こんにちは。ノートづくり再燃中の あさよるです。きっかけは『マイノートのつくりかた』を読んだことでした。というか、ノートづくりしたいなあという欲求が先にあって、モチベーションを上げるために本書を手に取った感じ。
「ノートづくり」とはなんだと聞かれると難しいのですが、日々の記録やメモ、アイデアをノートにザーッと書き留めていく作業です。あさよるはベストセラー『情報は1冊のノートにまとめなさい』に倣って、日々の記録はノート一冊に前から順番に書き残すことにしていました。近年は、スケジュール帳とは別に、体調管理用の記録と、毎日の申し送りノートがあります。
みなさんも、紙やデジタルの自分だけの記録・メモ帳ってあるんじゃないかと思います。今回読んだ『マイノートのつくりかた』は主に女性の、中でも家庭のある主婦がメインターゲットの本です。仕事や家庭の出来事をノートにまとめましょう。
ライフログを1冊にまとめる
本書『マイノートのつくりかた』は、ザックリ言えば「生活のあらゆることを1冊のノートにまとめちゃいましょう」という内容です。一言メモでもいいし、毎日3つだけトピックスを記録するのもよし。テレビや雑誌で見聞きした情報をメモして置いておいても構いません。
“ノート1冊にまとめる”というと、昔ヒットした『情報は1冊のノートにまとめなさい』を思い出します。こちらは、どこでも売ってるA6の大学ノートに、ただ順番にあらゆるメモ、記録を取ってゆくものです。内容を参照するために、パソコンで内容を管理し、検索すればヒットするようにデータベース化します。
『情報は1冊のノートにまとめなさい』のノート術はただただシンプルで(なんてったってノートに順番にあらゆる情報を書き込んでゆくだけ)、ノート複数使いして何がなんやらわからなくなる人にオススメです。
今回取り上げる『マイノートのつくりかた』も概要は同じ。一冊のノートに、前から順番にノートをつけていく。気になったことや、アイデアもどんどん書き込んでゆきます。ただ、『情報は1冊のノートにまとめなさい』は事務的で効率重視ですが、『マイノートのつくりかた』はもっと情緒的な感じ。
本書『マイノートのつくりかた』は読者を女性と想定されていて、女性のオシャレや家事、子育ての記録も簡単にステキにノートにまとめましょうと提案されています。直接ノートに書きこんでOKですが、それが大変なら付箋やメモ帳に書いておいて、後から張り付けていくスタイルでもOK。続けることが大事。
〈振り返り〉が生活を豊かに

日々の記録をノートにつけるメリットは、振り返りができることです。憂鬱な日が続いたり、「なにもできなかった」と落ち込んだ日も、自分の活動の記録があれば、客観的に自分を見ることができます。「忙しいながらも、それなりにやってた」というのは、大きな自信になるでしょう。
また、「これいいな」「こうしたいな」と思ったことも、時間と共に忘れてしまったり、多忙な日々の中後回しにしてしまうことが多いはず。しかし、それをノートに控えておくと、折に触れて思い出すことができます。
本書『マイノートのつくりかた』は主婦向けに作られていて、子育てのことや、家族の健康管理にもノートは役立つと紹介されています。家族が病気やケガをした経過を記録しておくと、また同じ事態になったとき参照できます。
情報・データをとりあえず書き出しておけば、あとからそれらをまとめることもできます。例えばお買い物リストとか、消耗品のストックとか、しばらく記録をつけ続けることで傾向が見えてくるんですね。
将来の自分へのメッセージ
日記をつけたり、ノートに記録をまとめておく習慣は、想像以上に役立ちます。
あさよるの場合、1年と少し前に体組成計を買って、日々記録をノートにまとめています。ちょうど1年前に高熱を出して寝込んだことをきっかけに、平常時も寝る前に体温を計って記録しています。両方ともなんとなく始めたことですが、意外と体調管理に役立っていますw 疲れと寝不足が重なると体温が下がることも知りました。
んで、今回『マイノートのつくりかた』を読んで、あさよるもノートづくりを始めてみた。しばらくノートづくりお休みしてたのですが、ノート熱再燃です。
今の自分のことを書き残しておくことは、将来の自分へのメッセージになるんです。「楽しくやってるよ」「こんないいことがあったよ」って報告もするし、今悩んでいることや、直面していることも、将来の自分宛てにまとめる感じ。年月が経って読み返すと、すごく楽しいぞ。
実際に書いてみた
ということで、あさよるもノート熱が再燃し、ノートに書いてみた。

カメラがしょぼいのでうまく撮れてませんが……
- 左上:京都伏見の幕末史跡巡りをした記録と、最近のメイクのマイブーム
- 右上:美容室で新しい髪形になった話とライブのセットリスト、A4用紙で即席CDケースのつくり方メモ(これすごくいい)
- 左下:ディズニーアート展の展示内容、ライブのセトリと感想
- 右下:ギャラリー・美術館をハシゴした記録
実際に書き起こすと楽しいっすな。
ちなみに今、使ってるのは「ライフノート ポケット付 方眼 緑 A5」です↓↓↓

