スキンケア・ヘアケア・ボディケア

『やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実』

人類は細菌に動かされてる……!?

きっかけ:NHKスペシャルを見逃した…!

2015年2月22日に放送された『NHKスペシャル「腸内フローラ」』が元になっている本書。放送直後は話題になったんだそうです。と、あさよるは見逃しました……いつもNHKスペシャル見てるのに…(T_T) ということで、書籍化されたら読みたかった~!

NHKスペシャル
「腸内フローラ」

2015年2月22日に放送された医療科学ドキュメンタリー。
同年の「科学ジャーナリスト賞」を受賞。
放送後、雑誌やテレビなどで“腸内フローラ”ブームを巻き起こした。

NHKスペシャル取材班『腸内フローラ』カバー

しかも、「やせる!」「 若返る!」「 病気を防ぐ!」 と夢のようなタイトルです。そんな調子のいい話ってあるの~!?と、ページをめくる手がウズウズします。

『腸内フローラ10の真実』のすごいところ

ズバリ、腸内細菌はスゴイ!

腸内細菌で性格が変わる!?

何がスゴイって、腸内の環境は人間の脳にも影響を与え、性格にも関係しているんだとか。これは人間だけではなく、他の動物もそうで、マウス実験の結果が紹介されていました。

無菌マウス(生まれてから菌に触れていないマウス)に、他のマウスの腸内フローラを与えると、イライラしたり神経質になったり、性格が変わってしまうんだそう。

また、鬱になりやすい腸内フローラの状態もあるようで、解明が楽しみですね。

腸内細菌で病気が治る!?

すべての病気が治るとは言えないようですが、糖尿や鬱など、改善が期待される病気もあるみたい!

まだまだ研究段階ですから、実際に薬のように使用できる日は遠いのでしょうが、最新医療の発展に期待です。

また、ヨーグルトや納豆などの発酵食品も、口径から摂取しても「腸へ影響はあるんじゃないか…」と書かれていました。ほとんどの菌たちは胃で死んでしまい、また腸に届いても定着することができません。しかし、コンスタントに摂取し続ければ、良い腸内フローラづくりへ向かうのでは?ということでした。

さっそくヨーグルトを買いに走ったのは言うまでもありませんw

美容にも腸内フローラが……!

年齢を経て、シワができやすい人/できにくい人では、腸内フローラの様子が違うのです……Σ(゚д゚)!

腸内細菌は、赤ちゃんが生まれてから5歳くらいまでの間に、どんな菌に触れるのかで決まります。一番影響が大きいのは家族。中でも親の持っている菌が移りやすいので、美肌も親から子へ受け継がれてゆくのでした…。

『腸内フローラ10の真実』はこんな内容

フローラとはお花畑のこと。数々の花々が咲き乱れる花畑のように、腸内にはたくさんの種類の菌が住んでいます。それが「腸内フローラ」。

腸内フローラに住んでいる菌のバランスによって、体調が変わったり、性格が変わったり、また病気の人の腸内フローラもあるんだとか。

健康な人や、若々しい人の腸内フローラを移植できれば、健康や美容も夢じゃない!?

また、腸内フローラは親から子へと受け継がれてゆきます。社会規模で見ると、民族や国によっても、腸内フローラは顕著に違うんだとか!

日本人は、日本人の食事に適応しています。具体的には、海藻を消化できる腸内細菌を持っています。そういえば、外国では「昆布だし」が食べられないと聞いたことが……昆布だしを大量に摂取すると、日本人以外はみんなお腹を壊してしまうんだそうです(^_^;)

腸内フローラ、健康、美容だけでなく、民族や文化にまで影響を及ぼしています。目に見えないけれど、人の社会を形作っている大きな存在なんです。

最新の科学!だからまだ研究中……

『腸内フローラ』で紹介されている事例や研究は、まだまだ開発途中のもの。

病気や健康と、腸内フローラが関連していることは判明していますが、なにがどう繋がっているのかはわからない。

また、病気になるから腸内フローラの状態が変わるのか、腸内フローラが変わるから病気になるのか、因果関係も気になります。

実用化が待ち遠しい研究ですが、時間のかかる研究のようです。

人は細菌と一緒に生きている

現在、健康ブームと共に、除菌ブームとでもいいましょうか。目に見えない菌を排除するため躍起になっている人がたくさんいますね(あさよるはズボラなので、爪の垢を煎じて飲まなきゃいけません…。

