手作り・クラフト

『夢をかなえる! 私のノート術』|自分のための自分の本づくり

こんにちは。夏の終わりの頃から「ノート欲しい症候群」を発症している あさよるです。なんかステキな、心ときめくノートがあれば、なにか変わるんじゃないか。きちんと記録を取れるんじゃないかと思い詰めていました。

そもそも、あな吉さんこと浅倉ユキさんの『ハッピーコラージュ手帳術』を読み、早速A5サイズの6穴ルーズリーフノートを買ったんですが、地元でA56穴のリフィルが全く売ってなくて通販か買い出しに行かねばならず、なんとなく宙ぶらりんに……。今はA5の20穴のノートなら大丈夫なんじゃね?と悩み中。

こういう心がキュンとするノートを作っている人がいると知ったのは、杉浦さやかさんの『スクラップ帖のつくりかた』を読んだ時でした。超衝撃! さっそく自分もマネしてせこせこと数年間ノートを作ってたのですが、最近は忙しさにかまけて放置中でございます。

ノートづくりって楽しいし、人にも見てもらえるし、自分で見てても自分でテンション上がるし、いいこと尽くしなんですよね。世界に向けて公開されているブログとは違って、閉じているからこそ書けることもあるし。

かわいいノートの作り方

『夢をかなえる!私のノート術』は2016年に出版されたムック本です。ノートの作り方や実践例を紹介するものですが、ムック故にボリュームは少なめ。その分オールカラーですが価格も抑えめです。

内容はというと、ノート術の本の要素が薄くたくさん散りばめられている感じです。例えば著名人のノートを拝見とか、イラストの描き方とかそれだけで一冊になっちゃうような内容を、おいしいとこどりしてる感じ。普段からノート術、イラスト術を研究なさっている方には物足りないと思います。一方で、ノート術、イラスト術をこれから楽しみたい人にはかなりワクワクする本です。あさよるも、結構見てるだけでテンション上がります。

みんなのノートの使い方

本書では社会で活躍する女性たちの、実際のノートが紹介されています。はあちゅうさんが電通時代に仕事を覚えるために使っていたノートや、作家の奥平亜美衣さんの「いいことノート」。自宅カフェオーナーの方が、コピー用紙をクリップで止めた一日の予定メモは、マネしたいと思いました。イラストレーターのノートはレベル高いっすね。ノート描くのも仕事の一環なんだろうか。

ノートの使い方って、みなさんそれぞれ職業柄や、ライフスタイルによって多様です。それぞれにこだわりがあって、「このペンがいい」「この紙がいい」ってオタク談義になるのも楽しいですね。

 

イラストの描き方

イラスの描き方に関しては、正月に『ディズニーボールペンイラスト』ってのを熟読して実際に練習してたのですが「レベル高すぎて描ける要素がないわ!」という、ツッコミどころ満載な本でしたw 正月に親戚でワイワイ描くのは楽しいんですけどね。

これに比べると、『夢をかなえる!私のノート術』のイラスト講座はマネできそう。もし、もっとボールペンイラストを描きたいなら、『3色ボールペンで!かんたん、ちょこっとイラスト帖』がオススメです。これは赤青黒の3色ボールペンで、オシャレなイラストがたくさん紹介されています。本を見ながらマネして同じように描けばめっちゃカワイイ。

元のお手本のイラストが「ヘタウマ」な感じなので、多少失敗しても「ご愛敬」な感じで。ペンも限定されているので、イラスト初心者さんも道具選びに迷わないでしょう。

書き留めるって大事なんだな

本書を見ていると「記録を取る」って大事なんだと痛感します。自分の体調や日記だけじゃなく、家計簿や仕事の打合せ、目標達成ノートやスキルアップ、語学力アップと、みなさんノートを多数持っていて、それぞれにこだわりがある!

あさよるはその辺の紙切れに書いて、用が済むと捨てちゃうので、何も手元に残ってないんですよね……Evernoteで管理しているものもあるけど、他の記事に埋もれちゃうし、形式が決まった紙のノートって取り扱いやすいよねって思うのは、古い時代の人間なんだろうかww

