投資・金融・会社経営

『はじめての人のための3000円投資生活』|手堅い貯蓄の増やし方

こんにちは。お小遣いを増やしたい あさよるです。自分の書いた過去記事を見返しますと、「お金」に関する本に対してかなり半信半疑で、「投資」なんてもの信用ならないと恐れている節があります。そんな中、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』を読んで、ローリスクで投資できることも知り、「趣味の範囲で遊んでみるのも面白いかも」なんて思い始めました。また「ローンは一日でも早く返済すべき」と思い込んでいましたが、銀行の金利が少ないんだから、焦らなくていい(場合がある)という発想をしたことがありませんでしたが、納得。あさよるこそ「現金信者」だったのだなぁと目からうろこです。

で、本書『はじめての人のための3000円投資生活』は、月々3000円ずつ投資してみない?3000円なら怖くないでしょ?という提案です。投資って、ハイリスクハイリターンとは限らないんです。

ネットで毎月3000円の投資信託を

本書『3000円投資生活』は、ネットで投資信託を毎月3000円分買いましょうというもの。種類がたくさんあるので「バランス型の投資信託」にしましょう。以上解散。

投資信託とは、「投資家から集めたお金(ファンド)を投資のプロであるファンドマネージャーが運用し、その成果に応じて収益を投資家に分配する」というものです。
そして「バランス型の投資信託」とは、日本の株式や債券、外国(先進国から新興国まで)の株式や債券などが、その名の通り、バランスよくパッケージされた商品であり、これを一つ買うだけで、複数の対象に投資することができます。

一口に「バランス型の投資信託」といっても、やはりたくさんの商品がありますが、私が特におすすめしたいのは、

「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)

p.59-60

なんかファンドマネージャーっていう人が、集めたお金を運用して、その成果を配分してくれるらしい。これは自分一人で株価をチェックして運用するより楽だし、たくさんの銘柄を扱うから、大きな損も少ないらしい。イチオシは「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)で、次にオススメが「eMAXIS バランス 8資産均等型」(三菱UFJ国際投信)。

このやり方は大きなリスクもない代わりに、利益も小さい手堅いやり方です。銀行に貯金しても金利も安く増えも減りもしないお金ですが、投資すると少ないながらも増えるという考え方。慣れてきたら、月々の投資金額を増やしても構いません。

お金がたまる体質に?

本書の面白い指摘は、投資を始めることでお金に関心が生まれ、結果的に浪費が減る人がいるということです。先に述べた通り、本書ではローリスクローリターンな投資を勧めていますから、リターン以上にお金を使っているとお金は増えません。まずはやはり「浪費を減らす」「家計を見直す」という、こちらも手堅い手段が必要です。生命保険のプランは適当か。通信料金は高すぎないか?などなど。同著者の『貯金・節約のすすめ』も併せてどうぞ。

また「投資」と呼ばれてるけれども、リターンが期待しにくい投資も紹介されています。例えば、不動産経営は成功する人はかなり少なく、空室が出ると精神的にもつらい。また、外貨預金は恐ろしいモノだそうで、くれぐれもオススメさえれていませんでした。

手堅くいきましょう

本書『3000円投資生活』はあくまで〈初心者のための〉入門書です。投資で利益を上げている人や、スリリングな投資を楽しんでいる人には向きません。なんてったって「手堅くいきましょう」というものだから。

本書は3000円という「お小遣い」「趣味のお金」の範囲内で始められるのも、手堅く初心者向きだと思います。もし失敗しても趣味のお金だし、プラスが出ると儲けもんだし。一応、楽天銀行の口座は作ったんですよ。3000円ならものすごくやってみたい!

今回生まれたソボクなギモンは、仮想通貨の値上がりが話題になっていましたが、仮想通貨を持つのも「外貨預金」になるんでしょうか。ということは、かなりハイリスクな分野ってこと!?

関連本

『心も生活も整理されて輝く!貯金・節約のすすめ』/横山光昭

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』/山崎元,大橋弘祐

『その節約はキケンです――お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか』/風呂内亜矢

『お父さんが教える 13歳からの金融入門』/デヴィッド・ビアンキ

『お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方』/午堂登紀雄

『勝間式 超ロジカル家事』/勝間和代

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』/西原理恵子

 

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『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』|自分の弱みが強みになる

こんにちは。あさよるです。

本を読む目的って複数あります。まずは、ダイレクトに「知識」を得たいとき。ほかには、好奇心やワクワクドキドキを感じたいとき。困ったときに解決策を探すこともあれば、話題作が気になって手を伸ばすこともあります。

今日紹介する『お金を稼ぐ人は何を学んでいるか』は、「お金を稼ぐ」ことに話題を絞り、頭の中の「モヤモヤ」「引っかかり」を取ってくれるような内容です。そもそも「お金を稼ぐ」って、大事なことなのに大っぴらに話せない感じって未だにありますよね~。だからこそ、読書で「あ、そっか」と気づきがあれば上々!

「決めつけ」と取っ払う

本書を読んでいると、「ああ、あさよるも〈思いこみ〉〈決めつけ〉」をたくさんしてるなぁと再認識し、反省しました。たとえば、著者の稲村徹也さんは高卒で、20歳くらいのころにホームレスの経験をしたり、30歳になる頃には億単位の借金を背負っていたそうで……ここだけ話を聞くと「成功している」ような感じはしないですよね。特にあさよる自身、大学進学に失敗し苦い思いをしたせいなのか、「高卒」という肩書が気になっていて、改めて「あさよるには学歴コンプがあるんだ」と認識しましたorz

コンプレックスがあると、それは「やらない言い訳」に変身します。あさよるの場合だと「学歴がないからアノ仕事はムリ」「どうせダメだ」と、そもそも「やりたい!」って意欲すらなくなってしまいます。実際にはチャンスがあるかもしれないし、なければ「自分で何とかできる」ことかもしれないのに、最初っから「できない」「やらない」なんですよね。自分への「決めつけ」「思いこみ」によって、自分自身の道を閉ざしてしまっています……。

「再就職を考えるならブラック企業が狙い目?」という話も、これだけ聞くととんでもない話に聞こえますw しかも、来年倒産する会社を選べ!と、超カゲキ。学習はやはり「実学」あってこそ。ということで、なんでも、まずこの来年倒産しそうな会社で5年勤められたら、あなたは成功できるw