しかし、人は太古の昔から、菌と共に生きてきました。それも「共存」「共生」といった「共に生きる」というレベルではなく、体内に取り込んで生きています。細胞内のミトコンドリアはウイルスだったと習った気がします(うろ覚え。

生命の“進化”にもウイルスが大きな役割を果たしているとか読んだことも…(うろ覚え。

除菌ブームも構いませんが、たまには細菌の仕事のことも思い出してみても。

『腸内フローラ10の真実』の感想

あさよるは『腸内フローラ』を読んで、さっそくスーパーへ走りましたw

ヨーグルトと納豆をゲット!ヨーグルトに含まれている菌も、一度食べただけでは効果がありません。しかし継続して毎日食べ続けることは、腸内フローラに良い影響を与えるのではないかと書かれていました^^

また、「健康的な生活」は、腸内フローラにとっても健康的。早寝早起き、規則正しい生活なんかがそれです。暴飲暴食なんて以ての外。

体のバランスって、全体の調和が取れていてこそなのですね……(遠い目。

あなただけの『腸内フローラ10の真実』

健康や美容……誰もが関係のあるお話!

しかも、目に見えないだけで、太古の昔から人と一緒にいる細菌!

腸内細菌の分布が人体に大きな影響をもたらすのでは?という観点から、食事や運動や生活習慣を見直すのも面白いですね!

まだまだ研究段階の「腸内フローラ」、今後に注目です。

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『美肌革命 お金をかけずにきれいになる』

手間を掛ければきれいになる。

自分の顔を、肌をよく知りましょう^^

スキンケア初心者の手引でした

「スキンケア」やってますか?

あさよるは20代半ばに差し掛かった頃、壮絶な違和感と危機感に見舞われました。「あれっ!?顔が違う!!」 お顔周りの脂肪のつきかたが変わったこと、そして、質感がガラリと変わってしまった!

それまで、まったくスキンケアについて考えていなかったあさよるは、佐伯チズさんの本に出会い、そして『美肌革命』に手が伸びたのでした!

「自分を大切にする」ということ

せっせとお化粧に精を出すことはあっても、肌のケアは面倒だったり、時間がなくってチャチャッと終わらせてしまいがちです。せめてスキンケア用品にはお金をかけようと頑張っていた頃もありましたが、手を抜いているのに高級なものを使うのももったいない気がしてしまい……。

気がつくとまた、プチプラ&手抜きスキンケアになってしまっていました(-_-;)……「あるある話」だと思いたいのですが、みなさんいかがでしょうか……ドキドキ

佐伯チズさんの著書は複数冊読みましたが、「美肌」の秘訣は「自分を大切にする」ことなのだと教えられました。肌だけを見るのではない。化粧を塗りたくった姿だけを見るのではない。体の内側から美しくあることが、美肌への近道です。

身体的に健康であることが大切です。月経や便秘や運動不足は、肌状態にも直撃します。そして、“体の内側”の美しさというのは、もちろん心や精神と言った目に見えないものも含まれます。

まずは『美肌革命』から『新美肌革命』へ

当あさよるネットでも、佐伯チズさんの『新美肌革命』を以前紹介しました。『新美肌革命』の方が、より「心」の部分に重心が置かれています。

本書『美肌革命』は、その前身に当たる書籍。もちろん「心」の部分にも触れられてはおりますが、より実践的な内容です。まずは無印の本書『美肌革命』を読んでから、『新美肌革命』へ進むことをオススメします。

サッとやってパッと結果の出ない話

佐伯チズさんの「美肌」を手に入れるためのステップは、パッとやって結果の出るものではありません。じっくりと時間をかけ、習慣化してゆく中で効果が目に見えてくるものです。

高い化粧品を買えばキレイになる?エステに行けばいい?美容整形でなんとかなるのかなぁ?