あまりに、本書で取り上げられる方々のノートのレベルが高すぎてめまいが……orz

関連本

『手帳スケッチ』/関本紀美子

『あな吉さんのハッピーコラージュ手帳術』/浅倉ユキ

『スクラップ帖のつくりかた』/杉浦さやか

『情報は1冊のノートにまとめなさい』/奥野 宣之

『図解! 頭のいい人のメモ・ノート』/中川裕

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『てづくりお香教室』|お香の楽しみ方、使い方、つくり方

こんにちは。アロマテラピー検定を受けようと勉強していたあさよるです。しかし、今の自分に検定資格は不要かなぁと先送りましたw 一応ちゃんと勉強はしたつもりですよ。

で、西洋の香りの効能を知ったことにより、んじゃあ日本の〈香り〉を知りたいなぁと思い始めました。香道をやっている親戚にちょっと様子を見せてもらったのですが……こりゃ奥が深すぎるぞ……とビビリ中。

『手づくりお香教室』という、可愛らしくオシャレで手軽な感じの本を見つけ、手に取った次第であります(`・ω・´)ゞ

ちなみに余談ですが、今「茶香炉」が欲しくて気に入るデザインを探し中でごわす。

茶香炉※中国製

お香の種類が知れる

てづくりお香の入門書なのですが、お香に関する知識の基礎の基礎も知れて嬉しい内容です。

まず、「お香」と言っても種類がたくさんあること!

そう言えば、お香を扱ってるお店を覗き見るのは楽しいものですが、いろんな袋に入ったり、「これは何だ?」って形のものがありますね。

まず、よくある線香タイプ。火を直接つけて香りを楽しみます。蚊取り線香やお灸もこのタイプですね。

温めた灰の上にお香を置くタイプ。練香や、和菓子のような印香は、これがお店で並んでいるやつね~。温めて使うのか。

で、常温で楽しむ匂い袋や文香(紙の間に香を仕込んである)は、お土産屋さんでも見かけます。

お香の使い方が知れる

香の種類によって使い方が違います。

火をつけるタイプは細くて真っ直ぐの線香型や、三角コーン型は台の上に乗せます。香炉があるときは、横に寝かせて。

温めるタイプは、灰の上に火を着けた炭を置き温めます。灰が温まったら炭を取り出し、お香をセットします。

置くタイプはタンスの中や玄関、お部屋に置くだけ。引き出しの中や車の中に置くのもオシャレですね。これが一番手軽そう。

持ち歩くタイプもあるそうで、これがかわいい!小さな匂い袋や、ストラップ状になっているものが。

あと、紙に香りを焚きしめるというのも、平安貴族のようでかっこいいw

お香の作り方が知れる

本書『てづくりお香教室』ですから、お香を自分で調合してオリジナルの香りが作れるのがメインです。メイン以外の入門知識も揃っていて興奮してしまいましたw

こちら、お香の手づくりセットなるものが、ネット通販等で販売されているようです。気になって調べてると、確かに!あった!

探せばもっとあると思う^^ 手軽にできそう。

お香の楽しみ方を知れる

『てづくりお香教室』は、お香を手づくりすることがメインの本なのですが、もっと幅広く「お香を楽しむ」方法を丁寧に紹介します。

すでにお香についてよくご存じの方に取っては、初歩すぎるのですが、あさよるみたいな「素敵だなぁって思うけど、サッパリわからないなぁ」って人には、非常に嬉しいです。

京都とか奈良とかね、観光地のおみやげ屋さんに並んでいる謎の物体が「お香だったのか!」と知れたのも、なかなかの収穫でしたw

どうやら、「香炉」と呼ばれる器と、灰と炭があるとより楽しめそうです。ちょっとそういうの、揃っているお部屋って、カッコいいかもしれない^^

↑「香炉 セット」で検索すると、仏壇用のセットばかりヒットしてしまい、香炉と、灰や炭と別々に選んだほうが良さげ?と思うw

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憧れのライフスタイル『お風呂の愉しみ』

前田京子さんのバスルームにため息( *´Д`*)=3

あぁ、こんなていねいで、シンプルな暮らしに憧れる。

前田京子さんのエッセンスがステキすぎる!

前田京子さんの手作りスキンケアやオイルの活用アイデアが素敵すぎて、ドハマりしています。と言っても、ハマって日が浅いために、まだあまり実践に移せてないんですけどね……(^_^;)>

グリセリンを使っての化粧水と、オリーブオイルを使ったヘアパックを愛用しています。

これまで、前田京子さんの本を多数紹介しました。

どの本も、前田京子さんのステキすぎるコラムと、憧れのハンドメイドなライフスタイルがありました。

スキンケアやヘアケアも、ハンドメイドのこだわりに包まれて。掃除や洗濯も、とっておきの手作りです。どうやら、作り方次第では、市販のものよりも高品質なものも作れそうなのです。

今回、『お風呂の愉しみ』を読んで、これまでにも増して、ハンドメイドしたい!と意欲がムクムクと湧いてきました。
つい出るのは、「はぁぁあああ~」と憧れのため息ばかり。

