飯野謙次

『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』|絶対ミスる対策

『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』挿絵イラスト

こんにちは。おっちょこちょいな あさよるです。ケアレスミスから重大なミスまでやらかすので、自分で自分がツライ。『仕事が速いのにミスしない人は何をしてるのか?』の著者・飯野謙次さんは「失敗学会」副会長であられる方で、ぜひ失敗の多い あさよるも勉強したいと本書を手に取りました。

優秀な人は失敗が少ない

まず、優秀な人とは「ミスが少ない人である」と定義します。それは「ミスしない人」と「ミスの多い人」のイメージを見ればわかります。ミスしない人は、

「仕事が速い」「切れ者」「頭がいい」「要領がいい」「信頼できる」……いろいろあると思いますが、そのイメージはいずれも、「仕事ができる」と言い換えられるものだと思います。
反対に、人と比べてミスの多い人には、どのようなイメージを持っていますか?
「だらしない」「頼りない」「うっかり者」「管理能力がない」……。ミスのない人と並べれば、それだけで一段も二段も低く見られかねません。
ミスは、そのものによる物理的な損失やダメージもありますが、それ以上に「あなた=ミスする人」というイメージが、何よりも恐ろしいのです。

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ミスがないことに越したことはありませんが、重要なのがミスが「信頼」に関わっているということです。

そして失敗したとき「以後気をつけます」と言う人はたくさんいますが、具体的にどのように対処するのか考えて行動する人は多くはありません。ミスが多い人が信頼されにくいのも、この辺にあるのかもしれません。ミスの少ない人は、ミスがあったとき、自分の失敗を認め、以後の対策を考えます。

そう、ミスが少ない人もミスするんです。ですから、ミスが多い人と、ミスが少ない人の違いは「ちょっとしたコツ」を実践しているかしかありません。ミスしない人は、ミスしないためにあれこれと、ミスしない仕組みを取り入れています。本書『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』では、「ミスしないコツ」と、その考え方を紹介するものです。

失敗を減らす方法

『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』挿絵イラスト

さて、ミスを減らす方法は、ちょっとしたコツだと紹介しましたが、本書ではほんとに「ちょっとしたこと」ばかり推奨されていますw ミスの少ない人は、すでに実践しているアイデアばかりでしょう。

例えば、チェックリストを使ってミスや漏れを防ぐとき、複数回チェックしたり、他の人がチェックしなおすことは多いでしょう。このとき、チェックリストを上下ひっくり返して、逆の順番にチェックしてゆきます。これで格段にミスが減るそうです。

あるいは、計算するときはプリンタ電卓を使って、打ち込んだ数字を印刷します。チェックするときは、印刷された数字をチェックしなおせばいいのです。

(↑これいいね)

共有データの管理は1か所で、バックアップは複数で。当たり前のことですが、出先でミスるときはデータの管理とバックアップの手を抜いた時なのは身をもって知っています……。

メールのリマインダー機能を使ったり、メールの「未読」と「既読」を使い分けたり、自分にメールを送って「うっかり」を防止することもできます。自分の習慣を利用して、自分自身に支持を出す感じですね。

また、著者の飯野謙次さんは忘れ物が多いからと、持ち物はポケットやウエストポーチに格納して、手ぶらででかけるそうです。どうしても荷物を持つときは、前日に靴の中に入れておきます。靴を履かないと出かけられませんから、絶対に気づきます。……これ、あさよるもよくやります。忘れものが多い人あるある(^^;

「考え方」「やり方」まで変える

ミスしないためのライフハックのような話題から、思考、考え方の話にまで広がっていくのが本書の面白さです。ミスを減らすために、好奇心旺盛になって、新しい技術や知識に貪欲になりましょう。そこで見聞きして得た経験は、ミスしないための手段として役立ちます。メールやスマホも、ただ受け身なまま使うのではなく、「使いこなす」ことで、よりよい相棒になってゆくのです。

仕事が多すぎて頭の中がごちゃごちゃになっているなら、スッキリさせればいい。それは俯瞰してものごとを把握する力や、状況を整理する能力が試されます。

「いつもの業務」だって、ほんとは時間のロスがあるのかもしれないのに「いつも通り」だから見逃しているのかもしれない。そして、そのロスが、将来のミスにつながるのかもしれません。通常業務を見直しましょう。

他人に「勘違いさせない」というのも、ミスを減らすコツです。メールの件名や、話の仕方で、誤解や勘違いされないように、きっちりと相手に伝わっていることを確認しましょう。指示を受ける側のときも、相手の意図を勝手に解釈するだけでなく、口頭で確認しなおしましょう。

ある時は、その道のプロやベテランに「相談する」「仕事を任す」のも重要です。なにもかも自分たちで解決しようとせずに、適材適所で人に「お願いする」のも立派なミスしない人のコツだったりします。反対に、部外者の話に耳を傾けることで、客観的な視点を教わることもあります。

みんなミスしまくっている……?

本書『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』で学べることは、「誰もがミスをする」し「ミスしない人はいない」ということです。あるのは「ミスの多い人」と「ミスの少ない人」しかなく、その差も「ミスしない工夫をしているか否か」しかありません。

大事なのは、「ミスの少ない人」は「ミスしない工夫をしている」ということです。これは、言い方を変えれば「ミスの少ない人は、自分がミスすることを知っている」とも言えます。自分がミスるのを知っているから、先回りしてアレコレと対策を立てているのです。そして、「どんなに念には念を入れて対策をしても思ってもみないミスが起こるだろう」と、悟っているのかもしれません。

あさよるも信じられない大ポカをやらかすタイプなので、自分を一切信頼しておらず「絶対に間違える」「絶対忘れる」「絶対なくす」と確信をして行動をしていますw 方向性は間違ってなかったっぽいですw

意外と、ミスが多い人の方が「自分は失敗しないだろう」と楽観的に捉えてるのかもなぁ。生き方としてそっちの方が羨ましくもあるような……。

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