読書記録

[書評]批判?トンデモ?話題『土偶を読む』

久しぶりにめっちゃ面白い本を読んだ^^

その名も『土偶を読む』。

人類学者が土偶の謎に挑む!

縄文時代の土偶は、女性の形を模している、というのが定説です。

更に、妊娠した女性の形をしている、とも言われています。

ええ、わたしがこれまでに読んできた土偶の本でもそう書かれていました。

だけど……ちょっと待て!

マジでこれ、女性に見えるの?

全然違うじゃん!

とマジツッコミしちゃったのが本書。

わたしたち、「土偶は人の形をしている」と思い込んでいるからそう見えていたけれども……。

確かに言われてみたら……人間とは似ても似つかない姿をしています。

有名な遮光器土偶だって、ヒトはあんな目はしてないしね。

んじゃあ、土偶ってなんなの?

縄文人たちが食べていた植物や貝などの形を模している!

結論から言うと、土偶は、「縄文人たちが食べていた植物の実や、貝類の形をしている!」というのが本書の主張です。

著者が実際にフィールドワークをして、地面の実を拾って比べたり、貝塚へ赴き、貝殻を比べたりして結論してゆきます。

最初はまあ、「確かに似てることはないけど……うーん」って感じですが、事例を次から次に見せられているうちに、もうそういう風にしか見えなくなってくる不思議。

特に、現代のゆるキャラと、同じモチーフだと思われる土偶を比べてみると……瓜二つ。

似すぎていて、もうそうとしか思えない。

著者は人類学者ということで、土偶の専門家とは違った視点でスタートしているのが面白いですね。

みうらじゅん賞受賞!土偶は「ゆるキャラ」の元祖?

『土偶を読む』は2021年のみうらじゅん賞も受賞しています。

というのも、土偶は「ゆるキャラ」の元祖だということだから。

みうらじゅんさんのYouTubeチャンネルでは、受賞の経緯と、そして竹倉史人さんの受賞のコメントも配信されているので、見てみてください。

一応、『土偶を読む』の反論も置いておく

新たな土偶の解釈なので、議論を読んでいます。

ということで、反論を掲載されている方もいらっしゃったのでリンクを張っておきます。

土偶は植物そのものという新解釈をめぐって(PDF)

『土偶を読む』を読んだけど(1)

どちらも素人のわたしでも読める内容だし、丁寧に書かれているのでよかったです。

土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎

  • 竹倉史人
  • 2021/4/25
  • 晶文社

目次情報

はじめに
序章 人類学の冒険

第1章 土偶プロファイリング① ハート形土偶

第2章 土偶プロファイリング② 合掌土偶・中空土偶

第3章 土偶プロファイリング③ 椎塚土偶(山形土偶)

第4章 土偶プロファイリング④ みみずく土偶

第5章 土偶プロファイリング⑤ 星形土偶

第6章 土偶プロファイリング⑥ 縄文のビーナス

第7章 土偶プロファイリング⑦ 結髪土偶

第8章 土偶プロファイリング⑧ 刺突土偶

第9章 土偶プロファイリング⑨ 遮光器土偶

第10章 土偶の解読を終えて

掲載土偶一覧

おわりに

竹倉 史人(たけくら・ふみと)

人類学者。
独立研究者として大学講師の他、講演や執筆活動などを行う。
武蔵野美術大学映像学科を中退後、東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。
2019年、東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程満期退学。
人類の普遍的心性を探求すべく世界各地の神話や儀礼を渉猟する過程で、縄文土偶の研究に着手することになった。
著書に『輪廻転生――〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語』(講談社現代新書、2015)など。

面白い!オススメ!新選組小説一覧!7選

今なおレジェンドであり続ける新選組。

未だに新たにドラマや映画、マンガに小説と、メディアを超えて語り継がれています。

今回は新選組を題材にした小説を集めています。

一度は読んでおきたいものばかり。

ド定番の有名どころから、「なう」な作品まで。

「あなたが選ぶ新選組小説」も教えてくださいね~!

1.『竜馬がゆく』/司馬遼太郎

まずはド定番の司馬遼太郎。

しかし、あえての『竜馬がゆく』をおすすめ新選組小説として挙げたい!

なぜなら、竜馬の話だというのに、新選組についてもかなり大きくページを取っているからだ。

新選組の池田谷騒動については、司馬先生の『新選組血風録』の「池田屋異聞」なんかよりも全然詳しく遥かに長い。

事細かに、まさに「見てきたように」書いてあるのだ。

『竜馬がゆく』の連載と、『燃えよ剣』(新選組・土方歳三が主人公)の連載が同時期だったそう。

そこで、『竜馬がゆく』の小説の中では、竜馬と土方がバッタリ京都の街かどで出会うシーンもある。

二人のキャラクターの違いが楽しかったりする。

2.『壬生義士伝』/浅田次郎

映画化もされ、そちらも名作なのが『壬生義士伝』。

新選組の監察方だった吉村貫一郎は、貧しさから脱藩し、新選組に入隊する。

小説では、「吉村の苦しい独白」と、そして「後の時代の証言」が交互に差し込まれ、徐々に「あのときなにがあったのか」が浮かび上がってくる。

愛と苦しさに満ちており、圧巻の上下二巻。

3.『幕末純情伝』/つかこうへい

沖田総司は実は女だった!

