『伝え方が9割』|人とのカンケイ、伝え方で変えられる!

人間関係変わっちゃうカモ!

伝え方は、今からだって変えられる!

話の上手な人、いつも人気者の人って羨ましいですよね。

あさよるも、大勢の人の前で話したり、不特定の人と会話をするのが苦手です。極度の人見知りですし…><

「一緒に食事しませんか」

「駅まで一緒に帰りませんか」

仲良くなりたいのに、その一言が出なくてモジモジしてしまいます。

中学生かぁっ!

コピーライター・佐々木圭一さんも、伝え方が苦手だった!?

『伝え方が9割』では、こんな初歩の初歩、それこそ中学生が読んでも役立つような、基本の伝え方メソッドが詰まっていました。

そして、とても勇気がわきました。

なぜなら、伝え方は今からでも、変えることができるんです。

著者の佐々木圭一さんも、博報堂に入社し、コピーライター部門に配属になってから、伝え方を学んだと言います。

著名なコピーライターの佐々木圭一さんが、まさかそれまで書き方や伝え方の初心者だったというのは、信じられませんでした。

しかし、元々得意な人なら、あさよるのように伝え方が苦手な人の気持ちはわからないでしょう。やっぱり、あさよると同様に苦手を克服したからこその、わかりやすいテキストなのでしょう。

「ノー」を「イエス」にする

普通なら、通らないようなお願いや無理難題も、伝え方一つで「OK」に変わるとしたら……。

生きにくさや労力が劇的に減ってしまうと思いませんか?

あさよるも、これまでの人間関係の苦労が…(遠い目)。直接的に、ぶつかり合うようなトラブルは少なかったですが、スレ違いとか、カン違いから疎遠になってしまったり、上手くいかなくなることは、何度も経験しました。

自分の言いたいことばっかり言ってない?

「自分の気持ちを伝えたい」と一生懸命になりすぎると、抜け落ちてしまうものがあります。

それは「相手の気持ち」です。

自分の言いたいことばかり言おうとして、相手の気持ちを考えていないと、コミュニケーションに齟齬が起こります。そんな、一方的なコミュニケーションやっていませんか?

あさよるは……ドキッとしてしまいました。自分では気づいていません。だけども、自分の気持ちばかり注目して、相手がどんな気持ちになるのか考えていませんでした。

自分は相手の気持ちも考えないのに、「なんで私の気持ちを分かってくれないの!」と不満に思うだなんて……自分勝手はなはだしいですね…我ながらorz

相手の欲を満たしてあげる

「相手の気持ち」を考えるということは、相手の欲を満たしてあげることです。

人の持っている欲求を7つ、『伝え方が9割』で紹介されていました。

  • 相手の好きなことの話
  • 嫌いなこと回避
  • 選択の自由
  • 認められたい欲
  • あなた限定
  • チームワーク化
  • 感謝

補足・選択の自由とは、「一緒に食事しましょう」は一方的な伝え方。「フレンチにしますか?中華にしますか?」が、選択の自由です。相手に選んでもらいます。

どれも、「わかるわかる」と納得ですよね。だって、あさよるもこれ、他人から満たされたいですもん(笑)。

カンタンすぎて、ホントにこれで効くの?

巻頭に「手帳にはさめる超小型版『伝え方が9割』――」という付録が添付されています。

この一枚に、『伝え方が9割』で紹介される内容がギュッと凝縮されまとめられているのです。これさえあれば百人力!?と心強い。さっそく手帳にクリップしました(*^^*)

ですが、あまりにも見事にまとめられすぎていて、「これでホントにいいの!?」と思ってしまいます(゚д゚)!

実際にも、元々「伝え方」の上手な、コミュニケーション能力の高い人は、「こんなの常識だし」って内容なのかもしれません。当たり前のことを長々と説明している本に見えるのかもしれませんね…

(・・;)

カンタンな方が、いいに決まっている^^

はてさて、コミュニケーション能力の高い人たちは、別の本に当たってもらいましょう。

あさよるのような、コミュニケーションに地震のない、伝え方の初心者に向けた内容なのですから。

特に、文章を書く時は、本書を参考にじっくりと取り組めます。メールの作成や、LINEの返信など、なにかと文章作成の機械は多いですから、伝え方の「虎の巻」として携帯していると心強い。

(๑•̀ㅂ•́)و✧

対話の方は、少し練習が必要ですね。本を読みながら話すわけにはいきませんから。

手帳やポケットに、付録のシートがあれば心強いかな?

伝え方のチョイスを変える

伝え方が変えるって、なにも、主張を変えたり、心にもないことではないんです。

同じことを伝えるのですが、「言い方を変える」「使う言葉を変える」「表現を工夫する」といったイメージでしょうか。

相手の心を満たしつつ、自分の要望もお伝えする。上手くいけば、お互いに良い気分になれて、win-win (*´ω`*)

こういうのを「良いカンケイ」というのかぁと知りました。

職場で、友人と、恋人と、人間カンケイ変わっちゃうかも

人間関係ってどこへ行ってもつきまといます。

家庭内がギスギスしていては、居心地が悪いまま。

職場内の人間関係は…最も悩みの種ですよね…。

友人とのカンケイも、言葉一つで良くも悪くもコロコロと変わっていては、心落ち着きません。

そして恋人とも。意図しないことで、不仲になってはたまりません。

人とのカンケイは複雑で微妙なもの。

だからこそ、自ら「伝え方」を学び続けないといけないなぁと思います。

関連記事

伝え方が9割

  • 佐々木圭一
  • ダイヤモンド社
  • 2013/3/1

目次情報

はじめに
伝え方にはシンプルな技術がある

第1章 伝え方にも技術があった!
――なぜ同じ内容なのに、伝え方で「イエス」「ノー」が変わるのか?