なんと!『お風呂の愉しみ』では、ずっと気になっていた前田京子さんのご自宅の様子が少しだけですがカラーで紹介されているのです。整然と並ぶハンドメイドのケア用品。薬瓶に入ってちょこんと出番を待っている精油たち。広くはないけれども、角から角まで気配りが行き届いたバススペース。

ああ、こういうのです。憧れているの、こういう生活なんです(^q^)

そして、前田京子さんの文章もまた、お風呂への愛情。お風呂へのこだわりが溢れかえっていて、うっとり。前田京子さんの本って、レシピ集としても優れていますが、コラムとしても最高です。これだけで癒やされるんですよね。

石けん作りって面倒?それともワクワク?

手作り石けんのレシピ本は、ブログでは紹介していませんでしたが、読んでいたんです。

が、『石けんのレシピ絵本』を読む限り、石けん作りは面倒くさそうですし、これはしないかなぁ~と読み流しました。だって、苛性ソーダとか薬品が必要ですし、一応、劇薬ですからね。準備から大変そうだなぁって思ったんです。

しかし!『お風呂の愉しみ』を読んで、心改めました。前言撤回ぃぃっ!!

どうやら、石けんって、市販のものよりも手作りのほう上質なものが作れるそうなのです。やはり、既成品って多くの人に好かれないといけませんからね。“自分だけ”のこだわりを発揮するには、自前で用意するしかないのです。

どうやら、このレシピで石けんやシャンプーを作ると、泡立ちが良くないようですね。一般的に、モコモコと泡が立ち上がったほうが石けんや洗剤は好かれますから、売られているものは泡立ちが良い物がほとんどです。

あさよると、石けんの思い出

実はあさよる、「泡立ちの悪い石けん」を使ったことがありました。京都の手作り石けん屋さんの商品で、手を洗ってもネバネバするだけで泡が立たないから「イマイチ…」なんて思っていました……。

今になって「あの石けんは、貴重なこだわり石けんだったのね」と理解できました(^_^;)

石けんを育てる…はじめて触れる世界!

石けん作りは面倒くさそうに感じたのも一つですが、「そんなに大量に作ってどうするの?」という不安もありました。牛乳パックで型をとっていましたから、約1リットル分の石けんが完成するのです。

しかし、我らが前田京子先生は、そんな不安も吹き飛ばしてくれます。

どうやら、出来たての石けんは柔らかく減りが早いそう。牛乳パックいっぱいに作っても、案外早くなくなるのかもしれません。延々と、使っても使ってもなくならない!という自体は回避できそうです。

月日とともに石けんが固くなって、色や泡立ちも変わってゆく、というのも、石けんを育ててゆくようで胸踊りました。

お風呂周りのレシピ満載

石けんだけではありませんよ!

歯磨き粉や入浴剤のレシピや、男性用のシェービング後に使うオイルまで。まさにお風呂まわりのアイテムはこれ一つでまかなえます。

また、無香料のレシピもあれば、ハーブや精油を使った香り高いレシピもあります。家族と一緒に使うなら、家族の好みも加味して、ぴったり合うのものを作りたいですね。

あぁ、実はあさよる、お風呂ってあまり好きじゃなかったんですよね。「毎日湯ぶねに浸かりたい!」と思うようになったのは最近の話。それまでは、さっさと風呂場から立ち去りたい人でした。

それが、こんな、お風呂をあつかう本を読んで、お風呂に思いを馳せウキウキするようになるとは!

『シンプルスキンケア』と『お風呂の愉しみ』がおすすめ

前田京子さんのこのステキすぎるエッセンスを楽しむには、『シンプルスキンケア』と『お風呂の愉しみ』がオススメの2冊です。

読み物が充実しており、ハンドメイドレシピではなく、ハンドメイドの素晴らしさや、素敵なライフスタイルのエッセンスをが詰まっています。

レシピに特化した本は、その後に手にしたほうが、よりハンドメイドを楽しめるんじゃないかと思います。

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シンプルスキンケア メニューブック

自分だけの手作りコスメ。

職場にも「安らぎ」をコッソリ持ち込んで、みんなと差をつけちゃおう。

この本を手にとったきかっけ

前田京子さんの『シンプルスキンケア』『はっか油の愉しみ』を読み、どちらも心ときめく名著でした。

よりスキンケア作りのレシピに特化した『シンプルスキンケア メニューブック』を手に取りました。

ハンドメイドや「ていねいな暮らし」って憧れる

手作りって楽しいですよね。

アロマとか、フラワーウォーターとか、手作りできるのは知っていましたが、化粧水や乳液も自分で作れるの!?

