仕事なんて自分で創れる」と考えるようになるんだそう。また、自分発の企画を持ち込んで、商品化してビジネスにつなげたり、行動することで環境の変化が起こるようです。

動ける環境を手に入れる

人は周りの人の影響を受けて生きています。もし今の環境が保守的だったり前時代的な「空気」が蔓延していれば、それに抗うのは難しいことです。「空気を読む」能力が自分の足を引っ張ってしまう場合ですね。だからこそ、自分が身を置く環境はとてつもなく重要です。もし、行動力あふれる人がたくさんいる場所なら、自分も「空気を読んで行動する」なんてことが起こります。

本書では、著者の堀江貴文さんが主宰する「堀江貴文イノベーション大学校」(略称・HIU)での活動が紹介されていました。

自分がどんなグループに属すかによって、自分の考えや行動も変わってきます。堀江さん主催のHIUでは積極的にチャンスを生み出そうとする人たちが集っているようですね。HIUサイトを見てて、面白そうだなぁと気になり始めています。堀江さんの話が聞ける、堀江さんと話ができるってのも魅力でしょうが、やっぱ自分と同じような仲間がいるって環境、欲しいよね。

限りある時間をどう使う

本書では、時間の使い方について細かくアドバイスがなされています。無駄な時間は使わない。だって、我々には無駄にできる時間なんてないのです。イヤイヤ無理矢理させられているなら時間つぶしもしたくなりますが、「好きなことだけ」やっている人にとって、時間は貴重です、全ての時間を好きなことに使いたい!

連絡一つとるにしても、無駄なやりとりはお互いの時間を使います。スピーディーなやりとりが求められるのも当然なんですね。堀江さんも徹底して、電話は使わず取材もLINEやSkypeを使っているそうです。LINEグループを作って複数人で対話をすれば、そのまま記事にできますし時短で賢いやり方ですね。「対面じゃないと思いが伝わらない」という発想は、お互いの時間を浪費し「人生を消費している」んだと気づきました。

動け!発せ!もぎ取れ!

最後の「第5章 不器用なあなたに伝えたいこと」では、遊びを仕事にするための3つのステップが述べられていました。

  • 作業にハマること
  • 思いを持って毎日発信をすること
  • 油断しないこと

作業にハマるとは没頭すること。「ノルマだから」「やらされている」のではなく、思わずのめり込んでしまうことをする。そして、それを読み手に熱意が伝わるように発信する。FacebookでもインスタグラムでもTwitterでもなんでもいい。そして、油断せずに、それを続けること。

これは、コツコツと地道な努力の積み重ねだけじゃないってこと。もちろん、地道な努力が実るときもある。それは、誰かが努力を認めて引っ張り上げてくれたときです。でも、それって受け身でもあります。自分からどんどん発表してチャンスを掴む行動、それをしよう。動け!動け!動け!と強いメッセージが詰まった内容です。

あさよるネットで紹介した堀江貴文さんの本

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』|時間がない、お金がない、のホンネ

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

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『100%好かれる1%の習慣』|「ありがとう」の反対は「あたりまえ」

こんにちは。みんなに好かれたいのに、あまのじゃくな対応をしてしまう あさよるです。シャイで照れ屋だと言っていただければありがたいんですが、人の好意に照れてしまってお礼が言えなかったり、なんか、こんがらがってるんですよね(;’∀’) さすがに大人になってもコレじゃ困ったもんだなぁと、ちょっと意識してマナーや行儀・礼儀、コミュニケーション、話し方など、そっち方面の本を手に取るようにしています。

本書『100%好かれる1%の習慣』は、社会経験がまだ浅い方を対象とした書物だろうと推測します。しかし!扱われているのはコミュニケーションの基礎の基礎ですから、年齢関係なく「やってて当たり前」「だけどできない」オンパレードです。

できるけど、みんなやらない習慣

本書『100%好かれる1%の習慣』とは、誰でも教えられたときはできるけど、それを毎日実行し続けられる人は1%ほどしかいない、という世の真理を突いたようなタイトルでございます。マナーや礼儀ってセミナーで、講師に指示されたらその場でできるんです。上司に教えられたら「わかりました」とやれるんです。恋人に指摘されたときは直せるんです。でも、継続しなきゃNE☆という、身も蓋もないと言いますか、図星過ぎてぐうの音も出ぬ……(;´д`)トホホ

で、習慣化すべき他人から好かれる法則を、大きく5つに分けて紹介されていました。くれぐれも、これを「知ってる」「分かってる」だけじゃダメで、息を吸うようにできるようになってこそなんです。レベル高いんです。

