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『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』|みんなに親切に、自分を大切に生きる

『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』挿絵イラスト

こんにちは。いつも時間のないあさよるです。春先の気候のせいか体調が優れず、いつもにも増して時間がなくて焦ってました。そこで、思い切って週末の少なくとも一日、なーんにもせずにパジャマのままゴロゴロすることにしました。食事も前の日の準備をしておいて、お皿も洗わない徹底ぶり。それで、ちょっと元気が出たかも。時間がなくて体を完全に休める日がなくて、思い切って終日休みにしてみて良かったです。

時間の使い方って、正解がないからムズカシイ。衝動のままに活動した方がいい時もあれば、グッと衝動を抑えることが大事な時もありますからね~。しかしいずれにしても「余裕がない」「焦ってばかり」は良いことないですね。

ということで、時間管理についての本を読もうと『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』を手に取りました。著者のエリカさんはニューヨークで企業し成功を収めている女性です。ニューヨークで学んだことや、ニューヨークの人々の行動を通して、タイムマネジメントについて紹介する本です。企業家じゃなくても、多くの女性が当てはまるタイムマネジメントです。

限りある〈時間〉

本書『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』は、女性企業家であるエリカさんによるタイムマネジメントを扱う本です。カチカチの堅苦しい内容ではなく、一般の働く女性や、主婦や、子育て中の方にも当てはまります。また、お金の稼ぎ方を指南する本でもありません。より豊かに、より自分らしく生きるための「時間の使い方」です。

時間には限りがあります。究極に極端なことを言えば、多くのことはお金を使えばなんとかなることもありますが、時間だけはどんなに大金を用意しても取り戻すことも、増やすこと、溜め置くことももできません。どう生きるのも自分次第ですから、よりクオリティの高い時間が過ごせるといいなあと考えている方は、『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』にヒントがあるでしょう。

「一分一秒を無駄にしない」?

時間管理・タイムマネジメントという言葉を日本語で表現するとき「一分一秒を無駄にしない」という意味に加え、「カリカリと時間に追い立てられ」「せわしなく忙しく」「心落ち着かなく」というった、ネガティブなニュアンスが加わっている気がします。そのせいで「タイムマネジメントを」と呼びかけをすると、咄嗟に「ギスギスして生きるのは嫌だ」と反応してしまう気がします。

 ニューヨークでも多くの人が時間管理に取り組んでいます。その中で、日本のとらえ方と大きく違うと感じることがひとつあります。それは、「一分一秒を無駄にしない」という日本と、「一秒一秒を輝かせる」というアメリカの、意識や感覚の違いです。

p.18

しかし、『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』のタイムマネジメントは全く違います。カリカリと神経質に生きるのとは真逆。時間をゆったりと、優雅に余裕を持って生きるための「時間の使い方」なのです。

すべての時間が輝けるように

著者のエリカさんはニューヨークに移り住み、日本とは全く違う環境に適応するため日々必死に生きていたと言います。時間に追い立てられ、街中で友人の姿を見かけても、手を振って挨拶する余裕もなかったと回想されています。

 英語の「一分一秒を無駄にしない」は、「make every minute count」という言葉になりますが、これにはもうひとつ、「時間を大切にする」「有効に使う」という意味があります。時間は大切なものだからこそ、ソファにのんびり腰かけてパートナーとの雑談を楽しんだり、子どもたちに絵本を読んであげたりすることに使おうということです。
エレーナはいつも言います。
「時間を上手に使うとは、一分一秒を無駄にしないことではなく、心を充実させるように使うこと」

p.18-19

エレーナとは著者エリカさんの友人で「彼女は輸入業で成功を収めいて、ふたりの子どものママでもあり、仕事と子育てを見事に両立させています」(p.16)と紹介する、ニューヨークのカッコいい女性の一人です。バケーションの予定だった彼女が、子どもたちが風邪をひきキャンセルになったことをきっかけに、エリカさんをランチに誘い出したときの言葉でした。

家族でバケーションへという特別な予定がキャンセルになったことを、エレーナさんはネガティブに捉えておらず、これをチャンスと旧友との約束を取り付け、とても時間を有効に使っているのがわかります。また、彼女は仕事のことしか考えていない女性ではない、ということもわかります。家族とのレクリエーションを用意したり、友人とのランチを楽しんでいるからです。

