断捨離

『簡単に暮らせ』|「しない」「いらない」を選んでもいい

こんにちは。年末の忙しさにかまけて、どんどん部屋が散らかってゆく あさよるです。大掃除どころではございません……しゅん><

さて今月、ブロガーの ちゃくま さんの著書『もっと簡単に暮らせ』を読みまして、「生活」全般に関する考え方の切り口を紹介する本で、面白かったんです。なので、一作目の『簡単に暮らせ』も読んでみたく本書を手に取りました。

『簡単に暮らせ』が一冊目で、『もっと簡単に暮らせ』が続編です。続編は実践編で細かな生活の知恵が多かったのですが、一冊目『簡単に暮らせ』は、考え方、思想が中心に感じました。

人生を選べ

『簡単に暮らせ』で提唱されているのは、大ざっぱに言えば「どんな人生を生きるのか、自分で選べ」というメッセージです。本書のタイトルは『簡単に暮らせ』ですが、例えば「ここはもっと複雑にしたい」「これだけは譲れない」という自分の意志があるなら、それを優先すればいいのです。しかし、特に自分の意志がないことは「簡単にすればいい」という提案なのです。

例えば、今や猫も杓子もスマホを持っていますが、別にスマホを持たない生活をしてもいいし、ちゃくまさんのお父様は携帯電話すら持っていなくても、別に不自由なく生活なさっているそうです。なんとなく持っていて、お金も時間も使っているものも、「なくてもいい」のかもしれません。

ちゃくまさんのお父様は財布も持ってないそうで、ポケットにお金やカードを入れておられるようです。が、やはりお父様はなにも不自由していない。「財布を持たなくてはならない」というのも、常識に囚われているだけなのかもしれません。

また、断捨離は生活の質の向上に効果てきめんで、物が減ると掃除や管理の手間も省けます。しかし、ちゃくまさんは断捨離の逆バージョンも提唱しておられます。それは「本」。ちゃくまさんの場合、本は迷ったら即買って読んでしまうんだそうです。本は自分を豊かにするものですし、本の価値は本そのものではなく、本に書かれた「情報」に価値があるのです。情報はどんどん仕入れようってことですね。……一応あさよるネットは読書ブログですので、この話題を拾いましたw

「写真を捨てる」の真意

本書『簡単に暮らせ』では、結婚前の写真を処分してしまった話が登場します。お子さんの写真は、お子さんの物ですから保管していますが、ご主人は写真に興味がないそうで、夫婦の写真を処分なさったんですね。ちゃくまさんも「おすすめしない」と断っておられます。

しかし、この「写真を捨てる」という話から考えさせられることは、「意外と写真って捨てても大丈夫なんだな」ってこと。というのは、思い出の詰まった写真を失うと、なにか大切なものまで失うような感覚がありますが、別にそんなことはない。それこそ、火事や災害で写真を失ったからといって、家族や仲間との関係がどうかなるわけじゃない。「ああ、写真って紙切れなんだな」と気づきました。

なんとなく漠然と「写真は捨ててはいけない」「スマホは必要」「財布は良いものは持たなければ」と思いこんでいるけれども、あくまで「思いこみ」なのかもな。

ややこしいことは、しなくてもいい

ちなみに あさよるは、紙の写真を持っていません。必要な写真はスキャンしてデータで管理することにしました。もともと写真もほとんど撮らないし、自分の顔写真は免許書更新するときに撮るくらいですw でも別に不便してないし、貧しい暮らしをしているわけではありません。

あと、あさよるはスマホを持っていません。今は自宅で仕事をしているので、自宅のWIFIにiPodとネクサスをつないで使用しています。外出時も不便したことは今のところありません。たぶん、また通勤するようになっても、スマホは持たないような気がします。

だから、ちゃくまさんが仰ることもなんとなくわかります。意外と「なくても困らない」物事にたくさんのリソースを使ってることってあるんじゃないかな。例えば、あなたがガシェットマニアで、最新のガシェットを愛でているなら別ですが、そんな人少ないよね。そのガシェット、必要なの?

ややこしいことに頭を使って考えるのも大切ですが、重要でないことなら「別にやめてしまってもいいのよ」という、シンプルなメッセージでした。

関連本

『もっと簡単に暮らせ』/ちゃくま

『もっと簡単に暮らせ』|人生を自分で選ぶコツ

『服を買うなら、捨てなさい』/地曳いく子

『服を買うなら、捨てなさい』|とっておきで、自分スタイル

『人生がときめく片づけの魔法』/近藤麻理恵

  • 記事リンク:『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

『新・片づけ術「断捨離」』/やましたひでこ

『新・片づけ術「断捨離」』を読んだよ

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』/佐々木典士

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ』

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『勝間式 超ロジカル家事』|「お金ムダ遣い」「捨てない」は「命」のムダ遣い

こんにちは。勝間和代さんのメルマガ読者の あさよるです。勝間さんが家事を攻略しようと試行錯誤している様子をメルマガで読んでおりまして、これが面白かった。だから『勝間流超ロジカル家事』はぜひ読みたかった本です。

ちなみに、あさよるも凝り始めるとトコトンやりたい方なんですが、勝間さんの足元にも及びませぬな。おにぎりの最適解を模索するくらいだ。

ツールを使いこなす!

