家事・生活の知識

『ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣』|少なくても居心地のいい家

こんにちは。あさよるです。あさよるは長年、片づけに取り組み続けておりまして、「まだまだ物が多い」と悩んでいます。自分で管理しきれないほどの物があふれていると、疲れているときなんか参ってしまいます><

今回手に取った『ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣』では、世界中で生活をなさった経験のある著者が実践している、質素だけど折り目正しく、小さく生活なさっている様子がとても気持ちよさそうに思いました。

自分で持ちものを選んで、いい物だけを手元に置く暮らしに移行したいなぁ。

小さく、折り目正しく

本書『ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣』の著者・門倉多仁亜さんは日本人のお父様と、ドイツ人のお母様を持ち、日本、ドイツ、アメリカなど、複数の国々で生活をした経験を持っておられます。それぞれの地域の文化に触れられた経験を交えつつ、門倉さんのシンプルな生活の様子が紹介されているのが本書です。

門倉さんの小さく、少ない量で、折り目正しい生活の様子は、読んでいるだけでも気持ちよくもあり、最少で大事な時間と空間で生きられたらいいのになぁと思いました。

門倉多仁亜さんの生活スタイルは、とってつけたような「こだわり」ではなく、「習慣」から豊かな時間と空間が作られています。なんでもないことです。花を生ける。絵を飾る。ベッドを整える。キッチンを磨く。持ち物を手入れする。当たり前のことなんだけれども、それを粛々と続けていると、こんなに隅々まで気配りの行き届いた部屋になるんですね。

ドイツではお掃除に力を入れる人が多いそうですけど、念の入れようが日本人では見たこともないレベル。かなりのキレイ好きさんでも、なかなかここまでやってる人はいないんじゃないだろうか。どれくらいかというと、本書の話が本当ならば、1週間のうち丸1日掃除のための日を設ける人がいるという。

そして、これは見習いたいなぁと思ったのは、「日本では週末にみんな布団を干している」というお話。ドイツの家庭では、週末は家族と過ごす時間を最優先するから、なるべく掃除や布団を干すなど日頃できる仕事は前日までに済ませておくというもの。これは「時間がない」「忙しい」というよりも、けじめ、時間の使い方の話なんだろうと思います。

本書で紹介されている暮らし方って、お金をかけたらどうにかなるものじゃないですよね。お金を払っても、この小ざっぱりした気持ちよさを手に入れるのは、やっぱり住んでいる人の人柄と、物や人、時間や空間を大事に使うことなんでしょう。

親から子へ、習慣は引き継がれる

本書『ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣』では、著者の母方にあたるドイツ人の祖父母にしこまれた行儀や習慣に比重を置きつつ、他の国で暮らした経験や、結婚後の夫の家族から教わったことなど、身近な体験からシンプルな習慣が語られています。

感心したのは、居住まいの正しさです。朝起きたらベッドをきれいにする。そうすると、寝るとき気持ちよく寝られる。旅行先でも、部屋の掃除をしてくれる人が仕事をしやすいように、布団を畳んでおく。乱れたままの寝具は見せないなど、「しつけ」のお話。だけど、あさよるは、キレイに部屋を出られる時と、チェックアウトの時間を気にして慌てているときもあり、完璧とは言えないなぁと反省しました(-_-;)(-_-;)

水回りがスッキリ片づいていて、リビングはモデルルームのよう! 著者の門倉多仁子さんはお父様や旦那様の仕事の都合で転勤もたくさん経験なさっているそうで、もともと道具も少なったのかもしれませんが、それにしても物が少なく厳選されきっていて、気持ちいい。

お家の中に飾ってあるお花や絵、写真も、飾った人の美意識が通っているのがわかると、そこに人柄が見えるようです。

小さな習慣でサッパリする

あさよるは、お風呂場に置きっぱなしだったシャンプーや洗剤類を、使った後タオルで拭いて、お風呂から出して、自分の部屋で保管するようにしました。お風呂に入るときは、銭湯に行くようにお風呂セットを持って入ります。いちいち面倒くさそうな気がしますが、やってみると大した動作ではありません。タオルで体を拭くついでにシャンプーのボトルもクルンと軽く吹くだけですから、時間にして5秒もかからない動作です。

しかしこの5秒の動作が、かなり生活の質に影響して驚いています。お風呂場にボトルを置きっぱなしにしていると、底がヌルヌルしてきたり、お風呂用品を収納するための籠や台を設置して、よけいに掃除が面倒くさくなっていました。だけど、いっそお風呂場になにも置かないようにすると、収納道具もいらないし、掃除も楽。

意外にも、やる前は面倒くさそうに思えるひと手間が、逆になん手間も仕事を楽にしてくれることがあるんですね。

本書で紹介されているライフハックも「そんな時間ない」「そんなことやってられない」と思うよりも、たぶん実際にやっちゃった方が楽なんだろうななんて思いました。

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『うれしいおくりもの』|イラストレーター・杉浦さやかさんのプレゼント

『うれしいおくりもの』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。夏休みちょっとのんびりできる時間があったので、ここ数ヶ月分の日記をまとめていました(それを「日記」と呼ぶのかは定かではないが)。

いつも日記づくりのモチベーションになるのは、杉浦さやかさんのイラスト本です。もともと、デザイン関係の雑誌で杉浦さやかさんが出版社に売り込みに回っていたころのポートフォリオの作り方を見て、「こうすればいいのね」と勉強していたころから、「日頃から記録や絵を描き溜めておくのは大切だな」と思った経緯があります。杉浦さんの本を読むと、その頃の初心を思い出すので、手元に置くようにしています。

今回読んだのは『うれしいおくりもの』。これは初読みでした。杉浦さやかさんによる誰かにおくりたいプレゼント。手作りのカードを添えたり、自分でラッピングしたり、読んでいるだけで、おくりものをあげる/もらうワクワクがあふれ出て来るようです。

てづくり、とくべつな「おくりもの」

『うれしいおくりもの』はイラストレーターの杉浦さやかさんが、誰かの誕生日や結婚式、日々の中でのちょっとしたプレゼント。もちろんお店でとっておきを見つけてきてプレゼントすることもあるけれど、手作りのプレゼントや、カードを添えたり、オリジナルのおくりものも特別でいいですね。

杉浦さんご家族は、ご両親もご兄弟も、それぞれの誕生日はちゃんと家族でプレゼントを用意してお祝いするそうです。還暦のプレゼントに手作りカードなんていいですね。

そう、プレゼントって言えば、すっかり「お店で買うもの」と思っていましたが、子どもの頃みたいに、手書きのイラストやカードの方がずっと特別で嬉しいかも。ページをペラペラとめくっているだけで、ムクムクと「わたしも作りたい!」と創作意欲がわいてきます。

また、杉浦さんのイラストが素敵ですね~。眺めているだけでウットリ(*´ω`*)

杉浦さやかさんのイラストたっぷり

『うれしいおくりもの』挿絵イラスト

杉浦さやかさんの本を手に取ったことがある方ならご存知でしょう。杉浦さんの本は、杉浦さんのイラストたっぷり。手書きの文字と相まって、すんごく素敵なページが次から次へと続きます。

おくりもの一つ一つイラスト化されていたり、てづくりカードの作り方を紹介されていたりと、ボリュームたっぷり。ほれぼれ~。

おんなじプレゼントでも、ちょこっと絵をかいたり、シール一枚でもプラスすると渡すのももらうのもうれしいですね。

新しいリボンやシールや紙ものが欲しい!

プレゼントって楽しい!まねっこしたい

本書『うれしいおくりもの』は、もらうだけじゃなく、人にプレゼントをするのが楽しみでたまらなくなってしまいます。真似したいですね。

可愛いもの、すてきなものを見つけたとき、「自分はどれを買おうか」だけじゃなく「あの人は喜びそう」「あの人に似合う」って思えるのはワクワクするなぁ。

別に高価なものが欲しいんじゃなく、だけど「いつかどこかで、わたしのことを思い出してくれた」ってことが嬉しかったりもする。

『うれしいおくりもの』は、あげるのも、もらうのも、待ち遠しく早くその時が来るのが楽しみです。

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『ひと月9000円の快適食生活』|レシピ集なのによだれが……

『ひと月9000円の快適食生活』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。さっそく夏バテ気味で食欲が減退中デス……ということで、いつもと違ったメニューを作ってみようかなあと『ひと月9000円の快適食生活』を読み始めました。この本は以前から読みたくて積ん読してた本です。読んでみると、読んでるだけで目からよだれが出てくるような……(^q^)

どの料理も手順は凝ったものではなく「家庭料理」の範囲だろうと思います。だけど「家で作るの面倒くさそう」なメニューを、簡単に手を抜くところは抜きながら、だけどおいしく調理するコツが紹介されています。ちょっと凝った料理を自分で作れるとホクホクですね(*´ω`*)

あさよるも毎日おんなじ料理を食べてるタイプなので(そしてそれが苦にならないタイプなのですが)、ちょっとレパートリーを増やしてみるのもいいなあなんて。なによりこの本、レシピとしてじゃなく、読み物としても軽快で良すぎる(^q^)

レシピ本……なのにおいしすぎ

本書『ひと月9000円の快適生活』はレシピ本です。そしてタイトルからみるに、お金をかけなくても節約しておいしい食生活のためのノウハウが紹介されているのです。しかも、手間もかからず簡単な、料理のコツのようなレシピが多いのです。

が、どうして、これが読んでいるだけでとんでもなくおいしそうなのです。江戸っ子口調で気風が良い文体も余計においしさを引き立てます。レシピは手の込んだ料理ではなく、家庭料理の範疇にあるものばかり。だけど、ちょっと手の込んだような献立に思えるものですね。それをチャキチャキと簡単に手際よくさばいてゆくよう。

あさよる自身も料理は嫌いじゃないし、テレビの料理番組は好きです。YouTubeでもいつも見ているのは料理チャンネル中心。料理が面白いのは、テキパキと段取りよくこなしてゆくところでしょう。自分でも、段取りよくメニューを揃えられると達成感があります。

その、料理の楽しみを疑似的に読書で体験させてくれるのがこの『ひと月9000円の快適生活』なのです!