無駄を省いて生きるより、心を満たしてききる方が、ずっといい。そのために「時間の管理」を始めましょう。

「自分のために生きる」とは

自分の時間を「一秒一秒を輝かせる」とは、簡単に言えば、自分らしく、自分の基準で、自分のペースで生きることです。他人の価値基準ではなく、自分にとって良い時間を「つくる」活動をしましょう。そう、時間というのは誰にとっても「とにかく足りない」ものです。だから、時間を創り出すしかありません。時間管理が上手な人とは「時間をつくるのが上手い人」なんです。先に紹介したエレーナさんも、突然の予定のキャンセルを上手に自分のために使っていました。

あと、意外と「自分の基準で時間を使う」ことを妨害するのが〈時間どろぼうさん〉の存在です。エリカさんもいつも約束に30分以上遅れて来る友人が、心のどこかでひっかかっていたそうです。彼女に悪意はなく、時間にルーズなのも、細かな時間にこだわらない文化で育ったからであることも分かっています。大切な友人であることもかわりません。しかし、やはり多忙なエリカさんにとって「毎回30分」待ちぼうけをするのは大変なことで、友人とは約束をしないようにしました。価値基準は人によって違います。約束の時間を守ることがとても大切な人もいれば、他愛もないことだと考える人もいます。どちらが正しいワケでもなく、考えが違うだけなので、ぶつかり合わないように距離を置くのも大切なことなんですね。

自分勝手に、ワガママに生きるにあらず

「自分らしく生きる」というと、必ずと言っていいほど「自分勝手はだめだ」「みんな我慢してるのに」と反論する人が現れます。しかし、冷静に考えてみてください。なぜ「自分らしく生きる」ことが「他人に迷惑をかけて生きる」ことなのでしょうか。また、自分らしく生きることと、傍若無人に生きることは違います。他者に配慮し、また法秩序に準じて生きることは、言うまでもない前提事項です。そのうえで、自分の価値基準で生きようという話なんですから。

仲間を愛し、親切に生きる

本書『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』に登場する人々も、誰一人自分勝手にワガママに生きている人はいません。むしろ、仲間を愛し、周囲の人にとても親切です。パートナーとも冷静で成熟した関係性を築こうと努めています。さて、「あたたらしさ」って、ワガママに自分勝手に生きることが「らしさ」ですか? それとも親切に、冷静に、仲間や家族、パートナーを愛して生きるのが「らしさ」ですか。多くの人は、後者であるorそうありたいと望んでいるのではないでしょうか。

私たちは生き方を選ぶことができます。友人に爽やかに挨拶をしたり、隣の席に座った知らない人に配慮したり、落ち着いたカフェを見つけて「自分だけの時間」を持つこともできます。ワガママに衝動のままに生きるよりも、自分を律しながらも、良い関係性、良い時間をより多く持てることが、良い「時間の使い方」な感じがします。

忙しい人ほど優雅に生きる

本書に登場する人々に感心するのは、超多忙なはずのビジネスマンたちが、とても優雅に時間を使っていることです。毎朝、出勤前にジョギングをし、汗を流し、シャワーを浴びてから出勤する人は少なくありません。ギリギリまで寝ていて朝食もそこそこに出勤するよりも、頭がシャキッと冴えて仕事がはかどるからです。また、まるで時計仕掛けのように正確にルーチンをこなす人もいます。それがその人にとって、豊かに生きるための手順なのです。またある人は、朝から夫婦でゆったりと朝食の時間を設ける人もいます。長期休暇を取るのはもちろん、仲間との時間も、そして一人の時間も楽しみます。

超多忙な人って、仕事に忙殺されているとイメージしがちです。しかし、多忙な人ほど体のコンディションを気にかけ、また周囲の人々とも良い関係性を築こうとします。それがスムーズに仕事を運ぶことだし、なにより自分自身の幸福に繋がるからなんですね。

