掃除

『部屋を活かせば人生が変わる』|岩崎夏海・ときめきでも断捨離でもない片づけ……ヘヤカツ!

『部屋を活かせば人生が変わる』挿絵イラスト

こんにちは。片づけが終わらない あさよるです。さて、先週紹介したメンタリストDaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を読んだ感想の最後に、次回予告をしましたw DaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を読み、「手元に残すべきもの」だけ選べばいいんだと天命を受け(笑)、さらに立て続けに読んだ『部屋を活かせば人生が変わる』を読み、ダイナミックに あさよるの片づけが前進したことをここにお知らせしておきますw

今日紹介する『部屋を変える人生が変わる』(略して「ヘヤカツ」)の著者である「部屋を考える会」とは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(略して「もしドラ」)の著者、岩崎夏海さんが主宰する会です。あさよるは、YouTubeで「部屋を考える会」を知りました。津田大介さんのすさまじい仕事場を片づけるという、ショッキングな動画でした。未視聴の方は、一度見てみてください。

注目すべきは、「要らないものを捨てる」といった思考ではなく「物の流れを変える」「情報の流れを変える」ということに重点が置かれています。津田さんのオフィスの場合は、ボスが一番奥の部屋を陣取ることで、人の流れを変え、情報の流れを変え、そして物の流れを変えようと提案されます。断捨離や、ときめきの片づけとは、違うのだ!

ということで、あさよるはこの動画を見てから「ヘヤカツ」の本が読みたかった。しかし、片づけ熱が下がっていたので、しばらく忘れていましたw

悪いのはあなたじゃない。部屋だ!

本書『部屋を活かせば、人生が変わる』略して「ヘヤカツ」は、感動的な言葉で始まります。部屋が片づかないのは、あなたのせいじゃない。人生が上手くいかないのは、あなたが悪いんじゃない。片づかないのは、片づかない部屋のせいです。人生が上手くいかないのは、部屋が悪いのです。だから、部屋を変えれば人生は変わる。部屋を変えれば、人生が活きる!という、長い序文から始まります。

掃除機をいつかけましたか? シンクに食器は溜まっていませんか? シーツを交換しましたか? 本棚には本がギッシリと詰まっていませんか? 一つでもあてはまるなら、「ヘヤカツ」しましょう。

なぜ、部屋を変えると、自分が変わるのか。それは、

「自分を変える」努力が成果を結ばない理由。それは、その人自身のベースにある性格や生活習慣といった根底の部分を変えることができないからです。根柢の部分が変わらなければ、知識やスキルが多少身についたところで、人生を変えるほどの劇的な変化を起こすには至らない。(中略)

つまり、(皮肉なことですが)「自分を変えよう」という努力では、人生を変えることはできないのです。
ではどうすればいいのか。その答えは、「部屋を変える」ことにあります。「自分を変える」のではなく、「部屋を変える」のです。
人は環境によって変わるということはよく言われますが、「部屋」というのは、その人を取り巻く環境の中でもっとも大きなウェイトを占める存在です。私たちは自分の部屋で長い時間を過ごし、身体や精神の鋭気を養います。部屋の環境によって、私たちの心身は多大な影響を受け続けているのです。

p.19-20

人は環境によって思考や言動が影響されると言います。「部屋」とはまさに、自分が長時間滞在し、自分を自分たらしめている空間と言えます。その部屋が、散らかっていれば、掃除ができていなければ、心身に悪影響があると言われると、ナルホド……。

人生が上手くいく人たちは個人的な意思や能力だけで、掃除の行き届いた部屋を維持しているわけではないからです。話はむしろ逆です。彼らは「整理整頓や掃除をしやすい部屋」を作ることによって、人生の流れを好転させている人たちなのです。

人間に備わった能力の差など、たかが知れています。人生がうまくいく人と、うまくいかない人を分けているのは、能力ではなく、環境です。「悪い部屋」に住む人は自分の能力に常にブレーキをかけ続け、「良い部屋」に住む人は、自分の能力にドライブをかけ続けている。つまるところ、人生がうまくいくかどうかの差はそこでついてしまうのです。

p.21-22

なんかここまで断言されて話が進んでゆくと、「お、おう。そういうもんか」と思えてくるから不思議です。しかし思い返してみると、〈仕事ができる人〉の机の上はいつもキレイでした。引き出しの中まで物の定位置が決まってあって、他の人に仕事を頼むときも、どこになにがあるか口頭で伝えているのを見たことがあります。

片づいているとは、自分の頭の中が整理されていることであり、余計な手間がない状態です。そりゃ仕事もできるわな。

掃除機の道を通す!