『勝間流ロジカル家事』が特徴なのは、家電をフルに使いこなしているところです。ここが勝間さんっぽいところですね、ツールをとことんまで使いこなす。メルマガでは失敗や上手くいかない経験もシェアされていました。

たとえば、ヘルシオは2台使い。蒸し機能とオーブン機能の両方を使うためです。圧力IH鍋も2台持ち。みそ汁用と煮物用。そしてオーブンと炊飯器。もちろん食洗器も使います。どうも家電は高額で、食洗器も贅沢品のように感じていますが、手間が省略されたぶんの時間を、自給換算すれば値打ちのある買い物です。

調理器具も、最低限のアイテムで最大限に仕えるスタメンを選びぬいているのがシビレル。あさよるも選びぬきたい……(*´ω`*)

掃除も、機械ができることは機械に任せます。たとえばルンバ。ルンバを使うためには床面が片づいていないといけません。片づけがルンバが使える環境を生み、ルンバが使えるとその分時間が生まれます。

片づけると豊かになる?

本書『勝間流超ロジカル家事』によると、勝間さんはかつての8割もの荷物を処分したそうです。多忙な勝間さんですから、家政婦を雇っていたそうですが、家政婦は「捨てる」権限はありません。勝間さんご自身も「家政婦さんに任せている」と油断もあって、どんどん物が増えまくっていたようです。片づけをし、持ち物の量を極端に減らしたことで、持ち物の管理が楽になった、特に頭の中で把握できるようになったそうです。

さて、片づけは時間を生み出します。働けばお金が稼げる時間を、ムダな時間に使っていては、時間もお金もムダにしているのと同じです。

「いつも、気づいたらお金がなくなっている」
「ムダ遣いしているつもりはないのに、お金が貯まらない……」
お金が貯まらない人は、決まり文句のようによう言います。
お金が貯まらない人に共通することが、2つあります。

1 使わないものを買う
2 買ったものを捨てない

この2つをしている限り、家計簿をつけていたとしても、まず、お金は貯まりません。

(中略)

家計破綻の原因は収納破産と同じで、前者はお金を、後者はものをきちんと管理できないことにあります。
収納の最大のコツが、不要なものを捨てて、ものを増やさないことであるように、家計管理のコツも、ムダ遣いを見つけて削ることです。

p.181-182

お金が貯まらない人の特徴は、使わないものを買ってしまい、その買ったものを捨てようとしない。結果、物が溢れ返り、その管理に労力を奪われ、在庫管理ができずまた物を買う。お金も、時間も、スペースも、エネルギーも奪われてゆくばかりです。

勝間さんは、多忙の中でも、家族分の調理をしています。貴重な時間を使うからこそ、徹底的に時短が試みられているんです。これは、「家族の食事を用意する」ってタスクが勝間さんにとって優先順位が高いってことです。時間を有効に使うことは、自分にとって何が大事なのか、何を優先すべきかをハッキリさせることです。お金の豊かさだけでなく、「時間」は精神的豊かに関わります。

時間より貴重なものはない

さらに、お金と時間をめぐる話は、展開します。

 時間をかけてお金を稼いでいるのに、そのお金をムダにするのは、時間をムダにすることになります。
時間が過ぎるということは、命を削られるということ。命は有限です。
家事をしながらがんばって仕事で成果を残したことも、上司の嫌味をがまんしたことも、すべて自らムダにするのは虚しすぎます。お金をムダにすることは時間=命をムダにすることです。

p.182-193

稼いだお金をムダにすることは、仕事をした時間をムダにすることです。そして、二度と帰ってこない時間をムダにすることは、命をムダにすることです。だから、お金は貴重で、ムダにしてはいけない。そのために、ムダ遣いする人の特徴「使わないものを買う」「買ったものを捨てない」から脱却する。

い、命の話をされると……でも、その通り……orz

「選ぶ」人になる

本書『勝間式超ロジカル家事』は家事全般を徹底的に追及しまくっている記録です。なんの追及をしてるかって?

知らん!w

時短とか節約とか、それっぽい理由は上がっているけれども、何を置いても「面白いから」っしょ。金と時間を使って、金と時間の有効利用を追求するって、サイコーにおもろいじゃないか。先に述べた通り、勝間さんほどじゃないにしても、あさよるも似たような志向を持ってるので、これ読んでるだけでソワソワしますw

本書では家事全般、調理、掃除、洗濯、収納に加え、家計術、ファッション、メイクまでロジカルに追及されているのです。その〈やり方〉が物珍しいので気が取られてしまいますが、一貫してるテーマは「選びとる」ことじゃないかと思います。「なんとなく」「みんながやってるから」「時間がないから」「やらされるから」ではなく、自分で「これをする」と選び抜いてゆく。その力が「命をムダ遣いしない」につながるんじゃないかな。

本書の勝間さんのやり方をそのままコピーすることは不可能です。たとえば調理器具や食材は、勝間さん宅の食事情が反映されているから、マネをするなら自分流に落とし込まなければなりません。だから「勝間流」なんやな。

ただ、「やってみた」的にはここまでテッテー的にやり込まれていて、かなりオモロイ。自分もやりたくなる。とりあえず、押入れの中身を外に出して、ゴミ分け始めた程度には行動に結びついていますw

関連本

『理系の料理』/五藤隆介

『理系の料理』|フローチャートで料理をしたい人へ!

