自己啓発

『世界で通用する人がいつもやっていること』|能ある鷹になる

中野信子『世界で通用する人がいつもやっていること』イラスト

こんにちは。東大卒で脳科学者の中野信子さんの本が面白くてまた手伸ばしてみました。中野先生はMENSAの会員でもあるそうで、まさに才女。美人でチャーミングで、憧れまっす( *´艸`) ちなみにMENSAとは「人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした非営利団体」by Wikipedia だそうです。

十分に中野先生もすごい人ですが、すごい人が世界のすごい人の特徴を紹介するのが本書です。

すごいすごいといっても、すごい人と普通の人の差って少しで、少しの違いがこんなに成果の差になるのか~と圧巻。あと、我々凡人も、少し変わるだけでも、大きな変化があるのかもと、励まされもしました。

すごい人のすごいトコロ

本書『世界で通用する人がいつもやっていること』の冒頭は、世界のすごい人の特徴が紹介されます。ザックリ見出しをまとめると、

  • 空気は読まない
  • 勝ちを譲る
  • 決まった儀式を行う
  • ニコニコしながら主張する
  • あきらめない
  • 自分の得と相手の得を考える
  • 聞き上手
  • 欠点を受け止める
  • 仕事が楽しそう
  • 嫌いな仕事は他人に振る
  • 褒め上手

最初の「空気を読まない」という言葉を聞くと、協調性を欠いて他人に迷惑をかけることだと思うなら、それは間違いです。周りの雰囲気に流されずに、自分の考えをキッパリと伝えることで、評価を得ている人の話です。苦手なこと、したくないことに時間を使わず、自分のやるべきことに集中します。「嫌いな仕事は他人に振る」も同じですね。イヤない仕事を押し付けるという意味ではなく、自分で苦手を認識して、周りの人に助けてもらいながら仕事をしているのです。

「勝ちを譲る」は、まさに「能ある鷹は爪を隠す」状態のことです。有能な人は、幼い頃から「すごい」「かしこい」と言われ慣れている人が多いから、今さら褒められたいと望んでいない。むしろ、自分の能力を他人に披露しないんだそうです。

また、私利私欲に走らず、かといって捨て身の献身をするわけでもなく、「自分の得と相手の得を考える」、すなわち「ウィンウィン」ってヤツですね。それを実際に話をまとめていくのは、まさに優秀な人ですな。

生まれながらに「すごい」人はいない

「すごい人、優秀な人は、そもそもわたしたちとは違うじゃん」と、イジけながら読み進めていると、きちんとエクスキューズなされていました。

彼らは、「もともとすごい人」ではなかったのです。いい人材を集め、いい友人を惹きつけるために、人の何倍も、何十倍も、心を砕いています。いい人材にとって魅力的な自分であるための努力を、決して怠らないのです。

p.75

生まれながらに有能なわけではなくて、そうなるよう努力をしている……。身につまされます。事実、我々は社会で人と関わって生きていますから、横暴で迷惑な人は、つまはじきにされてしまいます。有能な人ほど、他者との関わりを大切にし、人の心を動かすために苦心しているんですね……。

夢をつかむ!

すごい人は、流れ星を見たらすぐに願いごとができる! どういうことかというと、自分の目標を片時も忘れず、いつも考えているからです。みなさんも、偶然チャンスが舞い込んできたのに、準備が整っていなくて先送りにしちゃったことありませんか。「幸運の女神は後ろ髪がない」なんて言うように、その場で手を伸ばさないと、一瞬でも遅れるともう手が届きません。

だから、いつかやってくる「その時」のための備えこそが大事です。

備えは、栄養管理や、身だしなみまで至ります。「いつでも大丈夫」な状態を作るのですね。

中野信子『世界で通用する人がいつもやっていること』イラスト

すごい人は、すごくなれる環境を作る

自分の非力さ、無能さに軽くめまいがしてしまいそうですが、世界に通用する人は、自分の能力上げるための「環境づくり」に力を入れているようですね。例えば、テスト前のルーチンとか、規則正しい生活とかがその類。

「集中しないと」「勉強しないと」と思い詰めず、「勝手に集中してしまう~」「自動的に勉強モードになる~」という環境を整えるのです。遊び道具やテレビや音楽の流れる机で勉強は難しいので、ガッと集中するしかないスペースを設けましょう。

また、とてもじゃないけど不可能な目標を立てても、そんなの取り組む気になりません。それよりも、身近で今から始める目標を設定し続けましょう。

んで、よく寝る。

脳科学者の中野信子先生ですから、脳の機能として睡眠の重要性と、勉強して寝ると記憶に定着しやすいことが紹介されています。くれぐれも一夜漬けはやめましょう。

「やらないこと」リスト

あさよる的に、今日から実践ようと思ったのは「やらないことリスト」を作るという話です。「やることリスト」を作ってる人は多いでしょうが、時間切れになってしまうこともありますよね。TODOも大事ですが、時間管理には「今日はやらないこと」を明示しておくと、余計な時間が取られなくて済むというワケ。やることに集中するためには、なるべくやることは少なく減らしていく方がいい。そのための「やらないことリスト」。

あと、自分のやったことを記録に残しておくこと。これは、自分の努力を記録することであり、客観的に自分を見るための道具にもなります。そう、世界に通用するすごい人って、自分の長所も短所も客観視できるのです。

「謙虚」というのはすごい人が謙遜するから「謙虚」なのであって、あさよるのような人間が「いやいや……///」「大したことないです」と言っても、それは事実を述べているに過ぎないのだった。

関連本

『正しい恨みの晴らし方』/中野信子

『正しい恨みの晴らし方』|最高の復習は……

『サイコパス』/中野信子

『サイコパス』|冷静で共感しない人たち

『脳内麻薬』/中野信子

『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』|誰もがドーパミン依存!?

『あなたの脳のしつけ方』/中野信子

『あなたの脳のしつけ方』|モテも運も努力も脳次第?

『ウケる技術』/水野敬也,小林昌平,山本周嗣

レベル高すぎ!?笑いのコミュニケーション|『ウケる技術』

『超一流の雑談力』/安田正

『超一流の雑談力』|当たり前だけど難しい「雑談力」!

『GRIT やり抜く力』/アンジェラ・ダックワース

『GRIT やり抜く力』|失敗して挫けても、必ず立ち直る

『最強の働き方』/ムーギー・キム

『最強の働き方』|ホントにすごいヤツはこんなヤツ!

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』/菅原洋平

『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』|あとでやろう→できなかった→罪悪感

『休む技術』/西多昌規

『休む技術』|頑張って休もう!?「動の休み」もあるんです

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『最後の秘境 東京藝大』|読者も〈創作〉したくなる

こんにちは。とある美術系の短大へ進学しデザインの勉強をしながら順調に留年し、満期で退学。その後、フラフラしながらブログを書いている あさよるです。今回読んだ『最後の秘境東京藝大』風に言えば「行方不明」になっている人間です(・ω<)

さて、本書『最後の秘境東京藝大』は、音楽、美術、工芸系出身の人にとって、読んでるだけでムクムクとやる気が湧いてきて、本を放り出しちゃうような、創作意欲が刺激される内容。その辺の自己啓発本よりも「そうだ、こうしたかったんだ」と、いつかの創作意欲的な何かが刺激される内容です。

上野の森の音校と美校

著者・二宮敦人さんは小説家で、奥様が現役の東京藝大の学生であり、奥様を通して藝大生の摩訶不思議な生態に触れ、このようなノンフィクションの執筆が始まったらしい。ちなみに奥様は彫刻科らしい。

東京藝大は国立大学で唯一の芸術系大学で、大ざっぱに音楽と美術系の専攻にわかれ、それぞれが「音校」「美校」と呼び分けられている、らしい。音校と美校は学生の雰囲気もパッと見て違うよう。

彼らの性格も違う。音校では教授は師匠であり、ステージに立つ彼らは日ごろから身のこなしや身だしなみにも気を配る。楽器の奏者であるにはお金もかかるようで、仕送りの金額もデカい。また、ケガをしてはいけない等の配慮から、家事をしないなど、徹底しなければならない。

一方、美校では、授業が始まっても教授も学生も全員遅刻だったり、見た目もかなり個性的。教授だって、とても国立大学の教授陣には見えないような、汗にまみれたニオイ漂っていたりもする。そんで、いわゆる座学は20単位ほどで、あとは創作。ほぼ放置。著者の奥様も、ほとんど出席せずに自宅で創作活動をしているようだ。だから「やりたいことが見つけられない人」はここは向かない。

生き残る者はわずか

東京藝大は、超難関校だ。東京大学よりも倍率が高い! 何年も浪人するのが当たり前で、藝大に入学してくる時点で「選ばれた人」なのだ。しかし、その藝大でも、卒業後ほとんどは行方不明らしい。プロとして生き残のはごくわずかで、数十年に何人の天才を生み出すためのカリキュラムだとも言える。

国立大学だとはいえ、なかなかシビア。そんな中、美校のデザイン科だけはビジネスライクで儲かることしかしないというキャラが際立っている。

音校の競争もすさまじく「受験で肩を壊す」というスポ根マンガか!という話や、やはり日本中の音楽大学で学生が育っていて、ライバル関係にあるらしい。ヨーロッパへ留学する人は、言語やアジア人であることも壁になりえるそうだ。そんな中、飄々と口笛奏者をめざす人や、考古学の研究で音楽を学んでいる人など、斜め上な人も登場する。とりあえず、全員天才にしか思えないんだが。

みんな真面目だ!

音校の人たちは、ただただひたむきで「スポ根」顔負け。インタビューに答えている人たちは、みんな謙虚であり、自分のやってることに手ごたえがある様子で、読んでいて清々しい。

で、美校の人たちは、クソ真面目に不真面目なことを掘り下げていて、頭が下がる。アイデアが脳裏を過っても、実際にやっちゃうのは、やっぱスゴイ。普通はさ、酒の肴にキャッキャ騒いで終わりでしょ。美校の、実習がほぼ放置状態というのも、これで成立しているのは各自真面目に創作をしているからに他ならない。「学生を放置ししとけば勝手に研究してくる」なんてこと、ある?