ファンをつくる習慣

「ちょっとした行動」を他人は見ている。例えば、お茶を頂いて話をした後、席を立つ際に挨拶をするのは当たり前。そこにプラスアルファ「お茶ごちそうさまでした。美味しかったです」と、このひと言。もちろん、心にもない嘘を言えってことじゃなくって、ホントに美味しかったから出る言葉であって、本心からの「ごちそうさま」なんです。

あるいは、他人の荷物を宝物のように扱う。自分の荷物が汚いもののように扱われていたらショックですよね。反対に、とっても大事に取り扱ってもらえたら、キュンとしちゃうかも。

とっさの余裕が立ち振る舞いを美しくし、そして利己的ではなく相手が少し得することをさりげなくやれる人。ファンをつくります。あくまでサラッとで、「やってます感」が出ると相手も委縮します。自然と他人を思いやれるレベルまで高めてゆくためには、付け焼き刃ではなく、毎日の習慣化が大事なのです。

魔法の言葉

話し方というのは、聞き方のことです。話し上手は聞き上手と言いますね。本書では、相手が話す割合を8、自分は2くらいにしてみようと紹介されている。そして、魔法の言葉「そうですね」。これ、相手への同意の言葉なんです。相手が何か話したら、まずは相手の気持ちを受け止める。その言葉が「そうですね」のひと言なんです。たったひと言で、同意されて承認欲求を満たせるのに、ひと言が足りないがために話がこんがらがってしまうこともある。

相手を褒めるというのも大事です。これはその人の良い所を見ようという姿勢が現れます。そして、小さな約束をしてみる。「また会いましょうね」という約束は、次回、本当に果たされたときお互いの喜びになるんです。

「信じている」というメッセージも効果があります。仕事をミスをして焦ってさらにミスを起こしている時に、「あなたは仕事を一生懸命頑張る人なのは知っている。あなたが手を抜かない人なのは知っている」と声をかけられたらとんでもなく元気が出ます。「信じてる」「わかってる」って声に出すのって大事なんですね。さらに、相手にネガティブなイメージを投げかけるより、ポジティブな言葉をかける方がいいときがある。例えば「失敗しても仕方ないよ」と言われるよりも、「あなたは大丈夫よ」と言われたいときもある。

好かれる人の習慣

好かれる習慣。まず「笑顔」これしかないっしょ。「あの人はいつも笑顔だ」という評のスゴイのは、いつも笑顔でいれる人はごく少数だってこと。誰だって「笑顔でいたい」「だけど笑顔でいられない」ときがあるのに、それでも笑顔で居続ける人は好かれて当然に思えます。

また、服装や持ち物や仕草、人は見かけで判断されてしまいます。どんなに素晴らしい宝物を胸に秘めていても、見つけてもらえないと仕方がない。「身だしなみを整える」ことも、一朝一夕でできることではなく、日ごろからの心がけですね。

そして、みんなが好きな言葉「ありがとう」です。もちろん、嘘で言うんじゃなくって、相手に本心から投げかける言葉です。人は、他人から「ありがとう」と言われると、自分の頑張りを見てくれていたんだと嬉しくなります。反対に、どんなに献身的に働いても、お礼の言葉もなく「やって当たり前」と思われると、腹が立つし、悲しくなります。

そして、挨拶をきちんとできる人になりましょう。

マナー、大事!

テーブルマナーとか堅苦しく難しく思います。しかし、そもそもマナーとは、人を思いやることです。だから、マニュアル通りに行儀作法をやることじゃなくって、その時々で相応しいマナーは変わってゆきます。臨機応変さが試されているんですね。相手がナプキンを落とした、さあどうする?相手が奢ってくれるとき、どう振る舞えばいい?

人に好かれると上手くいく

「でも」「だって」「どうせ」「できない」は恐怖のワード、極力使わない。そして、根拠のない自信は人を惹きつけることを知りましょう。「やれる!できる!大丈夫!」根拠はないけど、できる気がする。これが最強。

相手目線に立つことは基本ですね。恩着せがましいお節介は親切とは言いません。相手の立場に立って行動する。身振り手振りから「察する」ことも大事です。相手を気づかうって、言葉以外のことまで汲み上げることなんですね。

「ありがとう」に並んで大事なのは「申し訳ありません」のひと言。このひと言が言えなくってこんがらがってゆく経験は誰にでもあるでしょう。また、人を「褒める」というのも、慣れていないとなかなかできません。思っていてもタイミングもあるし、お世辞や社交辞令だと思われてもナンだし。

