59 家政学、生活科学

『知識ゼロからのハイボール入門』|ハイボールはカッコいいのじゃ!

こんにちは。「とりあえずビール」ならぬ「とりあえず日本酒」を飲みたい あさよるです。

実はね……ビールよりも日本酒や焼酎のほうが好きなんですよね。しかし、人と飲むときは一杯目は間取って(?)無難にチューハイを頼むことが多いのです。

なんですが、実は実はハイボールはねぇ、苦手意識があるんですよね~。なんでだろう。

ということで『知識ゼロからのハイボール入門』という、ハイボールへの門を開くであろう一冊を読み始めたのだった。

ハイボールは飲み方次第!

結論から、ハイボール、飲みたいwww

ハイボールって、飲み方がいっぱいあるんだと知りませんでした。居酒屋チェーン店でたまにハイボール飲むことがありましたが、あれはだいたいサントリーのトリス?

しかも、飲み方もお店の人へお任せだったから、そりゃハマらないのかも!

自分で美味しい飲み方を探せばいいのね。

ハイボールの銘柄と水やソーダの量だけでなく、氷の形や量でも飲みくちが変わる。もちろん、グラスによっても違います。

気合い入れて家飲みの準備がしたいっすww 「バー」ってところに足を踏み入れたことがないので、デビューしたいなぁ。

ちなみに、あさよるは街の居酒屋(魚が美味しいところ)や、一杯飲み屋が好きであるw

ハイボールのラベルも一目瞭然

ハイボールの種類も豊富に紹介されているのですが、文字情報だけでなくイラストも添えられています。

ハイボールの瓶の形やラベルも一目瞭然だから、非常に探しやすい。というか、よく見知ったものばかりです。

「おお、これもハイボールだったのか」という感じ。

(私事ですが昔、酒屋でバイトしていたので、酒瓶のビジュアルは知っているw)

古谷三敏さんのマンガも楽しい^^

で、著書の古谷三敏さんはご存知マンガ家の先生です。

内容はあくまでハイボールが主役ですから、ハイボールのデータブックみたいになっているんですが、ところどころに古谷先生の数コマのマンガが挟まるのも楽しい。

雰囲気は、表紙を見ていただければ分かりますw

ええねぇ(*´艸`*)

知識ゼロから「とりあえずハイボール!」

知らない世界を開拓するってワクワクするじゃないですか。

ハイボール、ああ、これまで知らない世界です。

もともと、あさよるはお酒をチビチビ飲むのが好きなんですが、銘柄には拘ったことがなく、別の言い方すれば「アルコールならなんでもいい」飲み方をしていました。

食べ物は美味しいものじゃないと嫌なので、絶対に美味しいお店で、チビッといきたいんですね。美味しい食べ物+お酒だったんですね。

しかし、本書『知識ゼロからのハイボール入門』では、お酒が主役の飲み方が紹介されているんです。しかもそれがカッコいい。

ハイボールラベルもカッコいいしね。カッコいい飲み物なのだなぁ~。

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『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ』|この通りやるだけ

エンドレス片づけに精を出している あさよるです。エンドレスで散らかし続けているとも言う……(;’∀’)

片づけね……。当あさよるネットでも、片づけ本は時たま紹介しております。『新・片づけ術「断捨離」』や『人生がときめく片づけの魔法』も読みました。

ちゃんと読了後はそれなりに刺激されて、片づけや掃除がはかどるんです。きちんと満足してたのですが、そろそろ片づけへの勢いが減速してきたので、新たな風を送り込みたく、『奇跡の3日片づけ』を手に取りました。

「一生リバウンドしない!」とあるのも頼もしく、そしてなにより3日で片づくというのが魅力的。

散らかると、追い詰められる……

片づけをしなくっちゃ!って思う時ってどんな時ですか?

あさよるの場合は……モノをなくして出てこないときに、半泣きになりながら片づけしたいと切に思います。あと、ネットでオシャレなインテリアやライフスタイルを紹介する記事を読んで「ああ、こんな部屋で住みたい……」とうっとりしている時です。

来客がきっかけになることもあります。友人や知人、親類の来訪はもう……大パニック事案。突然の来客は絶対に無理!もっと気軽に人が立ち寄る家ってステキだなぁと憧れているくせに、現実はほど遠い……。

なんだかモノがゴチャゴチャと大量にあるのに、いつも何か足りない。いつもボールペンが見当たらなくて、やっと見つけたペンはインク切れ……。

洋服だって、クローゼットに収まらないくらいの量なのに、いつもコーディネートが決まらない……。とっかえひっかえ洋服を手に取るも、いつも同じ服でおでかけ……。

部屋が散らかっていることで、不満、イライラ、焦りでいっぱいになってしまう。

「散らかっている」って事実だけではなく、精神面の悪影響がツライのが本音なのかも……。

3日片づけ、行動あるのみ!