また、自分自身を大切にすること、自分をもてなすことも忘れません。もし特別なディナーを楽しみたいなら、誰かからのお誘いを待つよりも、自分自身をデートに誘い出しましょう。オシャレをして、お店を選んで、自分のための時間を豊かに計画するのです。旅行なんかもいいですね。

『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』挿絵イラスト

「誰かを愛するために生きる」

本書『ニューヨークの美しい人をつくる「時間の使い方」』を読んでですね、あさよるの脳裏をよぎったのは「幸福な時間とは、誰かを愛して生きることなんだなあ(´ー`)y-~~」と、クサいことを真顔で考えてしまいました。サーセンサーセン。キャラじゃないんですけど、そうなんですm(__)m この「誰か」とは、恋人や家族や仲間だけじゃない、「自分」も誰かのうちの一人であるのもポイントです。だからタイトルに〈美しい人をつくる〉とあるのです。

ちなみに〈美しい人〉とは見目麗しい生まれながらの才能を持っている人を指しているわけではありません。本書の言葉を借りるなら「一秒一秒を輝かせる」から、まばゆく美しいんです。まあ、朝からジョギングしたり、とっておきの時間として食事を楽しんだり、そして一所懸命働いて、プライベートな時間をしっかり楽しんで生きていれば、見目も麗しくなるんじゃないかと思います。どんより生きるより、快活な人のほうがずっとステキだろうし。

本書では「タイムマネジメントレッスン」という、質問に答える形で、実際に本書に書き込んで時間管理を見返す特別企画が用意されています。これ、ぜひとも実際に書き出してみてください。あさよるは、本に書き込むのはもったいない気がしたので(笑)、エバーノートに書き出してみました。質問はこんな感じ

Lesson1 時間はつくり出せる

・Q.「自分に戻る時間」を持つためにはどこを調節すればよさそう?
・Q.時間を使いすぎ(減らしたい)と感じるのは、何をしている時間?
・Q.幸せな未来、夢をかなえるための時間はありますか?
・Q.「楽しい!」と輝く(増やしたい)のは、何をしている時間?
・Q.最近した失敗から学んだことはなんですか?
・Q.「今日は充実した」と感じるのは、どんな日ですか?
・Q.今日、笑顔になったことはどんなことですか?
・Q.「楽しい1日にしよう」と毎日自分に話しかけますか?

Lesson2 「時」への考え方を変える

・Q.気になって心にひっかかっていることはありますか?
・Q.親が元気なうちにしてあげたいことは何ですか?
・Q.ちょっぴり背伸びをしてやってみたいこと、買いたいものは?
・Q.一人旅をするなら、どこに行って何をしたいですか?
・Q.愛する人のためにしてあげたいことは何ですか?

Lesson3 人生に「スペシャル」を加える

・Q.再開したいお稽古ごとはありますか?
・Q.明日、何も気にせず好きなことをしていいと言われたら、何をしますか?
・Q.次のお誕生日のプランを立てましょう。
・Q.自分をデートに誘うとしたら何をしますか?

Lesson4 「したいこと」から予定を入れる

p.122-128

「時間の使い方」について考えを巡らせたなら、実際に手を動かして自分のことを書き出してみましょう。意外な本音が飛び出すかも。

なんて言ってるあさよるは、脳内でユニコーンの『すばらしい日々』がリピートされる日々を送っていますよ……

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『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』|母と娘の切れない「おまじない」

『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。あさよるの中の人は女性でして、女性として「母と娘」の話はピリッとしてしまいます。一体何なんでしょうか。「父と息子」にも、なんらかの関係性があるのでしょうか。今日手にしたのは『女の子が生きていくときに、覚えてほしいこと』。母として、反抗期を迎えもうすぐ巣立ってゆくであろう娘への西原理恵子さん流のメッセージです。

巣立つ娘へ

本書『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』は、一丁前に反抗期を迎え、そろそろ巣立ちのときを迎えた娘を前に、著者の西原理恵子さんが自身の半生と重ねながら、巣立つ娘へ送るメッセージ。また「毎日かあさん」として、不特定の「娘たち」へ向けた言葉でもあります。