「おいしい」は官能的

「おいしい」という感覚は官能的です。なんてったって本能、欲望を満たす行為ですからね。料理はある種の快感を得られるし、また「食べる」という行為も快楽です。今の社会で、毎日の食事の多くは「生きるための活動」ではなく「咀嚼する快楽」のために行っていることの方が多いでしょう。

そして「おいしい」を感じる読書とは……ある意味の官能小説的? 小説じゃないけどね。

ちなみに、あさよるはよく「おいしそうに食べる」と褒められる(?)ことが多く、若いころはこの才能(?)によって生き長らえていました。若者はお金がないのにお腹が減っているものですから、「おいしそうに食べる」ことが気に入られ御馳走していただく機会に恵まれていたのです。あさよる自身と、あさよると同じように「おいしそうに食べる」人を観察していると、おいしそうに食べる人は、「おいしいおいしい」と声に出してよく喋ります。具体的になにがどうおいしいのか、どんなところが気に入ったのか、コレとアレはどう違うかなどなど、とにかく「おいしい」を言葉にする。ある意味の言葉攻めですねw

食い道楽する人は、同じような人が集まるもんで、あさよるの友人知人はみんなよく食べるし、「おいしい」を言葉で表現するのを惜しみません。お酒を飲むときも同じ。ひと口ひと口どうのこうのと感想を述べながら飲むからこれがまた楽しい。

『ひと月9000円の快適食生活』はそういう、食い道楽に通ずるレシピ本。料理好きはおいしいもの好きなんですね。

ジブリ飯みたいなね

アニメなんかの評価で「食べ物がおいしそう」ってのが語られることがありますね。その代表格がジブリ飯じゃないでしょうか。ジブリ作品で描かれる食べ物がたまらなくおいしそうってやつ。ポニョが食べるラーメンとか、ルパンが食べるスパゲッティとか、ドーラが食べる海賊肉とかね。

よしもとばななさんの『キッチン』の主人公は、台所が落ち着く場所で、孤独な時間を台所で過ごします。『キッチン』でも、食べるシーンが印象的です。

「食べる」って動作を、五感が刺激されてよだれが出るような表現ってすごいよね。

夏バテ気味ならこれでOK?

『ひと月9000円の快適食生活』挿絵イラスト

あさよるはここ1カ月くらい夏バテ気味でお腹の調子も思わしくありません。いや、その前から最近、脂っこいものを食べると胃にきて……若い頃よく年長者から「30過ぎるとから揚げを食べられなくなる」と聞かされていましたが、まさか我が身にもそれが降りかかるなんて……。あさよるは絶対いくつになってもからあげを食べられると信じていたのに(遠い目)。飲み会でもとりあえず野菜を注文してしまう自分に驚いていますw

あさよると同様、夏バテで物理的に食べるのが大変なら、本書『ひと月9000円の快適食生活』でひとまずその場をしのぎましょう……w

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『クローゼットは3色でいい』|基本の白と黒or紺とあと一色

『クローゼットは3色でいい』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。かつてのクローゼットの中身は一掃してしまったので、季節の変わり目には着る服がなくなります(;’∀’)> ただ、少ない枚数で着まわすことを前提に考えるようになって、洋服選びも慎重に、また選ぶ基準も大きく変わってきました。

今回手に取った『クローゼットは3色でいい』は、オシャレ初心者さんはまず自分に合う基本の3色のアイテムだけそろえて着まわしてゆくよう紹介されています。基本の3色も合わせやすい3色だから、自力で似合うコーディネートにたどり着きやすいんじゃないかと感じました。しかし、オシャレには客観的に判断してくれる第三者の存在も必要かもな、なんて改めて思ったりも。

まず白、黒or紺、あと一色からスタート

『クローゼットは3色でいい』では、最初は3色のアイテムを揃えるところから始まる、オシャレ初心者さん向けのオシャレ指南書です。

本書で紹介されるコーディネートのコツは、全体で色味を3色以内に収める、というもの。基本の3色から始まり、段階的に使える色を増やしていきますが、コーディネートは全部で3色以内にまとめます。

最初に用意すべき色!

まず、最初に用意すべきアイテムは、白。次いで黒か紺。人には黒が似合う人と、紺が似合う人がいるそうで、どちらか似合う方を選びましょう。3色目はグレー、ベージュ、トープ、カーキの中から、自分に似合う色を選択します。第一段階では、1×2×4で8通りの色の組み合わせに分かれます。ちなみに、あさよるの場合は、白、紺、カーキかな?

服を選ぶとき、この3色から選べば失敗がないってわけです。まずは、コーディネートするときは、白を必ず入れるのがポイントです。

体型別悩み解決法も

次に、大事なのはシルエット。若い人はぴったりサイズが似合いますが、大人世代は「ちょいゆる」がオススメされていました。

そして、お悩み別服選びも紹介されており、各自それぞれ該当の箇所をチェックしてみてください。背が低い/高い、上半身にボリューム/華奢、下半身にボリューム/細い、顔が丸い/長い/エラが張っている、脚が短い/長い、ひざ下が短い/長い、太ももが太い/細い、O脚/X脚、肩幅が広い/狭い/なで肩、二の腕が太い/細い、ウエストが太い/細い、胸が大きい/小さい、首が太い/細い、骨盤が張っている/目立たない、お尻が大きい/小さい、お尻が平たい/出ている、以上の項目が挙げられていました。それぞれのカバーの仕方が一口メモ的に紹介されています。

色数を増やしてゆく

基本の3色のアイテムで着回しできるようになったら、さらに使える色を3色加えます。といっても、コーディネートはあくまで3色以内に収めましょう。

増えるのはチャコールグレー、ダークブラウン、デニム。ここでやっとデニム登場です。コーディネート例を見ると、一気にカジュアルな雰囲気が増した感じ。

さらに差し色が欲しくなったら、モスグリーン、バーガンディ、ベビーピンク、サックスブルー、キャメル、グレー、ベージュ、トープ、カーキを加えましょう。これらのカラーは、基本の3色+あとから加えた3色ともカラーコーディネートしやすいんだそうです。

こうやってカラーチャート付きで、具体的な色味を支持されると、オシャレ初心者にとっては心強いですね。

いきなり上級者編はムリ!段階的に

ファッション誌のコーディネートなんかは、上級者さん向けだから、オシャレ初心者さんがマネしようとしても持て余してしまうことが多いんだそう。だから、やっぱ段階的にステップアップしてゆくオシャレが本書では提唱されているのです。

クローゼットにはパンパンに洋服が詰め込まれているのに「着ていく服がない!」「組み合わせられない!」なんてことが頻繁に起こるなら、本書に則って基本のキから始めてみる方が近道かもしれません。

基本の3色は、絶対間違いないカラーの組み合わせですから、大きな失敗は起こらないだろうと思いました。あさよるもここから初めてみようかしら。

断捨離にも役立ちそう

先ほど触れたように、服は大量にあるのに着ていく服がない、という場合、いっそ断捨離しちゃうのがいいんでしょう。そのとき、手元に残すべきカラーが明確なのは、断捨離の指針にも役立つんじゃないでしょうか。基本の3色(白+黒or紺+もう一色)だけを残して、さらに自分の体型にあったアイテムを絞り込んで……だったらシステマチックにあまり感情を挟まずにできるかも……。

クローゼットが片づいている、自分の持っているアイテムが把握できている、というのはオシャレの鉄則っぽいので、まずは頭の中で管理できる程度にはスマートになってみてもいいかも。

『クローゼットは3色でいい』挿絵イラスト

色と、体型にあったシルエット

本書で提唱されるオシャレはシンプル。手に入れるべきアイテムのカラーを決め、コーディネートで用いる色数を3色に限定し、自分の体型に合わせたシルエットを選ぶ。ここまで消去法的に選べるので、考えることが少なくて楽ちんです。

問題があるならば、手に入れるべきアイテムが明確になってから、実際にそれをお店で探して手に入れる作業ですね。あと、どうしても質感やフィット感等の、微妙なニュアンスは紙面じゃわからないし、「万人に似合うコーディネート」と「自分に似合うコーディネート」は違うだろうから、本書に掲載されているものと同じ製品を購入しても、思い通りにいかないかも。

あさよるは最近、こういうことはサクッとお金を出してプロにコーディネートしてもらう方がいいかもな~なんて、思い始めていたりします。着ない・着れない服を買って失敗するよりも、客観的に一緒に選んでもらって失敗が少ない方が結果的に安上がりかもしれぬ。デパートのサービスや、フリーランスで活動するスタイリストさんも巷にいらっしゃるそうで、近くで探してみてもいいかも。

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『1日500円の小さな習慣』|財布に空いた穴、教えます

『1日500円の小さな習慣』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。昨年末からなぜか出費が増えてて、特にムダ遣いもしてないハズなのに……と戸惑っております。今月こそは財布のひもを締めなおそうと、実際に財布に必要以上のお金を入れずにしました。すると、財布にお金が入ってないもんだから、財布を持たずに買い物に出かけてしまうという……(;’∀’)> いやはや……電車の電子マネーカードはあったので、自販機でジュースでも飲もうとするも、自販機がICカード対応じゃなくなってる!? と、結局ジュースも飲めず、家にションボリ帰ってきました。

ポジティブに考えると、今日、浪費してしまう予定だった数百円~数千円を節約できたのかな~。

で、帰宅後『1日500円の小さな習慣』を読んで、こんな「毎日の小さな出費」に名前がついていることを知ったのでした。それは……

小銭積もれば大金となる

『1日500円の小さな習慣』は、一日たった数百円--出勤前にコーヒーを買って飲むような--そんな些細な習慣が、大きなお金を逃してる~との啓蒙から始まります。自販機で缶コーヒー一杯のようなついつい繰り返してしまう小さな出費のことを「ラテ・マネー」と俗に呼ばれているそうです。

「節約しているのに貯金ができない」理由は、ラテ・マネーのような〈小さな穴〉が財布に空いているせいかもしれません。本書『1日500円の小さな習慣』は、そのよくある〈小さな穴〉の事例を挙げ、自分に該当するものはないかチェックすることができる内容です。

いい夫・いい妻、いい親が仇になる!?

本書『1日500円の小さな習慣』で紹介される「貯金ができない浪費体質の人の人物」は、真面目で家族思いな人物なようで意外でした。

いい妻や夫であるがために、自分は家計を切り詰めて、相手は貯金もせずに浪費していても言い出せなかったり、パートナーにいい生活をしてもらいたいがためにどんどん出費を許してしまって、貯金ができない事例が紹介されています。また、子に家庭の家計事情を話さない親も多くいます。子どもに余計な気遣いをさせたくないとの親心からですが、子どもも家族の一員ですから、事情はある程度伝えてもいいのかもしれません。

家族に気を遣わせたくない、相手に干渉しないように、と、お互いの配慮が裏目に出てしまっていることもあるんですね。

また、退職金と年金で生活水準が上がったまま、孫に生前贈与したものの、後々計算すると将来の生活費が足りない、という話も紹介されています。いいおじいちゃん・おばあちゃんも大変だ。

『1日500円の小さな習慣』挿絵イラスト

節約してるつもりなのに……出費あるある集

本書『1日500円の小さな習慣』は、お金が貯まらない原因の事例がたくさん紹介されています。どれも「ありえそう」な感じです。

まず、家の中が片づいていないと小さな出費がかさみます。ボールペン一本、ガムテープ、乾電池などなど、欲しい時にどこにあるか分からず新たに購入するアイテムってありますよね。一つ一つの単価は大したことないけど、積もり積もってまとまった金額になります。片づいてないせいで、同じものをいくつも買ってしまうあるあるですね。同じように、高級品は買ってないのに、100円均一ショップやセール品を、ちょこちょこと買ってしまう人もいます。小物や雑貨を買っちゃう人も要注意ですね。

「リボ払い」地獄も紹介されています。リボ払いの利息は15%前後で、利息が高いんです。月々少額に分けて支払って、残りをコツコツ貯金する人の例が紹介されていました。リボ払いでわざわざ利息を払って、毎月一定額の貯金をしてるそうなのですが……なんとなく「貯金してる感」がありますが、高い利息を払って貯金するのは変な話です。