引用しますw

実地の学びということで、私がセミナーなどで強調しているのは「再就職を考えているならブラック企業を選べ!」ということです。
それも、
「来年には倒産すると噂されている会社に勤めなさい」
とつけ加えます。
この会社が仮に倒産せず、あなたが5年間勤め上げることができたとしたら、あなたは間違いなく「成功」できます。
なぜならブラック企業は、長時間労働に給与未払い、売り上げ低下に大赤字、ついには借金地獄や不渡りもあり、おまけに社内紛争にも出会えるからです。
どれもこれも避けて通りたいマイナス面だらけですが、私にとっては楽しいこと満載の、毎日ワクワクして過ごせる環境です。

p.110-111

レベル高すぎww これは経営者向けの指南ですね。著者自身も、マイナス要素を抱える会社を経営していた経験から、「どうやって切り抜けようか」と知恵を絞っていることが毎日ナチュラルハイ状態だったと回想しておられますw

確かに、これから自分が経営者になる人は、会社経営の「終焉」に立ち会ってみるって、「実学」かもね。

「学ぶ」ことをやめない

本書のタイトルは『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』とあるように、何を「学ぶ」のかが語られています。「学ぶ」といったら、スクールに通ったり、誰かに指南したり、テキストを解くことを想像してしまいがちですが、違います。先ほどの「ブラック企業で学ぶ」もそうですが、自分が「学ぼう」と思えば、どんな環境からでも学べるのです。例え、勤務先が来年には倒産しそうでも、そこから「学ぶ」たくましい人もいるんだなぁ。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」と学びを先送りする必要はなく、今すぐ今の環境から学べるって、これに気づけると強い。著者はホームレス経験で出会った年配のホームレスが、最初のメンター的存在だったと回想しておられます。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」勉強できないって、逆に言えば「時間があって余裕があるとき勉強する」って意味になっちゃいますが、むしろ逆境の中でこそ「学び」があるのかもしれません。そこから抜け出すって、強烈な目標がありますしね(;’∀’)

「人生」のスケールで考える

忙しいと目の前の事柄で頭がいっぱいになってしまいます。しかし「お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか」というならば、「人生をどう生きるのか」というスケールから、目前の問題を考える視点が必要なのかな?と思います。著者の稲村徹也さんも波瀾万丈な半生を送って来られたようですが、諦めたり腐ったりしないのは「人生」って尺度を持ってるからじゃないかしら。

今「欲しい」とか今「したい」って、今の欲求に流されがちですが、人生のスケールで「欲しい」「したい」を考えると、選択が変わり……ますよね?

あさよるも、ずっと今の衝動を抑えられなくて、お金をどんどん使っちゃったり、思いつきで行動して自分自身が疲弊している時期があったんですが、その時って「刹那主義的」で「何にも考えられない」ような心境だったかも。今思うとヤバイ(;’∀’)

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『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』|銀行より確実な預け場所?

こんにちは。お金を貯めたい あさよるです。先月、先々月もお金使い過ぎだったので、今月は絞っていきましょう……。あさよるは以前に「お金を増やしたい!」と思い立ちw、そのためには先立つお金が必要だと、お小遣いから少しずつ、2年くらいかけて目標額10万円を貯めました。そろそろ目標達成しそうなので、これをどうしようか?と、考えるだけでグフフと一人毛布にくるまって夢が膨らんでいました(ちなみに2年かけて10万円って、ほんとに子どもの小遣いくらいw)。

ということで、いろんな意味で全くお金に無頓着だった あさよるですが、お小遣いの良い使い道はないもんかと、Amazonで人気だった『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』という、あさよるの心の声がタイトルになった本を読み始めました。

本書は経済評論家の山崎元先生に、お金の増やし方の初歩の初歩を教わる内容です。多くの方も、想定される読者にあてはまるのではなかろうか。

お金を〈持っておく〉にも頭を使う?

本書は著者の大橋弘祐さんと山崎元さんの会話形式で話が進んでゆきます。

大橋弘祐さんは、昨年転職し、前の会社の退職金の500万円の貯金があります。誰しも明日はどうなるかわかりませんし、アベノミクスでインフレが起これば貯金の価値が減るでしょう。、大橋さんはこの500万円をどう使うのが賢い使い方なのでしょうか。どうやら「運用するのがいい」って聞いたけど、素人には「運用」って恐ろしいですよね。

そこで、経済評論家の山崎元先生に教えを乞いにやってきた大橋さん。山崎先生の淡々とちょっぴり辛口トークに巻き込まれつつ、少しずつお金の運用を始めるみたいです。というのが、本書のあらすじ。

本書では、貯金500万円、年収600万円、独身、アラフォー、男性がモデルとして扱われています。

お金を安全に持っておくには?

さて、お金ってないと困りますが、あったらあったで「どうやって持っておくか」を考えないといけません。本書では、倒産するかもしれない銀行に預けるよりも、国債を買おうと提案されます。なんでも、銀行が潰れるのと、国が潰れるのだったら、銀行の方が先に潰れるでしょ、と。言われてみればその通り。

ただし、国債も戦争や革命など、国がなくなってしまうと、国債も帰ってきません。そうなる頃には、銀行もそれどころではないでしょうし、国債の方が安全なのやも。

ちょっとリスク……って〈リスクの考え方〉とは

国債を買った大橋さんは、さらにちょっとリスクを負って投資信託を買うことにしました。しかし、投資信託と聞いてアヤシイんじゃないかと心配する大橋さんに、山崎先生が説明します。まず「株」と聞くと素人が思い浮かべるのはトレーディングという、かなり素人がやらないニッチなゲームです。素人がやるのは投資信託だけ。それ以外はやらない。投資信託とは、株の詰め合わせみたいなもの。実際に運用するのは投資運用会社なので、自分は証券会社や銀行にお金を渡すだけです。

で、プロが運用する投資信託も、先が読めません。だから、手数料が安いものを選びましょう。とのこと。金融商品は上がるか下がるか誰にも分かりません。リスクというのは減るかもしれないし、増えるかもしれないということです。賢い人たちはリスクを計算して「投資」を選んでいるんです。宝くじや競馬は胴元の取り分が決まっていますから、割に合わない賭けです。

家を買うのは投資にならない?

家を買うのも資産にするのは難しそうです。ローンを組んでまで買う価値があるのか考えて決めなければなりません。これから人口が減少していくので、住宅の需要は減ってゆくだろうし、老朽化したマンションは価値が残りにくい。買うときも売るときも不動産屋に手数料を払わないといけないし、借家にしてもトラブルがあるかもしれない。

どうしても家が欲しいと言う大橋さんは、山崎先生から、もし家を買うなら、通勤時間が短い場所の戸建てで、ローンは繰り上げ返済するよう指導されていました。

生命保険に入るのは?

ここでは、生命保険は入らなくてよろしいというお話。大橋さんは独身ですし、病気に備えるなら保険金を払うより自分で貯金しておきましょうとのこと。ちなみに、自分の死後、貯金がなくて家族が路頭に迷う人は、掛け捨てで家族1人につき1000万円程度が下りる保険が良いでしょうとのこと。厚生年金に加入していれば、遺族年金がもらえます。

結婚って得なの?