長男は16歳でアメリカへ留学し立派に巣立ってゆきました。二子の長女は高校生になって自分の意志で劇団に入り、家ではお母さんと会話もしない反抗期真っ最中。母として、順調に育つ娘が微笑ましくあるものの、まあ同じ空間にイライラしている人がいると、誰でもイラつきます。

また、サイバラさんはご存知のように現在、高須クリニックの高須先生と交際中ですから、娘が朝帰りなら母も朝帰りw のみならず、なんといっても母が西原理恵子さんですからね~。子どもたちも大変です。親が作家なんて羨ましく思えますが、子どもたちにとってはネタにされ、たまったもんじゃないのかもしれませんw

サイバラさんの二人の子どもたちは、亡くなった前夫の子どもたち。前の夫は出産後、子育てが始まってから家庭内のDVが始まり、サイバラさんも苦労なさったそうです。なんとか離婚し、前夫もアルコール中毒とDVから立ち直り、サイバラさんや子たちと真っすぐ向かい合えるようになった半年後、この世を去りました。娘さんはお父様の記憶がなく、サイバラさんや祖母(サイバラさんの姑)から〈お父さん〉の姿を伝え聞いています。

ちょっと特殊な家庭環境ですが、「母と娘」という不変のテーマは、女性なら多少なりとも身につまされるでしょう。

母と娘と言えば

ちょっと話がそれますが、ちょっと前に「あたしおかあさんだから」という曲の歌詞が話題になりました。その話題を読んで椎名林檎さんの『ありきたりな女』を思い出しました。この曲は、まさに「母と娘」の「呪い」がテーマとして扱われています。かつて娘として、母から「お呪(まじな)い」をかけられた娘はやがて母となり、また娘に「お呪い」をかけるのです。『ありきたりな女』では女性の業や醜さが生々しく切り取られていて、ゾッとするというか、あるいはそれが美しく、愛おしくもある。

女性は、母や娘に「私」と「母」と「娘」を見るそうです。十代向けの『オンナらしさ入門(笑)』というジェンダーを扱った本の中で、女性は自分の娘に母親の姿を見て、娘を育てることは母への復讐であり、「母にされたこと」や「母がしてくれなかったこと」をするという話に、なんかものすごく納得してしまいました。

「母と娘」というのは、実は「嫁と姑」以上に複雑で切っても切れない「お呪い」がかかった関係のようです。

「カネ」の話と「プライド」の話

サイバラさんが「娘たち」へ送るメッセージは、お金を稼ぐ力と、そしてプライドあるいは尊厳について。

お金の話は以前ブログでも紹介した『この世でいちばん大事な「カネ」の話』でより詳しく触れられています。お金を稼ぐこは生きることに直結しているのに、社会の中ではタブー視される話題です。しかし、働いて、稼いで、食うというのは、悪いことではありません。そのために、生きる力として稼ぐ力を、女性も身につけるべきです。サイバラさんご自身の体験がつづられています。

プライドや尊厳の話は、もし彼氏や夫が暴力をふるうなら「逃げなさい」ということ。暴力というは、実際に身体を痛めつけることだけでなく、あなたの人格否定をしたり、逃げられない相手を脅したり、恐怖で支配しようとするなら「逃げなさい」。それは、子どもがいても、絶対に逃げなさい。

そして、男性の社会的地位に乗っからないこと。「夫の年収が○千万」とか「旦那に宝石を買ってもらった」ことを自慢せずに、「自分の年収」を増やし、「自分で宝石を買う」。自分で働いて、自分で稼いで、自分で生きる自立した女性であるプライドを持つ。

生きる戦略を持て!

どちらの話も、多かれ少なかれ、多くの女性は当てはまる節があるんじゃないでしょうか。実際に殴られる等の被害はなくても、男女間でパワハラっぽい関係性になってしまったり、あるいは男性の社会的地位が自分のそれだと思ってしまったり。

かつて、女性は受け身のままでも生きてゆける時代があったのかもしれませんが、その生き方はもうありません。女性も戦略を立て、賢く、強く、ときにズルく生き抜かないといけない。とくに子どもを持てば、自分以外の人生が乗っかってきます。「逃げる」は悪手ではありません。「年収」「肩書き」「社会的地位」ではなく、自分の「良い状態」は自分で設定して、それを目指すべきだ。そのための戦略を。