●確率0%を、アリに変える!
――すべてのことで可能性が増えれば、人生は変わる
●大切だとわかっているのに、誰も鍛えていない「伝え方」
――学校では教えてくれなかったこと。でも手に入れると人生の決めどころでスマッシュを打てる
●伝えることが苦手だった私
――コミュニケーションで悩み抜き、結果として突破に至るまでの道のり
●「伝え方に技術がある!」と気づいたできごと
――伝え方が苦手だったからこそ気づき、技術として体系化できたこと
●いちど知れば、伝え方は一生あなたの武器になる
――使えば使うほど磨かれ、鋭くなる伝え方の剣
●どんな資格より、まずは伝え方を学べ
――就職でも、昇進でも、あなたを最後まで守ってくれるのは、伝え方
●個人発信力が求められている時代
――お店オススメより、バイトのゆっき~オススメが求められる
●コトバの一般常識にサヨナラ
――正しい言葉づかい、教科書の国語は実践で役立たない
●ほとんどすべての人が自己流。つまり学べば突出できる
――個人発信の今こそ学ぶチャンス。他の人はまな気づいていない

●第一章まとめ

第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術
――あなたがこれからする頼みごとに「イエス!」をもらう具体的な技術

●コトバは「思いつく」のではなく「つくる」ことができる
――誰にでもつくれる方法がある。一般公開されていなかっただけ
●結果を変える「お願い」コトバのつくり方
●「イエス」に変える3つのステップ
ステップ1 自分の頭の中をそのままコトバにしない
ステップ2 相手の頭の中を想像する
ステップ3 相手のメリットと一致するお願いをつくる
●はじめは丁寧に、レシピ通りに
●「イエス」に変える「7つの切り口」
①「相手のすきなこと」
②「嫌いなこと回避」
③「洗濯の自由」
④「認められたい欲」
⑤「あなた限定」
⑥「チームワーク化」
⑦「感謝」
●「お願い」は相手との共作だ
●この瞬間から、技術を使ってみる
課題1 「自転車を置かないで」
課題2 「ムダな電気を消して」
●コトバの力だけで突破する
――モノでつくるのではなく、コトバだけで相手の気持ちを変える
●「ノー」を「イエス」に変える技術を毎日に
――選べないはずの、白い携帯を手に入れたコトバ
コラム ふせんマジックを使う!
――あなたはまだふせんが持つ可能性の10%しか使っていない

●第2章まとめ

第3章 「強いコトバ」をつくる技術
――感動スピーチも、映画の名セリフも、こうやればつくれる

●誰にでも、強いコトバはつくれる
――例えば、感動するコトバはつくれるのでしょうか?
●世の中の情報量は、10年で約30倍になった
――感動のないコトバは無視される時代
●同じ内容なのに強いコトバと弱いコトバがある
●「強いコトバ」とは?
●コトバエネルギーをどう生むか
●「強いコトバ」をつくる5つの技術
①サプライズ法
――超カンタンだけど、プロも使っている技術
②ギャップ法
――オバマ氏、村上春樹氏も使う心を動かす技術
③赤裸々法
――あなたのコトバを、プロが書いたように変える技術
④リピート法
――相手の記憶にすりこみ、感情をのせる技術
⑤クライマックス法
――寝ている人も目をさます、強烈なメッセージ技術
●5つの方法を駆使すれば、無限にコトバはできる
――周りの人から「コトバがかわったね」と言われる日
●人間の本能に基づいたコトバはグローバルだ
――どの国でも、どの人種でも使える技術
●10分で「強い長文」をつくる技術
――つまらなさそうな長文を、読みたくなるものに変える! 超カンタン版技術
①先を読みたくなる「出だし」をつくる
②読了感をよくする「フィニッシュ」をつくる
③飛ばされない「タイトル」をつくる

コラム 時間にゆとりのある方には、長文全体を強く!

●メールは感情30%増量でちょうどいい
――理解すべきは、デジタル文字の冷たさ
●人を動かすのは、ルールではない。感動だ
――本当に人が動くとき、それは心が動いたとき

●第3章まtめ

おわりに
あなたの宝の地図を見つけよう

佐々木 圭一(ささき・けいいち)

コピーライター/作詞家/大学非常勤講師
上智大学大学院を卒業後、1997年博報堂に入社。もともと伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され苦しむ。ストレスから1年で体重が15%増、アゴも無くなる。あるとき、伝え方には技術があることを発見。そこから伝え方だけでなく、人生がらりと変わる。本書はその体験と、発見した技術を赤裸裸に綴ったもの。
後に書籍『スティーブ・ジョブズ』に出てくる伝説のクリエーター、リー・クロウのもと米国で米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。日本人初、米国の広告賞One Show Designでゴールド賞を獲得(Mr.Children)。アジア初、6カ国歌姫プロジェクト(アジエンス)。カンヌ国際クリエイティブアワードでシルバー賞他計3つ獲得、Ad Festでゴールド賞2つ獲得(どうぶつ救援本部)、アジアで最も成功したと評価されAIMアワードグランプリを獲得、など国内外51のアワードを獲得。
広告以外には、郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバム・オリコン1位を2度獲得。日本動物愛護協会最年少理事。雑誌「動物たち」のカバーデザイン。Warner Music Japanのレーベルロゴデザイン。上智大学非常勤講師として、学生講座、社会人講座ともに人気。携わるモノに感動をつくりだすことを、ライフワークとしている。

コメント

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