読むたび身につまされる

本書『100%好かれる1%の習慣は』ページを1ページめくるたびにズバッと図星されて、身につまされます。著者の松澤萬紀さんは新入社員研修も人気がある方だそうで、社会人の基礎の基礎、土台の土台の習慣を徹底して指摘なさっています。んで、社会人歴が長くなっても「できているか?」と問われると……(-_-;) 最初にも言いました、「分かってる」「知ってる」「当然」なんです。だけど「毎日やっているか?」が重要です。

多くの人は、その場では理解していてできるんですよね。でも、次の日はサッパリ忘れちゃう。いや、忘れてるわけじゃないんでしょうけど、「やらない」んです。だから、人から好かれるのは簡単です。あたり前のことをやればいいだけ。……と、言うのは簡単!w

先日、同著者の他の本も読んでブログで紹介しました。こっちの本と、書いてあることはほぼ同じで、同じテーマを扱っている節もあります。それでも、ページをめくるたびに身をつまされる……だって、前に読んでるときも「はいはい、そうそう」と思ったのに、全然自分の行動に反映されてなかったんだもん……。

軽く読めるし、情報量が多い本ではありません。だけど、内容が内容なだけに、ページをめくるたび、自分の振る舞いに反省したり、ハッとさせられたり、その都度、気づきは多い本だと思います。定期的に見返したいっすな。

『1秒で「気がきく人」がうまくいく』|「当たり前」を徹底的に習慣に

面倒くさい人がいるもんだ(;’∀’)

これは余談的な感じで、あさよるのめちゃ穿った感想。松澤萬紀さんの本書もだし、前に紹介した本もだけれども、この2冊の本の裏テーマって、「世の中、面倒くさい人が多いのね」だよね!?と、思いました。いや、これ、ほんと超個人の感想であって、著者の考えじゃないですよ、くれぐれも!

でもね、著者がCA時代のエピソードとかね、クレーム付ける客に対応したら「同意してほしかった」と言われたり、食事をごちそうになるとき、財布に手に取って会計しようという仕草をミスったとき「君、おごられて当然って思ってるでしょ」という人とか、いやいやいや~そんなことリアルに言う人いるの!?なんて。

飛行機って交通機関だから、いろんな人が利用するんでしょう。んで、いろんな人が密室に閉じ込められて、迷惑でも途中下車もできないし、何があっても目的地に行くしかない。かなりピリピリした環境なんだろうなぁと感じました。勝手に、華やかでゴージャスな世界なイメージがあったけれども、ハードな業務なんですね。

って、すごい本の内容とは関係ない感想でしたw

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『仮面社畜のススメ』|自分の人生を取り戻し、人生のために働く

こんにちは。Twitterなんかで社畜ネタを見るたびに、どれがネタでどれがガチなのかわからない あさよるです。むしろ、ガチな社畜はツイートする時間もなくて、Twitterにいないんじゃないかと考えるとゾッとします……(-_-;)

ガチにもネタにも使われる〈社畜〉というインパクト大な言葉ですが、さらに〈仮面社畜〉という、ひと目見たら手に取らざるをえないタイトルの本を見つけました。裏表紙には、本書がどんな人に〈効く〉のかも明記されていました。ふむふむ。

こんな人に役立つ1冊!
●「時間」「お金」の自由を手に入れたい人
●会社を辞めたのに、一歩ふみ出せない人
●必要ない人間関係によって非効率な仕事をしている人
●将来、自分の好きなことを仕事にしたい人
●仕事で圧倒的な結果を出したい人
……など、1つでも当てはまるなら効果があります!

カバー

あさよるは、一つ目の「時間」と「お金」があったらいいのになぁと思ったので、当てはまりましたw

〈仮面社畜〉とは

まず〈仮面社畜〉とはどんな存在をさしているのでしょうか。本書のまえがきにて、こんな記述がありました。

世の中は【利用される人】【利用する人】に分かれます。しかし、悲しいかな、世のほとんどの人が【利用される人】にされてしまうのです。

(中略)

だからこそ、ここで私はあえて言いたい。
「会社を徹底的に利用しろ。社畜のフリをした【仮面社畜】になれ」

(中略)

【利用する人】になれるかどうかは、能力ではなくマインドの問題
なのです。
【利用する人】の視点で物事を見ることができるかどうか
の違いだということです。

p.3-5

つまり、会社に【利用される人】が社畜であり、会社を【利用する】のが仮面社畜だと定義されています。しかし、本書は読み進めてゆくと、著者が〈仮面社畜〉と呼ぶ状態が、見えてきます。仮面社畜は自分の頭で考えて行動します。ですから、時には会社や上司の意向とぶつかることもあるでしょう。ある人からは嫌われることもあります。