前田京子さんの本に出会ってはじめて、こんなに簡単にスキンケアアイテムが作れるんだと知りました。

ナチュラルライフとか、昔ながらの「ていねいな暮らし」とか、慌ただしい現代、見直されています。

ハンドメイドの、ワンランク上の生活が始まるのでは?と、すでにワクワクします。

が、多忙な現代人にとって、手作りコスメは贅沢品

と言いつつ、正直、気になる点もあるのは確か。

まずね、手作り楽しい!って言ってても、それ、いつまで続けるの?っていう不安が……。いくら簡単レシピと言えど、それなりに用意がいるし、時間がいるし、おいそれと作ってられない日も多いです。

結局、こういう手の込んだ暮らしができるのって、特別な人だけなのかなぁと思ってしまいます。ハンドメイドって、究極の贅沢ですからね……。

あくまで、こういう手作りコスメって、「ヒマがあればね」と但し書きを心の中でつけてしまうのかも……。

時間がないからこその、癒やしの時間?

前田京子さんの本はとってもステキだけど、こんなネガティブな気持ちが心に宿ってしまうのも確か。きっと、同じように手作りのハードルを超えられず、諦めてしまう人も多いんじゃないかなぁと思います。

でも…でも…。しつこく悩みます。

「いつも時間がない」って思ってしまうのは、ズバリ!「心に余裕がないから」じゃないだろうか。じゃあ、心の余裕って、どうすれば手に入る?と考えると……。

結局のところ、日々の暮らし自体に、もう少し癒やしや安らぎの時間を確保すべき?なんて思いました。ちょっぴり無理にでも、自分のために使う時間を作った方が良いんでしょうね。

ちょっと面倒だけど、こういうハンドメイドの時間や、自分だけのための癒やしや美容って、必要なんですね。そろそろ重い腰を上げて、本格的に「シンプルスキンケア」を始めてみようかな。

ハンドメイドの環境はすでに整っている

「シンプルスキンケア」のメニューレシピを見ると、基本的には簡単です。基本は水に、オイルを数滴垂らしてシェイクするだけ。

用意するのは、オイルと精油、そして保存するビン。どれも、ネット通販ならいつでも変える。アロマオイルの専門店も増えていますから、気軽に香りを確認しながらも購入できます。

ハンドメイドや、「ていねいな暮らし」を目指すのも、今は材料が揃えやすんですよね。これだけでも、一つ気が楽になりますね。

自分だけの「安らぎ」をハンドメイドする

美容のためのスキンケアだけでなく、それを手作りする。その手作りの時間って、ホッと一息癒やしの時間にもなります。心がリラックスすることは、健康にもいいことですから、美容と健康、両方いっぺんに気を使えるのって、一石二鳥だったりするのかも?

手作りのスキンケアアイテムを、鞄の中に忍ばせておいてもいいかも。家の中だけでなく、職場にも「安らぎ」をコッソリ持ち込んじゃえるのも、いいなぁと思いました。

義務感から癒やしの時間へ

オイルを使った料理のレシピでスキンケア

スキンケアと言うと化粧水乳液を想像しますが、この『シンプルスキンケア メニューブック』では、スキンケアのための“料理のレシピ”も紹介されているのが、健全だなぁと思いました。

上辺だけの“美”を気にしている人って、たくさんいるけど、食まで含めてのスキンケアを考えるのって……案外見過ごしていたかもしれません。ちょっと、美意識が変わりました。

自分のための、自分だけのリラックスタイムを

スキンケアは、嫌でも毎日しないといけません。機械的にイヤイヤこなし続けるのは、なかなか面倒でツライものです。「しなければならない」義務感は、心にも負担がかかりません。

365日毎日続けることだから、ハンドメイドの「シンプルスキンケア」で楽しくて、癒やしの時間に変えてしまいたい。

自分への、自分だけの、手作りの安らぎの時間。結構、簡単なレシピで手に入っちゃうんですね。

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はっか油一つでシンプルライフ?『はっか油の愉しみ』

はっか油って万能オイル!

体調管理や掃除、洗濯……はっか油ってすごい!

前田京子さんのオイルライフを好きになった!

先日、前田京子さんの『シンプルスキンケア』を読み、オイルを使った手作りスキンケアアイテムの数々に胸が踊りました。

同著者の他の本も読んでみようと、今回は『はっか油の愉しみ』に手を伸ばしました。

はっか油は少し前にネットで話題になっていましたし、Amazonのレビューも良かったので、期待して読み始めました。

はっか油って万能かも!?

