今週ブログで紹介した本のまとめです^^
断捨離
『部屋を活かせば人生が変わる』|岩崎夏海・ときめきでも断捨離でもない片づけ……ヘヤカツ!
こんにちは。片づけが終わらない あさよるです。さて、先週紹介したメンタリストDaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を読んだ感想の最後に、次回予告をしましたw DaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』を読み、「手元に残すべきもの」だけ選べばいいんだと天命を受け(笑)、さらに立て続けに読んだ『部屋を活かせば人生が変わる』を読み、ダイナミックに あさよるの片づけが前進したことをここにお知らせしておきますw
今日紹介する『部屋を変える人生が変わる』(略して「ヘヤカツ」)の著者である「部屋を考える会」とは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(略して「もしドラ」)の著者、岩崎夏海さんが主宰する会です。あさよるは、YouTubeで「部屋を考える会」を知りました。津田大介さんのすさまじい仕事場を片づけるという、ショッキングな動画でした。未視聴の方は、一度見てみてください。
注目すべきは、「要らないものを捨てる」といった思考ではなく「物の流れを変える」「情報の流れを変える」ということに重点が置かれています。津田さんのオフィスの場合は、ボスが一番奥の部屋を陣取ることで、人の流れを変え、情報の流れを変え、そして物の流れを変えようと提案されます。断捨離や、ときめきの片づけとは、違うのだ!
ということで、あさよるはこの動画を見てから「ヘヤカツ」の本が読みたかった。しかし、片づけ熱が下がっていたので、しばらく忘れていましたw
悪いのはあなたじゃない。部屋だ!
本書『部屋を活かせば、人生が変わる』略して「ヘヤカツ」は、感動的な言葉で始まります。部屋が片づかないのは、あなたのせいじゃない。人生が上手くいかないのは、あなたが悪いんじゃない。片づかないのは、片づかない部屋のせいです。人生が上手くいかないのは、部屋が悪いのです。だから、部屋を変えれば人生は変わる。部屋を変えれば、人生が活きる!という、長い序文から始まります。
掃除機をいつかけましたか? シンクに食器は溜まっていませんか? シーツを交換しましたか? 本棚には本がギッシリと詰まっていませんか? 一つでもあてはまるなら、「ヘヤカツ」しましょう。
なぜ、部屋を変えると、自分が変わるのか。それは、
「自分を変える」努力が成果を結ばない理由。それは、その人自身のベースにある性格や生活習慣といった根底の部分を変えることができないからです。根柢の部分が変わらなければ、知識やスキルが多少身についたところで、人生を変えるほどの劇的な変化を起こすには至らない。(中略)
つまり、(皮肉なことですが)「自分を変えよう」という努力では、人生を変えることはできないのです。
ではどうすればいいのか。その答えは、「部屋を変える」ことにあります。「自分を変える」のではなく、「部屋を変える」のです。
人は環境によって変わるということはよく言われますが、「部屋」というのは、その人を取り巻く環境の中でもっとも大きなウェイトを占める存在です。私たちは自分の部屋で長い時間を過ごし、身体や精神の鋭気を養います。部屋の環境によって、私たちの心身は多大な影響を受け続けているのです。p.19-20
人は環境によって思考や言動が影響されると言います。「部屋」とはまさに、自分が長時間滞在し、自分を自分たらしめている空間と言えます。その部屋が、散らかっていれば、掃除ができていなければ、心身に悪影響があると言われると、ナルホド……。
人生が上手くいく人たちは個人的な意思や能力だけで、掃除の行き届いた部屋を維持しているわけではないからです。話はむしろ逆です。彼らは「整理整頓や掃除をしやすい部屋」を作ることによって、人生の流れを好転させている人たちなのです。
人間に備わった能力の差など、たかが知れています。人生がうまくいく人と、うまくいかない人を分けているのは、能力ではなく、環境です。「悪い部屋」に住む人は自分の能力に常にブレーキをかけ続け、「良い部屋」に住む人は、自分の能力にドライブをかけ続けている。つまるところ、人生がうまくいくかどうかの差はそこでついてしまうのです。
p.21-22
なんかここまで断言されて話が進んでゆくと、「お、おう。そういうもんか」と思えてくるから不思議です。しかし思い返してみると、〈仕事ができる人〉の机の上はいつもキレイでした。引き出しの中まで物の定位置が決まってあって、他の人に仕事を頼むときも、どこになにがあるか口頭で伝えているのを見たことがあります。
片づいているとは、自分の頭の中が整理されていることであり、余計な手間がない状態です。そりゃ仕事もできるわな。
掃除機の道を通す!
んじゃ「ヘヤカツ」とは具体的になにをするのか。めっちゃ簡単に言えば、部屋の中に「道を通す」のです。部屋の中の道は、大きな道と、小さな道を作ります。その道を通るのは、そう、掃除機です。掃除をしやすく、物が移動しやすいインフラ整備に尽力しましょう。すると、サッと掃除機をかけ、自ずと物が適切な場所から場所へ移動しはじめるんです。
ということで、あさよるもやりましたよ。部屋の模様替えを! 本のレビューをするために、まさか部屋の家具を全部動かす日が来るだなんて思いませんでした。まずは、あさよるの部屋のビフォーアフターを見ていただきましょう。
あさよるの部屋は床の間のある和室で、床の間スペースが使いにくくて仕方がないのです。一時期「床の間を床の間として使おう」と、展示スペースとして改装しようとして途中で挫折し、物が堆積するだけの空間になり果てていました。今回のヘヤカツで、まずは掃除機の通るインフラ整備から。掃除機を部屋の中心に置いて、机の下まで掃除機をかけやすくしました。本棚と壁の隙間には、掃除機の幅の分の隙間を設けたので楽チンです。ちなみに、ベッドはすのこベッドで、パカッとすのこを上げて掃除ができます。あるいは、ベッド自体が軽いので片手で動かせます。
いかがか!