で、土方歳三に恋してる。

好きな男のために人を斬る、斬る。斬る!

坂本龍馬や桂小五郎も登場し、なにがなんだか。

女の子の恋の疾走感。

ハンパじゃない。

4.『虹の生涯 新選組義勇伝』/森村誠一

元御庭番の4人が、新選組の「影」として暗躍する。

先が見えない時代。

一度は隠居した元御庭番たちはどのように乱世を生き抜くのだろうか。

設定が面白く、文も森村誠一。

間違いない。

5.『相棒』/五十嵐貴久

徳川慶喜暗殺未遂事件の、犯人捜しの密命を受けたのは……。

土方歳三と坂本龍馬。

しかも与えられた時間は二日間。

二人がタッグを組み、事件の真相を追ってゆく。

2022年にはドラマ化も。

6.『黒龍の柩』/北方謙三

新選組・土方歳三の「新しい解釈」を北方謙三氏は提示している。

これまでにない土方のキャラクターは、彼の考えや行動を変えてゆく。

それは時代を動かし、ラストの展開まで変えてしまうのだ。

歴史的事実をなぞり、きちんと「お約束」も踏まえながらも、驚きの展開を見届けてほしい。

7.『新選組のレシピ』/市宮早記

現代の料理人が幕末にタイムスリップ。

料理の腕を頼りに、新選組の料理人として認められ、なんとかやってゆくことに。

新選組の面々とのやりとりが良く、伏線回収も気持ちいい「イマドキ」な新選組モノ。

ナメてちゃダメよ。

番外編・『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』/和月伸宏

新選組「小説」の紹介だっていうのに、だけどどうしても挙げたいのが『るろうに剣心』。

ご存じ週刊少年ジャンプで連載されていた、未だ人気の衰えない伝説のマンガ。

幕末・明治維新もののマンガといえばこれでしょ。

すごい!左利きの特徴

こんにちは。あさよるです。

わたしは右利きなので、左利きの人ってちょっと不思議な存在です。

左利きの人は、全体の1割しかいないそうです。

想像よりも少ない数字ですね。

さらに、右利きの人とは脳の使い方も違っているので、左利きの人の特徴もあるそう。

そう、左利きってすごいんです。

左利きのすごいところ

左利きは右脳・左脳、両方の脳を使っている

左手を使うとき、右脳を使います。

左利きの人は右脳をよく使っているのです。

一方で、言語を司っているのは左脳です。

つまり、左利きの人が文章を左手で書くと……

左脳で言葉を考え

  ↓

その情報を右脳へ伝え

  ↓

そして右脳が腕に命令を出すのです。

左利きさんは、右利きさんよりも右脳と左脳両方を使う機会が多いのです。

右脳は「ひらめき」「直感」が得意!

左利きさんがよく使う右脳は、ひらめきや直感を生む脳でもあります。

創造的な脳なんですね。

「ひらめき」「直感」は、意識で追えないほどのスピードで繰り出されるロジックではないか。

そう、『すごい左利き』の著者・加藤俊徳さんは書いておられました。

細かく順を追っていくと理由はあるんだけれども、それを追えないほどの猛スピードで繰り出されるロジックが「ひらめき」「直感」だということですね。

なるほど。

左利きは才能だとおっしゃる所以です。

最強の左利きになる!

左利きはそれだけで10%の特別な存在ですが、脳の使い方の傾向を見ても、個性的なようです。

持って生まれた才能がもともと備わっているということです。

しかし、才能は持っているだけでは光りません。

磨かないとね!

ということで、『すごい左利き』では、

  • 情報を集めて教養を増やすこと
  • 直観を言語化すること

を強化しようと呼びかけています。

左脳を鍛え、そして右脳と左脳のつながりを強くすると、最強なのです。

左利きさん、大丈夫!