カード払いの落とし穴は、ボーナス払いをしてたのにボーナスが出なかったり、目に見える現金でないため予算オーバーして買い物してしまったり、ネットショッピングでついつい「まとめ買い」や「送料無料」に乗せられて余分な買い物をしてしまうなどなど。クレジットカートは上手に使うと便利ですが、あくまで「上手に使ったら」の話なんだと改めて肝に銘じます(;゚д゚)

人生の高い買い物の代表「持ち家」と「保険」も気をつけないといつの間にか火の車に。特に保険は、まさかマイホームに次ぐ大きな買い物だと気づかずに保険に入り続けている人もいます。今の自分や家族の状況に合わせて、保険のプランも変更してゆくよう促されていました。

自分にウソをつかない……出費、浪費、投資

本書では収入を、消費70%、浪費5%、投資25%の割合で割り振るのを理想と紹介されています(あくまで目安。収入によって数値は変わる)。

消費とは生活費や医療費、交通費、お小遣いなど、生活に必要なお金。浪費は「必要」ではなく「欲しい」から買ったムダ遣いのこと。嗜好品やギャンブルを含みます。投資は、貯金や資産運用、資格取得などのスキルアップに使うお金です。

浪費は「ムダ遣い」と書きましたが、別に一切ムダ遣いをしてはいけないわけじゃありません。息抜きに楽しむのは構わないとしながらも、収入の5%を超えてくると多すぎるってことですね。

また、これは自分で気をつけないといけないのは、自分で自分を騙すことです。つまり、本当は浪費してるのに「これは消費」「これは投資だから」と自分に言い訳しちゃうことです。自分では「これは浪費だ」と認識しておくことが大事ですね。

「清貧」とはなんぞや

本書でも「清貧」という言葉が登場します。わたしたちはなんとなく「お金はけがらわしいモノ」という印象があって、きたないお金と遠いところにあるものが潔白な感じがします。もちろん、少ない物資で慎ましく生きている人も中にはいらっしゃるのかもしれませんが、上記のような「自分では頑張って節約してるつもりなのに浪費しちゃってる人」もたくさんいるでしょう。はい、もちろん、あさよるもそのうちの一人ですが……。こまこまと、小さなムダ遣いや、すごくちょっとの贅沢をやめられなくて、浪費していることも気づかずにいるのは「清貧」とは言い難いんじゃないかなあと思いマシタ。(;´д`)トホホ

もっと身軽に、スマートに生きたいですね。

ノートに書きだすべきね…φ(..)

本書では例として、夫40歳、妻38歳、子ども2歳、0歳の家族の、ライフプランシートが掲載されていました。1年後2年後3年後……と、24年先まで表があり、家族の年齢が書きこまれています。そこへ収入や生活費、車両費、教育費など出費予定が記載され……。

24年先なんて未来のその先の未来過ぎてなにも考えられないのですが、具体的に表を見ていると冷や汗が……。もちろん、予定通りにコトが進むとは限りませんから、あくまでも「何事もなかったときの未来予算」でしかありません。

しかし、こうやって具体的に収入の見込みや、必要なお金を書き出していくと、形がなくて目に見えない「何か」が具体的に自分のもとへ降りてくるような感じですね。

あさよるは今「引っ越しをしようかなあ」と考え始めていて、具体的に必要な費用を書き出しているところでした。ただ漠然と「引っ越そうかなあ」「お金がかかるかなあ」と考えてるときは、形もなくてとても恐ろしい考えのようにも感じられるんですが、書き出していくと、具体的に「今すべきこと」がわかります。で、具体的なことがわかる方が意外と安心できたりします。

といことで、なんでも具体的にノートに書きだすべきだなというのが今日の収穫です(o_ _)o))

「タメ期」があるらしい

で、人生には「モテ期」ならぬ、貯金が貯まりやすい「タメ期」があるらしい。しかも人生に3度あるらしい。それは、1回目は結婚して子どもが生まれるまでの間。夫婦二人で働いて収入を得る時期です。2回目は子どもがまだ小学生の時。塾や仕送りなど、教育費が低く抑えられる時期。3回目は子どもが巣立った時。

もちろん、家計の状況は家庭によって様々ですから、タメ期が3回来るかはわかりません。一番近いタメ期を逃しちゃいかんってことですな。

具体的な指導はプロに相談すべきなのかも

本書『1日500円の小さな習慣』は、財布に空いた穴のバリエーションが紹介されるものです。本書の事例に思い当たる節がある方もいらっしゃるでしょう。ただ、本書はあくまで財布の穴、ラテ・マネーがどこにあるのか、よくある事例を挙げているだけで、具体的には千差万別。100家族あれば100家族とも事情は違うでしょう。

やっぱり、より具体的にどすればいいのか知りたいなら、プロに相談すべきことだよなあと思い知りました。確かに、こんな薄い本一冊でお金の悩みが解決するんじゃ、誰もお金に悩まないや!

あとそれと、お金のことって誰も大っぴらに語りません。家族間でさえ全てを知らないこともあります。だけど、お金は生きていくために絶対必要なものだし、またお金は自分の周囲の人のために使うこともできるものです。お金について、なにも学ばず、なにも知らないというのは、変な話だなあと今更になって思いました。あさよるも、もっとお金に興味を持って勉強すべきかも!? と考えるなど。

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横山光昭さんの本

お金の本

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『知識ゼロからの脱収納の断捨離術』|収納しない片づけ

『知識ゼロからの脱収納の断捨離術』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。ブログを始めてから、片づけの本を読むようになり、劇的に部屋の中が片づこうとしています。しかし、なにかスッキリしない! 結構、持ち物は絞り込まれているし、掃除もしやすくなったし、QOLも向上しているのですが、「充実した生活」にはまだ及んでいない気がします。

もうちょい、片づけと向き合ってみようと、やましたひでこさんの『知識ゼロからの脱収納の断捨離術』を手に取りました。著者のやましたひでこさんは片づけの「断捨離」という言葉を世に広めた方です。ヨガの考えから着想を得たそうで、「物を捨てる」というネガティブなイメージだった片づけを、「断捨離」という新しい概念に書き換えた方です。

「収納」ではなく「断捨離」

本書『知識ゼロからの脱収納の断捨離入門』は、「断捨離」という思想を広めた やましたひでこさんの著作です。断捨離とは言わずもがなですが、

モノを絞り込んで、空間とのバランスをはかる。
モノを絞り込んで、自分の時間とエネルギーとの調整をはかる。

これが、断捨離の片づけです。
モノを絞り込むということは、選択・決断の連続です。そう、選択・決断なくしては、モノは減ってはいきません。
入り口での【断】。何を取り込み、何を取り込まないかを選択・決断します。
出口での【捨】。何を残し、何を取り除いていくのかを選択・決断します。今、目の前にあるモノの山は、自分の選択・決断の結果であり証拠です。

p.18

断捨離の「断」は新たに入ってくるものの精査、「捨」は何を手元に残し何を手放すかの精査、そして「離」は執着から離れることです。

わたしたしは意識的にも無意識的にも〈何か〉に執着しています。それは過去の思い出だったり、自分のコンプレックスだったりします。「断捨離」とは、今の自分を客観視し、人生の主役の座を「モノ」から「自分」に取り返すことです。もし、家の中がモノに占領され、モノのために生活をしているのなら、自分の人生がモノに乗っ取られていると考えられます。そのモノを補完するために家賃を払い、管理をし、労力を割いているのですから。

「断捨離」は、単にモノを捨てて減らすことではなく、自分に必要なモノを選び取ることです。しかも「断」も「捨」も二重に〈選ぶ・決断〉することです。

スキマは埋めるものでなく、作るもの

「片づけ術」では、ホームセンターや100円均一ショップで収納グッズを買ってきて、家の中の隙間という隙間を有効活用することだと考えていた人は多いはず。あさよるも以前は、デッドスペースを最大限に有効活用する〈収納術〉こそが賢い片づけだと思っていました。

しかし「断捨離」は考えがまるで別です。隙間を埋めるどころか、むしろ隙間を生み出すのが「断捨離」です。家の中にギッシリモノが詰まって、クローゼットの奥、引き出しの中、目の届かないところまでモノで埋め尽くされていても、それらを頭の中で管理できる人はそうそういません。溢れかえる物モノを管理するために、知らず知らずに結構膨大な労力を使っているのです。

断捨離では、手元に置くモノを決断して選び取るので、モノは最小限。部屋の中にも、クローゼットも引き出しの中にもスキマが生まれます。ゆったりとモノを管理できるので、頭の中もスッキリするのです。「モノを飾る」ということまでできるようになると、生活が豊かになってゆく気がしますね。

「捨てられない理由」を捨ててゆく

片づけ・断捨離をするとき、「捨てる」という行為自体への罪悪感や拒絶を感じる人も多いでしょう。本書『知識ゼロからの脱収納の断捨離入門』でも、「捨てる」ことへのメンタルブロックを解くことにほとんどのページが割かれています。

片づけ・断捨離を阻む感情は「もったいない」という気持ちではないでしょうか。モノを大事し「もったいない」と思う気持ちは大切なことです。しかし一番大切なのは、「本当にモノを大切にしているか」ということです。押し入れの奥にしまい込んで、存在を忘れ去っているモノを「大切にしている」と言えるでしょうか。もう二度と着ない服をタンスに詰め込むことも、埃まみれでドロドロになったものを収納していることも、「モノを大切に扱っている」とは言い難いでしょう。

「もったいない」は、片づけを投げ出す自分への言い訳にもなってしまいます。

断捨離では、自分の手元に置いておくべきモノを厳選して選び取ります。すると、自分の持ち物は「お気に入り」や「とっておき」ばかりになってゆきます。最小限のモノになれば、頭の中でどこになにがあるのかも把握できるようになるでしょう。すべてのモノへ配慮が行き届き、とっておきのモノを大切に使いましょう。それが「もったいない」という気落ちの表現の仕方なんです。

コンプレックスに執着してるのかも

また、捨てられないモノの中には、自分の見栄やコンプレックスのせいで手放せないこともあります。本書では、高価な買い物をしようとしたとき友人に「そんな高いものを買うの?」と言われ、「高価なものはお前には似合わない」と言われたような気がして、ムキになって購入してしまったという例が紹介されていました。もちろん、その人はそんなコンプレックスを忘れていて、なんとなく「捨てられない」と思っていました。よくよく自分と向き合ってゆくうちに、「他人からバカにされた」というエピソードに執着していたことに思い至ったそうです。

高価な持ち物を買う時、時にそれを「自分が欲しいから」ではなく「他人から良く見られたい自分」を優先して購入してしまうことがあります。そんなモノを手放すときは、「他人から良く見られたい自分」を捨ててしまうようで気後れしてしまうようです。

断捨離とは、他人の評価に価値基準を置くのではなく、自分基準でモノを選び、決断することです。

片づけは〈思想〉なのだ

以前、やましたひでこさんの『新・片づけ術「断捨離」』を読んだときも感じたのは、自分の生活の場や職場を片づけることって、これは一つの思想なのだなあということです。

もちろん、散らかった部屋で生きるのも、モノをギッシリ収納して生活するのも、その人の生き方です。「断捨離」もそういう〈生き方〉なんですよね。「もったいない」といってモノを捨てないのも生き方だし、自分の身の回りを整理して小ざっぱりを生きるのも生き方です。