家事が楽しい部屋
「ヘヤカツ」が行き届いた部屋は、家事が楽しくなる部屋です。掃除を愉しみ、食器洗いを愉しみ、洗濯を愉しむことができれば、日々の面倒くさい業務が、一気にやりがいのある習慣に変わります。本書では、ヘヤカツの仕上げとしてタオルを必要枚数買い替えたり、必要な食器を絞り込み、「とっておき」に囲まれて暮らすよう指南されています。
以下の動画で、岩崎夏海さん自らが仕事場の特等席にある、押し入れの中身を紹介されています。
部屋のいちばん良い押し入れを、掃除用具入れとして使っておられる様子に「おお~、うらやましい~」と感嘆。そう、あさよるは掃除用具が好きなのだw 家事をエンターテインメントにするというのは、道具を愉しむことであるのだなあ。
生活のためのステージ
自分の部屋は、自分の人生において、重要な意味のある空間です。生まれ育った家の中や、一人暮らしをした部屋、引っ越した部屋にも、それぞれ思い出があり、思い入れがあるものです。だから、自分の部屋を自分の居心地の良い場所であるのは大事なことだし、自分の移し鏡のような空間であるとも言えます。
少数精鋭、家具を「育てる」
本書では、ヘヤカツの一環としてテーブルや椅子など家具の買い替えも提案されています。このとき、木製の家具を選ぶことがオススメされています。それは、使い込めば使い込むほど、角が取れ、風合いが変わり、自分だけの「家具を育ててゆく」ことができるからです。
また、最初から高級な家具を導入するのではなく、ヘヤカツの段階に合わせて少しずつ買い替えてゆくことも推奨されています。本書は、ときめきの片づけや、断捨離とはそもそも思想が違います。前者は、物の処分のための片づけメソッドですが、本書は「部屋を育ててゆく」ことに重点が置かれているので、必要な物は買い足しますし、一時的に物が増えても構いません。
机・テーブルはステージ
部屋の中心に据えるのは机・テーブルです。この机・テーブルは、部屋のメインステージとします。机・テーブルの上には、なにも置かないのがデフォルトの状態です。そこへ、食事の際は食器を並べ、勉強するときは本を広げ、パソコンを操作するときだけパソコンを置きます(ということで「ヘヤカツ」ではノートパソコン推奨です)。
机・テーブルはステージです。登場人物たちが現れては去り、また登場します。その都度必要な物を広げ、用が済んだら片づけましょう。
本棚はエンターテインメント
本棚は、客人をもてなすためのエンターテインメント空間だと考えましょう。「見せる本棚」を作るのです。本棚には人柄が出ると言います。小難しい本ばかり並べているのもヤなヤツっぽいし、かといって軽い本ばかりも違います。ギュウギュウに本を詰め込むのも、スマートではありません。あくまで人に見てもらう前提で本棚を用意しましょう。さて、あなたは「見せる本棚」に何を並べますか? 自分の〈キャラ〉を表現するチャンスです。これ、考えるの楽しいですね。
ちなみに、見せる本以外の本は、客人の目につかないところに収納します。あくまで、エンタメとしての本棚を思いっきり演出しましょう。
部屋は非日常
これまでの部屋は、嫌になるくらい日常の空間だったなら、ヘヤカツ後の部屋は、そこは「非日常」の部屋です。部屋の中心にはメインステージが設置され、エンタメとしての本棚が鎮座し、楽しみながら家事をします。そこで団らんをし、体を休め、勉強をし、仕事をし、人と語らい、物思いにふけるのです。
イイネ! 部屋に帰るのが楽しみな部屋をつくりたい。
机の上を毎日片づけるようになった結果……ww
あさよるも部屋の模様替えをし、部屋のど真ん中に机を配置しました。あさよるは、ダイニング用のテーブルを仕事机にしています。本書にある通り、机の上はその都度片づけるのですが、あさよるはこれ、ものすごく乗り気じゃなかったんです。だって、イチイチ机の上を片づけるの、めんどくさいじゃん~。
あさよるはノートパソコンを使っているので、パソコンを使い終わったら、線を抜いて、マウスを外して、パソコンを棚に戻すことにしました。パソコン収納用のスペースも設けました。朝起きると、何もない机の上にパソコンを設置することから一日の業務が始まります。
と、意外とやりはじめると、できる。メンタルブロックが強かった分だけ、なんだか拍子抜けです。また、寝る前に机の上をデフォルト状態に戻すことで、「よし、寝るぞ」って気分になることもわかりました。もう1週間以上続けていますが、眠りもうまく取れている気がします。
エアコン買い替える!
そして、ヘヤカツの成果なのか、今週エアコンを買い替えることにしました。「よし買おう!」と決心してから、心が晴れ晴れとしています。毎年夏場になると、冷房の効きが気になって気をもんでいたのです。意外にも、あさよるはエアコンに悩まされていたようです。無自覚でしたが。
片づけは続く……
まだ模様替えして10日くらいなので、行き場がなくて宙ぶらりんの物があります。収納方法をじっくり考えてゆきます。「手放そう」と決めたものは一か所にまとめました。
片づけって、一旦動き出すと一気にゴロゴロと転がり始めますね~。
春夏用の洋服や帽子、日焼け対策グッズなど、すんなり用意が済んで、楽しみです。
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【今週のまとめ】2018年3月26日~30日
今週ブログで紹介した書籍をまとめです^^
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『それって、必要?』|誰かのために生きるの?ミニマリストの提案
こんにちは。片づいたと思うとすぐに散らかってイヤんなってる あさよるです。これ以上モノを減らすとなると、なにか自分の中の〈タガ〉を外さないといけない気がして、メンタルブロックが強いです。だけど、どう考えても今の状況はモノが多い気がする……少なくとも、今のあさよるは、自分の荷物を管理しきれていないのだった。
断捨離なあ~。ときめき……ときめかないけど取っておいてあるもの多いなあ……。いらない、使わないってわかってるのになあ~と、自分の中でモヤモヤが収まらないので、ミニマリスト筆子さんの断捨離・片づけ本『それって、必要?』を手に取りました。
あさよるが感心したのは、「家事こそマニュアルが必要だ」という項目です。確かに。家事はルーチン化されているものも多いからマニュアルにしやすいし、一方で至急・急用も頻発するので管理が面倒くさいんですよね。自分用のマニュアルを作っておけば、頭の中がずいぶんスッキリします。同じように、一日の仕事や食事の段取りも、なんとなく宙ぶらりんなまま進めていることが多い。丁度4月だし、家計簿、つけますか。タスク書き出しましょうか。予定を立てましょうか。
えっと、あさよるは、この記事を抽象的なテーマをピックアップして書きました。が、本書『それって、必要?』ではもう少し具体的に片づけの進め方や、気持ちの持ってゆきかたが紹介されているので安心してください。そう、片づけって、精神的にキツくて「気持ちをどう落ち着かせるか」が大事だったりします。ちゃんとその辺もフォローされている本ですw
ミニマリストは物を持たないことじゃない
本書『それって、必要?』はミニマリストの筆子さんによる、ミニマリストになるための指南です。しかし、もしミニマリストを「何も物を持たない人」だと考えているのなら、筆子さんのミニマリスト像とは異なります。筆子さんの唱えるミニマリストとは、必要なものを自分で見極め、自分の「ちょうどいい」環境を自ら整える活動だと言えるでしょう。
もったいぶった言い方をしてしまいました。簡単に言えば、「自分にとって必要なものを見極める」「他人の基準ではなく、自分基準で選ぶ」「自分に不要なものは手放す」を徹底し、「自分が過ごしやすい環境」「自分が豊かに生きれる環境」を自ら作るのです。
人生の主体を取り戻す!