んじゃ「ヘヤカツ」とは具体的になにをするのか。めっちゃ簡単に言えば、部屋の中に「道を通す」のです。部屋の中の道は、大きな道と、小さな道を作ります。その道を通るのは、そう、掃除機です。掃除をしやすく、物が移動しやすいインフラ整備に尽力しましょう。すると、サッと掃除機をかけ、自ずと物が適切な場所から場所へ移動しはじめるんです。

ということで、あさよるもやりましたよ。部屋の模様替えを! 本のレビューをするために、まさか部屋の家具を全部動かす日が来るだなんて思いませんでした。まずは、あさよるの部屋のビフォーアフターを見ていただきましょう。

『部屋を活かせば人生が変わる』あさよるのヘヤカツイメージ画像ちなみに画像の下にある引き戸が、出入り口です

あさよるの部屋は床の間のある和室で、床の間スペースが使いにくくて仕方がないのです。一時期「床の間を床の間として使おう」と、展示スペースとして改装しようとして途中で挫折し、物が堆積するだけの空間になり果てていました。今回のヘヤカツで、まずは掃除機の通るインフラ整備から。掃除機を部屋の中心に置いて、机の下まで掃除機をかけやすくしました。本棚と壁の隙間には、掃除機の幅の分の隙間を設けたので楽チンです。ちなみに、ベッドはすのこベッドで、パカッとすのこを上げて掃除ができます。あるいは、ベッド自体が軽いので片手で動かせます。

いかがか!

家事が楽しい部屋

「ヘヤカツ」が行き届いた部屋は、家事が楽しくなる部屋です。掃除を愉しみ、食器洗いを愉しみ、洗濯を愉しむことができれば、日々の面倒くさい業務が、一気にやりがいのある習慣に変わります。本書では、ヘヤカツの仕上げとしてタオルを必要枚数買い替えたり、必要な食器を絞り込み、「とっておき」に囲まれて暮らすよう指南されています。

以下の動画で、岩崎夏海さん自らが仕事場の特等席にある、押し入れの中身を紹介されています。

部屋のいちばん良い押し入れを、掃除用具入れとして使っておられる様子に「おお~、うらやましい~」と感嘆。そう、あさよるは掃除用具が好きなのだw 家事をエンターテインメントにするというのは、道具を愉しむことであるのだなあ。

生活のためのステージ

自分の部屋は、自分の人生において、重要な意味のある空間です。生まれ育った家の中や、一人暮らしをした部屋、引っ越した部屋にも、それぞれ思い出があり、思い入れがあるものです。だから、自分の部屋を自分の居心地の良い場所であるのは大事なことだし、自分の移し鏡のような空間であるとも言えます。

少数精鋭、家具を「育てる」

本書では、ヘヤカツの一環としてテーブルや椅子など家具の買い替えも提案されています。このとき、木製の家具を選ぶことがオススメされています。それは、使い込めば使い込むほど、角が取れ、風合いが変わり、自分だけの「家具を育ててゆく」ことができるからです。

また、最初から高級な家具を導入するのではなく、ヘヤカツの段階に合わせて少しずつ買い替えてゆくことも推奨されています。本書は、ときめきの片づけや、断捨離とはそもそも思想が違います。前者は、物の処分のための片づけメソッドですが、本書は「部屋を育ててゆく」ことに重点が置かれているので、必要な物は買い足しますし、一時的に物が増えても構いません。

机・テーブルはステージ

部屋の中心に据えるのは机・テーブルです。この机・テーブルは、部屋のメインステージとします。机・テーブルの上には、なにも置かないのがデフォルトの状態です。そこへ、食事の際は食器を並べ、勉強するときは本を広げ、パソコンを操作するときだけパソコンを置きます(ということで「ヘヤカツ」ではノートパソコン推奨です)。

机・テーブルはステージです。登場人物たちが現れては去り、また登場します。その都度必要な物を広げ、用が済んだら片づけましょう。

本棚はエンターテインメント

本棚は、客人をもてなすためのエンターテインメント空間だと考えましょう。「見せる本棚」を作るのです。本棚には人柄が出ると言います。小難しい本ばかり並べているのもヤなヤツっぽいし、かといって軽い本ばかりも違います。ギュウギュウに本を詰め込むのも、スマートではありません。あくまで人に見てもらう前提で本棚を用意しましょう。さて、あなたは「見せる本棚」に何を並べますか? 自分の〈キャラ〉を表現するチャンスです。これ、考えるの楽しいですね。