また、仮面社畜は自分の人生のために生きています。そして、自分の人生を生きるために、会社を利用しています。ですから、会社に貢献をしようとします。だって、自分の人生がかかっているから。ここが社畜と仮面社畜の違うところに思えました。社畜は、言われるがまま、空気を読んでいるだけ。仮面社畜は、会社の利益に貢献しようとする。

最初、「〈仮面社畜〉って自己利益を追求する自分勝手な人なのね」と思って読んでいたのですが、だんだん〈仮面社畜〉が目指すものが分かってきて、考えを改めました。【働かさせる人】から、【働く人】になるのですね。もう一歩踏み込んで言えば、「社畜」ではなく「働き者」になることなのかもしれません。

人生の主導権を取り返す3つのマインド

本書は、大きく3つに章が分けられています。

  • 「環境」マインド……人間関係を含むあなたを取り巻くもの
  • 「裏ワザ」マインド……仕事に関するスキルをテクニック
  • 「資源」マインド……お金と時間の使い方

それぞれが、〈仮面社畜〉が持っているマインドを紹介するものです。

  • 「環境」マインド……人間関係を含むあなたを取り巻くもの

「環境」マインドは、自分かおかれている環境にどう対応するのかが紹介されいます。上司との関係、部下との関係、同僚とのつきあい。社畜は上司に従順で、部下に偉そうにし、同僚とツルみます。仮面社畜は結果を見ていますから、言うべきことは言葉にするし、無駄な馴れ合いからは距離を置き、そして部下を育てます。他人に依存したり、他人を言い訳に使わないのも特徴です。そして、自分の時間は、自分の意志で使います。

  • 「裏ワザ」マインド……仕事に関するスキルをテクニック

「裏ワザ」とは、仕事のやり方です。仮面社畜はツールを使いこなし、スピード重視で時間を短縮し、会社の近くへ引っ越してきます。自発的に行動し、自分がムダだと判断したことは、削減します。あくまで中心に〈自分〉がいることがよくわかる章でした。

  • 「資源」マインド……お金と時間の使い方

「資源」とは、お金と時間のこと。貴重なお金を、なんとなく人に言われるがまま使っていてはいけません。自分で考えて、自分に必要なお金の使い方をする。また、自分の人生にお金をかけるということは、仕事にお金をかけることですから、それ以外のことで大きく散在しないのも特徴に思いました。そして、絶対に返ってこない「時間」も、自分に必要な使い方をします。休日の使い方は?通勤の使い方は?「やらされている」と「やる」では、時間の過ごし方も変わるのです。

成果の残せる〈仮面社畜〉

当然ですが、他の人と違ったことをすると、周りの人から嫌われます。ですから、人と違ったことをする人は、誰よりも目に見える成果がある人じゃないと、なかなか認めてもらえません。「あの人はいっつも反論するけど、売り上げがいいから……」と、文句を言わさない環境を、自分が作っておかないといけないんですね。

本書『仮面社畜のススメ』でも少し触れられていて、仮面社畜は成果を出さないといけません。

働き方を変え、人生を取り戻すために、抜きん出た存在になるためにも、効率重視、スピード重視なんですね。

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『1秒で「気がきく人」がうまくいく』|「当たり前」を徹底的に習慣に

こんにちは。すっかり夏バテがデフォルトになりつつある あさよるです。今年はバテないよう春先から気をつけてたつもりだったんですけどね。全然、季節に追いつけないのです(-_-;)

こんな、体調が悪いときって、思わず人にキツく当たっちゃったり、相手をイラッとさせる言動しちゃいがちですよね。もちろん、体がツライから仕方ないんですが、人に辛く当たっていると、更に自分も嫌な思いして……って悪循環にハマっちゃう気がします。

こんな時のために、マナーや礼儀作法ってあるのかもしれませんね……頭がボーッとしてても、体が習慣としてマナーある行動をしてくれれば、いくらかラクになれそうです。あさよるはそこまで礼儀を叩きこまれたタイプでもありませんし、今になって「礼儀作法を身につける」大事さを痛感したり。

思い立ったが吉日ということで、あさよるも立ち振る舞いや言葉遣い、礼儀など学んでゆきたいなぁと、本を探しました。『1秒で「気がきく人」がうまくいく』は、Amazonレビューも良さそうで、入門編っぽかったので、手に取ってみました。