大切なのは、「基準は自分」ということ。「流行っているから」「テレビで見たから」「みんながやってるから」採用するのではありません。また「あの人が良いって言ってたから」や「本に書いてあった」でもありません。一つ一つ、自分で精査して、自分に必要なものを選び取っていく作業が「ミニマリスト」の生き方なんです。
もちろん、単身世帯なら話は早いですが、家族がいれば、家族の幸福度が自分のそれにも大きく影響します。だから、自分勝手な活動になってもいけません。難しく、とても神経を使う判断もあるでしょう。そうまでして、なんで「ミニマリスト」をやらなきゃならないの? って、それは「人生の主体を取り戻す」ためです。
他人の基準で生きていれば、いつまで経っても満たされません。だって、新しい商品や流行はどんどん生まれ、社会は消費を促すのです。それに、誰かに見栄を張ったり、自慢をするためにモノを集めていても、所詮は「他人のため」の物。ひと時の優越感が味わえるかもしれませんが、自分が豊かになれるわけではありません。
自分基準で、自分が豊かに生きる。そのためのミニマリズムであり、本書『それって、必要?』はそのアシスタントをする本です。
自分で責任を引き受ける
本書のミニマリストになるための手引きはシンプルなんですが、それを実行するためには、自分自身で生活の、人生の責任を自分で負う必要があります。なぜなら、例えば〈ときめきの片付け〉が失敗したなら「片付けの魔法が効かなかった」と言えばよいのです。〈断捨離〉に失敗したなら「本が読みにくい」と言えばよいのです。他人の知恵を借りている限り、失敗すれば他人のせいにしとけばいい。だけど、本書『それって、必要?』では、究極の一言が飛び出します。それは……
誰もがみな同じやり方で家事をする必要はないはず
筆子さんも本書で家計簿をつけたり、家事のマニュアル化など、取り組むべき課題を挙げています。しかし、家計簿をどのようにつけるのか、家事をどうマニュアル化するのかは、その人によって、その家庭によって違っていて当たり前です。だから、試行錯誤しながら作ってゆくしかないんです。
本書では、事細かな具体的なメソッドを手取り足取り教えるものではありません。そうではなく、人生の主体は自分であること、自分で必要なものを選ぶこと。他人を牽制するためにモノを買うのではなく、自分が豊かになるためにモノを選ぶこと。自分がより幸せに、のびのびと生きられるための生活習慣を手に入れることなど、「課題にすべきこと」の項目が挙げられます。
もちろん、筆子さん流の〈やり方〉は紹介されていますが、あくまでそれは筆子さんファミリーでのお話。ちなみに筆子さんはカナダ在住のブロガーの方なので、日本在住の会社員の人とは生活そのものも違うでしょう。
だけど、ありきたりですが「自分らしく」生きるって、職業や住んでいる場所は関係ないですよね。自分の、自分らしい、自分が気持ちいい生き方を、自分で見つけるための行動を「ミニマリスト」と定義されているんです。
- 記事リンク:『新・片づけ術「断捨離」』を読んだよ
- 記事リンク:『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ
〈誰か〉のために生きるのか
本書を読んでいてドキッとしたのは、「他人のために持っている物」の数々に思い至ったからです。別に「自慢したい」「マウンティング用」とか意識しているわけではありませんでしたが、「あの人に見せたらどう思うかなあ」「これを持っている私はどんな風に見えるだろう」と〈他人の視点〉から物を選び、買い、保管していたのです。
あさよるも、これまで片づけ・断捨離本を紹介してきましたし、かなり家財道具を見直し、物は少なく減らしました。それでもまだ、「自分の中の他人」が棲んでいて、自分基準ではない物品を所持していることに気づきました。ショック!
もっともっと、自分の欲しい物、自分が気に入ったもの、自分に特別なものを選んで持っていても良いんです。だって、あさよるの持ち物なんて誰も気にしていないから。自分の持ち物を気にしているのって、この世で自分だけなんですよね……w 他人を牽制してマウントを取りたがる人は、たとえ高価なアクセサリーを持っていても、オシャレしていも、何をしていてもイヤミを言うんだから、自分本位に物を選んでいても同じなのだった。何を気にしてたんだろ~。
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断捨離、ミニマリストの本
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掃除や家事の本
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- 『理系の料理』|フローチャートで料理をしたい人へ!
- 『考えない台所』|家事のシステムを作っちゃう!
シンプルライフの本
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- 『本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書』を読んだよ
- 『屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方』
- ハッピーエンドを手に入れる『エッセンシャル思考』を身につけよう
- 『思想する住宅』を読んだよ
- 『ぼくの哲学』|世界で一番おいしいのはマクドナルド
生活を変えるための本
【今週のまとめ】2018年2月5日~8日
今週ブログで紹介した書籍のまとめです^^
『1週間で8割捨てる技術』|最小で最大の幸福を
こんにちは。季節の変わり目、部屋を片付けたい あさよるです。あさよるも以前、思い切って断捨離をしまして、45Lのゴミ袋30~40袋以上捨てた経験があります。驚くべきことは、そんなに捨てたのに「以前、なにを持っていたのかわからない」「一体何を捨てたのかわからない」ことです。大事にしまい込んでいて、一緒に引っ越しもした道具なのに……「大事」と思い込んでいたけど、手放してみると「思い出せない」だなんて……ショック!