まず、山崎先生曰く、独り暮らしより誰かと同居する方が家賃や食費などがお得になります。しかし、結婚となると……収入の多いパートナーがおススメ。そうでない場合は負債になります。また、相手の浮気のせいで離婚しても、相手が子どもを引き取ったら養育費を渡さないといけません。もちろん、男女同じです。パートナー選びは大事! ってことでw

やってみなけりゃわかんない!?

あさよるは一応、本で読んだことは一度はやってみるようにしているのです。もちろん今回も……と、あさよるはそもそもの貯蓄額がモデルケースより遥かに少ない気がするのですが……試しに国債を買ってみるのも面白いかなぁなんて。もし、何かしらか何かしたら、追記しますw

働こう……っ!

本書の終盤、大橋さんと山崎先生のこんなやりとりが収録されています。

「先生! 最後にお金を運用する上で一番大切なことを教えてください」

「ちゃんと働くことだね (中略)

労働だって立派な投資だよ。『人的資本』っていって、その人が生涯どれくらい稼ぐかを予測して、現在価値に換算する考え方があるんだけど、生涯年収が3億円と予測される健康な若者だったら、人的資本は1億円以上はあるわけ (中略)

どんな大企業だって、いつリストラされるかわからないし、その会社がなくなるかもしれない。だから、自分の能力を高めて、他の企業でもやっていけるスキルを身につけておくことは、お金を運用すること以上に大切 (中略)

働く気力とスキルさえあれば、たいていのことはなんとかなっきゃう。そういう意味でも、これからの時代、どんな状況になっても働く術を持っていることは最強の保険になる

p233-235

本書では今あるお金をどこに置いておくか、どうやって増やすかの話でしたが、自分が〈働く〉というのも、自分の資本を活かすことなんですね。この本を読みながらあぶく銭が溢れかえる様子を想像しニマニマしていたのですが、ハッと現実に戻るやりとりでした。

本書でモデルケースになっているアラフォー世代も、それ以外のせいだいも、まずはやっぱり働くことがお金を増やすことで、そのお金を「上手に持っておく方法」も同時に少しずつ学んでいくのが良さそうですね。いずれにせよ、かなり気の長い話のようなので、ぼちぼちやってみましょう。

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『あの会社はこうして潰れた』|無倒産の時代だから知っておきたい

こんにちは。たまには刺激的な本を読みたくなる あさよるです。『あの会社はこうして潰れた』……ショッキングなタイトルです。本書の冒頭では、近年は倒産する会社が減っていること、それ故に「今後再び倒産ラッシュが起こった時、対処できるのだろうか」と心配が述べられていたのが、余計にショッキングでした。

ネガティブな教訓を知ることに意味があるのだろうか?と思っていましたが、同じことがこれからも起こると思えば、その過程やその後の処理のされ方を知っておくのも悪くないのかもしれません。

こうして会社は潰れてゆく

本書『あの会社はこうして潰れた』では、主に中小企業が倒産してゆく様子がコンパクトにまとめめて紹介されています。みんなが名前を知っている会社もありますし、順風満帆のように見える会社が実は……という企業もあります。

近年ではリーマンショック、アベノミクスや東日本大震災など時代の変化の中で取り残され経営が破たんしてゆく様子や、不正が発覚し信用を失った会社。規模が大きくなったがために潰れてしまう会社もあります。

37の企業は、それぞれが経緯は異なりながらも、最後はありがちなパターンで破綻してゆく様子がわかります。

明日は我が身

本書『あの会社はこすいて潰れた』は〈明日は我が身〉であるというのが、リアルで恐ろしい所でもあります。経営者にとっては、「気をつけて!」「ありがちよ!」って警告になるでしょうし、企業に勤めている会社員にとっては「それヤバくない?」「そろそろじゃない!?」と、やっぱり警告になりうるのではないでしょうか。

どうやら、会社が潰れてゆくパターンがあるようです。そのパターンにハ陥ってないか?ってことですね。

そもそも本書は、著者は「無倒産時代」が長く続き「地銀の店長でさえ倒産を知らない場合が増えている」という現実に触れ、倒産がどういうものなのか、陥りやすいポイントや要因がまとめられています。

経営に係る人、それ以外の人も、誰もに関係のある話です。一つ一つが短いコラムっぽくもあり、読みやすく、ちょっとすきまの時間にどうぞ。

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『「仮想通貨」の衝撃』|もうみんな使っている仮想通貨って何?

こんにちは。ビットコインが欲しい あさよるです。いや、目的がないんですけど、なんか話題になってると欲しくなるんですよね~w そして「仮想通貨」の話ってあちこちで見聞きしますが、そもそも「仮想通貨」ってなんののよ!?と本書『「仮想通貨」の衝撃』を手に取りました。

まず、〈通貨〉そのものがヴァーチャルなものだと改めて説明され衝撃w そして、すでに我々は「仮想通貨」を使いまくっている事実にも衝撃w  「仮想通貨」を考えるとき、通貨についてだけでなく、社会全体、世界全体の歴史まで視野に入れて考えてゆく様子は、読んでいるだけでワクワクしました。

通貨って、そもそもヴァーチャル!

あさよるはビットコインとか、近年話題になる仮想通貨の話題を扱った本だと思ってページを開いたので、出だしから予想外の内容でした。それは、我々はすでに仮想通貨を使っているし、通貨とはそもそもがヴァーチャルな存在だということを、改めて説明されたからです。あさよるも、Amazonギフト券をもらうこともあるし、人にAmazonギフト券をプレゼントすることもある。一昔前なら、図書券やビール券やデパートの金券をもらったりあげたりしていた。これら仮想通貨で、ある特定の枠の中でお金を同じように使えます。

本書ではFacebookのポイントが例に挙げられていました。Facebookはユーザーの個人情報から顔写真まで集めた上に、仮想通貨まで持っている。この仮想通貨が通常の通貨と違うところは、ユーザーからユーザーへ渡すことができないこと。すでに世界で数億人が使っている仮想通貨です。著書は長らくFacebookを使っていなかったけれども、どうしてもFacebookに登録しないとプレイできないゲームがあったため、やむなくユーザーになったとのこと。

そう、このゲームの世界で仮想通貨は大活躍しています。不思議なことに、ゲームの世界では砂漠のモンスターも通貨を持っていて、やっつけると通貨と薬を落として行ったりします。プレイヤーはゲーム内の仮想通貨を集めてゆくことで、ゲームの世界に熱中してゆくのです。面白いのは、何もお金をプレイヤーに与えなくてもゲーム自体は成立するところです。“どんどんお金が溜まってゆく”“報酬が増えてゆく”ことに夢中になってゆくのです。

金券やお買い物ポイント、ゲーム内の通貨など、すでに我々は仮想通貨を使っています。

そして、そもそも「お金」というのはヴァーチャルなものです。そう、お金ってただの金属の塊や紙切れなんです。そこに「価値」を見出しているのは、ヴァーチャルな価値であって、マテリアルそのものではありません。通貨とは、そもそもがヴァーチャルなのです。

単一通貨がいいの?複数の通貨がいいの?