左利きの人は、小さいころから不器用だったりして、劣等感を持っている人が多いそうです。

無理やり右利きに矯正されて、辛い思いを経験した人も少なくないでしょう。

「でも、大丈夫」

それが『すごい左利き』からのメッセージでした。

小さいころ大変な思いをしたけど……

今もそのときの辛さを引きずっているかもしれないけれど……

だけど大丈夫。

持って生まれた才能があるんです。

その才能を磨こうよ。

そう優しく訴えかけています。

1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法

目次情報

はじめに――私は左利きだったから世界で最初の「脳内科医」になった

序章●すごい左利き

第1章●「直感」がすごい――ひらめきで人生が好転する

第2章●「独創性」がすごい――豊かなアイデアが生まれる

第3章●「ワンクッション思考」がすごい――ひと手間が脳を強くする

第4章●「最強の左利き」になる

おわりに――左利きも右利きも、脳の違いを知ればうまくいく

参考文献

[書評]テレビリサーチャーという仕事

「テレビリサーチャー」という仕事があるらしい。

簡単に言っちゃえば、テレビ制作にあたり、番組のネタの裏取りをするのが主な仕事だ。

テレビという華やかな世界を支える、地味だけど大事な裏方の仕事なのだった。

「調べる」ことが仕事

バラエティー番組で、タレントがちょこっと口にするネタも、本当かどうかの裏取りが必要だ。

クイズ番組や教養番組では、知識そのものがネタになるため、事前のリサーチがとても大切になる。

そのために、あらゆることを「調べる」のがテレビリサーチャーの仕事だ。

番組会議で、その場のノリで誰かが口走っただけのことでも、その裏を取らなきゃならないらしい。

正直、大変な仕事だろう。

しかし正直、ちょっと気になる仕事である。

なぜかって?

だって、図書館にこもって、コピーにとった資料を読み込むことが仕事になるだなんて、面白そうじゃないか。

図書館(書籍)で調べ倒して、WEBは基本信頼しない

ちょこっと(というか、かなり)耳が痛いのは、「調べる」ためにはまずは書籍の資料を読み込む。

とことん読み込む。

ほとんどこの作業が中心みたいだ。

わたしたちは、ついうっかりWikipediaでまずは下調べをしたくなってしまうが、それは最後の最後らしい。

というか、WEBの情報はほとんどアテにならないと思った方がいいのかもしれない。

確かに、ある程度のネットリテラシーのある人なら、著者の言う真意が汲めるんじゃないかと思う。

今後、YouTubeやWEBにも登場する仕事かも

情報の裏取り。

それを専門にする仕事。

今回はテレビの裏取りのプロ「テレビリサーチャー」の仕事を知ったけれども、この仕事って今後WEBの世界でも登場して広まるのかもしれない。

たとえばYouTuber。

視聴数が多く影響力のあるYouTuberになればなるほど、発信する情報の裏取りも必須なんじゃないだろうか。

情報ブログみたいなのももちろん。

今は野放しな状態だけれども、今後どうなってゆくのか。

「調べる」ことを仕事とする人は、今後増えるのかも?

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[レビュー]「最強脳」の作り方 スマホ脳先生の特別授業

脳にとって最強の訓練は、運動らしい。

それはもう、やっぱりそうらしいのだ。

そのへんは、『脳を鍛えるには運動しかない!』という、そのまんまのタイトルの本なんかに詳しい。この本では、特に有酸素運動(つまりジョギング)の有用性が書かれている。

『脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方』

そして今話題の『最強脳』だ。

この本は、2021年にヒットた『スマホ脳』のアンデッシュ・ハンセン先生が、子どもたちにも伝わるよう、より嚙み砕いた表現で脳の鍛えた方・最強脳の作り方を解説したものだ。

最強脳というのは、勉強ができるようになったり、記憶力がよくなるだけじゃない。ゲームがうまくなったり、心の平穏を保つことにもつながる。

ドーパミンを手なずけろ!

わたしたちの脳はストレスがかかるとドーパミンを分泌します。

太古の昔、敵の動物に見つかったわたしたちの祖先は、とっさに、逃げるか隠れるか戦うかを判断するため脳をフル回転させたのです。その時にドーパミンが一役買ったのです。

ドーパミンというのは、脳内麻薬であり、快楽を感じる物質でもあります。

敵から逃れられたとき、ドーパミンにより気持ちのよい思いをしたことでしょう。

『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』|誰もがドーパミン依存!?

運動でドーパミンを分泌させよう

現在、トラやライオンと遭遇することはありませんが、ドーパミンの気持ちよさは相変わらず。

てっとり早く簡単にドーパミンを得られる機械が「スマホ」です。

そしてスマホの危うさを説いたのが前著『スマホ脳』でした。

しかし、スマホ以外にもドーパミンを分泌させる方法があります。

それが「運動」なのです。

脈拍の上がる運動を

どんな運動が適しているかは本書で確認してほしい。

それぞれの生活スタイルや体力の塩梅もあるだろう。

ただ「ドクターの処方箋」という一口コラムでこうあった。

最低20分、できればそれより長く、

脈拍が上がる(心臓がドキドキする)運動を。

集中力は運動後の数時間しか続かないので、

朝や午前中に運動するのが良いでしょう。

朝、登校前にちょっと遠回りして、いつもより早歩きで学校を目指す感じです。

大人の場合は、出勤時、一駅分自分の足で歩いてみる感じでしょうか。

20分以上早歩きをしたら、そりゃ目が覚めて頭がシャキッとするでしょう。

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新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

昨年中もコロナ禍は続き、不安な時間を過ごされた方が多いかと思います。

すっかり人と会あったり集まったりする習慣がなくなってしまったので、部屋で一人で本を読んだりYouTubeを見て過ごす年末年始です(;’∀’)

短いご挨拶になりますが、本年もよろしくお願いいたしますm(__)m

キツネにだまされなくなった僕たちは…今は何に騙される?