自分の進路を考えずにおれなかった

あさよるはかつて広告デザインを勉強したのですが、「これから」のことをぼんやり考えてしまった。そもそも美大は親のすすめで、デザインも「喰いっぱぐれがない」という消極的な理由で選んだ。本音を言うと、工芸系へ進みたかった。

これからの自分の進路、「創作」をしてもいいのかもな。

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『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』|自分の弱みが強みになる

こんにちは。あさよるです。

本を読む目的って複数あります。まずは、ダイレクトに「知識」を得たいとき。ほかには、好奇心やワクワクドキドキを感じたいとき。困ったときに解決策を探すこともあれば、話題作が気になって手を伸ばすこともあります。

今日紹介する『お金を稼ぐ人は何を学んでいるか』は、「お金を稼ぐ」ことに話題を絞り、頭の中の「モヤモヤ」「引っかかり」を取ってくれるような内容です。そもそも「お金を稼ぐ」って、大事なことなのに大っぴらに話せない感じって未だにありますよね~。だからこそ、読書で「あ、そっか」と気づきがあれば上々!

「決めつけ」と取っ払う

本書を読んでいると、「ああ、あさよるも〈思いこみ〉〈決めつけ〉」をたくさんしてるなぁと再認識し、反省しました。たとえば、著者の稲村徹也さんは高卒で、20歳くらいのころにホームレスの経験をしたり、30歳になる頃には億単位の借金を背負っていたそうで……ここだけ話を聞くと「成功している」ような感じはしないですよね。特にあさよる自身、大学進学に失敗し苦い思いをしたせいなのか、「高卒」という肩書が気になっていて、改めて「あさよるには学歴コンプがあるんだ」と認識しましたorz

コンプレックスがあると、それは「やらない言い訳」に変身します。あさよるの場合だと「学歴がないからアノ仕事はムリ」「どうせダメだ」と、そもそも「やりたい!」って意欲すらなくなってしまいます。実際にはチャンスがあるかもしれないし、なければ「自分で何とかできる」ことかもしれないのに、最初っから「できない」「やらない」なんですよね。自分への「決めつけ」「思いこみ」によって、自分自身の道を閉ざしてしまっています……。

「再就職を考えるならブラック企業が狙い目?」という話も、これだけ聞くととんでもない話に聞こえますw しかも、来年倒産する会社を選べ!と、超カゲキ。学習はやはり「実学」あってこそ。ということで、なんでも、まずこの来年倒産しそうな会社で5年勤められたら、あなたは成功できるw

引用しますw

実地の学びということで、私がセミナーなどで強調しているのは「再就職を考えているならブラック企業を選べ!」ということです。
それも、
「来年には倒産すると噂されている会社に勤めなさい」
とつけ加えます。
この会社が仮に倒産せず、あなたが5年間勤め上げることができたとしたら、あなたは間違いなく「成功」できます。
なぜならブラック企業は、長時間労働に給与未払い、売り上げ低下に大赤字、ついには借金地獄や不渡りもあり、おまけに社内紛争にも出会えるからです。
どれもこれも避けて通りたいマイナス面だらけですが、私にとっては楽しいこと満載の、毎日ワクワクして過ごせる環境です。

p.110-111

レベル高すぎww これは経営者向けの指南ですね。著者自身も、マイナス要素を抱える会社を経営していた経験から、「どうやって切り抜けようか」と知恵を絞っていることが毎日ナチュラルハイ状態だったと回想しておられますw

確かに、これから自分が経営者になる人は、会社経営の「終焉」に立ち会ってみるって、「実学」かもね。

「学ぶ」ことをやめない

本書のタイトルは『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』とあるように、何を「学ぶ」のかが語られています。「学ぶ」といったら、スクールに通ったり、誰かに指南したり、テキストを解くことを想像してしまいがちですが、違います。先ほどの「ブラック企業で学ぶ」もそうですが、自分が「学ぼう」と思えば、どんな環境からでも学べるのです。例え、勤務先が来年には倒産しそうでも、そこから「学ぶ」たくましい人もいるんだなぁ。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」と学びを先送りする必要はなく、今すぐ今の環境から学べるって、これに気づけると強い。著者はホームレス経験で出会った年配のホームレスが、最初のメンター的存在だったと回想しておられます。

「時間がないから」「家族がいるから」「忙しいから」勉強できないって、逆に言えば「時間があって余裕があるとき勉強する」って意味になっちゃいますが、むしろ逆境の中でこそ「学び」があるのかもしれません。そこから抜け出すって、強烈な目標がありますしね(;’∀’)

「人生」のスケールで考える

忙しいと目の前の事柄で頭がいっぱいになってしまいます。しかし「お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか」というならば、「人生をどう生きるのか」というスケールから、目前の問題を考える視点が必要なのかな?と思います。著者の稲村徹也さんも波瀾万丈な半生を送って来られたようですが、諦めたり腐ったりしないのは「人生」って尺度を持ってるからじゃないかしら。

今「欲しい」とか今「したい」って、今の欲求に流されがちですが、人生のスケールで「欲しい」「したい」を考えると、選択が変わり……ますよね?

あさよるも、ずっと今の衝動を抑えられなくて、お金をどんどん使っちゃったり、思いつきで行動して自分自身が疲弊している時期があったんですが、その時って「刹那主義的」で「何にも考えられない」ような心境だったかも。今思うとヤバイ(;’∀’)

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『夜型人間のための知的生産術』|夜の静寂はクリエイティブな時間

こんにちは。早起き習慣を身につけたいのに夜更かししちゃう あさよるです。日付が変わる頃にはお布団に入っていたいのですが、上手くいきません。そして、布団に入ってからもなかなか睡眠導入できずムズムズしたまま時間を過ごしています。

生活習慣の改善を頑張っている最中、齋藤孝さんの『夜型人間のための知的生産術』という本を見つけてしまいました。夜型人間にとって、夜がクリエイティブな時間であり「無理に朝方型なろうとしなくていいんだよ」という、これは悪魔のささやき?それとも天使?

若干、齋藤孝さんが“夜更かしさん”なのを無理くり正当化しようと頑張っている感がある気がしないでもありませんがw 「夜」という時間が、なんだか特別に、頭の中が飛び出しても許される「野生の時間」的なニュアンスがあるのは、わかります。

夜はインプットの時間

齋藤孝さん流「夜活のススメ」は(勝手に名付けた)は、夜は知的な時間だということ。夜の静寂はインプットの時間だ。本を読もう。

夜は「人間とは何か」「自分とは何か」という哲学的なことを深く考えるのに適した時間でもあります。(中略)

すでに知的教養を十分に身につけた人が気分転換にゲームをやるのは結構なことです。
しかし知的でない人が、ようやく自由に使える夜の時間に本を読まないとなると、知的になるチャンスを逃しているようでもったいないと思います。これは、人間として生まれて、少し寂しいものがあります。
人間がほかの動物と比べて優れているのは、知的であるという点です。本を読むのは、頭の容量を大きくし、頭の中を耕すような作業です。干からびた頭を耕して、豊かな作物が育つ土壌をつくるのです。だからこそ、本を読めば読むほど、教養が育ちます。
本を読まない人の頭の中は、いつまでも荒れ地のような状態です。干からびて硬い荒れ地に作物は実りません。どんどん鍬を入れて、耕して耕して、どんな作物でも育つ状態にするのが、読書のよさです。それが人間を、より人間らしくしていくのです。

p.54-55

かなり煽り気味な読書論ですが、一応この「あさよるネット」も読書感想ブログなので、「本読むのがエエで」と推しておきますw

ただ、齋藤孝さんは読書だけをオススメしているわけではありません。テレビと、深夜ラジオもオススメしておられます。テレビ番組では「美の巨人たち」「しくじり先生」「ダーウィンが来た!」「英雄たちの選択」「関ジャム 完全燃焼SHOW」「世界ふれあい街歩き」「新婚さんいらっしゃい!」なんかが名前が挙がっていました。深夜ラジオでは「おぎやはぎのメガネびいき」。スポーツや映画も教養になります。どしどしテレビ画面を見ようね!

夜は探究の時間

夜に作品を生み出し、研究を進めた偉人たちがたくさんいます。夜は発想が広がる時間なのです。それは、夜の静寂、つまり外部との接触を断つ時間なのかもしれません。現代ではSNSやLINEで繋がりっぱなしですから、夜の「一人の時間」を意図的に作り出さなくてはいけません。日中、仕事や学業で忙しい現代人は、夜こそスマホをしばし脇において、自分のクリエイティブな時間に割り当てましょう。

「眠り」を利用する

人は眠ることで記憶が定着するといいます。眠りを利用して夜の活動を明日につなげましょう。また自分が取り組んでいる物事が「夢に出てきて」からが本番です。夢に見るほど頭の中で、そのことが定着しているしるし。そういえば、あさよるも夢の中でブログ書いたり、ブログの段取りを考えている夢を見た特に「いよいよブロガーっぽくなってきたなw」と思いました。

読了後の感想:テレビを設置しよう

あさよるは忙しさにかまけて、テレビを全く見なくなってしまいました。昨年(2016年)は大河ドラマ「真田丸」を全話見たのになぁ~。今も見たい番組は録画してるのに、見ないまま時間が過ぎてしまっています……。ちょうど、「テレビの位置が悪いのではないか」と推測して、パソコンの横にデーンとテレビモニターを設置しようかと思案していました。

まぁそれは、テレビが見たいというか「映画が見たい」からというのが一番の理由です。それよか、パソコン新調して、パソコンでプライムビデオ見るのがいいかな~。「テレビ画面そのものが邪魔」というのが本音……。

夜の時間をより豊かに過ごせるように、部屋の環境を整えたくなりました(^^)/

関連本

『4時間半熟睡法』/遠藤拓郎

長時間睡眠にも読んで欲しい『4時間半熟睡法』

『やってはいけない眠り方』/三島和夫

『やってはいけない眠り方』|睡眠の都市伝説を斬る!

『読書力』/齋藤孝

『読書力』|社会人力とは?教養とは?

『三色ボールペン情報活用術』/斎藤孝

『三色ボールペン情報活用術』|読書しながらアウトプット

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『笑われる勇気』|オレの心はお金で買えます!

