
こんにちは。
夏休みの課題図書に選ばれている本を読みましたので、どんな人にどの本がおすすめかまとめました!
課題図書とは「読書感想文全国コンクール」にて、作文のテーマに図書が事前に選ばれています。
夏休みの宿題として取り組む人も多いでしょう。
この記事では、小学校低学年の部で選ばれている本を紹介します。
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【高学年】2022年課題図書・おすすめ別、読むポイント
小学校低学年の部
小学校低学年の部で選ばれている本は以下の四冊。
- つくしちゃんとおねえちゃん
- ばあばにえがおをとどけてあげる
- すうがくでせかいをみるの
- おすしやさんにいらっしゃい!:生きものが食べものになるまで
児童書の小説や絵本、写真満載の本など、個性豊かな4冊です。
一冊ずつ紹介していきます。
つくしちゃんとおねえちゃん
姉妹のいる人におすすめ!
絵本ではなく、児童書(小説)の形式です。
姉妹がいる人なら、共感できる部分が多く、感想も引き出されやすいでしょう。
主人公のつくしちゃんには、しっかり者で負けず嫌いなお姉ちゃんがいる。
妹の目線から、お姉ちゃんの大きさや、すごさを素朴に紡いでいます。
自分が妹の立場なら、そのまま自分とお姉ちゃんとの関係を、作品に絡めて作文にまとめられるといいですね。
ばあばにえがおをとどけてあげる
おばあちゃん子なら、これしかないね!
大好きなおばあちゃんが、最近なんだか元気がない。
だから、心が「ワーイ!」と盛り上がるような、幸せを探しに街へ出る。
だけど、ワーイ!ってなるような幸せはいっぱいあるけど、箱に入れて持ち帰ることはできない。
- しあわせってなんだろう?
- 自分にとって「ワーイ!」ってなることってどんなこと?
- 「ばあば」にとってのワーイ!ってなることは、なんだったかな?
そんなことを考えて、作文に取り組んでみればいいですね。
すうがくでせかいをみるの
個性を発揮したいならおすすめ!
絵本なので、物語(小説)を読むのに慣れていないお子さんでも手に取りやすいでしょう。
「数学」とありますが、数式などは出てこないので、大丈夫です。
この本のポイントは3つ。
- 人にはそれぞれ好きなこと・得意なことがある
- なんでもチャレンジしてみないと、自分の特性はわからない
- 身の回りには数学(図形や円や曲線など)があふれている
読書感想文を書くなら、上記の3つのポイントのうちひとつをテーマに選んでみましょう。
それぞれ自分の体験を交えて「発見」や「驚き」につなげられるといいですね。
特に3つ目の数学をテーマに選ぶなら、実際に身の回りの面白い図形を探してみましょう。
本の最後に「すうがくノート」が載っているので、それと見比べ、自分の見つけた図形の種類を知ると面白いでしょう。
おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで
食べるのが好きならおすすめ!
写真と文字によって構成された本です。
この本の著者であり、お寿司屋さんの大将である おがただいすけ さんが写真を撮っています。
お寿司が好きな人は、ネタの新鮮さや、食品が目の前で加工されていく様子などを素直に文章にできると面白いでしょうね。
学校の宿題として提出するなら、「食育」の観点で書くと、先生受けがいいのでしょうね。
- 生き物の命をいただいていること
- 「職人」のすごさ
- 料理の様子を、実体験を交えて
あたりに注目すると感想文が書きやすいでしょう。
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