石井直方『若返りホルモンダイエット』|若見え筋を鍛える(`・ω・´)b

こんにちは。鏡を見て毎日一喜一憂している あさよるです。ある時は「年の割に若く見えない!?」と一人で喜んでいることもあれば、「ああ、老けたなぁ」と落ち込んでいることもありますw 特にほうれい線の入り具合が、日によって違うので、毎日気になってるんですよね~。

超高齢社会の中で、多くの人が気になっているのは「アンチエイジング」でしょう。男性女性問わず、みなさん外見にまで気遣っていらっしゃいます。

そして、今日読んだ本はズバリ『若返りホルモンダイエット』。パワーワードの詰め合わせですw 筋力をつけて成長ホルモンの分泌を期待しましょうという、ぐう聖なアンチエイジング本でした。

筋力をつけて成長ホルモンの分泌を

『若返りホルモンダイエット』では「若返り」という人類の永遠の夢について語られています。簡単に言っちゃえば、成長ホルモンが分泌されれば、成長=not老化が起こるわけです。

成長ホルモンを注射なんかで外部から注入することも可能かもしれませんが、副作用が懸念されますし、保険適用外ですから高額な美容法になるのは間違いありません。

だけど、誰でもお金をかけずに若返りを実現できるんです。それが「筋力を増やす!」w 「筋トレしとけば間違いない」系の本ですね。とくに異論はありませんよっ(`・ω・´)

本書は『スロトレ』の著者の石井直方先生の本なのですが、『スロトレ』よりも、よりたくさんの筋トレ法が紹介されています。また、『スロトレ』の出版から本書の執筆までの間に医学も進歩していますから、その間に、医学的に照明された事柄も増えたそう。

上手に歩けると若く見える?

加齢とともに落ちやすい筋肉の一つが、腰椎から大腿骨に伸びる「大腰筋」だそうです。体の奥にある筋肉、インナーマッスル筋の一つで、脚を前に振り出し、腿をお腹側に引っ張り上げる働きをします。

歳を取ると歩幅が小さくなってしまうのは、歩く時に必要な筋肉が落ちてしまうからなんですね。

で、この歩くフォームって、パッと見て年齢が出やすいところです。よく「見返り美人」なんて言葉がありますが、後ろ姿が美しい人って、立ち姿、歩く姿が美しく颯爽としてるんじゃないでしょうか。

あさよるは、男性の背中に「ステキ(*´ω`*)」と思うことがあるんですけども、背中が筋肉で立体的になっていて、腕を振ると肩甲骨のかたちが着衣の上からわかると良き良き。スポーツとかトレーニングしてる人はTシャツやポロシャツでも筋肉の立体感がわかるけれども、そうでない人もワイシャツの後ろ姿がよろしいのです。これ、フェチの話ですけども。

立ち姿、後ろ姿、歩く姿って、パッと見て「素敵」に繋がるところだろうと思います。

女性の場合は20歳前後、男性の場合は20代が筋肉量のピークらしく、それ以降は筋肉が落ちてゆく……つまりは、なにもせずにいると姿勢が悪くなって、歩くフォームも崩れていくんだと思います。だからこそ、自分だけ颯爽とあるけるなら、それだけで同年代の人の中で「若見え」ポイントになるのではないかと思っています。

シニア向けの筋トレ本が増えている

本書『若返りホルモンダイエット』も、関連本として紹介した『体力の正体は筋肉』も、いずれもシニア層を対象とした筋トレ本です。最近、シニア向けの本が増えている……というか、新しく出版される本は基本シニア層向けなんじゃないかとすら思うんですが(高齢社会っすねぇ)、健康や美容面にまで意識が高い人が多いんですね。

街中で見かける方や、実際にお話する機会のある高齢世代の方も、みなさん身だしなみも、外見も気を遣ってらっしゃる方ばかりで、「自分も歳を取ったとき小ぎれいにいられるんだろうか…」と不安になるくらいです(苦笑)。あさよるの祖母なんかな、定年の頃(当時は55歳)で、もう絵に描いたような「ザ・おばあちゃん」になってたのに、今の55歳の人ってめっちゃ若いよね!