『女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~』/勝間和代

『女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~』を読んだよ

『結局、女はキレイが勝ち。欲張りに生きるためのスキル63』/勝間和代

『結局、女はキレイが勝ち。欲張りに生きるためのスキル63』を読んだよ

『目立つ力』/勝間和代

『目立つ力』|目立てばチャンスも掴みやすい!ブロガーのすすめ

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『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ』|この通りやるだけ

エンドレス片づけに精を出している あさよるです。エンドレスで散らかし続けているとも言う……(;’∀’)

片づけね……。当あさよるネットでも、片づけ本は時たま紹介しております。『新・片づけ術「断捨離」』や『人生がときめく片づけの魔法』も読みました。

ちゃんと読了後はそれなりに刺激されて、片づけや掃除がはかどるんです。きちんと満足してたのですが、そろそろ片づけへの勢いが減速してきたので、新たな風を送り込みたく、『奇跡の3日片づけ』を手に取りました。

「一生リバウンドしない!」とあるのも頼もしく、そしてなにより3日で片づくというのが魅力的。

散らかると、追い詰められる……

片づけをしなくっちゃ!って思う時ってどんな時ですか?

あさよるの場合は……モノをなくして出てこないときに、半泣きになりながら片づけしたいと切に思います。あと、ネットでオシャレなインテリアやライフスタイルを紹介する記事を読んで「ああ、こんな部屋で住みたい……」とうっとりしている時です。

来客がきっかけになることもあります。友人や知人、親類の来訪はもう……大パニック事案。突然の来客は絶対に無理!もっと気軽に人が立ち寄る家ってステキだなぁと憧れているくせに、現実はほど遠い……。

なんだかモノがゴチャゴチャと大量にあるのに、いつも何か足りない。いつもボールペンが見当たらなくて、やっと見つけたペンはインク切れ……。

洋服だって、クローゼットに収まらないくらいの量なのに、いつもコーディネートが決まらない……。とっかえひっかえ洋服を手に取るも、いつも同じ服でおでかけ……。

部屋が散らかっていることで、不満、イライラ、焦りでいっぱいになってしまう。

「散らかっている」って事実だけではなく、精神面の悪影響がツライのが本音なのかも……。

3日片づけ、行動あるのみ!

そんな散らかった部屋へのフラストレーションが高まったあさよるは、今回『奇跡の3日片づけ』を取ったのでした。

ちなみに「断捨離」や「ときめく片づけ」も、一冊で十分片づけが進む本なんですよ。しかし長期的な片づけの場合、途中で自分へカツを入れるために、片づけ本を読む感じ。モチベーションアップするんですよねん。

で、「奇跡の3日片づけ」です。まずタイトルがすてき。3日間で終わっちゃう片づけ。3日で生まれ変わっちゃえるんです。

(・∀・)イイネ!!

メソッドはとってもシンプル。シンプルだからこそ3日でベストな状態へ持ってゆけるのです。

そのシンプルなメソッドとは、一言で言うと「モノの定員を決めてしまう」。例えば、バスタオルは◯枚。ボールペンは△本。調味料はこのスペースに修める…などなど、先に数を決めてしまう。

このとき、自分には何が必要なのか事前に見極めが必要ですが、『奇蹟の3日片づけ』では細かに指針が示されていますから、先生の教えに従うのが手っ取り早いでしょう。で、よく言われる「定位置」ですね。モノをどこに置くのかを決めておく。

量が決まり、場所が決まれば、あとはそれに従えばいい。思案するのではなく、行動を起こすことに重点が置かれています。

まず行動に起こしてみる!すると……片づいた家が出現するのです!キレイな部屋で、新しい生活のスタート!

モノもね、減らしてみて、不足があれば買い足せばいいんだし、あまり深刻になっても仕方ないのだなぁと思います。それよりも、新しい生活をスタートしちゃうことの方が先決なのですね。

シンプルで王道な「片づけ」、しませんか?

片づけ本をたくさん読まれている人にとっては、『奇跡の3日片づけ』に書かれていることって見知っていることだろうと思います。それくらい、普遍的で王道な片づけの紹介だからです。

しかし、なにせ「3日片づけ」であり「一生リバウンドしない!」ですからね。この本に書いてあることを、そのまま実行すれば、人生そのものが変わると言っても大げさではないでしょう。「片づけ」や「整理」には、生き方を変えるくらいの力があるだろうと思うからです。

で、きちんと実行できれば、片づけ本も今後不要ってわけです。……もちろん、すべての手順を完全に遂行するのって……ナイと思うんですね(苦笑)。

ですから、今後も「片づけ本」を手にとることもあるんじゃないかと思われますがw、かなりモチベーションアップができる本です。

とりあえず今、早く押入れの中をイジりたくって貯まりません(・∀・)

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『万年筆を極める』を読んだよ

はさみ、万年筆 憧れの文具

はさみ、万年筆 憧れの文具

ブログに掲載するイラストは、スケッチブックにボールペンとコピックマーカーで描いています。使っている画材について、このブログでも今後、紹介してゆこうと考えています。

普段は、着彩には色鉛筆や水彩絵の具か、Photoshopを使います。
特に用がなくても画材店へ足を運ぶこともあり、画材や文具を一通りチェックします。自ずと画材や文具が増え、部屋の中を占領してゆきます。

片付けた結果、物をなくす&探す頻度が劇的に減る

昨年、2015年は片付けに明け暮れる年でした。
せっせと片付けをしていると、同じものがいくつもいくつも出てきました。最たるものはボールペン。一体、何十本廃棄したのでしょうか。良い物なら使うこともできますが、10本数百円でまとめ売りされていたものなど、書き味イマイチで放置してあるものも多数でした。