わたしの祖母は二人とも、キツネにだまされたことがあるらしい。
一人の祖母は、夜の田んぼ道を歩いていると、歩けど歩けど前へ進めなくなってしまった。おかしいなあと歩いていると、突然知らない人に肩を叩かれてハッと気が付いた。どうやら、同じ場所をぐるぐると回っていたようで、不審に思って声をかけてくれたらしい…。
もう一人の祖母は、家へ帰ろうと峠を越えた途端、真夏なのにスーッと空気が冷たくなり、ゾッとしていると、目の前に狐火を見たんだとか。

昭和40年ごろまで人はキツネにだまされていた……らしい

「キツネにだまされる/化かされる」というのは、ある年代の人までは、日常の中にあった経験だったようだ。
(ちなみにわたしの祖母は、大正生まれと、昭和一桁台生まれだ)

内山節さんの『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』によると、1965(昭和40)年くらいを境に、「キツネにだまされた」という証言がなくなるらしい。
反対に言えば、それ以前の日本人はキツネにだまされていたということだ。

それは、その頃にわたしたちの生活、思想が変わったことも原因だろうし、キツネと人間が生きていた里山や雑木林の様子が変わったのもその頃だ。
わたしたちの生きる世界を取り巻く環境(それは外的にも内的にも)様変わりしてゆくのが、ちょうどその頃だったのだろう。

ちなみにわたしの祖母は、キツネにだまされただけではなく、葬式の日に火の玉も見たことがあるらしい。
その世界では、山ではキツネの他にもタヌキやムジナが人をだまし、川では河童がいたんだろう。そういう世界で、少し前までの日本人は生きていたのだ。

外国人はキツネにだまされない

先に挙げた『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』の中で、面白い話があった。
明治維新後、農業を教えるため、農村に西洋人がやってきた。
もちろん日本人と同じように農作業をして、一緒に生活をするのだけれど、なんと彼らはキツネにだまされないのだ。
「そんなことってある?」
と、当時日本人の間で話題になったそうである。
それだけ、「キツネにだまされる」というのは生活の中で当たり前のことで、その当たり前の経験をしない外国人が当時は珍しかったのだった。

わたしたちはキツネにだまされなくなった。それは、わたしたちが西洋化したということなのかもしれない。
ここでいう私たちは、「庶民」とか、そういうニュアンスだ。

落語「七度狐」

上方落語で「七度狐」という噺がある。ポピュラーな噺なので知っている人も多いかもしれない。
旅の途中の二人組が、あるとき七度狐を怒らせてしまう。
これはしつこいキツネで、一度悪いことをすると、七度は仕返しをしてくるというキツネだ。
まんまと七度狐にだまされ続ける二人組がおかしい噺だ。

この噺、今となればバカな噺なんだけれども、その、1965年以前の、人々が日常的にキツネにだまされれていた時代には、どんな風に聞かれていたんだろうか。
キツネにだまされる、ということが現実味があるとすると、今とは感じ方が違うだろう。

キツネにはだまされなくなったけど、代わりに何にだまされるようになったんだろうか

結論を言えば、テレビとか、広告とか、そういうようなものにわたしたちはだまされるようになったんだろうか。
テレビで一時期話題になり、テレビを見ながら一緒に怒ったり批判したり心揺さぶられたことも、時間が経てばすっかり忘れてしまっている。
そして、そのことを振り返ったとき「なんでそんなに怒っていたのだろう」とキョトンとすることも多々ある。
こういうのを「キツネにつままれた」というのではないだろうか。

現在のコロナ禍でも、日々さまざまな情報が飛び交い、報道され、そしてわたしたちの心は揺さぶられている。
その中には本当のこともあれば、無暗に不安にさせるだけのものもあるだろう。
時間が経ち、落ち着いて今を振り返ることができる日が来れば、「○○にだまされていた」と思うこともあるんだろうか。

キツネのせいにするのではなく、きちんと事象を見極めていきたいものですな(`・ω・´)フンス!

大阪大空襲の夜、地下鉄が人々を救った……という都市伝説は本当か!?