んで、新しい今の生活にシフトして、必要なものをその都度買い足していく感じです。ちなみに今、春物のワンピースを1着買うのにひどく悩んでいる。
で、また部屋の中のものが増えて、散らかってきたので、そろそろ持ち物の整理をしたいなあと思いながら、面倒くさいので保留中ですw
この春「変わる」なら
本書『1週間で8割捨てる技術』は片付け・断捨離本で、ミニマリストの生き方を紹介するものです。著者の筆子さんは、モノに執着し捨てられず溜め込むタイプだったそうですが、ある時に自分の荷物の量に驚き、考えが変わります。また、海外留学を期に、カバン一つで留学し、モノを持たない暮らしにシフトしました。
本書を読んで励まされるのは、今まさに「変わろう」としている方でしょう。これまでの生活に一旦区切りをつけて、「これから」のために準備を始めるなら、「片付ける」というステップも待ち受けています。「モノを捨てる」のは精神的にも疲れる作業で、なかなか踏ん切りがつかないなら、断捨離や片付け本を手にしみてください。
筆子さんの本が特徴的なのは、まずは片付けに際し「気持ちをどこへ持っていくか」の話が続き、次に具体的に、7日間で7つのステップでモノを片づける段取りを提案されています。1日目・洋服、2日目・バッグ、3日目・食器、4日目・本、5日目・書類、6日目・雑貨、7日目・思い出の品、ってな具合。それぞれに、捨てるのに迷ったり、くじけそうになったときの励ましも添えて。
そう「物を捨てる」ってほんと精神的にくるんですよね……。だから途中でメゲそうになっちゃう。それは「モノを大切にする」って呪文にかかっていることもあるけれども、人には「変わりたくない」という力が働いているからです。「ホメオスタシス」ってやつですね。生物は変化を嫌います。だから、「変わろう」とするには多大なエネルギーが必要なのです。「モノを処分する」というのも、エントロピーを減少させるのですから、力が要ります。
人に励まされたり、労われたり、自分に発破をかけながら取り組みましょう。
ミニマリストは、×捨てる、○選ぶ
本書『1週間で8割捨てる技術』で印象的だった箇所です。
ミニマリストの本質は、できるだけモノを捨てて、何もない部屋に住むことではないと私は思っています。
ミニマリストに共通するのは「レス・イズ・モア」のポリシーと自分らしく暮らそうとしていること。部屋を空っぽにすることではないのです。
(中略)
レス・イズ・モアは、自分が本当に必要なものだけを少しだけ持つ暮らし方です。ミニマリストは「最小限のもので最大限に生きよう」としています。
モノが少ないと、時間とスペースが生まれるので、自分の人生にとって大切なことを見つけやすくなります。モノを減らしながら、大事なものだけに意識を向ければ、節約もできるし、ストレスも減り、より健康になり、時間ができて、自分のやりたいことに集中できます。つまり、より幸せな人生を生きることができるのです。p.190-191
「ミニマリスト」というとなにもないマンションの一室に一組の布団だけ置いてある図を想像してしまいます。しかし、「何もない部屋」がミニマリストの姿なのではなく、「最小限のもので最大限に生きる」という本質にフォーカスすべきです。だから、ミニマリストの部屋にモノが置いてあっても構わない、それが最小で最大の幸せにつながるものであれば。
ミニマリストは「モノを捨てる」のではなく「モノを選ぶ」生き方であることもわかりますね。あれものこれもと何でも家に持って帰るのではなくて、自分でよく考えて、自分の基準で、自分に必要なもの、ふさわしいものを。それが居心地の良い空間なハズ。
また、モノが少ないと単純に、管理が楽になります。これまで煩わしい雑用に時間を割かれていたのなら、モノが減ることで時間的余裕も生まれます。貴重な時間で、なにをしますか?
片付け本って、誰のための本だろう
ふと、この手の断捨離や片付け本って、一体誰のために書かれた本なんだろうと不思議に思いました。
本書を手にって、実際になにか行動する人は、きっと「すでに変わり始めている人」なんじゃないかと思います。参考にこのような本を手に取るのでしょうが、たとえ本を読まなくても「すでに変わり始めている人」は勝手に一人で変化してゆくでしょう。だって、本人がそれを望んでいるんだから。
「変わりたくない人」「片づけたくない人」は、別に変らなくてもいいし、片づけなくても構わないし、「そのままでいい」ハズです。すでに自分の望むように生きているんですから。
とすると、片付け本って、一体誰に語りかけているんでしょうか。
あさよる的には「すでに片づけた」「すでに変わった人」が読んで、自分のしてきた軌跡を確認するためなのかもな、なんて思いました。あるいは「すでに行動してる人」が、時折進行方向があっているのか現在地を確認するような。
いずれにせよ、この手の本を読んでも、行動する人は勝手にするし、行動しない人はそのままなんじゃなないだろうかと、邪推します。片付け・断捨離に関する本のレビューがパッカリと別れるのも、このせいじゃないのかしら( ̄ヘ ̄)フム
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【最近のまとめ】2017年12月25日~2018年1月5日
先週と今週ブログで紹介した書籍をまとめました(^^♪
『簡単に暮らせ』|「しない」「いらない」を選んでもいい
こんにちは。年末の忙しさにかまけて、どんどん部屋が散らかってゆく あさよるです。大掃除どころではございません……しゅん><
さて今月、ブロガーの ちゃくま さんの著書『もっと簡単に暮らせ』を読みまして、「生活」全般に関する考え方の切り口を紹介する本で、面白かったんです。なので、一作目の『簡単に暮らせ』も読んでみたく本書を手に取りました。
『簡単に暮らせ』が一冊目で、『もっと簡単に暮らせ』が続編です。続編は実践編で細かな生活の知恵が多かったのですが、一冊目『簡単に暮らせ』は、考え方、思想が中心に感じました。
人生を選べ
『簡単に暮らせ』で提唱されているのは、大ざっぱに言えば「どんな人生を生きるのか、自分で選べ」というメッセージです。本書のタイトルは『簡単に暮らせ』ですが、例えば「ここはもっと複雑にしたい」「これだけは譲れない」という自分の意志があるなら、それを優先すればいいのです。しかし、特に自分の意志がないことは「簡単にすればいい」という提案なのです。
例えば、今や猫も杓子もスマホを持っていますが、別にスマホを持たない生活をしてもいいし、ちゃくまさんのお父様は携帯電話すら持っていなくても、別に不自由なく生活なさっているそうです。なんとなく持っていて、お金も時間も使っているものも、「なくてもいい」のかもしれません。
ちゃくまさんのお父様は財布も持ってないそうで、ポケットにお金やカードを入れておられるようです。が、やはりお父様はなにも不自由していない。「財布を持たなくてはならない」というのも、常識に囚われているだけなのかもしれません。
また、断捨離は生活の質の向上に効果てきめんで、物が減ると掃除や管理の手間も省けます。しかし、ちゃくまさんは断捨離の逆バージョンも提唱しておられます。それは「本」。ちゃくまさんの場合、本は迷ったら即買って読んでしまうんだそうです。本は自分を豊かにするものですし、本の価値は本そのものではなく、本に書かれた「情報」に価値があるのです。情報はどんどん仕入れようってことですね。……一応あさよるネットは読書ブログですので、この話題を拾いましたw
「写真を捨てる」の真意
本書『簡単に暮らせ』では、結婚前の写真を処分してしまった話が登場します。お子さんの写真は、お子さんの物ですから保管していますが、ご主人は写真に興味がないそうで、夫婦の写真を処分なさったんですね。ちゃくまさんも「おすすめしない」と断っておられます。
しかし、この「写真を捨てる」という話から考えさせられることは、「意外と写真って捨てても大丈夫なんだな」ってこと。というのは、思い出の詰まった写真を失うと、なにか大切なものまで失うような感覚がありますが、別にそんなことはない。それこそ、火事や災害で写真を失ったからといって、家族や仲間との関係がどうかなるわけじゃない。「ああ、写真って紙切れなんだな」と気づきました。
なんとなく漠然と「写真は捨ててはいけない」「スマホは必要」「財布は良いものは持たなければ」と思いこんでいるけれども、あくまで「思いこみ」なのかもな。
ややこしいことは、しなくてもいい
ちなみに あさよるは、紙の写真を持っていません。必要な写真はスキャンしてデータで管理することにしました。もともと写真もほとんど撮らないし、自分の顔写真は免許書更新するときに撮るくらいですw でも別に不便してないし、貧しい暮らしをしているわけではありません。
あと、あさよるはスマホを持っていません。今は自宅で仕事をしているので、自宅のWIFIにiPodとネクサスをつないで使用しています。外出時も不便したことは今のところありません。たぶん、また通勤するようになっても、スマホは持たないような気がします。
だから、ちゃくまさんが仰ることもなんとなくわかります。意外と「なくても困らない」物事にたくさんのリソースを使ってることってあるんじゃないかな。例えば、あなたがガシェットマニアで、最新のガシェットを愛でているなら別ですが、そんな人少ないよね。そのガシェット、必要なの?
