
こんにちは。休むのが下手なあさよるです。
いや、自分ではポジイティブに「頑張り屋さんです☆」「真面目なんですっ♡」って解釈するようにしてるんですけど……いや、無理がある……!?
2016年の大河ドラマ『真田丸』を毎週見てるんですけどね、堺雅人さん演じる真田幸村も、よく言えば「頑張り屋」。悪く言えば「休むのが下手だなぁ」と思い、妙な親近感を感じます。
人に頼まれると承諾しちゃうんだよなぁ~。お調子者なのだなぁ……チーン
とりあえず、一つだけわかることは、あさよるもここままだと、やられてしまうってこった!
誰も彼も睡眠不足!
はてさて『休む技術』。タイトルがそのまんまです。年中過労気味のあよるには耳の痛いタイトルです。
休むことはとても大切です。「言われなくてもわかってるよ!」と言いたいところですが、その通りに休めていますか?
データによると、日本人のどの年代を通じても睡眠不足気味です。中でも40代の働き盛りの人たちの睡眠不足は顕著。
もちろん、それだけ多忙を極めているからなのですが、きちんと休まないと、終わる仕事も終わりません。
本書『休む技術』の主張は単純です。「休みなさい!」これだけ。だけど、そのひと言を実行するのがどんなにも難しいか!
しかし、それを押してでも休まねばならない。
まずは「休めない」というメンタルブロックを解く。少しでも意識が変わるよう何度も何度も、手を変え品を変え読書に語りかけます。
実際に「休む技術」が身につくか?
『休む技術』というタイトルですが、正直この本を読んで実際に上手に休める用になる人は少数でしょう。
というか、元々上手に休めている人と、休むのが下手な人の差は、本を読んだくらいでは変わらないのではないかと……(-_-;)
しかし、あさよる自身が休むのが下手な人なもんで、次から次へ休むための方法を提示さて続けると、耳が痛く、そして、「確かに、休もうと思えばいくらでも休めるのになぁ」と自分自身に問いかけていましたw
旅行に行く。泊まりが無理なら日帰り旅行へ。半休でも休める。ちょっとの時間でも休める。こんな風に畳み掛けられると、「まぁ、ほんとは休めないほど多忙じゃないよなぁ…」と根負けする感じですw
しかし、まずは「自分には休みが足りない」ということ。そして「その気になれば休める」と自らが気づかずにどうしようもありません。
病気を防ぐあの手この手
著者は精神科医で、専門家ならではの話もあります。
近年増え続ける「うつ」も、休むことが大切です。しかし、まじめな人ほど休むのが下手。
一旦、仕事を休職し、通院しながら職場復帰した患者さんの中には、平日は働けるけど週末になると何をすればよいかわからず気分が滅入ってしまう人もいるそう。
そんな患者さんに、精神科医の著者は話しかけるように、ページは進みます。
「ホッと一息」も立派な休憩。また、家でジッとすることのみが休むことではありません。
ショッピングへでかけたり、気分転換に映画を見に行ったり日帰り旅行をしたり、動の休養というものもあるんですね。
気分転換が苦手な人へ
『休む技術』は、休むのが下手な人、気分転換を上手にできない人にぴったりの本です。
くれぐれも、この本を読んだからって体が休まるわけじゃないし、読むだけで上手に休めるようになるわけでもありません。
あくまで、「休む」ことがとんでもなく大事なことであること、そして、「積極的に休まないと休めない」ことを知りました。
ある日突然、天から「休み」が降ってくるのではなく、自分で意識して、積極的に「休み」を作り出さないといけない。
もし、休まないことで体調不良や能率低下が起こった時、それは自分の管理不足です。人のせいにはできません。
だから、変な話だけれども「頑張って休もう」と思いましたw
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