ボールペンがたくさんある弊害の一つは、インクが少なくなったペンと、新品のペンが混ざってしまい使いづらかったこと。ちゃんとその都度、分別すれば問題はないのですが、書物をしているときは、インクが薄くなっただけなので筆箱に戻し、違うペンを手に取っていました。
すると延々と書いてみる→インクが薄い→他のペンに変えるという面倒臭いことを繰り返すので、今となればストレスだったんだと思います。

ボールペンやシャープペンシルは、太さや色ごと書きやすい1本ずつ選び、あとは処分しました。
今、手に取るペンはみんな使いやすいものばなりなので、ストレスフリーです。

ボールペンを買い込んでしまう理由は、ペンを忘れたりなくす度に新たに買い足していたからでした。そのペンを1本にしてしまうと、なくした時に困ってしまうと心配でしたが、これは杞憂でした。
ペンが1本になると、意外とペンをなくさなくなりました。ひとつしかないので、大切にするようになったのです。これはいいやと、複数ストックがあるものの見直しを、今年はしてゆこうと思っています。

はさみを買い換えた

ペンをなくさなくなったので、“こだわりの1本”みたいなものを探してみるのも良いと思い始めました。私の場合は、文具は画材としても使うので、新たな文具を使うことは画材が増えることでもあります。

手始めに、はさみを買い換えました。歯がカーブした形のはさみは、近年開発された形状で、はさみ史上、重大な発明だと少し前にニュースで読んでいました。試したことがなかったので、興味津々です。

はさみは、筆箱用にコンパクトサイズをもう一つ欲しいです。

そしてペン!ついに万年筆を使う日が?

さて、ペンです。ペンといえば、やはり万年筆が欲しい。
これまでの私はなんでもなくしてしまっていたので、100円ボールペン以上の価格のペンを欲しいと思ったことがありませんでしたが、事情が変われば、良い物が欲しい。
しかし、何本も何本も買い集めるのは、片付けをした意味が薄れてしまいます。

しかし、万年筆初心者なので、まずは下調べから。

『万年筆を極める』は、ペン先の形状の違いや、それによる書き味の違い。万年筆のブランドと、その代表する商品を写真付きで紹介されているから勉強になります。価格帯も、超高級なものからお小遣いで手に入りそうなものまで。
そして、忘れてはならない、お手入れの方法。

私の場合は、予算3千円までで手に入ればいいかなぁと思っていましたが、各ブランドでも十分その価格帯のラインナップがありそうです。

万年筆を極める

  • 監修者:赤堀正俊
  • 執筆・編集協力:(株)エディ・ワン
  • 発行所:株式会社 かんき出版
  • 2008年2月22日

目次情報

  • はじめに
  • Introduction いいね、こんなときに万年筆
  • Chapter 1 まず一本、自分だけの選び方
  • 見るほどに欲しくなる! 海外3大ブランドの輝き PART 1 モンブラン
  • Chapter 2 万年筆ライフを楽しむ作法と心得
  • 見るほどに欲しくなる! 海外3大ブランドの輝き PART 2 ペリカン
  • Chapter 3 愛する万年筆のかわいがり方
  • 見るほどに欲しくなる! 海外3大ブランドの輝き PART 3 パーカー
  • Chapter 4 「とびきりの1本」とめぐり逢う
  • 見るほどに欲しくなる! 国内3大ブランドの輝き PART 1~3 セーラー/パイロット/プラチナ
  • Column 1 国産万年筆の起源は江戸時代にあり?
  • Chapter 5 万年筆ライフを潤わせる「インクの色気」と「小物」
  • もう1本欲しくなる! 人気海外6ブランド PART 1~6 アウロラ/ウォーターマン/シェーファー/デルタ/ファーバーカステル/ビスコンティ
  • Column 2 インクには3つの種類がある

監修者紹介

赤堀 正俊(あかほり・まさとし)

◎――万年筆専門店の「書斎館」オーナー。1991年、南青山に「書斎館」をオープン。1994年には羽田空港に「Shosaikan」も出店する。ひとりでも多くの人に万年筆の魅力を伝えたいとの思いから、本業だけにとどまらず、万年筆の普及のために筆記具業界が共催している「Heart Line Project」にも精力的に取り組んでいる。

『本で床は抜けるのか』を読んだよ

やましたひでこさんの著書『新・片づけ術「断捨離」』が出版されたのが2009年のこと。その後「断捨離」という言葉は流行語に留まらず、日本語として定着した感がある。「捨てる」という行為の後ろめたさや背徳感から、モノへの執着から離れ新たな生き方を見つけるような、前向きな意味を与えた言葉だろう。

世代間による「ものの価値観」の差

現在でも、ある一定以上の年代の方にとって、物を捨てる、処分するということが難しいことであるらしい。80年代生まれの私にとっては「もののない時代」は知らないので、その感覚は想像もつかないものだ。今になって、両親と私との間にも、物の価値や感覚の違いを認識することも増えてきた。

平成不況と共に育ち成人した私にとっては、物への執着するあまり、物質的に物が自分のスペースを占領し、圧迫されていることの方が「もったいない」と感じる。土地やスペースにもお金はかかっているし、いつ家族全員露頭に迷うのかもわからないのだから、持ち物をコンパクトにして、身軽であるべきだと思う。親子間でそのせめぎ合いが続く。

