59 家政学、生活科学

手作りコスメレシピ満載!楽しみながら美しく『シンプルスキンケア』

これって究極の美容マニア!?

「楽しい!」「面白い!」から始まるスキンケア。

お洋服を選ぶように香りを選ぶ生活へ!

肌のトラブルと、食用オイルを使ったケアに興味!

あさよるは肌が弱く、少し日焼けしただけで炎症やただれが出来てしまいます。乾燥はいつものことで、痒みにも年中悩まされています。食事や生活改善に取組中で、かなり良くなったものの、完治までは遠いです。

ですから、スキンケアには以前から興味があります。

特にナチュラル指向ではないのですが、あさよるは食用のオリーブオイルをヘアパックに使っており、かなり効果を感じています!嬉しくなって、もっと他のオイルも試してみたいと思っていました。

『シンプルスキンケア』は口コミでも評判ですし、食用のオイルを使ったケアにも触れられており、「これは読むべき!」と手に取りました。

体の内側からもキレイになっちゃう「シンプルスキンケア」

まず、本書『シンプルスキンケア』に書かれている内容は、女性だけでなく、男性にも役に立つものです。

現在、男性用の化粧水や乳液をはじめ、たくさんのアイテムが販売されています。が、それでも“化粧品”に抵抗がありスキンケアをしていない方もいるでしょう。

『シンプルスキンケア』で語られるスキンケアは、食用のオイルを使ったものなど、既にキッチンにあるもので始められます。

肌にオイルを塗り、皮膚を日焼けや感染症から守る習慣は、太古からあるんです。同じように、現代版スキンケアを取り入れましょう。

匂い立つこだわりの日々へ

現在、シャンプー、ボディーソープ、芳香剤や柔軟剤など、良い香りの製品がたくさん溢れかえっています。それだけ香りにこだわりのある人が増えたのかもしれません。

どうせ香りにこだわるのなら、自分で手作りしちゃいませんか?

スキンケアに必要なものは、水とオイルです。そのオイル、原料によって成分も香りも個性豊か。さらに、そこにアロマオイルを加えれば、自分だけのスキンケアの完成です。

本書『シンプルスキンケア』では、各オイルの性質や、化粧水(フラワーウォーター)の基本のレシピが複数紹介されています。

自分だけのレシピをつくりだす楽しみ!

あさよるの場合は、ホホバオイルが欲しいと思いました。ホホバオイルはインディアンたちが強い日差しから肌を守るために古くから使われていたオイルです。あさよるは太陽の日差しで、肌がカサカサになってしまうので、日焼け止め+ホホバオイルを取り入れようと思ったのです。

シアバターも同様、日焼け対策として。アロマオイルは、使い勝手の良いラベンダーから始めてみたいです。

シンプルスキンケアはシンプルライフへの入り口?

自分にぴったり合った、自分だけの道具。しかもそれはシンプルなレシピでできている。

シンプルスキンケアって、そのままシンプルライフへ繋がっているんじゃないかと思いました。必要なものを最低限、だけどしっかりとケアをしてゆきます。

こだわりのある暮しに憧れました。

ハンドメイドで残ったオイルは食べてしまえる!

『シンプルスキンケア』で紹介されるオイルの殆どは、食用も可能なものです。ですから、残ったオイルは料理に使って食べてしまえるんです!

スキンケアアイテムをハンドメイドするとき、困るのは材料の管理です。保存料無添加のものは、それだけ痛みが早く、酸化してしまっては使用ができません。ひょっと、腐ったものを肌につけてしまっては大変です。

ですから、オイルをスキンケアでも使いながら、揚げ物やドレッシングにして、料理で使いきってしまえるのって、理想的ですよね。

体の中から外から美しく。自分への手入れ

肌につけても良いオイルは、食べても体に良い働きをします。もちろん、食べ過ぎは厳禁ですが、オイルには体に必要な栄養素もたくさん含まれているんですよ。

オイルが、食用にもスキンケア用にも、同じように語られているのが面白く感じました。

確かに、お腹の中から美しくなるのも「スキンケア」です。体の内側からも外側からも、素肌の美しさを目指します。

科学実験みたいでワクワクしちゃう!

シンプルスキンケアに必要な道具は、ビーカーやスケール、薬匙などなど……まるで理科の実験のような道具が紹介されています。見ているだけでワクワク。

道具を揃えて難しいレシピかと思いきや、シンプルスキンケアのレシピはどれもとてもシンプル!基本的には、量って混ぜればOK。これくらいなら続けられると思いました。

「楽しそう!」「面白そう!」と好奇心掻き立てられるスキンケア

スキンケアって、後ろ向きな気持ちで行うことが殆どではないでしょうか。

「歳をとったから…」「乾燥したから…」「張りがないから…」などなど、語尾に「仕方なく」と言いたくなるような、気持ちで取り組んでいませんか?