ちなみに、見せる本以外の本は、客人の目につかないところに収納します。あくまで、エンタメとしての本棚を思いっきり演出しましょう。

部屋は非日常

これまでの部屋は、嫌になるくらい日常の空間だったなら、ヘヤカツ後の部屋は、そこは「非日常」の部屋です。部屋の中心にはメインステージが設置され、エンタメとしての本棚が鎮座し、楽しみながら家事をします。そこで団らんをし、体を休め、勉強をし、仕事をし、人と語らい、物思いにふけるのです。

イイネ! 部屋に帰るのが楽しみな部屋をつくりたい。

机の上を毎日片づけるようになった結果……ww

『部屋を活かせば人生が変わる』挿絵イラスト

あさよるも部屋の模様替えをし、部屋のど真ん中に机を配置しました。あさよるは、ダイニング用のテーブルを仕事机にしています。本書にある通り、机の上はその都度片づけるのですが、あさよるはこれ、ものすごく乗り気じゃなかったんです。だって、イチイチ机の上を片づけるの、めんどくさいじゃん~。

あさよるはノートパソコンを使っているので、パソコンを使い終わったら、線を抜いて、マウスを外して、パソコンを棚に戻すことにしました。パソコン収納用のスペースも設けました。朝起きると、何もない机の上にパソコンを設置することから一日の業務が始まります。

と、意外とやりはじめると、できる。メンタルブロックが強かった分だけ、なんだか拍子抜けです。また、寝る前に机の上をデフォルト状態に戻すことで、「よし、寝るぞ」って気分になることもわかりました。もう1週間以上続けていますが、眠りもうまく取れている気がします。

エアコン買い替える!

そして、ヘヤカツの成果なのか、今週エアコンを買い替えることにしました。「よし買おう!」と決心してから、心が晴れ晴れとしています。毎年夏場になると、冷房の効きが気になって気をもんでいたのです。意外にも、あさよるはエアコンに悩まされていたようです。無自覚でしたが。

片づけは続く……

まだ模様替えして10日くらいなので、行き場がなくて宙ぶらりんの物があります。収納方法をじっくり考えてゆきます。「手放そう」と決めたものは一か所にまとめました。

片づけって、一旦動き出すと一気にゴロゴロと転がり始めますね~。

春夏用の洋服や帽子、日焼け対策グッズなど、すんなり用意が済んで、楽しみです。

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『“世界一”のカリスマ清掃員が教える 掃除は「ついで」にやりなさい!』|生きるために掃除する?

こんにちは。スポーツドリンクをひっくり返してベタベタのあさよるです。はぁ、掃除めんどくさい(´Д`)ハァ……あさよるは掃除は嫌いではないし、やり始めると楽しいんですが、始めるまでがめんどうでたまらない。

少しでもラクして掃除できる方法はないもんじゃろかと、今話題になっている『掃除は「ついで」にやりなさい!』を手に取りました。しかし結果的に、掃除が楽になるどころか、掃除の真の意味に気づかされる読書となったのでありました。

掃除初心者には心強い一冊

『掃除は「ついで」』にやりなさい』は、家事初心者の人に心強い一冊です。1人暮らしを始める人や、新生活が始まる人へ。反対に言うと、もう家事はベテランの方には、知っている内容が大半だったり、また、それぞれの“やり方”が既にあるでしょう。ベテランさんは、ちょっと中身を見てから決めてみて下さい。

本書が初心者向けなのは、まず今すぐに揃えるべき道具が一覧されており、またそれが最小限であること。汚れの種類や、洗剤の種類が分類され、とても簡単な説明が添えられていることです。「掃除のいろは」なんですよ!繰り返しますが、これらが“最小限”であるが魅力です。高額な掃除道具や、どこで手に入るかわからない洗剤ではない。どこでも、ありきたりの、スーパーで手に入るものがほとんどです。

掃除の心得

また、初歩の初歩過ぎて逆に誰も教えてくれない掃除のコツ。掃除の前に部屋を片付けるベシ。といっても、掃除たびに片づけをするとなると、掃除が億劫になってしまいます。だから、片づけはちょっとずつ。「今日はこの棚の上」とか少しずつ片づけましょう。って、こんなの初歩過ぎて誰でもわかってるよ!と思いますが、掃除が面倒になるのも、片づけられていないことが多し。床の上に物が置いてあると掃除機駆ける気もなくなりますからね……。