ややこしいことに頭を使って考えるのも大切ですが、重要でないことなら「別にやめてしまってもいいのよ」という、シンプルなメッセージでした。
関連本
『もっと簡単に暮らせ』/ちゃくま
- 記事リンク:『もっと簡単に暮らせ』|人生を自分で選ぶコツ
『服を買うなら、捨てなさい』/地曳いく子
『人生がときめく片づけの魔法』/近藤麻理恵
- 記事リンク:『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ
『新・片づけ術「断捨離」』/やましたひでこ
- 記事リンク:『新・片づけ術「断捨離」』を読んだよ
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』/佐々木典士
『勝間式 超ロジカル家事』|「お金ムダ遣い」「捨てない」は「命」のムダ遣い
こんにちは。勝間和代さんのメルマガ読者の あさよるです。勝間さんが家事を攻略しようと試行錯誤している様子をメルマガで読んでおりまして、これが面白かった。だから『勝間流超ロジカル家事』はぜひ読みたかった本です。
ちなみに、あさよるも凝り始めるとトコトンやりたい方なんですが、勝間さんの足元にも及びませぬな。おにぎりの最適解を模索するくらいだ。
ツールを使いこなす!
『勝間流ロジカル家事』が特徴なのは、家電をフルに使いこなしているところです。ここが勝間さんっぽいところですね、ツールをとことんまで使いこなす。メルマガでは失敗や上手くいかない経験もシェアされていました。
たとえば、ヘルシオは2台使い。蒸し機能とオーブン機能の両方を使うためです。圧力IH鍋も2台持ち。みそ汁用と煮物用。そしてオーブンと炊飯器。もちろん食洗器も使います。どうも家電は高額で、食洗器も贅沢品のように感じていますが、手間が省略されたぶんの時間を、自給換算すれば値打ちのある買い物です。
調理器具も、最低限のアイテムで最大限に仕えるスタメンを選びぬいているのがシビレル。あさよるも選びぬきたい……(*´ω`*)
掃除も、機械ができることは機械に任せます。たとえばルンバ。ルンバを使うためには床面が片づいていないといけません。片づけがルンバが使える環境を生み、ルンバが使えるとその分時間が生まれます。
片づけると豊かになる?
本書『勝間流超ロジカル家事』によると、勝間さんはかつての8割もの荷物を処分したそうです。多忙な勝間さんですから、家政婦を雇っていたそうですが、家政婦は「捨てる」権限はありません。勝間さんご自身も「家政婦さんに任せている」と油断もあって、どんどん物が増えまくっていたようです。片づけをし、持ち物の量を極端に減らしたことで、持ち物の管理が楽になった、特に頭の中で把握できるようになったそうです。
さて、片づけは時間を生み出します。働けばお金が稼げる時間を、ムダな時間に使っていては、時間もお金もムダにしているのと同じです。
「いつも、気づいたらお金がなくなっている」
「ムダ遣いしているつもりはないのに、お金が貯まらない……」
お金が貯まらない人は、決まり文句のようによう言います。
お金が貯まらない人に共通することが、2つあります。1 使わないものを買う
2 買ったものを捨てないこの2つをしている限り、家計簿をつけていたとしても、まず、お金は貯まりません。
(中略)
家計破綻の原因は収納破産と同じで、前者はお金を、後者はものをきちんと管理できないことにあります。
収納の最大のコツが、不要なものを捨てて、ものを増やさないことであるように、家計管理のコツも、ムダ遣いを見つけて削ることです。p.181-182
お金が貯まらない人の特徴は、使わないものを買ってしまい、その買ったものを捨てようとしない。結果、物が溢れ返り、その管理に労力を奪われ、在庫管理ができずまた物を買う。お金も、時間も、スペースも、エネルギーも奪われてゆくばかりです。
勝間さんは、多忙の中でも、家族分の調理をしています。貴重な時間を使うからこそ、徹底的に時短が試みられているんです。これは、「家族の食事を用意する」ってタスクが勝間さんにとって優先順位が高いってことです。時間を有効に使うことは、自分にとって何が大事なのか、何を優先すべきかをハッキリさせることです。お金の豊かさだけでなく、「時間」は精神的豊かに関わります。
時間より貴重なものはない
さらに、お金と時間をめぐる話は、展開します。
時間をかけてお金を稼いでいるのに、そのお金をムダにするのは、時間をムダにすることになります。
時間が過ぎるということは、命を削られるということ。命は有限です。
家事をしながらがんばって仕事で成果を残したことも、上司の嫌味をがまんしたことも、すべて自らムダにするのは虚しすぎます。お金をムダにすることは時間=命をムダにすることです。p.182-193
稼いだお金をムダにすることは、仕事をした時間をムダにすることです。そして、二度と帰ってこない時間をムダにすることは、命をムダにすることです。だから、お金は貴重で、ムダにしてはいけない。そのために、ムダ遣いする人の特徴「使わないものを買う」「買ったものを捨てない」から脱却する。
い、命の話をされると……でも、その通り……orz
「選ぶ」人になる
本書『勝間式超ロジカル家事』は家事全般を徹底的に追及しまくっている記録です。なんの追及をしてるかって?