1945年3月の大阪大空襲の夜、炎から逃れ地下鉄のホームに逃げ込んだ人たちがいた。

当時、空襲にあっても地下へ逃げてはいけないとされていた。関東大震災の際、地下に逃れた人たちが、火災の熱によりたくさん亡くなった経験があったからだ。

しかし、ほかに逃げ場はない。

これからどうなるのか……と皆が不安になっているところへ、地下鉄がホームに入ってきた。
そして、人々を乗せ、空襲に合わなかった地域へと運んだのだ。

……という噂・都市伝説が大阪にはあったそうだ。

この噂・都市伝説は本当か!? ということろに迫ったのが坂 夏樹さんの『命の救援電車』だ。

まず、当時の資料は焼却処分されているようで、客観的資料はない。つまり真相は闇の中なのだ。

『命の救援電車』では、代わりに証言をたくさん集めていくことで、確からしさをあげてゆく。

実際に地下鉄に乗ったという証言を集めていくと、心斎橋駅に逃げ込み、梅田駅まで運ばれ助かったという人が多数派。(この日の空襲では、梅田は被害にあっていなかった)その区間を地下鉄が走ったのはどうやら本当らしい。

本書はその証言を積み上げて、当時の様子を推測してゆく過程が興味深く、読みごたえがあるので、ぜひ本書を手に取ってみてほしい。聞き書きなどの宿題をする生徒さんなんかにも役立つ本だと思う。

戦時中、人員が不足していて、子どもたちが電車を運転していたなど、当時のことを知れるのもいい。

命の救援電車 大阪大空襲の奇跡

  • 坂 夏樹
  • さくら舎
  • 2021/1/8

目次

序章 大空襲の夜、地下鉄が走った

第1章 歴史に埋もれた「謎の救援電車」

第2章 あの日、何があったのか――証言が語る大空襲下の希望の光

第3章 命を運んだ電車は3本あった――見えてきた救援電車の全貌

第4章 戦時地下鉄、ベールの向こう側

第5章 戦争に翻弄された少年少女たち

あとがき

中田敦彦『独学の教科書』

オリエンタルラジオの中田敦彦さん・あっちゃん、大活躍ですよね。

わたしもエヴァンゲリオンの4時間強の解説動画を見ました。本の解説なんかもなさっていて「ほほう、こんな本が話題なのか……」とチェックもしています。

本書『独学の教科書』は2019年の出版。

勉強は面白い!

本書の主張はただ一つ。

「勉強は面白い!」

これに尽きるでしょう。

勉強というのは、学校のテスト対策とは違います。というか、テスト対策を勉強だと思っちゃうから面白くないのかもしれませんね。

本書では、歴史、文学、政治・経済、英語の勉強法、面白いポイントに触れつつ、独学の方法が紹介されます。

歴史も、テスト対策の暗記をやめて、全体の流れを把握したり、好きな歴史上の人物(推しメン)を突き詰めて調べてみたり、人間ドラマとして捉えると、見方がぐっと変わるでしょう。

日本史でも、覚えるべき年号をたった12個に絞られています。しかも、それらも語呂合わせで覚えちゃえばOK。ポイントだけ押さえとけば全体の流れがわかりやすいってことなんでしょう。

わたしは元々歴史は好きなので(得意ではない)、歴史の本を読むこと自体は楽しくできます。この楽しさを忘れないようにすれば良いのだと元気が出ました。

アウトプットしよう!

序盤で中田さんの「中田式独学のルール」が取り上げられます。

  • 「読書」の目的を明確にする
  • 情報収集は「1冊の本」を軸にする
  • 本で学んだ知識を「体験」してみる
  • 「誰かに話すこと」を前提に本を読む
  • 「テレビ番組」を学びのツールにしない
  • 「歴史」を軸に、その他の分野を横展開で学ぶ

箇条書きにするとこの6つ。

勉強というと情報をインプットすることをイメージしていましたが、アウトプットすることまで含んで勉強じゃないかと思いました。

中田さんはYouTubeで表現することがアウトプットになるのでしょう。わたしの場合だとブログ? どんなツールでもいいと思います。人に話して聞かせるのでもいいと思います。だけど、本を読んで、頭に知識を詰め込んで終わり、ではなく、その先にアウトプットが必要なのです。

「アウトプットするために勉強する」って言ってもいいかもしれませんね。

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立川談春『赤めだか』|落語を知らない人にもめちゃ面白い

こんにちは。落語が好きな あさよるです。

今回、『赤めだか』を読んだんだけど、きっかけは、米津玄師さんの『死神』のMVだったのかもしれない。

これきかっけで、YouTubeで「死神」の動画なんかをいくつか見まして、その流れで、「落語と言えば、やっぱ立川談春さんの『赤めだか』は名作だよなあ」とか思い始めて、手に取った次第です。

本当は、本じゃなくて談春さんの高座が見たいんだけどね~ (´・ω・)(・ω・`)ネー

落語を知らない人/興味のない人にもおすすめしたい!

著者は落語家さんですが、落語の知識のあるなしは関係なし。

落語を知らない方/興味のない方にとっても、『赤めだか』は良い本だと確信しています(`・ω・´)b

なんで良い本なのかを説明します。ポイントは2つ!