こんにちは。蛭子能収さんの本をはじめて読んだ あさよるです。蛭子能収さんの人生論、処世術を知れる本です。蛭子さんの本を初めて読んだのですが、どうやら同様の人生訓のような本がたくさん出ているようですね。知らんかった。蛭子さんってそういう感じで受け入れられているんだ……。

本書での蛭子能収さんの考えや振る舞いを読んでいますと、一貫して「自分はなにをするのか」を判断し続け、そのせいで冷たく見られたり、空気が読めない認定されているようですね。でも、冷たく見られても、空気読めなくても仕方ない。「だって自分はこうだから」と自分は自分と割り切っています。

あと、笑っちゃいけないときに笑ってしまうという話は、むしろ周りの人が笑わしにかかっていて、蛭子さんのせいじゃなんでは……と思ったり。あさよるも「笑ってはいけない」と思えば思うほど笑ってしまうので、冠婚葬祭にはできれば出席したくないのですw そう、結婚式や披露宴でも、笑っちゃいけないところでツボに入ってしまってツライツライ。蛭子能収さんは、もはや葬式に呼ばれなくなったそうで、お互いにそれが良い結論じゃないでしょうか。

蛭子さんに人生相談してはいけないw

本書の読みどころは、蛭子能収さんの人生相談でしょう。全くQ&Aになっていないというスバラシイ仕上がり。蛭子さん勝手に競艇の話してるだけやんwwと草生えるんだけども、ふと「人生の本質」を語っているようような気がしてサブイボが立つ。たぶん気のせいだけど。

Q 夫の転勤で東京暮らし2年。幼稚園の息子のママ友といい関係が築けません。

(中略)コミュニケーション能力を高めたいのなら、フリー麻雀はいいです。見ず知らずの麻雀卓を囲んでいると、すごく緊張しますが、麻雀というゲームは、駆け引きがあったり、感情を押し殺したりと、人と人とのつながりの醍醐味を教えてくれます。
あっ、でも、この人、長崎の人ですよね。長崎県民は、開放的な人が多いんです。江戸時代に鎖国していたときもオランダと貿易していたから、外国人だけではなく誰に対してもオープンなんです。それに、当時は貴重だった砂糖も、長崎だけはふんだんに使えたから、カステラが生まれたんです。オレも夏になると、水に砂糖を入れただけのものをよく飲んでいました。そんな砂糖文化があるから、長崎の人は穏やかで柔らかい気質なんです。だから性格を抑えてまで都会のママ友に合わせる必要はありません。自分らしくがいちばんだと思いますよ。

p.84

結論は「長崎の人は砂糖文化で育つ」ww

蛭子さんの人生相談で面白いところは、間に蛭子さんの世間話が入るところ。しかも麻雀の話からの、長崎県民の気質に世間話からの世間話に発展しているのがおかしいw

しかしたまに、ええことも言うからみのがせない。「元カレが忘れられない」という相談者には、蛭子さんが亡くなった先妻さんのことを話して「“忘れられない恋がある”というのは幸せなこと」と結論しててグッとくる。

フリーランスが「若い人に仕事を取られて失業してしまうかも」って相談には、「稼げないのは修行の身。がむしゃらに働くべし」と身につまされる回答も。いくつになっても、稼げないのは修業中ってこと。んで、今の職種にこだわらず他の仕事もすればいい。

好きな回答を選んでみたw

あさよるが勝手に、蛭子さんのいい回答を選んでみたw 全体的に、ゆとり世代あさよるには沁みるぜw

「人生はうまくいく」と思ってることが間違い

自信を持たなければ自信を失うこともない

どうせ死んだらすべて終わり。死に方なんてどうでもいい

時間管理能力より手を抜くテクニックを磨け

つらいときこそ日常を大切に生きる

オレにとって尊敬できる人は競艇で勝たせてくれる選手だけ

最後に勝つのは高学歴より高収入

大事なのは、プライドよりお金をくれる人の顔色

仕事において大事なのは給料の出どころだけ

貧乏は恥ずかしいことじゃない。卑屈になるのがよくなだけ

人のお金で遊んで何が楽しいの?

「宇宙人はいる?」の答えは、ギャラが発生するなら「いる」

人の心はお金じゃ買えないが、オレの心はお金で買えます!

気をつけよう、自慢話は見透かされる

自分の評価は自分でするもの

自分以外の生物にはあまり興味が湧かない

フツーにスゴイ人なだけかもしれない

蛭子能収さんのエピソードって、テレビに出ている芸能人の中で異質に見えていたけれども、一般人にはこういう人いるよね?って感じですね。蛭子さんが特殊なのって、普通の人の感覚を持ったまま、芸能界でもそれなりのポジションにあるところなんだろね。

ちなみに、リリーフランキーとはキャラがかぶってるのに(イラストレーターとマンガ家)、彼の方がCMにたくさん出演していて心中穏やかではない様子。そしてここへきて「ひふみん」こと加藤一二三さんの台頭に戦慄し、おもわず蛭子さんも将棋を始めようとしてしまったらしい。たしかに「ふしぎな」「おじさん」「勝負師」であるw

蛭子さん語録が沁みるのは、単に蛭子さんが「有能なおじさん」で、意識高い系を刺激するのかもしれない。奥様とデキ婚してから、家族を養うために働いたエピソードなんて、誰でもできそうでできないのかもしれない。ちゃんとマンガ家としても成功してるしね。

関連本

『スティーブ・ジョブズ 1』/ウォルター・アイザックソン

『嫌われる勇気』/岸見一郎,古賀史健

『嫌われる勇気』|やらないための“言い訳”を作ってた…だと?

『幸せになる勇気』/岸見一郎,古賀史健

『幸せになる勇気』|平凡で「その他大勢」である自分の価値

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『先延ばしは1冊のノートでなくなる』|自分の時間の手に入れ方

こんにちは。ノートばっかり買っている あさよるです。小さい頃からノートを選ぶ時のトキメキがハンパなかった。だからかどうかわかりませんが、ノート術にも目がありません。「ノートの凄い使い方」「おらがノートのこだわり」なんかも大好きです。

本書『先延ばしは1冊のノートでなくなる』はノートを使ってセルフコーチングができるという一冊。自分の時間の使い方や、優先順位がはっきりと見えてきます。

〈行動する〉ための仕向け方

本書『先延ばしは1冊のノートでなくなる』は「いますぐ行動」を促す自己啓発本です。

考えてもみてください、これまで「したいこと」「しないといけないこと」を「今は時間がないから……」「今日はムリ……」とどれだけのことを先延ばしにして、結局手つかずのままでしょうか。もしサッサとやるべきことをやっていれば、自分の身にどれだけの益があったでしょうか。あさよるはね、今頃英語ペラペラになってたハズだと思うんですよ!でも、なにもしてこなかった! 「また今度」はやめにしよう。

今すぐ行動するためのメソッドはたくさんあるでしょうが、本書は簡単。アイテムはノートを一冊使うだけ。しかもやることもシンプル。

1 「ぶっとんだ目標」をつくる
2 10秒でできることをノートに書いて実行する

p.15

以上終わり。本書はこの2つの項目意味と、その理由、そして実践例を紹介するものです。

実行しなきゃ価値がない

こういう本を読んだなら、実際にやってみなきゃ意味がない!ってことで、あさよるも順番にやっていきます。

まず、目標をもつ。このとき〈ぶっとんだ目標〉を思い切って立てちゃいます。過去と現在かから計算して「これくらいなら出来そう」という目標はナシ!思いっきり振り切っていきましょう!楽しく無責任でOK!

あさよるの場合
・英語の読み書きができるようになって、英語でブログを書きたい
・アメリカで住みたい
・作曲して人に聞いてもらいたい

こんな感じw

さらに、この目標によってどんな未来を手に入れるのか。〈目的〉を考えます。

・英語の読み書きができるようになって、英語でブログを書きたい → 世界中の文献、情報に当たりたい
・アメリカで住みたい → 引っ越したい、広い家に住みたい
・作曲して人に聞いてもらいたい  → 自分の描いた絵に音楽をつけたい

なんか、ぶっ飛んだつもりでしたが、こじんまりとまとまってしまっている気もしますw 目標を見つけるための自分への質問も用意されていますから、この通り自問自答すればなんらかの答えが出てきそう。

さらにぶっとび目標を6つに分類します。

1 仕事・社会貢献

・発明して特許をとる
・非営利団体を立ち上げる
・社長になる

など

2 お金・モノ

・ポルシェに乗る
・年収3000万、資産1億円
・乗りたいときに、躊躇せずにタクシーに乗れる

など

3 時間

・週に2回は家族と夕食をとる
・毎日1時間は自分の趣味に没頭する
・毎朝5時に起きて勉強&ランニング

など

4 人間関係

・異業種交流会を主催する
・エーゲ海クルーズに親子一緒に行く
・理想の人と結婚する

など

5 心身の健康

・ピラティスをはじめる
・毎朝15分マインドフルネス瞑想を実践
・二十歳のときの体型&体重になる

など

6 学び・趣味

・フルマラソンに参加する
・将棋で初段に挑戦する
・英検1級をとる

など

p.91

あさよるの場合は、〈6 学び・趣味〉に偏っていますねw 他の5分野でも、ぶっとび目標探していきます。

そして、いよいよノートを使ったメソッドです。

ポイント1 目標が偏りすぎないように6分野に分類する
ポイント2 あなたの価値観の優先順位を確認する
ポイント3 象徴する写真を張るか、絵を描く

目標ページにこれらを書きつけて、見てるわけでワクワクしちゃうページを作りましょう!