知らん!w
時短とか節約とか、それっぽい理由は上がっているけれども、何を置いても「面白いから」っしょ。金と時間を使って、金と時間の有効利用を追求するって、サイコーにおもろいじゃないか。先に述べた通り、勝間さんほどじゃないにしても、あさよるも似たような志向を持ってるので、これ読んでるだけでソワソワしますw
本書では家事全般、調理、掃除、洗濯、収納に加え、家計術、ファッション、メイクまでロジカルに追及されているのです。その〈やり方〉が物珍しいので気が取られてしまいますが、一貫してるテーマは「選びとる」ことじゃないかと思います。「なんとなく」「みんながやってるから」「時間がないから」「やらされるから」ではなく、自分で「これをする」と選び抜いてゆく。その力が「命をムダ遣いしない」につながるんじゃないかな。
本書の勝間さんのやり方をそのままコピーすることは不可能です。たとえば調理器具や食材は、勝間さん宅の食事情が反映されているから、マネをするなら自分流に落とし込まなければなりません。だから「勝間流」なんやな。
ただ、「やってみた」的にはここまでテッテー的にやり込まれていて、かなりオモロイ。自分もやりたくなる。とりあえず、押入れの中身を外に出して、ゴミ分け始めた程度には行動に結びついていますw
関連本
『理系の料理』/五藤隆介
『女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~』/勝間和代
『結局、女はキレイが勝ち。欲張りに生きるためのスキル63』/勝間和代
『目立つ力』/勝間和代
【今週のまとめ】2016年10月17日~20日
今週紹介した書籍のまとめです。
『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ』|この通りやるだけ
エンドレス片づけに精を出している あさよるです。エンドレスで散らかし続けているとも言う……(;’∀’)
片づけね……。当あさよるネットでも、片づけ本は時たま紹介しております。『新・片づけ術「断捨離」』や『人生がときめく片づけの魔法』も読みました。
ちゃんと読了後はそれなりに刺激されて、片づけや掃除がはかどるんです。きちんと満足してたのですが、そろそろ片づけへの勢いが減速してきたので、新たな風を送り込みたく、『奇跡の3日片づけ』を手に取りました。
「一生リバウンドしない!」とあるのも頼もしく、そしてなにより3日で片づくというのが魅力的。
- 記事リンク:『新・片づけ術「断捨離」』を読んだよ
- 記事リンク:『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ
散らかると、追い詰められる……
片づけをしなくっちゃ!って思う時ってどんな時ですか?
あさよるの場合は……モノをなくして出てこないときに、半泣きになりながら片づけしたいと切に思います。あと、ネットでオシャレなインテリアやライフスタイルを紹介する記事を読んで「ああ、こんな部屋で住みたい……」とうっとりしている時です。
来客がきっかけになることもあります。友人や知人、親類の来訪はもう……大パニック事案。突然の来客は絶対に無理!もっと気軽に人が立ち寄る家ってステキだなぁと憧れているくせに、現実はほど遠い……。
なんだかモノがゴチャゴチャと大量にあるのに、いつも何か足りない。いつもボールペンが見当たらなくて、やっと見つけたペンはインク切れ……。
洋服だって、クローゼットに収まらないくらいの量なのに、いつもコーディネートが決まらない……。とっかえひっかえ洋服を手に取るも、いつも同じ服でおでかけ……。
部屋が散らかっていることで、不満、イライラ、焦りでいっぱいになってしまう。
「散らかっている」って事実だけではなく、精神面の悪影響がツライのが本音なのかも……。
3日片づけ、行動あるのみ!
そんな散らかった部屋へのフラストレーションが高まったあさよるは、今回『奇跡の3日片づけ』を取ったのでした。
ちなみに「断捨離」や「ときめく片づけ」も、一冊で十分片づけが進む本なんですよ。しかし長期的な片づけの場合、途中で自分へカツを入れるために、片づけ本を読む感じ。モチベーションアップするんですよねん。
で、「奇跡の3日片づけ」です。まずタイトルがすてき。3日間で終わっちゃう片づけ。3日で生まれ変わっちゃえるんです。
(・∀・)イイネ!!
メソッドはとってもシンプル。シンプルだからこそ3日でベストな状態へ持ってゆけるのです。
そのシンプルなメソッドとは、一言で言うと「モノの定員を決めてしまう」。例えば、バスタオルは◯枚。ボールペンは△本。調味料はこのスペースに修める…などなど、先に数を決めてしまう。
このとき、自分には何が必要なのか事前に見極めが必要ですが、『奇蹟の3日片づけ』では細かに指針が示されていますから、先生の教えに従うのが手っ取り早いでしょう。で、よく言われる「定位置」ですね。モノをどこに置くのかを決めておく。
量が決まり、場所が決まれば、あとはそれに従えばいい。思案するのではなく、行動を起こすことに重点が置かれています。
まず行動に起こしてみる!すると……片づいた家が出現するのです!キレイな部屋で、新しい生活のスタート!
モノもね、減らしてみて、不足があれば買い足せばいいんだし、あまり深刻になっても仕方ないのだなぁと思います。それよりも、新しい生活をスタートしちゃうことの方が先決なのですね。
シンプルで王道な「片づけ」、しませんか?
片づけ本をたくさん読まれている人にとっては、『奇跡の3日片づけ』に書かれていることって見知っていることだろうと思います。それくらい、普遍的で王道な片づけの紹介だからです。
しかし、なにせ「3日片づけ」であり「一生リバウンドしない!」ですからね。この本に書いてあることを、そのまま実行すれば、人生そのものが変わると言っても大げさではないでしょう。「片づけ」や「整理」には、生き方を変えるくらいの力があるだろうと思うからです。
で、きちんと実行できれば、片づけ本も今後不要ってわけです。……もちろん、すべての手順を完全に遂行するのって……ナイと思うんですね(苦笑)。
ですから、今後も「片づけ本」を手にとることもあるんじゃないかと思われますがw、かなりモチベーションアップができる本です。
とりあえず今、早く押入れの中をイジりたくって貯まりません(・∀・)
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ』
ときめきの魔法の正体。
人生の主役を、「モノ」から「自分」へ!