立川談志という天才を間近で目撃してしまった遭遇記

『赤めだか』は落語家の立川談春さんが、立川談志さんに入門して、真打になるまでのお話です。

特に、前半の前座時代のお話は、師匠・談志とのエピソードが満載。師匠の言動は弟子たちからすれば奇想天外で、振り回されっぱなし。夢を持って入門してきたのに、夢をあきらめてゆく兄弟弟子もいる。

そう、師匠・談志は天才なのだ。

そしてこの『赤めだか』は天才に惚れ、天才を間近で目撃した目撃譚なのだ。

我々凡人は、普通に生きていても天才なんてすれ違うこともないだろう。そういう意味で、かなり稀有な経験をした人の話として貴重なのだ。

圧倒的な存在を前に、無力な談春少年の話は興味深く、そしてめっちゃ面白い。

「師匠」と「弟子」という関係性

2つめ。

友達とも、家族とも、恋人とも違う、「師匠」と「弟子」という関係性。多くの人にとっては縁遠いものです。

仕事上で先輩後輩や、上司や部下という間柄はあるけれども、「師匠」と思うべき存在に出会える人って稀なんじゃないでしょうか。

談志師匠は……なんで表現したらいいんでしょうか。他人事として読んでいる分には、奇抜でおかしくて、時々愛らしくて……というように読めるんですが、実際のところはそんな言葉じゃいい表れない関係なのだろうとも推測できます。

師匠と弟子の関係性については、内田樹さんの『先生はえらい』なんかもおもしろく興味深かったです。あわせてどうぞ。

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[書評]『書いて、捨てる』|ミニマリスト思考法を

ぐるぐる同じことを考えてしまって、何も手に付かなくなったことってありますよね。解決法として、紙に書き出してみることがあります。

紙に書いてみると、意外と問題の数が少なく感じたり、具体的に見える化することで、どこから取り組んでゆけばいいのかわかったりします。

もし今、紙に書き出す習慣がないのなら、筆子さんの『書いて、捨てる』を読んでみませんか。

内容はいたってシンプル。頭の中のことをノートに書き出して、ごちゃごちゃした頭の中を整理しようというもの。

「書く」って、とっても大切で重要なことなんですよ。

思考もミニマリストに、洗練できる

ミニマリストをすすめる本はたくさんあります。今はYouTubeでもミニマリストの方のチャンネルがたくさんありますね。

ミニマリスト=何もかも捨ててしまう人というイメージがあるようですが、よくよく話を聞いていると、自分にとって特別なものを選び取って、特別な生活をしよう、ってことを仰られてる方が多いように思います。あとは、単純に物を買わないから「貯金ができる」ってお金の話も。

物を減らすだけではなく、頭の中の荷物も整理しちゃおう、というのが本書『書いて、捨てる』です。

そのタイトルの通り、書く、つまり頭の中のことを紙に書き出す。可視化して、そして頭の中のごちゃごちゃを捨ててしまおうというもの。

書き出すことで整理され、思考が洗練されるというものです。

ノートに書いたら解決した! 実体験

ここでわたしの実体験。

ノートに、今の問題点を書き出したんです。「部屋が片付かない!」「机の上が物だらけ!」「物が多すぎる!
」なんてことを。

そしたらね「意外と問題は少ないな」と気づいたんです。ノートに書く前は、もっと問題は山積みで、しかも込み入った問題だらけだと思ってたんですよね。だけど、書き出すと「こんだけしかないの?」と。

そして、次の日には、その問題を解決しにかかれました。

面倒くさくて後回しにしていた役所関係の手続きや、粗大ごみの撤去や、書類の整理など、一気に取り組めたんです。

ずーっと頭の片隅で「あれやらなきゃな~」と思い続けていたことが、可視化されたことで、具体的に取り組めるようになったんですね。そして、大体のことは一日で終わってしまいました。悩んでいた日々は何だったの? とうれしい悲鳴。

持ち物を減らすように悩みも捨てる

本書では4つのノートの使い方が説明されます。

  • 管理ノート – 不要な買い物習慣を捨てる
  • ストレスノート – ネガティブな声を捨てる
  • 感謝ノート – できないことに注目する思考を捨てる
  • 日記・手帳 – やらなくてもいいことを捨てる

4つのノートを通して、習慣や思考のクセを捨て、新たな習慣・思考へ移行するのです。

ノートとペン、これだけ。アナログで

本書では紙のノートとペン、アナログな方法が推奨されています。 

もちろんスマホやタブレットの利便性もありますから、わたしもそれは否定しません。だけど、紙とペンで書き出す方が思考が整理されやすいというのは、わかる気がします。

書き出した時の一覧性や、ページをパラパラとめくることで過去に書いたことを参照出来たりします。そして線を引いたり絵をかいたり、付箋を使ったり、切ったり貼ったりも感覚的にできるのも利点だと思います。

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[書評]【要約】『スマホ脳』|スマホは悪いことだらけ

こんにちは。あさよるです。

『スマホ脳』というキャッチーなタイトルがずっと気になっていました。

最初にこの本のことを知ったのは、岡田斗司夫さんのYouTube動画でした。

『スマホ脳』の内容が岡田さん目線で面白くまとめられていました。

これは読むっきゃないでしょ!