道具の“手入れ”も大切。ビニール手袋の洗い方や、ブラシの手入れのしかた。道具ってメンテナンスまで含めて使いこなさないといけません。ということは「掃除アイテムは少ない方がいいのかも」とも思いました。だって、道具の数が増えれば増えるほど、それを手入れする手間も増えるから。

また、掃除は「ついで」にやるんだけれども、手を抜くわけじゃないってこと。理由は次の項で紹介します。あさよるは、これが一番、本書で学んだことだった……。

掃除は、生きること

本書で最もビリビリ感じたメッセージ。それは「掃除は生きるためにやる」ってこと。

もちろん、著者の新津春子さんはそんな言、直接明言していないんですよ。ただ一流の掃除のやり方を教えて下さっているだけなんです。しかし、その姿勢から、掃除の意味を教わった気がします。

なぜ掃除をせねばらなないかというと、一番の理由は清潔を保つためです。衛生状態を保つことが、我々の生きる術です。だから、徹底的にやらなければなりません。手は抜けません。だって、命懸けだから。……なんて言うと大げさでしょうか。しかし、掃除ってそういうものです。そして、本書『掃除は「ついで」にやりなさい!』は、決して手抜きの術を教えるものではありません。むしろ、最低限のアイテムで徹底的に掃除しつくす方法が紹介されています。むしろ、今のお掃除の方法より仕事が増える方もいらっしゃるでしょう(あさよるもその一人……)。「著者・新津春子さんは、掃除の手の抜き方を教えているんじゃない……完璧にやり抜く方法を教えてるんだ……」と気づいたとき、「掃除は生きるためにする」という本来の目的を強く感じました。食事をするのと同じ、命をつなぐためにやっている……。

知識と習慣を身につける

本書はページ数も多くなく、マンガもたくさん挿入されている入門編です。ですから、もし掃除を極めようと思った方はここから別のステップへ進まれるでしょう。

あさよるが本書で学んだことその2。「掃除について学ばなければならない」ということ。汚れって種類が多すぎるから、こんなの体系的に対処できないと思い込んでいました。しかし、本書で「汚れの種類はたった3つ」と紹介されていました。

  • 固形
  • 油性
  • 水性

以上三種類。「固形」の汚れはまずブラシ等で落とす。「水性」の汚れは水拭き。「油性」の汚れはアルカリ~弱アルカリの洗剤を使う。……え、これだけ?

洗剤の種類も5つまで絞り込まれていました。

  • 食器用洗剤
  • クエン酸
  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ
  • クレンザー

そして、道具は極論するとたった一つ。

  • タオル

基本はこれだけ。

これらを組み合わせたり、ここに別の道具をプラスしてゆきます。こうやってシンプルに考えられるようになると、掃除、できそうな気がします。もし、あまりにもややこしくって掃除が苦手になっている人がいたら、最初のステップとして簡単に始めてみてはいかがでしょう。

掃除は家事ではない何か

本書『掃除は「ついで」にやりなさい!』の著者・新津春子さんは、プロの清掃員です。しかもそんじょそこらの清掃員じゃなく、カリスマ清掃員です。羽田空港の清掃を担当しておられた方だそうです。

著者もお家に帰れば、我々と同じように家の掃除をします。カリスマも凡人も、プロもアマも関係なく、掃除は誰もがします。しかも、家の中の清掃だけでなく、職場や自分のデスク周りの掃除もします。清潔や整頓された状態は、仕事にも欠かせない要素だからです。

本書は何も特別なことを扱った本ではありません。書かれている内容も難しいものではなく、誰にでも伝わるものでょう。家庭での掃除というのは「家事」の一部として語られることが多いですが、家事の枠を超えているものではないのかと気づきました。

掃除、家事だと思うと面倒ですが、生きるための仕事だと思えばどうでしょう。本書は、「掃除」への意識を変化させる「何か」がありました。

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『考えない台所』|家事のシステムを作っちゃう!

こんにちは。面倒くさがり屋のあさよるです。

料理や掃除は好きなんですよ。気が向いた時に、集中してやるのは。しかし、毎日これをやるのはやっぱり面倒です……><

『考えない台所』は、2015年の出版当時見かけて気になっていた本です。

煩わしいことを考えず、テキパキとシステマチックに台所仕事を行うための考え方が詰まっています。

「料理家」による台所のお片づけ

本書『考えない台所』は、キッチンの収納や材料仕入れの考え方など、台所仕事全般に関わるアイデア集です。

著書は、料理家の高木ゑみさん。

「料理家」の方が書いているというのが、ポイントだと思います。

収納アドバイザーや、片づけのプロとはまた違う、料理を教えている側の人ですから、効率のいい台所、理想の調理環境をご存知です。

本書でも、単に台所収納の話だけでなく、材料調達のメモの仕方や、掃除がしやすい環境づくりなど、「料理をする」「食事をする」に関する幅広い内容です。

ベテランさんならやってること?