『万年筆を極める』を読んだよ
ブログに掲載するイラストは、スケッチブックにボールペンとコピックマーカーで描いています。使っている画材について、このブログでも今後、紹介してゆこうと考えています。
- 記事リンク:イラストの描き方 | 朝夜ネット
普段は、着彩には色鉛筆や水彩絵の具か、Photoshopを使います。
特に用がなくても画材店へ足を運ぶこともあり、画材や文具を一通りチェックします。自ずと画材や文具が増え、部屋の中を占領してゆきます。
片付けた結果、物をなくす&探す頻度が劇的に減る
昨年、2015年は片付けに明け暮れる年でした。
せっせと片付けをしていると、同じものがいくつもいくつも出てきました。最たるものはボールペン。一体、何十本廃棄したのでしょうか。良い物なら使うこともできますが、10本数百円でまとめ売りされていたものなど、書き味イマイチで放置してあるものも多数でした。
ボールペンがたくさんある弊害の一つは、インクが少なくなったペンと、新品のペンが混ざってしまい使いづらかったこと。ちゃんとその都度、分別すれば問題はないのですが、書物をしているときは、インクが薄くなっただけなので筆箱に戻し、違うペンを手に取っていました。
すると延々と書いてみる→インクが薄い→他のペンに変えるという面倒臭いことを繰り返すので、今となればストレスだったんだと思います。
ボールペンやシャープペンシルは、太さや色ごと書きやすい1本ずつ選び、あとは処分しました。
今、手に取るペンはみんな使いやすいものばなりなので、ストレスフリーです。
ボールペンを買い込んでしまう理由は、ペンを忘れたりなくす度に新たに買い足していたからでした。そのペンを1本にしてしまうと、なくした時に困ってしまうと心配でしたが、これは杞憂でした。
ペンが1本になると、意外とペンをなくさなくなりました。ひとつしかないので、大切にするようになったのです。これはいいやと、複数ストックがあるものの見直しを、今年はしてゆこうと思っています。
はさみを買い換えた
ペンをなくさなくなったので、“こだわりの1本”みたいなものを探してみるのも良いと思い始めました。私の場合は、文具は画材としても使うので、新たな文具を使うことは画材が増えることでもあります。
手始めに、はさみを買い換えました。歯がカーブした形のはさみは、近年開発された形状で、はさみ史上、重大な発明だと少し前にニュースで読んでいました。試したことがなかったので、興味津々です。
はさみは、筆箱用にコンパクトサイズをもう一つ欲しいです。
そしてペン!ついに万年筆を使う日が?
さて、ペンです。ペンといえば、やはり万年筆が欲しい。
これまでの私はなんでもなくしてしまっていたので、100円ボールペン以上の価格のペンを欲しいと思ったことがありませんでしたが、事情が変われば、良い物が欲しい。
しかし、何本も何本も買い集めるのは、片付けをした意味が薄れてしまいます。
しかし、万年筆初心者なので、まずは下調べから。
『万年筆を極める』は、ペン先の形状の違いや、それによる書き味の違い。万年筆のブランドと、その代表する商品を写真付きで紹介されているから勉強になります。価格帯も、超高級なものからお小遣いで手に入りそうなものまで。
そして、忘れてはならない、お手入れの方法。
私の場合は、予算3千円までで手に入ればいいかなぁと思っていましたが、各ブランドでも十分その価格帯のラインナップがありそうです。
万年筆を極める
- 監修者:赤堀正俊
- 執筆・編集協力:(株)エディ・ワン
- 発行所:株式会社 かんき出版
- 2008年2月22日
目次情報
- はじめに
- Introduction いいね、こんなときに万年筆
- Chapter 1 まず一本、自分だけの選び方
- 見るほどに欲しくなる! 海外3大ブランドの輝き PART 1 モンブラン
- Chapter 2 万年筆ライフを楽しむ作法と心得
- 見るほどに欲しくなる! 海外3大ブランドの輝き PART 2 ペリカン
- Chapter 3 愛する万年筆のかわいがり方
- 見るほどに欲しくなる! 海外3大ブランドの輝き PART 3 パーカー
- Chapter 4 「とびきりの1本」とめぐり逢う
- 見るほどに欲しくなる! 国内3大ブランドの輝き PART 1~3 セーラー/パイロット/プラチナ
- Column 1 国産万年筆の起源は江戸時代にあり?
- Chapter 5 万年筆ライフを潤わせる「インクの色気」と「小物」
- もう1本欲しくなる! 人気海外6ブランド PART 1~6 アウロラ/ウォーターマン/シェーファー/デルタ/ファーバーカステル/ビスコンティ
- Column 2 インクには3つの種類がある
監修者紹介
赤堀 正俊(あかほり・まさとし)
◎――万年筆専門店の「書斎館」オーナー。1991年、南青山に「書斎館」をオープン。1994年には羽田空港に「Shosaikan」も出店する。ひとりでも多くの人に万年筆の魅力を伝えたいとの思いから、本業だけにとどまらず、万年筆の普及のために筆記具業界が共催している「Heart Line Project」にも精力的に取り組んでいる。
『本で床は抜けるのか』を読んだよ
やましたひでこさんの著書『新・片づけ術「断捨離」』が出版されたのが2009年のこと。その後「断捨離」という言葉は流行語に留まらず、日本語として定着した感がある。「捨てる」という行為の後ろめたさや背徳感から、モノへの執着から離れ新たな生き方を見つけるような、前向きな意味を与えた言葉だろう。
世代間による「ものの価値観」の差
現在でも、ある一定以上の年代の方にとって、物を捨てる、処分するということが難しいことであるらしい。80年代生まれの私にとっては「もののない時代」は知らないので、その感覚は想像もつかないものだ。今になって、両親と私との間にも、物の価値や感覚の違いを認識することも増えてきた。
平成不況と共に育ち成人した私にとっては、物への執着するあまり、物質的に物が自分のスペースを占領し、圧迫されていることの方が「もったいない」と感じる。土地やスペースにもお金はかかっているし、いつ家族全員露頭に迷うのかもわからないのだから、持ち物をコンパクトにして、身軽であるべきだと思う。親子間でそのせめぎ合いが続く。
床抜け!?木でできている本はすごく重い
『本で床は抜けるのか』を読んで、感慨深いものがあった。というのも、この『本で床は抜けるのか』がWEBで連載中、ちょくちょくと読んでいたからだ。
- 外部リンク:本で床は抜けるのか « マガジン航[kɔː]
この連載は一時期、SNSで仲間内で話題になった。話題の対象はそのまま「本で床は抜けるのか?」だ。私は、実家では6畳の和室一間を自室として割り振られている。床の間と押し入れがあり、すべて開放すると8畳分の面積が確保されている。その壁面には、本棚やカラーボックスを積み上げ、主に書籍や書類を収納していた。押し入れや、母の嫁入り道具の和箪笥の引き出しにも本を詰めていた。