気遣いの達人!?ちょっとしたマナー講座

本書『1秒で「気がきく人」がうまくいく』の著者は、元全日空のCAだった方です。やっぱCAさんってマナーや話し方、コミュニケーションが求められる職業なんでしょうか。あさよるネットでもかつて、元CAの方のマナー本を紹介したことがあります。

狭い機内で、他人同士が片寄合って長時間閉じ込められている環境ですから、ギスギスしてしまう場を収めているのだから、CAって大変な仕事だなぁ。

『森下えみこの 私の敬語、正しいと思っていたけれど。』

「当たり前」をデキる人が優秀?『仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン』

突然、気がきく人にはなれない?

本書『1秒で「気がきく人」がうまくいく』を読んでしみじみ思ったのは、人間はある日突然「気がきく人」にはなれないということ。そう、その一瞬の気づかいができる人は、常にずーっと相手を想い、人の視線を忘れていないんです。常に気遣いがでいている人が、ある時に相手がそれを認識するだけじゃないかなぁと。だから、誰も見ていなくても、相手は気づいていなくても、必要なのが気遣いではないかなぁと感じました。

「一秒の気づかい」が人との関係を変える

第一章では、誰も見ていないような、見逃してしまいそうな一瞬の気づかいのお話。

例えば、一流の人はみんな靴までピカピカ磨き上げられているんだとか。普通の人は、足もとなんて誰も見ていないと疎かにしがちだけども、足先まで気づかっている人がいる。「身だしなみ」「人からどう見られているか」の意志の現れですね。

確か、『夢をかなえるゾウ』でも、ガネーシャが靴を磨くように指南しておった。

『夢をかなえるゾウ』を読んだよ

また、人の悪口を言わないってのも、わかってる!わかってるのよ~。だけど、つい愚痴ったり、チクッと言っちゃうんですよね。そして、他人の悪口言ってもあんまり良い気持にならないし、そんで結局のところ自分にプラスに働かないことも知っている。ほんと、一瞬の気のゆるみでポロッと言っちゃうんですよね。これ、自制できるひとは優秀だと言われると、その通りだと思います。

「察する」とか「コミュニケーション」とか、得意な人と苦手な人がいますよね。あさよるは苦手なタイプです。しかし、苦手だからといって疎かにできないことも知っています。むしろ、苦手だからこそ、そのパワーを知っているというか……。本書でもサラリと紹介されていましたから、難しく考えずに、最初は上っ面のマネをするところから始めようかなぁなんて、考えております……><

気づかい・心がけの蓄積が、チャンスを生む

気づかいの積み重ねは、信頼を生み、人から選ばれ、チャンスを生みます。本書は高倉健さんや木村拓哉さんの“神対応”が紹介されていました。挨拶をすると、立ち上がって挨拶をした高倉健さん。始終、テレビの「キムタク」のままだった木村拓哉さんの様子を見ると、誰だってファンになっちゃいますね。

大勢の方はテレビタレントのように、四六時中他人から見られている仕事ではありませんが、それでも「誰かが見ている」のは同じです。親しい人が、仲間が、上司が、お客様が、家族が見ています。自分の行動一つで、彼らをファンにするのか、遠ざけられるのか決まるのです。こんな風に考えると、背筋が伸びますなぁ……。

当たり前ですが、やっぱ基本は「笑顔」です。日本人は笑顔を作るのが苦手な方が多いそうで、本人は笑っているつもりでも相手に伝わっていないこともあります。笑顔の練習はやっておいてソンなし!(あさよるも、笑顔の廉流をかれこれ2年以上続けておりまして、すごく顔が変わった気がします)

『顔グセの法則』を読んだよ

気がきく人の習慣

よく気がきく人は、ある日突然気がきくわけじゃなくって、習慣として気がきくのです。

誰だって感情が昂ることがありますが、一時に感情に流されず冷静になる習慣が必要です。また、ちょっとした気遣い、「靴下を持ち歩く」というのも、ささやかだけれども大きな気遣いですね。靴下は汚れたり蒸れたりしますから、替えを持っておくと安心です。

また、物を大事に扱う様子は、その人の人柄が現れているようですし、案外他人はよく見ている部分でもあります。普段から、他人の目がなくても物を扱う習慣をつけるには、「物を大事に扱う人」になることですねw