本書『考えない台所』、もしかしたら家事ベテランさんの中で、手際のよい方なら既に実践なされてることなのかな?と思います。

調味料や料理器具も時間と共に揃ってゆくだろうし、家事の初心者~中級者さん向けの内容だと思います。

著者の指南通りに実践するのはもちろんのこと、考え方のエッセンスとして利用するのもgood!

あさよるも、読んでいるだけで「そっか!」「なるほど…」の連続でしたよ。

考えずに済むシステムを

料理って毎日するものです。日に何度もするものです。

だからこそ、最初に考えなくてもこなせるシステムをつくり上げちゃえば、あとはルーチンで回してゆける。

・献立作り
・買い出し
・冷蔵庫
・収納
・調理
・片づけ

考えただけでゾッとするのは、手段が確率されていないからでしょう。

いちいち「あーして、こうやって……」と考え続けるのは苦痛です。

最初は面倒ですが、ルールを決めてしまえば、あとは楽なんだなぁと知りました。

「テキパキ」とはこういうことか!

例えばまな板の使い方。まな板の上で、葉物野菜を切るエリアや、薬味を刻む場所を決めておけばいい。

あさよるも、野菜と肉類は面を変えていましたが、もっと細かくスペースを分割しちゃえばいいんですね。

献立も、「献立客観シート」をつくるというワザ。簡単に紹介すると、

牛肉 豚肉 鶏肉 魚介類 その他
生(和/洋/中)
煮る(和/洋/中)
炒める・焼く
(和/洋/中)
揚げる
(和/洋/中)
蒸す・茹でる
(和/洋/中)

↑献立をこんな風に、表にして管理すれば、偏りも一目瞭然というわけ。

これ、最初の導入はヒジョーに面倒くさそうですが、使い始めると健康管理も楽になりそうです。

また、手作りの料理だけを良しとせずに、時には既製品も使いこなしましょうと指導されています。

「料理はこうあるべき」「こうしなければならない」と既成概念に縛られてイライラするくらいなら、便利アイテムを使いこなして、楽しく家事に取り組んだ方がずっといい。

時短アイデアだけでなく、効率よくテキパキと台所を動き回るアイデアが集められています。

老若男女問わず、広く活用されるアイデアです^^

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『人生がときめく片づけの魔法2』を読んだよ

片付けで洋服を畳むと嵩が減って綺麗になったイメージをコピックマーカーで描いたイラスト

片付けで洋服を畳むと嵩が減って綺麗になったイメージをコピックマーカーで描いたイラスト

みなさん家事の中で、好きな家事、嫌いな家事ってありますか?

私は洗濯にまつわる家事が嫌いで苦手です。
特に、衣類をキチンと畳んで棚や引き出しに戻す動作が嫌で嫌でたまりません。

洗濯物を畳まなくても良いように、シワにならない素材の衣類を選び、乾いた衣類をそのまま衣装ケースにポーイと放り込めば済むようにしていました。
洗濯にまつわる憂うつさは少しは軽減できたのですが、シワにならない素材の服しか持てないので、自分のファッションに制限がかかってしまいます。

それでも、これまでは何も気に止めていなかったのですが、段々と、年齢に応じた服装をすべきではないかと考えるようになり、TPOに合わせたいくつかの洋服は常備しておくべきじゃないかと思うようになりました。
場合によっては、シワになる素材のものも持つべきかもしれません。
これまでにないファッションにチャレンジできるのは楽しみな半面、洗濯物を畳むことを考えると憂うつです。

「畳むのが嫌」なのは難しく考えすぎてたせい?