そんな散らかった部屋へのフラストレーションが高まったあさよるは、今回『奇跡の3日片づけ』を取ったのでした。

ちなみに「断捨離」や「ときめく片づけ」も、一冊で十分片づけが進む本なんですよ。しかし長期的な片づけの場合、途中で自分へカツを入れるために、片づけ本を読む感じ。モチベーションアップするんですよねん。

で、「奇跡の3日片づけ」です。まずタイトルがすてき。3日間で終わっちゃう片づけ。3日で生まれ変わっちゃえるんです。

(・∀・)イイネ!!

メソッドはとってもシンプル。シンプルだからこそ3日でベストな状態へ持ってゆけるのです。

そのシンプルなメソッドとは、一言で言うと「モノの定員を決めてしまう」。例えば、バスタオルは◯枚。ボールペンは△本。調味料はこのスペースに修める…などなど、先に数を決めてしまう。

このとき、自分には何が必要なのか事前に見極めが必要ですが、『奇蹟の3日片づけ』では細かに指針が示されていますから、先生の教えに従うのが手っ取り早いでしょう。で、よく言われる「定位置」ですね。モノをどこに置くのかを決めておく。

量が決まり、場所が決まれば、あとはそれに従えばいい。思案するのではなく、行動を起こすことに重点が置かれています。

まず行動に起こしてみる!すると……片づいた家が出現するのです!キレイな部屋で、新しい生活のスタート!

モノもね、減らしてみて、不足があれば買い足せばいいんだし、あまり深刻になっても仕方ないのだなぁと思います。それよりも、新しい生活をスタートしちゃうことの方が先決なのですね。

シンプルで王道な「片づけ」、しませんか?

片づけ本をたくさん読まれている人にとっては、『奇跡の3日片づけ』に書かれていることって見知っていることだろうと思います。それくらい、普遍的で王道な片づけの紹介だからです。

しかし、なにせ「3日片づけ」であり「一生リバウンドしない!」ですからね。この本に書いてあることを、そのまま実行すれば、人生そのものが変わると言っても大げさではないでしょう。「片づけ」や「整理」には、生き方を変えるくらいの力があるだろうと思うからです。

で、きちんと実行できれば、片づけ本も今後不要ってわけです。……もちろん、すべての手順を完全に遂行するのって……ナイと思うんですね(苦笑)。

ですから、今後も「片づけ本」を手にとることもあるんじゃないかと思われますがw、かなりモチベーションアップができる本です。

とりあえず今、早く押入れの中をイジりたくって貯まりません(・∀・)

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勝間和代『超ロジカル家事』|「お金ムダ遣い」「捨てない」は「命」のムダ遣い

こんにちは。勝間和代さんのメルマガ読者の あさよるです。勝間さんが家事を攻略しようと試行錯誤している様子をメルマガで読んでおりまして、これが面白かった。だから『勝間流超ロジカル家事』はぜひ読みたかった本です。

ちなみに、あさよるも凝り始めるとトコトンやりたい方なんですが、勝間さんの足元にも及びませぬな。おにぎりの最適解を模索するくらいだ。

ツールを使いこなす!

『勝間流ロジカル家事』が特徴なのは、家電をフルに使いこなしているところです。ここが勝間さんっぽいところですね、ツールをとことんまで使いこなす。メルマガでは失敗や上手くいかない経験もシェアされていました。

たとえば、ヘルシオは2台使い。蒸し機能とオーブン機能の両方を使うためです。圧力IH鍋も2台持ち。みそ汁用と煮物用。そしてオーブンと炊飯器。もちろん食洗器も使います。どうも家電は高額で、食洗器も贅沢品のように感じていますが、手間が省略されたぶんの時間を、自給換算すれば値打ちのある買い物です。

調理器具も、最低限のアイテムで最大限に仕えるスタメンを選びぬいているのがシビレル。あさよるも選びぬきたい……(*´ω`*)

掃除も、機械ができることは機械に任せます。たとえばルンバ。ルンバを使うためには床面が片づいていないといけません。片づけがルンバが使える環境を生み、ルンバが使えるとその分時間が生まれます。

片づけると豊かになる?

