
こんにちは、自分が書いた文章を読み返して、ブサイクっぷりに我ながら唖然としている あさよるです。
当ブログ・あさよるネットの過去記事を読み返すと、体裁は整っていないわ、まどろっこしくて読みにくいわ……あぁあ…( ´Д`)=3
ため息付いている間もなく、今日はレポートの作成に追われており、冷や汗(^_^;) 我ながら何書いてるのかワカラン~!
文章の書き方系の指南書はちょくちょく手が伸びますね。
自分の文章……自信ある?
メールの文面、会議の議事録、一言の連絡メモ……文章を書く場面は多々あります。
しかも、書いている最中は文章の「おかしさ」が分からなかったりするんですよね。しばらく時間が経って客観して読み返すと、あれれ?ぐちゃぐちゃで読みにくい……orz
まだ読み返して修正できるときはいいんですよね。既に送信したメールとか、投稿しちゃったツイートとか、すでに印刷しちゃった書類とか。
手元には残っていないけれども、きっと悲惨に違いない、文書やレポートや手紙や……(゚A゚;)ゴクリ
自分の書く文章、自信ありますか?
分かりやすい・読みやすい・見やすい文章を書く
今回手に取った『文章力の基本』は、ズバリ「普段使いの文章力」です。
普段使いの文章とは、文学やアートの文章じゃないってこと。日誌をまとめたり、報告書を書いたり、レポートを提出したり、お知らせの紙を作ったり。そういう「いつもの文章」です。
ですから、もし仮に、小説を書きたい、美しい文章を書きたいって人には向きません。
また、『文章力の基本』で扱われる「文章」は、事務的な文章に向いた文面です。学校で習った「国語的な」意味での文章や、アカデミックな場での文章とは違うんじゃないかなぁと思います。
あくまで、見やすい、分かりやすい、頭に入りやすい文章の書き方指南書です。
よくあるやつ:ダラダラ長い
あさよるの印象ですが、「文章を書くのが苦手」という人ほど、やたらと長い文章を書く傾向がある気がします(あさよるの周りだけ?)。そんなに長い文章角の難しいわ!そりゃ嫌になるわ!とビックリ&納得します。
長い文章って読むのも大変ですが、書く方も相当な体力が必要ではないかと思います。そして、長いセンテンスを貫くロジックがないといけませんから、やけにハードルが上がっている気がします。
『文章力の基本』では、文を短く書くよう指導しています。
あさよるは面倒くさがり屋なので、文章をブツギリにしすぎて、まとまりが分かりにくく困りものですが……(^_^;)
よくあるやつ:文章が不自然
文章の最初と最後で別の話になっていることもあります。多々あります(-_-;)
能動的な出だしなのに受動的な終わりだったり、「てにをは」がおかしかったり。5W1Hがわからなかったり。
超初歩的な文の書き方です。ですが、迷いませんか?「てにをは」の使い方、よくわかりません。明確な正解があることでもありません。
「無難」「当たり障りのない」と言うとネガティブな印象になってしまいますが、「ベター」な「座りのいい」文章の書き方、大事です。
よくあるやつ:なにが言いたいのかわからない
これもあるあるですね。書いている途中で「なんだったっけ?」。
他人が読んでわかるわけがありません。しかも恐ろしいのは「勘違い」されてしまうこと!
意味不明だと思われればまだ良い方で、全然違う意味に解釈されたときにああ困った。「自慢してる」「力を誇示したいんだ」とか、そんな風に思われると人間関係にも影響が出てしまいます。
言いたいことを明確にする!じゃないと誤解されてしまう!
『文章力の基本』でも、コンセプトが重要だと説かれています。具体的な例題も多く、ダメな例に共感を禁じえませんw ああ、それ、あさよるがいつも書いてるやつです…
よくあるやつ:「あれ」「これ」「それ」って……どれ!?
なに書いてあるのかわからーん!!
ダメッダメな文章、ありますよね(^_^;)
何度読んでも読んでも頭に入ってこない文章とか、これはアートか!?と、やけにハマってしまいますw
いやいや、そうじゃない。人に伝えるために書いた文章なのに、人に伝わらないのはつらい!
で、よくあるのが「あれ」「これ」「それ」が、どれなのかわからないとか、ぼやかして書いてあって、なにが言いたいのが分からなくなったり。
あと、ムダなひと言がいっぱいついていて、ムダにややこしいやつね。
「~することで」連発文章をよく見ます&よく書きます(^_^;)
よくあるやつ:話の本題が始まらない
焦らして焦らして読者を惹きつけるのも良いですが、TPOってもんがあります。
多くの場合、長い文章は最後まで読んでもらえないことが多いのではないでしょうか……。
話は完結に、核心から書き始めます。そして削ぎ落とす!ストイックに文章力を付けましょう。
よくあるやつ:くどい
自分の熱意や悔しさ、思いを伝えるべく、感情の表現をたっぷり書くと……思いが伝わるどころか、「くどい!」「しつこい!」と思われてしまう。
確かにそうかも……。
『文章力の基本』では、共感を呼ぶ文章の書き方の指南もなされます。
感情表現は淡白にしておいた方が、共感してもらいやすいらしい。読者にに「委ねる」って感覚が必要なんですね。
読者を意識するなら、謎解きもきちんとしなければなりません。謎が謎のまま終わったり、思わせぶりな表現だけ書いてあったり、期待を裏切られては読む方もツライ…。
読者目線で書くってワザが必要みたいです。
よくあるやつ:見づらい……
文章の良し悪しではなく、そもそも読みにくい、見づらいレイアウトの文書、ありますよね。
ええ、あさよるも、自分で作った書式ながら、非常に読みにくく嫌んなっちゃうこと多々。いけませんね(-_-;)
余白やスペース部分まで配慮し、表も見やすく。
そして、感じとひらがな・カタカナの割合とか、見た目のキレイさも大切です。
「あるある」の悪い例を、よい例に
『文章力の基本』は、普段使いの文章力の基本のテクニック集です。
小説や美しい文章を書くためのものではありません。そして、学校の国語の授業で習ったものとも違います。
普段使いのものだからです。
仕事でもプライベートでも、文章はたくさん書きます。LINEやSNSの普及で、以前にも増して文章を書くようになりました。
普通の文章を普通に書くスキルって、想像以上に重要なのかもしれません。
『文章の基本』はそのタイトルの通り、文章の基本を見直す内容です。
「正しい文章」というよりは「読みやすい文章」「わかり易い文章」に重きが置かれています。
たくさんの具体的な例文により、ダメな例と良い例が示されています。「自分もやってるなぁ~」という例がたくさんあります。
自分の文章力の確認しつつ、例文だけでも見てみると、得るものがあると思います。
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