通貨の種類はたくさんあります。日本では円が採用されています。世界で流通する通貨は、一つに統一した方が良いのか、それとも多様性がある方が良いのでしょうか。

世界では統一通貨の方がメリットが大きいと考えており、通貨の統一が試みられていました。その結果生まれたのが「ユーロ」です。通貨を両替する手続きや交渉の手間が省けます。ユーロも最初の三年間はヴァーチャルな、まるでゲームの通貨のような存在でした。実際に紙幣が作られ始めたのは3年後からでした。世界最先端の通貨なんですね。

一方で、複数の通貨が流通するメリットもあります。ある国はインフレが必要で、ある国ではデフレが必要なとき、通貨が違っていれば、それぞれの都合に合わせて流通する通貨の量を調節できます。これが統一通貨だと、どうしようもありません。

すでに仮想通貨を使っている?

ビットコインのような現在話題になる仮想通貨の話を期待してページをめくり始めましたが、我々はすでに仮想通貨を使っているという事実を知りました。

しかも、仮想通貨はとても身近です。

通貨は、他者とお金と物やサービスと“交換”したときに、表に現れ課税対象になります。家の中に宝石が転がっていても課税されませんが、それを交換すると税がかかります。お金が動くと政府はそれを見つけます。しかし、仮想通貨は見つけにくい、あるいは見つけられません。通貨が統一される方がいいのか、複数存在する方がいいのかは微妙なところです。不思議なことに、ゲームコインはインフレを起こすことはあっても、デフレはほぼ起こらない。通貨と仮想通貨の間で、認識が違っているのでしょうか?

また、所持する通貨は増えていくと嬉しい。だから、ゲームでもどんどんお金を溜めてゆくのが気持ちよくって、もっとゲームがしたくなる。通貨って不思議なもので、その価値を集めることは何ともヒトにとって快感なようです。単に、「なんでも買える」「なんでもできる」から欲しいワケじゃないらしい。

仮想通貨がリアル世界に流れ込んでくるとき、世界に変化が起こるでしょう。Facebookのポイントも、他人と交換できる機能が加われば大きく変わるのかもしれません。一方で、現実の通貨と、仮想通貨では人々の扱いもちょっと違うっぽい?

「通貨とは何か」「仮想通貨とは何か」をじっくりと考えながら、バーチャルとリアルの関わりが面白い本でした。

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『PLANNING HACKS!』|企画アイデア出しをハックする

こんにちは。こまこましたハック集が結構好きなあさよるです。ライフハックとかさ、見ちゃうよね~。で「それはないw」とか「どんな状況ww」とかヘラヘラとツッコむのが好きですw その割に、真に受けて実際に試してみちゃったりもして、ムキになって検証し始めちゃったりとかね。

と、ですので、この原尻淳一さんのHACKS!シリーズも好きです。装丁もおしゃれなのも、好きなポイントです。そばに置いておきたくなりますよね。

10年前の本だけど……今でも使える!

本書『PLANNING HACKS!』は2007年に発刊された本ですので、もう10年前の本なんですね。本書は10年経った2017年に読んでも、使える!本書は「企画ハック」を扱う本なのですが、中にはテクノロジーの進歩により古くなっているものも少なからずあります。10年前って、まだスマホが普及する前ですからね。今より回線が遅くて、動画をスイスイ見れなかった頃じゃない?ですが、本書は10年経っても大丈夫な内容でした。

手書きでメモしたり、書類を紙面で管理する習慣は、かなり減っているとはいえ、まだまだ残っています。便利なツールも登場していますが、それらと併用して「使える」ハック集です。

質と量!今あるヒントを集めよう

企画を作るための発想法が本書の内容です。

 気になる情報というのは、わたしの感覚だといきなり「無」から「有」になるというよりは、今ある気になるヒントのような情報をまず出して、その情報から掛け合わせる感覚なのです。つまり、「アイデアの二段階抽出法」。初めはアイデアの元となる情報を引き出し、その情報をみたうえで、組み合わせてアイデアを出していくというプロセスを踏みます。

p.63

アイデアの元になる情報がまずあり、それがプールされている状態から、その情報を組み合わせてアイデアにしてゆく。その一連の工程のハック集です。

メモを取りながら、メモとメモにハイパーリンクを貼ってゆく。まずは、黒と赤のボールペンで、グループインタビューのメモを取ってゆく。このとき、誰かの発言は黒のボールペンで書き、言葉同士に、赤色のボールペンで意味を与えていく。神の平面の上でも、ペンの色に意味を持たせ立体的にしてゆくんですね。

また、脳に刺激を与える場所として、ヴィレッジヴァンガードやタワーレコードはもちろん、トイザらスが挙がっていて、驚きました。確かに!すごく刺激的かもしれない!

会議の方法も、どんどん話を広げてゆく会議と、どんどん絞り込んでゆく会議があること。また、一人で閉ざされた会議をすることなど、バリエーションがあります。

過去に出した仮のアイデアも、どんどんストックしてゆくと、それもアイデアのプールになります。

もちろん、失敗もあります。失敗を人のせいにせずに、自分で引き受けることも、一つのハックです。また、うるさい上司を封じ込めるハックも紹介されているのがオモシロイw

企画書の書き方、パワポ資料のつくり方も実際に画像付きで紹介されているので、こういうのは面白いですね。

仕事を進める小さなハック

HACKS!シリーズはみんなそうでしたが、一つのでっかいハックじゃなくって、小さなハックが細々と紹介されているのが面白いんですよね。もちろん、ふだんからバリバリ企画作ってる方は、またそれぞれの“やり方”があるでしょうし、身近な人がやってることも知りたいなぁとも思いました。

本書、どう使うかは、みなさんの業務内容によると思うのですが、結構、読んでるだけで面白く「あさよるだったら こうするな」「今はそれはないでしょ」なんてツッコみながら読むのも楽しい。んで、読みながら「自分だったらこうだな」なんて考えているから、結構頭の中がイイ感じに回転し始めるんですよねw

元気ないときとか、エンジンを徐々にかけていきたいときに好し( ´∀`)bグッ!