従来のお金さえ出せば手に入る「美しさ」ではありません。ですから副題の「お金をかけずにきれいになる」の意味することが見えてきます。

「お金をかけない」ということの意味が、本書『美肌革命』を読むとよくわかります。「お金をかければいい」をやめて、じっくり自分に「手間をかける」に切り替えるのです。

しっかり「手」をかけて、「顔」と向き合う

長々とハートの部分の話を書いてしまいましたが、本書『美肌革命』の核心は、美へ取り組む「心」の部分のお話です。

もちろん、ページの半分近くは、みなさんご存知の「佐伯式コットンパック」の方法や、フェイスマッサージ、リンパマッサージなどイラストもたくさんで紹介されています。

あさよるはこれらを抜き出して、自分用のフェイスエステレシピを作成していました。マッサージや、フェイスケアの手順も、一つ一つはシンプルで簡単なもの。

大事なのは、しっかりと手間をかけること。そして、鏡でよく自分を観察すること。毎日肌のコンディションは変化してゆきますから、その時その時にぴったり合ったお手入れをします。

『美肌革命 お金をかけずにきれいになる』その名の通りの書籍です。肌に革命を起こし、手持ちのスキンケア用品で、じっくりと自分の肌を労ることで、お金をかけずにきれいになります。

あさよるも久々に読み返し、心新たにスキンケアに取り組もうと思いました。

人生のための「美肌」を!

さらに、佐伯チズさんの美肌への考えに触れて、自分の肌を考えることって、人生を考えることなんだと知りました。

自分の顔、容姿について考えると、自ずと自分の肉体的なコンディションや、心と呼ばれる存在のバランスに行き着きます。それらをメンテナンスしながら、自分はどこへ行くのか。

どんな風に生きたいか、どんな年齢を重ねたいか、どんな女性になりたいか。

佐伯チズさんという人物が、女性の生き方の一つのモデルなんだと思います。だから、佐伯チズさんでなければならない、美容法なのでしょう。

あさよるも長く実践していて、オススメできます^^

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『スタンフォード式 疲れない体』|効率よく活動し、疲労を持ち越さない体に

『スタンフォード式 疲れない体』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。すっかり気候も良いですから、土日に行楽に出かける方も多いでしょう。そして、週明けすっきりとリフレッシュして仕事を始めるために本書『疲れない体』はぴったりです。心地よく疲れ、気持ちよく寝て、パチッと目が覚めるような、快適な週明けを過ごしましょう~(^^♪

「疲れない呼吸」を身につける

本書『疲れない体』は、スポーツで世界的に成果を残しているスタンフォード大学からの提案。疲労を客観的に捉える方法と、疲れにくい習慣を手に入れましょう。

まず、疲れを客観的にとらえる方法4つが紹介されていました。

  • 「脈」がいつもと違う
  • 「いろいろな時間」に寝ている
  • 「腰」が痛い
  • 「呼吸する場所」を間違えている

〈「腰」が痛い〉とは、脳が体のバランスを取ろうと、筋肉をギュッと緊張させた状態が続くと陥る状態だそうです。ハイヒールなど、好きな服装によって腰痛になりやすい人もいます。

〈「呼吸する場所」を間違えている〉は、簡単に言っちゃえば、呼吸が浅くて酸欠気味になりがち人です。呼吸が浅くなってしまう理由の一つが、姿勢の悪さだと言います。そして、この「呼吸」が、本書『疲れない体』で多く語られる、疲れにくい秘訣です。

ちなみに あさよるの場合、お酒を飲むと、翌日この4つの状態になっている気がします(;’∀’)>

「疲れない体」のために欠かせない「IAP呼吸法」というものが紹介されています。右の肋骨の一番下、胸骨の一番下、左の肋骨の一番下の3点を結んだとき、点・胸骨の一番下が90度以下になるのが良い姿勢。90度を超えると姿勢が悪いそうです。

『スタンフォード式 疲れない体』挿絵イラスト

呼吸するとき、お腹の中の腹圧で肺に空気が入るので、お腹に空気が入りやすい人=疲れにくい人ってところでしょうか。

効率よく燃やす

あさよるは体験したことありませんが、酸素カプセルに入ると体の疲れが取れやすいと聞いたことがあります。酸素をより多く取り込みやすい姿勢と呼吸法でも、同じように疲労回復しやすいんだろうと思います。

また、腹式呼吸についても触れられています。みなさん、腹式呼吸というと、息を吸うときお腹を膨らまして、息を吐くときお腹をへこますように教えられた記憶があるのではないでしょうか。しかし、本書では息を吐く時もお腹を膨らましたまま、息だけ吐くよう書かれていました。

実はあさよるも、お腹を膨らましたまま息を吐くというコツに気付いた本がありました。それがボイストレーニングの『歌上手になる奇跡のボイストレーニングBOOK』でした。