まだまだ「床が抜ける」というレベルではなかったが、畳の上に棚をまっすぐには設置できず、畳も重みで凹んでしまう。いずれ、床にコンパネを張るなり補強しないといけない。更に、両親ともにそれぞれ蔵書がそこそこある。古い家なので、過去に何度かリフォームをしており、新築時よりも強度は下がっている。1995年の阪神淡路大震災で我が家も基礎と柱がずれてしまい、完全に中に浮いている部分もあるらしい。なんとなく「立て付け」や「物の重量」は気になり続けており、東日本大震災もあり、更に「大丈夫なのか?」と心配が募っていた。このWEB連載も人事とは思えない内容だった。
人生がときめく魔法をかける
そう、私も両親にヤイヤイ言いながら、部屋中いっぱいに物がひしめき合っていたのだ。
2015年は私にとって転機になる年だった。私も重い腰を上げ「断捨離」に踏み出した。ずっと「自分は最低限のものしか持っていない」「要らないものは所有しない」と思っていたのだが、いざ片付けを始めると、ゴミが出る出る。
そして眼から鱗だったのが近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んだことだ。読了後しばらくは、本に書かれている意味が理解できないままだった。しばらく片付けを続けていると、突然「そうか!」と気づいた。
私はずっと、今の自分にとって「必要か/不要か」と物を選り分けていた。しかし視点が変われば要不要の基準が変わる。「これからの私には必要か/不要か」「3年後の私には必要か/不要か」という視点が加わった。しかも、その将来の自分は、今とは全く違う、理想の生活をしている自分だ。
ああ、だから「人生がときめく」のか。
電子書籍、自炊データ……便利だけど不便
本は以前から、マンガや小説は読み終えるそばからダンボールに詰め、ダンボールがいっぱいになるとブックオフへ売っていた。また読みたくなったら再び購入して読む。特にマンガは、一作品あたりの冊数が多いので、手元に置いておくことは物理的に無理だった。何度も何度も買ったり売ったりを繰り返している本もある。現在は、新刊で発売されるほとんどは、電書で購入している。電子書籍の登場はとてもありがたい。
本書内でも増え続ける蔵書と、電書や自炊(書籍や冊子をスキャンし、自分でデジタルデータ化すること)との両立が画策されている。しかし、著者にとっては電書は読みにくい、扱いにくい代物らしい。本書内では、作家の大野更紗さんが取材されている。彼女は、限られたスペース内で蔵書を管理し、電書や自炊も活用している。世代的にも、彼女の書籍とのつきあい方が私には一番近いだろうか。
確かに、電子書籍よりも、紙の書籍の方がずっと読みやすい。我々にとって、紙という素材はやはり格段に扱いやすく、それに引き換えデジタルによる技術は未熟なのだろう。しかしそれは技術的な問題であって、次第に解決してゆくものだと期待している。
デジタルデータの良い点は、クラウド化しておけば、いつでもどこでもそれを引き出せることだ。私の場合は、自炊したPDFファイルはそのままEvernoteへ投げている。
「自分だけの部屋」は“ときめく”だろうか
さて、この連載は「オチ」がついて終わる。
著者は、大量の蔵書を収蔵する自らの仕事部屋を、ヴァージニア・ウルフの『自分だけの部屋』になぞらえて表現していたのが、なんとも皮肉だ。
ヴァージニア・ウルフは20世紀初頭に活動したイギリスの女流作家で『自分だけの部屋』では、女性は書斎・「自分だけの部屋」を持っておらず、ゆっくりと本も読めないことや、文壇は男性社会であることが諧謔的に表現されている。
そして、著者に最後に待ち受けていたのは、皮肉にも妻からの別居話……。部屋を蔵書が占領するあまり、家族のスペースがおろそかになっていたのかもしれない。ちょっぴり後味の悪い読了感。
本で床は抜けるのか
- 著者:西牟田靖
- 発行所:株式会社 本の雑誌社
- 2015年3月10日
目次情報
- はじめに
- 1|本で床が埋まる
- 2|床が抜けてしまった人たちを探しにいく
- 3|本で埋め尽くされた書斎をどうするか
- 4|地震が起こると本は狂気になってしまうのか
- 5|持ち主を亡くした本はどこへ行くのか
- 6|自炊をめぐる逡巡
- 7|マンガの「館」を訪ねる[前編]
- 8|マンガの「館」を訪ねる[後編]
- 9|本を書くたびに増殖する資料の本をどうするか
- 10|電子化された本棚を訪ねて
- 11|なぜ人は書庫を作ってまで本を持ちたがるのか
- 12|床が抜けそうにない「自分だけの部屋」
- おわりに
- 参考文献
著者略歴
西牟田 靖(にしむた・やすし)
1970年大阪府生まれ。ノンフィクション作家。アジア・太平洋諸島の元日本領、北方領土や竹島といった国境の島々をテーマにした作品で知られている。著書に『〈日本國〉から来た日本人』『ニッポンの国境』『僕の見た「大日本帝国」』『ニッポンの穴紀行』『誰も国境を知らない』など。
『新・片づけ術「断捨離」』を読んだよ
片づけに関する事柄で「断捨離」という言葉をよく耳にします。
私自身もこの言葉を使うこともありました。
なんとなく物を処分することを「断捨離」と呼ぶという認識で使用していました。
『新・片付け術「断捨離」』を読むと、それはハズレてはいませんが、目的は「捨てること」ではなく、その先にある生活スタイルや自分の生き方が改善が最終目的のようです。
「処分」の罪悪感を「断捨離」は軽減した?
本来の目的や意味を知りませんでしたが、この「断捨離」という言葉が広まってから、すでに私の生活は変わり始めていたように思います。
これまで、物を「捨てる」「処分する」という行為に、なんとなく後ろめたさや、悪いことをしているような気持ちが付随していました。
しかし「断捨離する」という言い回しが登場してからは、物を片づける行為が、生活の改善や、新たな生活のスタートなど、ポジティブなニュアンスで受け止められるようになりました。
やっている行為は同じなのに、言葉が変わるだけで意識まで変わるのですね。
「倹約」「収納」と言いながら不要な物を詰め込む日々
これまで、使わない物や不要な物でさえ「まだ使える」「もったいない」と取っておき、「節約」「倹約」と言いながら日々せっせと物を運び入れ、「収納」という魔法の呪文で物を重ねたり畳んだり組み合わせたりと、狭い部屋の中へ物を押し込んでいました。
もったいないと思う「心」があり、倹約家でかつ収納上手の「デキる人間」になった気でさえ、いたかもしれません。
振り返ると、なぜそんなことを考えていたのだろうと自分でもわかりません。
デキる人は断捨離上手!?
仕事のできる人の職場や机の上は、とても片づいています。
これまでの経験でそれを目の当たりにしてきました。
スペースが散らかっていると、物を紛失しては探しまわり、壊したり汚したり、トラブルのもとです。
当然ですが、トラブルに見舞われている間、時間のロスが出てしまいます。
時間はとても貴重なものですから、年中失せ物を探している人と、そうでない人がいれば、生涯のロスタイムの差は膨大です。
どんなにお金を払っても手に入らないものが「時間」です。
無駄に時間を浪費することこそが「もったいない」ことかもしれません。
という私こそが、年中何を探しまわっている人なのです。
現在は、マスカラとお気に入りのボールペンが行方不明で困っています。
オロオロと慌てふためき続ける人生はうんざりです。
どうにか、この性分から足を洗うために、今からでも「断捨離」に取り掛かろうと思います。
新・片づけ術「断捨離」 [Kindle版]
やましたひでこ
マガジンハウス
(2009)