毎日のページでは、1ページを4つにわけて書き込みます。

1 昨日1日で、嬉しかったこと・感謝したいこと・よかったこと
2 改めて、どう感じた
3 今日1日、本当はどうしたい?
4 10秒アクション

あさよるも書いてみました↓

『先延ばしは1冊のノートでなくなる』実践中

1と2は昨日のこと。昨日を振り返る。ポイントはいいことだけを振り返っている点ですね。

3は今日どうするか。4は今どうするか。自分のために自分が今やることが明確に見えてきます。

あさよるは今日「散歩したい」と書いて、その10秒アクションとして最初「夕方に買い出しついてに散歩する」って書いてしまったんです。でもこれ10秒アクションになってないと気づいて、「かばんにサイフを入れる」と書き直しました。より今すぐできる行動を意識すると、なるほど今すぐでも散歩に行けそう。

段階的に書きだせる

本書を読みながら実際に手を動かしてみて、段階的に行動しやすい環境へ導かれるよう構成されています。読んだ順番にやってみるのをオススメします。

ノートを使ってセルフコーチングができる仕様になっています。自分で自分に質問をぶつけ、ノートに書き記していく。予想外な回答が出てくることもあるでしょう(あさよるも自分でやってみて驚きましたw)。セルフコーチングってあんまりやってると鬱になりますが、本書のガイドライン内で、ノートに書くという行動を伴っていれば大丈夫なのかな。

あさよる的には、内容は悪くないと思ったのですが、後から内容を振り返る時に分かりにくいかな~。やっぱ読みながら手を伸ばすように出来てるんだと思います。

先延ばしせずにやってみて

『先延ばしは1冊のノートでなくなる』を手に取ったなら、先延ばしせずにノートを用意してやってみてください。自分の今の目標が見えてくるとこんなに楽しいことはありません。ノートも、「とっておき」を用意してみて!

あさよるもノート選びにでかけます(^^)/

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『東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方』|頭のいい人の頭の中

こんにちは。ぼけーっと週末を過ごしちゃう あさよるです。頭のいい人って、休んでるときも頭がいいんだよな~と思うと悲しくなってきちゃった(苦笑)。本書『東大物理学者が「考える力」の鍛え方』の著者はもう、なにがどうなっても“カシコ”だし、カシコの著者が「考える力」に鍛え方があるというのならば、それは知りたいと思いましたw

先に言っときます。これ、真面目なヤツです。楽に手抜きする方法は紹介されています。〈考える力〉を正攻法で身につけたいならぜひ。地味で地道な話なのですが、結局コレが一番近道なのかも。

「考える力」とは

「頭の良さ」とはなんでしょうか。受験では「たった一つの答えを見つける力」が評価対象ですが、それは「頭の良さ」の一部であって全体ではありません。大学生になって、あるいは就活が始まって、院生になって、他の「頭の良さ」を求められるようになり、混乱してしまう場合も多いんだとか。

繰り返しになりますが、大学受験までは「たった一つの答えを見つける力」だけが評価対象になることが多く、優秀な人ほどそれに特化した思考を身につけています。しかし、大学や社会では「一つの答え」が存在しない問題が提示されたり、問題すらなく自分で「問題を見つける力」が必要になります。

著者・上田正仁さんは物理学者で東京大学の教授であり、学生たちに「考える力」を身につけさすための教育を本書で紹介されています。学業成績を効率よく上げる「マニュアル力」も、「考える力」を身につけるための基礎力になります。必要な力であり、これを否定しているわけではありませんが、使える場が限られているのです。「考える力」はアイデアを生むために不可欠な「創造力」です。

上田正仁先生によると、「考える力」とは3つの要素があります。それは「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の三要素。簡単に見てみましょう。

  • 「問題を見つける力」

問題を見つける力は実社会で重要な力。にもかかわらず、受験勉強ではスッポリ抜け落ちている部分でもあります。大学生や社会人になったとき途方に暮れてしまうのもわかります。大学でも、本格的に「問題を見つける力」が必要になるのは博士課程からといいますから、かなりレアな能力でもあるんですね。

まず、日ごろからの疑問を大切にする習慣を身につける。一方通行な講義に慣れてしまっていますが、「対話」を心がけましょう。

「問題を見つける力」を身につける極意は、人との対話、そして、自分との対話の積み重ねを通じて問題意識を煮詰めていくことなのです。

p.47

普段無意識に考えていることを意識下に置き、一つずつ問題を炙り出してゆきます。考えて「わからない」ことこそが重要です。「わからない」は大抵「事実を知らない」「答えがわからない」「何がわからないのかわからない」の三つです。中で「何がわからないかわからない」はパターンも多く曲者で、わからないことを明確にしてゆきましょう。「何がわからないか」がクリアになれば、問題や課題がハッキリします。

で、当然ですが「メモを取る」習慣が大事です。いつもポケットに筆記具を忍ばせて、どこでもメモを取れるように。情報も、ウィキペディアなんかを読んで「分かった気」になってもしかたありません。じっくりと読み込みます。

面白いのは「自分が理解した情報は捨てよ」との指南がなされている点でしょうか。通常は「知っていること」「分かっていること」が大事だと思ってしまいがちですが、ここでは「分からないこと」を探しているわけです。どんどん自分の理解したことを捨てていくと、ポッカリと「わらかないこと」が浮き彫りになるのです。

  • 「解く力」

「解く力」には学業成績を上げるのに必要な「マニュアル力」を使います。課題をパターン化し、解くための手順をしっかりと見定めます。創造的な問題には決まった答えが用意されていませんから、多角的に対策を立てアプローチしてゆきます。

基本的なプロセスは次のようになります。

・複雑な問題を類型化する

・要素に分解する

・各要素を1つ1つ解決する

・解決できなかった要素があった
(または各要素は解決できたが、最初の問題の解決にはつながらなかった)

・その問題解決のために足りない要素は何かを分析し、もう一度トライする

p.118

これの繰り返しです。

また、あえてと遠回りをすることも恐れてはなりません。優秀な人ほど最短距離で最適解を見つけてしまう故に、遠回りしないのかもしれません。

2005年にノーベル物理学賞を受賞したテオドール・W・ヘンシュ博士がよく使うスライドの1つに、ニワトリとひヒヨコが描かれている絵があります。ニワトリは柵の向こう側にあるエサを目ざとく見つけますが、柵にさえぎられてくちばしが届かず食べることができません。一方で、気ままに動き回るヒヨコは遠回りしながら、いつの間にかエサとは反対側の柵の切れ目から外に出てしまい、エサへと近づいているというものです。

p.122

ニワトリのように一直線に突き進もうとする行動を「ゴール・オリエンテッド」、ヒヨコのように好奇心のままに行動することを「キュリオシティ・ドリヴン」と言い、研究においては後者の重要性を説いています。

好奇心の赴くままに行動しよう!

  • 「諦めない力」

簡単に答えが出ない問題にこそ、大切な時間と頭脳を費やすだけの価値があるのです。自分の見つけた課題に時間をかけて取り組みましょう。このとき、やらないことを決めることで、やるべきことに集中する方法もあります。

原動力は先ほど述べた「好奇心」。好奇心に突き動かされているからこそ、続けられるエネルギーです。また、時には振出しに戻る勇気も必要です。

インスタントな〈答え〉を探しちゃう私たち

中学高校大学と受験や試験問題では〈答え〉を早く見つけるの力が試され続けました。その力ももちろん大切な力ではあるんだけども、〈創造する力〉を身につけるにはその先の「考える力」が必要だと知りました。〈創造する力〉とは、答えのない問題を見つける力です。まだ誰も答えを見つけていないことや、自分独自のやり方を見つけるのです。

ですから〈答え〉ではなく〈疑問〉を大切にする。そのために、自分の無意識化にあることも考える。

ついつい私たち、疑問に思ったことはその場でパッと検索しちゃったりして、適当に分かった気になるような答えを見つけて納得してしまいます。本当はなんにも分かっていないのに……(苦笑)。そうじゃなくって、自分の疑問に対し、好奇心を持って丁寧に取組んでゆきましょう。インスタントにそれっぽい回答が得られる現代だからこその悩みですね。

意外?泥臭く「考え続ける」姿

頭のいい人たちはさぞやスマートに思考していると思いきや、本書を読めば読むほど泥臭く、地道で地味な思考の連続であることを知りました。「思いついたことはメモする」とか「情報をよく読み込む」とか、突飛でもなんでもなく、巷で語られることです。「諦めない」なんてともすれば根性論に聞こえてしまうようなことです。

結局のところ、地道なことを黙々とやり続ける能力ことが「マニュアル力」、すなわち学業成績が良い人なのだろうし、さらにその先に研究や実社会で成果を残す人もやはり、真正面から実直に物事に取り組むことなのかもしれません。面倒くさがりな我々は、すぐにズルしたくなりますが、近道なんかなくって、延々と果てない道を歩き続けることだけがゴールへの近道なのかも。

そういう意味で、パッとやればポンッと結果が出るようなものを探している方にとっては、本書『東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方』は役に立たないものでしょう。だって、正攻法しか書いてないから。

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『多動力』|夢中で没頭し続けるエネルギーを

こんにちは。あさよるです。今日読んだ『多動力』は、知人が紹介していたので気になっていました。いつものホリエモン節の本ですが、一貫して同じことを語り続けられるのは、嫌いではありません^^

1時間もかからずサクッと読める本ですので、通勤通学途中や、休憩中になんかにドゾ!

「誰もあなたには興味がない」、だから

「誰もあなたに興味がない」こんな言葉を投げかけられたら、多くの場合は「自分が否定された」と認識します。しかし、本書『多動力』での堀江貴文さんの言葉は違います。「誰もあなたに興味がない」、だから人の目を恐れずにチャレンジせよ。失敗したって誰も気にしていない、だからチャレンジし続けよ。そんな風な、前向きな言葉なんです。

堀江貴文さんは徹底して「電話に出ない」「時間を他人に奪われない」「集中を邪魔させない」ための行動を貫いています。それは、一秒たりとも無駄にしない。すべての時間を夢中に過ごす。そのための行動です。しかし、それは理想的な状態に思えますが、多くの人は「そんなことできない」「うちの会社じゃムリ」「ホリエモンだからできる」と思ってしまいます。だけど堀江さんは読者に語りかけ続けます。まるで「誰でもできる」「やればできる」「やれ」と、繰り返し繰り返し言い聞かせられているようです。

もしかして……過激な言葉で煽っているようでいて、実は「優しい」言葉なのかもな……と思った次第。だって、「夢中になりなさい」「没頭しなさい」「やりたいことをしなさい」なんて、誰も言ってくれないもんな。

子どもの頃のように没頭しよう

無用な しがらみやタスクを排除し、徹底的に時間を生み出します。この生み出した時間を何に使うのか? 本書では「3歳児のように夢中になれ!」と導いています。なにに夢中になるかって? それは自分が没頭することにです。だから恥も外聞もなく、失敗してもそれでもやる。他人の目なんて気にしなくていいから、やってみて飽きればすぐやめてればいい。それを繰り返せばいい。だから思い立ったら即行動します。

誰だって幼い頃はそうでした。自分の好きなことに夢中になり、時間を忘れて没頭する。そうやって遊んでいましたね。堀江さんは、大人も3歳児のように、無邪気に没頭し続けようと呼びかけています。

その時間を生み出すための秘訣が、電話を使わないことだったり、家事の時間を外注したり、他の人に頼めることは頼んでしまう。また、没頭するために、貪欲に学び続け、教養を貪り、アウトプットし続けるエネルギーも必要です。そのために、睡眠と食事のクオリティを維持するのも必要なこと。

「没頭する」。なんのために?なんて野暮なことを考えず、目的もなくのめり込んでもいいじゃない。

なんのために生きてるの?