本書『シンプルスキンケア』を読んで、「なんて健全な本だろう」と思いました。

ここではハンドメイドのスキンケアが、とてもポジティブに興味や好奇心の対象として語られ、読んでいるだけで「楽しそう!」「面白そう!」「やってみたい!」と前向きな気持ちが湧いてきたからです。

「これしかない」「仕方がない」よりも……

あさよるは、あまり肌が丈夫ではなく、年中、湿疹や痒みにみまわれます。現在も、食べ物や生活習慣から改善しようと試み中で、かなりマシにはなってきましたが…。

これまで、「肌が弱いから」「市販の製品は合わないから…」と、スキンケアやお化粧にも、とても後ろ向きでした。

きっと、この『シンプルスキンケア』も、そういう理由で手に取る方も多いのではないかと思います(あさよるもその一人です)。

しかし、本書『シンプルスキンケア』は、そんな気持ちを吹き飛ばすようなワクワクが詰まっています。「これしかない」「仕方がない」ではなく、スキンケアそのものを、楽しみ、面白がり、香りのおしゃれをして、生活に取り入れたいと思いました。

お洋服を選ぶように、フレグランスを選ぶ日々!

オイルだけでなく、アロマオイルを取り入れて「フラワーウォーター」の使い方&作り方には心ときめきます。

その日の、自分の肌状態や気分、体調などのコンディションを加味し、その時にぴったりのフラワーウォーターを自分に使う……これって、最高に贅沢でとっておきの習慣ですよね。

スキンケアやボディケアって、単に肌をケアするだけでなく、自分自身を大切にする行為です。手をかけ、時間をかけ、しっかりと自分自身と向き合いながら、ケアをする……。

「こんな暮らしをしたい!」と心から思います。

オイルで体も心も美しく「新しい暮らし」を!

スキンケアに余念のない女性だけでなく、男性にもオススメな一冊です。

美意識の高い女性にとっては、表面的な美しさだけでなく、体の中から美しくなる『シンプルスキンケア』メソッドは取り入れたい美容法です。

さらに、オイルを取り入れた「新しい暮らし」。美容だけではなく、生き方そのものが変わります。

あさよるも、もっとアロマを使った香りや、多種多様なオイルを生活の中に取り入れたいと思いました。

アロマオイルを取り入れたい方へ

本書では4種類のアロマオイル、ラベンダー、ローズ、ネロリ、カモミールが紹介されています。

ご存知のように、アロマオイルにはたくさんの種類があり、専門ショップやネット通販でも手に入ります。ですから、他のアロマオイルも欲しい!と思われますよね。

アロマオイルって、植物のエキスを蒸留し凝縮されたもので、植物の持っている力も圧縮されています。ですから、アロマオイルは原液のまま使用すると、効き目がありすぎて危険です。アロマオイルの使用する際は、かならず勉強が必要です。

関連記事

続きを読む

料理はたのしい!『こまったさんのカレーライス』『こまったさんのサンドイッチ』

思い出は美しく補正される?

だけど……こまったさんはあの頃のままだった!

こまったさんとの再会!

『こまったさんのカレーライス』と『こまったさんのサンドイッチ』を手に取りました。

と言っても、初見ではありません。

こまったさんの登場する「おはなし りょうり きょうしつ」シリーズは昔、何度も繰り返し読んだ大好きなシリーズだったからです。

中でも、カレーとサンドイッチの本が大好きで、大人になってからも時折ふと、思い出していました。しかし、図書館の棚を覗いても見つけられなかったので(きっと書庫へ移動しています)、長い間読み返すことはありませんでした。

それが、地元の公民館の本棚に、こまったさんのシリーズがずらりと並んでいるのを発見して、嬉しくなって手に取りました。

こまったさんはお手本だった

「こまったさん」と言っても、知らない方は誰のことだかさっぱりでしょう。

こまったさんは、寺村輝夫さんと岡本颯子さんによる「おはなし りょうり きょうしつ」シリーズ(「こまったさんシリーズ」と言った方が分かりやすいかもしれません)という、児童書シリーズに登場する、主人公の女性の名前です。

いつも「こまった、こまった」が口癖の女性で、夫のヤマさんから「こまったさん」とニックネームをつけられました。

こまったさんは、どうやらウッカリ者で、ウッカリ忘れ物をしたり、ウッカリ間違えてしまうので、「こまった、こまった」と言っているようです。あさよるも、いつも忘れ物をしたり、物をなくしては困っているので、とても親近感が湧きますw

こまったさんはレシピ本になる!