床抜け!?木でできている本はすごく重い

『本で床は抜けるのか』を読んで、感慨深いものがあった。というのも、この『本で床は抜けるのか』がWEBで連載中、ちょくちょくと読んでいたからだ。

この連載は一時期、SNSで仲間内で話題になった。話題の対象はそのまま「本で床は抜けるのか?」だ。私は、実家では6畳の和室一間を自室として割り振られている。床の間と押し入れがあり、すべて開放すると8畳分の面積が確保されている。その壁面には、本棚やカラーボックスを積み上げ、主に書籍や書類を収納していた。押し入れや、母の嫁入り道具の和箪笥の引き出しにも本を詰めていた。

まだまだ「床が抜ける」というレベルではなかったが、畳の上に棚をまっすぐには設置できず、畳も重みで凹んでしまう。いずれ、床にコンパネを張るなり補強しないといけない。更に、両親ともにそれぞれ蔵書がそこそこある。古い家なので、過去に何度かリフォームをしており、新築時よりも強度は下がっている。1995年の阪神淡路大震災で我が家も基礎と柱がずれてしまい、完全に中に浮いている部分もあるらしい。なんとなく「立て付け」や「物の重量」は気になり続けており、東日本大震災もあり、更に「大丈夫なのか?」と心配が募っていた。このWEB連載も人事とは思えない内容だった。

人生がときめく魔法をかける

そう、私も両親にヤイヤイ言いながら、部屋中いっぱいに物がひしめき合っていたのだ。

2015年は私にとって転機になる年だった。私も重い腰を上げ「断捨離」に踏み出した。ずっと「自分は最低限のものしか持っていない」「要らないものは所有しない」と思っていたのだが、いざ片付けを始めると、ゴミが出る出る。
そして眼から鱗だったのが近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んだことだ。読了後しばらくは、本に書かれている意味が理解できないままだった。しばらく片付けを続けていると、突然「そうか!」と気づいた。

私はずっと、今の自分にとって「必要か/不要か」と物を選り分けていた。しかし視点が変われば要不要の基準が変わる。「これからの私には必要か/不要か」「3年後の私には必要か/不要か」という視点が加わった。しかも、その将来の自分は、今とは全く違う、理想の生活をしている自分だ。
ああ、だから「人生がときめく」のか。

電子書籍、自炊データ……便利だけど不便

本は以前から、マンガや小説は読み終えるそばからダンボールに詰め、ダンボールがいっぱいになるとブックオフへ売っていた。また読みたくなったら再び購入して読む。特にマンガは、一作品あたりの冊数が多いので、手元に置いておくことは物理的に無理だった。何度も何度も買ったり売ったりを繰り返している本もある。現在は、新刊で発売されるほとんどは、電書で購入している。電子書籍の登場はとてもありがたい。

本書内でも増え続ける蔵書と、電書や自炊(書籍や冊子をスキャンし、自分でデジタルデータ化すること)との両立が画策されている。しかし、著者にとっては電書は読みにくい、扱いにくい代物らしい。本書内では、作家の大野更紗さんが取材されている。彼女は、限られたスペース内で蔵書を管理し、電書や自炊も活用している。世代的にも、彼女の書籍とのつきあい方が私には一番近いだろうか。

確かに、電子書籍よりも、紙の書籍の方がずっと読みやすい。我々にとって、紙という素材はやはり格段に扱いやすく、それに引き換えデジタルによる技術は未熟なのだろう。しかしそれは技術的な問題であって、次第に解決してゆくものだと期待している。
デジタルデータの良い点は、クラウド化しておけば、いつでもどこでもそれを引き出せることだ。私の場合は、自炊したPDFファイルはそのままEvernoteへ投げている。

「自分だけの部屋」は“ときめく”だろうか

さて、この連載は「オチ」がついて終わる。
著者は、大量の蔵書を収蔵する自らの仕事部屋を、ヴァージニア・ウルフの『自分だけの部屋』になぞらえて表現していたのが、なんとも皮肉だ。

ヴァージニア・ウルフは20世紀初頭に活動したイギリスの女流作家で『自分だけの部屋』では、女性は書斎・「自分だけの部屋」を持っておらず、ゆっくりと本も読めないことや、文壇は男性社会であることが諧謔的に表現されている。
そして、著者に最後に待ち受けていたのは、皮肉にも妻からの別居話……。部屋を蔵書が占領するあまり、家族のスペースがおろそかになっていたのかもしれない。ちょっぴり後味の悪い読了感。

本で床は抜けるのか

  • 著者:西牟田靖
  • 発行所:株式会社 本の雑誌社
  • 2015年3月10日

目次情報

  • はじめに
  • 1|本で床が埋まる
  • 2|床が抜けてしまった人たちを探しにいく
  • 3|本で埋め尽くされた書斎をどうするか
  • 4|地震が起こると本は狂気になってしまうのか
  • 5|持ち主を亡くした本はどこへ行くのか
  • 6|自炊をめぐる逡巡
  • 7|マンガの「館」を訪ねる[前編]
  • 8|マンガの「館」を訪ねる[後編]
  • 9|本を書くたびに増殖する資料の本をどうするか
  • 10|電子化された本棚を訪ねて
  • 11|なぜ人は書庫を作ってまで本を持ちたがるのか
  • 12|床が抜けそうにない「自分だけの部屋」
  • おわりに
  • 参考文献