この本にはCDが添付されていて、CDに合わせて一緒に声を出して、ボイストレーニングができる本です。で、あさよるは一時期マジメに取り組んでおりまして、あるとき「お腹の中を風船のように膨らまして、その風船に響かせるように声を出せばいいのか」と少しコツをつかんだ気がします。そもそも あさよるは、歌の練習というよりは、よく風邪をひくと声をからすので、喉に負担をかけずに喋れるようになればいいなぁとはじめました。そのせいかがあるのかないのかはわかりませんが、なんとなく風邪をひいても喉には来ない気がしています(気のせいかもしれないケド……)

これも、身体に負担を減らして、声を出すメソッドだと考えると、『疲れない体』と共通する部分もあるのかもあんて思いました。

疲れにくい習慣を

『疲れない体』では呼吸法を中心に、睡眠の方法や、眼精疲労の解消の仕方、ストレッチなど、疲れにくい体の習慣が紹介されています。あと栄養もね。

先日ブログでも紹介した『超ストレス解消法』とも関連しているなぁと感じます。結局のところ、「疲れない体」とは、そもそも疲れにくい習慣と、疲れを解消させる習慣によって、その日の疲れを持ち越さないことなのでしょう。それは肉体的にも精神的にも。

あと、睡眠については、同じく「スタンフォード」シリーズ(?)の、『スタンフォード式 最高の睡眠』あたりを

睡眠について知るなら、『4時間半熟睡法』も併せて読んでおいてもいいんじゃないかと思います。

『4時間半熟睡法』はタイトルの通り、いわゆる「ショートスリーパー」のような睡眠生活を手に入れるためのメソッドが紹介されています。といっても、かなり厳密に睡眠時間を計算しないといけないし、実行し続けるのは難しいやり方だと思うので、あまり軽々とオススメもできません。なのになぜ『4時間半熟睡法』をすすめるかというと、「睡眠習慣」について考えるとき、「普通は4時間半では睡眠は足りないんだ」というのもよくわかるからです。

そしてそれを踏まえたうえで、『疲れない体』では「東京の平日の平均睡眠時間は5.59時間」という、驚きの睡眠時間が紹介されていました。この平均値をどう解釈してよいのか悩みますが、とりあえず『4時間半熟睡法』を読んだあとにこの数字を見ると、「大丈夫か?」と心配になります。それくらい、睡眠時間を削るって命を削ってしまうことだから、しっかり計算して完璧に計画を立てなきゃヤバイぞ!? と焦る。

みんな、普通にしていると、疲れをため込んでしまう生活になってるんだなぁと、他人事じゃなく思います。「疲れない体」って、多くの人にとって切実な問題なんじゃないでしょうか。

きちんと章立てされている本でもあるので、中身が気になる方は、記事の最後の目次だけでも読んでみれば、雰囲気はわかると思います(`・ω・´)b

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新 美肌革命 -大人の女性の「素肌」と「心」の磨き方

キレイってどういうこと?

肌を引き立てる髪も瞳も、シルエットまで気配りを!

スキンケアやメイク方法のイラストもたくさん

佐伯チズさんのファンだった(*^^*)

『新美肌革命』の著者・佐伯チズさんはテレビでも活躍されており、お姿を見たことがある方も多いでしょう^^

あさよるも佐伯チズさんの本を過去にも読んだことがあり、チズさんのファンでした。ファンというか「チズ神」と呼び、スキンケアの“いろは”を学びました。

ちなみに、あさよるが一時期教科書として愛読していたのは『美肌革命』。今日紹介する『新美肌革命』の前作にあたる書籍です。

(シリーズものなので、また後日『美肌革命』も紹介したい^^)

素肌の手入れと、心の磨き方

本書『新美肌革命』は素肌のお手入れはもちろん、メンタル面を磨き上げてゆくヒントがたくさん紹介されています。佐伯チズさんが実践なさっている“「心」革命”(第4章)は、羨ましくってため息が出ちゃう( ´Д`)=3

また、年齢別の目指すべき美肌像や、化粧品、基礎化粧品とのつきあい方にも触れられます。

「オイルクレンジングはやめるべき」とキッパリ断言なさっているのは、ちょっと意外に思いました。オイルクレンジングって、天然オイルを使ったりすると美容意識高めなんだと思ってた……。

そして、肌だけではなく、髪や口、瞳のお手入れ。中でも「瞳」の手入れって、見過ごしている人って多いと思います。真っ白な白目は透き通った若々しさを演出します。目は案外汚れやすいですし、寝不足で充血もよくあるコト…。目薬を指して、透明な瞳を目指します。

そして「心」の問題。年齢とともにシミやシワが出てくるのは当たり前。それに過剰に動揺しない。旅やパワースポットめぐりを辻て、互換が研ぎ澄すますことが推奨されています。

スキンケア紹介は少なめ、半分くらい?