本書『勝間流超ロジカル家事』によると、勝間さんはかつての8割もの荷物を処分したそうです。多忙な勝間さんですから、家政婦を雇っていたそうですが、家政婦は「捨てる」権限はありません。勝間さんご自身も「家政婦さんに任せている」と油断もあって、どんどん物が増えまくっていたようです。片づけをし、持ち物の量を極端に減らしたことで、持ち物の管理が楽になった、特に頭の中で把握できるようになったそうです。

さて、片づけは時間を生み出します。働けばお金が稼げる時間を、ムダな時間に使っていては、時間もお金もムダにしているのと同じです。

「いつも、気づいたらお金がなくなっている」
「ムダ遣いしているつもりはないのに、お金が貯まらない……」
お金が貯まらない人は、決まり文句のようによう言います。
お金が貯まらない人に共通することが、2つあります。

1 使わないものを買う
2 買ったものを捨てない

この2つをしている限り、家計簿をつけていたとしても、まず、お金は貯まりません。

(中略)

家計破綻の原因は収納破産と同じで、前者はお金を、後者はものをきちんと管理できないことにあります。
収納の最大のコツが、不要なものを捨てて、ものを増やさないことであるように、家計管理のコツも、ムダ遣いを見つけて削ることです。

p.181-182

お金が貯まらない人の特徴は、使わないものを買ってしまい、その買ったものを捨てようとしない。結果、物が溢れ返り、その管理に労力を奪われ、在庫管理ができずまた物を買う。お金も、時間も、スペースも、エネルギーも奪われてゆくばかりです。

勝間さんは、多忙の中でも、家族分の調理をしています。貴重な時間を使うからこそ、徹底的に時短が試みられているんです。これは、「家族の食事を用意する」ってタスクが勝間さんにとって優先順位が高いってことです。時間を有効に使うことは、自分にとって何が大事なのか、何を優先すべきかをハッキリさせることです。お金の豊かさだけでなく、「時間」は精神的豊かに関わります。

時間より貴重なものはない

さらに、お金と時間をめぐる話は、展開します。

 時間をかけてお金を稼いでいるのに、そのお金をムダにするのは、時間をムダにすることになります。
時間が過ぎるということは、命を削られるということ。命は有限です。
家事をしながらがんばって仕事で成果を残したことも、上司の嫌味をがまんしたことも、すべて自らムダにするのは虚しすぎます。お金をムダにすることは時間=命をムダにすることです。

p.182-193

稼いだお金をムダにすることは、仕事をした時間をムダにすることです。そして、二度と帰ってこない時間をムダにすることは、命をムダにすることです。だから、お金は貴重で、ムダにしてはいけない。そのために、ムダ遣いする人の特徴「使わないものを買う」「買ったものを捨てない」から脱却する。

い、命の話をされると……でも、その通り……orz

「選ぶ」人になる

本書『勝間式超ロジカル家事』は家事全般を徹底的に追及しまくっている記録です。なんの追及をしてるかって?

知らん!w

時短とか節約とか、それっぽい理由は上がっているけれども、何を置いても「面白いから」っしょ。金と時間を使って、金と時間の有効利用を追求するって、サイコーにおもろいじゃないか。先に述べた通り、勝間さんほどじゃないにしても、あさよるも似たような志向を持ってるので、これ読んでるだけでソワソワしますw

本書では家事全般、調理、掃除、洗濯、収納に加え、家計術、ファッション、メイクまでロジカルに追及されているのです。その〈やり方〉が物珍しいので気が取られてしまいますが、一貫してるテーマは「選びとる」ことじゃないかと思います。「なんとなく」「みんながやってるから」「時間がないから」「やらされるから」ではなく、自分で「これをする」と選び抜いてゆく。その力が「命をムダ遣いしない」につながるんじゃないかな。

本書の勝間さんのやり方をそのままコピーすることは不可能です。たとえば調理器具や食材は、勝間さん宅の食事情が反映されているから、マネをするなら自分流に落とし込まなければなりません。だから「勝間流」なんやな。

ただ、「やってみた」的にはここまでテッテー的にやり込まれていて、かなりオモロイ。自分もやりたくなる。とりあえず、押入れの中身を外に出して、ゴミ分け始めた程度には行動に結びついていますw

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『心も生活も整理されて輝く!貯金・節約のすすめ』|貯金の主役を「お金」から「自分」へ

こんにちは。深夜のフリマアプリで散財してしまう あさよるです(^_^;)>

夜中は脳内でドーパミンが分泌されて、冷静な判断ができなくなっているんだとか……深夜のテレビショッピングがよく売れたり、深夜バラエティがやたら面白く感じるのもこのせいらしい……と、読みかじりの知識ですw

貯金・節約の“目的”はなんだろう!?