本書『多動力』を読んで、ふと「自分は何をするために生きてるんだろうか」と考え込んでしまいました。「何のために」「誰のために」ではなく「何をするために」です。「与えられた役割」を果たすことではなく、「自分はなにをするのか」というのは、突き詰めて考えたことがなかったかもしれない。いいえ「考える」という過程を経ている時点で的外れなのかも。「すでに自分は何をしているのか」なのかもしれません。

あさよるも他人に時間を勝手に使われるのは嫌で、電話にはほぼ出ず、書面で手短に頼むタイプなのです。時間が貴重ですから。しかし! 時短して時間を生み出しても、その時間をどう使うのかって、考えたことなかったなぁ~。すでに何かに没頭してるならいいけど、YouTube見てダラッと時間を消費しているだけな気がする……orz

あさよるネットで紹介した堀江貴文さんの本

『好きなことだけで生きていく。』/堀江貴文

『好きなことだけで生きていく。』|動け!発せ!もぎ取れ!

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』/堀江貴文

『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』|時間がない、お金がない、のホンネ

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』/堀江貴文

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

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『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』|小さな夢がかなった物語

こんにちは。どんどん秋が深まっていますがお元気でしょうか。季節の変わり目は眠くて仕方がありません。なんか元気が出るような本を読みたいと『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』を手に取りました。元気の出る本を読みたいけれど、普段小説や物語を読まない人には本書はおススメです。

元気が出る5つの物語

本書『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』は、追い詰められた状況の中、それでも夢を選んだ人たちが、周りの人たちに後押しされ夢をかなえてゆく物語が5篇収録されたビジネス書です。ビジネス書といっても、具体的にビジネスで成功する秘訣が紹介されるわけでなく、あくまで「夢が叶ったお話集」。読んでいるだけで元気が出るようなお話です。

  • 馬車のパレード

乗馬クラブの廃止が決まり、馬車馬だった「ダイちゃん」の引受が決まりません。このままでは殺処分になってしまうと、乗馬クラブスタッフだった八丸さんが財産を投げうち「ダイちゃん」を引き取りました。当初、乗馬ウエディングをしようと試みますが、上手くいかない。起業家セミナーに参加すると、最初は甘い考えにバッシング。しかしそれでも八丸さんは夢を語る熱意に周りの人も心動かされ、ダイちゃんは町おこしの定期運航馬車の馬に任命されました。

八丸さんの夢は「馬車ウエディング」ではなく、「ダイちゃんと働き続けること」でした。夢を忘れずブレなかったから「定期運航馬車」という仕事がやってきたのです。

  • 日本一のパパ

ラーメン店を開業した木村さんは、店の状況が悪く苦境に立たされていました。ある日、帰宅すると子どもがたどたどしく「日本一のパパ」と言うのです。木村さんは心打たれ、翌日スタッフを集め「これから全てを変える」と宣言。「まず変わらないといけないのは自分だ」とも。そうやって、新しいメニューもどんどん増えてゆきました。

子どもが「日本一のパパ」って言うのは、きっとママが子どもにそう言うからでしょう。夢を諦めなかったのは、木村さんの奥様も同じだったのかも。

  • 今日の言葉

山口部長はお客さまから出禁になってしまい、部下たちにも申し訳なくとても落ち込んでいました。しかし誰よりも落ち込んでいるはずの山口部長が「今日の言葉」として人を励ます言葉を発表しました。その様子に部下たちも心打たれ、職場にこれまでにない一体感が生まれ、怒らせてしまったお客様からも、やっとお許しをいただけました。

山口部長が周りの部下たちを動かし、〈みんなで〉仕事をしていると再認識でしたエピソードです。

  • はじめての神輿担ぎ

居酒屋店長を任された加藤さんは、はす向かいの住人に頭を悩ませていました。店前で話をしていると「うるさい」と怒鳴り込んでくるのです。店員と手分けして、その人の家の前の掃除をしたり、誠意を見せ続けていましたが怒りはおさまらず三日に一度は謝りに行かねばなりません。あるとき、そのお宅の壁に神輿の担ぎ手募集の張り紙がしてあるのを見つけ、居酒屋から10人参加しました。結果、町内会から感謝され、来年も参加してほしいと頼まれるほどでした。

この話の面白いのは、怒鳴られてる様子を見て、「お宅のお店、なにか地域でトラブルでも起こしているの?」とお客さまから言われる始末。しかし、町内のお祭りに参加したことで、居酒屋が地域に溶け込んだのです。ということは、怒鳴り込んでくる隣人との関係が、間接的に変化したということですね。

  • 菜の花鉄道

有名実業家の三代目に生まれた香川さんは、地元の単線が存続の危機にあることを案じ、線路沿いに菜の花がずっと咲いていたらきれいだろうと思い立ちます。鉄道会社に連絡し、「花を植えて電車に乗る人が喜んでくれればいい」と申し出ました。鉄道会社には数々意見は寄せられますが「わたしがやる」と申し出たのは香川さんだけでした。香川さん呼びかけに輪が大きくなり、三年後にやっと菜の花が咲きました。

菜の花鉄道には吉岡さんという賛同者がいました。しかし吉岡さんは病気で途中でリタイア。吉岡さんの事業を香川さんが引き続ぐことになりました。香川さんは、菜の花鉄道を実現する夢に邁進するうちに、事業を引き継ぎ、新しいスタートを切ることにもなったのです。

はじまりの思いと、行動が変化してゆく

夢をかなえた人の話が興味深いのは、ハッキリと夢を持っていると、手段や目的が変わってしまっても平気だし、問題にならないということです。例えば「日本一のパパ」になろうと夢を定めた木村さんは、店を頑張っても、店を畳んで転職しても、夢を追う、すなわち「日本一のパパを目指す夢」は変わりません。

また、店員を神輿担ぎを申し出た加藤さんは、意外な形で願いが叶いました。自分たちが地域社会に溶け込むことで、厄介なクーレマーはやりにくくなったでしょう。

スケールが大きいのは「菜の花鉄道」ですね。線路沿いに菜の花を植えるという、なんの儲けも得もなさそうな「夢」ですが、その夢をかなえる道中で多くの人と出会い、出会いの中で新しい事業や仕事も与えられてゆくのです。

夢は〈周りの人〉を動かしてゆく

本書を読んで印書的だったのは、主人公が夢を持って行動し始めると、周りの人の対応や考え方も変化してゆくことです。夢って、周りの人まで変えちゃうパワーがあるの?

そうとも言えるし、自分の認識が変わると、周りの人の声がみんな声援になってしまうとも言えます。「今日の言葉」の山口部長がそうですね。山口部長はお客様に叱られたからこそ、部下たちと向き合い一致団結できるようになったとも言えます。

クレームやヤジでさえもファンファーレになってしまうって、何気に最強。

なんのためのお金?なんのために働くの?

本書の後半には〈人生を変える「夢の力」〉という章があります。そこには、どんなに不遇でも自分のとらえ方が変われば、置かれている環境も変わること。そして「諦めない理由」がある夢は、実現するってこと。「諦めない理由」ってのが大事ですね。先ほどの話だと「日本一のパパになる」は諦めない理由になるうる夢です。

そこまでイメージできない夢は、まだもっともっと突き詰めて考えることができるのかもしれません。

最後に〈夢を持つと変わる、7つのこと〉という項があったので紹介します。

 

  • (1)景色が変わる - 自分の意識が変わると景色が変わって見える
  • (2)苦手な人も必要な人に変わる - 自分が成長しようとすると、苦手な人が有難い人になったりする
  • (3)経営資源が集まる - 夢を持つと必要な知識、技術、人脈などが集まってくる
  • (4)時間が増える - 優先順位が変わり、集中力が高まり、無駄な時間がなくなる
  • (5)勇気が出る - 厳しい状況でも動揺せず前進できる
  • (6)すべての過去が意義あるものになる ― 過去は未来のためにある
  • (7)能力を引き出す - 人は社会に貢献するために働ける生きもの。人間本来の可能性を発揮する

ズラッと眺めているだけでも元気が出ますね(^^)/

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『チーズはどこへ消えた?』|冒険を楽しめ!パッと読んで燃える!