なぜ衣類を畳むのがそんなに嫌なのか。
地味で面倒くさい作業が億劫なのもありますが、考えてみるとそもそも私は衣類の「畳み方」を知りません。
見知っている畳み方と言えば、アパレルショップで棚に並んだ洋服の畳み方です。

私は、家でもお店と同じように衣類を畳まなければならないと思い込んでいて、嫌になっていたのかもしれません。
ですが今更、服の畳み方を他人に聞けないし、どうせシワにならない洋服しか持っていないので、やはりポーイと衣装ケースに洋服を放り込む毎日でした。

こんまり流・衣類のたたみ方を実践してみた

先日、こんまり先生こと近藤麻理恵先生の『人生がときめく片づけの魔法』を読み、とても良い本だったので、次は続編の『人生がときめく片づけの魔法2』を手に取りました。
前作は、片付けの考え方やモチベーションの持ち方に比重が置かれていましたが、続編はそれの補足的な存在。
洗面所の片づけ方、キッチンの片づけ方、料理器具の片付け方等々と、より具体的で実践的な内容です。

そこで、衣類の畳み方が詳しくページを裂き、イラスト付きで紹介されていました。
それは、まさに私がずっと悩み続けていた答えだったのです!

私はずっと、衣類の形は全て違っているので、何をどう畳めば良いのか分からなかったのです。
Tシャツや長袖シャツは畳めても、フードの付いたパーカーの扱いが分かりませんでした。
素材感もまちまちですし、ギャザーがたっぷり寄ったスカートや、個性的なフォルムのポンチョなど、衣類は例外ばかりです。

『人生がときめく片づけの魔法2』では、全ての衣類は、最終的に全て同じ長方形に畳むよう指南されていました。
こんまり先生がテレビでも紹介されていた、衣類を立てて収納した時、単独でも自立するように畳むようにも書かれていました。

さっそく、自分が所持している全ての衣類をベッドにぶちまけ、イラストと同じように見よう見真似で畳みました。
すると!なんと!これまでの1/3くらいの分量になりました。
びっくり!

衣装ケースの引き出しが2/3空いたので、他の物が収納できます。
普段あまり使わない画材を収納してみようかなぁと考えています。

「知らない・分からない」が「嫌い・苦手」の原因だった

本を読みながら衣類を畳むのは全然嫌にも感じず、どんどん持ち物がコンパクトになってゆくのが面白かったです。
もちろん、これを日々継続しないと意味がないので、いつまで続くのかわからないのですが、最初の関門をクリアできた気分です。

そう実感しながらこんまり先生の本を読むと、物の選び方や配置の仕方のガイドラインを描いてくれているので、書いてある通りに実践すれば、これまでのように片づけに迷ったり悩んだりと、心労を減らせそうです。

何事も、一から全て自分で、手探りで道を模索するのは途方もなく大変です。
ですから私達は、先人たちの言葉に耳を傾けたり、本を読み学習します。

読書をすることで、身の回りが片づき、すっきりと気持ちのよい部屋で生活できると良いだろうなぁと思います。

 

人生がときめく片づけの魔法2
近藤麻理恵
サンマーク出版
(2012)

『ずらり 料理上手の台所』を読んだよ

憧れのキッチンに置きたい琺瑯のやかんやアルミのボウルなどのキッチン用品をコピックマーカーで描いたイラスト

私の好きなテレビ番組の一つは、NHK「きょうの料理」です。
とても凝った料理から、定番の家庭料理、初心者でも作れそうな献立など、幅の広いラインナップで、毎日見逃せません。
司会進行役のアナウンサーと、料理人や料理研究家の先生との掛け合いも面白く、楽しみなことが多いのです。

特に私は、料理人の先生が、とても自宅で作れないような手の込んだ料理を作る回が好きです。
なぜなのか理由を考えると、プロの手際や技に見惚れているのかもしれません。
難しいことをしていなくても、手さばきが素早く美しく、見入ってしまうのです。

『ずらり 料理上手の台所』を読んだよ

『ずらり 料理上手の台所』では、21人の台所がきれいな写真とともに紹介されていました。
料理家やフードコーディネーターなど食に関わる職業の人もいれば、イラストレーターや主婦のこだわりの台所もあります。
どの台所も、よく使い込まれた道具と、よく磨かれたシンクや調理台に料理への思い入れを感じました。

憧れのキッチンに置きたい琺瑯のやかんやアルミのボウルなどのキッチン用品をコピックマーカーで描いたイラスト

私は料理を作るのは嫌いではないし、くいしんぼうなので、毎日一応調理はします。
ですが、調理器具や台所そのものに、愛着を感じることもなく、大切にも扱っていないと気付きました。
思えば、作った料理も、それを食べる行為にも、こだわりも持たず、なんとなく雑に済ませてしまっているように思いました。

本当は自分で作った料理だって、よく味わったらそれぞれ素材の味を、もっと楽しめるのかもしれません。

憧れの台所像を絞る

私に「理想の生活」があるとすれば、インテリアや素敵な食器類にも憧れますが、一番憧れるのは「清潔さ」です。
『本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書』を読んで、ゴキブリの住み心地の良い「隙間」を知りました。
台所はその隙間の宝庫です。