これは断捨離に限らず、ときめきの魔法の片づけも、ミニマリストの生き方も、みんな「自分はどう生きるか」という思想のもとになされているのではないかと思います。あるいは「自分はどう生きたいか」という、未来をデザインすることなのかもしれません。

片づけは、単に身の回りの世話を自分ですることだけではなく、なにやらそれ以上の〈意味〉があるようですね。

未来の自分にふさわしい生活を

『知識ゼロからの脱収納の断捨離術』挿絵イラスト

断捨離の「断」は新しく入ってくるモノを〈選び・決断〉すること。「捨」は今あるモノを〈選び・決断〉することと紹介しました。この「断」と「捨」の二つの要素が断捨離のポイントです。

まず新たに入ってくるものを精査する「断」によって、自分が「これから必要なモノ」を選び、決断することになります。それは自ずと「これからどう生きるか」を真っ向から考えることになります。

既にあるものを取捨選択する「捨」では、「過去に必要だったもの」と「これから必要なモノ」を選別します。過去の自分には必要だった、だけど今の自分、未来の自分には不要なモノは「離」へ進みます。収着で手元に置いておくのではなく、きっちりケジメをつけて手放します。

断捨離をすると否応なしにも、「これからの生活」を想像せずにはいられません。見回してみると、過去の自分に必要だったモノが溢れているなら、いったん整理して、これからの自分のために装備を改め直したいと思いました。

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『ズボラ大人女子の週末セルフケア大全』|病気予備軍のオーガニック女子へ

『ズボラ大人女子の週末セルフケア大全』挿絵イラスト

こんにちは。「ズボラ女子」と呼ばれると返事をしてしまう あさよるです。運動不足で、肩こりで気分が悪くなるまで放置しておりまして、それでもストレッチや軽い運動を億劫がっています。みんな毎日メイクして、スキンケアだけじゃなくて、ヘアケアとかオーラルケアとか、細かいことまでやってるの? ほんとにやってるの? と疑問すぎる。

我ながら「女子力」が低すぎるので、健康習慣を手に入れるべく、だけどあんまり頑張らなくてもできて、気持ちが良くなるような都合の良い習慣を探しています。今回手に取ったのは『ズボラ女子の週末セルフケア大全』。不健康な生活を続けているのは自覚しているが、深く考えるのはやめていて、せめて「よくわからないけど。なんとなく体によさそうなオーガニック製品」を選んでしまうような、ズボラで知識もないけど、「だけどこのままじゃダメかも」と薄々感じている女性に向けた本です。

健康的で快活すぎるエネルギッシュな女性になると、自分が自分でなくなってしまうのではないかとメンタルブロックがある方にもおすすめ。みなさん忙しい日々の中で、一つでも実践できるだけでも、少しは生活習慣の改善につながるでしょう。

また、装丁や、中身もオシャレなイラストや写真が多用されているので、ハーブやアロマ精油とともに、プレゼントにも良いかと思います。

オーガニック・ミネラル・天然成分とか手に取っちゃう女子へ

本書『週末セルフケア大全』は、病気治療をしているわけではないけど、健康でもない、不健康な生活を続ける女性へ向けた、セルフケアを紹介するものです。薬は飲みたくないし、正直努力もしたくない。だけど「なんかダルい」「肌が汚い」「頭痛や便秘は日常」「月経や月経前症候群(PMS)が重い」など、体の異変を感じていながらも、なにも対策をしていない「ズボラ女子」に、女子力を上げながら、オシャレに、週末だけの「自分へのご褒美」を提案されています。

なんかよくわからないけれども「ケミカル」とか「化学成分」とか体に悪そうなのかと思って、「オーガニック」とか「ミネラル成分」とか選んじゃう人。「わたし敏感肌だから」となんとなく大手メーカーの化粧品は刺激が強そうだから、パッケージがオシャレな感じの「天然成分」が使われているというコスメを探している方。週末だけの、ハーブやアロマオイルを使った健康習慣はどうですか?

新しい趣味を始めるノリで

本書では、本格的な体質改善や、生活習慣を大きく変えるような努力はしません。「ズボラ女子のための」と銘打たれている所以でしょう。あくまで、週末、休みの日、しかも短い時間で簡単にできることばかりです。また、オシャレな雑貨店や、アロマショップで必要な道具を揃えなければならいのですが、それが苦にならない人向けの内容でもあります。むしろ「新しい趣味を始める」くらいのノリで、自分へのプレゼントで買いそろえてみるとテンションも上がるでしょう。

もし、本当に病気になったり、今すぐ体質や生活習慣を変える必要に迫られたなら、こんなヌルイやり方では足りないのは自明のこと。だけど、そこまで追い詰められておらず、毎日の業務をこなしながら、多忙な日々の中で大人が「自分のためにできること」って「道具を買いそろえて」「休みの日の午後に」「短時間だけセルフケアをする」というのは、非常に現実的な落としどころであろうかと思います。

理想ばかりで現実味のない話よりも、本書の方がリアルで「役立ちそう」です。

ハーブやアロマと生活改善

本書では大雑把に、

  • 消化器系の不調の改善(暴飲暴食、二日酔い、口内炎、便秘など)
  • 免疫力を上げる(風邪や鼻づまり、ぜんそく、夏バテなどの改善)
  • 疲れを取る&疲れにくい体作り(集中力や、肩こり、手の震え、目の疲れ、ドライアイの改善など)
  • 冷え性やむくみの改善
  • 婦人科系のトラブルの改善(整理痛、PMS、妊活など)
  • 痛みを和らげる(頭痛、腰痛、腱鞘炎、筋肉痛など)
  • アレルギー改善(花粉症、アトピー、摩擦のかぶれ)
  • 睡眠の質の向上
  • ダイエット
  • 精神的なストレスの改善(ヤル気がない、憂鬱、イライラ、悩みがある)
  • 肌のトラブル(乾燥、ネイルケア、あせも、水虫)
  • 美容(肌、日焼け対策、シミ、目の下のクマ、たるみ、ヘアケア)
  • 体臭、デオドラント対策

13のセクションに分けて、セルフケアの方法が紹介されています。まずは、マッサージ方法がたくさん紹介されているので、道具がなくても始められるセルフケアからトライしてみましょう。セルフケアの道具として、アロマテラピーの精油と、ハーブを使います。これらはネットでも購入できますし、専門店を足を運ぶだけでもかなり女子力が上がる感じがするので、お近くにお店がるならぜひお店で手に取って準備するのが個人的にオススメです。そのほか、オイルや洗面器、タオル、綿棒等、お家にあるもものを使います。

「義務感を感じてやる」のではなく、ショッピングを楽しみながら、趣味としてやるのが長続きしそうです。

『ズボラ大人女子の週末セルフケア大全』挿絵イラスト

「週末だけ」でもこれもセルフケア?

本書で紹介されているセルフケアって、これも「体の不調なの?」と思うことや、「こんなのもセルフケアなのね」と気づくことがあります。

例えば、「トイレが近い」というのも、トラブルが原因かも。まずは膀胱炎や尿道炎かもしれないから病院へかかることが紹介されたあと、骨盤底筋が弱まるとトイレが近くなることが紹介されます。その場合は、トイレへ行くのを我慢してみる練習をしたり、お尻の穴を締める運動をして、骨盤底筋を鍛えることが推奨されています。

入浴もセルフケアの方法です。バスソルトを使って半身浴をすれば、痛みを和らげる効果があります。筋肉痛のときにオススメ。

シュークリームやプリンや、甘いお菓子がやめられないなら、干し柿や干し芋などの、その食品の甘さを楽しむものに変えてみましょう。また、2センチ角に切ったリンゴを弱火で煮込むだけのリンゴ煮は、おいしそう。

アガリ症の改善というのも、アガリ症の人にとっては大事なことです。あさよるも、アガリ症なので、やってみたい健康習慣。早起きして朝日を浴びる、深呼吸する、芳香浴や蒸気吸引をしてリラックス。要するに、セロトニンの分泌を促す生活習慣ですね。

スキンケアの話題は、女性ならみなさん興味があるでしょう。基本的には、ビタミンの多い食品を採り、腸内環境を整え、質の高い睡眠を。ハーブティーでパック方法も紹介されています。体をあたためる習慣も大事ですね。

「女子力マウンティング」でもいいじゃない

本書『ズボラ女子の週末セルフケア大全』を読んで感じたのは、「健康生活のきっかけは〈不純な動機〉でも良いのだなあ」ということ。すなわち「モテ」のために美容に気を使ってもいいし「女子力アピールのための道具」として始めても良いじゃないか、と。それが結果的に健康習慣に繋がるのであれば。

だから、週末だけでもアロマやハーブや薬膳に凝ってみて、女子会のたびに女子力アピってマウンティングしても良いじゃないか! マッサージが得意とかって、合コンであれなんでしょ? 使えるんでしょ? (あさよるは合コンへ誘われたことがないため偏見しかない)

本書で紹介されているセルフケアについて、知識として頭に入ってるだけでも「女子力」は結構高いと思います。その内の、2か3つくらいを実践しておけば上々でしょう。

今は「病気」ではなくて「治療」も必要もない程度の「不調」「不健康」であっても、今のうちに手を打っておくことは、年齢の重ね方にも関係するでしょう。今は、年齢を重ねても活発に元気な女性がたくさんいらっしゃるから、「自分もあんな風に歳を取れるのかなあ」と憧れと同時に、不安にもなる。週末だけでも、健康習慣をやってみますか。

アロマテラピーのオススメ本

あさよるもアロマテラピーについて一応勉強したことがあって、内容がコンパクトで充実していてよかった本を紹介する突発的なコーナー。

その名も『アロマテラピーの教科書』。アロマ精油の良い効能だけじゃなく、使い方を間違えると副作用も大きいことも啓蒙されている本です。どうやらアロマオイルは正しく使えば「効く」らしいのですが、それゆえに、間違った使い方をすると危険です。安易に使わず、勉強してから安全に使いましょう。

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『部屋を活かせば人生が変わる』|岩崎夏海・ときめきでも断捨離でもない片づけ……ヘヤカツ!

『部屋を活かせば人生が変わる』挿絵イラスト

こんにちは。片づけが終わらない あさよるです。さて、先週紹介したメンタリストDaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を読んだ感想の最後に、次回予告をしましたw DaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を読み、「手元に残すべきもの」だけ選べばいいんだと天命を受け(笑)、さらに立て続けに読んだ『部屋を活かせば人生が変わる』を読み、ダイナミックに あさよるの片づけが前進したことをここにお知らせしておきますw

今日紹介する『部屋を変える人生が変わる』(略して「ヘヤカツ」)の著者である「部屋を考える会」とは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(略して「もしドラ」)の著者、岩崎夏海さんが主宰する会です。あさよるは、YouTubeで「部屋を考える会」を知りました。津田大介さんのすさまじい仕事場を片づけるという、ショッキングな動画でした。未視聴の方は、一度見てみてください。

注目すべきは、「要らないものを捨てる」といった思考ではなく「物の流れを変える」「情報の流れを変える」ということに重点が置かれています。津田さんのオフィスの場合は、ボスが一番奥の部屋を陣取ることで、人の流れを変え、情報の流れを変え、そして物の流れを変えようと提案されます。断捨離や、ときめきの片づけとは、違うのだ!