あさよるネットで紹介したHACK!シリーズ

『READING HACKS!』

『READING HACKS!』|いつでもアウトプットできる読書

『STUDY HACKS!』

『STUDY HACKS!』

『IDEA HACKS!』

『IDEA HACKS!』|楽しく働けないのは、なぜ?

『LIFE HACKS 勉強法』

HACKS!シリーズとは違いますが、名前も似ているし、中身も良かったので。

『LIFE HACKS 勉強法』|独学?通学?資格?理解?目標達成?好奇心?

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『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』|人間100年の時代、求められるものは?

こんにちは。YouTubeで音楽を聞き始めて、抜け出せない あさよるです。エレファントカシマシの『RAINBOW』って曲が超カッコよくてですねぇ。

エレカシのCDずっと聞いているのですが、今年はエレカシデビュー30周年で、日本全国回るライブも始まるようでして……あさよるも一回行きたいなぁと狙っています。

エレカシのメンバーはもう50歳と言うことで、いやぁ、あさよるも歳を取るはずだなぁなんて思いつつ、みなさんとても50歳には見えなくって、若々しくてかっこいいっす。

「年齢に見えない」ってのは特別な人だけではなく、街中のおっちゃんおばちゃんたちも若い人が多いですよね。とても「お年寄り」とは呼べないような風貌の方もたくさんいますし、みなさんオシャレだし、なにより気持ちがめっちゃ若い。もう三十代半ばに差し掛かろうかという あさよるでさえ「若者」な気になってしまうという不思議。

「いつまでも若くいたい」という願いだけでなく、「若くいなければ」という空気感が、「年老いてゆく自分」を受け入れられずに

『「若作りうつ」社会』|いつまでも「愛され」「モテ」でいたい

話は戻って、さっきのエレファントカシマシの『RAINBOW』は、光陰矢の如し。過ぎ去る時間は早く、気づけば足元が崩れ落ちそうな切迫感や、どうしようもなさにドキドキしてしまった。あさよるも以前、そんな世界で生きていた気がするけれども、すっかりのんびりダラーンと毎日を生きている・・・(・ω・`)

「人間100年」の時代を見すえて

前置きが長いですが、今回読んだ『LIFE SHIFT』は人生100年の時代が到来しようとしている今、考えておくべき事柄です。

「人間五十年」と「敦盛」を織田信長は愛したとかどうとか言いますが、敦盛の倍も生きることが、ポピュラーな時代になる?たしかに、団塊の世代はもう70代に差し掛かり、年齢的には「老人」かと思いきや、彼らはまだ自分たちを「老人」とは考えていないと言います。100まで生きると考えると、確かにまだ先は長い。

『LIFE SHIFT』では、人生100年の時代を見据え、ケーススタディを交えながら新しい時代の人生を考えます。

生き方、働き方、家族の形

寿命が伸びると、時間が増えます。時間が増えると、その分の生活費が必要になります。生活費を工面するためには、働かないといけません。

これまでの人生は、「教育→仕事→引退」と3つのステージしかありませんでしたが、今後は人生のステージが多様化が予想されます。単純に「仕事」のステージを長くなるでしょうし、また「教育」も卒業すれば終わりではなく、キャリアアップが重要にもなるでしょう。

また、大いなる時間をどうすごすのか。趣味の時間や、余暇の時間が増えると……何がこるのでしょうか。

そして、家族の形。一生同じパートナーと結婚生活を続ける人は今よりも少なくなるのかもしれません。30歳で結婚しても、100歳まで生きたら70年も連れ添うことになりますからね……途中で婚姻関係を破棄するカップルも増えるんじゃないのかなぁ。

人生が長くなると、子育ての様子も変わるのかもしれません。夫婦の形が変わるのですから、パートナーとの結びつきよりも、血縁の繋がりが強くなるのかも。この辺は『LIFE SHIFT』はアメリカの本ですから、そもそも日本の「家族」とは違うのではないか?と想像します。

モデルのいない最初の世代

我々は生まれ年が10年ごとに、2年ずつ寿命が伸びていると言います。あさよるよりも、10歳年下の人は2歳、20歳年下の人は4歳、30歳年下の人は6歳、長く生きられる可能性が高い。

これまで、100歳まで生きる人は稀でした。ですから、とてもめでたいものとして祝われてきました。しかし、生まれた人の半数が100年以上生きる時代が来れば、100歳は当たり前の時代になります。現在はまだ100歳の人は珍しいですね。しかし、80代90代で健康で活発な人はたくさんいますから、今後1世紀以上生きる人は増えるでしょう。

問題があるとすれば、今の私たちは「100歳の人がたくさんいる社会」を知らないことです。何が起こるのか。どんな価値観や思想の元、我々は生きるのでしょうか。

たぶん「寿命が延びている」というのは事実でしょう。それにより、これまでの人生のモデル、社会のモデルが通用しなくなっています。「高齢化社会」に伴う問題がまさにそうですね。

本来、多くの人が長生きできるのはヒジョーにヒジョーに喜ぶべきもので、人類登場以来の悲願で有り続けたことでしょう。その喜ぶべき事柄をきちんと喜びのままに成就できる用意、できていますか?

求められるモノも変わってゆく

人生100年時代は、求められるモノやサービスも変化するでしょう。今まで以上に求められる業種もあるでしょうし、全く新しいビジネスモデルも登場するでしょう。なんてたって「今までとは違う社会」がやって来ようとしているのです。

一体、自分は何歳まで生きるのか?そのためになにをすべきなのか?

そして、長寿の社会で、どんな仕事をすべきだろうか?何が求められているんだろうか?

ぼんやり考える材料に『LIFE SHIFT』はなりました。結構分厚目の本なんですよ。けども、読みやすい内容でした。

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『IDEA HACKS!』|楽しく働けないのは、なぜ?

こんにちは。自分のちょっとしたメモや覚書の処理に困る あさよるです。

あっちこっちにメモが散らばっていて、収集がつかないんですよね……。これって、入ってくる情報が淀んでいるとも言えます。インプットがうまくなされていない!?

今回手に取った『IDEA HACKS』は、思いついたアイデアを試してみるためのtipsだけでなはく、アイデアそのものが生まれやすいい環境整備まで話は及びます。

散らかった頭の中をスッキリさせるアイデアも見つかるかも。

HACKS!シリーズは最近お気に入りで、以下のシリーズ本も紹介しました。

『STUDY HACKS!』

『READING HACKS!』|いつでもアウトプットできる読書

アイデアをキャッチして整理!

『IDEA HACKS!』の冒頭が印象的です。

著者の一人、小山龍介さんがシリコンバレーでインターンをしていた頃、そこで働いている人はみんな明るく仕事を楽しんでいたと語ります。

だけど、日本ではなんで楽しく働けないんだろう?