こまったさんシリーズはレシピ本でもあります。児童書ですから、簡単なレシピではありますが、面白おかしく物語の中で材料や料理のコツが披露されてゆきます。

ただ、このシリーズでは、材料や作り方のリストは掲載されていません。ですから、この本と同じ料理をしようと思うと、物語すべてを何度も読み返す必要があります。

あさよるは幼いころ、本の内容をノートに書き写し、オリジナルの料理レシピ集を作っていました。料理の大事な手順は、九官鳥のムノくんが教えてくれるので、間違えることはありません。

今思うと、本の内容から料理レシピの部分だけ抜き出して、まとめて、要約する作業は、小学生ながらに大変な作業だったんじゃないかなぁと思います。メモを取りながら読むという習慣も、このへんからついたのかもしれません。

なにより魅力的なイラストと物語

と言っても、こまったさんは実用書ではなく、素晴らしい児童書です。

イラストは細部まで工夫され、ページの端から端まで何度見返しても、飽きることがありません。細かな仕掛けもたくさん施されており、コラムのページや、表紙の見返しまで見逃せません。

そして物語。

ただカレーやサンドイッチを作るだけなのに、どうしてこんなにも心躍るのでしょうか。

「さあ、つぎ、たまごをゆでるの。ヤマさん、やって、かたゆでにしてね。」

「十五分くらいだね。」

「そう、ゆだったら、すぐに、つめたい水に入れるのよ。そうすると、からが、きれいにむけるわ。」

「オーケー。」

バターがかたくては、うまく、パンにぬれません。こまかくきって、火のそばにおいて、すこしやわらかくなったら、ナイフでまぜる。ムノくんが、やかましいのです。

「トケルマデ、アタタメチャ、ダメ!」

『こまったさんのサンドイッチ』p.52-53

こまったさん、いつも「こまった、こまった」と言っていますが、いざお料理をはじめると、それはそれはとても頼もしい!

おとなになった今、こまったさんは何も変わっていなかった!

思い出は美しく補正されるものです。

正直、過去に大好きだった作品を大人になって見返しても、拍子抜けするものもたくさんあります。だから、子供の頃好きだった本を読み返すのは、ちょと怖かったりするんですよね。

ああ!だけど!こまったさんはあの頃のままだった!なにも色褪せず、得も言われぬトキメキも、あの時のまま真空パックされて本棚に収まっていた。

あさよるは水の中で泳ぐ魚が恐怖なのですが、こまったさんが水中でエビを捕まえるシーンは、今も変わらず恐ろしいw

今の小学生、そしてあの頃の小学生へ

「おはなし りょうり きょうしつ」シリーズは80年代に刊行された児童書です。

今、30代くらいの人たちの中には、子供の頃夢中で読みふけった方もたくさんいるでしょう。

そして今、小学生くらいの子供たちも、きっと同じように夢中になれるシリーズです。

反面、80年代と言えばもう30年以上前のことです。ですから、社会背景も今とはずいぶん違っているようで、どことなく世界観が不思議に感じました。こまったさんとヤマさんの夫婦感や、女性の仕事感が違うのかもしれません。

その辺りの時代の変化は、大人からアナウンスがあれば、より適切かと思います。

関連記事

続きを読む

『スクラップ帖のつくりかた』を読んだよ

杉浦さやか『スクラップ帖のつくりかた』書影

他人のノートって、ちょっと気になりませんか?
日記、スケジュール帳、メモ、記録、どんなものでもそうですが、それぞれのこだわりやマイルールがあったりして面白いですよね。

私は今、メインで使うノートを試行錯誤しています。
昨年末から「あな吉手帳術」を取り入れてみたのですが……。なかなか上手く使いこなせていません。
ウィークリーのスケジュールに、その日一日の予定を書き込んでいたのですが、どうやらスペースが小さいような……。デイリーのノートが良かったのかなぁと思いつつ、もう少し使い方を模索してみるつもりです。

杉浦さやかさんの『スクラップ帖のつくりかた』はとても好きな本です。であったのは図書館。なんどもなんども図書館で読んでいて、あんまりなので自分用に買っては、繰り返し繰り返し読んでいます。
杉浦さんは人気のイラストレーターで、とってもメモ魔?ノート魔?なのです。

日記や日々の記録だけではなく、旅のノートやおしゃれのノート、映画のノートや雑貨や可愛ものを集めたノートがたくさん。趣味で作っていたものが、現在のお仕事にも繋がっています。
街で出会うかわいいラベルや、ショップカードなど、それ自体は商品でなく無料で手に入るものですが、気をつけていないと集められないものもたくさん。
私も真似して、目につく「かわいい」要素を集める癖ができました。