ということで、あさよるはこの動画を見てから「ヘヤカツ」の本が読みたかった。しかし、片づけ熱が下がっていたので、しばらく忘れていましたw

悪いのはあなたじゃない。部屋だ!

本書『部屋を活かせば、人生が変わる』略して「ヘヤカツ」は、感動的な言葉で始まります。部屋が片づかないのは、あなたのせいじゃない。人生が上手くいかないのは、あなたが悪いんじゃない。片づかないのは、片づかない部屋のせいです。人生が上手くいかないのは、部屋が悪いのです。だから、部屋を変えれば人生は変わる。部屋を変えれば、人生が活きる!という、長い序文から始まります。

掃除機をいつかけましたか? シンクに食器は溜まっていませんか? シーツを交換しましたか? 本棚には本がギッシリと詰まっていませんか? 一つでもあてはまるなら、「ヘヤカツ」しましょう。

なぜ、部屋を変えると、自分が変わるのか。それは、

「自分を変える」努力が成果を結ばない理由。それは、その人自身のベースにある性格や生活習慣といった根底の部分を変えることができないからです。根柢の部分が変わらなければ、知識やスキルが多少身についたところで、人生を変えるほどの劇的な変化を起こすには至らない。(中略)

つまり、(皮肉なことですが)「自分を変えよう」という努力では、人生を変えることはできないのです。
ではどうすればいいのか。その答えは、「部屋を変える」ことにあります。「自分を変える」のではなく、「部屋を変える」のです。
人は環境によって変わるということはよく言われますが、「部屋」というのは、その人を取り巻く環境の中でもっとも大きなウェイトを占める存在です。私たちは自分の部屋で長い時間を過ごし、身体や精神の鋭気を養います。部屋の環境によって、私たちの心身は多大な影響を受け続けているのです。

p.19-20

人は環境によって思考や言動が影響されると言います。「部屋」とはまさに、自分が長時間滞在し、自分を自分たらしめている空間と言えます。その部屋が、散らかっていれば、掃除ができていなければ、心身に悪影響があると言われると、ナルホド……。

人生が上手くいく人たちは個人的な意思や能力だけで、掃除の行き届いた部屋を維持しているわけではないからです。話はむしろ逆です。彼らは「整理整頓や掃除をしやすい部屋」を作ることによって、人生の流れを好転させている人たちなのです。

人間に備わった能力の差など、たかが知れています。人生がうまくいく人と、うまくいかない人を分けているのは、能力ではなく、環境です。「悪い部屋」に住む人は自分の能力に常にブレーキをかけ続け、「良い部屋」に住む人は、自分の能力にドライブをかけ続けている。つまるところ、人生がうまくいくかどうかの差はそこでついてしまうのです。

p.21-22

なんかここまで断言されて話が進んでゆくと、「お、おう。そういうもんか」と思えてくるから不思議です。しかし思い返してみると、〈仕事ができる人〉の机の上はいつもキレイでした。引き出しの中まで物の定位置が決まってあって、他の人に仕事を頼むときも、どこになにがあるか口頭で伝えているのを見たことがあります。

片づいているとは、自分の頭の中が整理されていることであり、余計な手間がない状態です。そりゃ仕事もできるわな。

掃除機の道を通す!

んじゃ「ヘヤカツ」とは具体的になにをするのか。めっちゃ簡単に言えば、部屋の中に「道を通す」のです。部屋の中の道は、大きな道と、小さな道を作ります。その道を通るのは、そう、掃除機です。掃除をしやすく、物が移動しやすいインフラ整備に尽力しましょう。すると、サッと掃除機をかけ、自ずと物が適切な場所から場所へ移動しはじめるんです。

ということで、あさよるもやりましたよ。部屋の模様替えを! 本のレビューをするために、まさか部屋の家具を全部動かす日が来るだなんて思いませんでした。まずは、あさよるの部屋のビフォーアフターを見ていただきましょう。

『部屋を活かせば人生が変わる』あさよるのヘヤカツイメージ画像ちなみに画像の下にある引き戸が、出入り口です

あさよるの部屋は床の間のある和室で、床の間スペースが使いにくくて仕方がないのです。一時期「床の間を床の間として使おう」と、展示スペースとして改装しようとして途中で挫折し、物が堆積するだけの空間になり果てていました。今回のヘヤカツで、まずは掃除機の通るインフラ整備から。掃除機を部屋の中心に置いて、机の下まで掃除機をかけやすくしました。本棚と壁の隙間には、掃除機の幅の分の隙間を設けたので楽チンです。ちなみに、ベッドはすのこベッドで、パカッとすのこを上げて掃除ができます。あるいは、ベッド自体が軽いので片手で動かせます。

いかがか!

家事が楽しい部屋

「ヘヤカツ」が行き届いた部屋は、家事が楽しくなる部屋です。掃除を愉しみ、食器洗いを愉しみ、洗濯を愉しむことができれば、日々の面倒くさい業務が、一気にやりがいのある習慣に変わります。本書では、ヘヤカツの仕上げとしてタオルを必要枚数買い替えたり、必要な食器を絞り込み、「とっておき」に囲まれて暮らすよう指南されています。

以下の動画で、岩崎夏海さん自らが仕事場の特等席にある、押し入れの中身を紹介されています。

部屋のいちばん良い押し入れを、掃除用具入れとして使っておられる様子に「おお~、うらやましい~」と感嘆。そう、あさよるは掃除用具が好きなのだw 家事をエンターテインメントにするというのは、道具を愉しむことであるのだなあ。

生活のためのステージ

自分の部屋は、自分の人生において、重要な意味のある空間です。生まれ育った家の中や、一人暮らしをした部屋、引っ越した部屋にも、それぞれ思い出があり、思い入れがあるものです。だから、自分の部屋を自分の居心地の良い場所であるのは大事なことだし、自分の移し鏡のような空間であるとも言えます。

少数精鋭、家具を「育てる」

本書では、ヘヤカツの一環としてテーブルや椅子など家具の買い替えも提案されています。このとき、木製の家具を選ぶことがオススメされています。それは、使い込めば使い込むほど、角が取れ、風合いが変わり、自分だけの「家具を育ててゆく」ことができるからです。

また、最初から高級な家具を導入するのではなく、ヘヤカツの段階に合わせて少しずつ買い替えてゆくことも推奨されています。本書は、ときめきの片づけや、断捨離とはそもそも思想が違います。前者は、物の処分のための片づけメソッドですが、本書は「部屋を育ててゆく」ことに重点が置かれているので、必要な物は買い足しますし、一時的に物が増えても構いません。

机・テーブルはステージ

部屋の中心に据えるのは机・テーブルです。この机・テーブルは、部屋のメインステージとします。机・テーブルの上には、なにも置かないのがデフォルトの状態です。そこへ、食事の際は食器を並べ、勉強するときは本を広げ、パソコンを操作するときだけパソコンを置きます(ということで「ヘヤカツ」ではノートパソコン推奨です)。

机・テーブルはステージです。登場人物たちが現れては去り、また登場します。その都度必要な物を広げ、用が済んだら片づけましょう。

本棚はエンターテインメント

本棚は、客人をもてなすためのエンターテインメント空間だと考えましょう。「見せる本棚」を作るのです。本棚には人柄が出ると言います。小難しい本ばかり並べているのもヤなヤツっぽいし、かといって軽い本ばかりも違います。ギュウギュウに本を詰め込むのも、スマートではありません。あくまで人に見てもらう前提で本棚を用意しましょう。さて、あなたは「見せる本棚」に何を並べますか? 自分の〈キャラ〉を表現するチャンスです。これ、考えるの楽しいですね。

ちなみに、見せる本以外の本は、客人の目につかないところに収納します。あくまで、エンタメとしての本棚を思いっきり演出しましょう。

部屋は非日常

これまでの部屋は、嫌になるくらい日常の空間だったなら、ヘヤカツ後の部屋は、そこは「非日常」の部屋です。部屋の中心にはメインステージが設置され、エンタメとしての本棚が鎮座し、楽しみながら家事をします。そこで団らんをし、体を休め、勉強をし、仕事をし、人と語らい、物思いにふけるのです。

イイネ! 部屋に帰るのが楽しみな部屋をつくりたい。

机の上を毎日片づけるようになった結果……ww

『部屋を活かせば人生が変わる』挿絵イラスト

あさよるも部屋の模様替えをし、部屋のど真ん中に机を配置しました。あさよるは、ダイニング用のテーブルを仕事机にしています。本書にある通り、机の上はその都度片づけるのですが、あさよるはこれ、ものすごく乗り気じゃなかったんです。だって、イチイチ机の上を片づけるの、めんどくさいじゃん~。

あさよるはノートパソコンを使っているので、パソコンを使い終わったら、線を抜いて、マウスを外して、パソコンを棚に戻すことにしました。パソコン収納用のスペースも設けました。朝起きると、何もない机の上にパソコンを設置することから一日の業務が始まります。

と、意外とやりはじめると、できる。メンタルブロックが強かった分だけ、なんだか拍子抜けです。また、寝る前に机の上をデフォルト状態に戻すことで、「よし、寝るぞ」って気分になることもわかりました。もう1週間以上続けていますが、眠りもうまく取れている気がします。

エアコン買い替える!

そして、ヘヤカツの成果なのか、今週エアコンを買い替えることにしました。「よし買おう!」と決心してから、心が晴れ晴れとしています。毎年夏場になると、冷房の効きが気になって気をもんでいたのです。意外にも、あさよるはエアコンに悩まされていたようです。無自覚でしたが。

片づけは続く……

まだ模様替えして10日くらいなので、行き場がなくて宙ぶらりんの物があります。収納方法をじっくり考えてゆきます。「手放そう」と決めたものは一か所にまとめました。

片づけって、一旦動き出すと一気にゴロゴロと転がり始めますね~。

春夏用の洋服や帽子、日焼け対策グッズなど、すんなり用意が済んで、楽しみです。

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『家しごとがもっと楽しくなるノート術』|インスタ映えノートの作り方

『家しごとがもっと楽しくなるノート術』挿絵イラスト

こんにちは。ノートづくりの本が好きなあさよるです。ブログでも数々紹介してきましたし、紹介しきれてない本も多々あります。よく読んでいます。今日紹介するのは『家しごとがもっと楽しくなるノート術』です。25人の職業の異なる女性たちのノートをチラ見させていただく企画です。マンガ家やイラストレーターや作家など、絵を描く仕事をしている方もいらっしゃるのですが、そうでない方もみなさんイラストやデザインが素敵すぎて生唾! 早速マネしたいアイデアもたくさんありました。

家事・子育て・健康管理……私生活をノートにまとめる!