著者略歴

西牟田 靖(にしむた・やすし)

1970年大阪府生まれ。ノンフィクション作家。アジア・太平洋諸島の元日本領、北方領土や竹島といった国境の島々をテーマにした作品で知られている。著書に『〈日本國〉から来た日本人』『ニッポンの国境』『僕の見た「大日本帝国」』『ニッポンの穴紀行』『誰も国境を知らない』など。

『新・片づけ術「断捨離」』を読んだよ

断捨離に必要なゴミ袋をコピックマーカーで描いたイラスト

断捨離に必要なゴミ袋をコピックマーカーで描いたイラスト

片づけに関する事柄で「断捨離」という言葉をよく耳にします。
私自身もこの言葉を使うこともありました。
なんとなく物を処分することを「断捨離」と呼ぶという認識で使用していました。

『新・片付け術「断捨離」』を読むと、それはハズレてはいませんが、目的は「捨てること」ではなく、その先にある生活スタイルや自分の生き方が改善が最終目的のようです。

「処分」の罪悪感を「断捨離」は軽減した?

本来の目的や意味を知りませんでしたが、この「断捨離」という言葉が広まってから、すでに私の生活は変わり始めていたように思います。

これまで、物を「捨てる」「処分する」という行為に、なんとなく後ろめたさや、悪いことをしているような気持ちが付随していました。
しかし「断捨離する」という言い回しが登場してからは、物を片づける行為が、生活の改善や、新たな生活のスタートなど、ポジティブなニュアンスで受け止められるようになりました。

やっている行為は同じなのに、言葉が変わるだけで意識まで変わるのですね。

「倹約」「収納」と言いながら不要な物を詰め込む日々

これまで、使わない物や不要な物でさえ「まだ使える」「もったいない」と取っておき、「節約」「倹約」と言いながら日々せっせと物を運び入れ、「収納」という魔法の呪文で物を重ねたり畳んだり組み合わせたりと、狭い部屋の中へ物を押し込んでいました。
もったいないと思う「心」があり、倹約家でかつ収納上手の「デキる人間」になった気でさえ、いたかもしれません。

振り返ると、なぜそんなことを考えていたのだろうと自分でもわかりません。

デキる人は断捨離上手!?

仕事のできる人の職場や机の上は、とても片づいています。
これまでの経験でそれを目の当たりにしてきました。

スペースが散らかっていると、物を紛失しては探しまわり、壊したり汚したり、トラブルのもとです。
当然ですが、トラブルに見舞われている間、時間のロスが出てしまいます。

時間はとても貴重なものですから、年中失せ物を探している人と、そうでない人がいれば、生涯のロスタイムの差は膨大です。
どんなにお金を払っても手に入らないものが「時間」です。
無駄に時間を浪費することこそが「もったいない」ことかもしれません。

という私こそが、年中何を探しまわっている人なのです。
現在は、マスカラとお気に入りのボールペンが行方不明で困っています。

オロオロと慌てふためき続ける人生はうんざりです。
どうにか、この性分から足を洗うために、今からでも「断捨離」に取り掛かろうと思います。

 

新・片づけ術「断捨離」 [Kindle版]
やましたひでこ
マガジンハウス
(2009)

『人生がときめく片づけの魔法2』を読んだよ

片付けで洋服を畳むと嵩が減って綺麗になったイメージをコピックマーカーで描いたイラスト

片付けで洋服を畳むと嵩が減って綺麗になったイメージをコピックマーカーで描いたイラスト

みなさん家事の中で、好きな家事、嫌いな家事ってありますか?

私は洗濯にまつわる家事が嫌いで苦手です。
特に、衣類をキチンと畳んで棚や引き出しに戻す動作が嫌で嫌でたまりません。

洗濯物を畳まなくても良いように、シワにならない素材の衣類を選び、乾いた衣類をそのまま衣装ケースにポーイと放り込めば済むようにしていました。
洗濯にまつわる憂うつさは少しは軽減できたのですが、シワにならない素材の服しか持てないので、自分のファッションに制限がかかってしまいます。

それでも、これまでは何も気に止めていなかったのですが、段々と、年齢に応じた服装をすべきではないかと考えるようになり、TPOに合わせたいくつかの洋服は常備しておくべきじゃないかと思うようになりました。
場合によっては、シワになる素材のものも持つべきかもしれません。
これまでにないファッションにチャレンジできるのは楽しみな半面、洗濯物を畳むことを考えると憂うつです。

「畳むのが嫌」なのは難しく考えすぎてたせい?

なぜ衣類を畳むのがそんなに嫌なのか。
地味で面倒くさい作業が億劫なのもありますが、考えてみるとそもそも私は衣類の「畳み方」を知りません。
見知っている畳み方と言えば、アパレルショップで棚に並んだ洋服の畳み方です。

私は、家でもお店と同じように衣類を畳まなければならないと思い込んでいて、嫌になっていたのかもしれません。
ですが今更、服の畳み方を他人に聞けないし、どうせシワにならない洋服しか持っていないので、やはりポーイと衣装ケースに洋服を放り込む毎日でした。

こんまり流・衣類のたたみ方を実践してみた

先日、こんまり先生こと近藤麻理恵先生の『人生がときめく片づけの魔法』を読み、とても良い本だったので、次は続編の『人生がときめく片づけの魔法2』を手に取りました。
前作は、片付けの考え方やモチベーションの持ち方に比重が置かれていましたが、続編はそれの補足的な存在。
洗面所の片づけ方、キッチンの片づけ方、料理器具の片付け方等々と、より具体的で実践的な内容です。

そこで、衣類の畳み方が詳しくページを裂き、イラスト付きで紹介されていました。
それは、まさに私がずっと悩み続けていた答えだったのです!