貧乏も暴力も連鎖する

本書『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』で繰り返し語られるのは、貧困と暴力は連鎖するということ。だから、自分が貧しさや暴力の中にいる人は、まずはそこを抜け出し、さらに連鎖を断ち切らなきゃいけない。

十代の人にとって、学校の勉強に打ち込むことは、そこから抜け出すための有効な一手です。しかし、置かれた環境によっては、子どもに勉強をさせない親や、進学を阻む親もいます。運の要素も働きます。すべての人が望んだ未来を手にはできないでしょう。サイバラさんも上京資金を父に取られそうになり、ひどい暴力を受けてまで母親が守ったものの、サイバラさんが上京するその日、父は自殺しました。そこまでやるのかと、読んでいても気が重くなる話でした。

サイバラさんのお母様もダメな男をつかまえてしまった女性で、サイバラさんご自身も「母のようになるまい」と思っていても、やっぱりダメな男と付き合ってしまうという……。

この「連鎖」は、一体どうやれば切れるのでしょうか。サイバラさんの場合は、ご自身が成功なさったことと、娘には亡くなった父親(西原さんの元夫)の悪口を言わずいい話ばかり聞かせたそう。そして、サイバラさんは今高須先生という「ええ男」交際していること。これは、鎖が切れたって考えていいのかな?

サイバラ泣かせるなあ!

『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』挿絵イラスト

この本、泣けるんですよね。途中何度も胸がいっぱいになって、目頭が熱くなったか。女性だったら「母と娘」の関係に心当たりがあるだろうし、自分を重ねて読んでしまう。それは、サイバラさんだったり、サイバラさんの母親だったり姑だったり、あるいは娘さんに、自分を見てしまうのです。

娘さんの反抗期、文面で読んでいる分には「全然反抗してないやん」と思ってしまう あさよるは、もっとめちゃくちゃな反抗期だった気がしますw その一方で、あさよるはちょうど〈日本経済の失われた20年間〉に子ども時代、青春時代を過ごしたので、ただひたすら経済的にツラかった。お金がないと人はギスギスするもので、家族間の関係も破綻していました。だから、サイバラさんの娘さんがものすごく「妬ましい」とも思います。

次世代への思いと、自らのやるせなさと、親世代への憐れみと……何重にも泣ける。やっぱサイバラ上手いなあ。

ただこうやって「されたこと」「しれくれなかったこと」にこだわっている限り、やっぱり連鎖は切れないのかも。なーんにも忘れて、次のステージへ進みたいものです。

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『「これ」だけ意識すればきれいになる。』|無謀なダイエットより「自律神経美人」

こんにちは。自律神経が整わないあさよるです。そうか、これが「五月病」なのかもしれない……( ノД`)

小林弘幸さんの著書で、以前に自律神経を整える大切さを学んだハズなのに……ずっと寝不足だし、食欲も整わず、夜中にから揚げ食べてしまったし(それはいつもでは…)。

『「これ」だけ意識すればきれいになる』。きれいになりたい!という願望とともに、サブタイトルの「自律神経美人」という言葉に魅かれて本書を手に取りました。

〈美人な状態〉をつくる

あさよるはこの本、好きだ!

なぜかというと、「美人」を顔のパーツの配置や体のシルエットの話ではなく、「心身ともに健康であること」としているところです。

アンチエイジングがトレンドで、健康志向の社会といっても、未だにダイエットと言う名の不健康な活動をしている人もたくさんいます。それを良しとしないのが「自律神経美人」なんですね。しかも、肉体的な健康だけでなくって、精神的にも穏やかで、怒らず、笑顔でいられる時間が多いことを目指しています。

めっちゃマジメな本じゃん!

しかも、誰も教えてくれそうで教えてくれない。みんな知っているようで、よくわからない話。自律神経を整えよう。腸を整えよう。腸内環境が美人をつくる!その辺は、以前、この辺の本で学んだ↓

『脳はバカ、腸はかしこい』|脳はすぐに勘違い、間違っちゃう?