こんにちは。チーズを食べたいあさよるです。まさかそんな理由でこの本を選ぶなんて……というのは、結構ホントです。本書『チーズはどこへ消えた?』は1998年にアメリカで出版され大ベストセラーに。日本では2000年に訳書が出版されこちらもベストセラーになりました。あさよるも出版当時、本書を読まされた記憶がありますw

その時はイマイチ何が言いたいのか分からず、どう読んでいいのかさえピンとこず、持て余してしまったのを覚えています。今読むと、コンパクトでサクッと一気に読み切ることができ、メラメラッと力が湧いてくるよくできた本だなぁなんて思いました。ちょっと気分転換したいとき、パーッと発散したいときなんかにどうぞ。

小人とネズミの迷路でのお話

あらすじ

『チーズはどこへ消えた?』はこんなお話です。

ある日のシカゴに、かつてのクラスメイトが集まりました。それぞれ違った進路を歩んでいますが、それぞれが思いがけない変化に直面し、どう対処しようかと案じていました。中の一人が言います。

「ちょっと面白い物語を聞いて、すべてが変わったんだ」(p.14)

それは、ネズミのスニッフとカリーと、小人のヘムとホーの物語でした。

2匹と2人の物語

2匹と2人は迷路の中に住んでいます。迷路のところどころには様々なチーズが隠されています。彼らはチーズを見つけるべく、迷路内を散策し、チーズルームにたどり着きました。しかし、しばらくするとチーズを食べつくしてしまいます。ネズミたちは再び迷路へ飛び出しました。しかし小人たちは、チーズはどこへ消えた?と話し合い、しばらくそのまま待ち続けます。ある日、小人のホーは意を決してチーズルームから出てゆきました。ヘムを説得しましたが、彼はチーズルームに残ると言って聞きません。

ホーは迷路の中で少しのチーズのかけらを手に入れ、ヘムにチーズを見せ再度説得を試みますが「ここにあった“古いチーズ”が食べたい」と言って応じません。仕方なくホーは一人迷路を歩き回り、ついにこれまでに見たことのないチーズルームを発見します。

変化を拒み切り捨てらる運命

場面は元のシカゴのクラスメイトたちの談話に戻ります。彼らは立場はそれぞれ違っていても、変化に直面していました。変化を拒み、取り残され切り捨てられる人たちを見てきました。変化を嫌い、みんなの足を引っ張る人もいます。自らの経験を話し合うことで、新しいチーズを追い求めるビジョンを共有し合ったようです。

「チーズ」とは、「迷路」とは

本書で語られる「チーズ」や「迷路」とは、どんな意味合いがあるのでしょうか。

「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神安定……等々の象徴。

「迷路」とは、チーズを追い求める場所、つまり、会社、地域社会、家族……等々の象徴です。

この一見シンプルな物語には、状況の急激な変化にいかに対応すべきかを説く、深い内容がこめられているのです。

カバー

我々は「チーズ」すなわち仕事、家族、財産、健康、精神安定等々を追い求めています。それを実現するために会社、地域社会、家族等々という名前の「迷路」をさ迷っているのです。

かつて仕事があっても、そのうちなくなってしまうかもしれない。そのとき「チーズ(仕事)はどこへいった?」と、状況を把握せず行動を恐れて立ち止まっていてはいけないのです。家族も、健康も、精神安定も、そのうちなくなってしまうかもしれない。その時、行動しなくては。いえいえ、すでに「いつかなくなる」と分かっているのです。事前に行動し始めなければ。

変化しないといけない

一人、迷路に踏み出した小人のヘムは、恐怖と不安のチーズを探している内に、どんどんと考えが変わってゆきます。最初、チーズが返ってくるかもしれない、チーズがないのはおかしいと同じ部屋に居座り続けました。しかし、チーズもないのに行動しないのは安全ではなく、早く行動した方がいいと気づきます。そしてその考えを壁に書きつけました。

変化は起きる
チーズはつねにもっていかれ、消える

変化を予期せよ
チーズが消えることに備えよ

変化を察知せよ
つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく

変化にすばやく適応せよ
古いチーズを早くあきらめればそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる

変わろう
チーズと一緒に前進しよう

変化を楽しもう!
冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう

進んですばやく変わり再びそれを楽しもう
チーズはつねにもっていかれる

p.68

〈変化する〉ことは恐ろしく忌々しい事柄だったのに、いつの間にか〈変化するから冒険ができる〉と、変化への考えがガラリと変わっています。そっか、変わってゆくってワクワクすることでした。いつの間にか、変わってしまうことが煩わしく、恐ろしく、避けるべき事だと思っていたのでしょうか。

今ある「チーズ」……すなわち仕事、家族、財産、健康、精神安定などなどは、いつかなくなってしまうものです。常にチーズを得続けるべく、冒険し続けないといけません。

なんか久々に読んで、以前よりかは著者が「何を言いたいのか」が分かった気がしますw これも変化ですかね。

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『イラストで学ぶスタディスキル図鑑:自ら学習する力をつける』|勉強のやり方には種類がある!

『スタディスキル図鑑』イラスト

こんにちは。やる気が枯渇している あさよるです。夏の入り口くらいからずーっとローテンションのままで、なんか体がギコチナい感じ。やる気を出したくて、自己啓発系の本や、勉強・学習系の本に手が伸びます。

本書『スタディスキル図鑑』は図書館で手にし、パラパラッと見るにカラフルでギュッギュっと中身が詰まっていそうで気になりました。結果、やる気を出すためにも一役買う本だったのです。自分の学習方法も振り返り、もう少し計画的に取り組んだ方が、自分のヤル気にも繋がるのかも。

〈勉強のやり方〉大図鑑

本書『イラストで学ぶスタディスキル図鑑』は勉強・学習の取り組み方が図鑑のように個別に紹介されています。と言っても、1項目につき2ページ以上にわたってカラフルなイラスト付きで紹介されているので、かなりボリューミー!

やらされる勉強ではなく、自習をしたり能動的に勉強を始めるとき、本書は学習の役に立つでしょう~^^

学習方法にも種類がある!

本書は全8章に分けられています。

  • どのように学ぶのか

まず第一章目は、学習にまつわる脳の使い方や効率的な学習方法。学習支援を受ける方法など、自分の意識や考え方を知ります。

  • 準備と目標設定

この章では、勉強部屋や学習スペースの確保、学習環境の整備、時間管理に触れ、学習に前向きな気持ちで取り組むにはどうすればよいかを考えます。

p.12

  • 情報を集めて利用する

情報を集めて評価する方法、ノートのとり方、クリティカル・シンキング、議論の組み立て方、学習状況のチェック、疑問の明確化といったテーマを取り上げます。

p.12

  • ネットで学ぶ

IT機器やソフトウエア、ストレージの活用法を検証します。さらにネット上の情報からノートをとる方法や、オンラインの学習コースを紹介するとともに、盗用を避ける方法を教えます。

p.12

  • 試験勉強のテクニック

試験勉強の計画、アクティブ・ラーニングの活用戦略、そしてマインドマップや記憶術など記憶のためのテクニックを紹介します。セルフアセスメント(自己評価)にも触れます。

p.12

  • 試験本番でのテクニック

記述、口述などさまざまな形式の試験に、どのように対処すればよいか学びます。回答の練り方や試験当日に役立つちょっとしたヒントも紹介します。

p.12

  • ストレスに対処する

リラクゼーションのテクニックをはじめとする、ストレスへの対処方法の概要を紹介します。学習とそれ以外の活動に、バランスよく取り組むにはどうすればよいかも考えます。

p.12

  • 参考資料

最終章は参考資料と称し、各章のまとめと、各章の資料がまとめられています。図解やチャート、表もまとめられており、読了後はこの参考資料の章が活躍しそうです。

勉強方法にも種類がある

本書を読んでよくわかるのが、学習にも種類があり、段階があり、必要な時に必要な学習をすることが、成果を上げるコツである、ということ。

自分の目的をハッキリと自覚したり、休息を上手にとることも必要ですし、なんと言っても枯れぬ〈好奇心〉を持ち続けることも理想です。その状態をどうやって生み出すか? 感覚的なものではなく、意外と自分自身の生活の管理だったりするのかもしれません。

本書は中学生くらいなら読みこなすことも可能でしょう。勉強のやり方には種類があるんだぞ、自分でそれを選ぶんだぞって意識を持つって大事ですね。

ネットを使った学習に対応!

本書はネットを使った学習も網羅されているのも嬉しいところです。現にネットで情報収集し、学習効率を上げている方はいざしらず、多くの方にとってはまだまだ「新しいツール」でもあるのかなと思います。お子さんの学習の参考にしたい親世代の方も、一読あれ。

もちろん、各世代自分の学習にも役立ちます。データの管理やセキュリティ対策、パクリにならない適切な引用、MOOC等のオンライン学習などなど。

試験やレポート提出が待っているなら

本書は、学習習慣が身についているのに結果が出ないとか、これから何か資格試験や知識を入れないといけないなど、切羽詰まった状況の方も、まずは〈勉強の仕方〉を俯瞰しておいてソンはないでしょう。そういう意味では、10代の若い人だけでなく、どの世代の人でも汎用的に使える本です。

どの世代にも当てはまるというのは、逆に言うと「どの世代がど真ん中なのかワカラン~」というのが正直なところ。たぶん、お子さんの学習を支援している保護者が読む感じなのかしら。中学生でも読めると思いますが、雰囲気的に大人向けのように思います。親御さんが子供のために本書を読んでいるうちに、親御さんの好奇心が刺激されて学びに繋がっていくような、そんな狙いもある気がする……。

ともあれ、本書は結構、パラパラ見てるだけでもモチベーション上がる系の、目にも楽しく網羅的なので、「頑張ろう」って気になるだけでもイェーイ!v( ̄Д ̄)v

『スタディスキル図鑑』イラスト

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『がらっと 自分の「性格」を思いのままに変える方法』

こんにちは。夏の盛りは過ぎたようですが、夏の疲れはまだ体の中に溜まっている頃です。ご自愛ください。真夏に何もする気は起りませんが、そろそろ〈なにか〉始めたいような、ウズウズとし始める季節でもありますよね。

そのウズウズをもっと大きな力に変えるためにも、今はしっかり体を休めて、ご飯を美味しく食べて!って、考えるだけでウキウキしちゃう。ということで、ますますテンション上がっちゃうような本を読んだので、ご紹介します。

「なにか」を変えたいなら

本書『がらっと』は、今現在の〈なにか〉を変えたいと思っている方におすすめです。〈なにか〉とは、自分の性格を変えたい人もいるでしょうし、環境や境遇を変えたい人もいるでしょう。生活習慣や人間関係を変えたいときもあります。そういう〈なにか〉。変化を欲しているときに、まず読んでみると良いでしょう。

我々はしばしば「自分が変われないのは、あの人のせいだ」とか「環境が改善しないのは、アレのせいだ」とか、自分以外のものやことに原因を求めてしまうことがあります。そんでまぁ、本当にそうなんでしょう。しかしながら、自分以外のものが悪いと言ったって、残念ながら〈改善〉が起こることは少ないでしょう。ということで、自分の方で変えられる部分は変えてしまった方がいいんじゃないかというワケ。

本書『がらっと』の副題は〈自分の「性格」を思いのままに変える方法〉です。何も変わっていなくても、自分の意識が変わるだけで見え方が変わり、捉え方が変わり、対処の仕方が変わり、どんどん変化が起こります。そのきっかけ。変化のトリガーは、ちょっとしたトコにある。

「性格」ってがらっと変わるの?