また、笑顔の使い分けは重要ですね。コミュニケーションの道具としての「表情」を忘れちゃいかんなぁと思います。

言葉に気をつける

で、当たり前ですが「言葉に気をつける」。当たり前の当たり前ですが、だからこそ出来ていないと目立ちます。

例えば、人がミスしたとき、叱るのも難しいことですが、反省している相手を褒めたり励ましたりするのも難しいことです。しかも、他の人が見ている前だったら、人間関係が入り組んで複雑で難しくなりそうです。

たった一言が相手への印象を変えます。

ニックネームで呼びかけるのも上手な人がいますね。あさよるは、なかなか敬称を変えるのが苦手で、みんな「○○ちゃん」と親しく読んでいても、それに合わせられない……反省しました。勇気をもって、「私も○○ちゃんって呼んでいい?」って聞いてみたら、大丈夫かなぁ。

行動する

最後は、これも当たり前。「行動力」ですね。しかも、闇雲に動くんじゃなくって、しっかりと準備をして、時間をかけて動く。

「やれる、できる、大丈夫!」という気持ちを強く持てば、相当の困難は乗り越えられることがわかった

p.189

この一文で、あさよるは本書を気に入りました^^ あさよるも同じことを思うからです。反対に言えば「ムリ、できない、ダメ」って思ってたら、できることもできません。なにかを為す人って、「やれる、できる、大丈夫」と自分を鼓舞し続けた人だろうと思います。

他人を変えることはできません、だから、自分が変わるしかないし、そして「自分は変われる」。あさよるも苦手意識から本書を読み始めて、中には「こんなこと到底できない」と落ち込んだしもちつつ、本書を読み終えるころには「ちょっとだけやってみよう」と思いました。

当たり前の気遣いを、どこまで徹底的にやれるか

本書『1秒で「気がきく人」がうまくいく』で紹介されている33の気がきく習慣って、一つ一つを見れば「常識」ではあると思うんです。誰もがかつて、親や先生から注意されたり、人から教わってきたことでしょう。

本書で大事なのは、「習慣としてし続けること」「徹底的にやること」だろうと思います。「知ってるけど」「わかってるけど」、「だけどやらない」「やれない」じゃ仕方がない。「こんなすごい人がいますよ」というビックリ人間集ではなくって、「自分もできる・やれる・大丈夫」と、行動をするための一冊です。

ほんの一瞬、咄嗟に「気がきく人」は、普段からそれが当たり前にできる習慣を持っている。ちょっとずつ、一つずつ、やれば変わるかな?

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『自分を操る超集中力』|誰でもできる。休憩と絞り込みが集中の鍛え方

こんんちは。メンタリストDaiGoさんのファンになりつつある あさよるです。以前にも紹介しましたが、YouTubeでニコ生の録画をつらつらっと見てまして、ちょっと楽しみになっていますw(最近更新されてないのよね~)

あさよるネットでも、メンタリストDaiGoさんの著書を数冊紹介しております。楽しく読んでますよ。

あさよるネットで紹介したメンタリストDaiGoさんの本

『メンタリズム 恋愛の絶対法則』

面白かったやつ。実際に自分で紙に書きだしたり、参加すると楽しい。

『メンタリズム 恋愛の絶対法則』|メンタリズムで恋も攻略できる?

『人を操る禁断の文章術』

役立ってるやつ。結構これ、使ってますw

なんでアイツばっかり人気者?|『人を操る禁断の文章術』

『メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉』

『メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉』|自分を動かすメンタリズム

集中力は鍛えられる

本書『自分を操る超集中力』では、集中力とは持って生まれた能力ではなく、誰でも後天的に鍛えられると紹介されています。著者のメンタリストDaiGoさんも、幼いころは集中力のない子どもだったそうですが、自分で克服したそうです。

ざざっと内容を紹介します。

集中力が高い人は、集中力の鍛え方を知っている人です。集中力の高い/低いはそれだけの違い。誰でもトレーニングすれば集中力をコントロールできるようになります。

思考や感情をコントロールする力を「ウィルパワー」というそうで、ウィルパワーには定量があり、集中すると減ってゆきます。ですから、ウィルパワーそのものを増やすことと、ウィルパワーを節約することの二つができれば、集中力が思いのままに使えます。

また選択肢を狭めてしまうのもコツ。我々は選択肢が多いと、いちいち決断をしなければなりません。決断するたびに脳が疲れウィルパワーが減ってしまいます。そして、いちいち決断せずに習慣化してしまうのも大事なポイントです。なるべく、決断せず始められる環境を作りましょう。