『新美肌革命』は、スキンケア方法の紹介はページの半分くらい。

もう半分は、スキンケアの考え方や、肌だけでなく、髪や口、瞳や化粧品に関することです。それらも“美しさ”に欠かせないことですから、全く関係ない話ではりません。ですが、もっとスキンケアのみに注目した書籍をお探しなら、佐伯チズさんの他の本がいいかも?

だけど、カラーの写真やイラストもたくさん掲載されていて、文字も多くありません。図解を見ながらスキンケアに挑んだり、軽い読み物として、テンション上がります。かなり!

自分を受け入れるための「心」の問題

佐伯チズさんは美容の女神(と、あさよるが崇めている)も、10代の頃はご自身の容姿や、一重まぶたに悩んだり、普通の女の子だったそうです。しかし、高校生の頃、本物の「美人」と出くわします。美人と言っても、顔立ちはわからない。だけど、真っ赤な口紅で、爪の先までキレイな赤いマニキュア。その圧倒的の「存在感」に出くわしたんだそう。

美人というのは、顔形のことではなく「美のオーラ」を発している人なんです。

分かる気がします。特に年齢を重ねてくると、どんどん背中が丸くなったり、ドタドタと歩く姿は、どうも老けこんだ感じがしてしまう。パサパサの髪の毛とか、剥げたマニキュアなんかも避けたい。

10代、20代の前半ごろまでは、若いってだけでみんなキレイで可愛らしかった。だから、ちょっとした顔立ちの違いや、細かな差異が気になっていたのかもしれません。

だけど、それを過ぎると、みんなそれぞれの年齢を重ね方をしますから、顔の造作よりも、立ち姿や、自分への手入れの程度や、美意識が如実に全面に出てくるんじゃないかと思います。

美肌とか美容とかって、突き詰めてゆくと、やっぱり自分の「意識」に行き着いちゃうのかなぁと、改めて思いましたし、襟を正されました(-_-;)>

キレイになるのを、諦めなくていい(^^)v

佐伯チズさんの美肌・美容法って、とってもシンプルです。

別に高い化粧品を使う必要もありませんし、今お手持ちのアイテムでも再現可能でしょう(チズさんおすすめの化粧品等は紹介されています)。両手をしっかり使って、じっくりと腰を落ち着けて取り組めばOK。

スキンケア方法や、メイク落とし、お化粧のポイントも紹介されていて、「これは、キレイにならないわけないよなあ」という内容。問題は「どこまで手をかけられるか」です。

現状で、そこまで手間を掛けられないならば、美肌・美容に関する意識変革が必要です。だからこそ、佐伯チズさんの言葉にしっかりと耳を傾け、「なぜそれが必要か」を知るんです。

そして、あさよるの場合は「キレイになるのを諦めなくていい!」と自分で自分に思うようになりました。「どうせ自分なんて」から卒業したんです。

ローションパックとか、上辺の手順だけ一人歩きしていますが、ぜひぜひ、チズさんの思いや考えにも触れてみてください。

(*^^*)V

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憧れのライフスタイル『お風呂の愉しみ』

前田京子さんのバスルームにため息( *´Д`*)=3

あぁ、こんなていねいで、シンプルな暮らしに憧れる。

前田京子さんのエッセンスがステキすぎる!