脳はマルチタスクが大好き!スマホ大好き!

わたしたちの脳は厄介なことに、マルチタスクをするとドーパミンが分泌されるそうです。つまり、マルチタスクは気持ちいい。気持ちいいからやめられない。

スマホはマルチタスクを簡単にさせてくれます。勉強しながら、仕事しながら、メールチェックをしながら、Facebookをチェックしながら、友人の投稿に「いいね」しながら、リプライをしながら~……と、スマホがあればいくらでもマルチタスクがインスタントにできちゃうんです。

ドーパミンどばどば!

きもちいい!

やめられない!

だけれども、ご存じのように、マルチタスクをすると生産性が下がってしまいます。注意力散漫状態になってしまうからです。生産性のことを考えるなら、一つ一つの作業に集中するのが吉。

なのに、わたしたちはドーパミンの誘惑には打ち勝てないのです。

つまり、スマホを手放せない。こんなに簡単にドーパミン(つまり脳内麻薬)を分泌させてくれる便利な道具なんですから。

ドーパミンについては、中野信子さんの『脳内麻薬』で詳しく紹介されていました。

SNS疲れは本当だった。うつの原因に…

スマホを手放せない大きな理由の一つは、SNSをやめられないって人も多いでしょう。

人間はつながりたがる生き物で、人間の脳は人のうわさ話が大好きです。それは太古の昔から人類が生き残るために必要な能力だったからです。群れの中の人間関係に注意をはらい、みんなからハブられないことが重要だからです。

「動物としてのヒト」の習性として、SNSがやめられないのは当然なのです。

しかし、SNSのタイムラインを眺めていると、嫉妬心が煽られたり、うつ気味になってゆく人が多いそうです。

SNSに疲れてしまう……というのは本当のようです。

体調管理の一環と割り切って、SNSから、スマホから一定距離をとる時間も必要なんでしょう。

スマホはほどほどに。適度な運動をしよう

本書『スマホ脳』の結論として、今のスマホ、今のSNSのあり方のままでは、脳にはいい影響がないとしています。

大切なことは、スマホを手放す時間をつくること。そして適度な「運動」を。

「スマホ脳」というショッキングなタイトルですが、最終的にたどり着く場所は、いたって平凡。しかし、平凡だからとバカにしてはいけません。

実験として、スマホのない生活を被験者に過ごしてもらったところ、その実験から脱落してしまう人が続出したのです。つまり、「スマホを手放すことができなかった」のです。

みんな、頭ではわかっているんです。スマホはよくない。スマホは時間泥棒! スマホ時間を減らすべきだ! しかし、すでに我々はスマホ中毒。正しい行動はわかっているんだけれども、それを実行できない脳になってしまっているのです。

道具は使いようですが、「中毒」となると話は変わってきます。すでに自分の意志だけではどうにもならない存在になっているスマホ。

スマホなしの生活、想像できますか?

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『読書革命』|アウトプットまでが読書です

こんにちは。あさよるです。

読書、してますか?

わたしも本は読むのですが、悩みがありまして……それは、読んだ本のことを忘れてしまうこと。新しい知識に触れても、それも活用できないこと。

「読書」。ただ本を読むだけのことなのに、奥が深いです。

すでに答えは本にある

副題が“「本の読み方」で人生が思い通りになる”です。

「はじめに」では、こんな風に読書が紹介されます。

 本を読んで解決しない問題はありません。仕事、お金、人間関係、恋愛、結婚、子育て、幸せなど、人間の悩みは昭和、平成、令和、いつの時代も同じです。
 そして、本はこれまで生きてきた人間の悩みを解決するために作られてきた歴史があります。
 つまり、あなたが悩んでいる内容の大半は本を読めば、その解決方法が見つかるのです。

P.5-6

とあります。

人間の悩みというのは大きくは時代を経ても変わりなく、その対処法は既に本に書かれて本棚に並んでいるのです。わたしたちはその本を見つけ出し、手に取り、読むことで、問題は解決します。

だから、「人生が思い通りになる」なのです。そう言われると心強いですね。

読書から「アウトプット」へ

読書はアウトプットまでがセットだと強調されます。アウトプットすることが最高のインプットだからです。

人に話して聞かせることでも構わないから、どんどんアウトプットしてゆくことが大事なのですね。わたしのオススメはブログに書くことですw 「きっと読んでくれる人がいる」という前提で書くブログは、個人的にノートに書く読書メモとは違います。

「教えるつもり勉強法」というのも紹介されています。人に何かを教えてあげる前提で本を読むってことですね。人に教えるには、より理解が必要ですから、良いトレーニングになるように思います。