本書『家しごとがもっと楽しくなるノート術』は、家事や家計簿、スケジュールのみならず、健康状態や子育て、料理のレシピなどなど、仕事以外の私生活全般を指して「家しごと」としています。プライベートを記録するノートですね。

全ページカラー、25人のノートの達人たちのノートの中身を覗き見しましょう~。

ノート職人のノート拝見

25名のノートの達人たちのノートは個性的です。ビッチリ文字で埋め尽くされている人もいれば、カラーイラストで飾られていたり、付箋やカラーマーカーでシステマチックだったりします。Evernoteでデジタルにノートをまとめている人もいます。

なんで他人のノートを見るのはこんなに楽しいのでしょうか。


『家しごとがもっと楽しくなるノート術』イメージ画像

家事も、家計も、子育ても・・・みんなのアイデアが満載! 家しごとがもっと楽しくなるノート術 | 家しごとのノート研究会 |本 | 通販 | Amazon

サンプルを見るように、ノートの描き方やコツを紹介するものではありません。他人のノートを閲覧する、ただそれだけの趣き!よき!よき!

よくあるノートづくりの本は、一人の作家さんのノートやノートの作り方を紹介するものが多いけど、本書『家しごとがもっと楽しくなるノート術』は、たくさんの女性のノートを拝見いたします。職業もさまざま。医師もいれば主婦もいる、作家もいる。

見てるだけで楽しいのだ

あさよるもノートつくるの好きなんですが(サボりがちですが)、本書で取り上げられている方々はInstagramで自作のノートを公開なさっている方が多い印象です。そっか、SNSで発表するやり方もあるのね。あさよるは山も谷もない地味ぃ~な日々を送ってるので、そんなに書くべきことがないのですが、ここぞというときはInstagramかTwitterに投稿してみようかな。

ということで、あさよるのSNSを一応紹介しておきます。

みなさんの描いたノートは見てるだけで楽しいですね。料理のレシピはその人のこだわりや美味しさが伝わってくるようだし、子育ての記録は多忙の中でもメキメキと育ってゆく子どもの様子が見えるようです。このブログも一応、ノートに読書記録をつけている感覚で続けているので、広義でのノートに入るでしょうかw

『家しごとがもっと楽しくなるノート術』挿絵イラスト料理のレシピノートは作ってみたいけど、めっちゃテキトーな料理しかしないのだった

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『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』|仕事も家庭もなんでもメモ!

『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』挿絵イラスト

こんにちは。ノートづくり再燃中の あさよるです。きっかけは『マイノートのつくりかた』を読んだことでした。というか、ノートづくりしたいなあという欲求が先にあって、モチベーションを上げるために本書を手に取った感じ。

「ノートづくり」とはなんだと聞かれると難しいのですが、日々の記録やメモ、アイデアをノートにザーッと書き留めていく作業です。あさよるはベストセラー『情報は1冊のノートにまとめなさい』に倣って、日々の記録はノート一冊に前から順番に書き残すことにしていました。近年は、スケジュール帳とは別に、体調管理用の記録と、毎日の申し送りノートがあります。

みなさんも、紙やデジタルの自分だけの記録・メモ帳ってあるんじゃないかと思います。今回読んだ『マイノートのつくりかた』は主に女性の、中でも家庭のある主婦がメインターゲットの本です。仕事や家庭の出来事をノートにまとめましょう。

ライフログを1冊にまとめる

本書『マイノートのつくりかた』は、ザックリ言えば「生活のあらゆることを1冊のノートにまとめちゃいましょう」という内容です。一言メモでもいいし、毎日3つだけトピックスを記録するのもよし。テレビや雑誌で見聞きした情報をメモして置いておいても構いません。

“ノート1冊にまとめる”というと、昔ヒットした『情報は1冊のノートにまとめなさい』を思い出します。こちらは、どこでも売ってるA6の大学ノートに、ただ順番にあらゆるメモ、記録を取ってゆくものです。内容を参照するために、パソコンで内容を管理し、検索すればヒットするようにデータベース化します。

『情報は1冊のノートにまとめなさい』のノート術はただただシンプルで(なんてったってノートに順番にあらゆる情報を書き込んでゆくだけ)、ノート複数使いして何がなんやらわからなくなる人にオススメです。

今回取り上げる『マイノートのつくりかた』も概要は同じ。一冊のノートに、前から順番にノートをつけていく。気になったことや、アイデアもどんどん書き込んでゆきます。ただ、『情報は1冊のノートにまとめなさい』は事務的で効率重視ですが、『マイノートのつくりかた』はもっと情緒的な感じ。

本書『マイノートのつくりかた』は読者を女性と想定されていて、女性のオシャレや家事、子育ての記録も簡単にステキにノートにまとめましょうと提案されています。直接ノートに書きこんでOKですが、それが大変なら付箋やメモ帳に書いておいて、後から張り付けていくスタイルでもOK。続けることが大事。

〈振り返り〉が生活を豊かに

『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』挿絵イラスト

日々の記録をノートにつけるメリットは、振り返りができることです。憂鬱な日が続いたり、「なにもできなかった」と落ち込んだ日も、自分の活動の記録があれば、客観的に自分を見ることができます。「忙しいながらも、それなりにやってた」というのは、大きな自信になるでしょう。

また、「これいいな」「こうしたいな」と思ったことも、時間と共に忘れてしまったり、多忙な日々の中後回しにしてしまうことが多いはず。しかし、それをノートに控えておくと、折に触れて思い出すことができます。

本書『マイノートのつくりかた』は主婦向けに作られていて、子育てのことや、家族の健康管理にもノートは役立つと紹介されています。家族が病気やケガをした経過を記録しておくと、また同じ事態になったとき参照できます。

情報・データをとりあえず書き出しておけば、あとからそれらをまとめることもできます。例えばお買い物リストとか、消耗品のストックとか、しばらく記録をつけ続けることで傾向が見えてくるんですね。

将来の自分へのメッセージ

日記をつけたり、ノートに記録をまとめておく習慣は、想像以上に役立ちます。

あさよるの場合、1年と少し前に体組成計を買って、日々記録をノートにまとめています。ちょうど1年前に高熱を出して寝込んだことをきっかけに、平常時も寝る前に体温を計って記録しています。両方ともなんとなく始めたことですが、意外と体調管理に役立っていますw 疲れと寝不足が重なると体温が下がることも知りました。

んで、今回『マイノートのつくりかた』を読んで、あさよるもノートづくりを始めてみた。しばらくノートづくりお休みしてたのですが、ノート熱再燃です。

今の自分のことを書き残しておくことは、将来の自分へのメッセージになるんです。「楽しくやってるよ」「こんないいことがあったよ」って報告もするし、今悩んでいることや、直面していることも、将来の自分宛てにまとめる感じ。年月が経って読み返すと、すごく楽しいぞ。

実際に書いてみた

ということで、あさよるもノート熱が再燃し、ノートに書いてみた。

『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』写真資料イメージ

カメラがしょぼいのでうまく撮れてませんが……

  • 左上:京都伏見の幕末史跡巡りをした記録と、最近のメイクのマイブーム
  • 右上:美容室で新しい髪形になった話とライブのセットリスト、A4用紙で即席CDケースのつくり方メモ(これすごくいい)
  • 左下:ディズニーアート展の展示内容(感想はブログに書いた)、ライブのセトリと感想
  • 右下:ギャラリー・美術館をハシゴした記録

実際に書き起こすと楽しいっすな。

ちなみに今、使ってるのは「ライフノート ポケット付 方眼 緑 A5」です↓↓↓

『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』写真資料イメージ

リングノートであることと、方眼紙であることがマスト。サイズはA5。A4もB5も折りたためば収納できるし、かさばらないのでちょうどいいのです。あと、見た目重視です。気分が上がるのをね。

 

あさよるはロフトで買いました。

以前は無印良品のA5リングノートを使っていました。こちらはドットの方眼紙で、紙質も悪くない。表紙が半透明なので、自分で好きな表紙を作れます。が、近所で売ってないのと、Amazonでも無印の取り扱いがないので今回は保留しました。お近くに無印の店舗がある方にはオススメです。

 

この無印のノートは、使い倒すとこんな感じにかなり膨れ上がりますw ↓↓

『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』写真資料イメージ

街中でもらうチラシとかフライヤーやチケットやパンフレットとか、なんとなく捨てられなくて、収納場所に困ってませんか。あさよるは、なんでもかんでもA5のノートに張り付けて収納しようと決めました。(あさよるには「すべての事物をA版サイズに格納したい」という野望があり、その第一歩なのだ)。

ライフノートも、こんな感じにでっぷりと成長するのでしょうか。

ちなみに、あさよるがノートづくりを始めたきっかけは、杉浦さやかさんの『スクラップ帖のつくりかた』を読んでからでした。これはステキ!と早速熱中していました。

ノートづくりは楽しいのデス。ブログも、ノートの延長の存在なのかも。

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『10歳若返る! 話し方のレッスン』|若者の喋り方のクセ、やってみる?

こんにちは。人前で喋りたくない あさよるです。自分の声や話し方が幼いころからコンプレックスで、できれば他人と喋らずに生きていけたらいいのになあと願っています……。文章を書く方が気が楽で、ブログを書いている理由もそのへんにあるのかも?

だけど、いつまでも「喋りたくない」と言っているワケにもいきませんから、時折「話し方」の本に手が伸びるのでした。『話し方のレッスン』の著者・魚住りえさんは元日本テレビのアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活躍なさっている方です。ビジネスパーソン向けの話し方のレッスンも行っておられます。まさに「話し」のプロですね。

話し方でアンチエイジング

本書は正しい「話し方」をすることはアンチエイジングに繋がり、結果的に「10歳若返る」話し方のメソッド集です。正しい「話し方」とは、大きく「腹式呼吸」「笑顔」そして「若く見える話し方」の3つです。最初の二つは、話し方のテクニックで、上達すると結果的に若く見えるもの。最後の「若く見える話し方」は、若者らしい話し方、お年寄りっぽい話し方があるというお話です。

どれもド直球の正統派なアンチエイジング法。特に「若く見える話し方」は、当たり前なのに目から鱗な話でした。

腹式呼吸で若返る

腹式呼吸の練習をしましょう。「腹式呼吸」と言葉でいうのは簡単ですが、実際にやってみるととっても体力を使います。魚住りえさんのレッスンに来られる方は、腹式呼吸の練習をして筋肉痛になる方もいるんだとか。腹式呼吸をするとかなりカロリーを消費するそうで、アナウンサーをはじめ声優やナレーターなど、話す仕事をしている人にはスリムな方が多いんだそう。実際に、テレビのナレーションの録音は疲労困憊になるほど体力を消耗するそうです。

だから、腹式呼吸を意識するだけで、背筋が伸びてお腹が凹んで、それだけでアンチエイジングになるんです。

腹式呼吸の練習は、まずは舌の運動や顔のストレッチから始まり、寝転んでお腹の上に重りを置き、腹式呼吸で重りを上げ下げします。お家でできるトレーニングばかりなので、ぜひやってみよう。

あさよる的には、「腹式呼吸」を勘違いしていました。腹式呼吸とは、息を吸うと胸が膨らむイメージなのですね。息を吸うとき下っ腹に力を入れることかと勘違いしていました。これだと、下っ腹に力を入れると空気が出ていってしまうそうです。

笑顔で若返る

ニコッと口角を上げて笑うだけでアンチエイジングの効果があります。ここで言う「笑顔」とは「大ウケ」「バカ笑い」のことではありません。あしからず。ニコッと口角を上げたほほえみです。日本人は表情が乏しいと言われますが、実際に表情筋を動かす習慣がなく、表情が固まって動かない人が多いんだそう。少しずつ筋肉を動かして、表情豊かにニッコリと微笑めたら、それだけで若見えポイント。

顔の筋肉を鍛えると、お顔の表面にある毛細血管が刺激され、酸素や栄養が運ばれやすくなります。すると、肌もきれいになります。お顔色がパッと良くなるのも、若く見える要素ですね。

鏡の前で「あー」「えー」と口を大きく動かして表情をほぐし、さらにお顔や首回りをマッサージでよくほぐします。

若く見える話し方がある

昔話なんかで、おじいさんとおばあさんの喋り方と、元気いっぱいの桃太郎の話し方って違いますよね。お年寄りの話し方は、落ち着てゆっくりとした口調。若々しい人は、ハリがあって早口です。

信頼や威厳のある様子を見えようと「落ち着いて」「ゆっくり話す」よう心がけている方も多いのでは? しかし、ここでは発想の転換。「アンチエイジング」「若く見える」という目的ならば、早口で話す方が若々しい印象になります。確かに、子どもたちや若者はみんなめっちゃ喋るし、めっちゃ早口だ!