この本で取り上げられていた台所は隙間は多くても、どの台所もピカピカに磨き上げられ、手入れが行き届いているのがありありと分かり、ときめきます。
常に使い込み、磨き続けることで、風通しもよく、清潔さを保っているのですね。
これから、私も理想の台所を実現してゆきたいので、使い込まれ磨きこまれた道具たちを見て、イメージが膨らみました。
掃除や料理のモチベーションアップのために思い出したら見返したく思います。

 

ずらり 料理上手の台所
お勝手探検隊
マガジンハウス
(2007)

『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

こんまりさんの片付けの魔法の本を読んで、理想の部屋を想像し、部屋に置きたいIKEAのラックに最小限の物だけを収納したイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

数カ月前から、私の部屋の大掃除プロジェクトに着手していました。
きっかけは、連続して害虫が部屋に出没したからです。
このままではいけないと一念発起し、掃除をしやすい部屋づくりを目指し始めました。

掃除のしやすさを考えれば、部屋に物が一つでも少ないほうが良いでしょう。
そこで早速、私は自分の持ち物の片付けを始めました。

私はずっと「自分は必要最低限のものしか持ってない」「まだまだ足りないものがあるけれど、我慢するしかない」と思っていました。
しかし、今振り返ると、あり得ないくらいの量の荷物を所有していました。
ゴミ袋に数十袋分くらい処分しました。
なのに、まだまだ足りないと思っていたので、不思議です。

新しい自分の望むもの

私は今、これまでとは違う、新しいステージに来ているのではないかと思います。
私の考え方や、行動が大きく変わりましたし、欲しいと思うものや、食べ物や飲み物の好みまで変わりました。
だからこそ、片付けが必要だったのかもしれません。

私がたくさん持っていたのは、これまでの自分が必要だったものです。
ですが、今の私には、それらは不要になってしまいました。

こんまりさんの片付けの魔法の本を読んで、理想の部屋を想像し、部屋に置きたいIKEAのラックに最小限の物だけを収納したイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

テレビでもよく取り上げられていた『人生がときめく片づけの魔法』も読んでみました。
未だ読んでいる途中から、ウズウズと片付けがしたくて堪らなくなりました。

著者の言う、片付けが終わったあと「ときめく物だけに囲まれた生活」を想像し、ときめきが止まらなかったからです。
これから始まる自分の生活にワクワクします。

とりあえず、本にあった取扱説明書を捨てました。
これまで説明書を読む機会は殆どなかったし、ネットで検索してみると、私の持っている電化製品の取扱説明書はダウンロードが可能だったので、迷いませんでした。

「もったいない」気持ちと向き合う

私自身、片付けで大きな問題になったのは「もったいない」という気持ちでした。
まだ使えそうなものを捨ててしまうのは、罪悪感と「もったいない」と思ってしまいます。
物に感謝し、お礼をきちんとしてから手放すよう書かれていました。
確かに、私は物への敬意と感謝が足りていません。
これから、きちんと感謝し、お礼を言い、これまでの私の生活から卒業してゆこうと思いました。

物から卒業できないばっかりに、自分の進む道が塞がれてしまっては、それこそもったいない話。
これまで、私を支えてくれた愛しい物ものと、きちんとお別れします。

片づけの現実……

しかし、実際には片付けはなかなか進みません。
ゴミの分別や粗大ごみや資源ごみの問題があるからです。
私の住んでいる地域は、ゴミの分別はゆるい方ではあると思うのですが、それでも、なかなか思うように処分ができないんですね。

これから自分が買う物も、いずれ処分するときのことを考えて、本当に買うべきものだけを選びとってゆきたいと、改めて思いました。
将来的にまた、ゴミの問題で悩むだろうと予想できるので、なるべく不要なものは買わないようにしたいです。

物を所有することって、どういうことだろう

片付けをすることで、「何のためにこの物を持ってるのかな?」「なんで私は片付けがしたいのかな?」「私はどんな部屋に住みたいのかな?」「どんな生活がしたいのかな?」と持ち物や、部屋、住居について深く考えることができました。

欲しい物を持つことが、豊かさだと思っていたかもしれません。
しかし私の場合、物を持ちすぎていることで不自由が起きていました。
さらに、全然豊かな気持ちにもなれませんでした。

「どんな物を持つか」
これからも、じっくりと考えてゆきたいです。

 