そんな問いから始まります。

アメリカでは、根本に、「アイデアを楽しむ」という気持ちがあることだね。どんなにくだらないアイデアでもすぐ「すごいね!」とほめるし、そして「やってみろよ」、失敗しても「ナイストライ!」。これがアメリカの起業家精神なんだ。

p.1

アイデアを楽しむ。そして、さらに大切なのは、そのアイデアを試してみること。

アイデアをまとめ、整理し、アウトラインを決め、プレゼンシートをつくったり、段取りやルールを含め、新しいアイデアを試してみるためのハックが、「アイデア・ハック」なんです。

やってる人はやっている

アイデア・ハックは全100個。本書ではそのうちの89のハックが紹介されています。

(残りの11のアイデアハックはダウンロードできると案内されているのですが、手順に沿ってもデータにたどり着けず残念……><)

アイデアハック、断言しましょう。やってる人はやっている!( ー`дー´)キリッ

自分の時間に価値を感じ、費用対効果を意識してる人なら、誰に言われなくてもやっているだろうスケジュール管理。時間をどう使うか?なんて、現代人なら子どもでも考えている。

情報を整理し、デスクの上も頭の中もスッキリと片付いているだなんて、こんなせせこましい日本社会なら当然のことでしょう。衣食住のすべて、寝るのも食べるのも、クオリティが大切です。

ね。「アイデアハック」って、多くの人は知っているし、やってる人は既にやってるんです。

んじゃあ、「お前はどうなんだ」ってことなんですよ。あさよるは、自分の時間を有効に使ってるのか?生活の質を高めてんのか?ってね。

答えは……NOだぁ! Σ(・∀・;)エッ

「アイデアハック」ね、知ってるよ……あさよるだって知ってる……そうした方がいいのは知っている……。

当然の、文句なしのハックをズラズラズラッと挙げられて、ぐうの音も出ない!

アナログ資料って、いいのかも

『IDEA HACKS』は2006年に出版された書籍で、多くはアナログ手段を使って情報を保存、整理する術が紹介されています。

これがなかなか良さげ。

あさよるは一時期、完全ペーパーレス生活を目指して紙資料を排除していました。その経験によって、「やっぱりノートや紙の資料って便利だなぁ」と改めて感じました。紙とデジタルの両方の良いところを使いたいと、以前より強く思うようになったのです。

そして、普段持ち歩く手帳やノートって、自分でカスタマイズして、“俺が考えた最強の手帳”に装備しておくのが、便利だしテンションが上がります。

『IDEA HACKS』はiPhone以前の書籍だからこそ、アナログツールが幅を利かせていた時代のハックがたっぷり収録されています。

これ、逆に新鮮。

24時間どう使う?

時間は有限です。そして、誰にでも平等です。

アイデアを生み出すための時間だって、誰にだって与えられているんです。同じ時間の中で、ある人は有意義な時間を過ごし、ある人は時間を浪費します。

限りある時間だからこそ、先人が考えたコツやヒントを「ハック」しましょう。

紙にペンで書き留めるアナログな情報管理だけでなく、現在はデジタルの便利な技術も広く普及しています。わからないことは、ネットを通じて見ず知らずの他人が教えてくれることもあります。

本書『IDEA HACKS!』では、今日スグ役立つ仕事のコツと習慣を7つに分類しています。

  • 情報――メモとノート
  • 時間管理――習慣
  • 整理ハック――物語とデータベース
  • 五感ハック――モードとスタイル
  • 思考ハック――出会いと別れ
  • 発想ハック――方法と視点
  • 意思決定ハック――プライオリティとセレンディピティ

朝起きてから寝るまでのすべての手順を見直してみることで、莫大な時間が手に入るのかもしれません。

アイデアが楽しめない環境って、アイデアに時間が割り当てられていない環境なのかもしれません。

アイデアを面白がり、仕事を楽しむための環境を整えてゆく努力、してなかったな……(-_-;)

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『お父さんが教える 13歳からの金融入門』|お金、投資、株式市場

こんにちは。「おカネの話」に疎いあさよるです。

必ず必要なものなのに、正直「考えるのも面倒くさい」って思ってるのかなぁ~(;’∀’)(;’∀’)

パパからの「おカネ」の授業

『13歳からの金融入門』は、アメリカ人のパパが息子にお金・金融に関する物事を教える内容です。

生まれるにもおカネがかかる。死んでもおカネがかかる。おカネはなくてはならないものです。

まずは「おカネ」の話から。世界の通貨や為替の話から始まります。

通貨も、従来の紙幣やコインだけでなく、電子マネーも普及しています。

そしておカネを稼ぐ方法。「固定報酬」「時給」「年収」「手数料」「成功報酬」「会社を売る」、それらを組みわせる。「コンサルティング料金」「チップ/サービス料」、「モノを交換する」。

おカネの稼ぎ方だけでも、方法はたくさんある!

……この話だけでも結構ボリューミーだと思うのですが、これら、最初のたった1章だけでサラッと語られるのみなんです。こんな濃度で全16章。

子ども向けですが、かなり濃密な一冊です。

アメリカのお金事情はちと違う!?

アメリカの金融事情を紹介するものなので、日本とは違った部分もあります。

その都度、「日本では〇〇だよ」って追加されているので、引っかかりなく読み通せます。

さり気ない補足なのですが、これがないとチンプンカンプンかもしれません(;´∀`)

こんなレクチャー、受けたかった!

『金持ち父さん貧乏父さん』も、大人が子どもたちにおカネの稼ぎ方、使い方を教える内容でした。

その中で、「働いてお金を稼ぐのではなく、お金に働かせる」「そしてお金を増やす」という考え方がありました。

おカネは働らいて増やし、使って減らすものだと思い込んでいた あさよるとしましては、非常に心に響いたわけです。

本書『13歳からの金融入門』も、おカネを増やすための基礎知識が集まっています。

まずは、おカネってなんだ?って話から始まり、為替、金利や借金、株取引、企業分析と、幅広く扱います。

どんな職業に就こうとも、どんな生き方をしようとも、必ず必要な知識です。

もちろん子ども向けのものですから、それらのエッセンス集なのですが、無知なあさよるには刺激的でした。

ああ!こんなレクチャーを受けたかった!