本書は『がらっと 自分の「性格」を思いのままに変える方法』とタイトルにあるが、本当に性格が変わるのか?ここが重要っす。これは、言わずもがなですが「実行すればね」と但し書きが付くところでしょう。本書に書いてあることはなんと平凡で ありふれていて、誰もが見知っていることである!しかし、多くの人は変われないのです。「なぜならば、実行しないから」としか言えないのではないでしょうか。

本書は、平凡な内容でありながら、同時に劇物でもある。

変われるよ。……実行すればね。

視点が変わるだけで……

本書は基本的に、同じできごとでも自分の認識が変わることで、物事への対処が変わり、結果に変化をもたらすものです。例えば!

人にイライラしてしまうとき、相手に〈期待しすぎている〉ことが多々あります。勝手に大きな期待をかけておいて、それに応えない様子にイラついているんですね。相手へかける期待は最適なレベルにすれば、イライラは減る!ということ。

ミスって軽くパニックになっちゃったときは、過去のことを考えるのはやめる、今、ここからのことだけを考える。

お願いを上手にする人や、相談をしやすい人、話しにくいことを話すのが上手い人とか、憧れちゃいますよね。意外と自分もやればできるんだろうけど、なとなく腰が引けてしまうなら、視点を変えてみましょう。

人の心を動かす!運を引き寄せる!センスが磨かれる!目覚めがよくなる!面白いことが起こる!「ホンマかいな!」と言いたくなるほどいいことがいっぱい起こるって書いてあるケド……なんかできそうな気がする!(……実行すればね)

一気に読むのがおすすめ?

あさよる的には、本書『がらっと』は一気読みをオススメします。思考を変える56のコツが紹介されているのですが、一気読みの高揚感がハンパない! 細切れに読んでくのも役立つと思うのですが、この「なんかできる気がする!」「良いことがありそう!」みたいな、根拠のないワケのわからんテンションは、一気読みでこそ味わえるのではないかとw

読むだけでハイになれる本をお探しの方は、ぜひ本書『がらっと』をご検討を。平易な文書でサラリと読めるのに、「明日頑張ろう!」と燃える!

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『頭のよさはノートで決まる』|新しい自分のはじめかた

こんにちは。ノート術が好きな あさよるです。これまでもノート術を扱った書籍を紹介しました。今回は、齋藤孝さんのノート術。三色ボールペンも登場し、いつもの斎藤節さく裂で楽しい一冊です。

まずは、これまでに紹介したノート術関連の本一覧。

『図解!頭のいい人のメモ・ノート』/中川裕

『図解! 頭のいい人のメモ・ノート』|メモの方法が分からない~英語でメモをとるまで

『すごいメモ。』/小西利行

『すごいメモ。』|今日のメモが、未来のアイデアをつくる

『情報は1冊のノートにまとめなさい』/奥野宣之

『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 』

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

  • 作者:奥野 宣之
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013-11-29

『思考の整理学』/外山滋比古

『思考の整理学』を読んだよ

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

  • 作者:外山 滋比古
  • 出版社:筑摩書房
  • 発売日: 1986-04-24

ノートを上手にとる人は頭がイイ

「ノートがなぜ重要か」というと、「頭の良い人はノートを取るのが上手い」そうです。昔、『東大合格生のノートはどうして美しいのか』という本がヒットしましたが、頭のいい人は実に上手に、聞いた話を構造化し、一冊のノートにまとめてゆくんだそうです。良いノート、分かりやすいノートは他人にシェアされ、ノートを見ただけで授業の全体像が把握できるくらいに。

ノートのレベルアップを!

ノート術を3つにレベルわけされていました。

板書 中高生レベル
・先生が黒板に書いたことをそのまま写すだけ

構造化 東大生レベル
・板書+ポイントをしぼった先生の言葉をメモする
・ひと目で内容がわかるように整理されている
・走り書きをして終わってから整理してもよい

ワザ化 上級者レベル
・大事なことをすぐメモする
・ポイントを3つにしぼって書く
・客観情報+主観情報(コメント・感想)を書き込む

p.41

小中高と実に12年間もかけて、ノートを取る練習をし続けます。なのに、ただ先生が黒板に書いたことをそのまま書き写すだけで満足している人も少なくありません。また、12年もノートを取り続けたのに、社会人になると途端にノートをとる習慣がなくなってしまう人も少なからずいるそうです。もったいない。実にもったいない!

言われたこと、示されたことを書き記すのみならず、自分が「面白い」と感じたポイントや、「あれ?おかしくない?」と違和感があったり、疑問に思ったこともどんどん書き込んでゆきます。

実際の例がもっと欲しかった

本書『頭のよさはノートで決まる』では、著者の齋藤孝さんのものと思しきノートがカラーで紹介されています。なぜカラーであることが重要かというと、3色ボールペンで色分けされて書かれているからです。他人のノートを見るというのはなかなか楽しいもので、自分のと他人のクセやこだわりを見比べるのも面白いものです。

が、本書は、あまり〈良いノート〉の実例が収録されていない!ここがちょっと残念ポイントでした。ただ、これはややオタクっぽい楽しみですので、一般的ではないかもしれませんw

実際にノートの写真は少なめですが、文章でやさしく、細かく、入念に紹介されているので、実践するには十分でしょう。

ノートをとる効能

ノートをとる習慣は、社会人になっても有効ですし、社会人こそ必要な力です。

ビジネスパーソンにとって、ノートをとることには次のようなメリットがある。

1 情報の吸収・整理
2 仕事の上達
3 課題発見
4 コミュニケーションがうまくなる
5 時間の有効活用
6 目標達成

p.51

  • ノートの効能1 情報収集がうまくなる

人の話を聞くとき、ノートとペンを構えると、自然と集中モードになります。自動的に意欲的なモードに。逆に、相手に自分の話を聞かせたいときは、相手にノートとペンを持たせるとよいのです。

  • ノートの効能2 仕事が上達する

人の仕事ぶりを見て〈ワザを盗む〉人は多くない。こんなに情報過多の時代なのに、他人のワザを盗まない人びとばかりなのだから、自分が〈ワザを盗むモード〉になるだけで、とんでもないことになる。盗みたいワザのトレーニングノートをつけよう。

  • ノートの効能3 課題を発見する

仕事のミスを減らすために、毎日5分だけでも反省ノートをつけてみよう。そして、自分の課題を見つけ、次に活かす!

  • ノートの効能4 コミュニケーションがうまくなる

他人から問題を指摘してもらいづらい、あるいは欠点を指摘されるとメンタルに来る人は、コミュニケーションが上手くいていないと考えられます。本来であれば、自分を良くするための指摘なのに、傷ついちゃってるんですね。客観的にものごとを捉えるためにも、ノートを交えて、他人の話を聞いてゆくのが有効です。

  • ノートの効能5 時間を有効利用できる

5分とか10分とかちょっとした時間の隙間を、自分のやりたいことに使いましょう。そのために、ノートに気づいたことなどを書きつけておきます。それを毎日少しずつやっていく。5分10分の短い時間でも、大きなエネルギーになります。

  • ノートの効能6 目標達成する!

目標は立てることで課題が明確になり、そして細かく目標設定することが大切です。今週の目標、今月の目標、今年の目標と。目標は、後から見返すと自分の成長を見ることもできます。目標を立てたなら、それを達成するためにリストアップしましょう。

さっそくノートに書きたくる~

齋藤式ノート術10のメソッドというのもありました。ノートの10のコツがあるのです。

  1. いつもカバンに入れておく
  2. 自分にフィットするノートを見つける
  3. ノートに名前をつける
  4. ページにタイトルをつける
  5. 三色ボールペンを使う
  6. 図を描く
  7. ポイントを3つにまとめる
  8. 日付を入れる
  9. ノートは一冊にする
  10. 本をノート化する

これを眺めているだけでも、「新しいノートが欲しい!」「新しいことが始まる!」とワクワクが止まりません。どうしてノートってこうも魅力的なんでしょうか。〈自分にフィットするノートを見るける〉なんて……!胸が高まりますなぁ~( *´艸`)

あさよるもちょうど、日記を書く用のノート探し中なので、ヒジョーにwktkが止まらない読書でした。3色ボールペンを使うってのも、パッと見カラフルになるのも刺激的だなぁ~。

あさよるネットで紹介した齋藤孝さんの本

『読書力』

『読書力』|社会人力とは?教養とは?

読書力 (岩波新書)

読書力 (岩波新書)

  • 作者:齋藤 孝
  • 出版社:岩波書店
  • 発売日: 2002-09-20

『三色ボールペン情報活用術』

『三色ボールペン情報活用術』|読書しながらアウトプット

『齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!』

速読は誰でもできる!『齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!』

『社会人に必要な9つの力』

『社会人に必要な9つの力』|社会人らしさ、誰に教わった?

社会人に必要な9つの力

社会人に必要な9つの力

  • 作者:齋藤孝
  • 出版社:ウェッジ
  • 発売日: 2016-03-22

『軽くて深い井上陽水の言葉』

『軽くて深い 井上陽水の言葉』を読んだよ

軽くて深い 井上陽水の言葉

軽くて深い 井上陽水の言葉

  • 作者:齋藤 孝
  • 出版社:角川学芸出版
  • 発売日: 2010-04-21

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『真夜中のディズニーで考えた働く幸せ』|情熱をカタチにするってコト

こんにちは。子どもの頃なりたかった職業は「ケーキ屋さん」のあさよるです。理由は……なんとなく。〈将来の夢〉が明確にある人がずっと羨ましい人生でした。今でも「楽しいことしたい」と、ゆるく夢見ています。

さて、今回は〈仕事〉と〈熱意〉を考える本に出会いました。働くってなんだろう?ってこと。そして、熱意を持って取り組むパワー。

14歳の世渡り術。働く熱意!

