著作権

『撮ってはいけない』|それLINEに載せて大丈夫?

こんにちは。写真を撮られるのが苦手な あさよるです。撮られ慣れていなくて、カッチコチに固まってしまいます。自撮りの練習でもすべきでしょうか……。今やみんな高性能カメラを携帯していて、自撮りしてる人も珍しくないし、パシャパシャと誰も彼もがカメラマンです。

さて、あさよるはブログを運えしていることもあり「著作権」はいつも気になる事柄です。どこまでが「引用」になり、どの情報をどのように用いるのはOK/NGなのでしょうか。多くのブロガーさんも気になっているところでしょう。

また、SNSが普及した今、どの情報やデータをTwitterやLINE、Facebookで公開OK/NGなのでしょうか。ひょんなところで、違反していて、ペナルティを負うのは堪りませんし、そもそも多くの人は「加害者」になることを望んでいないでしょう。

自分のみを守るためにも、ちょくちょく勉強しておく方が無難そう(法律は都度変わるから、継続的にチェックすべし)。

誰もが当事者!著作権

本書『撮ってはいけない』は著作権や肖像権に関する権利を扱うもので、スマホやパソコンが普及した今、誰にとっても当事者になりうる話題を扱います。ざっくりと「写真・画像・動画」の取り扱い。音楽の「CD・DVD」の取り扱い、文章「コピペ・引用」、そして「ネタバレ」や「同人誌」、さらに「芸能人の写真」や「商品名」に関してなど。

たぶん、多くの人が真っ先に当てはまるのは「写真・画像・動画」についてでしょう。公園で撮った写真に写り込んでしまった人には肖像権がある? 自撮り写真にたまたま芸能人の姿が写り込んでしまった。ライブの様子を録音・録画して個人で楽しむのは大丈夫? などなど。

ちなみに、公園で写真を撮ってたまたま人が写り込んでいても、肖像権の侵害にはならないそうです。しかし、その人が芸能人だった場合、さらにパフォーマンスをしている最中だった場合は、肖像権があり、削除依頼に応じなければなりません。ライブは「撮影OK」でない限り、勝手に録音・録画は絶対NGです。芸能人の姿や、音楽など「誰かの商売道具」の場合は、勝手に写真や動画・録音はNGということで。

たぶん、多くの人が触れるであろうのは、「音楽」と「芸能人の肖像」の取り扱いでしょう。基本、音楽は「自分で聞く」のはOK。だけど「自分のお店のBGMにする」「町内会でカラオケをする」も厳密にはNG。お葬式のBGMも、葬儀会社が再生するのはNG。弔問客が個人的に、故人を偲んで歌を歌うのはOK。音楽の取り扱いは「こんなことでも?」と思いますが、基本「商売」が絡んでいると、使用料を支払いましょう。

ネチケット、マナー

一昔前「ネチケット」と呼ばれていたような、ネット上のマナーや、コンピューターを使うルールも掲載されています。ちな「ネチケット」とは「ネットのエチケット」の略です。

例えば、ネット上にある画像は特にコピーライトがなくても、勝手に使ってはいけません。ダウンロードして個人的に使うのはOKですが、ネットにアップロードしてはいけません。特に、クローズドなSNSにアップロードされている写真は、写真の持ち主に挨拶をしておくのが「ネチケット」。

気を付けないといけないのは、FacebookやTwitter、LINEのホームに投稿するのも「インターネットにアップロード」になることでしょうか。

また、SNSで自分のお気に入りの本の内容を、写真に撮ってアップするのもNG。また週刊少年ジャンプの「ネタバレサイト」のオーナーが逮捕された事件はまだ記憶に新しいですね。「ネタバレ」も度を超すと版権元から損害賠償請求の対象です。また、違法アップロードだと知りながらダウンロードするのもやめましょう。

グレーゾーンも触れられている

厳密なルールだけではなく、「グレーゾーン」も扱われています。

例えば、アマチュアミュージシャンが路上ライブで他人のヒット曲を歌う場合。厳密にいえば使用料を払うべきですが、小規模なライブでは支払いの対象になっていません。しかし、規模が大きくなってきたり、大々的にグッズ販売をする等、事情が変われば著作権使用料を払いましょう。

他には、アニメキャラクターのコスプレをして、その写真をインターネットにアップロードした場合。厳密にいえばキャラクターは版元の著作物であり、勝手に使ってはいけません。しかし、個人的に楽しんでおり、著作者に損害を与えていないと考えられる場合は、訴えられる可能性は低く、心配はいらないとのこと。

YouTubeに流行りのダンス映像を投稿する場合。それが商業目的ではなく、個人的で身内でBGMを使う場合は投稿自体は自由だとしています。しかし、2016年話題になった「恋ダンス」はレコード会社が動画投稿者に対し、自主削除を求めた事例もあります。

スマホ持ってる人は全員読むべき!

誰もかれもが「スマホ」という名の、通信機能のついた高性能カメラを持ち歩く時代。誰もが「加害者」になりうるのだと、本書『撮ってはいけない』を読み痛感しました。「悪気はなかった」「そんなつもりはなかった」は通らないのですね。

また、SNSやLINEに写真や動画を載せる前に、まずは一呼吸おいて冷静に考える時間も必要でしょう。「バレなければいい」「前は大丈夫だった」はただラッキーだっただけで、次は摘発される番なのかもしれません。

また、これだけネットが普及した今「ネチケット」という言葉を聞かなくなりました。ネット上にもマナーがあって、エチケットがあるんだと再度確認しなければなりません。被害者になることばかりに敏感になってしまいがちですが、「加害者」にならないように勉強しておく必要がありそうです。

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