私はずっと、衣類の形は全て違っているので、何をどう畳めば良いのか分からなかったのです。
Tシャツや長袖シャツは畳めても、フードの付いたパーカーの扱いが分かりませんでした。
素材感もまちまちですし、ギャザーがたっぷり寄ったスカートや、個性的なフォルムのポンチョなど、衣類は例外ばかりです。

『人生がときめく片づけの魔法2』では、全ての衣類は、最終的に全て同じ長方形に畳むよう指南されていました。
こんまり先生がテレビでも紹介されていた、衣類を立てて収納した時、単独でも自立するように畳むようにも書かれていました。

さっそく、自分が所持している全ての衣類をベッドにぶちまけ、イラストと同じように見よう見真似で畳みました。
すると!なんと!これまでの1/3くらいの分量になりました。
びっくり!

衣装ケースの引き出しが2/3空いたので、他の物が収納できます。
普段あまり使わない画材を収納してみようかなぁと考えています。

「知らない・分からない」が「嫌い・苦手」の原因だった

本を読みながら衣類を畳むのは全然嫌にも感じず、どんどん持ち物がコンパクトになってゆくのが面白かったです。
もちろん、これを日々継続しないと意味がないので、いつまで続くのかわからないのですが、最初の関門をクリアできた気分です。

そう実感しながらこんまり先生の本を読むと、物の選び方や配置の仕方のガイドラインを描いてくれているので、書いてある通りに実践すれば、これまでのように片づけに迷ったり悩んだりと、心労を減らせそうです。

何事も、一から全て自分で、手探りで道を模索するのは途方もなく大変です。
ですから私達は、先人たちの言葉に耳を傾けたり、本を読み学習します。

読書をすることで、身の回りが片づき、すっきりと気持ちのよい部屋で生活できると良いだろうなぁと思います。

 

人生がときめく片づけの魔法2
近藤麻理恵
サンマーク出版
(2012)

『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

こんまりさんの片付けの魔法の本を読んで、理想の部屋を想像し、部屋に置きたいIKEAのラックに最小限の物だけを収納したイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

数カ月前から、私の部屋の大掃除プロジェクトに着手していました。
きっかけは、連続して害虫が部屋に出没したからです。
このままではいけないと一念発起し、掃除をしやすい部屋づくりを目指し始めました。

掃除のしやすさを考えれば、部屋に物が一つでも少ないほうが良いでしょう。
そこで早速、私は自分の持ち物の片付けを始めました。

私はずっと「自分は必要最低限のものしか持ってない」「まだまだ足りないものがあるけれど、我慢するしかない」と思っていました。
しかし、今振り返ると、あり得ないくらいの量の荷物を所有していました。
ゴミ袋に数十袋分くらい処分しました。
なのに、まだまだ足りないと思っていたので、不思議です。

新しい自分の望むもの

私は今、これまでとは違う、新しいステージに来ているのではないかと思います。
私の考え方や、行動が大きく変わりましたし、欲しいと思うものや、食べ物や飲み物の好みまで変わりました。
だからこそ、片付けが必要だったのかもしれません。

私がたくさん持っていたのは、これまでの自分が必要だったものです。
ですが、今の私には、それらは不要になってしまいました。

こんまりさんの片付けの魔法の本を読んで、理想の部屋を想像し、部屋に置きたいIKEAのラックに最小限の物だけを収納したイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んだよ

テレビでもよく取り上げられていた『人生がときめく片づけの魔法』も読んでみました。
未だ読んでいる途中から、ウズウズと片付けがしたくて堪らなくなりました。

著者の言う、片付けが終わったあと「ときめく物だけに囲まれた生活」を想像し、ときめきが止まらなかったからです。
これから始まる自分の生活にワクワクします。

とりあえず、本にあった取扱説明書を捨てました。
これまで説明書を読む機会は殆どなかったし、ネットで検索してみると、私の持っている電化製品の取扱説明書はダウンロードが可能だったので、迷いませんでした。

「もったいない」気持ちと向き合う

私自身、片付けで大きな問題になったのは「もったいない」という気持ちでした。
まだ使えそうなものを捨ててしまうのは、罪悪感と「もったいない」と思ってしまいます。
物に感謝し、お礼をきちんとしてから手放すよう書かれていました。
確かに、私は物への敬意と感謝が足りていません。
これから、きちんと感謝し、お礼を言い、これまでの私の生活から卒業してゆこうと思いました。

物から卒業できないばっかりに、自分の進む道が塞がれてしまっては、それこそもったいない話。
これまで、私を支えてくれた愛しい物ものと、きちんとお別れします。

片づけの現実……

しかし、実際には片付けはなかなか進みません。
ゴミの分別や粗大ごみや資源ごみの問題があるからです。
私の住んでいる地域は、ゴミの分別はゆるい方ではあると思うのですが、それでも、なかなか思うように処分ができないんですね。