はっか油とは

はっか油とはなんでしょうか。

あさよるが、はっか油の存在を知ったのは、はっか油を身体に塗ると涼しい!と紹介された記事をネットで読んだことです。2012年くらいのことでしょうか。

はっかとは、おなじみのハーブ「ミント」と同じ仲間の植物です。本書『はっか油の愉しみ』では、和種ミントを「はっか」、西洋種のペパーミントやスペアミントなどを「ミント」と呼び分けていました。

はっか油は使いやすく手に入りやすい

はっかとミントは、ちょっぴり香りや味は違うそうですが、著者・前田京子さん曰く、和種はっかの方が、さっぱりドライで使いやすいそうです。

日本では、はっか油は漢方処方として、薬局で販売されています。アロマテラピー用のミントの精油よりずっと安価で、手頃です。

確かに気にかけてみると、薬局・ドラッグストアでも漢方として油も扱われていました(オリーブ油も漢方として薬局で売られているんですよ!)

はっか油は口に含んで、飲み込んでOK

はっか油の、最も簡単でポピュラーな使い方は、水に薄めてうがい薬とする方法です。

『はっか油の愉しみ』でも第0章で紹介されており、はっか油を水1カップで薄めて完成です。

はっか油は口に含んだり、飲み込んでもOKなんだそう。アロマオイルは口にしてはいけませんから、意外でした。

(Amazonでいくつか商品を見て回ったところ、飲んではいけないと記載されているものもありました。これ↓はお菓子や飲み物にも使えるそうです)

ニオイの気になるところに……(・∀・)イイネ!!

食器や衣類を洗うと、洗剤の匂いが気になるときってありますよね。

別に体に悪いわけではないのでしょうが、例えばお茶やお酒など、香りを味わいたいものを入れるには、洗剤やハイターのニオイって気になりませんか?

『はっか油の愉しみ』で、ハッカ油や重曹、粉石けんなどを使った洗剤のレシピがたくさん載っていて嬉しくなりました。

しかも、作り方はめっちゃ簡単!基本的に『はっか油の愉しみ』の掲載されるレシピは、ただ容器に入れて混ぜるだけです。

インテリアとしても素敵!

水回りに必要な洗剤って、パッケージがケバケバしくって、あさよるはニガテだったりします。なるべく目立たないようにラベルを剥がしたり、他の入れ物に移したりもしていましたが、注意書きまでなくなってしまうのに困っていました。

もし、手作りの洗剤が活躍するようになったら、インテリアもガラリと変わるのではないか!?とニワカに興奮しております。

薬瓶に入ったはっか油の佇まい。大きなガラスポットに真っ白な重曹を入れて。

ビーカーやスケールなど、実用的なアイテムって、結構絵になるんですよね。あさよるは、ガラスの小物が好きなので、はっか油のある暮らしを想像するだけで、いいかも!と嬉しくなりました。

風邪予防や花粉症対策に使えそう

ニオイが気になる、と言えば。

あさよるは花粉症なので、マスクは年間通じて使っています(春夏秋冬、それぞれ反応してしまう花粉があります(T_T))。特に、電車や新幹線など、乗り物に乗る時も空調で空気が乾燥していますから、マスクをしています。

『はっか油の愉しみ』でも、衛生面を考えるとやはり、使い捨てのマスクが医師から勧められていました。

だけど、使い捨てのマスクって、独特のニオイがあるんですよね。我慢できないような臭さではありませんが、快適というわけでもありません。

そこで、『はっか油の愉しみ』では、ジップロックの袋にマスクとはっか油を垂らしたコットンを一緒に入れ、封をしておくアイデアが紹介されていました。

ひと手間必要ですが、このひと手間でかなり快適になりそうです。

はっか油は風邪予防や防虫効果もあるようなので、マスクにぴったりでもあります。

オイルオタクの道……素敵です!

本書『はっか油の愉しみ』を手にとったきっかけは、著者・前田京子さんの『シンプルスキンケア』を以前に読んだことがきっかけです。

さまざまなオイルを食品としてだけでなく、肌を守るスキンケア用品として使い倒すレシピの数々に惚れました!

しかし、オイルオタクとして踏み出すには、『シンプルスキンケア』で紹介されるレシピって初心者にはちょっぴり大変だなぁと思っていました。

そして次に手にとった『はっか油の愉しみ』!!これこそ!超簡単レシピでオイルのある生活が楽しめる!!

まずは、はっか油と、重曹でもあれば愉しみ方の幅がずっと増えます。すぐに始められそうなのが良かったです。

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