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『めんどうなことなしで速読できる方法を教えてください』|時短して考える時間を

こんにちは。速読に憧れる あさよるです。

わたしは本を読むのが遅い方じゃないかと思っています。普段は時間がないのでササっと斜め読みしてしまうことが多いのですが、これだと内容が頭に入ってこなくて、結局2度3度と同じ所を読み返してしまったり……。

速読……憧れの存在ですから、つい手に取ってしまう本であります。今回は『めんどうなことなしで速読できる方法を教えてください』という、わたしの欲求そのまんまのタイトルの本を見つけてしまいました。これは読まねば。

速読する→余った時間を「考える時間」に

まず、「速読をしてどうしたいのか」という根本的な問いが投げかけられます。確かに、「速読したい」と願っていた割には、そこ、突き詰めて考えていなかった。

本書では、速読をすることで余った時間を「考えるための時間」に充てるんだと解説されています。本を読んで「理解する」ってのが大事。だから、その本に使う時間の長さ自体はそのままで、内訳が変わるんですね。

そんで、速読というのは、1行を読むのに1秒速くなるだけでも、速読だと説明されます。たったの1秒ですが、1ページ15行として、1冊200ページの本だとすると、全体で3000秒。つまり50分短縮できます。50分の考える時間を得られるってことですね。

速読ってそんな小さな積み重ねなんですね。

速読トレーニング・目の訓練

本書、速読の本なので、速読トレーニング方法も少しだけ載っています。

平たく言えば、視野を広く取れるようにと、目を早く動かせる訓練、ってところでしょうか。この辺は「めんどうなことなしで」とはいいつつ、まじめにやるしかなさそうです。

わたしの経験だと、本のサイズが小さいと、目を動かす距離も縮まるのでめっちゃ早く読めるんですよね。なので、タブレットで本を読むよりも、小さめのスマホ画面の方がスピードは速い。しかし、情報を処理するスピードも上げなければならないので、集中力もより必要で、めっちゃ疲れます…。

本書にあるように、劇的なスピードアップを目指すよりも、1秒、2秒と小さな時短を目指す方がいいのかもしれません。

速読する本、じっくり読む本…読書のバリエーションを

本書によると、速読すると、それだけ味気ない読書にはなってしまうみたいですね。

ということは、じっくり堪能する読書もあってもいいし、速読する読書もあってもいい。つまり、両方の読み方ができるのが一番いいてことだと理解しました。

これまで「読むのが遅いかも」と思ってらっしゃる方も、その読み方も大事にしつつ、1秒速い読書も実践してみる。その両方でいいんです。

わたしの気持ちも少し楽になりました。

ただ、やはり読書って刺激的でやめられないものです。やっぱ1冊でも多く読みたいな。ちょっとでも早く読みたいなと思います。

速読……トレーニングしてみるかな。

「速読」を扱ったほかの本

『齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!』

「3色ボールペン」や「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝さんも、速読は誰でもできるとおっしゃっています。それが『齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!』。

本を早く読んで、読み飛ばしちゃってもいい。そして、読んだ本の内容が2割くらいわかればいいじゃないか、と。その代わり、早く何度も繰り返して読むことで精度を上げればいいとしています。

宇都出雅巳『速読勉強法』

宇都出雅巳さんの『速読勉強法』でも、勉強のための速読が紹介されます。

こちらも、本を速く繰り返し読むことが推奨されていますね。

本を読むには、初めての一回は時間がかかります。だけど、同じ本を二回読めば、二回目は速度が上がるはず。三回目、四回目はもっとです。そうやって繰り返し読んで目標に近づきます。

資格試験の勉強にもよいやり方じゃないでしょうか。

『スポーツ速読完全マスターBOOK』

『スポーツ速読完全マスターBOOK』は速読の訓練をスポーツに活かす本です。面白いですよね。

目を素早く動かし、集中して本を読む訓練を通して、スポーツに必要な能力を鍛えようというものなんです。変わり種として楽しんでみてください。

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縄文遺跡が世界遺産に|おすすめ本

こんばんは。あさよるです。

北海道・青森県・秋田県・岩手県にまたがる「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産になる見通しだそうですね。

縄文時代というと、ロマンがかきたてられる時代です。

あさよるネットでも「縄文」に関する本を紹介した記事がありました。この機会に読み返してみてください。

『知られざる縄文ライフ』|歴史を知ると未来がわかる?

『縄文とケルト』|エンド・オブ・ユーラシアのよく似た遺跡

『はじめての土偶』を読んだよ

最近読んだ本の中では『縄文探検隊の記録』が面白かったです。

夢枕獏さんが聞き手になり、縄文時代の研究をされている先生との対談形式になっています。

なんでも夢枕獏さん、縄文モノの小説を書こうと考えておられるんだとか。どんな物語なんでしょう。これは楽しみ。