これから自分が買う物も、いずれ処分するときのことを考えて、本当に買うべきものだけを選びとってゆきたいと、改めて思いました。
将来的にまた、ゴミの問題で悩むだろうと予想できるので、なるべく不要なものは買わないようにしたいです。

物を所有することって、どういうことだろう

片付けをすることで、「何のためにこの物を持ってるのかな?」「なんで私は片付けがしたいのかな?」「私はどんな部屋に住みたいのかな?」「どんな生活がしたいのかな?」と持ち物や、部屋、住居について深く考えることができました。

欲しい物を持つことが、豊かさだと思っていたかもしれません。
しかし私の場合、物を持ちすぎていることで不自由が起きていました。
さらに、全然豊かな気持ちにもなれませんでした。

「どんな物を持つか」
これからも、じっくりと考えてゆきたいです。

 

人生がときめく片づけの魔法
近藤麻理恵
サンマーク出版
(2010)

『本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書』を読んだよ

ゴキブリやアリなどの害虫退治に効果的な片付けと掃除のイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

この春から私は、大規模な身辺整理を行ってきました。

きっかけになった出来事は二つ。
一つ目の理由は、部屋に突如小さな子ゴキブリが連続して現れたこと。
しかも、机の上を歩いていたり、部屋の真ん中を堂々と歩いていたのです。

二つ目の理由も昆虫にまつわること。
部屋の中をアリが行列を作って歩いていました。
アリは、いつも年に数回やって来ていたので、私としては珍しいものではありませんでした。
慣れとは恐ろしいものです。

思い返してみれば、私の部屋には、大きなクモやヤモリやコウモリも度々やって来ました。
私はてっきり、田舎はそんなものかと思っていたのですが、家族が言うには、他の部屋にはそのような生き物はほとんど出没したことがないそうです。

はたと気付きました。
もしかして、私の部屋にだけ虫や動物がいるの?

害虫が出るのは仕方のないこと?

それでも私はのんきでした。

私の部屋の階下は、台所と洗面所、お風呂場です。
湿気や食べ物につられてゴキブリがやってくるのは仕方ないことだと考えました。
ゴキブリがいるから、それを餌にしようと、クモやヤモリ、コウモリがやって来るんだろうと思いました。

しかし、それは部屋の間取り状、仕方のないことです。
「私にはどうしようもない」
そう思い込むことで、見て見ぬふりをしていました。

掃除ができないのは物が多すぎるから?

結論を先に言うと、私の部屋の欠点は「物が多すぎた」ことでした。
自分で管理しきれないほどの物があったので、上手く片付けられず、いつもどこかが散らかっている状態でした。

部屋が散らかっていると、なかなか掃除が行き届きません。
結果、ホコリや髪の毛、目には見えないけれど、私の皮脂など、ゴキブリの餌になるものが落ちていたのでしょう。

更に、物が多いということは、それらを収納するための棚や家具も多かったのです。
棚や家具を置き、そこに所狭しと物を収納すると、自ずと隙間や物陰ができてしまいます。
これらは、ゴキブリにとってとても住み良い隙間です。

私はせっせと、ゴキブリの住み心地の良い部屋を作り続けていたことになります。
これでは、一時的に殺虫剤を巻いても、バルサンを焚いても、キリがありません。

ゴキブリやアリなどの害虫退治に効果的な片付けと掃除のイメージをコピックマーカーを使って描いたイラスト

物を捨てに捨てる日々

私は一念発起し、自分の身辺整理を始めました。
最近使われる言葉で言うと「断捨離」し始めました。

やることは唯一つ!
ひたすら物を捨てる!

捨てに捨て続け、ゴミ袋にして30袋近いゴミが出るわ出るわ。
6畳の部屋からこんなに物が出てくるのかと驚きました。

ゴチャゴチャとした持ち物が減ると、棚や家具も空になり、順番に潰しては捨てました。
部屋の4つの壁をぐるりと棚や家具がひしめき合っていたのが一変、一間分のスペースで収納が間に合うようになりました。
これから更に持ち物は減る予定で、近々半分の量になるでしょう。

ゴキブリやアリなどの害虫を寄せ付けないための策として断捨離を始めました。
物が減ると、掃除もしやすくなり、毎日掃除機を隅から隅までかけ、定期的に雑巾がけをするようになりました。
これで害虫対策もバッチリでしょう!
そう意気込んでいます。

敵の情報を知る!

『本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書』を読みました。
ゴキブリの生態がとても詳しく紹介され、ゴキブリをよく知ることができます。
まずは敵の情報を知らなければいけません。

彼らは、5~13mm くらいの隙間が大好きなだそうです。
少しの食べかすや、一滴の水があれば、彼らは大喜び。
私の部屋は彼らにとってとても住みやすいところだったようです。

本書の中で紹介されているゴキブリ対策にも、部屋を片付け物を減らすよう書かれています。
図らずも、本書にある通りに行動していたことになります。

更に、ゴキブリ対策として、ゴキブリホイホイを床一面に敷き詰める一掃作戦も紹介されていました。
早速その通りに実行してみようと思います。

こんなにゴキブリについて詳しく書かれた本を初めて読みました。
生態を知ることで、効率的な駆除を知れる良書でした。
常に手の届くところへ置いて、対策を続けたく思います。

 

本当に困っている人のためのゴキブリ取扱説明書―ドクター青木式・究極の退治マニュアル
青木 皐
ダイヤモンド社
(2002)