小林先生の本、これでいいんじゃね?(女性限定)

本書の著者・小林弘幸さんの著書をいくつか読んできまして、当あさよるネットでも紹介してきました。どの本も言っていることは同じです。医学的な体の健康のことを言っているのですから、同じに決まっているのですが(;´∀`)

女性限定ですが、この『「これ」だけ意識すればきれになる。』を読めば、小林先生のお話の大まかが実践できるんじゃないかな?ふわっとした目的よりも「きれいになる」「美人」ってキーワードから、体調を整えるのは、取り入れやすいだろうし。

更年期のむかえ方とか、指南する本はたくさんありますが、「意識しすぎなくていい」って言葉は、響きました。変に構えてしまうよりも、いつも笑顔で、健康な状態を維持することに意識を向ける。

人の〈意志〉の力って大きくって、しかも自律神経ってのは、INとOUTを入れ替えても効果があるみたい。すなわち、悲しいから→泣くと、泣くと→悲しいもなりたつ。嬉しいから→笑うも、笑うと→嬉しくなると、心と体は同じ一つのものですから、さかさまにも作用しちゃう。だから、笑顔でいよう。前向きでいよう。穏やかでいようって話です。これは、小林先生の他の著書で触れました。このあたり↓

『自律神経を整える 「あきらめる」健康法』|あきらめる=逃げだって思ってません?

無謀なダイエットより、確実な美容を

あさよるも若い頃、かなり無謀なダイエットを繰り返しておりまして、体がボロボロになってしまいました……お恥ずかしい限りです。それでも10代20代の頃は〈若さ〉というすごいものを持っていましたから、なんとなくなんとかなっていましたが……やっぱ年齢と共に、しんどい!単純に自分の体がしんどいw

食べ過ぎで胃が気持ち悪いし、すぐにお腹の壊すし、お肉の付き方が変わって、自分のシルエットが変わってゆく感じ。ヤバいぞ?と鈍感なあさよるも感じます。

ここでまた、無謀なことはできません。もう若い頃のように「なんとか」はならないだろうし、それよりも確実な美容を実践したいです……。

その一歩が、腸の調子を整えること。意外に思いました。しかし、確かに食べもので自分は作られていますから、食品を分解し吸収する腸が不健康ではいけません。

そして、穏やかでいること。笑顔でいること。これ、精神論みたいに思えますが、医学的な根拠もあるんですね。これは今すぐできることであり、なかなかできないことでもあります。いずれにせよ、迅速に取り組むべし。

五月病で体調最悪なあさよるですが、『「これ」だけ意識すればきれいになる。』を読みながら、「ちょっとずつ元気になろう」と思いました。

ちなみに、〈「これ」だけ〉とありますが、結構多いですw目次を見てみて下さいw

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メンタリストDaiGo『メンタリズム 恋愛の絶対法則』|メンタリズムで恋も攻略できる?

こんにちは。メンタリストGaiGoさんに、軽くファンになりそうな あさよるです。きっかけは、当あさよるネットでDaiGoさんの書籍を紹介したことから始まります。中でも『人を操る禁断の文章術』は、使っております(^^♪

なんでアイツばっかり人気者?|『人を操る禁断の文章術』

で、メンタリストDaiGoさんってどんな人なの?とYouTubeチャンネルを見始めまして、結構砕けた雰囲気とか、若干オタク入ってる喋り方とか、親しみを感じましたw

そして、他の本を読んでみようと。前から気になっていた『メンタリズム 恋愛の絶対法則』という、恋愛本を手に取ったのでありました!恋愛もメンタリズムで攻略!?

自己分析から攻略法を!

まず、〈メンタリズム恋愛チェック〉から始めます。

  • 「あなた」はどんな人ですか?
  • 「あなたが求める相手」はどんな人ですか?