お買い物って楽しくってワクワクするもの……のハズですよね。なのに、あとになって罪悪感が沸いたり、お金が足りなくなってアタフタしていては困ります。

お金の話って、なんとなくタブー感があって人に相談しにくいし(冗談っぽくは言えるけど、ガチ相談しにくい話題)、だけど、お金って生きてゆくのに絶対避けて通れないお話。

「節約!」「倹約!」ってブームは長く続いているけれど、正直ケチケチした生活も……こんな生活、いつまで続くの!?

先の見えない暮らしの中では、なんのために貯金をしている or したいのかすら見えなくなってしまいます(T_T)

主役の座を「お金」から「自分」へ

『貯金・節約のすすめ』では、こんな表が掲載されていました。

●従来の貯金法と横山式の違い

 従来の貯金法横山式
主役お金自分自身
(生き方・人生)
目的お金を貯める生活に張りを持
ち、豊かになる
意識「辛くても当然」
と耐える
「楽しみながら」
を心がける
時間軸中・長期的(人生)
お金の
使い方
消極的積極的
ストレス
継続難易度困難容易
開始時に
すること
いきなり実践現状分析と
意識改革
成果最初は劇的だが
息切れする
ゆったりとした
右肩上がり

 横山光昭『貯金・節約のすすめ』p.70

従来の節約では「お金」が主役。お金を貯金するために節約をする。ローンを返済するため、支払いをするために節約する。

テレビで節約術を紹介している様子も、「◯◯をすれば△△円節約!」とか「◇◇すると、年間☆☆円もコストカット」とか、「お金」が主役の扱いです。

しかし、『貯金・節約のすすめ』の著者・横山光昭さんは「自分自身」を主役にした貯金・節約を呼びかけます。一般的に節約の対象になる事柄も、自分にとってはかけがえのない大切なものだったり、あるいは反対に、多くの人にとってやめられない出費も、自分は案外大丈夫だったりする。

あさよるの場合は、旅行や被服費は少なくてもいいけど、食費を削るのは辛いなぁ。だけど案外、おやつ代は減らしても大丈夫かも……なんて思いながら読みました。みなさん、それぞれに「コレは減らせるかも?」「だけど、これは減らせない」ってものもありますよね。

また、食費を削ろうとすると、勤め先の食事会まで断っている内に、結果的に出世が遅れたり、仕事に支障が出ては本末転倒。また、仲間との飲み会が良い息抜になっていた人は、ストレス解消ができなくなって体調でも崩したら一大事。

お金を増やす方法は3つしかない

大切なお金を蓄える方法は、次の3通りしかありません。

①収入を増やす
②支出を減らす
③収入を増やして支出を減らす

横山光昭『貯金・節約のすすめ』p.16

ベストは「③収入を増やして支出を減らす」!!そりゃ当然です。しかしながら、「いやいや、そう簡単なことじゃありませんよ」って話ですよね。ですから、みなさん「②支出を減らす」の一択になってしまうんだそうです。

その傾向に、著者は警鐘を鳴らします。まずは、「③収入を増やして支出を減らす」を検討してみましょうよ、と。検討もなにもせずに、自らの選択肢を狭めていないか!?ってことですね。

そして、大金をガバッと稼げなくても、たとえ数千円でも、月に稼げればそれだけ収入がプラスです。金額は小さく感じますが、お金はお金。はした金だからって粗末にしていては、貯まるものも貯まりません。

今、一番身近で手っ取り早いのは、ネットを使ったお小遣い稼ぎ?

あさよるがお小遣いになるかも?と思ったサービス

「節約」にも好みや価値観がある

近年、話題になっているシェアハウスを、節約の目的で利用している人がいます。家財道具の準備が減らせたり、家賃が安く上げている人もいます。一方で割高なのにシェアハウスに済み続ける人もいます。防犯面や、利便性を優先して、他の人と一緒に暮らすのもアリです。

しかし、「他人と一緒に住むのはちょっと……」「メリットがあってもシェアハウスはムリ……」って人もいるでしょう。

そう、節約方法って、個性があるんですよね。

外食をやめてオール自炊にできる人もいるでしょうが、外食が良い気晴らしになっている人にとっては、やめられない習慣。代わりに、他の部分で削りましょうということ。

現実味のある貯金・節約の心得

単に、「お金」を貯金する、節約する、というのなら、テレビで紹介されているような手法が役に立つでしょう。しかし、そこには主役である自分がいない。個性がないんです。

『貯金・節約のすすめ』は、もっと現実的といえます。なんとなく説得力のある節約法って、正論だけど現実味がなかったりしませんか?実行できないと意味がないし、生きている限り「お金」は必ず付いて回るもの。「なんとなく」「誰かがそう言ってたから」って理由で、貴重なお金を扱ってるって……コワイことだなぁと気づきました。

お金ってとっても大事なモノなのに、直視していない or 直視したくないモノだったりしませんか?