それなりにみなさん健康にも美容にも気を遣ってらっしゃる証拠ですね。アンチエイジングは男女関係ない感心ごとです。

ちなみに最近、あさよるが知って劇的に変わったのが「腰痛にならない歩き方」。

動画で紹介されてる通りにやって見ると、どんだけ歩いても腰痛や足が痛くなくなりました。姿勢大事。

関連記事

石井直方さんの本

若返りホルモンダイエット

目次情報

文庫版はじめに

第1章 若返りホルモン体操のすすめ

数千万円の若返りが、たったの1000円で!
若返りホルモン体操のすすめ
健康な体づくりに大切な筋肉、筋肉が増えればダイエットにも有利
年10万人の高齢者が寝たきりの危機に!?
成長とともに増える筋肉と骨
歳をとると生活に必要な筋肉が落ちてくる!
体重の2倍の重さをレッグプレスできないと片足で立てない
わかってきた大腰筋が大事な理由
筋力トレーニングで若さを保つ成長ホルモンが出る
太極拳的トレーニングで若返る
主な筋肉の名称

第2章 若返りホルモン体操のやり方

1 若さを保つ要! 骨盤周辺の体操

寝たきり予防は足腰から

A 大腰筋に効く体操

水平足踏み
踏み台昇降
仰向け足踏み
おしり歩き
レッグ・レイズ(ヒザ曲げ)
レッグ・レイズ(ヒザ伸ばし)

B 臀筋に効く体操

バックキック
ダンベルデッドリフト
内転、外転(アダクション/アブダクション)
水平内転、外転

C 脚部に効く体操

パラレルスクワット
ハーフ(2分の1)スクワット
クォーター(4分の1)スクワット
椅子を使ったスクワット
フォワード・ランジ(ワイド)
フォワード・ランジ(ミドル)
フォワード・ランジ(ナロウ)
左右の足の屈伸(サイド・ランジ)
ヒール・レイズ
トウ・レイズ

2 若返りに不可欠な体幹部のエクササイズ

呼吸と連動させた腹筋運動で体幹の安定性を増す

A 腹筋に効く体操

トランクカール
シットアップ
シットアップ(ひねり入り)
サイド・ベンド
ヒザ蹴り運動(ニー・ツー・エルボー)
ヒザの胸寄せ(ニー・ツー・チェスト)

B 背筋に効く体操

グッドモーニングエクササイズ
ダンベルグッドモーニングエクササイズ
アーム・レッグ・クロス・レイズ

3 肩、胸、上体に効く運動

神経系が発達した上体、腕の運動は若返りホルモン分泌を促しやすい

サイド・レイズ
フロント・ダンベル・レイズ
インバーテッド・フライ
ダンベル・ローイング
ヒザつき腕立て伏せ(プッシュアップ)
腕立て伏せ(プッシュアップ)

4 自分の体力年齢を知ろう

足腰年齢測定法
両足による足腰年齢測定法
10分でできる若返りホルモンエクササイズ
1お腹を引き締める体操メニュー
2若返りホルモンの分泌を促すメニュー
3寝たきり防止に効果的なメニュー

第3章 知っておきたい若返り食の知識

食事の3大ポイント、摂取カロリー・体の材料・微量栄養素について知ろう
体重70kgなら、1日に70×1.5のたんぱく質
低インスリンダイエットの落とし穴
たんぱく質の吸収は1回40gが限界。食事は1日3回以上に分けて摂る
コラーゲンは人体たんぱく質の3分の1。コラーゲン+ビタミンCで、十分に摂取を
カルシウムの所要量1日600mgは体格に関係なし。摂りすぎはよくない場合も
若さを保つ抗酸化物質、ビタミンCとビタミンEはセットで摂ろう
副作用が怖いホルモン類
若返りに効果のある成長ホルモンは運動で分泌させるのがベスト
空腹時の運動は避ける。食事と食事の間が目安
筋肉を維持する、筋肉の衰えを防ぐBCAAとサプリメント類

◆知っておくと便利な食品のカロリー
◆ビタミンCの1日の所要量(100mg)を摂るには
◆知っておきたい主な食品の成分と摂取カロリー
(食品100gのカロリーとたんぱく質などの含有量)

石井 直方(いしい・なおかた)

1955年生まれ。東京都出身。東京大学大学院教授、理学博士。専門は運動生理学、トレーニング科学。1981年ボディビルミスター日本優勝・世界選手権3位、82年ミスターアジア優勝、2001年全日本社会人マスターズ優勝など、競技者としても輝かしい実績を誇る。エクササイズと筋肉の関係をベースにした健康や老化防止についてのわかりやすい解説には定評がある。『DVD付スロトレダイエット』『世界一モテる体のつくり方』『DVD付スロートレーニングパーフェクトプログラム』『筋肉革命 人生を楽しむ体のつくり方』(以上、講談社)、『スロトレ』(高橋書店)など著書多数。

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