それぞれ20個、箇条書きで挙げましょう。20個、多いですよ。あさよるもさっそく、コピー用紙に20の項目を書き出してみました。

若干ピンボケしてるんですが、大したこと書いてないのでお許しを…(;´∀`)>

これね、ほんとに20挙げるの難しいんですよね。まず〈「あなた」が求めるのはどんな人〉から埋めてゆきました。最初に「メガネ」とか分けわからんことを書いてますが(メガネ男子好き)、後は結構ガチな条件が挙げられたんじゃなかろうか。

〈「あなた」はどんな人ですか?〉も難しいですね。自分のことって客観視できないや。

自己チェックの仕方

この20の項目は、順番に意味があります。

まず〈「あなた」はどんな人ですか?〉の1~10に書いたことは、誰もがわかる自分のこと。つまり「こういう風に見られたいな」と振る舞っていること。「偽りの自分」とも言えるそう。

11~15までが、自分の意識化された要求。深層心理、自分を表現する言葉。

そして16~20は、最後に絞りだした「無意識の欲求」「抑圧された悩み」だそう。自分の意識下にある本質を表します(確かに、“猫派”は本質である)。

11~20にネガティブな項目が多いなら、意識して明るい印象をを相手に与えないと、暗い人に思われてしまいます。16~20の深層心理で、自分を褒めることばかり書いている人は、もっと人から褒められたい願望があるのかもしれません。

こうやって〈自分を客観視〉することが重要です。恋愛はなおのこと、個人と個人の関わりですから、自分の言を知っておく必要があるんですね。

理想の相手チェック

〈「あなたの求める人」はどんな人?〉は、過去の恋愛、現在の恋愛と照らし合わせながら見てゆきます。理想の恋とこれまでの恋を振り返り、矛盾や一致/不一致があるか見ます。恋愛がうまくいかなかった人は、理想と大きくかけ離れているのかも。あるいは過去の恋愛に囚われている?

さらに、どの感覚に由来する項目が多いか数えます。ヴィジュアルに関することが多い?音や声に関する聴覚情報が多い?それとも、感覚的なもの(例:サラサラな髪、もちもちの肌、~な感じ)が多い?これで、自分がどの感覚情報を重視しているかわかります。

これは、「NLP」と呼ばれる表象体型です。あさよるネットでも、NLPに関する本を紹介しました。

NLPってなに?『脳と言葉を上手に使う NLPの教科書』

異性とコミュニケーション取れる前提

本書『メンタリズム 恋愛の絶対法則』は、前提として、異性間のコミュニケーションが普通に取れることが前提です。だから「気になる男子と話せない!」とか「女性に話しかけられない!」という人向けではありません。

さらに、過去に異性とつき合った経験のある人が、より想定された読者像なのかな?と想像します。まるで全く初心者への恋愛指南書ではなく、大人の社会人が、これまである程度、異性とも関わりながらやってきて、素敵で魅力的な異性にアプローチをするための本かなぁと思います。

なので、結構ガチといいますか、なんかリアルに「いけそう」な雰囲気がありますw

ネタとして恋愛本で面白かったのは、やっぱ水野愛也こと、水野敬也さんの本ですね。これはノリと勢いで突っ走る感じだったので、水野さんと比べると、メンタリストDaiGoさんのノウハウな、なんか生々しいw

『「美女と野獣」の野獣になる方法』|LOVE理論の文庫版

↓『「美女と野獣」の野獣になる方法』の単行本版です。テレビドラマ化され、kindle版もあるのはコッチ

『スパルタ婚活塾』|軽く見られたくない、けど重い女にもならない方法

成功のイメトレしてるみたい

本書『メンタリズム 恋愛の絶対法則』では、出会いから相手を“落とす”までの感をシミュレートしながら、会話や行動の意味をチェックしてゆきます。これが、まるで自分が他愛もない会話から相手の心をつかむまでのプロセスを一緒にシミュレーションしているようで面白かったです。

しかも、メンタリストDaiGoさんが指導しつつのシミュレーションなわけですから、心強い上に、何と言っても〈成功〉のパターンが知れるんです!何事も成功体験って必要ですから、こんな風に成功のイメトレができるのは、なんかGaiGoさんっぽいなぁと思いました(^^♪

まぁ、書いてあることは「セルフタッチせよ」とか「パーソナルスペースを意識せよ」とか、多くの恋愛本やネットでも語られることですが、それらをメンタリズムの観点から整理して語られてるのも、GaiGoさんだなぁと。

恋愛テクニックも「勝つための戦略」ってノリが好きでした(^^v

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『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』|ド男、ド女と男と女

こんにちは。何歳になっても、人との関わりに悩んだり戸惑う あさよるです。

あさよるは人とツルムのが苦手なので、女性同士の仲良しグループに属し続けるのも息が詰まる気がします。

一人で気ままにおれると良いのになぁと夢見つつ、生きています(笑)。

ですから、他人との関わりについて書かれた書物は……気になって手に取っちゃう機会が多めです。今回は『察しない男 説明しない女』という本を手に取りました。

「ド男」「男」「女」「ド女」あなたはどれ?