本書『貯金・節約のすすめ』は決して、具体的な節約法をたくさん紹介している書籍ではありません。それよりももっと前、心構えや考え方に触れる内容です^^

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『お金に頼らずかしこく生きる 買わない習慣』

「買わない」ことで手に入るモノは、

それは、「幸せ」や「豊かさ」の目に見えないモノ

「お金」はなぜ必要なのだろう

『買わない習慣』では、“買わない”ことでお金の出てゆく先を考えなおそうと提唱します。

そもそも、「買わなければならない」「しなければならない」と信じている事柄は、はたして本当に出費しないといけないことでしょうか。「お金を使わないといけない」と思い込んでいるだけではないでしょうか。

何をするにも、必ずお金が必要です。

ですから、お金の行く先・使い先を考えるということは、自分がなにをするのか考えることなんですね。

「お金」を手に入れるために、何を失っているか

もう長いこと「節約」「倹約」が叫ばれ続けています。

金銭的に余裕のある人なんて少なくなっていますから、切羽詰まって「節約」「倹約」に取り組んでいる人もいるでしょう。

しかし、頭では「節約しなきゃ!」と行動すれど、思うようにゆきません。

節約をする→我慢からイライラが募りストレスが溜まる→ストレス発散で買物をする→お金がなくなる

こんなスパイラルにハマってしまう人も少なくないんだとか。はい、あさよるも他人事とは思えません(-_-;) 見失ってはいけないのは「何のためにお金がほしいのか?」です。それは、「自分の幸せのため」なんです。

本当に欲しいもの、必要なものを選び取る

お金を使う理由を、きちんと整理しましょう。

「見栄を張るため」「みんな持ってるから」「恒例だから」「みんなに自慢したいから」 そんな理由でお金を使うこともありますが、どれも“他人のため”にお金を使っていることを忘れてはいけません。

見栄を張るよりも、自分が欲しい、必要だと真に思えるものを買う方が、ずっと自分を幸せにするお金の使い方です。「みんな持ってるから」「流行だから」って物を買うのではなく、自分が良いと思うのもにお金を使うべきです。

『買わない習慣』では、ついやってしまいがちなお金の無駄使いの例と共に、これからどんなお金の使い方をすればよいのか提案されています。

安いから、お得だからって「買わない」

ついついお金を使ってしまうのは、何も他人へのためだけではありません。

「お買い得!」「激安!」なんて謳い文句にまんまと釣られてしまうこともあります(-_-;) あさよるの場合は「今だけ!」「期間限定」に弱いです(;´д`)トホホ…

『買わない習慣』を読んで、「買わない」って大事なんだなぁと。はい、思い知りました。

もちろん、お金を使わずに行きれませんから、必ずお金を使います。だけど、それをとことんまで見なおしてみる。まずははじめに「買わない」という選択を手に入れる。

いつでもできる、誰でもできる。だけど……

『買わない習慣』は、「買わない」という手段を選ぶだけなので、誰でも出来ます。いますぐに開始できます。

しかし、「買わない」という選択は、一見して消極的な選択のように思えます。が、これまでの習慣や思考パターンを変えてゆくのですから、根気よく続ける必要のある案件。

ですから、誰にでもできるけど、誰もが手に入れられる習慣でもないのかなぁとも思います。

あなたの「豊かさ」を手に入れる

『買わない習慣』で紹介されているのは、「自分の豊かさ」「自分の幸せ」を手にれましょうというお話。

そのために必要なのはお金ではなく、まずは自分自身への理解ではないでしょうか。

また、自分が何を欲し、自分の人生に何を必要としているのか。それは、物質的なものなのか。お金を出せば手に入るのか、お金以外の方法で手に入れるのか。

「お金がほしい」「裕福なのが羨ましい」と切望することはあったけれども、自分がどうすれば豊かになれるのか、幸福をいつ感じるのか、「自分」の幸せについて、掘り下げて考えたことありませんでした。

自分を豊かにするのは自分しか居ないということですね。

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