そして、集中力の高い人は、実はそんなに長時間集中していない。上手に区切りを作って集中しましょう。時間を決めて「もっとやりたかったのに~」くらいでやめておくと焦らしパワーが効きます。

集中力を生み出すエンジン

集中力を働かす7つのエンジンが紹介されています。サラッとですが見てみます。

  • 場所

集中しやすい色や環境が存在します。集中するために、集中しやすい場所づくりが必要です。集中を妨げるスマホを遠ざけたり、散らかった部屋だと気が散るから、物を減らしましょう。理想は、何もない場所で、目的別のスペースを設けられるとベスト。不思議なことに、天井が高い所の方がアイデアが出やすいそうです。あと、静かなところよりも、ちょいガヤガヤしているところ方が集中しやすいのは、経験がありますね。

  • 姿勢

姿勢が良いと、脳のエネルギーであるブドウ糖と酸素も運ばれやすい。また、姿勢が良いと前頭葉が活発になるんだとか。椅子に座りっぱなしより、15分に一度は立ち上がります。15分ごとにコーヒーを入れたり、ちょっと気分転換を兼ねて席を立つのがよさそうですね。立っているときは、座っているより集中力や判断力もアップするというのです。足を使うと血行も良くなりますし、良いことづくめですね。

  • 食事

集中力を生み出すためにい必要な栄養素は、ブドウ糖、脂肪酸、リン脂質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルの6つ。しかし、ブドウ糖が補給されると、血糖値が上がり脳にもブドウ糖が行き渡るのですが、急に血糖値が上がるとそのあと急激に血糖値が下がります。するとお腹がすいたりイライラして、集中力どころではありません。そこで、血糖値を緩やかに上げる「低GI食品」というものが紹介されていました。低GI食品として、そば、玄米。全粒粉パン、リンゴ、チーズ、ヨーグルトが挙げられていました。上手な間食の摂り方や、カフェインやエナジードリンクの摂り方も紹介されています。

  • 感情

高い集中にあるとき、自分は集中していると気づかないものです。気が付くと時間が経っているような状態を「フロー状態」というそうです。フロー状態とは「ものすごく集中している状態」と言い換えられます。フロー状態を体験するための4つの条件が挙げられています。

・ちょうどいい難易度のものに取り組んでいる
・取り組んでいる対象へのコントロール感覚がある
・直接的なフィードバックがある
・集中を妨げる要素がシャットアウトされている

p.113.114

さらに、喜怒哀楽の感情を上手に使うと、集中力が高まります。

  • 習慣

高い集中力が必要なことでも、習慣化してしまえば集中しなくてもできるようになります。あれこれ思い悩み混乱している状態から、頭の中をスッキリと集中するものを限定しウィルパワーを温存するのです。すると、新しい習慣やスキル習得へ集中力が回せます。有名な話では、スティーブジョブズは毎日同じ服を着ることで「服を選ぶ」というウィルパワーを節約しているんですね。脳は小さな意思決定の積み重ねで疲弊します。物を減らして片づけることも有効です。余計な集中力を使わず温存しましょう。

  • 運動

軽い運動をした後は集中力が上がります。また、運動は人をポジティブにします。疲れる仕事があるとき、あえて朝ジムに行くのも手。また、公園など緑の中で体を動かすとリフレッシュします。できれば日光のもと軽い運動ができると良いみたいです。あくまで軽い運動が良いそう。

そういえばあさよるネットでも以前こんな本を紹介しました。

『脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方』

  • 瞑想

瞑想で得られるものが箇条書きにされています。

1.リラクゼーション反応
2.集中力アップ
3.緊張や不安に強くなる(ワーキングメモリーが鍛えられる)
4.感情のコントロール力が強くなる(偏桃体が変化する)
5.体脂肪が落ちる
6.睡眠の質が向上する

p.153

瞑想を習慣化することで、集中力も大きくなります。集中力もトレーニングで鍛えられるという所以ですね。

瞑想については、あさよるネットでもこんな本を紹介しています。

『最高の休息法』|脳科学×瞑想で集中力が高まる

疲れを癒す

ウィルパワーを回復させることも重要です。しっかり休ませましょう。

  • 睡眠

睡眠不足は集中力を奪います。睡眠不足だと睡眠中の記憶の定着が起こりません。できる人ほどよく寝るそうです。夜22時から深夜2時をゴールデンタイムなんて言いますよね。やっぱり本当のようで、この時間に深く眠ることが大切。体が傷ついた細胞を修復し、疲労を回復させます。良い睡眠を取るための方法も本書では紹介されていました。食べ物や時間割、アプリなどです。