はてさて、まず確認せねばならないのは、ここでいう「男」「女」というのは、生物学的な区分ではないことです。思考のクセというか、特徴を大きく2つに分けているんですね。

「オスとメス」とか「陰と陽」とか、対になっているものだと、なんでもいい気もしますが、「男と女」で分けるほうが何かと盛り上がりやすいのかもしれません。

本書『察しない男 説明しない女』の最初には、以下のようなチェックシートが用意されています。ぜひみなさんもチェックしてみてください。

「ド男」「男」「女」「ド女」と4つのタイプに振り分けられます。

『察しない男説明しない女』チェックシート

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ちなみに、あさよるはAが9つだったので「男」でした。

で、思考のタイプを4つに分けて、それぞれのクセを学んでゆくという内容です。

おバカっぽい風味を装っているが……

実際の性ではなく、架空の性(?)で4つに分けるというのは、血液型占いとか、そういう眉唾っぽい雰囲気をバシバシ感じますw

実際に、血液型をはじめ、人間を3つ4つくらいに分け、単純化する“話のネタ”。これ盛り上がる層に向けられた本だと思います。こういうの、大概悪口のネタに昇華されていることが多いので、あさよるは苦手ですがw「鉄板ネタ」であろうことは認識しておりマス。

ですからネタ本として読んでも構いませんが、一応、中身はそれなりに「他者理解」を促すもので、微妙に真面目だったりしますw

いっそ、動物占いみたいに、意味のない動物にでも分類してくれる方が読みやすい気がしましたw

他人の言動は意味不明

『察しない男 説明しない女』は、難しい話を抜きにして「他人の言動は意味不明である」という事実を再確認しました。

「男」「女」というから話がややこしくなるのであって、単純に、人というのは支離滅裂なのであります。それをいかに理解するか?

いいえ、本書『察しない男 説明しない女』は、ハナから理解しようとしていないんです。そう、それは土台無理な話ですから。

ですから「理解する」ことではなく、「折り合いをつける」ことや「許す」ために、どう解釈すればよいのか指南されています。

女の涙は、汗だったのか

あさよるは女性ですが、他の女性が“泣く”タイミングが意味不明に思えます。

クレームをつけられたり、人から注意を受けているときに涙を流す人を見ると「態度が悪い」ようにしか見えないし、「泣いたら許してもらえると思ってるのか!」と非常に腹が立ちます(苦笑)。

少なくとも、あさよる自身はそのタイミングで“泣く”という選択肢は取らないので、理解不能なんですね。

しかし、『察しない男 説明しない女』では、涙がでるのは、一時的に感情がコントロール不能状態に陥り、パニック状態で涙が出るというもの。あくまで生理現象として涙がでるのであって、なぜ泣いているのかは本人も理解していないということで。

生理現象ということは、「暑いと汗をかく」みたいに捉えておけばいいのかしら。

へぇ、そんなもんなのかなぁと勉強になりました。

コミュニケーションは日々勉強?

『察しない男 説明しない女』はあくまで、理解できない他者を受け入れるためのノウハウ集です。

自分が「男」の考え方を持っているなら、「女」を持っている人にどう働きかければいいのか。「女」の考え方をする人は、「男」にどう声をかければいのか。

スムーズなコミュニケーションのための、コツが紹介されているんです。

しかし、何度も言いますが、これを「男と女」に振り分けているのは、非常にややこしい気がします。

外見は男性に見えても「女」の言動をすることもあるし、「男」の女性もいるわけで、こんがらがりません?

まぁ、「男と女」と分けた方が、下世話な感じで盛り上がるのかなぁと思うのですが、どうなんでしょうか。

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