『喫茶とインテリア WEST』挿絵イラスト

こんにちは。喫茶店のコーヒーが好きな あさよるです。「カフェ」じゃないんです、「喫茶」なんです。このへんの趣味が合う人とは一緒にいるとお店選びが楽ちんです。ゆったりとした空間に、良い調度品。良い椅子に良いテーブル。良い食器に、素朴だけど絶対おいしいメニュー。完ペキ。

さて『喫茶とインテリアWEST』という書物を見つけてしまいました。〈WEST〉とあるように、関西の良い喫茶店と、そのこだわりのインテリアの写真集です。

関西レトロ空間へ

本書『喫茶とインテリアWEST』は関西のレトロな喫茶店の写真集です。カラー写真が豊富、文字少な目。しかし最低限のデータは網羅。よく、大阪のレトロ喫茶店を紹介する特集を目にしますが、本書では大阪のみならず、京都、和歌山、兵庫の喫茶店も掲載されています。

もうね、このレトロ喫茶、レトロビルの良さは「写真で見てください」いや「実際に目で見て楽しんでください」というのが全てなのですが、いいんですよ!

磨きあげられた床はペタペタしてないし、椅子は座り心地のよい椅子で、クッションもキチンと仕立てられているんです。で、それらが毎日磨きあげられていることは、調度品の角が丸まって有機的なラインからわかります。カップもソーサも、普通に「良い」のです。すべての要素の平均点が異常に高いんですよね。建物自体も古くて、レトロビルとして愛されている建物も多数。今のビルにはないような装飾や、シャンデリアや大理石や、愛ではじめるとキリがないという。

しかもこんな喫茶店が、「日常」の中にあるのがすごくいい。非日常じゃない、特別じゃないんです。本書で紹介されている喫茶店は関西でも有名なお店ばかりですが、こんなお店がゴロゴロあるのが楽しいところ。

喫茶店が多い理由

ここから、あさよる的な勝手な独り言です。大阪の街にはやたらと喫茶店が乱立しています。しかもどこもそこそこ流行っています。大阪人は、喫茶店で待ち合わせをして、外に出ると「とりあえず喫茶店にでも行こう」と再び喫茶店に入り長話をして、その後、フラッとまた別の喫茶店に入ったりします。喫茶店のハシゴは当たり前だし、一日に複数回同じお店に入ることもあります。

それはなぜか? あさよるの個人的見解ですが、大阪の街は極度に「広場」がないんですよね。東京へ行って驚くのは、至る所に公園があるコトと、駅前や町中になにもない「広場」があることです。だだっ広い空間がデーンとある感じ、大阪にあんまりないかも?

だから、待ち合わせをするにも、立ち話をするにも「とりあえず建物の中へ入ろう」となるんですね。今は、川沿いのスペースが整備されていますが「待ち合わせ場所」になるんでしょうかね。喫茶店が小さなランドマークになっている街なんじゃないかと思います。

関西人には喫茶店の話題を

ここではあえて「関西人たるもの気に入りの喫茶店がある」と断言しましょう。いや、これは言いすぎか? いやいや、みんなお気に入りがあるよね。関西人として、もう「お好み焼き」も「串カツ」も「お笑い」の話題も辟易しているので(大阪人としてかな)、喫茶店の話題でも振ってくれると、ホッとすると思いますw できれば喫茶店でお茶でもしながらね。

ともかく、喫茶メニューのおいしさって家では作れないよね。

『喫茶とインテリア WEST』挿絵イラスト

関連記事

続きを読む