  • 感覚

脳の疲れとは、目の疲れだと言えるそうです。脳が処理する情報のうちの8割が視覚の情報だからです。目の疲れを取るために、目のストレッチをしましょう。目をギューっと瞑って、パッと開ける。あと、目に光が入らないよう手で覆って1分くらい休ませるのも有効だそうです。また、香りを使ったリフレッシュ法も紹介されていました。

  • 不安

脳内のワーキングメモリがいっぱいになった状態も、集中力低下状態です。そんなとき、不安なことを書き出すだけでワーキングメモリが増えるんですって。頭の中の不安を書き出すことでスッキリしちゃうんですね。また、最初の5分間集中が続けば、あとも続きやすい。だから、最初は簡単なことをやって集中力を付けてゆくと良い。

集中力をつくり出す時間術

集中力が高い人は、時間の使い方にも特徴があります。

  • 早起き

優秀な人は早起きだという話は聞いたことがあります。最も頭が冴えている時間を、自分だけの時間に使うため、家族よりも早起きして有意義に時間を過ごすそう。なにか新しいことをするときも、朝の時間がオススメ。また、優秀な人は長時間眠るそうで、早寝早起きなんですね。そして、朝のうちに軽い運動も。集中力がさらに高まります。こんな時間の使い方も紹介されていました。

・朝はインプットの時間
・昼はアウトプットの時間
・夜は復習し、定着させる時間

p.221

  • ポモドーロ・テクニック

この言葉は初めて聞く言葉です。「25分の集中と5分の休憩を繰り返すというもの。」と紹介され、集中力の持続時間が短い人におススメだそう。この25分間、1つのことだけに集中する。今この瞬間に集中する。「他のことをやらない」と決めるだけで集中力が高まります。5分間の休憩では、瞑想や散歩をしてもOK。

  • ウルトラディアンリズム

こちらも初めて聞く言葉。応用編の時間術だそう。こちらは、90分の集中と、20分の休息を繰り返します。90分間に取り組むタスクは1つに絞ります。休みの20分間もストレッチしたりオフィスを歩いたり、脳に刺激を与え、ウィルパワー回復に努めましょう。

  • アイビー・リー・メソッド

これも初めて聞く言葉。

「アイビー・リー・メソッド」です。これはやるべき行動を絞り込んでいくToDoリストの一種。「一つの作業が終わるまで、断固として次のことをやらない」という仕組みづくりです。

p.238

「ToDoリスト」「やることリスト」の元祖なんですって。知らなかった。

アイビー・リーはその場でシュワブに対して効率化のために考案した自身のメソッドを伝えました。その所要時間はわずか20分。ポイントは次の6つだけです。

1.紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする
2.その6項目を重要だと思われる順に1、2、3、4、5、6と番号を振る
3.翌日、このメモの順番に従って仕事を進める
4.もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる
5.その後、明日のための6つの項目を新しくメモする
6.1~5を丁寧にくり返す

p.241

そして、絶対に大事なのは、優先順位1番が終わるまで、2番のことはしない。1つのことしかしないことです。私たちは「やる」ことに気が向いてしまいますが、「やらない」ことが大事です。

  • スケジュール管理

スケジュールにはあらかじめ余白を作っておきます。スケジュールがズレたときもゆとりを持って対応できます。目標数値も、日ごとではなくて週単位で設定すると、ゆとりが生れます。1日単位で管理して「今日も出来なかった」と落ち込んでいては、非効率ですよね。週単位で管理すれば、メリハリも生まれ挫折感もないので、集中しやすくなります。あと、これ大事。自分が怠けたりサボる時間を想定してもOK。その方が翌日の集中力が上がるならね。

テッパンな集中力の鍛え方、効くぞ!

ざっと本書『自分を操る超集中力』を見てきました。どうでしょう、紹介したメソッドのうちいくつかは既にご存知の考え方もあったでしょうか。もしかしたら、既に実践しておられる方もいるかもしれません。本書の良い所は、奇をてらって過激な方法を紹介するわけでなく、いたってマジメに「そりゃそうだろうなぁ」と思えることを紹介している点です。それだけに、この通りに集中力アップ作戦に取り組めば、誰だって別人のようになるでしょう。

正攻法だけに、取り組むのが難しそう……いいや、「めんどうくさそう」なメソッドもありますw 寝る時間を変えたり、食べ物を変えたり、運動を変えるあたり……w そう、わかってる!これ大事なのよ!あさよるも寝る時間、前倒しにして、朝に活動できるようにします……。

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