この辺の「良い加減」こそ、こういう話し方の講師の方にレッスンしてもらいたいテクニックではありますね。単にケタタマシイおばちゃんになるのも困りますし「若く見られるけど、品よく」の塩梅を身につけたいところ。

身体全部を使って「話す」

「話し方」というと、口先を使ったテクニックだと思っていました。しかし『10歳若返る!話し方のレッスン』を読んで、「話す」とは身体全体を使う行為なんだと改めて知りました。だからこそ、話し方一つで印象がガラリと変わって見えるんですね。

「笑顔」がキーワードなのも、それが肌がきれいに見えるとかそんな上辺の話ではなくって、内側からにじみ出るのが「表情」であり、表情の中でもコミュニケーションで重要な意味を持つ「笑顔」だから、筋肉をよく鍛えておく必要があります。これも印象の話。

声の印象というものもあります。声は十人十色ですが、やはりその人のキャラクターを表すものでもあります。高い声の人の方が若々しい印象を持たれやすいそうで、声のキーの調節ができるよう指導もなされていました。ここまで話しが進むと、まさしくプロの指導を仰ぎたい領域ですね。しかし、キーが低めな方は、状況に応じて高いキーも出せるようになると鬼に金棒です。

「話し方」ってかなり奥の深い話ですねー! 身体全部を使うスポーツだと認識して良いのかも!?

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『重曹、シンプル生活のすすめ』|寒い日は掃除の本を読んで

こんにちは。落ち込んだ時は掃除の本を読みたい あさよるです。今日は落ち込んだ……というよりも、寒い日が続いてテンション上がらないので、気合を入れるためのドーピングですw 手に取ったのは『重曹、シンプル生活のすすめ』です。これは図書館で見つけて「ジャケ借り」しましたw ガラスのボトルがドンドンドンッと並んでいるの、イケてる~!

あさよるは、ガラスの容器に、粉や液体を混ぜてなにかを作る系の動作に憧れているのかもしれません(^^♪

最小限の掃除道具で

本書『重曹、シンプル生活のすすめ』はこんな魅力的なお話しから始まります。

 重曹でお掃除ができるとはじめて知ったとき、「こんなもので本当にお掃除ができるのかしら」と私は半信半疑でした。でも、面倒なお掃除が少しでも楽になればもうけものだわ。そんな軽い気持ちでレシピを試してみて、私の生活は“一変”しました。
だって、“たったそれだけ”の材料で、キッチンもリビングも、それどころかトイレやバスルームまで“ピカピカ”になってしまったのですから!

(中略)

こうして重曹や酢を使ううちに、場所別に何本もそろえていた洗剤のボトルは、徐々に我が家から姿を消していきました。色も形も大きさもバラバラの洗剤に占拠されていた、かつての棚やシンクが、白と透明のボトルで統一されるようになり、見た目も使いやすさもグンとアップ。

p.6-7

『重曹、シンプル生活のすすめ』で語られるライフハックって、肩ひじ張った感じじゃなくて、掃除用品は少ない道具で使いまわしが効くのがいいわねって、便利さに比重が乗っかっています。自己表現やマウンティングとしてのシンプルライフではなくて、「シンプルな方が便利だ」と効率重視なのが気持ちいいのです。

だから、巻末ではこんな一文があります。

 お掃除はほうきでしなければとか、絶対に重曹でなければと決めてしまうのが、私はどうも苦手です。いろいろなやり方や道具の中から、やりやすいもの、気分よくできるものを集めればいいというのが正直なところ。人が100人いれば、お掃除の仕方も100通り、絶対の正解はないと思うのです。
ですから、多くの方が、私がここに書いたことをいろいろにアレンジして、自分流を楽しんでいただけたらと思います。

p.185-186

「これが正解」を示しているわけではなく、「こんなやり方があるよ」「こんな代用ができるよ」と情報をシェアする本なんですね。ですから、中には重曹やクエン酸等ではなかなか落ちない汚れについても紹介されています。時間をかけて落としていくのもよし、それ専用の市販の洗剤を便利に使ってもよし。自分で組み合わせましょう。

今ある道具でシンプル生活

あさよるが惹かれたのは、表紙にもある掃除道具をビンに詰めてある「見た目」です。用意したいのは、まず重曹(炭酸水素ナトリウム、重炭酸ナトリウム、ベーキングパウダー等)はふりかけ容器や空き瓶に。クエン酸はボトルやスプレー容器に入れて。お酢でも代用できます。固形石鹸、熱湯、炭酸水も掃除用品として用意しましょう。

アイテムも、ボロ布、歯ブラシ、たわし、ズックブラシ、レールブラシ、スポンジ、トイレブラシ、雑巾モップ、ほうき、羽ばたき、スクイージー、バスブラシとまあ、既に家にあったり、100均やホームセンターですぐ買えるものばかり。要するに、めっちゃ手軽だということだ。

んで、スペシャルアイテムとしてスチームクリーナーも登場。これは欲しくなる。

ということで、スチームクリーナー以外はどこの家にでもある道具で掃除をするという、すごくシンプルなライフハックなのです。これで、無限増殖してゆく洗剤たちと手切れとなるならば嬉しい限り。なにせマジで洗剤とそのストックはどんどん増えて管理できず、また同じの買っちゃうからね。

意識高い系を目指すならw

掃除道具が少なくて済むってのは、単身世帯や二人家族なら便利かも。逆に手間がかかる掃除もありますが、そこだけ市販の専門の洗剤使っても良いのではなかろうか。

また、ほうきやブラシや、重曹やクエン酸を入れるビンなど、ちょっと見た目がカッコいいものを選べば、そのまま飾っておけるんじゃないかと思うんですよ。掃除用品って普段見えないように収納しとくと、出し入れが面倒で滞っちゃうのでw

なんかこれだけで「意識高い系」な気になれる気がするw

関連本

『シンプルスキンケア』/前田京子

『お風呂の愉しみ』/前田京子

『はっか油の愉しみ』/前田京子

『簡単に暮らせ』/ちゃくま

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『簡単に暮らせ』|「しない」「いらない」を選んでもいい

こんにちは。年末の忙しさにかまけて、どんどん部屋が散らかってゆく あさよるです。大掃除どころではございません……しゅん><

さて今月、ブロガーの ちゃくま さんの著書『もっと簡単に暮らせ』を読みまして、「生活」全般に関する考え方の切り口を紹介する本で、面白かったんです。なので、一作目の『簡単に暮らせ』も読んでみたく本書を手に取りました。

『簡単に暮らせ』が一冊目で、『もっと簡単に暮らせ』が続編です。続編は実践編で細かな生活の知恵が多かったのですが、一冊目『簡単に暮らせ』は、考え方、思想が中心に感じました。

人生を選べ

『簡単に暮らせ』で提唱されているのは、大ざっぱに言えば「どんな人生を生きるのか、自分で選べ」というメッセージです。本書のタイトルは『簡単に暮らせ』ですが、例えば「ここはもっと複雑にしたい」「これだけは譲れない」という自分の意志があるなら、それを優先すればいいのです。しかし、特に自分の意志がないことは「簡単にすればいい」という提案なのです。

例えば、今や猫も杓子もスマホを持っていますが、別にスマホを持たない生活をしてもいいし、ちゃくまさんのお父様は携帯電話すら持っていなくても、別に不自由なく生活なさっているそうです。なんとなく持っていて、お金も時間も使っているものも、「なくてもいい」のかもしれません。

ちゃくまさんのお父様は財布も持ってないそうで、ポケットにお金やカードを入れておられるようです。が、やはりお父様はなにも不自由していない。「財布を持たなくてはならない」というのも、常識に囚われているだけなのかもしれません。

また、断捨離は生活の質の向上に効果てきめんで、物が減ると掃除や管理の手間も省けます。しかし、ちゃくまさんは断捨離の逆バージョンも提唱しておられます。それは「本」。ちゃくまさんの場合、本は迷ったら即買って読んでしまうんだそうです。本は自分を豊かにするものですし、本の価値は本そのものではなく、本に書かれた「情報」に価値があるのです。情報はどんどん仕入れようってことですね。……一応あさよるネットは読書ブログですので、この話題を拾いましたw

「写真を捨てる」の真意

本書『簡単に暮らせ』では、結婚前の写真を処分してしまった話が登場します。お子さんの写真は、お子さんの物ですから保管していますが、ご主人は写真に興味がないそうで、夫婦の写真を処分なさったんですね。ちゃくまさんも「おすすめしない」と断っておられます。

しかし、この「写真を捨てる」という話から考えさせられることは、「意外と写真って捨てても大丈夫なんだな」ってこと。というのは、思い出の詰まった写真を失うと、なにか大切なものまで失うような感覚がありますが、別にそんなことはない。それこそ、火事や災害で写真を失ったからといって、家族や仲間との関係がどうかなるわけじゃない。「ああ、写真って紙切れなんだな」と気づきました。

なんとなく漠然と「写真は捨ててはいけない」「スマホは必要」「財布は良いものは持たなければ」と思いこんでいるけれども、あくまで「思いこみ」なのかもな。

ややこしいことは、しなくてもいい

ちなみに あさよるは、紙の写真を持っていません。必要な写真はスキャンしてデータで管理することにしました。もともと写真もほとんど撮らないし、自分の顔写真は免許書更新するときに撮るくらいですw でも別に不便してないし、貧しい暮らしをしているわけではありません。

あと、あさよるはスマホを持っていません。今は自宅で仕事をしているので、自宅のWIFIにiPodとネクサスをつないで使用しています。外出時も不便したことは今のところありません。たぶん、また通勤するようになっても、スマホは持たないような気がします。

だから、ちゃくまさんが仰ることもなんとなくわかります。意外と「なくても困らない」物事にたくさんのリソースを使ってることってあるんじゃないかな。例えば、あなたがガシェットマニアで、最新のガシェットを愛でているなら別ですが、そんな人少ないよね。そのガシェット、必要なの?