新しく無地のつばめノートを購入し、いざノートライフを!と思いきやB5サイズだと帯に短し襷に長しな感じが……これまでA5のノートを愛用していたので、ちょっと大きいんですね。しかし、なにか文字をびっしり書き始めると、B5のノートだとすぐに1ページ使いきってしまいます。
A版だと、A4サイズの書類がはさめるし……とアレコレ考えています。

ほぼ日手帳もあいかわらず気になっており、4月始まりのも要チェックしてゆきます。

関連記事

続きを読む

『人生を救う 片づけ』|片づく習慣を再構築せよ

『人生を救う片づけ』は話題本みたいでよく見かけていたから、読みたかった。しかも片づけ本。当あさよるネットはこれまでにも片づけ本を多数紹介してきた。なんてったって、わたしが「片づけられない人」だからだ……(;^ω^)

片づけが苦手だからこそ、なるべく片づけの手間が少なくて、再現性の高い物の配置を徹底したい! あと、片づけのモチベーションを上げたい! 本書『人生を救う片づけ』は、どちらかというとモチベーションアップ系だったように思う。「こんな生活がしたい」と思えた。

片づけは「習慣」の再構築だ

『人生を救う片づけ』を読むと、片づけとは習慣を見直し、改善する行為なのだとわかる。なにも、物を見えない場所へ詰め込むことじゃない。

たとえば、ため込んでしまいがちな郵便物は、ポストから取り込んだらそのまま玄関で取捨選択してしまえばいい。そのために、玄関に郵便物をより分ける少しのスペースを用意する。すると、もうあのうんざりしてしまう紙の束を抱え込まなくて済むわけだ。

考えてみれば、「使ったものをもとの場所に戻す」という習慣があれば、そもそも部屋は散らかりにくい。その基本が身についているうえで、更に「元に戻しやすい収納法は?」と考えるべきだ。だから、順番で言えば習慣が先。

効率良く行動できるよう物を配置すれば、自ずとそうなる。というのが片づけの極意なのかもなぁなんてことも思う。テキパキやって、できた時間は自分や家族のための時間として有意義に使いたいものである。ふむ。

単純に、物の量を減らそうと思った

物の数が多いと、それらを管理するために大きな労力が必要だ。そして、やっぱりどこになにがあるのか把握しきれず、結局は物を大切にできていなくてヘコむのだ。少数精鋭で、自分にとってとっておきのものだけに囲まれて、とっておきを大切にして生きられたら、それは幸せってもんじゃないだろうか。

そんなことを考えて、もう単純に物の量を減らしたいと思った。今も自分なりにかなり厳選しているつもりだけれども、それでも物が多くて溢れかえってしまっているから。

サッパリと生きたいものだ。

関連記事

続きを読む

『だし噺』|北海道の昆布と、九州の鰹があわさって…

料理に欠かせない「だし」だけを語る一冊。昆布やだしを扱うお店を関西を中心に全国に展開する「神宗」の社長、 小山鐘平さんが鰹と昆布の合わせだしを語る。オタクと言えばオタクでマニアックな内容。だけど、日本料理といわず、日本人の家庭料理には絶対欠かせない「だし」の話だから多くの人に関係のあるお話。

昆布でだしをとるのは、こだわり出すと奥深すぎて家庭料理の枠をはみ出してしまう。だからわざわざドリッパーでだしが引ける製品まで開発しちゃった熱の入れよう。しかし、本書では完璧な100点満点のだしの取り方にこだわった内容だから、どうしても鰹と昆布のだしの難しさと、だからこそ著者の会社が開発した製品を使うことに終始してしまっている印象。正直言うと、70点、80点を目指しても上場じゃないかと思わなくもなかった。

わたしが知らなかったのは、「だし」と言えば昆布だと思っていたけれど、これは関西の食文化らしく、地域によって「だし」の主役は違うらしい。関東では鰹だしが「だし」だそうだ。最近流行っている「あごだし」は九州のだしで、北海道ではとろろ昆布をだしに使うらしい。 関東では昆布のなじみが薄い家庭も多いらしく、 「昆布の佃煮」をどうやって食べるのかと質問もよくあるそうだ。わたしは昆布の佃煮、好きよ。

なんで関西は鰹と昆布のだしかというと、北海道で取れた昆布と、九州で取れて加工された鰹節が、天下の台所・大阪に集結して作られるのが「合わせだし」だからだ。大阪の海鮮問屋は長年このルートを持っているし、食文化として大衆にも根付いている。わたしも「だし」と言えば、昆布と鰹しか知らないや。

この本、図書館でたまたま眼について何も考えずに読み始めた本だったけど、結構面白かった。とりあえず、顆粒のだしでなく、昆布からだしを取りたくなる。

関連記事

続きを読む