そして今回、『13歳からの金融入門』に出合ってよかった^^

『金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』

子どもに話して聞かせるために^^

さて、『13歳からの金融入門』というタイトルですが、13歳の中学生にこの本を与えても、読みこなすのは難しいんじゃないかな?と思います。

少なくとも、13歳の頃の あさよるは読めませんでしたw

「お父さんが教える」とあるように、大人が本書を読み込んで、それを話して聞かせるのが自然なのかな?と思います。

話は筋道立てて話さないといけませんから、こうやってキチンとまとめられた書籍は参考になります。

あさよる的には、この本を片手に会話しながら、時折本書を参照するような雑談スタイルがいいのかな?なんて想像します。

学校では、ここまでつっこんだおカネの話は教わりません。自習の範囲ですが、大人が正しく導きながら教授する内容でしょう。

おカネの話はタブーになりがちです。だからこそ、家庭内でこんな時間、いいですよね。

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『その節約はキケンです――お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか』

こんにちは。お金のことを考えると憂鬱になる あさよるです(^_^;)

計画的にね、キチンとなさっている方なら憂鬱にならないのかもしれません……あさよるの場合は……なんだか自分でもよくわからないので、お金のことを考えたくありません。

お金のこと考えたくないので、「とりあえず貯金しとけばいいんでしょ」と思っています。いや、貯金、できてないんですけどね……(^_^;)(^_^;)(^_^;)

ほら、お金の使い方でも、良い使い方とか、悪い使い方ってあると思うんですけども、ムズカシイことはわからないので、何も使わないのが吉なのかなぁと思うようようにしています……。

「思い込み」が邪魔をする

さて、『その節約はキケンです』では、従来の“賢いお金の扱い方”に「待った!」

もちろん、従来のお金の知恵を否定しているわけではないんですよ。しかし「節約はこういうものだ!」と思い込んでいませんか?という問いかけです。

気持ちはわかる!けど…

例えば、節約のために家計簿を付ける人はたくさんいます。が、家計簿をつけたからってお金が貯まるわけではありません。

というのも、家計簿をつけるのが苦手な人の中に、「頑張って家計簿をつける」ということ自体が目標になってしまう人が少なからずいるようです。

あくまで、「“貯金のため”の家計簿」なのに、家計簿をつけることで満足をしてしまっては、目標達成できません。

500円玉貯金の話も面白いなぁと思いました。500円玉貯金はハマってやっている人も多いでしょうし、小銭のわりには大金が貯まりますよね。

しかし、500円玉貯金をするために、わざわざ紙幣を使って釣り銭から500円玉を作ってしまう人が多いんだそうです。貯金のために出費しちゃってるんですね。

人間心理として、そういう気持ちはよくわかります。

人間心理と言えば、節約節約と窮屈な思いをすることだけが節約とは限りません。

一般的には贅沢と呼ばれるようなことでも、自分にとって大切なものなら優先すべきです。

本書では、あらゆる出費は削るけど、季節ごとに選びぬいたブランドの洋服を購入する人の話や、時間外ATMの利用や、自販機で飲料を購入することをやめ、代わりに寮生活をやめて一人暮らしができるようになった人の話など紹介されていました。

何が大切で、何が優先すべきものなのか。どれを削っていいのかは、自分のライフスタイルに合わせて考えないといけないのですね。

家庭を持ち、持ち家を考えている人向け?

『その節約はキケンです』では、住宅購入時のローンの組み方や、子どもの教育資金のなど、家庭を持っている方にとっては気になる話でしょう。

住宅ローンの返済期間を短く見積もったために、妊娠出産や転職、病気や怪我など、夫婦のどちらかが働けなくなった時に、ローンが重くのしかかることを紹介し、一概に早く返済するプランが良いとは言えないことを知りました。

また、いずれ訪れる老後のための資金の計算の仕方や、保険の選び方など、気になるところです。

単身世帯でも当てはまる

しかし、単身世帯でも存分に当てはまる事項も多いのです。

ローンや保険の話はすべての人に関係する話ですし、老後に向けて貯蓄を増やしてゆくプランも考えなければなりません。

住居の選び方や、生活水準の設定も大切ですし、よくテレビや雑誌で特集されるような節約術との付き合い方も慎重に行わないといけません。

先に述べたように、「こうしなければならない」という“思い込み”が、逆に貯蓄や節約の足を引っ張ることがあるからです。

あくまで、自分の生活にあった方法を模索することを忘れないように……φ(..)

「歳を取る」という未知の世界へ

あさよるがあまり考えないようにしていたのが、歳を取ってからのことと、保険の話題でした。それをズイッと目の前に突きつけられた……。

そんな、老後のためにお金を貯めるなんて……正直フィクションの話のように考えていたかもしれません。来年のこともわからないのに\(^o^)/

そして、保険の話はややこしくて考えたくないことの代表格でした。ちょっと勉強しなきゃなぁ。

あと「ファイナンシャル・プランナー」という職業を、正直「なんか胡散臭い名前やなぁ」と思っていました。ファイナンシャル・プランナーの方がいたらごめんなさいm(_ _)m

しかし、自分のお金を管理する手段として、プロに相談することも全然アリだなぁと感じました。

とりあえず、なんにも考えてないチャランポランなあさよるよりも、プロに考えてもらう方が絶対100%良いに決まっているww

ちょっぴり反省しつつ、「こういう方法もあるんだなぁ」とちょっぴり手がかりを得た気分です。

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『年収150万円で僕らは自由に生きていく』|「少ないお金でもなんとかなる」に

こんにちは。自分でブログをはじめて、他の人のブログも読むようになった あさよるです。

イケダハヤトさんのブログもちょこちょこっと拝読し、「この人はどんな人なのかなぁ」と気になり、著書を手に取りました。

貧しい社会で、幸せに生きる

イケハヤさんの本を読んでまず気づいたのは、“今後、今よりも貧しい社会がやってくる”“我々はその社会で生きる”という前提であるということです。

著者は1986年生まれのアラサー世代・ゆとり世代です。著者と同じ世代の方なら、同じ世界観を持ってらっしゃるのではないかと思います。

というのも、この世代は、物心ついた頃にはバブルは既に崩壊しており、不況の時代しか知らない世代です。「少子高齢化」も「年金問題」も既に取りざたされていました。もっと言えば「環境問題」や「エネルギー問題」など、今に通ずる問題を、すでに抱えていた時代です。

イケハヤさんの語る世界観は、夢も希望もない話にも聞こえます。しかし、現にそういう時代を生きているのですから……ね(´・ω・`)

砕けた口調で真面目な話のミスマッチ?