人生がときめく片づけの魔法
近藤麻理恵
サンマーク出版
(2010)

『本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書』を読んだよ

ゴキブリやアリなどの害虫退治に効果的な片付けと掃除のイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

この春から私は、大規模な身辺整理を行ってきました。

きっかけになった出来事は二つ。
一つ目の理由は、部屋に突如小さな子ゴキブリが連続して現れたこと。
しかも、机の上を歩いていたり、部屋の真ん中を堂々と歩いていたのです。

二つ目の理由も昆虫にまつわること。
部屋の中をアリが行列を作って歩いていました。
アリは、いつも年に数回やって来ていたので、私としては珍しいものではありませんでした。
慣れとは恐ろしいものです。

思い返してみれば、私の部屋には、大きなクモやヤモリやコウモリも度々やって来ました。
私はてっきり、田舎はそんなものかと思っていたのですが、家族が言うには、他の部屋にはそのような生き物はほとんど出没したことがないそうです。

はたと気付きました。
もしかして、私の部屋にだけ虫や動物がいるの?

害虫が出るのは仕方のないこと?

それでも私はのんきでした。

私の部屋の階下は、台所と洗面所、お風呂場です。
湿気や食べ物につられてゴキブリがやってくるのは仕方ないことだと考えました。
ゴキブリがいるから、それを餌にしようと、クモやヤモリ、コウモリがやって来るんだろうと思いました。

しかし、それは部屋の間取り状、仕方のないことです。
「私にはどうしようもない」
そう思い込むことで、見て見ぬふりをしていました。

掃除ができないのは物が多すぎるから?

結論を先に言うと、私の部屋の欠点は「物が多すぎた」ことでした。
自分で管理しきれないほどの物があったので、上手く片付けられず、いつもどこかが散らかっている状態でした。

部屋が散らかっていると、なかなか掃除が行き届きません。
結果、ホコリや髪の毛、目には見えないけれど、私の皮脂など、ゴキブリの餌になるものが落ちていたのでしょう。

更に、物が多いということは、それらを収納するための棚や家具も多かったのです。
棚や家具を置き、そこに所狭しと物を収納すると、自ずと隙間や物陰ができてしまいます。
これらは、ゴキブリにとってとても住み良い隙間です。

私はせっせと、ゴキブリの住み心地の良い部屋を作り続けていたことになります。
これでは、一時的に殺虫剤を巻いても、バルサンを焚いても、キリがありません。

ゴキブリやアリなどの害虫退治に効果的な片付けと掃除のイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

物を捨てに捨てる日々

私は一念発起し、自分の身辺整理を始めました。
最近使われる言葉で言うと「断捨離」し始めました。

やることは唯一つ!
ひたすら物を捨てる!

捨てに捨て続け、ゴミ袋にして30袋近いゴミが出るわ出るわ。
6畳の部屋からこんなに物が出てくるのかと驚きました。

ゴチャゴチャとした持ち物が減ると、棚や家具も空になり、順番に潰しては捨てました。
部屋の4つの壁をぐるりと棚や家具がひしめき合っていたのが一変、一間分のスペースで収納が間に合うようになりました。
これから更に持ち物は減る予定で、近々半分の量になるでしょう。

ゴキブリやアリなどの害虫を寄せ付けないための策として断捨離を始めました。
物が減ると、掃除もしやすくなり、毎日掃除機を隅から隅までかけ、定期的に雑巾がけをするようになりました。
これで害虫対策もバッチリでしょう!
そう意気込んでいます。

敵の情報を知る!

『本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書』を読みました。
ゴキブリの生態がとても詳しく紹介され、ゴキブリをよく知ることができます。
まずは敵の情報を知らなければいけません。

彼らは、5~13mm くらいの隙間が大好きなだそうです。
少しの食べかすや、一滴の水があれば、彼らは大喜び。
私の部屋は彼らにとってとても住みやすいところだったようです。

本書の中で紹介されているゴキブリ対策にも、部屋を片付け物を減らすよう書かれています。
図らずも、本書にある通りに行動していたことになります。

更に、ゴキブリ対策として、ゴキブリホイホイを床一面に敷き詰める一掃作戦も紹介されていました。
早速その通りに実行してみようと思います。

こんなにゴキブリについて詳しく書かれた本を初めて読みました。
生態を知ることで、効率的な駆除を知れる良書でした。
常に手の届くところへ置いて、対策を続けたく思います。

 

本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書―ドクター青木式・究極の退治マニュアル
青木 皐
ダイヤモンド社
(2002)