
こんにちは! あさよるです。
夏休みの課題図書に選ばれている本を読みました。
簡単にですが、読むときに着眼したいポイントや、おすすめをまとめています。
今回は小学校高学年編!
選ばれている4作は……
- りんごの木を植えて
- 風の神送れよ
- ぼくの弱虫をなおすには
- 捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ
さすが高学年ということで、解釈に幅があったり、答えのない問題だったりと、大人でも読みごたえたっぷりな作品が揃っています。
作文を書くにあたり、自分の考えをまとめられるといいですね!
【低学年】2022年課題図書・おすすめ別、読むポイント
【中学年】2022年課題図書・おすすめ別、読むポイント
りんごの木を植えて
がんが再発したおじいちゃんは、積極的治療は受けず、自宅で過ごしている。
だけど、小学生の私は、それに苛立つ。
なんで病気と闘わないの?
家族で、家庭で、おじいちゃんを看取る。
生きることや、死ぬことや、日々を重ねることや、周りの人たちと一緒に過ごすこと。
いろんなことに思いをはせられる、とてもいい本です。
- おじいちゃんはどうして積極的な治療はやめたんだろう。それって病気に負けたことかな?
- 「りんごの木を植える」ってどういう意味かわかった?
- もしも「おじいちゃんの立場」や「みずほの立場」だったらどう思うのか、考えてみてもいいかもね
風の神送れよ
神様って本当に信じてるの?
お祭りって意味あるの?
そう思ってたけど、何百年と続いてきたお祭りに参加することが、ちょっとずつ特別なことのように思えてくる。
「コト八日行事」という、実際にあるお祭りを通して、子どもたちが成長してゆく様子を丁寧に紡ぎます。
- 「神様」っているわけない!? どんな存在なのかな?
- 責任のある立場を任されたときの気持ちって、どんな感じだろう?
- 身近にお祭りはあるかな? 自分の参加したお祭りについて考えてもいいね
ぼくの弱虫をなおすには
怖がりで「弱虫」なゲイブリエルは、5年生になるのが怖い。
乱暴者の上級生と同じ校舎になるからだ。
だから、もう5年生になるのはやめようと思っていたのに、親友のフリータに説得され、夏休みの間、怖いものを克服すして強くなることにした。
だけど、実はフリータの怖いものをめぐって、事態は大きくなり、二人の家族まで巻き込んでゆく。
- 「愛してくれる人がいれば、何もこわくない」ってどんな意味だろう? そんな経験ある?
- あなたの怖いものって何? どうやって克服しようか
- 暴力に対してフリータやゲイブリエルのお父さんはどうやって闘うことにしたかな?
捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ
三代続くパン屋を継ぐのが嫌で、環境問題に関わる仕事がしたいと、北海道や沖縄、モンゴルと、いろんなところで経験を積んでゆく。
そして、お父さんのあとを継いで、パン屋でパンを作り始める。
環境に配慮したパンってどんなパンだろう?
材料までこだわりたい。
作り方もこだわりたい。
- 「食べものがいちばんの環境問題」ってどういうこと?
- こだわりが強すぎて時間が無くなっていた陽至さんは、フランスでどんな働き方に出会うかな?
- 夢を追って、たくさん回り道をしても、いいんだね
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