リングノートであることと、方眼紙であることがマスト。サイズはA5。A4もB5も折りたためば収納できるし、かさばらないのでちょうどいいのです。あと、見た目重視です。気分が上がるのをね。
あさよるはロフトで買いました。
以前は無印良品のA5リングノートを使っていました。こちらはドットの方眼紙で、紙質も悪くない。表紙が半透明なので、自分で好きな表紙を作れます。が、近所で売ってないのと、Amazonでも無印の取り扱いがないので今回は保留しました。お近くに無印の店舗がある方にはオススメです。
この無印のノートは、使い倒すとこんな感じにかなり膨れ上がりますw ↓↓

街中でもらうチラシとかフライヤーやチケットやパンフレットとか、なんとなく捨てられなくて、収納場所に困ってませんか。あさよるは、なんでもかんでもA5のノートに張り付けて収納しようと決めました。(あさよるには「すべての事物をA版サイズに格納したい」という野望があり、その第一歩なのだ)。
ライフノートも、こんな感じにでっぷりと成長するのでしょうか。
ちなみに、あさよるがノートづくりを始めたきっかけは、杉浦さやかさんの『スクラップ帖のつくりかた』を読んでからでした。これはステキ!と早速熱中していました。
ノートづくりは楽しいのデス。ブログも、ノートの延長の存在なのかも。
関連記事
ノートづくりの本
- 『夢をかなえる! 私のノート術』|自分のための自分の本づくり
- 『スクラップ帖のつくりかた』を読んだよ
- 『モヤモヤをキラキラに変える! あな吉さんのハッピーコラージュ手帳術』を読んだよ
- 『手帳スケッチ 出会ったモノ・ヒト・コトを絵で残すコツ』を読んだよ
ノート術・メモ術の本
- 『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 』
- 『図解! 頭のいい人のメモ・ノート』|メモの方法が分からない~英語でメモをとるまで
- 『先延ばしは1冊のノートでなくなる』|自分の時間の手に入れ方
- 『すごいメモ。』|今日のメモが、未来のアイデアをつくる
思考法の本
わたしらしさを知る マイノートのつくりかた
目次情報
プロローグ
マイノートのルール
はじめに
用意するものChapter1 こんなときに、マイノート
1 ただ毎日が過ぎてゆく…私って毎日何もしてないのかな…
2 いつも買い物に失敗…自分の「モノ選び」に自信がない…
3 子どもの習いごと、幼稚園選び、迷って悩んで決められない…
4 自分の時間がなく、いつも家事に追われている…なんとかしたい!
5 仕事で取引先の人との会話に困る…会社辞めたくなった…
column① 祖母が残してくれたものChapter2 かく・はる
マイノート、基本のルール
ノートの選び方
かく 基本の書き方
応用の書き方
番外の書き方
はる 貼り方編
内容編
実況中継!はじめてさんのノートづくりに密着!
topics①マイノートと、「スケジュール」「TO DO(やること)」はどう分けているの?
column②パパはスマホでマイノート、つけていますChapter3 わたしの「マイノート」の中身
マイノートの中身はアタマの中と同じ!
マイノートの収納はどうしているの?
模様替えや収納のアイデア
自分の好きなものを知る
かぞくの病気の記録
暮らしのモヤモヤ改善
大切な人からの言葉や手紙
topics②子どもと一緒にマイノート
実況中継!はじめてさんのノートづくりに密着!その後!
子育て(その1)励ましてくれる言葉
子育て(その2)子どもをじっくり観察
ちょっと昔のマイノート・仕事
旅行の記録
友達のいいところ
もっといろいろマイノート
マイノートを使って夢のステップアップを 池田貴美子さん
column③記念すべきマイノートの1ページ目Chapter4 みんなのマイノート
My Note File
01 T・Iさん
02 Chiakiさん
03 ジュンコさん
04 Mayuさん
05 M・Nさん
06 sayaさん
07 佐藤まりこさん
08 S・Dさん
09 A・Sさん
10 S・Fさん
11 こいちゃんさん
おしえて!Emiさん
topic③わたしの学生時代の旅ノート
topic④わが家の子どもの写真整理術おわりに
Emi
整理収納アドバイザー
「家族のシアワセは、暮らしの基本となる『家』から。」をコンセプトに、2008年ブログ「OURHOME」を開始。
大手通販会社で、8年間の企画職を経た後、2012年独立。2015年に法人化し8名のスタッフと共に働く。
現在は、著書の執筆や、NHK文化センター等で収納セミナーを開催。2015年には兵庫県・西宮北口に「OURHOMEくらしのレッスンスタジオ」を立ち上げる。近著に『わたしがラクする家事時間』(ワニブックス)、『わたしの暮らし、かえる、かわる。』(PHP研究所)、『おかたづけ育、はじめました。』『子どもと一緒にこんなこと。』(以上大和書房)などがある。ブログ「OURHOME」は現在月間170万PV。NHK「あさいち」「助けて! きわめびと」出演などメディアでも活躍の場を広げている。
コメント
[…] 記事リンク:『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』|仕事も家庭もなんでもメモ! […]
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