ということで、本書『年収150万円で僕らは自由に生きていく』で扱われている内容って、非常に真面目なお話です。

今後、今よりも貧しい社会が訪れることは予見できます。もちろん、景気回復を切に望みますが、楽観的にばかりなっておれません。来るべき時に備えて、用意しておくべきです。

来るべき時代とは、貧困の時代と言えば良いのでしょうか。その社会では、教育や福祉、医療や治安など、今と同じようにはいかなでしょう。

と、とても本質的で真面目な話なんですね。

しかし、砕けた文体で“今”のわたしたちが共感できる、親しみのあるネット社会や文化に触れながらページが進みます。

扱っている内容は固くて真面目な話なのに、砕けた文体でライトな喩えを用いている点に、読みにくさを感じる人もいるかもしれません。反対に、親しみを感じるのか、極端な気がします。

アラサーゆとり世代のリアル

「お金がない」という前提で生きる世代。どのように生き延びるのか。

お金がないなら知恵や人力を使うしかありません。

お金があった時代というのは、人間関係や手間や暇を、お金で解決できた時代と言えます。煩わしい家族や親戚との付き合いをやめ、面倒な地域社会との関わりを絶ってしまっても、お金があればやっていける。

しかし、貧しい社会というのは、親類縁者との関わりがないと生きれないかもしれません。地域社会で助け合わねば生活が成り立たないのかもしれません。

「わずらわしい」「面倒だ」と避けてきた人間関係に、我々は今後直面するのでしょう。

また、「働き方」「お金の稼ぎ方」も従来通りにはいかないでしょう。社会の仕組みそのものが変わってしまうだろう、ということですね。

お金がないなら知恵が必要

社会が貧しくなるというのは、どういうことが起こるのでしょう。あさよるは予想できません。

しかし、今のように医療や福祉サービスを利用するのは難しいのではないか。
今と同じように治安が良いままとは思えない。
今と同じように、食べ物があって当然、上下水道が完備されていて当然ではなくなるのではないか。
災害時、すぐに救援がやってくるのは、国が豊かであることが前提じゃないだろうか…?

最悪、サバイバルするように、生きる瞬間もあるのではないか。

その時、きちんと電力を確保できるかなぁとか、バッテリーやエンジンを上手に使えるだろうかとか、そういえば最近、機械をイジってないから、道具の構造&使い方を忘れてしまっている……。

あさよるは、非常時に役に立たない人だなぁと気づきましたorz もうちょっと、サバイバル力上げないと。

困ったときには、知恵と技術を持った人が必要です。

貧しい時代をどう生きようか?

タイトルが『年収150万円で僕らは自由に生きていく』と、なんとも夢のない、ネガティブなタイトルに思えますw

しかし、それが現実に起こるであろう話です。いいえ、既に起こっているけれど、まだ気づいていないだけの話かもしれません。あるいは、「気づきたくない」だけかもしれません。

と言っても、「今まで通りが通用しない」というのは、過去のどの時代でもそうだったでしょう。

「お金があればなんとかなる」時代は過ぎ去り、これから訪れる社会で「お金は少なくてもなんとかなる」。それだけでなく、「僕らは自由に生きていく」。

タイトルの『年収150万円で僕らは自由に生きていく』というのは、とても前向きな言葉なんだなぁと最後まで読み思いました。

もちろん、どんな時代でも成功する人はいます。

もっと多くの年収を掴み取る人もいるでしょうし、もっと少ない人もいるでしょう。自分はどう生きるのか考えるとき、お金の多い少ないはどちらにせよ、自由で幸せに暮らしたいなぁと思いました。

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『金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』

自宅の書棚にずーっと並んでいた

『金持ち父さん貧乏父さん』が日本で出版されたのは2000年のこと。その後、ベストセラーでどこの本屋でも平積みしてあった様子を覚えています。

我が家にも、家族が購入してきた『金持ち父さん貧乏父さん』がずーっと本棚に並んでおります。

(当時、高校生だったあさよるにも「読みなさい」と手渡された記憶も……w)

2013年、加筆された改訂版が登場!

2013年、著書により加筆がなされた改定版が登場しました。

オリジナル版が発表されてから13年。その間にサブプライムローン問題や、リーマン・ショックや、なんやかんや。目まぐるしく変化が押し寄せました。

ちなみに、今回あさよるが読んだのは、旧版となった『金持ち父さん貧乏父さんに』です…(^_^;)>

(↓この、おなじみのジャケット版)

同じ「お金」も使い方で

少年時代の著者の体験を交えながら、お金の「使い方」を学んでゆく内容です。

著者ロバート・キヨサキさんの父親は、高学歴で高収入だけれでも、いつも支払いに追われる“貧乏父さん”。そして、友人の父親は、自分自身があくせくと働くことよりも「お金に働かせる」という“金持ち父さん”。

貧乏父さんも優秀な人なのですが、保守的です。投資や資産運用には否定的。お給料が入ってくると、そのままローンやカードの「負債」の返済に追われます。

一方、金持ち父さんは、お金によって資産を増やします。資産がお金を生み、そのお金を得るのです。

著者は、実父・貧乏父さんの教えと、友人の父・金持ち父さん。相反する考えの“父さん”から教育を受けます。どちらも尊敬すべき人物ではあるのですが。

「一億総中流」ならまだしも……

金持ち父さんはもちろん、貧乏父さんも、高学歴で高収入。国のために働く優秀な人です。

その人物を捕まえて「貧乏父さん」と称されてしまうと……トホホな人もいますよね…。はい、あさよるのことです…(ヽ´ω`)

要は、すでにそれなりの収入や肩書のある人が、どんな振る舞いをすべきなのかというです。

うーん、日本が「一億総中流」と呼ばれていた時代ならいざしらず、現在、これに当てはまる人は、とっても特別な人かも…。

貧乏父さんには、面白くないお話

貧乏父さんは、せっせと真面目に堂々し、収入を得て、住宅を買い、生活費を支出し、稼いだお給料はそっくりなくなってしまいます。それでも、「住宅」という「資産」を得たことは、良いことだと考えています。

しかし、金持ち父さんは、住宅を「負債」だと考えます。負債を背負ってはいけないと子どもたちに説きます。

これは一例です。現在も貧乏父さん的思想や、価値観を持っている人は日本にはたくさんいるでしょう。

真面目にせっせと労働して賃金を稼ぐよりも、お金を動かし、お金を働かせてお金を稼ぐことが良いことだと、金持ち父さんは言います。

きっと、現・貧乏父さんにとっては、面白くない話でしょう。だからこそ、「金持ち父さんになろうよ!」と著者は訴えているのでしょう。金持ち父さんなら、貧乏父さんの価値観を突きつけられても平気でしょうから。

自分が貧乏父さんだと思うなら

我こそは貧乏父さんだぃ!と思うならば、一度お目を通して見てください。

旧版をお読みになられた方も、加筆部分もあるので、再読をば(あさよるも、そのうち読みますw)。

あさよるは、金持ち父さんはもちろん、貧乏父さんにも当てはまらないと感じました(´;ω;`) ですが、お金って、お金を「払う」以外にも、お金を「働かす」、お金を「増やす」という方法があることに、改めて気付かされました。

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