『日本茶の基本』を読んだよ

日本茶やハーブティーを淹れるさまざまな急須のイメージをコピックマーカーで描いたイラスト 読書記録

私はいつも、なぜだかセカセカと気ばかりが焦っています。
そんなに急くような時間に追われる生活をしているわけでもないのに関わらずです。

ゆったりとコーヒーを一杯味わったり、お茶とお菓子で一服……なんて生活に憧れながら、今日もマグカップに注いだ緑茶をガバガバを飲み干します。
何事にもおいてそうで、落ち着いて食事もできないし、お風呂に入っても入浴のルーチンが済めばそそくさと上がってしまいます。

優雅さのかけらありませんね。

そのくせ、お茶は急須から、コーヒーはドリップして、美味しく淹れて飲みたいのだから困ります。
気ばかり焦りながらお湯が沸くのを待つのは大変です。

同じ茶葉から作られるお茶の数に驚き!

今回『日本茶の基本』という本を手に取りました。
フルカラーで、目にも鮮やかな緑色のお茶の写真を眺めているだけで惚れ惚れとします。

緑茶、紅茶、烏龍茶は、作り方が違うだけで同じ茶葉だということは知っていました。
しかし、緑茶とほうじ茶、前茶、番茶、抹茶など、普段飲み慣れたお茶たちも、同じ種類の茶葉からできているとは知りませんでした。
同じ種類の植物なのに、こんなにも育て方や製法が編み出されているということは、それだけ人はお茶を愛し、あの手この手で魅力を引き出そうとした証拠でしょう。
先人たちのお陰で、私は今日も美味しい緑茶が飲めるのです。

お茶にはお菓子でしょ!

お茶を語る上で、切っても切れない存在はお茶菓子ではないでしょうか。
日本茶には和菓子と決まったわけではありません。
日本茶とケーキだって、ワッフルだって、スフレだって合うんですよね!

私はお家では、コーヒーよりお茶を飲む機会が多いので、どんなお菓子でも日本茶で頂くことが多いです。
なんでもかんでもマグカップではなく、素敵なお茶セットを用意できるともっとトキメクだろうと思います。

急須とゾウが繋がっている?

ここまでの話の流れとは関係ありませんが、急須の口の部分。
キュッとくびれていて、先には切り込みが入っています。
これは、象の鼻を模したものだとのレポートを読んだことがあります。

急須って、世界中であるんだなぁと思いました。

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日本茶の基本
エイ出版社
(2011)

コメント

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