本書『真夜中のディズニーで考えた働く幸せ』は、河出書房新社の〈14歳の世渡り術〉というシリーズの中の一冊です。中学生~大人までが読者の対象です。本書は、東京ディズニーランドオープン当時からランド内の〈そうじ〉係をしていた著者・鎌田洋さんの経験が綴られています。

鎌田洋さんは会社員をしていましたが、東京ディズニーランド建設の計画を知り求人募集に応募します。鎌田さんはアメリカのディズニーランドへ行った経験から、どうしてもここで働きたいと思っていましたが、残念ながら不採用。会社まで辞めて何度もエントリーしますが、なかなか採用されませんでした。ディズニー本社へ直談判の手紙を書き、アメリカのディズニーランドまで出向きスタッフと話をしますが、なかなか採用の通知が届かない。別の仕事をしながら何度も何度も応募して、やっと採用になりました。

やっと東京ディズニーランドのスタッフになれましたが、配属されたのは〈カストーディアル〉という、パーク内のそうじ係。みなさんもディズニーのそうじスタッフをご存知でしょうから、「かっこいい!」「すてき!」って思うかもしれませんが、東京ディズニーランドの建設当初は〈カストーディアル〉がどんなに重要な役割なのか多くの人は知らなかったでしょう。鎌田洋さんも本場のディズニーランドでカストーディアルの仕事を見て感動していたのに、いざ自分が配属されたとき「内心がっかりした」と告白しておられます。しかも、鎌田さんは深夜、ゲストのいない時間のそうじが任されました。

何度も何度も不採用になり、諦めずにやっと手に入れた仕事なのに、ちょっと不本意な配属。そんな中でも、働くこと、熱意を持ち続けること、諦めないこと。そのパワーがどんどん自分の境遇を変えてゆく様子を、ご自身の体験と共に紹介されています。

マネできるところ

〈14歳の世渡り術〉ということで、本書を読んで誰もが真似できる、取り入れられるところをピックアップしてみます

  • ディズニーランド予定地を見に行った

鎌田さんは東京ディズニーランド建設のニュースを聞き、とりあえず予定地とされている場所へ赴いていました。建設前ですからもちろん、ディズニーランドの気配もなかったようですが、「どこにあるの?」「どんなところ?」「どんな風になるの?」って、実際に行ってみる!

将来働くかもしれないところや、進学するかもしれない学校など、実際に行って見てみる。夢の中のフワフワしたお話がグッとリアルに、現実と地続きなことがわかります。

  • アメリカのディズニー社へ手紙を書いた

ダメ元でディズニー本社へ、自分の熱意を伝える手紙を書きます。結果的に返事はもらえなかったし、直接的には手紙は役立ちませんでした。しかし、巡り巡って手紙を書いた熱意が、自分を後押しします。どうやら、手紙はちゃんと届いて読まれていたようで、鎌田さんの名前は把握されていたようですし、どうやら日本の東京ディズニーランドの面接でも、手紙の一件はみんな知っていたようです。じわじわっと効くアプローチもあるんですね。

  • 落ち着いて作戦を考える

東京ディズニーランドで働きたいと、前職を辞めてしまった鎌田さん。しかし残念ながら不採用。生活しないといけませんから、とりあえず他の会社で働き始めます。ここで、働きながら、落ち着いて「これからの戦略」を考える。突っ走り続けるだけだとすぐ息切れしてしまいますから、冷静さも大事。

  • 「前の仕事」が後押しする

著者の鎌田洋さんは、当時の仕事を辞めて東京ディズニーランドで働きたいと思った時、奥様もすんなりOKして、そのあと幾度も不採用の通知が来ても「やめなさい」「諦めなさい」とは仰らなかったそうです。それは、鎌田さんが以前の仕事も真面目に働き、サボったりせず優秀な成績を上げていた〈実績〉が大きいんじゃないのかなぁと思いました。働き者で優秀な人だと分かっているから、奥様も反対なさらなかったのではないか?ということです。全然違う世界に飛び込むときも、これまでの自分がやってきたことが後押しをします。

  • プロの世界は、スゴイ

念願の東京ディズニーランドで働き始めますが、配属されたのは掃除係。当時の掃除って、キツイ、キタナイ、危険の3Kの仕事でした。しかし、そこでディズニー社が持ってる掃除のノウハウに出会います。掃除って、ただ汚れを取るだけじゃなくって、人の心までキレイにするものです。人の行動を把握し、ゲストが夢の世界に浸れるように配慮します。まさにプロフェッショナルの仕事です。

働く人は、みんな物語を持っている!?

鎌田洋さん『真夜中のディズニーで考えた働く幸せ』では、「オープン当時の東京ディズニーランドのキャストとして働いた!」というスペシャルな体験を手に入れるまでの困難と、そこで学んだことが紹介されています。すごく特別で、すごく〈普通じゃない人〉の体験ですね。

〈14歳の世渡り術〉ということで、働くことや、チャンスを自分で手に入れる方法、諦めず何度もチャレンジし続ける、情熱も実を結ぶ実例です。そして、執念の先にゲットした仕事なのに、不本意に思っちゃったり、それでも諦めずに真摯に取り組めば、与えられた仕事の大切さが分かってくる。

こんな経験、もちろん著者の特別な経験なのですが、働く大人たちは多かれ少なかれ同じような経験を持っているのではないでしょうか。夢を持って行動したり、時に夢に破れたり、諦めたり道を変更したりしながら、それでも〈今〉に至る道筋を誰でも持っていて、ドラマチックじゃないかもしれないけど、他にない経験を持っています。

思春期頃、大人の自分を考えるとき、スペシャルな人の体験に触れるのも刺激的です。しかし意外と、身近な人の物語も、面白いかもしれません。

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『非常識な休日が、人生を決める。』|オフの時間がオンを変える

『非常識な休日が、人生を決める。』イラスト

こんにちは。休日に休むのが苦手なあさよるです。それはオンの時間をダラッと過ごしてしまったせいで、オフの時間が圧迫され、それが気がかりでオフをしっかり休めず、疲れが取れないままオンになるも、スイッチが切り替わらない……という悪循環です(;´Д`)

『非常識な休日が、人生を決める』タイトルだけで、「こ、これは読まなくっちゃ……」と心がザワつきました。そう、上手に休みの日を過ごせなきゃ、平日を上手にすごせない!><

オフの時間がオンを決める!

本書はこんな冒頭から始まる。

「千田さんはどんな休日の使い方をしているのですか?」
これまでにそのような質問を山のようにいただいた。
結論から言おう。
オンはゆったり過ごし、オフは何かに没頭している。

p.2

オンとは仕事のことで、ゆったりと仕事をし、オフ・休みは何かに没頭している、ということです。多くの方は「逆じゃないか」と思われるかもれません。仕事に没頭し、休みはゆったりするものじゃないのか、と。

しかし、著者の千田琢哉さんは、仕事はご褒美をもらった子どものように、無邪気に取り組んでおられて、そして休日は旅行に没頭し、ホテル巡りに没頭し、同じく無邪気な子どものように楽しんでいる。

著者の千田さんは会社員時代から始業時間までに業務を終わらせ、始業時間からはコーヒーを飲みワクワクしながらこれからの種まきに取組んでおられたと回想されています。会社員だから、自営業だからではなくって、時間の使い方、オンとオフの使い方を、自分で考えてましょう。

ここで大切なことは、
私の行動や考え方の猿真似をすることではない。
あなたの固定概念に別の角度から光を当てて、
発想の転換をすることだ。
そしてこれからのあなたの日常や常識を変えることだ。
一見、非常識と言われることであってもいい。
オフの過ごし方は、必ずオンにダイレクトに影響を与える。

p.4-5

没頭できる自分だけの休日こそが、自分の仕事を変えてゆく。ワクワクするメッセージですね。

遊びと仕事の境界線

「遊びが仕事。仕事が遊び」という節があります。

「遊びを仕事にする」と言うと「真面目にやっている人に失礼だ」と怒る人がいるそうです。みなさんにも心当たりはあるでしょうか。あさよるは「仕事は辛いものだ」「嫌なのを我慢するのが仕事だ」なんて風な話を聞かされたことがあります。本書でも、「仕事は我慢してナンボ」精神で、周りの人のヤル気まで下げている人がいると紹介されています。

これは断言してもいいが、
我慢して仕事をしているかぎり、絶対に長期的な成功はできないのだ。
長期的な成功者は、絶対、必ず、
100%の確率で、仕事を楽しんでいる。

p.58

楽しい仕事なんてあるもんかと思ってしまうけれども、ここで発想の転換が提供されています。それは、自分の楽しんでいるものには、必ず提供者がいるということ。自分の楽しいことを仕事として提供している存在が必ずいるのです。楽しい仕事がこの世に存在している証拠なんですね。仕事を遊びにできないかというアプローチも可能です。今の仕事を、ゲームやスポーツのように取り組むことはできないのか?

ひとりの時間も大切に

特に家族のいる方は、ひとりの時間がなかなか取れません。一緒にいて鬱憤が溜まってくるのは、ひとりの時間が奪われてしまったと感じるからではないか?としています。自分の一人の時間の大切さを知っているということは、パートナーの時間も大切にないといけないと考えも生まれます。一人の時間、味わえるうちに味わっておいてソンはなし。

恋人同士の時間も、どんな時間を一緒に過ごすのか考えてみてもいいですね。お互いの知らない分野を教え合いっこしたり、いつもよりワンランク上のデートをしてみるとか……すてき!平日の早朝にデートするというのも、話には聞いたことありますが、ダラッと休日デートよりも、そのあとの仕事も頑張れそう。

二人一緒の時間にけじめがあるということは、ひとりの時間もけじめがつくことです。メリハリがある生活って、充実感がありそうですね。

淡々と、飄々と

『非常識な休日が、人生を決める。』イラスト

仕事を淡々と着々とこなすエネルギーは、休みの過ごし方にかかっている。「休まずに働き続ける」「休みはダラダラ」してしまうあさよるといたしましては「休み方」について自分でしっかり考えないといけないと感じました(;’∀’)

働き方や、仕事の仕方を説いた本はたくさんありますが、意外と少ないのは「休み方」。オンとオフは別のものではなく、お互いが影響し合っていると考えると、自分がどう動くのかもある程度決まってきそうです。あさよるは、ダラダラと仕事して休まないままダラッとしてしまいがちなので、もっと時間にメリハリとけじめが欲しいなぁ~( ノД`)

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