前田京子さんの手作りスキンケアやオイルの活用アイデアが素敵すぎて、ドハマりしています。と言っても、ハマって日が浅いために、まだあまり実践に移せてないんですけどね……(^_^;)>

グリセリンを使っての化粧水と、オリーブオイルを使ったヘアパックを愛用しています。

これまで、前田京子さんの本を多数紹介しました。

どの本も、前田京子さんのステキすぎるコラムと、憧れのハンドメイドなライフスタイルがありました。

スキンケアやヘアケアも、ハンドメイドのこだわりに包まれて。掃除や洗濯も、とっておきの手作りです。どうやら、作り方次第では、市販のものよりも高品質なものも作れそうなのです。

今回、『お風呂の愉しみ』を読んで、これまでにも増して、ハンドメイドしたい!と意欲がムクムクと湧いてきました。
つい出るのは、「はぁぁあああ~」と憧れのため息ばかり。

なんと!『お風呂の愉しみ』では、ずっと気になっていた前田京子さんのご自宅の様子が少しだけですがカラーで紹介されているのです。整然と並ぶハンドメイドのケア用品。薬瓶に入ってちょこんと出番を待っている精油たち。広くはないけれども、角から角まで気配りが行き届いたバススペース。

ああ、こういうのです。憧れているの、こういう生活なんです(^q^)

そして、前田京子さんの文章もまた、お風呂への愛情。お風呂へのこだわりが溢れかえっていて、うっとり。前田京子さんの本って、レシピ集としても優れていますが、コラムとしても最高です。これだけで癒やされるんですよね。

石けん作りって面倒?それともワクワク?

手作り石けんのレシピ本は、ブログでは紹介していませんでしたが、読んでいたんです。

が、『石けんのレシピ絵本』を読む限り、石けん作りは面倒くさそうですし、これはしないかなぁ~と読み流しました。だって、苛性ソーダとか薬品が必要ですし、一応、劇薬ですからね。準備から大変そうだなぁって思ったんです。

しかし!『お風呂の愉しみ』を読んで、心改めました。前言撤回ぃぃっ!!

どうやら、石けんって、市販のものよりも手作りのほう上質なものが作れるそうなのです。やはり、既成品って多くの人に好かれないといけませんからね。“自分だけ”のこだわりを発揮するには、自前で用意するしかないのです。

どうやら、このレシピで石けんやシャンプーを作ると、泡立ちが良くないようですね。一般的に、モコモコと泡が立ち上がったほうが石けんや洗剤は好かれますから、売られているものは泡立ちが良い物がほとんどです。

あさよると、石けんの思い出

実はあさよる、「泡立ちの悪い石けん」を使ったことがありました。京都の手作り石けん屋さんの商品で、手を洗ってもネバネバするだけで泡が立たないから「イマイチ…」なんて思っていました……。

今になって「あの石けんは、貴重なこだわり石けんだったのね」と理解できました(^_^;)

石けんを育てる…はじめて触れる世界!

石けん作りは面倒くさそうに感じたのも一つですが、「そんなに大量に作ってどうするの?」という不安もありました。牛乳パックで型をとっていましたから、約1リットル分の石けんが完成するのです。

しかし、我らが前田京子先生は、そんな不安も吹き飛ばしてくれます。

どうやら、出来たての石けんは柔らかく減りが早いそう。牛乳パックいっぱいに作っても、案外早くなくなるのかもしれません。延々と、使っても使ってもなくならない!という自体は回避できそうです。

月日とともに石けんが固くなって、色や泡立ちも変わってゆく、というのも、石けんを育ててゆくようで胸踊りました。

お風呂周りのレシピ満載

石けんだけではありませんよ!

歯磨き粉や入浴剤のレシピや、男性用のシェービング後に使うオイルまで。まさにお風呂まわりのアイテムはこれ一つでまかなえます。

また、無香料のレシピもあれば、ハーブや精油を使った香り高いレシピもあります。家族と一緒に使うなら、家族の好みも加味して、ぴったり合うのものを作りたいですね。

あぁ、実はあさよる、お風呂ってあまり好きじゃなかったんですよね。「毎日湯ぶねに浸かりたい!」と思うようになったのは最近の話。それまでは、さっさと風呂場から立ち去りたい人でした。

それが、こんな、お風呂をあつかう本を読んで、お風呂に思いを馳せウキウキするようになるとは!

『シンプルスキンケア』と『お風呂の愉しみ』がおすすめ

前田京子さんのこのステキすぎるエッセンスを楽しむには、『シンプルスキンケア』と『お風呂の愉しみ』がオススメの2冊です。

読み物が充実しており、ハンドメイドレシピではなく、ハンドメイドの素晴らしさや、素敵なライフスタイルのエッセンスをが詰まっています。

レシピに特化した本は、その後に手にしたほうが、よりハンドメイドを楽しめるんじゃないかと思います。

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