ややこしいことに頭を使って考えるのも大切ですが、重要でないことなら「別にやめてしまってもいいのよ」という、シンプルなメッセージでした。

関連本

『もっと簡単に暮らせ』/ちゃくま

『もっと簡単に暮らせ』|人生を自分で選ぶコツ

『服を買うなら、捨てなさい』/地曳いく子

『服を買うなら、捨てなさい』|とっておきで、自分スタイル

『人生がときめく片づけの魔法』/近藤麻理恵

  • 記事リンク:『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

『新・片づけ術「断捨離」』/やましたひでこ

『新・片づけ術「断捨離」』を読んだよ

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』/佐々木典士

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ』

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『もっと簡単に暮らせ』|人生を自分で選ぶコツ

こんにちは。早くAIが服を畳んで引き出しに収納してくれる時代が来てほしい あさよるです。気の利いた音楽なんて再生してくれなくていい、部屋を片付けてくれないか……。と、そんな話題と関係あるようなないような『もっと簡単に暮らせ』を読みました。

この本では、今現在現実問題として服を畳まなければならない我々が、暮らしやすく暮らすための極意が収められたものであります。著者のちゃくまさんはブロガーの方で、そちらも熟読いたしましょう。

毎日の、コツ

本書『もっと簡単に暮らせ』は、著者・ちゃくまさんによる暮らしのコツ、考え方のコツが86つまった書籍です。ちゃくまさんはブロガーの方で、日々ブログで暮らしに役立つ記事を投稿なさっています。で、どうやら本書は続編のようで『簡単に暮らせ』という本が先に出版されています。順番に読めばよかった(;’∀’)

また、ちゃくまさんご自身が40代女性で、夫と大学生の息子さんがいらっしゃるそうで、同じ年代の方や、子育てがそろそろ終わる方がより共感できるんじゃないかと思います。

簡単に暮らせ

簡単に暮らせ

  • 作者:ちゃくま
  • 出版社:大和書房
  • 発売日: 2016-06-22

人の目、気にするのやめない?

本書では生活全般、家事、日用品、家計、買い物、生き方、着るもの、片づけを、シンプルにするためのコツが紹介されています。しかし、よくよく読んでいると、これらって「他人との付き合い方」に尽きるんじゃないのかな?と気づきました。

たとえば、家計の話では「見栄を張るのをやめる」「つきあいをやめる」と言及されているし、「あの人がああ言うから」「義母にこう思われるのではないか」などなど、自分以外の人間を判断基準にしちゃっていたら、そりゃ片付くものも片付かないし、お金もどんどん出てっちゃうわなぁ、と。

ちゃくまさんのブログでも、人間関係について言及なさっているエントリーも充実していて、こっちも読みふけっていました。

そういえば、先日読んだ勝間和代さんの『勝間流ロジカル家事』は、トコトン勝間さんのガシェットオタクぶりが追及されている本で面白かったのですが、勝間さんの本には「他人の目」が一切入っていなかったんです。「こんなことしたらあの人はなんて思うだろう」とか「他人に自慢したい」とか、雑念が一切ないんですよねw 清々しい!勝間さんに憧れる女性がいるのもワカルワーとオモタ。

他人の目、気にするべきシチュエーションもありますよ。でも、どうでもいいコトも多い。この、どうでもいい場面で、他人の目を気にして自分の行動を決めるの、やめる……。

自分で選び取ろうよ

不必要に他人の目を気にして、他人の価値観に合わせた行動をやめると、どうなるでしょうか。……自分で考えて、自分で選んで、自分で決断するってことです。それって……上手に出来る人はいいけれども、苦手な人だっているハズです。集団行動が身についている人は、独自路線に進むのは勇気がいるのでは?

本書『もっと簡単に暮らせ』の生活の知恵って、この「他人の価値基準じゃない」「自分で選ぶ」ための手順なのではないでしょうか。

あさよるは、一つ目の項目「バッグに入れる小物は明るい色にする」ですでに「おおお~」と超納得&関心しきり。持ち物を明るい色にしちゃうと、暗いカバンの中で物が探しやすくなるんです。たしかに! んで、あさよるも小物って「自分のセンスの見せどころ」とばかりに「他人の目を気にして」「他人が羨ましがるような」持ち物を選んでいたかも! あさよるも「自分の基準で選ぶ」をやり直します(;’∀’)>

暮らしやすいように暮らす

何やら抽象的な話になってしまいましたが、本書『もっと簡単に暮らせ』は簡単な内容です。「自分の暮らしやすいように暮らす」、以上。おわり。すんごいシンプル。

なのに、簡単なのに、そうそう簡単にできない。どうしていいかわからなかったり、もう諦めている人も多いはず。あるいは感覚がマヒして、不便や不快を認識しなくなってたりして……。

暮らしやすいように暮らしましょう。たぶんそれが「幸せ」に関連する事柄だろうし、きっと「豊かさ」とはそういうことなのだろうと思います。物質的にはすでに恵まれているんですから、あとは「どう生きるか」なのかもしれません。

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勝間和代『超ロジカル家事』|「お金ムダ遣い」「捨てない」は「命」のムダ遣い

こんにちは。勝間和代さんのメルマガ読者の あさよるです。勝間さんが家事を攻略しようと試行錯誤している様子をメルマガで読んでおりまして、これが面白かった。だから『勝間流超ロジカル家事』はぜひ読みたかった本です。

ちなみに、あさよるも凝り始めるとトコトンやりたい方なんですが、勝間さんの足元にも及びませぬな。おにぎりの最適解を模索するくらいだ。

ツールを使いこなす!

『勝間流ロジカル家事』が特徴なのは、家電をフルに使いこなしているところです。ここが勝間さんっぽいところですね、ツールをとことんまで使いこなす。メルマガでは失敗や上手くいかない経験もシェアされていました。

たとえば、ヘルシオは2台使い。蒸し機能とオーブン機能の両方を使うためです。圧力IH鍋も2台持ち。みそ汁用と煮物用。そしてオーブンと炊飯器。もちろん食洗器も使います。どうも家電は高額で、食洗器も贅沢品のように感じていますが、手間が省略されたぶんの時間を、自給換算すれば値打ちのある買い物です。

調理器具も、最低限のアイテムで最大限に仕えるスタメンを選びぬいているのがシビレル。あさよるも選びぬきたい……(*´ω`*)

掃除も、機械ができることは機械に任せます。たとえばルンバ。ルンバを使うためには床面が片づいていないといけません。片づけがルンバが使える環境を生み、ルンバが使えるとその分時間が生まれます。

片づけると豊かになる?

本書『勝間流超ロジカル家事』によると、勝間さんはかつての8割もの荷物を処分したそうです。多忙な勝間さんですから、家政婦を雇っていたそうですが、家政婦は「捨てる」権限はありません。勝間さんご自身も「家政婦さんに任せている」と油断もあって、どんどん物が増えまくっていたようです。片づけをし、持ち物の量を極端に減らしたことで、持ち物の管理が楽になった、特に頭の中で把握できるようになったそうです。

さて、片づけは時間を生み出します。働けばお金が稼げる時間を、ムダな時間に使っていては、時間もお金もムダにしているのと同じです。

「いつも、気づいたらお金がなくなっている」
「ムダ遣いしているつもりはないのに、お金が貯まらない……」
お金が貯まらない人は、決まり文句のようによう言います。
お金が貯まらない人に共通することが、2つあります。

1 使わないものを買う
2 買ったものを捨てない

この2つをしている限り、家計簿をつけていたとしても、まず、お金は貯まりません。

(中略)

家計破綻の原因は収納破産と同じで、前者はお金を、後者はものをきちんと管理できないことにあります。
収納の最大のコツが、不要なものを捨てて、ものを増やさないことであるように、家計管理のコツも、ムダ遣いを見つけて削ることです。

p.181-182

お金が貯まらない人の特徴は、使わないものを買ってしまい、その買ったものを捨てようとしない。結果、物が溢れ返り、その管理に労力を奪われ、在庫管理ができずまた物を買う。お金も、時間も、スペースも、エネルギーも奪われてゆくばかりです。

勝間さんは、多忙の中でも、家族分の調理をしています。貴重な時間を使うからこそ、徹底的に時短が試みられているんです。これは、「家族の食事を用意する」ってタスクが勝間さんにとって優先順位が高いってことです。時間を有効に使うことは、自分にとって何が大事なのか、何を優先すべきかをハッキリさせることです。お金の豊かさだけでなく、「時間」は精神的豊かに関わります。

時間より貴重なものはない

さらに、お金と時間をめぐる話は、展開します。

 時間をかけてお金を稼いでいるのに、そのお金をムダにするのは、時間をムダにすることになります。
時間が過ぎるということは、命を削られるということ。命は有限です。
家事をしながらがんばって仕事で成果を残したことも、上司の嫌味をがまんしたことも、すべて自らムダにするのは虚しすぎます。お金をムダにすることは時間=命をムダにすることです。

p.182-193

稼いだお金をムダにすることは、仕事をした時間をムダにすることです。そして、二度と帰ってこない時間をムダにすることは、命をムダにすることです。だから、お金は貴重で、ムダにしてはいけない。そのために、ムダ遣いする人の特徴「使わないものを買う」「買ったものを捨てない」から脱却する。

い、命の話をされると……でも、その通り……orz

「選ぶ」人になる

本書『勝間式超ロジカル家事』は家事全般を徹底的に追及しまくっている記録です。なんの追及をしてるかって?

知らん!w

時短とか節約とか、それっぽい理由は上がっているけれども、何を置いても「面白いから」っしょ。金と時間を使って、金と時間の有効利用を追求するって、サイコーにおもろいじゃないか。先に述べた通り、勝間さんほどじゃないにしても、あさよるも似たような志向を持ってるので、これ読んでるだけでソワソワしますw

本書では家事全般、調理、掃除、洗濯、収納に加え、家計術、ファッション、メイクまでロジカルに追及されているのです。その〈やり方〉が物珍しいので気が取られてしまいますが、一貫してるテーマは「選びとる」ことじゃないかと思います。「なんとなく」「みんながやってるから」「時間がないから」「やらされるから」ではなく、自分で「これをする」と選び抜いてゆく。その力が「命をムダ遣いしない」につながるんじゃないかな。

本書の勝間さんのやり方をそのままコピーすることは不可能です。たとえば調理器具や食材は、勝間さん宅の食事情が反映されているから、マネをするなら自分流に落とし込まなければなりません。だから「勝間流」なんやな。

ただ、「やってみた」的にはここまでテッテー的にやり込まれていて、かなりオモロイ。自分もやりたくなる。とりあえず、押入れの中身を外に出して、ゴミ分け始めた程度には行動に結びついていますw

関連本

『理系の料理』/五藤隆介

『理系の料理』|フローチャートで料理をしたい人へ!

『女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~』/勝間和代

『女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~』を読んだよ

『結局、女はキレイが勝ち。欲張りに生きるためのスキル63』/勝間和代

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『目立つ力』/勝間和代

『目立つ力』|目立てばチャンスも掴みやすい!ブロガーのすすめ

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